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社会 2019年03月25日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第五番 小沢一郎(9)
「田中(角栄)はわが子同然とかわいがっていた小沢(一郎)に離反されたことが、一番こたえたのではなかったか。小沢は小沢で、田中を守るためには田中派が政権を握ることが不可欠という認識で、二人の間には“竹下(登)政権”をめぐっての大きな乖離があったということだ。結局、田中が再起不能の病に倒れたことで、二人の乖離が埋まることはなかった」 “物言わぬ”病床の田中を尻目に、小沢を含めた田中派の大多数が推したかたちで竹下が政権を執った。しかし、竹下自身がリクルート事件に関与したことが露見、竹下政権はわずか1年半余で崩壊してしまう。 一方、政権は崩壊したものの、竹下派経世会は100人超の自民党内最大派閥を維持、その後の政権にニラミを利かせた。いや、ニラミ以上に“カイライ政権”を誕生させたのだった。「ポスト竹下」では、竹下と関係のいい、当時、渡辺(美智雄)派の幹部だった宇野宗佑を推した。しかし、この宇野が女性問題などで退陣を余儀なくされると、今度は河本(敏夫)派の幹部だった海部俊樹を担いだ。海部は早稲田大学雄弁会で竹下の後輩にあたり、政界では派閥は違えど、竹下の“子分格”として知られていたのだった。 こうした中で、徐々に竹下派に亀裂が入り始めることになる。大きく、二つの確執が表面化した。一つは、派閥オーナーの竹下と派閥会長の金丸信(元副総裁)のそれ。もう一つは派内の「ホープ」とされた小沢と橋本龍太郎のそれであった。橋本は宇野政権で、小沢は海部政権でともに幹事長を務め、両者は竹下派内の世代交代をめぐる「一・龍戦争」として火花を散らし合ったのだった。 さて、小沢は幹事長となると「独善」ぶりをエスカレートさせた。イラク軍のクウェート侵攻に始まった“湾岸危機”では、海部の消極姿勢を押しのけて国連平和協力(PKO)法案を推進したほか、予算案での社会党の国会対応に大ナタを下したり、自民党都連、都議団の反対を無視して東京都知事選に独自候補を担ぎ出すなど、もはや竹下も金丸も、誰も止められない“猪突猛進”ぶりだったのだ。結果、都知事選は敗北、その責任を取って幹事長辞任を余儀なくされた。 そうした動きは、海部政権の“あと釜選”でもあった。竹下派が支持した者が総裁になることが動かせぬ中、幹事長辞任後、狭心症の発作を起こして1カ月余の入院生活を終えた小沢は、竹下派会長代行となったが、この「ポスト海部」選びで世間の猛バッシングを受けたのであった。 なんと、小沢は後継に名乗りを挙げた宮澤喜一、渡辺美智雄、三塚博の3者を自らの事務所に招き、“面談”試験に及んだのだった。結果、宮澤を「指名」したが、3者はいずれも小沢より年長、「経世会支配」の生々しさと同時に、小沢に対する「剛腕」評価の一方で、あまりの「非常識」な振る舞いが、強く世間に焼き付けられたのだった。★波乱の“政界遊よく史” そうした一方で、竹下派は派内の世代交代、派の運営をめぐり、今度は竹下と金丸が衝突した。小沢は金丸と手を握ったが、竹下、金丸、小沢の良好なトライアングルが崩れたことで、竹下派の崩壊は早かった。 以後、小沢は羽田孜らと竹下派を離脱、自民党を離党のうえ、新生党を結成した。やがて社会、公明、日本新党、民社、新党さきがけ、社民連ら8党派を糾合して、「非自民」の細川護煕内閣をつくり上げ、その細川政権が潰れると改めて新党結成、連立を“模索”したうえで、ついには政権交代を実現させたのだった。そんな民主党政権を幹事長として取り仕切ったが、この政権はあまりの未熟さゆえに3年で潰れた。 そしていま、小沢は自由党代表として国民民主党との合併を視野に、再び野党結集のうえで、政権交代の秘策を練っているところにある。まさに、これ以上、波乱多き“政界遊よく史”を刻んできた実力政治家も珍しいが、小沢をよく知る元自民党議員がこう言ったことがある。 「“剛腕”ぶりは否定しない。しかし、小沢というのはうまくいっているときはいいが、一つ躓くとすぐ手法に対する陰口が出るし、人が離れていく。惻隠の情が足りないからだ。“情の人”でもあった角さん(田中角栄)とは、似て非なる人物像を見ざるを得ない」 最後に、田中への内在的否定論者でもあった小沢の「角栄観」を記しておこう。「田中という政治家は、他の実力者と比べて、一番、権力の何たるかを知らなかったのではなかったのかと思う。意外に思えるが権力には非常に淡泊であったし、物凄くうぶでまじめでもあった。権力を用いようとすれば、どんな内閣もつくれるし、たいがいのことはできた。それをなかなか使おうとせず、民主主義は数だなどと言う。数が多いということが、自分は正義なのだと立証されると、こだわっていた人だったと見ている」(『あの人 ひとつの小沢一郎論』渡辺乾介著) 一大権力者であった田中をして、「権力の何たるかを知らなかったのでは」と指摘した「秘蔵っ子」小沢に、泉下の角さんは「一郎のヤロー」とニガ笑いをしているのかもしれない。(文中敬称略/次号からは竹下登元首相)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年03月25日 06時00分
意外な職場も! 手当は公務員並、倒産の心配なし? 在日米軍で働く日本人の実態
在日米軍が多く駐留し、辺野古基地移設問題で揺れる沖縄県。辺野古問題を問う県民投票の結果、圧倒的に埋め立て反対の票が多く集まり、「沖縄だけに米軍基地負担を押し付けるな」という県民の声が連日のように報道されている。 そんな”逆風”の強い在日アメリカ軍だが、軍を持たない日本の国防面で、なくてはならない存在であるのもまた事実。そんな在日米軍で働いている日本人が存在するという。採用条件や雇用後の待遇はどういったものなのだろうか。 在日米陸軍の求人サイト「独立行政法人 駐留軍等労働者労務管理機構(エルモ)」によると、契約は日米両国政府間で締結した基本労務契約”Master Labor Contract”(MLC)と、諸機関労務契約”Indirect Hire Agreement”(IHA)に大別される。MLCは米軍の歳出予算で運営。在日米軍の業務に従事する事務職、技術、技能職、警備、消防などの基地運営に直接携わる従業員だ。一方、IHAは米軍の歳出予算とは独立した歳出外予算で運営する機関(ゴルフ場、ボーリング場、クラブなど)のレクリエーションやレストランなどの業務に従事する従業員をさすとある。 選考は一般的な日本企業と同様だ。履歴書などの必要書類を提出。その後、面接による口頭試験のほか筆記・技能試験が行われる場合もある。この選考に通れば晴れて採用という流れだ。 先述の在日米陸軍の求人サイト「エルモ」の調査によると、平成29年11月末時点では、正社員として働く日本人従業員数は横須賀海軍施設やキャンプ座間のある神奈川県が一番多く9155人、続いて沖縄の9002人。意外にも横田基地を擁する東京都が3番目の2653人となっている。 正社員として採用されると、雇用の待遇は国家公務員に準じており、安定している。給与は職により異なるが、英語が堪能な専門職の事務職であれば、初任給は約38万円。特別な資格や英語力が必要ない草刈りや掃除業務ならば、初任給15万円程度とさまざまだ。その他、ボーナスは年に2回、年間約4.4ヶ月分が支給される。手当も住居、通勤、扶養など国家公務員と同様に支給されるため、充実している。また、日本政府が雇用主であるから倒産の心配は、まずない。 どちらも雇用主は日本政府、使用者は米軍という二重構造で、従業員の募集や給与の支払いは日本政府が行うが、採用や解雇など、使用上の権限は米軍が握っている。 沖縄ばかりがクローズアップされるが、米軍施設は全国にある。青森の三沢飛行場、日本海にレーダーを配する青森車力や、京都経ヶ岬、広島や山口にも飛行場や弾薬庫、長崎には佐世保海軍施設がある。東京にも横田基地以外に、赤坂にプレスセンター、麻布にホテルと、基地以外でも働くことが可能だ。 通常は、土日が休みで一日8時間労働。基本的に残業は認められていないが、例外的に残業がある場合は時給換算して135%分を支給する。祝日はアメリカの暦通りとなる。つまり日本のゴールデンウィークは勤務日となり、7月4日のアメリカ独立記念日などが休みとなる。有給休暇は年間160時間(約20日)で、1時間単位で利用可能。夏期休暇は連続した3日間が与えられる。アメリカ文化の職場のため、休暇は積極的に使うことが普通だという。アメリカ人上司が長期休暇を取ることも日常的なため、有給休暇消化率は100%に限りなく近い。 ちなみにキャンプ座間などには、バーガーキングやポパイチキンなど、アメリカの有名ファストフードチェーンの直営店が入っており、本場の味が堪能できる。 アメリカに興味があり、英語が堪能、または覚えたい人には悪くない職場環境ではなかろうか。興味のある方は”LMO”(エルモ)で検索してほしい。もちろん日本語サイトなのでご安心を。
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スポーツ 2019年03月25日 06時00分
大谷翔平の兄・龍太も社会人野球選手、ロッテ・安田の兄もあの名門野球部に…
野球界には「兄弟揃ってプロ野球選手」というケースのほかに、プロとアマそれぞれの舞台で活躍する兄弟が存在する。アマチュア野球ファンにとっては、そんな選手に注目することも楽しみの1つである。 今回はそんな「プロ野球選手と有力アマ選手」の兄弟を紹介しよう。①江越海地選手(三菱日立パワーシステムズ) 阪神タイガースの江越大賀選手の弟海地選手は、右投げ左打ちの外野手で、兄と同じ長崎海星高校で甲子園に出場。その後、地元社会人野球チーム三菱重工長崎野球部に入り、腕を磨く。 2017年から統合に伴い、神奈川県の三菱日立パワーシステムズ野球部に所属。兄にも勝るとも劣らない俊足と走塁技術が高く評価されている。3月に行われたJABA東京スポニチ大会では2試合連続ホームランを放ち、ポテンシャルの高さを見せつけた。まだ24歳と若く、プロ入りの可能性も残されている。②大谷龍太選手(トヨタ自動車東日本) アナハイム・エンゼルス大谷翔平選手の兄。身長は187センチで、右投げ右打ちの外野手である。高校卒業後、一般企業に勤務しながらクラブチームの水沢駒形野球倶楽部で腕を磨き、2010年に四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスでプレーする。 2012年から新設のトヨタ自動車東日本野球部に移籍し、コーチ兼任外野手として活躍。昨年はチームを初の都市対抗野球出場に導いた。弟同様パワフルな打撃が持ち味で、3月のスポニチ大会NTT東日本戦では、流し打ちでライトへホームランを放った。③野村昭彦氏(環太平洋大学前監督) 環太平洋大学野球部の野村昭彦前監督は、元広島東洋カープ・野村謙二郎監督の実弟だ。投手として駒澤大学・日本石油で活躍し、コーチ・監督を歴任。2013年から2018年まで、環太平洋大学野球部の監督として指揮を執った。 就任前は決して強いとは言えなかった環太平洋大だが、就任するとメキメキと力をつける。そして2017年の神宮大会では慶應義塾大学に勝利し、2018年は快進撃を続けて、あと一歩の準優勝を達成。残念ながら同年を以って監督を退任したが、指導力は高く評価されていた。④安田亮太捕手(三菱重工名古屋) 千葉ロッテマリーンズの安田尚憲選手の兄亮太選手は、右投げ右打ちの捕手で、三菱重工名古屋野球部に所属する。 PL学園から明治大学とエリートコースを進み、三菱重工名古屋でもレギュラーポジションを獲得。弟同様パワフルな打撃に定評があり、都市対抗野球大会でホームランを放ったこともある。 そんな亮太選手は昨年の社会人野球日本選手権で見事に優勝。プロ入りはならなかったものの、社会人野球というジャンルで日本一の栄冠を手にした。 この他にもたくさんの「兄弟選手」がプレーしているアマチュア野球。プロ入りの夢が叶わなくとも、アマ最高峰の舞台でそれぞれが誇りを持ってプレーしている。一度見に行ってみてはいかがだろう。文・櫻井哲夫
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ミステリー 2019年03月24日 23時00分
奥の細道で有名な俳諧師・松尾芭蕉は忍者だった!?(後編)
江戸時代の俳諧師で「奥の細道」の著者でもある松尾芭蕉には、正体は忍者だったという話がある。この仮説は昭和のころからテレビ番組や書籍で取り上げられており、近年は都市伝説として流布されている。 その詳細については「前編」に譲るとして、このようなスパイ、調査員を大名や幕府が派遣した事例はほかにもある。有名な例は水戸光圀の「大日本史」編纂事業に関わるものである。当時漫遊していたと言われる光圀は実際にはほとんど漫遊せず、調査員を各地に派遣し歴史や地理を調べ上げている。当時の感覚として藩が違えば完全に「外国」。その外国の調査をするために偽装したスパイを送り込むことは一般的な感覚であった。 このようなスパイは、俳諧師以外でも旅の僧侶である雲水、虚無僧、山伏、薬売りや芸人など、巡回する商売人などがいる。武田信玄が歩き、巫女を各地に派遣し、諜報部隊として活用したことは広く知られている。 芭蕉忍者説の証拠として芭蕉の死後、江戸幕府は芭蕉の弟子であった曽良に第四回諸国巡見の随員として検分依頼を出しているのだ。曽良は旅の途中に死去してしまうが、芭蕉一門が幕府側のスパイであった証拠とは言えないだろうか。 なお余談だが、某タレントが松尾芭蕉の正体が「家康から自由にしてもらった服部半蔵ではなかったのか」とか、また「半蔵という名前は半蔵門という地名から取った」とか、奇妙な仮説を展開している。 だがこの仮説に対して筆者は異論を持っている。松尾芭蕉と家康が使った服部半蔵とでは時代が100年ばかり違う。子孫である四代目服部半蔵ならば芭蕉と時代が合うが、四代目の半蔵は忍びではなく事務官になってしまっていた。また、半蔵門という地名から服部半蔵の名前がついたのではなく、服部半蔵の名前から半蔵門という地名が生まれたのだ。 都市伝説の仮説と言えども、最低限の歴史的常識はカバーしていただきたいものである。(山口敏太郎)
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レジャー 2019年03月24日 22時00分
本当にあった怖い彼氏〜避妊具に細工をする男〜
矢島摩子(仮名・26歳) 私は大学時代、結構遊んでいて、サークルの飲み会や合コン、SNSでの交流、ナンパについていくなんてこともありました。とにかく社会人になるまでは遊びまくると決めていたため、色々な男と関係を持つという状態でした。そして、たまにピルを飲んで、コンドームを使用せずに行為をすることも。そんな生活を続けていたため、やはり性病にかかり、反省しました。 それからは、男性と関係を持つ場合、必ずコンドームをつけてもらうようにしています。そして、社会人になってから、飲み屋で知り合った恋人も、当初は生で入れてこようとしてきたのですが、「結婚するまでは無理」と断りました。 そんなある日、ベッドで横になって彼から愛撫を受けている最中、視線の先にコンドームの袋が見えました。そこには箱から何個かコンドームが見えていたのですが、なぜか幾つか袋が破られていたのです。その時は特に指摘しなかったのですが、いざ行為となった時、彼がそのコンドームを手に取り、自分のモノに装着しました。予め開封してあったコンドームを装着したことに違和感を覚えた私は、直前に彼のアソコを触ってみたんです。するとゴムの輪っかはあるのに、竿の部分は、なぜかそのままの感触。私は、驚いて電気をつけると、思った通り、先端にコンドームは、かぶさっていませんでした。彼を問い詰めると、どうやら透明の部分だけをカッターで切り、輪っかだけを残して装着していたとのこと。いつも暗くて気付きませんでしたし、最後はゴムの音を鳴らして外すフリをするので、まさかそんなことをしているとは思いませんでした。 その後、検査などをして異常はありませんでしたが、誰かと関係を持つ時は、必ず装着しているかどうか確かめるようにしています。写真・DBduo Photography
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その他 2019年03月24日 22時00分
芸能界が戦々恐々とする日本テレビのコスト削減政策
つい最近になって、女優の川島海荷(25)がMCを務めていた『ZIP!』からの卒業が公表された。当然、注目されるのはポスト川島人事。すでに発表を待つだけかと思いきや…。 「あまり大きな声では言えないのですが、川島の後任は立てないことになりました。今後は、桝太一アナ(37)と徳島えりかアナ(30)の2人を中心に、番組を回していくことになったんです。経費を削減するために、タレント起用を今後は廃止する方向にシフトしたそうです」(芸能プロ幹部) もっとも、一時は川島の後任として、現在、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』でヒロインを務める永野芽郁(19)の名前が有力候補として取り沙汰されていたという。 「『ZIP!』のMC二代目だった北乃きい、そして三代目の川島に共通しているは、元全国高校サッカー応援マネジャー経験者なんです。実は永野も元マネジャー。親和性があるわけです」(テレビ関係者) 当初、日テレサイドはかなり乗り気だったが、肝心のギャラで折り合いがつかなかったというのだ。「永野が『ZIP!』に出演した場合、女優業を制限しなければならない。その仕事を補てんするという意味で、1日120万円〜という額が出てきたんです。今の日テレに、そんな額は逆立ちしても支払えない。泣く泣く諦めたわけです」(テレビ局事情通) 日テレが制作費を圧縮する理由は、一向に上向かない視聴率にあるという。「『ZIP!』は今や、いつ打ち切りになっても不思議ではないんです。しかも、1日当たりの総制作費は1200万円。このうち、タレントのギャラが300〜500万円分も占めている。ちなみに川島は1時間当たり80万円〜。ギャラ分をロケや編集費などに充当させたいと考えたわけです」(制作会社幹部) 9月までに視聴率が上がらない場合は、10月改編で打ち切りもあるという。はたして『ZIP!』は巻き返すことができるのか?
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芸能 2019年03月24日 21時30分
【有名人マジギレ事件簿】加藤浩次やSMAPにも?内田裕也さんの激怒伝説
3月17日、ロック歌手の内田裕也さんが肺炎のため亡くなった。その翌日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)にて、内田さんの訃報が伝えられると、MCの加藤浩次は、彼との思い出を明かした。 加藤によると以前、「よく覚えていないんですけれども、変なこと言ったんでしょうね。内田裕也さんが、誰かから僕が言った言葉を聞いて、吉本興業に『お前のところの加藤って奴は俺の文句を言ったのか?』みたいな電話があった」と、生放送での発言が内田さんを怒らせてしまったと告白。 それを吉本の社長から聞かされた加藤は、自分が内田さんの電話番号を聞くのは失礼だと思い、「僕の電話番号を教えてください。はっきりお話します」と事務所から伝えてもらったという。すると、内田さんからすぐに電話があり、「お前、俺の文句言ってんのか? このやろう!」と怒鳴られたが、加藤はコメントの真意を説明し、「失礼だったら、すいません」と謝罪した。これに内田さんは「お前、あれだな、俺に電話番号教えるなんて気合い入ってんな」「わかった、ロケンロール!」と加藤の男気を評価し、許したそう。その後、加藤が出演する番組にオファーをすると、「あの時の加藤だな、じゃあ出てあげる」と2つ返事で出演をOKするなど、懐の深さを見せてくれたという。 そんな内田さんはこれまで、銃刀法違反や愛人とのトラブルなど、幾度となく世間を騒がせてきたが、芸能関係者との一触即発エピソードも数知れず。SMAPが解散を発表した16年には、ジャニーズとの過去のトラブルをツイッターで激白。内田さんによると、以前、木村拓哉を起用した時代劇映画の企画を進めており、相手マネージャーも了承していたそう。しかし、他の作品との兼ね合いを理由に何年も先延ばしにされ、最終的に「どうしてもスケジュールが組めないので、このお話はなかったことにしてください」と断られたとのこと。これに内田さんは、「この世界で依頼を断る時は、ちゃんとアポイントメントを取って、俺の目を見て話すのがマナーだろう!」とブチギレ。内田さんのマネージャーには、「メリーさんが謝りに行ってあげるからとおっしゃっているので」と電話で申し入れもあったそうだが、「もういいよ。コノヤロー!」と突っぱねたという。 そんな過去があったため、SMAP解散騒動の際は「独立して一体何をしようというんだ! ジャニーズ事務所あってのSMAPだろう。ハッキリ言ってやろう。悪いのはこのI女史(マネージャー)と4人のメンバーだ! 甘く見るんじゃないよ、日本の芸能界を!」と一喝し、「そんなに仲が悪くなったのなら、ステージで殴り合いをやってから解散しろ!」という内田流の提案もぶち上げた。とはいえ、SMAPに関しては「日本のショービジネスに20年以上インパクトを与え続けたグループ」と評価しており、「SMAP君、いい機会だ、これをどう逆転していくのか、皆一度謙虚になって打算を考えないでマジにぶつかって行けよ。いい歳のとり方をして、いい味を出してくれ!」と、内田さんらしいエールも送っている。 不屈の“ロケンロール魂”で多くの人から愛された内田さん。彼の破天荒な生き方や伝説のエピソードは、今後も様々な場所で語られていくことだろう。
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芸能 2019年03月24日 21時30分
深夜ニュース女子アナ満開エロ下半身 井上あさひ、有働由美子、小川彩佳、徳永有美、大江麻理子②
小川アナに猛反発TBSアナ そんな“迷走・有働”を尻目に、週末は夫の内村光良(『ウッチャンナンチャン』)と9歳の長女、5歳の長男の家族4人、手作り料理に舌鼓を打ちながら“祝杯”を挙げているのが、やはり10月からテレビ朝日の看板番組『報道ステーション』でMCを務めている徳永有美(43)だ。「いくら、元テレ朝の局アナだったとはいえ、13年ぶりの地上波復帰でしたから、話題は有働が独占していました」(前出・女子アナウオッチャー) しかし、いざフタを開けてみたら、有働は不調、徳永は好調と大逆転。「当初は、“原稿をカミすぎる”といった厳しい声も数多くありましたが、高視聴率維持とともに、そんな声もパタリとなくなってしまいました。まさに、“勝てば官軍”です」(ニュース番組関係者) 4月から『NEWS23』(TBS系)のMCに就任すると噂の小川彩佳アナ(34、3月末でテレビ朝日退社)は、これまでの女子アナ界の掟をすべて引っくり返してしまった。「遅くても7月には顔を出すはずです。各局の人気女子アナがフリーとなった場合、他局でレギュラーを持つことは6カ月から1年、“間”を空けるのが暗黙のルールだったんですが…」(前出・テレビ局関係者) 女子アナは局員なので、退社は通常3月。年度末というやつだ。「学校と同じで、次の大きな改編期は4月なので、1年空けるか、早くても次の改編期の10月(半年後)から他局で仕事をするのが普通だと考えられていたのです」(同) 最近では、2018年3月にNHKを退局した有働が半年後の10月、前述した『news zero』のMCに就任している。「それが小川の場合は、早ければ3月退社で4月に他局に登場します。“0カ月”での他局のキャスターへの就任はこれまで例がなかったと思います。テレビ朝日では、宇賀なつみアナもフリーになりますが、同局で4月スタートの『川柳居酒屋なつみ』でさっそくMCを務めます。このように、フリーになってもまずは古巣に恩返しするのが“暗黙のルール”だったんですけどね。小川は古巣をよく思っていないのかもしれません」(前出・女子アナウオッチャー) 今、TBSの局アナたちは、この話題で持ち切りだという。「現在の雨宮塔子キャスターはTBSのOGなのでまだしも、小川が『NEWS23』に入ったら、『あさチャン!』(夏目三久)、『ビビット』(真矢ミキ)、『Nスタ』(ホラン千秋)と、平日の帯のニュース、情報番組の女性キャスターはすべて外部からの起用となります。TBSの局アナからは怨嗟の声が上がっているようです。小川は足を引っ張られるかもしれませんよ」(前出・小松氏) その点、経済ニュース番組『WBS』(ワールドビジネスサテライト)の大江麻理子キャスター(40)は順風満帆。「メインキャスターとしていよいよ6年目に突入します。バラエティー『モヤモヤさまぁ〜ず2』のイメージを完全に払拭しました。40歳の人妻らしい色気も画面から伝わってきて、経済人からの評価も高い。“ジジイ殺し”と言われています」(経済ジャーナリスト) 平日深夜、どの女子アナを“指名”します!?
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スポーツ 2019年03月24日 21時10分
今年もやります! オリックス『関西クラシック』「阪急対南海」「近鉄対西武」あの熱闘が蘇る
オリックス・バファローズが2013年から(2016年を除いて)毎年開催してきた『KANSAI(OSAKA)クラシック』の概要が発表された。かつて関西を本拠地とした「近鉄バファローズ」「阪急ブレーブス」「南海ホークス」が、福岡ソフトバンクホークス協力のもと、京セラドーム大阪で行われる5月17日〜19日の埼玉西武ライオンズ戦、5月28日〜30日のソフトバンク戦の計6試合で復活を遂げる。 ともに、かつて関西を本拠地としたオリックスとソフトバンクの監督・コーチ・選手たちが、復刻ユニフォームを着用し戦いに臨む『KANSAI クラシック2019』。当時を彷彿とさせる映像や音楽、復刻グッズに限定飲食メニュー、さらには伝説のOBの来場など、様々なイベントで球場を盛り上げていく。 昨年は西武も復刻シリーズがあったため、復刻ユニフォームを着用していたが、今年は通常のビジターユニフォームを着用予定だという。西武戦は近鉄バファローズ復刻ユニフォーム(1999年着用ビジターユニフォーム)を着用。ソフトバンク戦では、オリックスが阪急ブレーブス復刻ユニフォーム(1970年〜1971年着用ホームユニフォーム)を、ソフトバンクが南海ホークス復刻ユニフォーム(1970〜71年着用ビジターユニフォーム)を着用する。2013年に球団創立75周年を記念して、ソフトバンク側からの提案で始まった『OSAKAクラシック』は、大阪が本拠地だった近鉄と南海の復刻対決を行ってきた。しかし、今年は近鉄と阪急をシャッフルする形で、近鉄 対 西武、阪急 対 南海という顔合わせが実現する。 毎年ファンには人気の同企画試合だが、ソフトバンクは3日間のビジターゲームにもかかわらず、毎年大量の復刻アイテムを製作しており、力の入れ方が凄まじい。これは福岡ヤフオクドームを訪ねると分かることだが、かつての本拠地から離れていても、南海時代のホークスの歴史をしっかりと伝えようという球団の方針が影響しているものと思われる。これはオリックスも同じで、京セラドーム大阪内には阪急、近鉄、オリックスの歴史を振り返ることができるエリアが設けられており、こうした歴史を重んじる姿勢はもっと評価されるべきことだろう。 オリックスは4月27日〜29日の西武戦(京セラD)で、『ありがとう平成シリーズ』として、オリックス・ブルーウェーブの復刻も決定している。当日は飲食も復刻仕様になる他、毎年評判が高いビジョンを始めとした球場演出にも期待したい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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芸能 2019年03月24日 21時00分
梅宮アンナが恐れた神田うの!号泣沙汰の不仲の原因は…<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>
タレントの梅宮アンナが18日に自身のインスタグラムを更新。ネットの誹謗中傷について「本当に心が痛いし、許せない。。本当に」と怒りのコメントを掲載した。 アンナは、「今日は、、皆さんに聞いてもらいたい事があります。ネットの誹謗中傷の怖い話と、それに踊らされる人の話」と切り出し、「私はとかくネットで言われがちな人です。これは、公人なら仕方のない事」と前置きした上で、「ネットの悪口は、人を傷つけます。やられた人にはわかるよね。何故それが放置されているのか?私には理解できない」と苦言を呈した。 さらに、「ネットの書き込みにより、仕事を失う事が起きるのです。今回で2回目かな」と書き込みの影響で仕事を失ったと告白した。 俳優・梅宮辰夫を父に持つアンナは、抜群のスタイルと美貌を兼ね備え、1990年代に街でのスカウトがきっかけとなり、母・クラウディアと同じモデルの世界へ足を踏み入れた。そして、雑誌 『JJ』の専属モデルをはじめ、『CLASSY.』や『VERY』など数々の女性誌の表紙を飾り、カリスマモデルとして一時代を築き上げたのだ。 同時期に群を抜くカリスマ性を持ったタレントの神田うのとアンナは、良きライバルとして切磋琢磨した仲である。親友と言っても過言ではないほどの間柄だったのだが、2003年に両者の仲を引き裂く事件が起こったのだ。 2003年正月に放送された『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)で、アンナと神田が“殺陣100人斬り”のかくし芸に挑戦した。だが、収録においてアンナがミスを連発し、撮影は18時間にも及んだという。 渾身のかくし芸に自信たっぷりの神田だったが、審査員のジャッジに不満を抱き、楽屋にスタッフを呼びつけ罵倒する様子をアンナが目撃したという。するとアンナは、収録で足を引っ張ったあげく、自分のせいでスタッフに八つ当たりしていると思い込み、以降は神田を避け“共演NG”にしていたという。 これらの不仲説を2016年11月放送の『7時にあいましょう』(TBS系)に出演したアンナが打ち明け、神田と13年ぶりの再会を果たした。番組で、神田に再会したアンナは「泣いちゃった私。本当に大変だったんですよ。どうしよう、泣く場所じゃなかったのに…」と号泣。 一方の神田は、「全然、怒ってないよ。なんで泣いちゃうの?」と終始平然とした様子を浮かべ、「(この件を)実は忘れていて」と明かした。神田は、アンナに恨みなどなく気にもしていなかったというのだ。確かに、スタッフに激高したことは覚えていたようだが、神田の怒りの原因は、「審査員へ」のものだったとぶっちゃけたのだ。 神田は「ずっとそういうふうに思われてたと思うと、なんかすごい…言ってくれればいいのに」と声をかけた。だが、アンナは「言ったらもっと跳ね返ってくるのかなって」と恐怖のあまり太刀打ちできなかったと明かした。 さらに、神田は「そんなに怖い?」と苦笑いしながらも、「怖がらないで」とアンナを気遣い、最後は握手とハグを交わした。かつての“お騒がせコンビ”は、和解し友情を取り戻したようだ。 両者ともにメディア露出が減った現在はというと、アンナは突如ユーチューバーに転向宣言し、活動の場をネットに移した。大物ユーチューバーとのコラボを実現したいなどと意欲的ではあるが、芸能界からの厳しい意見や世間からの風当たりはまだ冷たい。一方の神田は、都度更新しているSNSを見る限りでは、相変わらずのセレブぶりはいまだに健在のようだ。 神田の発言も何かとSNSで話題になっている。案外似たもの同士の“お騒がせセレブ”は、まだまだ注目度が高いとも言える。一世を風靡した両者が、手を取り合いユーチューブで共演する姿も見てみたいものだ。
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芸能
大江麻理子 NY海外赴任1年で巨乳化Eカップ復帰
2013年11月23日 18時00分
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芸能
週刊裏読み芸能ニュース 11月17日から11月23日
2013年11月23日 17時59分
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芸能
勝手に選ぶ今年の芸能界を彩った新語・流行語
2013年11月23日 17時59分
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芸能
浅尾美和 JCはデニムアンドルビーに注目!
2013年11月23日 17時59分
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芸能
日テレが“打倒”「相棒」再放送に向け、午後4時台をテコ入れ! 「news every.」を1時間拡大し、鈴江奈々アナが復帰
2013年11月23日 17時59分
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芸能
“日本一の上げマン”里田まい 「良妻と思う著名人」1位に選ばれる
2013年11月23日 17時59分
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トレンド
【リアル・ミッション代々木姉妹編】霊力士
2013年11月23日 17時59分
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レジャー
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/24) ジャパンカップ 他4鞍
2013年11月23日 17時59分
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レジャー
ジャパンC(GI、東京芝2400メートル、24日)藤川京子のクロスカウンター予想!
2013年11月23日 17時59分
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レジャー
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(11月24日)ジャパンC(GI)他3鞍
2013年11月23日 17時59分
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レジャー
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/24) ジャパンC
2013年11月23日 17時59分
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ミステリー
山口敏太郎が入手した「瞬きをする人形」の怪異
2013年11月23日 17時59分
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社会
三井物産系大手リース子会社の元支店長らが約6億4000万円を詐取
2013年11月23日 17時59分
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社会
青森監禁死事件奇妙な人間関係
2013年11月23日 16時00分
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社会
摘発は氷山の一角 過激化する古式タイマッサージの濃厚サービス
2013年11月23日 16時00分
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社会
脱原発新党へアクセル全開 小泉元総理「1カ月で自民党をぶっ壊す!」オフレコ肉声(1)
2013年11月23日 15時00分
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芸能
AKB48から奪取 HIRO引退でEXILEレコード大賞“内定”
2013年11月23日 14時00分
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その他
放っておくと怖い副鼻腔炎
2013年11月23日 12時00分
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社会
日産・ゴーン会長の非情クビ切り人事
2013年11月23日 11時00分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
