本間朋晃がタッグパートナー選びに迷っている。新日本プロレスは今年もタッグの祭典『ワールド・タッグリーグ2019』(11月16日〜12月8日)を開催する。IWGPタッグ王者チームのタマ・トンガ&タンガ・ロアを筆頭に強豪タッグチームがエントリーする予定だ。
昨年夏に長期欠場から復帰をした本間は、会社が過酷なリーグ戦を闘うにはまだ早いと判断したのだろう。本間はエントリーされず、G.B.Hの相方である真壁はトーア・ヘナーレとのタッグでエントリーしている。あれから1年が経ち、本間はシリーズにフル出場するまでに回復し、軽快な動きを取り戻している。最近は真壁が矢野通とのタッグを復活させたこともあって、棚橋との“同級生”タッグを結成する機会が増えてきた。10.14東京・両国国技館大会では真壁&矢野と対戦し、勝利を収めている。
「ヒロはIWGP(ヘビー級王座返り咲き)という夢があるけど、俺だってあるんだよ。ワールド・タッグリーグ、真壁さんと行くか?同級生のヒロと行くか?どうなるか?」
最後に「お楽しみはこれからだ」と付け加えていたが、明らかに迷っているようだった。無理もない。真壁は本間の復帰を誰よりも待っていて「こけし(本間)が帰ってきたらIWGPタッグをまた狙いにいく」と話していた。しかし、現在はかつてG.B.Hとして、IWGPタッグのベルトを幾度も巻いた矢野と元サヤに収まり、タッグを結成している。棚橋は本間に「尊敬してるから」と声をかけて「こっから!こっから!」と近くで力を与えてくれる盟友だ。本間が誰と組むのかによって、リーグ戦の優勝予想にも影響を与えることになる。
IWGPタッグ王座戦線で来年1月の東京ドーム2連戦に出場を目指す本間にとって、ベストなパートナーは誰になるのか?その答えはもうじき出るはずだ。
(どら増田)