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社会 2020年02月07日 06時00分
米国が着々と進める北朝鮮、イラク「同時軍事作戦」
1月26日夜、イラクの首都・バグダッドにある米大使館の敷地に、ロケット弾が着弾したことが判明した。イラクでは、米軍がイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害以降、米軍施設への攻撃が相次いでいるが、米大使館を直撃したのは初めてとみられる。 フランスの通信社『AFP通信』によると、3発が米大使館の敷地に着弾。現時点では、犯行声明は出ていないと報じている。 米国とイランの全面衝突はいったん回避されていたが、軍事的な緊張が再び高まりつつあるようだ。 恐ろしいのは、米国側はいつイランと戦争になってもいいように、着々と準備を進めているということだ。「米国は、今年3月上旬に予定していた対ロシア戦に備えるヨーロッパ諸国との合同軍事演習『コールド・レスポンス』を中止しました。ノルウェー政府はその理由を、参加予定の米兵3000人が『イランとの戦闘に振り向けるもようだ』と、明かしています」(軍事ジャーナリスト) これ以外にも、対イラン戦の準備は急ピッチで進められている。「インド洋のディエゴ・ガルシア島にある米軍基地には、B-52重爆撃機編隊が緊急配備されています。ここはイランの長距離ミサイルの射程外であり、イランに不穏な動きがあった場合は、いつでも攻撃できる場所でもあります」(同) ただ、米国が警戒しないといけないのはイランだけではない。今回の米大使館への攻撃に関しては、イラクが関わっていた可能性があるという。 現在のイラク政府は、イラク戦争後に米国が支援してできた政権なのだが、そもそもイラク戦争は、サダム・フセインによるバース党支配の打倒にあった。同党を排除した結果、反イラン勢力(=イスラム教スンニ派)は新生イラクから排除。結果的に新生イラクは、シーア派(イラク人口の6割前後)から構成されることになった。「イランはシーア派大国なので、当然、イラクに対するイランの影響力は高まったわけです。実際、ソレイマニ司令官は、イラク国内で何の気兼ねもなく反米活動ができていましたからね。今回の米大使館への攻撃も、ソレイマニ氏殺害に反発した親イランのイラク武装組織が、米国に報復したとも噂されています」(同) イラク政府は米国がソレイマニ氏殺害後に「外国駐留軍の追放」という決議を行って、米軍を追い出しにかかっている。1月24日には、バグダッドで駐留米軍の撤退を求めて、数万人の市民が参加したデモも勃発した。 米国はイラン&イラクの警戒を怠ってはいけない状況が続いている一方、こうした米国の足元を見透かした北朝鮮は、2月16日の「光明星節(金正日総書記生誕祭)」に合わせて、長距離弾道ミサイル(ICBM)発射などの挑発行為に出る恐れがある。「トランプ大統領は昨年12月、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議のために訪英した際には、金正恩党委員長を再び『ロケットマン』と呼びICBMなどのミサイル発射再開の動きを牽制している。短距離ミサイル発射には沈黙したトランプ氏も、米本土到達可能なICBMとなれば黙ってはいないはずです」(北朝鮮ウオッチャー) 事実、米国は北朝鮮のICBM発射を厳重警戒しており、米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」と「ロナルド・レーガン」を中心とする2つの空母打撃群を朝鮮半島周辺に同時展開させた。また、核実験再開に備え、実験を探知する米空軍の特殊偵察機「WC-135(通称コンスタント・フェニックス)」も1月中旬に沖縄・嘉手納基地に配置している。「両空母は、それぞれ戦闘攻撃機『FA18スーパーホーネット』などを約90機搭載。さらにミサイル巡洋艦、ミサイル駆逐艦、攻撃型原子力潜水艦などと空母打撃群を構成する。まさに動く軍事基地です。このような複数の空母打撃群が朝鮮半島周辺に展開するのは、朝鮮半島が極度な緊張状態にあった2017年の北朝鮮危機以来のことです」(軍事アナリスト) 正恩氏が、ソレイマニ司令官殺害を知ったのは、自身が昨年末に「新しい戦略兵器を目撃するだろう」と大見得を切った後だ。「米国の本気を知った正恩氏は、いまさら取り消すのはみっともないかなと、悔やんでいるかもしれない。いまは『どこまでやったら、トランプ大統領を本気で怒らせるか』というレッドラインを真剣に計算しているでしょうね」(同) 正恩氏が米国から怒りを買う行動は、ICBM発射だけではない。イランはソレイマニ氏殺害を受け、’15年に締結した「核合意(JCPOA)」をこれ以上遵守しないことを明らかにしている。つまり過去4年間、制約を受けていたウラン濃縮を再開させ、核兵器開発に乗り出す意向を表明したのだが、この核兵器開発に北朝鮮が関わることが予想されている。「北朝鮮とイランは、1983年にミサイル協力協定を締結以降、核開発やミサイル供給といった軍事的な面で協力してきました。もし、イランの核兵器開発に北朝鮮が本格的に協力していることが明らかになれば、米国は両国を許すわけにはいかない。なので、水面下では北朝鮮とイランへの『同時軍事作戦』も進めているはずです」(同) 戦争まで一触即発の状況が続く。
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芸能 2020年02月06日 23時00分
人気シリーズ降板は布石だった? 鈴木杏樹、仕事ダメージ大か
女優の鈴木杏樹が、元宝塚のトップスターで女優の貴城ケイの夫で俳優の喜多村緑郎と不倫関係にあったことを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 同誌によると、2人の出会いは、昨年10月から1か月にわたり京都南座で行われた舞台での共演。深い仲になったのは昨年の暮れのことだという。 同誌の取材班は今年1月、2度にわたってデート現場を確認。1月30日には、昼すぎから1時間半にわたって千葉の海岸でデート。2人は人目もはばからずハグやキスを繰り返し、その後、鈴木がハンドルを握る高級外車で、ラブホテルへと消えていったというのだ。 同誌といえば、先月、俳優の東出昌大と唐田えりかの不倫をスクープ。以後、各メディアが大々的にその件を報じたが、鈴木の不倫は驚くほど、どこのメディアも後追いしなかったのだ。 「所属事務所は、かなりメディアに対して高飛車なことで知られるが、今回の件も“圧力”をかけて止めたようだ。5日に『文春オンライン』が先行して記事を出したが、同日は『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)に生出演の予定。それもあって後追い記事を止めたはずだったのだが…」(ワイドショー関係者) なんと、鈴木は体調不良のため同番組を欠席。6日朝の平日帯番組「鈴木杏樹のいってらっしゃい」(同)は予定通り放送された。 「しばらく、生番組は欠席し、ほとぼりが冷めるまでは逃げ切る気なのでは。事務所の要請で各メディアが配慮したのに、まったく意味がなかった」(芸能記者) 今回の件があの人気シリーズの降板と関係があるのではという声もある。 「鈴木といえば、長年、人気シリーズ『相棒』(テレビ朝日系)に出演していたが、昨年3月で卒業。主演の水谷豊はとても家庭を大事にしているので、不倫スキャンダルには厳しく、これが出演中に発覚したら大変なことになっていた。同時期に『ZIP!』(日本テレビ系)も卒業しているため、今回のスキャンダルとの因果関係も噂されています」(同) 今後、少なからず仕事にダメージを与えそうだ。
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スポーツ 2020年02月06日 22時30分
新日本、金丸&デスペラードがIWGPジュニアタッグ奪取宣言!
新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』▽5日 東京・後楽園ホール 観衆1,260人 9日に開催される『THE NEW BEGINNING IN OSAKA』大阪・大阪城ホール大会に向けて、最後の前哨戦となる後楽園ホール3連戦の2日目が5日、開催された。 セミファイナルでは、オカダ・カズチカが、SHO&YOHのロッポンギ3Kを従えたCHAOSトリオで出陣。タイチと金丸義信&エル・デスペラードの鈴木軍と対戦。オカダとタイチは2日の北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる大会で30分を超える激闘を終えたばかり。IWGPタッグチャンピオンチームのロッポンギ3Kは、9日の大阪城大会で金丸&デスペラードの挑戦を受けることが決定している。 IWGPジュニアタッグ王座獲りを執拗に狙っている鈴木軍は、SHOのヒザに狙いを定め、徹底的に痛めつける。CHAOSも応戦するが、場外戦を駆使するなど鈴木軍のペースに翻弄されてしまう。タイチも試合中に「まだ終わったと思うなよ!」とオカダを挑発するなど、金丸&デスペラードを好アシスト。ロッポンギ3Kもチャンピオンとしての意地を見せつけていたが、最後はタイチ式ラストライドによりSHOが3カウントを奪われ、前哨戦は金丸&デスペラードが優位に進めた。 試合後も金丸&デスペラードは、SHOとYOHをイスでKO。タイチもオカダを襲撃しイスで威嚇した。金丸&デスペラードはベルトを掲げて、タイトル奪取宣言。両チームの闘いの歴史も長くなってきており、ロッポンギ3Kとしては、大阪城大会でしっかり防衛し、抗争に終止符を打ちたいところだが、SHOの負傷加減が勝敗を左右するかもしれない。 メインイベントでは、内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、KENTA率いるバレットクラブが4対4のイリミネーションマッチで対戦。24分を超える接戦となったが、最後はKENTAが内藤をオーバー・ザ・トップロープで葬り、バレットクラブが勝利。試合後、マイクを掴んだKENTAは「テツヤ(歌手の武田鉄矢とかけている)!!バカチンがあ!もっとしっかりせんかいテツヤ!」と挑発。場内からは帰れコールが沸き起こるも、そんなことは我関せずマイクアピールを続け、観客とやり取りをすると、「俺が何を言いたいかって言うと、2020年は俺の年だって言うこと!」と強引に締めている。 9日に挑戦する側の印象が強い、後楽園2日目だった。(どら増田)
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社会 2020年02月06日 22時00分
相部屋男性の「咳」にキレて頭を踏みつけ殺害 【キレる高齢者事件簿】
介護施設では、見ず知らずの老人同士が1つ屋根の下で暮らすことになる。当然、人間関係をうまく構築していく必要性があるが、なかなか上手くいかないことも多い。そこで抱えたストレスが、凶悪な事件へと発展することも少なくないのだ。 そんな介護施設を舞台とし、最も凶悪かつ単純な理由で発生したのが、2017年1月、滋賀県豊郷町の介護施設に入所していた71歳の男が、相部屋だった75歳の男を殺した事件だ。 71歳の男は、車椅子に乗る75歳の男性が度々咳込むことに激昂。車椅子を椅子ごと引き倒して転倒させると、立てない男性の頭を数回に渡って踏みつける。被害を受けた男性は脳出血となり、3日後に死亡が確認された。 凶行に出た男の動機は何だったのか。警察の取り調べに対し男は、「男の咳込む音がうるさかったから」と供述。実に小さな理由で1人の人生を終わらせるという暴挙に出ていたのだ。 このニュースが流れると、「怖すぎる。車椅子の男性を引きずり下ろして頭を踏むなんて理性が欠落している」「個室にしてもらえなかったのか。結局お金がないと相部屋になり、事件に巻き込まれる」「最近の老人は自分勝手で尊敬できない。若者より酷い」と犯人に対し、怒りの声が噴出する。 そして、被害男性については「咳をしただけで殺されるなんて気の毒」「お金があれば個室に行けたのかな…」などと、同情の声が。さらに、「介護施設は何をしていたのか。日頃から不仲だったのではないのか」「咳は直接的な理由で、もともと仲が悪かったはず。介護施設側が配慮するべきだった」と怒りの声が上がった。 昨今は若者よりも高齢者のほうがキレやすく、凶悪事件を起こすケースが急増していると言われる。そのような高齢者を介護する施設の環境は劣悪で、全国各地で様々な事件が発生している。 問題を起こす高齢者については、受け入れ拒否や強制退所などを躊躇なくできるような法整備が必要だ。
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社会 2020年02月06日 22時00分
自殺者も…ランボルギーニ未譲渡問題で『東京MXテレビ』存続の危機!?
東京メトロポリタンテレビジョン(以下、MXテレビ)が存続危機に直面している。昨年放送されたバラエティー番組『欲望の塊』内の優勝賞品(ランボルギーニ)が、1年たっても優勝者に渡っていないことが発覚、1月21日に謝罪に追い込まれたのだ。「外部受注した問題の番組企画会社は、制作会社に制作費を支払っていなかったことから、出演者へのギャラも未払いになっていました。MXテレビのずさんなチェック体制や放送倫理が問われていますよ」(民放テレビ局関係者) 昨年9月に同局の情報番組『バラいろダンディ』を降板したお笑い芸人の島田洋七氏は「出演者や番組スタッフのギャラが未払いになっているとは聞いていましたが、まさか本当だったとはね。早く辞めてよかったです」と、驚きの言葉を口に。「担当部長が現場に来ては、毎回“苦しい、苦しい”とボヤいていた。僕が辞めたのも佐賀県を拠点にしているため、飛行機代とホテル代が払えなくなったからですよ」と語った。 広告代理店関係者は、「今回のMXテレビのトラブルは番組のスポンサー離れが背景にある」と指摘する。 MXテレビは2017年1月に情報番組『ニュース女子』で沖縄基地問題を放送。その中で米軍のヘリコプター着陸帯建設に反対する人たちをテロリスト呼ばわりしたことで、放送後、抗議が殺到した。BPO(放送倫理・番組向上機構)は同年12月に「重大な放送倫理違反があった」という内容の意見書を公表した。「その後、『ニュース女子』は打ち切りになりました。そのトバッチリを受けたのが、田中みな実がMCを担当していた昼の情報番組『ひるキュン!』です。この番組はスタート当初からスポンサー獲得に苦戦していました。『ニュース女子』で信用を失墜させ、さらに、スポンサー探しは厳しくなり、昨年3月に終了しました。今回の『欲望の塊』の優勝賞品のランボルギーニは、企画会社に所有権が移転されないまま放送されていた。今後、詐欺事件に発展しかねません。局の存続さえ危ぶまれています」(業界関係者) そんなさなかの1月24日、同番組担当の40代男性が福岡市内に止められた車の中で遺体で見つかった。「ご迷惑をお掛けしました」という趣旨の本人のメモらしきものが見つかったという状況から、自殺を図ったとみられている。 MXテレビの責任は重い。
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芸能 2020年02月06日 21時45分
田中みな実VS水卜麻美アナ“同じ元カレ交際歴”暴露バトル勃発か
昨年12月発売の初写真集が50万部超の大ヒットを記録している田中みな実が、日本テレビの水卜麻美アナの元カレとの秘密の恋愛歴を“ニオわせ暴露”し始めたのではないかと話題になっている。「みな実は1月17日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。過去の恋愛相手について話した際、『半々同棲みたいな人といたとき、“もうダメだな”と分かってた。浮気も散々するし』と話し始めたのです。さらに『でも私が(関係を)一生懸命、続けようとして。でも、自分で“離れてみよう”と思って離れたら、すごい気持ちが楽になった』などと述懐したのです」(芸能記者) 田中の元カレといえば、2015年に破局した『オリエンタルラジオ』藤森慎吾の名が浮かぶ。しかし実際、田中が言及したのは藤森ではなかった。「みな実は番組放送後、インスタグラム内の動画で『過去の恋愛のことについてお話ししましたが、皆さんが“ご存じの方”のことでは決してありません。30代になってお付き合いした方です』と釈明。藤森ではないと表明したわけですね。すぐに浮上したのが、『関ジャニ∞』横山裕の名。みな実は、横山との秘愛の“ニオわせ暴露”を始めた可能性が高いのです」(同・記者) 田中は16年11月に30歳になり、17年初めごろから横山との極秘交際を報じられたことがある。「30代になってお付き合いした方」という表現とピタリ合致する。「みな実は横山と交際を始めた直後、横山宅高級マンションの別の部屋に引っ越したとされます。彼女が番組で言った“半々同棲”という表現にも一致します。横山は交際開始早々、“重い女”っぷりに疲れてフッたようですが、みな実は復縁狙いで長期間、マンションに住み続けたとされる。それも同番組での発言通りで、今回明かした過去の相手は横山と考えてもおかしくない」(女性誌記者) 横山には15年、日テレの水卜アナとのジムデートなど、熱愛疑惑が報じられた過去がある。「実際、水卜アナは当時、事実上交際していたとみられますが、大っぴらにはできず距離を置いていた。そこにみな実が急接近し、横山を“略奪”したといわれています。それ以来、みな実と水卜アナは犬猿の仲。人気アナに異様なライバル心を燃やすみな実だけに、今回の暴露は水卜アナへの宣戦布告と見る向きもあります」(スポーツ紙記者) みな実VSミトちゃん――オモシロ過ぎるバトル勃発か。
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芸能 2020年02月06日 21時30分
関係者がすっかり“票読み”を間違えた新木優子の主演ドラマ
昨年10月期にフジテレビ系で放送され、大惨敗を喫したのが女優の新木優子(26)がゴールデン・プライム帯で民放連ドラ初主演をつとめた「モトカレマニア」だった。「それなりに人気のコミックをドラマ化。しかし、ままったく盛り上がらず、全話平均視聴率は4.5%。同期に放送されたゴールデン・プライム帯の連ドラでぶっちぎりの最下位だった」(テレビ局関係者) 新木といえば、以前、一部週刊誌が、現在は千現美子として活動する女優の清水富美加の出家騒動でも話題なった宗教法人「幸福の科学」の信者であることが報じられた。「売れっ子を数多く抱える大手芸能プロに所属する新木だが、事務所の幹部に『出家はしないので活動させてください』と直訴。それもあってバリバリ仕事をがんばっているようだ」(芸能記者) そんな新木を抜てきした同局だが、制作サイドはどうやら“票読み”を間違えてしまったようだ。「幸福の科学は全世界で1100万人の信者数であることを公言している。そのため、かなりの数の信者が視聴することを見込んでの起用。しかし、信者数が多いならば、これまで『幸福実現党』として国政選挙に出馬してもまったく勝てないはずがない。そのあたりのことは制作サイドは頭から抜けていたようで、いわば“票読み”を間違って惨敗を喫した」(同) 今後、新木が主演に起用されることはなさそうだ。
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社会 2020年02月06日 21時15分
スポーツ界大混乱 IOCが再び強権発動か「東京五輪中止」
現在、日本政府が最も恐れているのが、半年後に迫った東京五輪の中止だ。 旧正月の大型連休「春節」期間中(1月24日〜2月2日)に中国人旅行者であふれかえっていた日本では、今後、パンデミック(爆発的な感染拡大)が起こっても不思議ではない。ピークは4月ごろと予想されているが、その時期には、すでに“五輪は始まっている”のである。 山野美容芸術短大客員教授で医学博士(感染症学)の中原英臣氏が言う。「各国の五輪の関係者は、開催の数カ月前から、準備のために日本に入る必要がありましょう。そうした中で、日本国内で新型肺炎が流行していたら、誰も来たがらず、開催に大きな支障をきたすことになります。もちろん、選手だって来日したがらない。前回のリオデジャネイロ五輪でも、ジカ熱が流行していたことから一部の選手は出場を見合わせています。東京五輪でも同様の事態が起きかねません。収束まで五輪開催を延期するというのは現実的ではないので、中止するか、別の国で開催する選択を迫られるかもしれません」 実際、様々な競技において、中国で行われる予定だった五輪予選を兼ねる国際大会に影響が出始めている。 2月に武漢で行われる予定だったボクシングの五輪アジア・オセアニア予選と、サッカー女子のアジア最終予選B組は、開催地をヨルダンのアンマンと豪州シドニーに変更。仏山(広東省)で予定されていたバスケットボール女子五輪最終予選も、セルビアのベオグラードに変更されているのだ。「この時期は、予選やランキングポイントの高い大会が多く、欠場すれば五輪の切符争いから脱落する。とはいえ、アジアには医療体制が十分ではない小国が多く、選手への感染防止を最優先に、海外への派遣を見送るケースも多い。機会均等を保つことが難しくなるため、『いっそ東京五輪は中止にすべき』との声も、国際社会では出始めている」(スポーツ紙デスク) プロスポーツは、もっとシビアだ。米女子プロゴルフ協会(LPGA)は、中国・海南島で3月5日に開幕する予定だった「ブルーベイLPGA」の中止を発表。F-1中国GP(4月17日〜19日=上海インターナショナルサーキット)も開催が危ぶまれている。「F-1を開催するには、マシンと観客の移動がある。中国便を規制しているブリティッシュエアラインなど各国の航空会社は、感染のピークとされる4月に運航するのだろうか。4月は、東京五輪のための航空券などを購入する最終的な手続きの時期。それまでに収束していなければ、世界中の観客たちは日本への渡航中止を決断するかもしれません」(大手広告代理店の関係者) 儲けを最優先する現代の商業五輪では、プロ選手の参加を容認している競技も多いが、トップアスリートほど出場を断念しかねない。「サッカーやバスケ、テニスといった人気競技に出場を予定している選手たちは、プロとして億単位の収入を得ているケースが多い。ワクチンのない感染症にかかるリスクを負ってまで、たいしてカネにならない五輪に参加するモチベーションはない。強行開催したところで、B級の選手しか集まらないでしょう」(同) こうなると、五輪中止や開催地の変更も現実味を帯びてくる。カギを握るのは、IOCのトーマス・バッハ会長だ。「バッハ会長は、陸上競技団体や小池百合子都知事が猛反対したにもかかわらず、開催まで10カ月を切った段階で、マラソンと競歩の会場を東京から札幌に変更した“前科”がありますからね。莫大な利権の問題もありますから、中止ではなく、開催地の変更に舵を切る可能性は捨てきれない」(前出・スポーツ紙デスク) ただ、わずか半年で開催地の変更などできるのか。「アジア以外の、比較的感染率の低い地域で、数大会前までさかのぼって開催実績のある都市に変更することは可能かもしれません。それなら競技場やホテルなどが残されているケースも多く、すぐにでも対応できるはずです」(同) 日本にとってターニングポイントとなりそうなのが、3月1日に行われる東京マラソンだ。世界中のランナーが集まり、沿道には100万人の観衆が詰めかける。ここで、さらなる感染拡大が確認されようものならIOCは黙っていないだろう。 前出の中原氏は、政府の対応の甘さを指摘する。「帰国者を2人部屋に留め置くなんて、検疫の意味が分かっていない。指定感染症の施行も、『前倒しにした』といってもむしろ遅いぐらいです。現にウイルスが日本に入って来ているというのに、熱意を感じられない。経済への影響を考慮するのも分かるが、中国が大事か、五輪が大事か。今が分岐点なのです」 現状、ワクチンや特効薬はなく、対策は正しい手洗いとマスク着用のみ。「ワクチンの開発には数カ月を要する。安全性の確認も必要なので、流通するのは早くても年内ギリギリといったところではないでしょうか。そもそも日本は安全性のチェックが厳しいので、もっと遅れるかもしれません。今回の新型肺炎は、潜伏期間でも他人にうつるのが特徴。発症していない人もいるので、実は相当の人数が感染している可能性もあります。また、ヒトからヒトに感染していくうちに変異して、毒性が強まることも警戒しておかなければなりません」(同) 実は、新型肺炎を恐れる人々がマスクを着用し、手洗いも実践したことや、暖冬で雨が多く、例年に比べて乾燥も弱いため、インフルエンザの流行が抑えられているというケガの功名も報じられているが、これからの時期は“盲点”もある。「花粉症です。くしゃみや鼻水を防ぐためにマスクの着用率はさらに上がるはずですが、無意識に目をこすってしまうことで感染が広がる恐れがある」(医療ジャーナリスト) 橋本聖子五輪相は「不安材料を払拭しなければいけない」と、五輪中止説の火消しに躍起だが、さらなる対策が急務だ。
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芸能 2020年02月06日 21時00分
アンタ柴田「態度悪すぎ」と批判の声 深夜番組での社長にやりたい放題が物議
2月5日に放送されたTBS系の深夜番組『カバン持ちさせて下さい!』に登場したアンタッチャブル・柴田英嗣の態度に批判の声が集まっているという。 この番組はタイトルの通り、芸人が一流企業の会長や社長、特別なポストに就く人物のカバン持ちとなり一日密着。その上で学んだことを発表する番組であった。 柴田が「カバン持ち」として赴任したのは飲料メーカー・キリンの商品開発室。キリンビールの醸造総責任者(マスターブリュワー)で、製造するビールの味を決める権限を持つ人物に同行した。 そんなキリンビールのエリート中のエリートに柴田が密着したのだが、ネットでは柴田のレポート中の態度に非難の声が多く挙がったという。 柴田は「マスターブリュワー」という役職に対し「気いたことないわ!」と厳しめにツッコミ。その後もカバンからジム用の靴下が出てくると「この人、仕事せずにジムばっかり行ってますよ!」と周りの社員に言いふらすなどやりたい放題だった。 また柴田は男性と昼食でそばを食べに行った際も、片ひじをついてそばをすすり、大事な会議の時も、カバンに入っていた靴下をわざと渡すなど「おふざけ」のレポートが目立った。これに「柴田の態度が悪い」「もうちょっと敬意を払ってほしい」という声が相次いだ。 なお、他にレポーターを務めたお笑いコンビのミキや銀シャリは、笑いを入れながらも的確にレポートしており、より柴田の「アクの強さ」が目立った形となった。 柴田といえば、2019年末に相方の山崎弘也と約10年ぶりに共演し「アンタッチャブル」としての活動を再開。しがらみもなくなり、本格的にお笑い界の第一線へと舞い戻ったばかりであった。 もっとも柴田は芸歴25年超え。芸歴がはるかに下回る、銀シャリ、ミキと同じポジションというのは内心面白くなかったかもしれないが、やはり「初心忘れるべからず」ではなかろうか?
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芸能 2020年02月06日 21時00分
「崖っぷちで脱ぐしかなくなった元モー娘。・市井紗耶香
アイドルグループ・モーニング娘。の元メンバーでタレントの市井紗耶香(35)が、芸能事務所「アンカンシェル」の業務提携契約を今月5日付で解除されたことが発覚した。 6日に同事務所の代表で、自転車競技の元世界王者・中野浩一氏(64)の妻で、タレントのNAOMIこと同事務所の中野尚美代表(56)がブログで明かした。 ブログでは、「今年の1月中旬頃から弊社より『契約解除』を市井紗耶香に申し入れし、2月5日付けにて合意契約解除に至りました」と経緯を説明。 また、「約3ヶ月という短い間の『業務提携』でした」としたうえで、「短い契約期間でしたので、原因等は語らずともご理解頂けると存じます」とした。 市井は、昨年7月の参院選で立憲民主党から比例代表で立候補したが、落選していた。「市井の所属事務所はあるものの、ほとんど機能していないこともあり、もともと、元モー娘。の加護亜依がマネジメント契約を結んでいたことがあった同事務所と業務提携した。しかし、仕事に対する考え方の違いなどがあったようで、わずか3カ月で関係を解消。市井は昨年11月に自らアイドルグループのプロデュースを手掛けるプロジェクトを発表したが、そちらも進まないまま。金を稼ぐ術がないので、もはや脱ぐしかないところまで追い込まれてしまった」(芸能記者) 市井は決断の時を迎えたようだ。
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