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裏金疑惑報道でレコ大はどう変わった?

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新国立劇場

 12月30日に開催される「第58回日本レコード大賞」(主催・日本作曲家協会など)の審査委員会が17日、都内で行われ各賞の作品が発表された。

 レコ大といえば、「週刊文春」(文芸春秋)で昨年の大賞受賞をめぐり、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの所属事務所から1億円の“裏金”が流れていたことが報じられた。

 その三代目は今年で3連覇がかかっていたが、対象期間内にシングル未発表のため大賞候補である優秀作品賞10作に選出されず。「花束を君に」(宇多田ヒカル)、「海の声」(浦島太郎=桐谷健太)、「365日の紙飛行機」(AKB48)らが入った。

 「審査が“ガチンコ”ならば、宇多田か桐谷で決まりだが、本命視されているのはなぜか『あなたの好きなところ』(西野カナ)と『涙のない世界』(AAA)。おまけに『BELIEVE』(西内まりや)は業界内の力関係でねじ込まれたようだ」(レコード会社関係者)

 新人賞は韓国の人気グループ・BIGBANGの弟分・iKON、林部智史、羽山みずき、ボイメンこと名古屋が本拠地の男性アイドルグループ・BOYS AND MENが選ばれ、この中から最優秀新人賞が選ばれる。

 「羽山とボイメンは実力で選ばれたようだが、あとの2組はレコ大に絶大な影響力を持つ芸能界の実力者の息がかかっている。おそらく、最優秀は林部で決まりだろう」(同)
 結局、裏金問題発覚による影響はあったのだろうか?

 「いくらかは歌手選考の審査が“ガチンコ”になった。『文春』の報道がなかったら、もっと不可解な選考になっていたのでは」(芸能記者)

 そもそも、CDが売れまくっているジャニーズ勢抜きの選考自体が不可思議なのだが…。

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