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ジャニーズを去った元ジャニーズJrたち

 5日(日)に放映された『まいど!ジャーニィ〜』(BSフジ)に、異変が生じた。金内柊真が、いないのだ。番組放送開始から、KinKanの向井康二、金内、平野紫燿、なにわ皇子の永瀬廉、西畑大吾、大西流星の6人体制だった。しかし、改編後初OAからは、永瀬が向井に代わって司会を務めることになった。じつは、金内はジャニーズ事務所を退所していたのだ。

 透き通った肌に、ハーフのような顔立ち。地元の関西ではすでにレギュラー番組も抱えていた金内は、スタートダッシュこそ良かった。ところが、13年に西畑がNHK朝ドラ『ごちそうさん』に抜てきされ、続いて、“日本一チケットが取れない舞台”として有名なKinKi Kids・堂本光一の作・演出・主演ミュージカル『Endless SHOCK』のカンパニーにも加わって、格差が顕著に。同年には、当時小学生だった大西が、初の連ドラ『スターマン・この星の恋』に出演するというビッグチャンスを手にしている。

 翌14年には、永瀬と平野の躍動が著しくなり、KinKanとなにわ皇子は、自然解体。永瀬と平野は、関東ジャニーズJr.の高橋海人とのトリオで売り出されることになり、アイドル雑誌への露出も増加。“SHOCK”と同じくロングセラーの『DREAM BOYS』へ出演して、現在では“まいジャニ”はもちろん、『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)でもソロパートが定期化するほど、猛烈プッシュされている。

 そんななか、年長組の向井と金内は確実に取り残された。向井に至っては、テレビカメラに向かって「仕事ください」と訴えるほどで、ファンからはシャレにならない冗談として、同情の声があがった。そんな矢先に下した、金内の決断。専門学校に進学して、かねてからの夢実現にむけて、勇気ある一歩を踏みだす。

 くしくも今年3月には、嵐・大野智と同期のミュージック・アカデミーの町田慎吾も、ひっそり事務所を去っている。およそ20年もジャニーズに在籍したが、30歳を過ぎても依然としてスポットが当たらなかった町田。そうなる前の10代のうちに、きっぱりと芸能界に見切りをつけた金内。“元”となってしまったジャニーズJrたちは、ようやく呪縛から解放されたのかもしれない。

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