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社会 2019年08月06日 11時00分
“昭和天皇の写真を燃やす映像”は報道されない? 「あいちトリエンナーレ」メディアの取り上げ方に疑問の声
従軍慰安婦像を設置するなど、反日的な展示物を血税を用いて開いたことに批判が集中し中止となった「あいちトリエンナーレ2019・表現の不自由展」。指揮した芸術監督の津田大介氏や、掲示を許した大村秀章愛知県知事に怒りの声が上がる一方で、メディアの報道姿勢にも批判が集まっている。 メディアが批判を受けているのは「表現の不自由展」内で、昭和天皇の写真に火が放たれ燃やされた挙げ句、その灰を足で踏みつけるという映像が公開されたことを報じないこと。映像はTwitterで拡散されており、このような内容が「芸術なのか?」と不快感を示す日本人が続出した。 しかし、オールドメディアはこの件をことごとくスルー。言及したのは、産経新聞などごく一部で、慰安婦像のみを論点としている。メディアはこの件をなかったことにした上で、大村知事や一部新聞社の「慰安婦像を設置するのは表現の自由である」という主張を繰り返し報道。「表現の自由が保障されているからといって、何をやっても良いといわけではない」と、市民の声を受けて中止を要請した河村たかし名古屋市長を「憲法違反」と揶揄している。このことに、不満を覚えるネットユーザーが続出しているのだ。 表現の自由は確かに認められるべきではあるが、昭和天皇の写真を燃やすことは暴挙であり、単なる侮辱である。映像を見た高須克弥氏もTwitter上で「これはアートではないと僕は思います。日本人ならこれを見て怒りの抗議をするのは当たり前だと僕は思います。僕は変ですか?」と怒りの声を上げており、賛同のリプライが数多く寄せられ、「イイね」が6日朝時点で2.8万件付いている。そもそも昭和天皇でなくとも、他人の写真を燃やし踏みつけるような映像を流布することは、燃やされた人間を侮辱するものだ。 この映像を語らずして「表現の不自由展」が適切であるか否かを判断することはできないはず。あえてスルーしていることは、蓋をした上で、慰安婦像を容認したいという意図が隠れているとも受け取れる。 そのため、現在ネットユーザーは「昭和天皇の写真を燃やしたことも報道しろ」「なぜ隠すのか。左寄りの意見を支持しているのではないか」と怒りの声を上げている状態だ。 津田氏は以前テレビのインタビューで、ヘイトスピーチについて「行き過ぎた差別表現は言論の自由の対象ではない」と語っている。この画像はネットに拡散されており、ネットユーザーから「その論理を踏襲すれば日本人の統合の象徴である昭和天皇の写真を燃やす映像や、日本人の名誉を大きく傷つけるような展示をすることは、行き過ぎた差別表現に他ならないのではないか」「二枚舌ではないか」と批判されている。 「あいちトリエンナーレ」側は、「脅迫のため」展示を中止したとしている。もちろん脅迫は許されるものではないが、それだけ日本人を侮辱し怒らせた内容だったことは間違いない。その責任に言及せず、自ら被害者のような体で表現の自由だけを声高に主張する姿勢に、違和感を覚えざるを得ない。記事の引用について高須克弥公式ツイッターhttps://twitter.com/katsuyatakasu
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社会 2019年08月06日 07時00分
“化粧を施した慰安婦像”に批判続出「設置を許した方がどうかしている!」
物議を醸している『あいちトリエンナーレ』。この催しは2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭で、今年は8月1日より開催されている。この催しのほんの一部に、「表現の不自由展・その後」をテーマに、慰安婦問題を象徴する少女像(慰安婦少女像を平和の少女像名に替える)や昭和天皇の御真影を燃やす映像などを展示するコーナーが設けられていた。 この展示内容では当然のことだが、批判にさらされ、なおかつ脅迫じみた文書も寄せられたことから、結果的に8月3日、芸術祭の実行委員会(会長:大村秀章愛知県知事)は、「不自由展」の中止を決めた。ちなみにこの芸術祭には公金が使われ、朝日新聞文化財団も助成している。 批判は右翼陣営から「芸術の衣をかぶせた反日行為である」という意見が寄せられ、擁護派(左翼陣営)は、「表現の自由が権力によって蹂躙され、暴力的な手段で中止に追い込まれた」と、いつもの左右対立が浮き彫りになっている。 「欧米式の一般論、つまりグローバルスタンダードから照合すれば、公金による助成の対象となった展示会の特定の作品の展示を拒否しても『表現の自由』の侵害にはなりません。民間団体主催の展示会であれば、『表現の自由』は最大限に尊重されるべきですから、その表現責任は表現者が負うべきです。従って今回の『不自由展』が民間の行った行為ならば、一部の強硬な保守・右翼陣営は抗議したでしょうが、ここまで大きな社会問題にはならなかったでしょう」(市民運動ウオッチャー) とにもかくにも、今回の“化粧を施した少女像”がアートと呼べるかどうか…。「ソウルの日本大使館前の慰安婦少女像はウィーン条約違反であるし、そもそも、あの像のモデルは慰安婦ではない。しかもキーホルダーやステッカーなど広範に売られている商業グッズです。それを不自由展に潜り込ませる某組織のやり方は、さすがと言えば、さすがです。もっと言えば、韓国で建立されている徴用工像と、その隣にそのモデルとなった日本人労働者の写真を展示してもらえればよかったですね」(韓国ウオッチャー) 軍艦島の日本を呪う落書きが偽造であることも然り、反日グッズは、そのすべてが歴史ねつ造の産物。芸術の範疇(ホワイト)から逸脱させるべきシロモノだ。
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スポーツ 2019年08月06日 06時30分
カウントダウン!田中将大が「松坂世代」を抜き去る日
夏の甲子園大会が開幕する(8月6日)。そのせいで、“元甲子園ヒーロー”の明暗について考えさせられた。甲子園での快投でスターとなったピッチャーは少なくない。しかし、その好投が「名勝負」として今も語り継がれ、プロ入り後も活躍した投手は決して多くない。 1998年夏、松坂大輔の活躍は説明するまでもないだろう。しかし、中日ドラゴンズに移籍した2年目の今季、“復活の初登板”は5回4安打2失点とまずまずであったが、2度目の登板は目も当てられないほどだった(7月27日/DeNA戦)。その後、各メディアが酷評していたのは繰り返すまでもないが、バッシングを糧に変えた甲子園ヒーローもいる。2006年、夏の甲子園大会史上、37年ぶりとなる決勝戦の引き分け再試合を戦った田中将大(30=ニューヨークヤンキース)のことだ。 田中は7月25日(現地時間)のレッドソックス戦で自己ワーストとなる被安打12、失点12を記録し、地元ニューヨークのメディアにボロクソに叩かれていた。 米国人ライターが当時の状況をこう説明する。 「ニューヨークのメディアはヤンキースが負けると、その戦犯選手を徹底的に叩きます。活躍すれば褒めることもありますが、勝って当然みたいな論調なので、シーズン中、好投を続けているピッチャーのことはあまり触れません。また、今季のヤンキースは田中中心のローテーションが組まれており、彼が負けることは、目下、ア・リーグ東地区の首位を独走しているチームの勢いも止めることになるので、地元メディアは容赦しなかったのでしょう」 田中の次の登板だが、5回途中2失点。先発ローテーションの中心投手としては決して褒められる内容ではない。しかし、今季の田中は「ある課題」を抱えていた。昨季まで、空振りが欲しい場面で田中が使っていた変化球はスプリット(フォークボール系)を使っていた。そのスプリットだが、今季よりメジャーリーグ仕様の公式球の形態が少し変わり、ボールの縫い目が低くなった。その影響だろう。田中がイメージした軌道で落ちなくなり、勝負どころで手痛い一打を食らっていた。 「スプリットを投げる時、本人も気付かない投球フォームのクセがあるのではないかと、ヤンキース首脳陣も心配していました。今季序盤から田中は調整法を変えてみたり、ブルペン投球の際もスタッフに頼んで、『投球数値データ計測器』でボールの回転数や軸を分析してもらうなど、必死でした」(球界関係者) 5回途中2失点(同31日)、スプリットで空振りを取る場面も見られた。 田中には“屈辱”をバネに変える精神力がある。松坂が不マジメだという意味ではないが、両投手の米挑戦前を知るプロ野球解説者によれば、田中はコーチに聞く質問の内容が深いという。そして、松坂はどちらかというと、感性のタイプだそうだ。 田中は理論派なので、不振の原因をボール回転数などの数値で話をしようとする。だから、コーチと「不振の原因」を共有できるのだろう。かつて日本のプロ野球界には「松坂世代」という言葉があった。同年代に多くの主力選手が出現したからであり、彼らの大多数は松坂という天才に触発されて成長していった。田中たちの年代は「ハンカチ世代」と呼ばれた。その中心であった斎藤佑樹は二軍で苦しんでいるが(同時点)、田中の先発ローテーションを守りながら、スプリットのキレを取り戻そうと努力している点は、もっと評価されていいのではないだろうか。 田中が甲子園時代のライバルだった斎藤を引き離して久しい。松坂大輔の現成績は日米通算170勝、田中は7月20日のロッキーズ戦で勝利し170勝で並んだ。松坂を逆転するのも、時間の問題となった。日々の小さな努力、研究が後々、大きな差となって表れるというわけか…。(スポーツライター・飯山満)
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社会 2019年08月06日 06時00分
むずがる我が子にうんざり…1歳2か月の娘を殺害した26歳の母親「理解できない」と怒りの声が殺到
子供は1歳を過ぎると、歩き始めるなど行動範囲が広がって、親としては目の離せない状態が続く。そんな育児に追い詰められて、わが子を殺害するという痛ましい事件が発生した。 海外ニュースサイト『International Business Times』の7月19日の報道によると、警察は、1歳2か月になる自身の娘を殺害した容疑で、26歳の母親を逮捕したという。 同記事によると、7月16日、西インドのナーシクに住む母親ヨギタ・ムケシュ・パワル容疑者は、娘スワラちゃんが、むずかって手の掛かることにうんざりして、殺害を決意。スワラちゃんの首を刃物で掻っ切って殺害したという。 警察によると、ヨギタ容疑者は、当初警察に、「自分がゴミ捨てのために外出した一瞬に、見知らぬ男が強盗目的でアパートに侵入した。その際にアパートにいた娘が襲われて殺害された。自分もアパートに戻ったところをその男に襲われてケガをした」と話していたという。 しかし、室内には盗まれたものはなく、争った形跡もないことから、警察は、ヨギタ容疑者に不信感を抱いていたようだ。アパート全体を捜査したところ、エレベーターの昇降路から、事件で使われたと思われる刃物が発見された。刃物から検出された血液を鑑定した結果、詳しい内容は公表されていないが、ヨギタ容疑者の証言が虚偽だったことが発覚、ヨギタ容疑者を逮捕するに至ったという。その後の警察署での取り調べで、ヨギタ容疑者はスワラちゃん殺害を概ね認め、事件当時の状況を話し始めているという。事件の全容解明に向けて、捜査は8月5日現在も続いているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「残酷な事件だ。子供の首を掻っ切るなんて常軌を逸している。鬼畜の所業。極刑を望む」「子供がぐずったから殺害するなんて身勝手で残酷な母親だ」「むずがるのは子供の本能だろう、そんな理由で我が子を殺すなんて理解できない」「育児が大変なのはわかる。誰か助けてくれる人はいなかったのか?母親を助けられない社会も問題」など、さまざまな声が上がった。 海外には、育児に追い詰められて、幼いわが子を殺めた母親が他にもいる。 海外ニュースサイト『ST. LOUIS POST-DISPATCH』および『RIVERFRONT TIMES』は、当時1歳1か月になる自分の息子に暴行を加えて殺害し、死体を遺棄したとして、当時20歳の母親を逮捕したと2011年11月16日報じた。 記事によると、米ミズーリ州セントルイス郊外に住むシェルビー・ダッシャー被告は、酒を飲んで酔った状態で2011年6月15日午前2時30頃に帰宅したという。シェルビー被告は、息子のタイラー君を寝かしつけようとしたが、泣き止まないタイラー君に激高。ベビーベッドにいたタイラー君を、何度も何度も殴りつけて殺害したという。その後、シェルビー被告の自宅から数キロ離れた墓地の林に、タイラー君の死体を遺棄したそうだ。 警察の発表によると、シェルビー被告から警察に通報が入ったのは、同日午前11時頃。「子供が自宅からいなくなった。誘拐された」と通報を受けたという。警察とFBIは大規模な捜査を実施したが、自宅に誰かが侵入した形跡はなかったようだ。その日の午後、犬の散歩をしていた通行人が、タイラー君の遺体を発見。検視の結果、死因は、素手などで激しい暴行を加えたことで発生した鈍的頭部外傷によるものだったという。翌日警察はシェルビー被告を、タイラー君殺害の容疑で逮捕。シェルビー被告は概ね容疑を認めたそうだ。 子供が幼い時に、母親にかかる育児の負担は精神的にも肉体的にも大きい。だからといって、抵抗できない子供に怒りの矛先を向けて、暴行を加えたり、まして殺害するなど絶対にあってはならない。また、我が子を手に掛けたことを隠蔽し、嘘をついて罪から逃れようとすることも、親として断じて許されることではない。記事内の引用についてMother Slits 14-Month-Old's Throat With Blade Over Baby's 'Irritable Behavior'(International Business Timesより)https://www.ibtimes.com/mother-slits-14-month-olds-throat-blade-over-babys-irritable-behavior-2807597Mother charged with murder of St. Louis County toddler( ST. LOUIS POST-DISPATCHより)https://www.stltoday.com/news/local/metro/mother-charged-with-murder-of-st-louis-county-toddler/article_70885bdd-8352-5795-9bbf-01bdfa3c688c.htmlPolice Make Arrest in Murder of Tyler Dasher, Infant Found in Cemetery(RIVERFRONT TIMESより)https://www.riverfronttimes.com/newsblog/2011/11/16/updated-police-make-arrest-in-murder-of-tyler-dasher-infant-found-in-cemetery
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社会 2019年08月06日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第331回 財政破綻論による衰退
7月21日に投開票が行われた参議院選挙で、与党が過半数の議席を獲得。結果的に、10月の消費税率10%への引き上げは確定的になった。麻生財務大臣は23日の閣議後記者会見で、10月に予定する消費税増税について、参院選により「信認をいただいた」との認識を示した。 世論調査では、消費税増税について過半数が反対している。それにも関わらず、増税を掲げた自民党は、議席こそ減らしたものの、大敗することはなかった。もっとも、消費税廃止を掲げた「れいわ新選組」が228万もの票を得票し、党の公約に逆らい「消費税ゼロ」を掲げた石垣のりこ氏(立憲民主党)が、自民現職を破って当選したことからも、「反・消費税」「反・緊縮財政」の声は確実に高まっている。 とはいえ、現在の野党勢力の消費税反対論の多くは、「消費税増税は必要だが、今はタイミング的にまずい」という「穏やかな緊縮財政」にすぎず、これでは国民の支持を得ることはできないだろう。野党もまた、財政破綻論という呪縛に囚われたままなのだ。 日本国民の多くは、「日本は財政赤字が膨らみ、国の借金で破綻する」という、財務省発のプロパガンダに騙されているのだが、とりあえず落ち着いて「他の国」と比較してみよう。まずは、主要国の中で日本ほど「政府の負債(財務省の言う“国の借金”)」を増やしていない国はない、という現実を抑えてほしい(書き違いではない)。 左図の通り、2001年を1とすると、日本政府の債務残高は2018年時点で1.7倍になっている。それに対し、アメリカは3.9倍、中国は16・5倍(!)だ。この手のデータを、日本国民は全く教えられていない。結果的に、「日本ほど『国の借金』を増やしている国は存在しない」などと、まさに“愚民”として財務省の財政破綻プロパガンダを信じ込まされている。図が「事実」なのである。日本ほど政府の負債を“増やしていない”国は存在しない。 そして、日本政府はアメリカや中国の政府とは異なり「国民のために支出していない」というのも、これまた事実だ。ちなみに、政府支出を対2001年比で見てみると、アメリカが2.1倍、中国が15・7倍に対し、日本はわずか1・08倍。ほぼ横ばいなのである。 「いや、中国やアメリカは経済成長しているから、政府の負債や支出を増やしても構わないが、日本は経済成長していないから政府の負債や支出を増やせない」 と、反発したくなった読者は少なくないだろうが、話はまるで逆だ。日本は経済成長率が低迷しているため、政府の負債・支出を増やせないのではない。政府の負債・支出を増やさないからこそ、経済成長しないのである。 経済成長の定義は、GDP(国内総生産)の拡大である。そして、支出面(需要面)で見たGDPの中には「政府最終消費支出」「公的固定資本形成」という政府支出が含まれているのだ。 GDPには政府の支出が含まれている。政府の支出を増やさない国は、GDPが増えない。小学生でも理解できる理屈である。 しかも、日本は1997年の橋本緊縮財政以降、民間(企業・家計)が支出を絞り込むデフレーションが続いているのだ。デフレで需要、市場が拡大しない状況で、企業が設備投資を拡大することはない。さらには、実質賃金が落ち込む貧困化が続く以上、国民が消費や住宅投資を増やすこともない。 デフレーションは、政府が支出(政府最終消費支出と公的固定資本形成)を増大させ、需要不足を埋めない限り解消しない。ところが、現実の日本政府は支出を全く増やさず、デフレが継続し、日本国は背筋が寒くなる勢いで小国化、衰退国化している。 「いや、そんなこと言っても、国の借金が〜」 と、財務省の洗脳のままに「現実」を否定しようとする人は少なくないだろうが、ならば、なぜアメリカや中国は、政府の負債を日本とは比較にならないペースで拡大しているにも関わらず「財政破綻(政府の債務不履行)」とやらに陥っていないのか。理由は簡単。米中両国は、日本同様に独自通貨国で、政府債務が「自国通貨建て」のためだ。 ちなみに、本連載が始まったのは2012年であるが、連載当初から筆者は「日本の財政破綻論の嘘」「国の借金の嘘」について解説をしてきた。7年が経過し、相変わらず日本国は「クニノシャッキンデハタンスル」という存在しない財政問題に手足を縛られ、デフレーションから脱却できずにいる。 改めて、日本政府の負債(メインが国債)は日本円建てなのである。子会社の日銀に国債を買い取らせると、国債の返済負担が消滅する日本政府が、いったいどうすれば「財政破綻」に陥ることができるというのか。絶対に不可能だ。 あるいは「日銀が国債を買い取ればハイパーインフレーションになる」と、奇想天外な破綻論を述べる者もいるが、2013年以降、日銀は何と370兆円ものマネタリーベースを拡大し(=おカネ発行)、国債を買い取ってきた。結果的に、ハイパーインフレとやらになったのか。インフレ率は、コアコアCPIでゼロであり、GDPデフレータベースではマイナスだ。 日本は財政破綻論という“嘘”により衰退していっている。財政破綻論が根本から間違えていることは、日本の「実績」が証明したのだが、過去に破綻論やハイパーインフレ論を叫んだ嘘つきたちは、罰せられることはない。それどころか、相も変わらず「クニノシャッキンデハタンスル」と叫び続け、日本は衰退国に向かって坂を転げ落ちている。 この「財政破綻論による衰退」にストップをかけることが可能な“考え方”が、まさに「MMT(現代貨幣理論)」なのである。というわけで、次回はMMTが明らかにしてしまった2つの事実、すなわち「財政赤字は、実は民間の黒字」「政府債務残高は、実は貨幣発行残高」について解説しよう。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2019年08月05日 23時00分
高畑裕太、復帰後は親のコネに頼る? 報道された切実な事情とは
2016年8月に強姦致傷容疑で逮捕(不起訴)され、芸能活動を無期限休止していた俳優の高畑裕太が、16日に初日を迎える舞台「さよなら西湖クン」(東京・下北沢の小劇場B1)に出演し、芸能活動を再開させることを、一部スポーツ紙が報じた。 高畑は2016年8月23日、映画撮影で滞在していた群馬県前橋市内のビジネスホテルで、女性従業員に性的暴行を加えたとして、強姦致傷容疑で群馬県警に逮捕された。 同年9月9日までに被害者側との間で示談が成立し、不起訴処分になったものの、所属していた「石井光三オフィス」から同日付で契約を解除されていた。 「その後、裕太は病院で療養し、遺品整理業者や都内のバーでアルバイトをしていた。しかし、俳優復帰にかける思いは捨て切れなかったようで、母・高畑淳子が復帰に向けてあれこれ後押し。自身の所属する青年座にも掛け合ったようだが、受け入れられなかったようだ」(テレビ局関係者) 記事によると、裕太は同舞台の演出を手がける演出家・和田憲明氏が開催するワークショップ参加。今作のオーディションを受け、演技力が評価されて合格を勝ち取ったというのだ。 「主催者側の話題作りで記事が出たようだが、当日は周辺に報道陣が集まり、収拾がつかない状態になってしまうのでは。裕太が集まった報道陣に対して、どう反応するのかが注目される」(ワイドショー関係者) そこで気になるのが、舞台出演後の活動だ。 「現状だと、テレビや映画など映像作品への出演は難しいだろう。母親のコネを使って舞台に出演しつつ、周囲の自身への信頼回復を待つしかないだろう」(芸能記者) 復帰後の方が精神的に厳しい日々になりそうだ。
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社会 2019年08月05日 23時00分
NHKの『T Ver(ティーバー)』参加で高まりそうな「さっさとぶっ壊せ!」の声
先ごろNHKが、在京民放テレビ5局などが放送直後の番組をインターネットで無料配信する共通サイト『T Ver(ティーバー)』に参加すると報じられた。早ければ8月下旬から自然ドキュメンタリー『ダーウィンが来た!』など8番組程度に限定して参加するという。 これについてネット上では、《ネットにつなげたら徴収ってか クソが》《これって受信料取られる?》《ネット見れたら徴収ってこと? やば》《受信料取りやすくするため? 払ってない人がティーバーなら見ても許されるとかそんな話にはなるわけないもんね》 など、ネットに接続しているだけでNHKから視聴料金を請求されると心配する声が圧倒的だ。 その理由は、今年3月に最高裁で「テレビのワンセグ放送を受信できる携帯電話を持っている人はNHKと受信契約を結ぶ義務がある」と決定したことにある。これらの根拠は、放送法第64条に「協会(NHK)の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」という条文があるからだ。 NHKは、これを根拠に受信料を請求していくと推測されている。しかも、5月に放送法が改正され、NHKのすべてのテレビ番組がインターネット常時同時配信を認められるようになった。つまりテレビがなくても、パソコンやスマホなどネットに接続できれば受信料が徴収できる土台が出来上がったことになる。これについてもネットからは、《それでも私は払いません! キリッ》《クソが! 意地でも支払わない!》《だから早くスクランブル化しなさいよ》《そもそも見ない もうつぶれてくれてもOKだよ。当たり屋みたいだし》《そんなに義務化したいなら、税金の一部にして、NHK職員は公務員として公務員法に縛られればいいよ》 などと非難ごうごうだ。 これだけ批判が出る理由はNHK側にある。今、話題になっている「NHKをぶっ壊す」でおなじみのNHKから国民を守る党の立花孝志参議院議員が「集金人がどれだけ怖いか。(彼らは)むちゃくちゃする。全員ではないが暴力団関係者を普通に使っている」などと言うように、料金を徴収する訪問員の態度の悪さや強引な徴収に恐怖を覚えた人が多いという点が挙げられる。 他にも、職員の平均年収が1124万8281円と高収入なのに不祥事が多いこともある。今年6月にはAIを活用した番組などを担当するチーフ・プロデューサーが強制わいせつ容疑で逮捕されている。他にも昨年10月、都内の駅で20代女性のスカート内にスマートフォンを差し入れたとして、東京都迷惑防止条例違反の疑いで職員が逮捕されるなど不祥事だらけだ。 このままNHKがネット接続している機器があることを理由に視聴料を取るならば「NHKをぶっ壊す」という声に多くの支持が集まるかもしれない。
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スポーツ 2019年08月05日 22時30分
ジェイ・ホワイトが元WWEトップスターを撃破!内藤哲也が猛追、『G1』Bブロック
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』エディオンアリーナ大阪2連敗の2日目が4日、開催された。初日に引き続きチケットは前売りで完売。この日も5,555人(札止め)の浪速っ子たちが激戦に酔いしれた。 ここまで大物食いを繰り返して、決勝進出圏内に残っている“策士”矢野通は、CHAOSの盟友・石井智宏と対戦。矢野は石井にもお得意のインサイドワークをフル回転させて手を焼かせる。しかし、これ以上負けられない石井は矢野を捕まえると武骨な打撃でダメージを与えて、最後は垂直落下式ブレーンバスターを決めてカウント3。石井が決勝進出圏内に踏みとどまった。 矢野戦でリングアウト負けし、新日本での連勝が止まった元WWEトップスター、ジョン・モクスリーは新日本のレギュラー外国人選手トップ、ジェイ・ホワイトと注目のシングル初対決だ。両者は激しい攻防を展開するが、ジェイはセコンドの外道を巧みに使って、モクスリーに試合の主導権をつかませない。 だが、モクスリーはそれも計算済みだったのだろうか。途中からは外道も含めた2人を相手に強さを発揮していた。しかし、ジェイはラフ殺法を駆使しながら、モクスリーの隙を狙っていたのだろう。今シリーズ途中から使い始めたクロスアーム式ブラディサンデーを決めると最後はブレードランナーでカウント3。ジェイが新日本マットでモクスリーから初のピンフォールを奪った。3連敗からの4連勝にジェイと外道はしてやったりの笑顔。このまま内藤哲也戦(8.11日本武道館大会)まで走りそうな勢いだ。 内藤はメインイベントで、鷹木信悟と対戦。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門対決だった。2人は同い年で、アニマル浜口ジムでも一緒に練習していた。鷹木はジュニアヘビー級だが、両者に体格差はあまりない。むしろパワーなら鷹木の方が上なのではないだろうか。内藤は鷹木のパワーに苦しみながらも、どこかでこの一戦を楽しんでいるかのようだった。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決められなかった鷹木に正調デスティーノを決めた内藤がカウント3を奪取。27分を超える激闘に終止符を打った。 試合後、内藤は史上初となるIWGPヘビー級とインターコンチネンタル王座の同時戴冠をファンに約束。会場は大・内藤コールに包まれた。 Bブロックは、5勝2敗のモクスリーを3敗の後藤、石井、内藤、ジェイが追う展開に。後藤対モクスリー(8.8横浜文化体育館大会)で、後藤が勝つようなことがあれば8.11日本武道館大会までもつれるのは必至だ。(どら増田)
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芸能 2019年08月05日 22時00分
NGT48、活動再開のライブに“出禁”のはずのファングループが? 運営側の不備に不安の声
昨年12月に発生した、元メンバー山口真帆が自宅を訪れたファンから暴行を受けた事件の余波で、事実上の活動休止状態にあったNGT48が3日、東京・お台場で行われたアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF) 2019」に全メンバー34人で出演。グループとして3か月ぶりのパフォーマンスで、事実上の活動再開となったことを、各メディアが報じた。 報道をまとめると、TIFには4年連続の出場となったが、今回はイベント開始時間の前の“前座”扱い。イベントのタイムスケジュールが埋まった後にオファーが届き、それでもメンバーは「どうしても出たい」と出演を受諾。 約4000人の観客を前に、デビュー曲「青春時計」や人気曲「Maxとき315号」など、全5曲を熱唱。代表してあいさつに立った荻野由佳は、「これからも全力でパフォーマンスをして、精いっぱい頑張らせていただきたいと思います」と、時折言葉を詰まらせながら、あいさつしたという。 「今月中に“開店休業状態”だった新潟・NGT48劇場での公演も、再開する見込みだというが、事件に対する運営会社・AKSの後手に回った対応のおかげで、すっかりスポンサーが離れ、地元の信頼を失ってしまった。それを回復するにはかなりの時間がかかりそうだ」(芸能記者) メンバーたちにとって忘れられない1日になったはずだが、またもや運営側に不備が露呈してしまったというのだ。 「大規模なイベントだっただけに、締め出すのは難しかったかもしれないが、劇場を出禁にしていた、悪質なファングループのメンバーたちの複数の目撃談がネット上に書き込まれていた。もし、メンバーたちに接近でもしようものなら、不安を煽ることになるだろう」(同) まだまだ運営側の課題は山積みのようだ。
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社会 2019年08月05日 22時00分
「ひととき融資」借金した女たちの告白(2)
全裸画像を送って音信不通「融資をほのめかす男から、『芸能人だと誰に似てるの?』とか『まずはエロい写真を見せて。“実戦”の時にお金を貸すから』と言われて、全裸の画像を正直に送ったのに音沙汰なし。逆に、男の自慰動画をテレビ電話で送り付けられたこともあります。気持ち悪さを我慢して、『うわ、おちんちんデカ〜い♡』なんて返したのに、それっきり」 さらに、掲示板に正直に年齢や債務総額、破産歴などの個人情報を書き込んでも、個人を装った闇金業者からのアプローチが大半で、利息も10日で3割などが当たり前だったという。 「でも、これまでに6人ぐらいの人にお会いして、60代の男性から無利息で10万円を借りることができたんですよ。個人確認も免許証の提示だけ。こんなに簡単に貸してくれる人もいるんだ〜って驚きました」 善意に甘えず、きちんと返済するつもりだが、夫は離婚に応じてくれず、子供たちの養育費もかかる。 「子供にひもじい思いだけは絶対させたくない。返済ができなかった場合は、ひとときで…」 彼女は、まだ「ひととき」を経験していないが、東京都内に住む事務系の派遣社員(42)は、これまでに複数回「ひととき」に応じて融資を受けたと明かす。 「最初は個人間融資掲示板で知り合った男性から5万円を借りて、2万5000円の2回払いという約束を守れなくて、その都度、ひとときで弁済しました」 熟女AV女優の翔田千里似の彼女。数年前に自己破産しており、クレジットカードはもちろん、金融業者も利用できないが、化粧品などをスマホ決済で購入し、携帯電話会社への数万円の支払いに困っているという。 「月の手取りが20万円以上あるので分割なら絶対に返せる自信があります。それでも返せない場合は、ひとときに応じますから、最初に見た印象で“そうなってもいいな”と思える男性を選んで借りてます」 なんともしたたかだ。 取材中、最初から返済する意思がなく、借りたまま逃げる“借りパク”と思われる女性にも遭遇した。 千葉県郊外のターミナル駅前の喫茶店で待ち合わせた女性は、掲示板には50歳と書き込んでいたが、どう見ても還暦オーバーのおばあちゃん。夫や内縁男性らに次々と青酸化合物を飲ませて殺害した“後妻業”の女、筧千佐子被告(72)そっくりの見た目だ。 融資希望額は、わずか1万円だった。 「退職したばかりで、先月の給与が数日後に振り込まれるので絶対に返せます。たったの1万円だし」 こちらが取材であることを伏せて、収入や身分を裏付ける資料の提示を求めたが、返済できる経済状況であることや、それほど困窮していないということを一方的にまくし立てて融資を迫ってくる。 その必死さから、逆に困窮ぶりがうかがえたが、クールダウンさせるため、記者がいったんトイレに行くふりをして5分後に戻ると、筧千佐子似のおばあちゃんはコーヒーを残したまま姿を消していた。 前出のライターが言う。「ひととき目的の男を騙し、金だけ借りて逃げる女も多いんですよ。中には、ひとときを楽しんで100万円単位の融資をしたのに、女が返済に応じず、男をストーカー呼ばわりして警察に通報された例もあります。貸した側も、セックスを担保に融資しているので、警察に貸金業法違反や売春などの罪に問われるのではないか、などといった負い目があり、ほとんどが泣き寝入りになっているのが現状です」 こうした「ひととき融資」は違法なのか。融資問題に詳しい弁護士に聞いた。「個人間融資は、無登録で不特定多数の人物に反復継続的に貸せば貸金業法違反になります。また、年利が109%を超えると出資法違反になります。とはいえ、個人間の金銭の貸し借りは多くの人が行っており、派手に営まなければ、警察としてはなかなか立件しづらいのが現状です」 冒頭のような摘発例は、むしろ異例だとした上で、「掲示板が金銭の融資を隠れ蓑とした児童買春の温床となっていたことから、警察の捜査のメスが入ったのでしょう」と指摘。グレーではあるが、成人男女の「ひととき融資」は違法ではないと続ける。「融資にあたっての利息は必ずしも金銭である必要はない。18歳以上であれば、ひととき名目で利息代わりにカラダで支払っても、男女とも刑法上は問題ない。売春防止法の取り締まり対象は、当事者ではなく、原則的にはあっせんや運営に携わる業者ですから」 とはいえ、次のように釘を刺すのである。「売春を前提とする金銭貸借は公序良俗に反するので契約自体がそもそも無効。カネを貸したのにヤラせてもらえなくても、相手を訴えることはできません」 貸し手も借り手も“ご利用は計画的に”が鉄則だ。
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