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芸能 2019年11月04日 12時10分
ジャニーズJr.、格差が広がる? 脱落するグループも出そうな生存競争の実態
関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ男子」と「Aぇ!group」の初の冠番組となる「なにわからAぇ!風吹かせます!〜なにわイケメン学園×Aぇ!男塾〜」(カンテレ)が11月4日からスタートする。 なにわ男子のメンバーがさわやか、キラキラなどをモットーとする「なにわイケメン学園」、Aぇ!groupのメンバーが汗や涙などが教訓の「Aぇ!男塾」の生徒に扮し、それぞれの校風に合わせたロケに挑戦。切磋琢磨しながら成長を目指す同番組。 番組の最後には、お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右が、ロケの中で一番ダメだった「ロケ赤点生徒」を発表。半年後、赤点が最多となったメンバーは罰ゲームに臨む。 番組は関西ローカルで放送されるが、無料動画サービス「GYAO!」で全国配信されるという。「関西では絶大な人気を誇る関西Jr.だけに、手始めに関西ローカルの冠番組からスタートさせる戦略のようだ。GYAO!の視聴者数によっては、放送エリアが拡大するのでは」(テレビ局関係者) 9月にジャニーズ事務所の副社長に就任した滝沢秀明氏が猛プッシュするJr.たち。現在、13グループが結成されて活動しているが、その中でも来年CDデビューが決定したSnow ManとSixTONESが飛び抜けている。 ほかのグループもCDデビューが最終目標となりそうだが、そのうち脱落するグループが続々と出てきそうだというのだ。 「各グループの格差が広がる中、それぞれのグループのメンバーたちのモチベーションがどこまで続くかが問題だろう。すでに、HiHi Jetsのメンバー5人中、2人が女性絡みのトラブルで年内は活動を自粛する。とにかく、Jr.であってもモテモテなので、甘い誘惑に負けないメンタルも必要」(芸能記者) Jr.内のグループ生存競争を勝ち抜くのは並大抵のことではなさそうだ。
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芸能 2019年11月04日 12時00分
『渡る世間は鬼ばかり』脚本家・橋田氏激怒でえなりかずき“永久追放”の危機
国民的ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の名子役としてブレークした俳優のえなりかずきが、同ドラマから“永久追放の危機”に瀕している。同番組の脚本家・橋田壽賀子氏が、去る10月3日発売の『週刊文春』にて、えなりが同ドラマ主演の泉ピン子と共演NGを出したことを暴露し、「そういう申し出すること自体、私は頭に来るのよ」などと、えなりへの怒りをあらわにしているのだ。 ただ、えなりが共演NGにした理由は、ピン子による“イジメ”が原因だというから穏やかではない。「ピン子さんの共演者イジメは、NHKの朝ドラ『おしん』でブレークしたころから有名でした。渡鬼でもえなり君に対して厳しく当たったり、収録の合間に肩を揉ませるなどを強要していましたからね」(出演者のマネジャー) イジメに遭ったのは、えなりだけではない。「えなり君のマネジャーの母親に当たり散らしたり、立場上、断れないことをいいことに、自分が所有するシャネルを安く買わせたりしています。それを見て育ったえなり君が、ピン子さんに嫌悪感を示すのは当然でしょう」(元事務所関係者) 一方、ピン子はイジメを否定しているという。「橋田さんがピン子さんに聞いたら“イジメた覚えは全くない”と答えたようです。ピン子さんは上の人に取り入るのはうまいですからね。橋田さんはピン子さんの言うことを鵜呑みにしてしまったようです」(元ドラマスタッフ) 2人の共演シーンは、2015年の渡鬼特番を最後になくなっている。「今年の9月に放送された特番では、えなりは大阪に出張しているという設定で、出演すらしていません。渡鬼では、以前もレギュラーの役者さんが急に出演しなくなることや、ドラマ内で死亡扱いになっていたケースがありました。橋田さんは『私は嫌いな役者は作中で出張させたり、死なせたりします』と言っていたので、同じケースではないかと思われます」(同・スタッフ) えなりが復活することを願うばかりだが…。
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芸能 2019年11月04日 12時00分
杉咲花主演の朝ドラ、大物俳優が多数出演しそうな事情 あの夫婦も遂に共演か?
女優の杉咲花が、来年秋から放送が始まるNHK連続テレビ小説「おちょやん」で、ヒロインを務めることが10月30日、同局から発表された。 同ドラマは、大正から戦後にかけての大阪が舞台。女中奉公を経て女優になり、「大阪のお母さん」と呼ばれて親しまれた浪花千栄子さんをモデルに、喜劇女優として活躍した竹井千代(杉咲)の波乱万丈の一代記を描く。 脚本は、TBS系ドラマ「半沢直樹」、「下町ロケット」、「陸王」などを手掛けた八津弘幸氏が担当。杉咲は、2016年上半期の「とと姉ちゃん」でヒロインの妹を好演。2回目の出演にして初の連続テレビ小説ヒロインを務めることになった。 「もともと、演技力は高く評価されている杉咲だけに、今回はオーディションではなく、NHKからオファーしての起用となった。とはいえ、NHKの“朝の顔”を務められるような器にはまだ至っていないのでは。さらに、内容も全国の朝ドラファンから受け入れられるとは思えない」(テレビ誌記者) 杉咲が所属する大手芸能事務所「研音」は今年で創立40周年。NHKからの“ご祝儀”のようなものもありそうだが、それだけに、NHKも杉咲のドラマを全面的にバックアップすることになりそうだ。 「いつものドラマ以上に続々と大物を投入することになりそうだ。当然、杉咲の事務所の先輩たちも続々と投入されるだろう」(芸能記者) 杉咲の事務所の先輩では山口智子と榮倉奈々がこれまで朝ドラのヒロインを務め、山口は9月に最終回を迎えた広瀬すず主演の「なつぞら」に出演。好演して話題になったが、事務所の先輩とその身内の投入もありそうだというのだ。 「先輩の反町隆史の妻・松嶋菜々子も『なつぞら』に出演していたが、反町と松嶋が01年の結婚後、初めて夫婦共演をする可能性が浮上しているようだ」(同) それなりに話題になりそうだ。
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スポーツ 2019年11月04日 10時00分
DeNA、中川大志が引退へ…ロマン溢れるパワフルヒッターがバットを置く決意
ソフトバンク・ホークスの4連勝で日本シリーズが閉幕した翌日、第2次の戦力外通告の期日となり、今年は102名のプロ野球選手が非情宣告を受けた。 ベイスターズは第1次の10月1日に、10選手と来季の契約を結ばないと通告。2次で通告される選手は皆無だったため、結果的に5投手5野手がベイスターズのユニフォームを脱ぐこととなった。 その中には、昨年ベイスターズに入団し印象に残る活躍を見せた右の大砲・中川大志も含まれていた。 中川は2008年、東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト2位指名を受けプロ入り。愛知・桜丘高校出身で初のプロ野球選手となった。 3年目にはイースタン・リーグで打点王のタイトルを獲得。ケガで育成選手契約も経験したが、再び支配下登録を勝ち取る。2013年にはイースタンの本塁打王と打点王の2冠に。2015年には一軍で待望の初ホームランのあと、サヨナラホームランや2打席連続ホームランなどの活躍を見せたが、2017年オフには戦力外宣告を受けてしまう。しかし、右の長距離砲に魅力を感じたベイスターズが目をつけ、晴れて入団の運びとなった。 移籍初年度の昨年は開幕を一軍で迎えた。4月21日のヤクルト戦では1点ビハインドの9回に代打で同点2塁打を放ち、交流戦では主力の相次ぐケガの穴を埋めるべく奮闘。スタメン起用でホームラン、そしてクリーンアップの一角も務め、47試合で2本塁打、打率は低いながらも長打率は4割越えと自身の長所を発揮した。 しかし、今年はジャイアンツから戦力外通告を受け、ベイスターズに入団した同じ右打ちの中井大介に出番を奪われる格好になってしまった。ファームでは打率.292、9本塁打をマークするも、1軍ではわずか3試合で3打席しか与えられずに、10月1日に自身2度目の戦力外通告を受けることとなった。 中川は通告を受けたその日のうちに引退を発表。イーグルスやベイスターズに感謝の弁を述べると共に、「いつかは引退すると覚悟してプレーしていましたが、現役でプレーすることができなくなると寂しくてたまりません」とし、「ですが、プロ野球生活に悔いはなく、晴れ晴れとした気持ちでもあります」と複雑ながらも前向きな言葉を残した。 仙台で横浜で11年間愛された中川大志。その豪快なスイングはいまでもファンの目に焼き付いている。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年11月04日 06時30分
新日本、本間朋晃の迷い…「パートナーは真壁さんか?棚橋か?」
「ヒロ(棚橋弘至)で行くか?真壁さんで行くか?」 本間朋晃がタッグパートナー選びに迷っている。新日本プロレスは今年もタッグの祭典『ワールド・タッグリーグ2019』(11月16日〜12月8日)を開催する。IWGPタッグ王者チームのタマ・トンガ&タンガ・ロアを筆頭に強豪タッグチームがエントリーする予定だ。 昨年夏に長期欠場から復帰をした本間は、会社が過酷なリーグ戦を闘うにはまだ早いと判断したのだろう。本間はエントリーされず、G.B.Hの相方である真壁はトーア・ヘナーレとのタッグでエントリーしている。あれから1年が経ち、本間はシリーズにフル出場するまでに回復し、軽快な動きを取り戻している。最近は真壁が矢野通とのタッグを復活させたこともあって、棚橋との“同級生”タッグを結成する機会が増えてきた。10.14東京・両国国技館大会では真壁&矢野と対戦し、勝利を収めている。 「ヒロはIWGP(ヘビー級王座返り咲き)という夢があるけど、俺だってあるんだよ。ワールド・タッグリーグ、真壁さんと行くか?同級生のヒロと行くか?どうなるか?」 最後に「お楽しみはこれからだ」と付け加えていたが、明らかに迷っているようだった。無理もない。真壁は本間の復帰を誰よりも待っていて「こけし(本間)が帰ってきたらIWGPタッグをまた狙いにいく」と話していた。しかし、現在はかつてG.B.Hとして、IWGPタッグのベルトを幾度も巻いた矢野と元サヤに収まり、タッグを結成している。棚橋は本間に「尊敬してるから」と声をかけて「こっから!こっから!」と近くで力を与えてくれる盟友だ。本間が誰と組むのかによって、リーグ戦の優勝予想にも影響を与えることになる。 IWGPタッグ王座戦線で来年1月の東京ドーム2連戦に出場を目指す本間にとって、ベストなパートナーは誰になるのか?その答えはもうじき出るはずだ。(どら増田)
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社会 2019年11月04日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(12)元首相・佐藤栄作(上)
学歴は尋常高等小学校卒、それでも明敏な頭脳、卓越した政治力、「学歴はどうでもよいが学問は不可欠」として人一倍の勉強家、加えて持ち前の人が寄ってくる陽気な性格が相まって、田中角栄は政界の頂を目指して昇龍かくを思わせるように、出世の階段を駆け上がっていった。 その田中が炯眼だったのは、陣笠代議士にして自民党政治を動かしているのが、高級官僚出身者のグループであることを見抜いたことにあった。その中心にいたのが外務省出身の吉田茂、その右大臣、左大臣格だった大蔵省出身の池田勇人、鉄道省(のちの運輸省)出身の佐藤栄作であった。そうした優秀な官僚出身者のグループは「吉田学校」と言われ、田中はそこにもぐり込むことに成功した。 池田が政権を取ると、そこでは「大物」へのスプリング・ボードである大蔵大臣ポストを得、そのあと佐藤に政権が移ると蔵相留任、間もなく党を掌握し、天下取りには不可欠とされる自民党幹事長ポストへと昇り詰めたのである。その裏では、佐藤派の「代貸」としてひたすら汗をかいたことが、ついには天下をたぐり寄せることにつながったと言ってよかった。 その佐藤は、昭和39(1964)年11月、池田がガンを煩い、再起不能の判断のもとに内閣総辞職、後継に佐藤を指名したことで首相の座に就いた。佐藤は、第1次内閣では官房長官を除き、他の閣僚を留任させた形でスタートさせた。事実上、政権を譲ってくれた池田の顔を立てた布陣であった。田中もまた、池田内閣での蔵相をそのまま引き継いだ。 佐藤が一方で、内閣の屋台骨たる蔵相ポストに、あえて田中を留任させたのは、田中が佐藤派の「代貸」として、派閥の“台所”、すなわち資金の面倒を一切担っていたことが一つ、もう一つは池田内閣の蔵相として経済、財政運営に力量を見せつけたことがあった。 田中が佐藤内閣の蔵相となった頃、経済において国際収支は好調だったが、国内は不況、株式相場も昭和38年以降の低迷を引きずっていた。そのさなかに、時に証券業界の三役クラスだった山一證券が倒産危機に陥るという事態が発生した。 「山一」が倒産となれば国民生活、景気に計り知れない影響が出ることが予測された。大蔵省もこれを深刻に受け止めた。と同時に、田中の危機の裁き方いかんは、蔵相としての力量の真贋が問われる一方、発足間もない佐藤内閣自体の命運も左右しかねない正念場ということでもあった。 結果、田中は最善の策にたどりつくまで、自らの銀行など経済界の人脈を駆使、その裏で「次善の策」「三善の策」を模索しながら、最終的にはしぶる日本銀行を一喝、「伝家の宝刀」の大バクチで日銀法二十五条による「山一」への282億円にのぼる「日銀特融」を飲ませたのであった。 現在の金額にすれば、じつに3000億円ほどとなり、一蔵相がこれだけのカネを日銀から引き出したことに、佐藤首相はあの大きな目玉をさらに丸くして驚き、同時に自民党内も田中蔵相の力量に改めて一目置くことになった。この決着で株式市場にも活気が戻り、国民の動揺もまた鎮まっていった。★「たった30秒」の予算復活折衝 この頃、自民党内における田中について言えば、佐藤内閣より前の池田内閣蔵相時代から積極財政論者であり、予算でも大盤振る舞いが常だった。それまでの蔵相とはひと味違い、政敵だろうが、ライバルだろうが大いにサービス、距離感を払拭していたのが特筆に値した。 例えば、昭和38年度予算の各省大臣との復活折衝では、ソリの合わなかった大物の河野一郎建設大臣(現・防衛大臣の河野太郎の祖父)に対する、電光石火「30秒の復活折衝」が話題になった。 あれこれ理屈をつけて要求を渋るのが大蔵大臣の相場だが、河野をして「若手の党人派としては、アイツは相当のやり手だ」と感心させた。腕組みをしてしばし、「30秒」の決着は次のようなものだった。「道路110億円、治山治水45億円、下水道10億円。えーと、シメて165億。いいですッ、付けようじゃねぇですか」 目いっぱい予算を付けてくれる大臣ゆえ、他の閣僚からの「人気」も上々ということだった。池田内閣に引き続き、「日銀特融」の断行で改めてその力量を知らしめ、蔵相としていささか得意気になった田中は、この頃、愛人にして「二人三脚」で政治活動を共にしてきた秘書の佐藤昭子に、こう言ったという。「どうやら光が見えてきたな」 二つの内閣で蔵相ポストを踏み、天下取りへの手応えを実感したということだった。 佐藤はこうした田中の力量を買い、政権基盤を固めるため、田中に党を預ける幹事長ポストを与えた。 昭和40年6月、第1次改造内閣と同時の党人事で、この幹事長ポストは田中の長い政治生活の中で、最も輝いていた時代の始まりであった。(本文中敬称略/この項つづく)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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芸能 2019年11月04日 06時00分
チュート徳井、「発達障害」の噂が広まったワケ 偏った知識での判断の危険性
お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、自身の所有する個人事務所「チューリップ」に対し、東京国税局から7年間で合計約1億2000万円の申告漏れを指摘された件で、世間に物議を醸している。 ネットでは「故意的な犯罪」、「悪質な脱税行為」などと厳しい声が飛び交う中、徳井が「発達障害“ADHD (注意欠陥多動性障害)”なのでは?」とする意見があった。 徳井がADHDを疑われる理由には、いくつかの原因がある。 まず、23日の会見で本人によって語られた「想像を絶するルーズさが原因」という言葉に始まり、過去にはそれを裏付けるようなエピソードがあった。 2009年の12月からスタートした徳井のTwitterを遡ると、年に何度も公共料金の未払いで供給停止された記録があることを確認できる。もちろん金銭的に困窮して支払えない訳ではない。その言い訳はどれも「忘れていた」「支払うのが面倒くさい」といったものである。 また、郵便物の整理・処分が苦手で、自宅のポストがパンパンになるまで放置するといったエピソードや、借りたDVDを期限内に返却せず、何度も高額な延滞料金を支払ったといったエピソードも。その他、相方の福田充徳に「コンビになろう」と持ちかけられた時も、「答えを出すのが億劫だった」という理由で3年間放置したといった逸話もある。 これらはいずれも、ただの“面倒臭がり”や“怠慢”を超えて、一般常識を逸脱したレベルであると同時に、「大人のADHD」に多く見られる特徴でもある。 例えば、診断の国際基準であるDSM(米国精神医学会による「精神疾患の診断・統計マニュアル」)に基づくADHDのチェック項目の中には、「しばしば指示に従えず、学業・用事・または職場での義務をやり遂げることができない(反抗的な行動または指示を理解できないためではなく)」、「課題や活動を順序立てて行うことが難しい」、「精神的な努力を続けなければならない課題を避ける」といった項目がある。 こうした、医学的に発表されている診断基準のチェック項目の一部が、上記で挙げた徳井の発言やエピソードの特徴と一致しているように見えることから、徳井がADHDを疑われる原因になったのだろう。 しかし、これらはあくまでもADHDの特徴の一部にあてはまるというだけであって、たったこれだけの内容では必ずしも徳井がADHDであるとは言い切れない。ADHDの診断項目は全部で22項目あり、幼少期の様子を踏まえた見解が必要となる。また、診断によって不注意優勢型・多動優勢型・混合型に細分化することが可能だ。 ADHDの診断項目は、上記に挙げた項目の他、不注意性では「話しかけられた時に聞いていないように見えることがある」「課題や活動に必要なものをよくなくしてしまう」「外からの刺激によってすぐ気が散ってしまう」といった項目や、多動性では「手足をそわそわと動かし、またはイスの上でもじもじする」「じっとしていない、またはエンジンで動かされたように行動する」「しばしばしゃべりすぎる」、衝動性では「質問が終わる前に出し抜けに答え始めてしまう」「順番を待つことが困難である」「他人の会話やゲームなどを妨害し、邪魔することがある」といったものがある。また、これらに加え、その様子が見られた期間や程度など、幼少期の様子も踏まえた聞き取りが必要となる。 これらの診断をより正確に行うためには、心療内科や精神科といった、専門の医療機関にかかり、実際にADHDの疑いのある本人を検査・診察しければならない。発達障害によって生き辛さを感じている人への理解が高まりつつある一方で、偏見の材料にされていたり、極めて勝手な発達障害認定がなされる場面を多く見かけるようになった点は、残念な事実でもある。引用:北海道大学医学研究院「ADHDにおける診断の実際」DSM-Ⅳ-TR 注意欠陥多動性障害https://www.ncnp.go.jp/nimh/pdf/H29_dd_3.pdf本文:心理カウンセラー 吉田明日香
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ミステリー 2019年11月03日 23時00分
焼失を免れた信仰の地 首里城内の「首里森御嶽」
10月31日午前2時頃、沖縄県那覇市の首里城にて火災が発生。正殿を含む広範囲が焼失する事態となった。琉球王朝時代を偲ばせる首里城は今から約500年前に建てられ、昭和8年に国宝に認定されるも第二次世界大戦中に戦火により焼失。平成4年以降に正殿などが復元され、平成12年には県内の城跡とともに世界遺産に登録されていた。 首里城は沖縄県でも一番のパワースポットと呼ばれており、敷地内に聖なる泉や“琉球神道”における聖地の『御嶽』も存在しており、昔から神聖かつ重要な土地とされていた。今回の大規模な火災で、首里城内にある御嶽も焼失してしまったのではないかと、現存を危ぶむ声も上がっていた。しかし、鎮火後の空撮写真から城内で最も格式の高い『首里森御嶽』が残っていた事が判明。安堵の声も上がっている。 『首里森御嶽』の『首里森』は『すいむい』と呼び、首里城の別名のことである。首里城の広幅門から下之御庭に出たところ、正門である奉神門の前に存在している。屋根付きの門を構えた囲いの中にガジュマルとクロツグ、ビロウの木による小さな森があるもので、1997年に復元されたもの。 この御嶽は琉球開闢(かいびゃく)神話に関係の深い御嶽で、琉球を創ったとされるアマミキヨが築いた七つの御嶽の一つとされている。琉球開闢神話では、はるか彼方の神の国であるニライカナイからアマミキヨがこの地に降り立ち、島々を創って一組の男女を住まわせ、やがてそこから人が増えていったとされている。そして、アマミキヨは琉球各地に「七大御嶽」と呼ばれる祈りの場所を築いていった。その一つが『首里森御嶽』なのだ。なお、首里城の中に御嶽ができたのではなく、先に首里森御嶽があって後から首里城が建てられたのだそうだ。 かつては王が城外の寺社へ出向く時には、この御嶽で祈りを捧げ、また神女たちが多くの儀礼を行っていたという。琉球の信仰では、神に仕えるのは女性とされていたため、琉球王朝時代は御嶽は男子禁制であった。しかし、『首里森御嶽』は男女ともに拝することができたという。首里城は政治の舞台だけではなく、琉球国内の宗教的拠点でもあった。過去には、首里城内には他にも十の御嶽が存在していたそうで、復元された苅銘御嶽(かわるめうたき)は今回の火災では焼失してしまったのではないかとみられている。 首里城内の御嶽は現在でも信仰対象であり、今でも御願を捧げる人の姿があった。『首里森御嶽』が焼失を免れたのは幸運であるし、火災からの復元の際には、是非とも信仰の舞台であった御嶽の数々も復元して欲しいものである。(山口敏太郎)
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社会 2019年11月03日 22時30分
60歳の老婆が78歳の老婆の自宅に押し入り強盗【背筋も凍る!女の事件簿】
クリスマス間近の1984年12月22日、三重県某市で「老人が老人を襲い金銭を奪う」という、世にも珍しい事件が発生した。 午前10時半ごろ、ひとりで留守をしていた当時78歳のA子さん(仮名)宅に鉄パイプを持った女が押し入り、A子さんを数発殴った上、持参したロープでグルグル巻きにし、動けなくした上で現金5万円(現在の物価に換算すると8万円程度)の入った財布を奪い逃走するという事件が発生した。 110番通報を受けた警察が調べたところ、犯人はA子さんの家の近くに住むB子(仮名)と分かりB子を逮捕したのだが、警察は捕まえたB子の年齢を聞いて驚いたという。B子は当時60歳で、鉄パイプを手に強盗をするようには見えないほど弱っていたのだ。 B子がA子さん宅に押し入った時点で、B子が手荒に金銭を奪うつもりはなかったようだが、A子さんはB子をバカにした態度で400円を渡したため、B子は逆上。いざというときにと隠し持っていた鉄パイプでA子さんの頭を殴りつけ口に粘着テープを張り、ロープで縛り動けなくした上で財布を奪っていったという。 しかし、所詮は素人の犯行。ロープはすぐにほどけ、A子さんは脱出。頭から血を流しながらも警察に電話。犯人は近くに住むB子だと伝え、確保となった。 逮捕時には既に体力が切れていたのか、全く抵抗する様子なく捕まり、「老人が老人を襲う」という珍しい強盗事件は無事解決となった。 なお、犯行の動機についてB子は自身の借金が原因であると警察に語ったという。証言によるとB子は独身で職もなく金融機関からおよそ10万円(現在の価値で15万円ほど)を借金していたという。 年末までに返す約束だったが、どうしても工面ができず、近くに住んでいた自分より力のない78歳のA子さんを襲うことを決意したという。 老人が老人を介護する「老老介護」は今の社会問題だが、「老老強盗」は当時ケースがあまりなかった。十数年後に社会問題になる高齢者問題を予感させるような「女の事件」であった。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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レジャー 2019年11月03日 22時00分
本当にあった怖い彼氏〜知りたくなかった恋人の過去〜
北村流菜(仮名・28歳) 私は幼い頃から痴漢などの性犯罪に遭ってきたため、男性不信のような状態がしばらく続きました。しかし、社会に出て、少しずつ男性と関わるうちに慣れていき、交際もできるようになったのです。ですが、ふとした瞬間に過去の嫌な出来事がフラッシュバックし、気持ち悪くなることもあります。そういう精神状態の時は、いつも優しい彼氏のことすらも、他の性犯罪を行う男性と結局は変わらないのではないかと勝手に考えてしまうこともありました。 でも、そんなことを考えるのは、夜中に鬱っぽくなった時ぐらいで、朝になれば忘れることができましたし、彼にそんな素振りも一切ありません。私が彼のことを好きになったのも、とにかく優しく、困っている人がいたら放っておけないタイプの人だったからです。 でも、ある日、彼の知りたくない過去を知ってしまいました。彼とその友人たちと夏にバーベキューなどをして交流した際、グループにいた女性が演劇好きということで意気投合。一緒に舞台を見に行くようになりました。その時、また別の男性が一緒にいたのですが、彼は私の恋人のことをよく知っているようで、色々と聞いてしまったのです。彼が言うには、恋人は幼馴染のことがずっと好きで、相手が引っ越すとわかった途端、2人きりになる場所に呼び出して強姦したのだとか。もちろんそんな話を信じられなかった私は、後日、彼氏に確認。すると、「あの時は若かったから…」と認めたため、かなりショックを受けました。過去のこととはいえ嫌悪感が消えず、今はもう会っていません。写真・Victoria Reay
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