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アイドル 2016年01月01日 00時00分
吉本実憂&小澤奈々花新年インタビュー
昨年、5thシングル「YOU-kIのパレード」で“オリコン10位以内、もしくはシングル10,000枚以上に到達しなければ解散!”というとんでもないミッションを課され、見事グループの存続を勝ち取った美少女アイドルグループ「X21(エックス21)」。そんな「X21」のリーダーを務める吉本実憂と、副リーダーの小澤奈々花に新年インタビュー。今年の意気込みなどを聞かせてもらった。 −−昨年、ミッションが発表された時はどうなることかと思いましたが、見事クリア。昨年を振り返ってどんな一年でしたか? 吉本:確かにミッションとかいろいろあって、「去年はたいへんだったね」って声をかけられるんですけど、ミッションが達成されたとはいえまだX21はこれからのグループ。ダンスとか、表現力とか、アーティストに必要なものがまだたくさん足りないと思っているので、今年はもっと実力をあげられるよう頑張っていきたいと思っています。もっともっと自分にも厳しくありたい。みんなで努力していこうって話しています。 小澤:ミッションについては無事続けられることが決まって正直ホッとしています(笑)。 −−今年はX21にとってどんな年にしたいと考えているんですか? 小澤:昨年の夏は毎日のようにイベントをやらせていただいて、行ったことのない地方にまで行って、イベントをやらせてもらったりしたんですけど、いろんな方と出会えてわたしたちのことを知ってもらえる機会を作ることができました。メンバーともツアーを通じて深いところまで話せるようになりましたし、それがグループの一番成長できた部分じゃないかなって思っています。今年はさらに成長できるようにみんなで頑張りたいって思っています。 吉本:X21は個々がそれぞれモデルだったり、女優として活動しているメンバーの集まりでもあるので、それぞれが自分の個性を磨いてグループに貢献していければいいなってわたしは考えています。 −−吉本さんは女優活動を普段はメインでされていますね。 吉本:お芝居が大好きなんです。そういった意味でも昨年はすごく充実した一年になりました。ドラマとか映画とか、たくさんの人と出会って、先輩方だけでなく、同世代の役者さんたちともたくさんお話しさせていただく機会が増えました。みなさんからいろいろなことを吸収できたんじゃないかなって。わたしは一生お芝居をやっていきたいって考えているんです。自分じゃない人を演じるというのがすごく楽しくて。お芝居を通じて見てくださる人を幸せにできるような女優さんになりたいです。 −−小澤さんのほうはモデルとして活躍されています。 小澤:わたしは素敵なモデルさんになるのが夢。今年はランウェイの数をもっと増やしていきたいし、もっと大人の女性を目指して頑張っていきたいって思っています。 −−X21としてもそうですし、お二人の女優業、モデル業、今後も注目しています。あと、プライベート面では今年、それぞれどんな目標を持っていらっしゃるんですか? 吉本:自分に厳しく、人に優しくやっていきたいです。そして女性らしく、時に男らしく、かっこいい女性でありたいって思っています。お仕事の面では自分にしかできない役をやってみたい。自分には何ができるのか、携わっていく作品や役としっかり向かい合いながら、女優としてステップアップできればいいなって考えています。 小澤:わたしは新たな年の初めということで、今年は日記を付けようかなって考えています(笑)その日起こった出来事や自分の思ったこと、映画の感想なんかを書き留めておきたいって。それを一年の終わりに見返した時に自分は成長できたって実感できる年にしたい。もちろんそれは自分のための日記。ブログとかとはまた違ったもので、非公開でやろうって。あと、プライベートでは趣味も充実させたいです。わたしは和のテイストが大好き。茶道の資格にも挑戦してみたいですね。(インタビュー・写真:名鹿祥史)
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アイドル 2015年12月31日 22時02分
AKB48 紅白でサプライズ! 前田敦子、大島優子が熱唱
アイドルグループ、AKB48が紅白歌合戦に登場、卒業している前田敦子と大島優子が登場するサプライズがあった。 すでに卒業することを発表している高橋みなみの最後の歌番組ということで、「フライングゲット」を歌う時にステージ後方から前田敦子、「ヘビーローテーション」の時に大島優子が登場。それぞれ高橋とダブルセンターで歌った。高橋は、「本当に知らなくて…」と涙を流し、最後に指原莉乃を交えて4人のセンターで「恋するフォーチュンクッキー」を熱唱した。
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アイドル 2015年12月31日 12時00分
AKB48を10年間けん引した高橋みなみの言葉「努力は必ず報われる」を改めて問う
すでに卒業することを発表しているアイドルグループ、AKB48の高橋みなみ。いよいよ、AKB48としての“たかみな”を見ることができる場面も限られてきた。2016年4月には卒業公演が決まっており、そこで彼女は卒業する。そんな彼女の代名詞ともなっているのが、毎年の総選挙で訴えてきた「努力は必ず報われる」という言葉だ。 この、「努力は必ず報われる」という言葉は毎年の総選挙で高橋が訴えた続けた言葉である。ネタにされたり、「キレイごと」と片付けられることも多い。しかし、この言葉には、「わたくし高橋みなみは、人生をもって証明します」という続きがある。2015年の総選挙では、「努力は必ず報われるとは限らない。そんなことはわかっています。でも、私は思います。頑張っている人が報われて欲しい」と語り、「努力は必ず報われる。わたくし高橋みなみは、人生をもって証明します」と落ち着いた声でファンとともに発言した。 さらに2015年の総選挙では、メンバーへ向けて、「頑張っても評価されないなあってたくさん矛盾を感じていると思います」と前置きして、「人生っていうのはね。きっと矛盾と戦うものなんだと思います」とも。さらに、AKB48の総選挙では80位までが、ランクインとなり、名前を呼ばれるが、「呼ばれなかったメンバーは頑張っていなかったのか、違います。みんな頑張っています。でも頑張らなければ、はじまらないってことをみんなには忘れないで欲しいんです」と訴えた。 よく言われることだが、オープン当初、AKB劇場には7名しか観客がいなかった。彼女の芸能人生は、まさに「頑張らなければ、はじまらない」状況からスタートした。ただ、そんなグループが、紅白歌合戦に出場、レコード大賞受賞、結成当初からの目標であった東京ドームでの公演を行い、ドームツアーも成功さた。紆余曲折はあったものの、そんな奇跡的な大成功をおさめたグループで、“総監督”として多くのメンバーから尊敬される高橋みなみを“勝者”と見る方も多いだろう。高橋が、矛盾であると認識しつつも、「頑張っている人が報われて欲しい」との発言は、成功者からの上からの発言と感じる方も少なくないはずだ。 しかし、高橋みなみは、順風満帆な成功者なのだろうか。彼女は2015年の総選挙でのスピーチで、「(AKB48へ加入して)1年で気づきました。私はこのグループで1番になれないってことを。同期には前田敦子がいて、次の期には大島優子がいて。みんなすごくて…」とも語っている。歌手を夢見て芸能界入りを目指すような人間であれば、人一倍、「誰よりも前へ」との思いが強いはず。高橋はまだ中学生であった当時に打ち砕かれたことになる。この発言から、高橋は総監督と言われようとも、決して、自身を、AKB48での勝者とは思っていないようだ。 AKB48として、大きな成功をおさめた高橋だが、個人での願いや希望は、ある意味でなにひとつ成し遂げてはいない。AKB48であれだけ成功しても、個人としては、前田や大島に敗北した“敗者”と考えているかもしれない。「努力は必ず報われる」は、そんな敗者の発言なのである。なので、「わたくし高橋みなみは、人生をもって証明します」と続くのだ。もちろん、卒業しても彼女の芸能人生は続く。とてつもない頑固だというのが、彼女に近いメンバーの評価であるので、努力の“矛盾”と真っ向から戦い続けることになるだろう。とても不器用にも見えるが、「努力は必ず報われる」と発言し続けたことは、「これからも努力し続けたい」という自身の今後の人生の意思表示であったのではないだろうか。
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芸能 2015年12月31日 12時00分
内容よりもポスターのデザインが注目されそうなあの話題作
一度は決まりかけた、デザインを手がけた東京五輪エンブレムの盗用疑惑などですっかり表舞台から消えた、サノケンことデザイナーの佐野研二郎氏が、公開を控えた人気シリーズの最新作「さらば あぶない刑事」(来年1月30日公開)の宣伝ポスターの制作を手がけていたことを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 同誌によると、佐野氏はアートディレクターとしてポスターの制作を手がけたという。さらばの「ば」の濁点が、W主演の舘ひろしと柴田恭兵のシルエットで表される斬新なデザインだが、発表は7月中旬でエンブレム問題で渦中になる直前。 そのおかげで、ポスターのデザインにもとづいた映画グッズの販売も開始されるなど、ポスターは問題にならず。しかし、騒動の渦中には周囲から舘と柴田のシルエットロゴが、「『相棒』に似てないか?」、「あれ(相棒)も東映だからいいのかな」などの声があがるなど“疑惑の目”が向けられてしまったというのだ。 とはいえ、「あぶデカ」のポスターはゼロからのデザインではなく、すでにある素材をレイアウトして見栄をよくする『エディトリアルデザイン』。もともと佐野氏の得意分野だったというのだ。 「東映にとって『あぶデカ』は総力をあげている作品で、コケたら大問題。今年一番の大作と位置づけていた『海難1890』の興収がふるわなかったこともあり、『あぶデカ』にはさらなるプレッシャーがかかっているだけに、このタイミングで佐野氏が絡んでいることが公になるのはあまり好ましくなかったはず」(映画ライター) 「あぶデカ」といえば、前売り券の出足が、05年公開の前作比で300%超の売り上げを記録。プロモーションも順調なようだが、さすがに、サノケンが関連イベントに登場することはなさそうだ。(C)2016「さらば あぶない刑事」製作委員会
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芸能 2015年12月31日 12時00分
人気芸能人、今年の憎めないトホホ発言集
2015年も残りわずか。今年も400本以上芸能イベントを取材し、様々な芸能人の素顔に接することが出来た。そんな中、気になった芸能人の面白発言をいくつかピックアップ。取材するからこそ見える人気芸能人のちょっとトホホな素顔を紹介する。●諸星和巳、オリコン1位の仮面女子に「どんな手口使ったの?」 年明け早々、最初に世間をあっと言わせた芸能人は「ラッスンゴレライ」の8.6秒バズーカーでも「あったかいんだから〜」のクマムシでもない。秋葉原の常設劇場で定期ライブを行い、その活動規模を静かに拡大させてきた地下アイドルグループ・仮面女子だろう。 1月1日発売のシングル「元気種☆」の予約枚数と販売枚数の合計が2日に13万枚を突破した仮面女子は、その後、オリコンの週間CDシングルランキング1位を女性インディーズアイドルとして初めて獲得。7日にアイドル界の大先輩、元光GENJIの諸星和己を招いて行ったイベントで意気揚々とファンに快挙を報告したが、当の諸星の方はどこか冷ややか。 昨今のアイドル商法に疑問の目を向けていたのか、常設劇場の客入り具合を横目に「こんな少ない客数でどんな手口使ったの? どうやったら一位とれるの?」と突然爆弾発言。浮かれるメンバーを相手に説法をはじめると、最後は「悪い大人にだまされるなよ」と捨て台詞。「心にも仮面をかぶっとけ」と檄を飛ばして報道陣を大いにわかせた。●ブレイクの8.6秒バズーカー、当初から焦り「飽きられる前に次のネタをやらないと…」 芸歴わずか10か月にして「ラッスンゴレライ」のリズムネタ漫才でブレイクを果たしたのは8.6秒バズーカー。年明け早々華々しく人気を開花させ、「ラッスンゴレライ」のYouTube再生回数は1月の段階ですでに560万回を突破したが、世間やマスコミの目は素直ではない。ブーム早々に“1発屋”の指摘も…。 1月20日のイベントではそんな世間の声を気にしてかはまやねんも田中シングルも会見中、どこか弱気な表情。「飽きられる前に次のネタをやらないと…」「一発屋で終わらないためにも、今後は華麗なトーク術を身に付けたい」と焦りの色をにじませ、これがそのままニュースの見出しとなった。8.6秒バズーカーにとっては来年こそがその真価を問われる一年となる。●会見ドタキャンのジョニー・デップ、「実はチュパカブラという怪獣に襲われていたんです」 『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のPRのため1月26日に来日した米俳優のジョニー・デップ。空港では夫人のアンバー・ハードを伴ってにこやかな表情を見せていたが、翌日、ザ・ペニンシュラ東京で予定していた記者会見を直前になって体調不良を理由にドタキャン。その後、夕方からのジャパンプレミアにはなんとか出席するも、足下がふらつき、目はうつろ。「薬でもやっていたのか?」と報道陣を仰天させた。 28日、仕切り直しの会見が行われ、「ここでは本人のコメントはありません」と事前に通達されていた報道陣とのフォトセッションの席上、ジョニー自ら「昨日は本当にごめんなさい」と謝罪。「インフルエンザが残っていたんです」と体調不良の理由を説明したが、これで終わるジョニーではない。 会見が始まるやとたんに饒舌。「本当の理由は実は風邪ではありません」と切り出すと先ほどの釈明理由を大幅にスケールアップさせ「実はチュパカブラという怪獣に襲われていたんです」と南米の怪獣の名を持ち出してにっこり。「でも、もう大丈夫です。ホテルの23階からたたき落してやりました。ご心配をかけました」とジョニー節。憎めない“珍回答”で来日会見を締めくくった。●西山茉希、離婚秒読み報道にうんざり「秒読みって…何秒前から数えているんですか?」 3月に入り、早乙女太一との離婚が“秒読み”と噂されていたモデルの西山茉希が都内で化粧品の新商品発表会に出席した。離婚の噂を一蹴するかのようにイベントでは夫婦生活について「(夫婦生活は)潤い90%」と笑顔を見せたが、イベント後の会見で離婚の話題を改めて報道陣にふられ、“秒読み”の話題が出ると「秒読みって…何秒前から数えているんですか?」とぴしゃり。「いろいろご心配をおかけしていますけど、(夫婦仲は)続いていますので。わたしがこうして夫のことを話しているうちは夫婦円満だと思ってください」と堂々の態度で群がる記者陣を切り捨てた。●森泉、自ら“恋人いる”宣言も、問われると「余計なお世話だよ!」 モデルの森泉は3月にすみだ水族館で行われたイベントに出席。昨年12月(2014年)にイベントで自ら恋人がいることをにこやかに告白していたが、報道陣からこの日、プライベートについて改めて質問を受けると「余計なお世話だよ!」と一蹴。「いいじゃん、(彼氏くらい)いても〜」と発言して記者たちを驚かせた。●加藤茶自ら夫人を擁護「円満っぺ!」 夫婦仲が常に取り沙汰される芸能人と言えば、「ザ・ドリフターズ」の加藤茶と夫人の綾菜さんもそうだが、こちらは4月にゲームメーカーのイベントに仲良く出席。囲みでは加藤自ら「円満です。夫婦の危機はなし」と不仲説を否定。結婚生活を侵害されるような報道にはもううんざりときていただろうが、取り乱すこともなく、夫人を擁護。最後は夫妻で仲良く鼻の下に指を当てて「円満っぺ!」とポーズを決めて報道陣のフラッシュを浴びた。●カイヤ、離婚は「今日はないです。でも、明日はわからないです」 別居が取り沙汰される俳優の川崎麻世とカイヤ夫人が7月に芸能生活39周年記念パーティに仲良く出席。カイヤがサプライズで川崎を祝福しに現れるという粋な演出で会場をわかせたが、不仲説を問われると、カイヤは改めて「ハンサムはハンサム」と夫を持ち上げた。 別居についても「時々どちらかの家に遊びに行くのはいいですよ。でも、しばらくは一人でいたいな」とカイヤ。川崎も「一緒には住んでいないんですけど、気持ちは繋がっていると思います」と円満をアピールしたが、離婚はあるかと聞かれるとカイヤが「今日はないです。でも、明日はわからないですよ」ときっぱり。明らかに未練たらたらな川崎を意味深な笑顔を浮かべて切り捨てた。●たけし、浮気報道に「いや、情けない」 週刊誌で愛人報道が飛び出したビートたけしは11月7日に出演映画の舞台あいさつに出席。指摘されるくらいなら自分からとでも言わんばかりに「今、“老いらくの恋”とか言われていまして…」と壇上で自ら愛人報道に言及。同席していた西島秀俊を前に「いや、情けないね。わたしみたいにならないように」と苦笑いで反省の弁を述べた。●デヴィ夫人、天然発言で広告主を慌てさせる なにかとその発言が世間を騒がすデヴィ夫人は11月12日、都内で行われた大手コンビニエンスストアの新商品発表会に出席。ご機嫌なようすでコンビニ商品のPRに務めたが、最後の最後でデヴィ節。広告主であるその大手コンビニ店について「行ったことありますか?」と問われると「行ったこともないし聞いたこともない」と正直に答えて、関係者を大慌てさせた。コンビニ自体はおでんを買いに行ったことが1度だけあるとのことだった。●NMB48卒業の山田菜々、ソロ活動開始も「裸はまだNG」 元NMB48の山田菜々が卒業後埼玉県・大宮で行われたイベントに出席。コント初挑戦を発表し、「お笑い大好きなので嬉しいです」と笑顔を見せたが、卒業後のアイドルなら一度は噂されるAV進出をにおわす質問が飛び出すと「裸はまだNGです」ときっぱり。同席したピースの綾部から「まだってことは、今後はあるの?」と突っ込まれる事態に。もっとも自身の裸には自信があるのか、その後10月に平成ノブシコブシとバラエティ番組の収録に参加した際には、吉村を相手に「わたしも脱いだら結構すごいんです」とアピール。吉村を赤面させる一幕もあった。 この他にも高熱の真木ようこが舞台あいさつの最中に突然ハイヒールを脱ぎだすハプニングなど、大きなニュースにならなくとも、芸能人の憎めないハプニングはたくさん。来年もどんなハプニングが起こるのか今から楽しみである。
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芸能 2015年12月31日 12時00分
芸能界10大ニュース その10 古舘キャスター降板でテレビにとって“不用品”になりそうなジャーナリズム
クリスマスイブ、テレビ界に衝撃が走った。 テレビ朝日がニュース番組「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターが来年3月31日の放送をもって降板することを発表したのだ。 同局によると、古舘キャスターから「現在の契約が終了する来年3月いっぱいで出演を終了したい」と申し入れがあり、テレ朝側は契約更新を打診して慰留したという。しかし、最終的に「新しいジャンルに挑戦したい」という本人の意思を尊重し降板を了承。番組は来年4月以降も継続するため、古舘氏の後任など出演者については現在調整中だという。 古舘キャスターは同日夕方、同局で会見。同局の“夜の顔”を11年9か月務めてきた古舘キャスターは実は2年前に降板を申し出ていたそうで、「10年を区切りとして別の挑戦をしたいとお願いをしたが『契約はあと2年あるから頑張ってよ』と言われ、頑張ってきた」というが、その時点の心境を「やってみたらものすごく不自由な10年間だった。綱渡り状態でやってきた」と振り返った。 今後については、「しゃべり倒したい。12年間の鬱憤がたまっている」と意気込み。後任に話題が及ぶと、「堅いジャーナリストの方にやっていただくという線もあるでしょうし、僕と同じアナウンサー系もあるでしょう。名前が残る以上はきちっとやってくれる、あまり問題発言しない方がいい」と自虐を交じりに話した。 「今年3月、コメンテーターとして番組に出演した元経済産業省官僚の古賀茂明氏が自身の降板をめぐって菅義偉官房長官や官邸などを批判。もともと、政権に対して批判的だったが、決して官邸サイドは認めないが、この1件で官邸からのかなりの圧力があったのは周知の事実。そんな状況でキャスターを続けていることに対して古舘氏はガマンの限界が来てしまったのだろう」(放送担当記者) 古舘キャスターの降板発表から一夜明けた25日、今度は一部でTBS系「NEWS23」のキャスターを務める、岸井成格毎日新聞特別編集委員も来年3月で降板することが報じられた。 「岸井氏といえば、番組内で『メディアとしても(安保関連法案の)廃案に向けて声をずっと上げるべきだと私は思います』と発言し官邸の“ブラックリスト”に入った。長期政権を築いた安倍政権だけに、反政権寄りの発言をすればどんどん“粛清”されることが明らかになった今、テレビにジャーナリズムは必要なくなってしまったようだ」(全国紙政治担当記者) 古舘・岸井両キャスターの後任者には、“当たり障りのない”しかるべき人物が選ばれそうだ。
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芸能 2015年12月31日 11時59分
“二足のわらじ化”の質がさらに向上した2015年お笑い業界
2015年、お笑い業界では様々な出来事があったが、今年の象徴的な傾向としては、お笑い芸人の“二足のわらじ化”の質がさらに向上したことだろう。 もともと、お笑いの他に付加価値をつけるため、もう一つの何か得意な分野を身につける芸人は、昨今の傾向としてはよくある。しかし、今年は一味違った。 その代表が、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹だろう。著書「火花」が「第153回 芥川賞」を受賞。お笑い芸人が同賞を受賞するのは、初めてとなり、快挙となった。さらに、「火花」は発行部数200万部を突破。芸能界のみならず文藝界にも明るい話題を提供し、新たなムーブメントを巻き起こした。一夜にして「芥川賞作家」「大先生」となった又吉。自身は、お笑い芸人としての活動があくまでもベースとしているが、周囲の対応も変化。又吉が帯を書いた単行本や小説が、売れに売れるという現象も起きた。 次に注目すべき芸はオードリーの春日俊彰。又吉が“文系”ならば、春日はまさに“体育会系”で話題となった。「第23回 東京オープンボディビル選手権大会」の75kg級に出場し、見事5位に入賞。さらに、「第4回フィンスイミングジャパンマスターズ大会」では、3位に入賞。日本代表入りを逃したが、その後に繰り上げで日本代表に選出。6月にイタリアで開催された「フィンスイミングW杯」に出場し、個人戦の成績が振るわなかったが、団体戦では銀メダルを獲得した。 そして、次にピックアップする芸人は、2015年に大ブレイクしたピン芸人の厚切りジェイソン。アメリカ合衆国出身の在日IT企業役員という肩書きを持ち、社業とお笑い芸人とを両立した活動を行っている。タレントでの収入のほか、会社での役員報酬、アメリカに所有しているマンションの家賃収入で生計を立て稼いでいる。日本のお笑い業界にとっては、異色の存在となり、その一風変わった経歴もブレイクした要因の一つだろう。 キングコングの西野亮廣は、絵の分野で非常に才能を発揮。自身のインスタグラムでは絵画をアップし、大きな注目を浴びている。もともと、絵本制作などのアート活動を行っており、2013年にはニューヨークで初の海外絵画個展を開催。「TDW ART FAIR 2013」では「小山登美夫賞」「川崎健二賞」を受賞。また、西野は絵の制作費をクラウドファンディングで集めるというプロジェクトも実施。単に絵を描くということだけでなく、運営という側面からもアプローチしている。西野らしい、独自性のある展開だった。 他にも、どきどきキャンプの佐藤満春はトイレを極めており、仕事がない日はトイレメーカーなどでボランティアとして手伝っている。ロバートの山本博は2014年にプロボクサーとしてデビュー。2015年にプロボクサーから引退したが、今度はボクシングのトレーナーライセンスを取得した。髭男爵のひぐち君は、合格難易度の高いワインエキスパート資格を取得。ワインの仕事の幅を広げている。また、ロバートの馬場裕之は、料理の分野で力を発揮。もともと、料理が得意な芸人は数多くいたが、馬場の料理テクニックやレシピは本屋テレビで公開され、反響を呼んでいる。 「ただ単に好きであるとか、ちょっと得意程度ではもう話題にならない。相当レベルが求められる時代となっています。日本一を目指すか、世界に羽ばたくようなスキルを持つか、特に若手の芸人にとっては難しい時代になっていくでしょう」(お笑い担当記者) 実際に、春日のフィンスイミング快挙を知って、ナインティナインの岡村隆史もラジオ番組で、「もう一個才能ないと生き残っていかれへん」と考えさせられるほど。来年は、どのようなスキルを持つ芸人が出現するのか、楽しみだ。
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社会 2015年12月31日 10時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第156回 スロー・トレード
中国経済の失速が止まらない。中国共産党政府が“エンピツ舐め舐め”の数字で決定する(としか思えない)経済成長率はともかく、相手国があるために捏造がしにくい貿易統計は、悲惨な状況になっている。 中国の税関総署が12月8日に発表した11月の貿易統計(ドル建て)は、輸出が前年同月比6.8%減少、輸入が8.7%の減少であった。注目すべきは、中国共産党政府が8月に強行した人民元の為替レート引き下げの効果が全く見られないという点である。以前ならば、為替レートを引き下げれば、ある程度の輸出の増加効果があったのだが、現在は全くない。 輸出の伸び悩みについては、日本も他国のことを言えた話ではない。2012年末に第2次安倍政権が発足し、50%を超える大幅な円安が進んだにもかかわらず、日本の実質輸出は、リーマンショック前はもちろんのこと、東日本大震災前を下回る水準で低迷している。 なぜ、為替レートが下がったのに日本や中国の輸出が増えないのだろうか。もちろん、日本の場合は企業が「現地生産」を増やしたという要因もある。すなわち、日本企業がそもそも国内で生産活動を実施していないため、円安になったにもかかわらず輸出が伸びないわけだ。 とはいえ、より重大な問題は、現在の世界が「スロー・トレード」の時代に突入しているという現実である。スロー・トレードとは何なのか。 スロー・トレードとは、「実質GDPが成長しても貿易量が増えない」現象のことである。IMF(国際通貨基金)のデータによると、1990年代は世界の実質GDP成長率が平均3.1%だったのに対し、貿易量は6.6%も拡大した。貿易の成長率が、実質GDPの2倍以上に達していたのである。 それが、2000年から2011年までは、GDP4%成長に対し、貿易量が5.8%成長と倍率が下がった。そして、2012年から2015年を見ると、GDP3.3%成長に対し、貿易量は3.2%となっている。ついに貿易量の成長率が、GDP成長率を下回ってしまったのだ。 経済成長率に対し、貿易の成長率が低迷する。これがスロー・トレード現象である。現在の世界経済は「外需」が総じて伸び悩んでいる状況にあるわけだ。中国が為替レートを引き下げたにもかかわらず、輸出の対前年比マイナスが続いているのも、スロー・トレード問題に起因していると考えられる。 直近の数字を見ると、世界のGDP成長率2.2%に対し、貿易成長率は2%である。過去に貿易成長率が経済成長率を下回ったことは、統計が確認される限り5回しかない。OECD(経済協力開発機構)のグリア事務総長は12月4日の記者会見で、スロー・トレードは、「いずれも最終的にリセッション(景気後退)に至った」と説明した。 ところで、なぜ今回のスロー・トレード現象は発生したのだろうか。もちろん、中国が経済失速した結果、資源分野の輸出入が減ったことにも一因がある。現在、原油はもちろんのこと、石炭や鉄鉱石などの鉱物資源の価格が世界的に低迷している。すなわち、中国を中心に需要が減ったために、資源価格が下落したわけだ。 加えて、そもそもなぜ1990年以降に、世界の経済成長率が貿易成長率を上回っていたのか、がポイントである。90年代以降、ソ連が崩壊し、中国が開放政策に転じたこともあり、世界的に「新興経済諸国における、生産能力の拡大」という需要が継続していたのだ。何しろ、旧ソ連圏や中国は人口こそ多かったものの、十分といえる技術がなかった。 生産性を決定づける国民経済の「供給能力」は、モノ、ヒト、技術に分解できる。経済の3要素は、モノ、ヒト、技術だ。 旧ソ連圏や中国は、モノ(資源など)やヒトは十分に存在したが、技術面で西側諸国に大きく立ち遅れていた。旧ソ連圏や中国と西側先進国との間には、「技術」という経済の3要素の一つにおいて、大きな「格差」が存在したのである。 というわけで、この格差を埋めようとする動きが発生し、世界的な規模で「貿易成長率」が高まっていった。具体的には、西側先進国から旧ソ連圏、中国などへの直接投資の拡大と、その後の資本財の輸出である。 例えば、日本企業が中国に対外直接投資を実施し、工場が建設される。日本企業が中国工場で操業を開始し、日本で生産された資本財が輸出される。資本財は中国工場で最終消費財に化け、中国国内ではなく、アメリカなど西側先進国に輸出される。 日中間の「技術」という要素の格差を埋めるため、日本企業の対外直接投資後に、「日本からの中国への資本財の輸出」「中国からアメリカへの最終消費財の輸出」という、二つの「貿易」が創出されるわけである。 冷戦期に日本で最終消費財まで生産し、アメリカに輸出する場合は、「日本からアメリカへの最終消費財の輸出」が発生するのみで、貿易量は中国経由よりも小さくなる。 現在、世界各国の技術格差は縮小し、さらに「永久に成長する」という幻想を振りまいていた中国経済も失速。スロー・トレードの時代に突入した。今後の日本は「貿易(輸出入)」の拡大に経済成長を「依存してはならない」時代が訪れたというのが現実なのである。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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その他 2015年12月31日 10時00分
2015年のゲーム業界は動いたのか? 勝手にランキング形式で紹介!
据え置き、PCゲーム、ネットブラウザゲーム、スマホゲームなどなど、日々めまぐるしい勢いで進化しているゲーム業界。そのゲーム業界で今年起こった話題や事件などを、独断と偏見でランキング形式で紹介する。それでは、いってみよう!10位『マインクラフト』が子供にブーム 既に09年にPC向けゲームとして配信を開始しており、2015年上半期の段階で2000万本を超えているので、今更感はあるが、これが現在は子供たちの間でもヒットしているらしい。『おはスタ』(テレビ東京系)では、週一で特集を組むなど、小学生からの認知度が向上しているとか。自由に建物や作物を作れる同ゲームは子供の想像力も育てるし、親も怒らなそうだ。9位 SMAP・中居正広「デレステ」新CMに出演 Cygames(サイゲームス)の配信している、スマートホン向けゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(通称デレステ)のCMに突如中居が出演し、12月25日頃からTwitterなどで騒然となった。しかもCMでは、同作の女性アイドルキャラが踊る振り付けを完璧にコピーした状態。さらに、『お願い!シンデレラ』、『Star!!』の2曲をあの独特な歌声で披露しているというオマケもついている。ダンスで完璧をアピールし、歌声でほころびを見せるとは…。もはや反則レベルで中居の魅力を凝縮したCMとなっている。おそらくアイドルマスターの世界観でいえば、S級アイドルの実力は問題なく備えているだろう。8位『ガールフレンド(♪)』前代未聞の350時間超えメンテナンス サイバーエージェントが配信しているスマホゲーム『ガールフレンド(♪)』が、12月1日に配信をスタートさせたが、そのわずか4時間後に緊急メンテナンスに突入。その後、約350時間に渡りメンテナンスを続け話題となった。同作は人気を博した『ガールフレンド(仮)』のキャラクターが登場するリズムアクションゲームとなっており、固定ファンも多かったことからTwitterなどでは罵詈雑言があふれた。7位 延期の続く「艦これ」の派生ゲーム DMMと角川ゲームスによる人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん 〜艦これ〜』のPS Vita用ソフト、『艦これ改』の11月26日の発売が2016年2月18日まで延期となってしまった。そもそも、それ以前にも延期をしており、ファミコン・スーパーファミコン時代の某大作RPGゲームを思い出すような展開となっている。ついでに、同作のアーケード版である『艦これアーケード』(アーケードはセガが担当)も年内の稼働を延期しており、現在もファンをやきもきさせている。6位『スプラトゥーン』ヒット 5月28日に任天堂が発売した同ゲームは、「Wii U(ウィー・ユー)」向けソフトとして今年、絶大な人気を博した。イカ人間になったプレイヤーが、お互いに違う色のインクをスプレーで発射したり、ローラーで塗りつぶすなどして陣地を取り合うという単純なゲームだが、4対4での、通信対戦での熱い駆け引きが人気となっている。注目すべきは過去の任天堂の人気キャラクターを一切登場させていないという点だ。既存のキャラクターに頼らずともヒットを生み出せる、任天堂の底力を感じるソフトとなっている。5位『メタルギアソリッドV:ファントムペイン』発売 9月2日に、PS4、Xbox One向けにコナミデジタルエンタテインメントから発売された本作は、最近海外ゲームに押されがちな据え置き機大作ゲームソフト市場の中で、「まだ国内メーカーはやれるんだ」という気を吐いた作品となった。しかし、同ゲーム開発を手がけた小島プロダクションはこの作品を最後に解散。今後の国産大作ゲームがどうなるのか?4位 小島秀夫氏の新スタジオがSCEと契約 前記したメタルギアソリッドシリーズの開発を担当していた小島氏と、小島プロダクションが、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)と契約すると12月16日に発表。コナミからSCEに活躍の舞台を変え、どういった作品をつくるか、期待がかかる。3位『モンスターストライク』が話題作に ミクシィ内のスタジオ「エックスフラッグ」が13年より配信しているスマホゲーム「モンスト」こと『モンスターストライク』が、これまで不動の地位にいた『パズル&ドラゴンズ』(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)を抜いて、App StoreやGoogle Playのランキング売り上げトップとなった。ユーザーが急激に増えすぎて、8月に開催された「モンストフェスティバル2015」では、特典目当てに来場者が殺到し問題になったことも。スマホゲームの人気持続は、それまでのソーシャルゲームなどと比べると、寿命が長い傾向にあるともいわれる。さらに、他作品とのコラボや、アニメ放送での話題作りなども続けており、このブームはしばらく続きそうだ。2位『モンスターハンタークロス』やはり大ヒットに 11月28日にニンテンドー3DS用ソフトとしてカプコンが発売したモンスターハンターシリーズ最新作『モンスターハンタークロス』は発売初週で148万本超えのセールスを出すなど、シリーズとしての人気の高さをアピールした。旧来からのファンはもちろんのこと、猫型のお供キャラ、アイルーを操作できる「ニャンターモード」も今回から登場するなどし、アイルーの可愛さによる、女性人気もさらに上がりそうだ。1位 岩田聡任天堂代表取締役社長死去 7月11日に胆管腫瘍のため55歳の若さで亡くなった岩田氏。この死は全世界でも大きく報道されることになった。もう、1位はこの出来事しかないだろう。岩田氏は、家庭用ゲーム機の黎明期から、HAL研究所でゲーム開発に携わり、任天堂の社長に就任してからはPR動画の「Nintendo Direct」で自らプレゼンターとして広報活動をするなど、先代の山内溥氏とは違う印象ではあるが、任天堂の顔として強烈な印象を残した。 以上が、勝手のセレクトしたゲーム業界10大事件だ。あくまで独断と偏見なので、あしからず。(雅楽次郎)
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芸能 2015年12月30日 18時00分
振るわなかった民放ドラマ NHK朝ドラは堅調 2015年連続ドラマ総括
2015年も多くのドラマが放送された。本項では、NHK、民放問わず、同年中にオンエアされた連続ドラマの全話平均視聴率(数字は以下、すべて関東地区)をランキングにしてまとめてみた。 2013年は「半沢直樹」(TBS/堺雅人主演/平均28.7%)、2014年は「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」第3弾(テレビ朝日/米倉涼子主演/平均22.9%)がヒットし、年間トップとなったが、2015年の民放ドラマはおおむね振るわず、平均20%を超えたドラマは1作もなかった。 一方、NHKの連続ドラマ小説は依然堅調。2014年に放送を終えた「ごちそうさん」(杏主演/平均22.4%)、「花子とアン」(吉高由里子主演/平均22.6%)には及ばなかったが、「マッサン」(玉山鉄二主演)は平均21.1%をマークして、全ドラマの年間トップとなった。「まれ」(土屋太鳳主演)は19.4%で、「あまちゃん」から続いていた大台超えは4作でストップしたが、それでも全ドラマで2位の視聴率となった。 民放ドラマのトップは阿部寛主演の「下町ロケット」(TBS)で18.5%。同作の原作者は「半沢直樹」と同じ池井戸潤氏で、改めて同氏の作品の強さを示す形となった。 根強い人気を保っているのは、「相棒」(テレビ朝日/水谷豊主演)で、3代目相棒・成宮寛貴が卒業した「season13」は17.4%。「season12」(2013年10月〜2014年3月)の17.4%と同じ視聴率だった。現在、放送中の「season14」から、反町隆史が4代目相棒を務めているが、視聴率がどう動くか? 高い評価を受けたリメイク作「天皇の料理番」(TBS/佐藤健主演)は14.9%。佐藤にとっては、俳優としてのランクを上げる作品となったようだ。 木村拓哉が主演した「アイムホーム」(テレビ朝日)は14.8%。「HERO」(2014年7月期/フジテレビ)は20%超えを果たしたが、キムタク主演ドラマとしては、物足りない視聴率に終わった。 第2弾となった「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/杏主演)は終始安定した数字で、14.5%をマーク。第1弾(2014年4月期)の16.0%は下回ったが、今後、日テレの人気シリーズとして定着しそうな雰囲気だ。 沢村一樹主演の医療ドラマ・シリーズ「DOCTORS3 最強の名医」(テレビ朝日)は14.4%と健在ぶりを示した。 柴咲コウにとって、2010年4月期の「わが家の歴史」(フジテレビ)以来、4年9カ月ぶりの連ドラ主演となった「○○妻」(日本テレビ)は、共演の東山紀之のアシストもあり、14.3%の好視聴率をマーク。 草なぎ剛主演の「銭の戦争」(フジテレビ)は13.4%で、フジで唯一のトップ10入りとなった。 11〜20位には、フジの看板枠・月9ドラマが4作すべて入ったが、トップ10には1作も入らず、そのブランドにもかげりがみえてきた。 主演した「半沢直樹」や「リーガル・ハイ」(フジテレビ)が高視聴率をゲットして、すっかり“新・視聴率男”となった堺の「Dr.倫太郎」は、なじみの薄い精神科が舞台だったことが災いしたか12.7%といまひとつ。 堺は、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で主役を務める。2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演)は12.0%で、「平清盛」(2012年/松山ケンイチ主演)と並び、大河史上ワースト視聴率となってしまった。堺には、“新・視聴率男”ぶりを、いかんなく発揮して、大河ドラマの健在ぶりを示してほしいものだ。 2016年は、どんなドラマが高視聴率を取るのか、注目されるところだ。★2015年 連続ドラマ平均視聴率ランキング※視聴率はすべて関東地区※2016年春まで放送される「相棒season14「科捜研の女」(ともにテレビ朝日系)、NHK連続テレビ小説「あさが来た」はランキング対象外1位 「マッサン」 NHK連続テレビ小説 玉山鉄二主演 2014年9月29日〜2015年3月28日 月〜土曜午前8時 21.1%2位 「まれ」 NHK連続テレビ小説 土屋太鳳主演 2015年3月30日〜9月26日 月〜土曜午前8時 19.4%3位 「下町ロケット」 TBS 阿部寛主演 10月期 日曜午後9時 18.5%4位 「相棒season13」 テレビ朝日 水谷豊主演 2014年10月〜2015年3月 水曜午後9時 17.4%5位 「天皇の料理番」 TBS 佐藤健主演 4月期 日曜午後9時 14.9%6位 「アイムホーム」 テレビ朝日 木村拓哉主演 4月期 木曜午後9時 14.8%7位 「花咲舞が黙ってない」 日本テレビ 杏主演 7月期 水曜午後10時 14.5%8位 「DOCTORS3 最強の名医」 テレビ朝日 沢村一樹主演 1月期 木曜午後9時 14.4%9位 「○○妻」 日本テレビ 柴咲コウ主演 1月期 水曜午後10時 14.3%10位 「銭の戦争」 フジテレビ 草なぎ剛主演 1月期 火曜午後10時 13.4%11位 「Dr.倫太郎」 日本テレビ 堺雅人主演 4月期 水曜午後10時 12.7%12位 「ようこそ、わが家へ」 フジテレビ 相葉雅紀主演 4月期 月曜午後9時 12.55%13位 「デート〜恋とはどんなものかしら〜」 フジテレビ 杏主演 1月期 月曜午後9時 12.54%14位 「偽装の夫婦」 日本テレビ 天海祐希主演 10月期 水曜午後10時 12.2%15位 「花燃ゆ」 NHK大河ドラマ 井上真央主演 1月〜12月 日曜午後8時 12.0%16位 「5→9 〜私に恋したお坊さん〜」 フジテレビ 石原さとみ主演 10月期 月曜午後9時 11.7%17位 「デスノート」 日本テレビ 窪田正孝主演 7月期 日曜午後10時30分 11.55%18位 「コウノドリ」 TBS 綾野剛主演 10月期 金曜午後10時 11.46%19位 「遺産争族」 テレビ朝日 向井理主演 10月期 木曜午後9時 10.8%20位 「恋仲」 フジテレビ 福士蒼汰主演 7月期 月曜午後9時 10.7%(坂本太郎)
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