同誌の先週発売号は、誌面に1通の請求書の写しを掲載。その請求書とは昨年12月24日付、発行元は郷ひろみや小泉今日子らが所属する「バーニングプロダクション」で、EXILEや三代目らが所属する「LDH」に対し「年末のプロモーション業務委託費」として1億円を請求。その1億円が“裏金”となり三代目が大賞を受賞したことを報じた。
「記事が掲載後、関係各所ではかなり激しい犯人捜しが行われたというが、いまだに出どころがハッキリしていない。現在、審査が行われているレコ大だが、今年の各賞にはこのスキャンダルが大いに影響しそうだ」(レコード会社関係者)
今週発売号によると、先月28日に日本外国特派員協会で会見を行ったピコ太郎は、三代目と同じエイベックス所属。「ウォール・ストリート・ジャーナル」の外国人記者が「1億円を払ってレコ大をとりたい?」と質問し、ピコ太郎は「話が大きすぎて見当もつきません」とかわす一幕もあったが、NHKを含めた全局が該当部分をカット。某会社から「触れるな」とのお達しがあったという。
海外の記者にまでその“金満体質”が知れ渡ってしまったレコ大だが、同誌の直撃に対してレコ大の最高責任者(制定委員長)である日本作曲家協会の叶弦大会長は「このような事態になったことは大変遺憾で、主催者として大変申し訳なく思っています。業界関係者の皆様、歌謡曲ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪。さらには「このような証拠が出た以上、放置しておくわけにはいかない。伝統あるレコード大賞が汚されてしまった。当事者には、どうしてくれるのかと言いたい」と怒りをあらわにしたというのだが…。
「会長は“裏金”の存在を知らないはずがない。好き勝手取材に応じているが、今後、何らかのペナルティーがあるのでは」(芸能記者)
どうなる、レコ大?