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スポーツ 2008年03月26日 15時00分
大リーグ 松坂大輔大荒れの舞台裏
大リーグのレッドソックス松坂大輔が25日、東京ドームでMLB開幕戦となるアスレチックス戦に凱旋登板した。チームこそ6-5で延長10回に逆転勝利したものの、5回2失点で勝ち負けはつかず。真価が問われるメジャー2年目のシーズン初戦を飾れなかった挙げ句、勝利投手となった岡島秀樹に主役の座を奪われる結末に舞台裏ではやけっぱち。監督に噛みついたばかりか、なんと試合を中継した日本テレビにまでクレーム。それどころか“女房”との隙間風まで問題視されるなど、散々な幕開けとなった。 荒れた投球内容のように、凱旋登板を終えた松坂は決して穏やかではなかった。 悪いクセがプレーボール直後から出てしまった。不安定なコントロールに悪戦苦闘。ストライクを取りに行った初球を狙い撃ちされて本塁打を浴びたかと思えば、ボール先行でランナーを溜めて追加点を許した。「立ち上がり慎重過ぎた。最初からもっと攻めていければ」。昨シーズンから課題だった「立ち上がりの悪さ」は克服できないままだった。 なかなかストライクが奪えず、2回までに約100球目安の投球制限の半分を超える60球を投じてしまった。「本当はできるだけ長いイニングを投げたかった」。そう後悔しても後の祭り。とはいえ、立ち上がりこそ苦しいピッチングを強いられたものの、その後はガラリ一変した。 降板後の6回に味方の援護射撃により、一時は勝ち投手の権利を得るところまでいったが、その後にチームが逆転を許し、結局のところ勝ち負けはつかなかった。徐々にガマンのピッチングが実を結んできていただけに、交代後の松坂はブンむくれた。納得できず監督に「嫌だ」とゴネてみせたりもした。 あくまで気丈にふるまってみせた松坂だが、確実にイライラしていた。試合後は控え室の通路に待ち受けていた日本テレビの某アナウンサーに向かって「お前のせいで負けた」と言いがかり。周囲に報道陣がいたせいか少しおどけていたものの、某マスコミ関係者によれば松坂の捨てゼリフはまんざら冗談でもないという。 「あのアナウンサーは今開幕戦前のインタビュー取材で元球児だからってちょっと出すぎた発言して、松坂はムッとしたように思えた。まあ、その光景を見てた元メジャーリーガーで解説の長谷川滋利さんはオレなら怒るって言ってたし」。つまり松坂が恨んでいてもおかしくないという。 凱旋登板は空回りしてしまった松坂。その原因を「緊張」としているが、球団関係者の見解は違う。「ダイスケがチェンジアップを投げたい場面でバリテックがストレートを要求した。あのふたりは互いにどこか遠慮がちだった」 キャプテンで“女房役”のキャッチャー、バリテックとの連携に不安があるというだ。確かに、松坂は3回にバリテックのサインに首を振り、そこから自らのリズムを取り戻していっただけに、この先のシリーズでは2人の関係性も改善点の一つとなってくるといえる。 凱旋勝利を取りこぼしてしまった松坂。2年目の飛躍に向けて前途多難な開幕戦となったが、今シーズンは一体どんな活躍を見せるのか、怪物からますます目が離せない。
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スポーツ 2008年03月26日 15時00分
カウント2.99 総合マットが水面下で鳴動。今秋から年末に向け、超ド級サプライズが!?
5日に吉田秀彦、五味隆典、三崎和雄らが参戦した「戦極-SENGOKU-」、15日には昨年末に大連立を掲げたK-1、HERO'Sを主催するFEGと旧PRIDE勢が手掛ける「DREAM」と、今月になって相次いで新たな総合格闘技イベントが旗揚げされた。日本格闘技界再編の大きなカギを握る両イベントの明と暗を、お馴染み「緊急会議カウント2.99」(不定期掲載)が鋭くえぐった。 デスク 今月になって日本の総合格闘技界をけん引することになるであろう2大イベントが相次いで旗揚げされた。イベントとしてはどちらも成功だったみたいだな。 A 5日に代々木第一体育館で旗揚げされた「戦極」は、同会場での観客動員記録を塗り替えましたし、成功でしたね。 B メーンの吉田VSジョシュ・バーネットではバーネットがバックドロップで柔道の五輪金メダリストをぶん投げちまったしな。あれは歴史に残るシーンだった。 C 五味(隆典)クンは見事な復活劇を演じてくれたわ。結果的にはアクシデント的なTKOだったけど、久々に引き締まったマッチョなボディーだったし、燃え尽き症候群からは完全に脱却したみたい。試合後のマイクパフォーマンスで涙を見せるなど、今までの五味クンにはない姿も見せたし、新たな伝説を築いてくれそうよね。 A 昨年大みそかに男を上げた三崎(和雄)選手も結果を出したし、クロウト好みの硬派な感じの大会になりました。 デスク ただ、次回大会の「戦極〜第二陣〜」(5月18日、有明コロシアム)では旗揚げ戦と比べてメンバーが落ちるだろうし、そこが正念場になるんじゃないか? B 日本人では中尾“KISS”芳広、佐々木有生、北岡悟の参戦が決定してんな。でも3選手にはワリーけど、インパクトには欠けるわな。 A でもホジャー・グレイシーの参戦はビッグニュースです。あのヒクソン・グレイシーをもしのぐとも言われる逸材と評判ですからね。第二のヒクソンになり得る存在だと思いますよ。 デスク 日本で総合格闘技がブレークしたのは「PRIDE.1」での高田延彦VSヒクソンだったからな。ホジャーの存在でまたMMA熱が再燃する可能性はありそうだな。一方の「DREAM」はどうだったんだ? C こっちは波乱のスタートよん。メーンの青木真也 VS J.Z.カルバンで大モメしちゃったもん。まだ最終裁定は下っていないけど、旗揚げ戦にミソが付いちゃったのは間違いないわね。 B テレビ視聴率もHERO'S時代は常に10%を保っていたのが、今回8.8%。観客動員では上々だったけど、今後に課題を残したな。 A ただ、「DREAM」は選手層が厚いですからね。旗揚げに参加したミルコ・クロコップもいるし、次大会の「DEREAM.2」(4月29日、さいたまスーパーアリーナ)には桜庭和志、秋山成勲、船木誠勝らが出場。山本“KID”徳郁、所英男らも今後の参戦が濃厚です。何よりエメリヤーエンコ・ヒョードルも控えていますし、まだまだ“駒”はそろっているのが強みです。 デスク 両イベントとも、あとは今後の大会でどんな隠し玉が出てくるかってことだろうな。 C 「戦極」はレスリング協会の福田富昭会長が日本総合格闘技会の会長として名を連ねてるから、それこそ北京五輪のメダリストなんかが出てくる可能性は十分よ。理事として具志堅用高氏もいるし、ボクシング界とのパイプもあるから、思わぬビッグネームの参戦もあるかもねん。 B 「DREAM」は笹原圭一イベントプロデューサーがいるからな。UFCに流れた旧PIRDE系ファイターとの人脈があんだろ。ヴァンダレイ・シウバやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとかがUFCとの契約が切れた後に参戦ってこともあり得なくねえな。 C いずれにしても今年の秋から年末にかけて超ド級のサプライズが起こりそうよ。水面下で動きがあるもん。まだ口にできないけど…。 デスク 今秋から年末にかけて日本の格闘技史を塗り替えるような何かが起こる!そのことだけは間違いないな。デスク→元ヤンの敏腕デスク。アフター5は部下と不倫疑惑が浮上中。A→内外が誇るメガネのエリート記者。仕事はできるがオナニー三昧。B→毒舌全開のノーフィアー記者。知ったかぶりがタマにキズ。C→女装が趣味の新宿2丁目出身記者。今日もセーラー服でご出勤。
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スポーツ 2008年03月26日 15時00分
ノア モハメド・ヨネがGHC強奪計画
29日のプロレスリング・ノア、東京・後楽園ホール大会で開幕する「グローバル・タッグリーグ戦'08」にGHCヘビー級王者の森嶋猛と組んで出場するモハメド・ヨネが優勝宣言。ヨネはタッグリーグ制覇の先に大いなる野望を見据えている。 歴代王者がズラリそろったリーグ戦を前に「初戦で好スタートが切れれば、優勝の可能性をグッと引き寄せることができる」と断言。優勝候補の呼び声も高い秋山準&力皇猛組との初戦に勝利して弾みを付け、優勝まで突っ走る考えだ。 ヨネは今回のリーグ戦制覇をキッカケに一気にノアの頂点を極める野望を胸に秘めている。まずはリーグ戦を制し、現GHCタッグ王者の丸藤正道&杉浦貴から王座を奪う。その上で「GHCタッグを獲ったら、2冠を森嶋&ヨネで独占するわけでしょ。そしたら、シングルの挑戦者は必然的にオレしかいないっていう声が挙がるでしょ」と、パートナーである森嶋からのGHCヘビー級王座獲りをもくろんでいる。 「シングル戦を見据えたタッグリーグ戦」と自信満々に言い切るヨネは、虎視たんたんとノアの天下獲りを狙っている。
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スポーツ 2008年03月26日 15時00分
K-1MAX 佐藤嘉洋が魔裟斗に対戦要求
「K-1ワールドMAX2008 世界一決定トーナメント開幕戦」(4月9日、広島グリーンアリーナ)に参戦する佐藤嘉洋が25日、都内のジムで練習を公開。パンチ強化に成功し、好調をアピールした。だが、一方で“反逆のカリスマ”魔裟斗には直接対決を熱望。魔裟斗のアノ発言が尾を引いていた。 同大会一回戦でムラット・ディレッキーと対戦する佐藤。3分2ラウンドのスパーリングを行い、多彩なコンビネーションを繰り出した。昨年10月から筋トレに着手、パンチ力強化に努め「一撃で終わらせるくらいの威力がついてきた」と手応えを口に。さらには「まだ見ぬ強豪とやるのは楽しみ」と余裕を見せた。 だが、報道陣から魔裟斗について問われると「直接やって勝つまでは、いつまでも2番目だと思う」とライバル心をむき出し。準々決勝の組み合わせ抽選で「魔裟斗選手が1番を引いて、僕が2番だったら隣に直行します」と対戦を熱望した。 佐藤が魔裟斗に対抗心を燃やすのは、今年2月のブアカーオ・ポー・プラムック戦を「つまんねえ」と酷評されたから。その言葉に怨念を募らせる佐藤は「眼中にないって逃げてるだけ。やってから言ってみろよ」とまくし立てた。 佐藤は一回戦を突破し、魔裟斗に果たし状を叩きつけることができるか。
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芸能 2008年03月26日 15時00分
木村祐一・辺見えみり “Xデー”が近い!?
06年1月に結婚してから、これまで何度も離婚危機説が流れていたタレントの辺見えみり(31)とお笑いタレントの木村祐一(44)。互いに多忙なため、すれ違いとなり、もはや“仮面夫婦”の状態で、離婚の“Xデー”が注目されているという。 「えみりの飽きっぽい性格を分かってる周囲の関係者は『結婚はまだ早い』と止めたのに、まったく耳を貸さなかった。ある意味、こうなったのは自業自得と言える」(芸能プロ関係者) 交際わずか2カ月で“スピード婚”したえみりと木村だが、「2人はまだ迷っていたが、一部スポーツ紙にすっぱ抜かれて、背中を押されるように入籍した」(同)という。しかし現在、2人の生活はかなりのすれ違いを見せているようだ。 「最近の辺見のブログを見ると、ハマっているオンラインゲームの話や、友人と夜中に飲み歩いている話が書かれています。昨年のバレンタインデーには木村にチョコをあげたことを書いていましたが、今年に入ってからは木村の話題にほとんど触れてません」(テレビ関係者) 木村は、結婚した年の秋に、えみりが仕事で地方に出かけている間に事務所の後輩と合コンしていることが女性誌で発覚。相変わらずお盛んなようだが、最近でも変わらないという。 「忙しいスケジュールの合間をぬっての合コンは欠かさないようです。木村はこれまで2度の離婚暦があり、前妻との間には子供も。キレやすい性格が離婚原因とされていますが、女癖の悪さもあったようです。そのせいか、昨年の秋ごろからえみりは会見で料理上手で通っている木村の料理を批判したり、『(木村が)台風の日家にいなかった』と打ち明けるようになった」(同) 検索サイトの「お似合いだと思うカップル」では上位に選ばれたこともある2人だが、どうやら、すでに“仮面夫婦”になっている様子。その原因には子作りに対する考え方の違いもあったようだ。 「木村はすでに子供があるため、あまり子供が欲しくないようで、結婚会見では『将来的には欲しい。自然に任せる』と淡々。一方、えみりは結婚当初こそ、『仕事が落ち着いたら。欲しいので考えたい』と前向きにコメントしていたが、昨年は会見で報道陣が子供と関係のない質問をしたのに、聞き間違えて怒ったこともあり相当ナーバスになっている」(芸能ライター) えみりは、今月12日のブログに「幸せって、何も起こらないことじゃない。何か起こった時に感じるものだということ。そう気付かせてくれるのは、友達であったり、家族であったり…愛している人」と意味深な書き込みをしており、少し気になるところ。 今年は竹内結子、広末涼子と離婚が続き、芸能界が“離婚ラッシュ”になりそうな気配もあるだけに、今後のえみりと木村の動向が注目される。
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トレンド 2008年03月26日 15時00分
「私、テレビの味方です」清純派堀北真希の出川哲朗キャラ願望
今回は昨年11月以来の堀北真希(19)である。3月17、18日の2夜にわたって放送された『東京大空襲』(日本テレビ系)に出演したため、その番宣で各番組から引っ張りダコだったのだが、彼女がそれはもう劇的に変化していたことを本紙読者はお気づきだろうか? 11月にも指摘したように、これまでの堀北のイメージといえば、静的というかどこかおしとやかなものだった。テレビに出ても感情をあらわにすることは少ないし、バラエティー番組的な文法に則った面白いことは言わないし…。まあ、自他共に認めるマイペースであり、「勉強は好きな方だった」と語るほどの真面目キャラこそが魅力っちゃあ魅力だったわけだ。 ところが、だ。何が起きたのか知らないが、急激に明るくなったのである、あの堀北がっ!たとえば、今月16日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)では、司会の上田晋也(37)が「地元の友達に言われるでしょ、上田晋也に抱かれたいとか」とボケると、堀北は「そうですね。チラホラ」と乗ってきたのだ。皆さ〜ん、堀北真希がかぶせてきましたよ〜! また、上田が「バラエティーもっと出りゃいいじゃない?」と振ると、「バラエティーすごい好きで、体張ってウケ狙っちゃうタイプなんですよ」と一度も聞いたことがないエピソードを披露。これにいたく驚いた上田が「じゃあ、出川さん的な『押すなよ、押すなよ』みたいな感じの…」と言いかけると、「あっ、全然やりたい!」とイメージと真逆な願望を告白。そこまでしなくてもいいよ!それ以前に、事務所がストップするし! とまあ、ここまで書いてきて、堀北真希へのイメージは変わっただろうか?当たり前の話ではあるが、彼女だって友人の前ではいくらでもボケたりツッコんだりするし、お笑いのマネごともするだろう。ただ、それをテレビで出すのが苦手だっただけだ。この弱点はここ数カ月で克服したようだ。「高校時代に一人で弁当を食べていた」「芸能界には友達がいない」「ドラマの現場では浮いていると思います」(すべて本人談)という堀北だが、心の扉を開け、そこから顔をのぞかせた堀北は、今までよりも少しだけかわいく見えた。
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その他 2008年03月26日 15時00分
「アキバ探検隊」怪現象!?武器屋に押し寄せる女性客のナゾ
“マニアックタウン”といわれる秋葉原で、古今東西の武器・防具を扱う専門店「武器屋」(千代田区外神田1-5-7宝ビル4階)を発見した。 最初にことわっておくが同店に刃物として扱えるものは置いていない。刀剣類はみな精巧なレプリカで、店内には西洋甲冑(かっちゅう)から脇差まで数え切れないほどの商品が並んでいる。どれほどの武器・防具があるのか? 同店を運営する有限会社ヴァイスブラウレジデンツの磯野圭作代表取締役は「時代でいえば古代ギリシャ時代から現代まで。西洋、日本、中国をはじめ世界中のものがあります。アフリカや中近東のものも少ないけれどありますよ」と話す。 約3年前にオープンした。品揃えにあたっては出来のいい商品にこだわり、年々売り上げを伸ばしてきたという。自衛隊の式典用サーベルを納品するほか、撮影用の武具・衣装のレンタルも行う本格的ショップだ。 といっても商品は手頃な価格帯からあり、たとえば西洋における伝説のロングソード「エクスカリバー」は1万5000円から。坂本龍馬や土方歳三モデルの日本刀はレプリカであっても重厚な雰囲気が漂う。コスプレに使うのか、飾っているのかは定かではないが、女性客が約3割を占めているという。 変わりダネは模造小判付きかわらせんべい「これでよしなに」。時代劇によくある賄賂のパロディー商品で、いわば“悪代官向け”のおみやげか。5枚入り525円。磯野氏は「うちの一番人気商品です。非常においしいうえ、5枚のうち1枚には金箔が張られています」と太鼓判を押す。 取材中、ぶらりとやってきた若い女性2人組が手裏剣を購入した。千葉県の大学1年生(18)は「ちょっと忍者に興味がありまして…。ぜひ部屋のなかで投げてみたい」と早くも“くノ一モード”に入っていた。
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レジャー 2008年03月26日 15時00分
高松宮記念 スズカフェニックスが連覇へテイクオフ!
翔ぶ時がきた。春のベストスプリンター決定戦「第38回高松宮記念」(GI 中京芝1200m 30日)の追い切りが26日、東西のトレセンで行われ、連覇を狙うスズカフェニックスが文句なしの動きを披露した。休み明けの阪急杯を「試し乗り」で2着と上々の滑り出し。狙いすましたこの一戦は落とせない。 春の日差しを浴びると黄金色に輝いて見える。スズカフェニックスの馬体は大目標に向け、研ぎ澄まされ、ほれぼれするような筋肉美を見せつけている。 「昨年もそうだったけど、今年もここに向けてうまく調整できている」と橋田師は静かにうなずいた。これが受けて立つ側の余裕か。師の横顔からは、自分の仕上げさえ見誤らなければという馬への信頼感が伝わってきた。 前哨戦として出走した阪急杯は2着。勝てはしなかったが、収穫は大きな一戦だった。 「今回のレースを想定して、武豊君が中団から内を突くレースをしてくれた」と師は振り返る。開催5週目となった中京は外差しが決まりやすい馬場状態とはいえ、そこはやはりスピード優先の小回りコース。快速アストンマーチャンの回避で、阪急杯で後じんを拝した重賞連勝中の先行馬ローレルゲレイロに有利な展開が予想される。 道中は少しでも前をとらえやすい位置取りからコースロスなく末脚を伸ばす。実際、昨年のこのレースも7番手から抜け出しており、59kgの酷量を背負いながら「試し乗り」で2着した意味は大きい。 「とにかくこの馬は直線をうまくさばけるかどうかにかかっている。負けた時はいつもさばけていないから」と師は言った。 唯一、気になる点といえば、主戦の武豊がドバイ出張のため乗れないことか。しかし、陣営はいち早く福永を確保した。マイル以下の短距離戦での手綱さばきには定評があり、この高松宮記念も2004年にサニングデールでV。2着も一昨年のラインクラフトなど3度と、連対率は5割を誇っている。 「うまく脚をためていければ終いは切れる。スムーズな競馬さえできれば」と福永騎手。師の願いをかなえるだけの技術と実績を福永は持っている。連覇に向けて、すべての態勢は整った。 【最終追いVTR】前半から馬任せでスタート。ラスト1Fに入っても手綱はがっちりと握られたまま。それでも、自ら力強く駆け上がって楽々と50秒7秒の好時計をマークした。昨年以上の仕上がりだ。
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レジャー 2008年03月26日 15時00分
高松宮記念(GI 中京芝1200m 30日) 3連勝でGI奪取だ ローレルゲレイロが怪気炎
積極的な競馬でハナを切るようになった阪神C以降、走りが一変したローレルゲレイロ。チークピーシーズの効果もあって、今年に入って重賞を連勝。一気に頂点の座が見えてきた。 「馬込みがダメだったので、阪神Cで思い切って逃げたのがきっかけになった。チョイ負けの馬がチョイ勝ちできるようになった」 平岩厩務員が振り返るように、昨年までは重賞で2着5回の善戦マンだった。それが今年に入ってからは勝負強いタイプへと変身した。前走の阪急杯でもハナを切りながら、直線で二の脚を使う味のある内容で、アタマ差のチョイ勝ち。派手さはないが、しぶとさが出てきた。 「先週、あれだけの時計(坂路800m51秒0)が出ているように、状態は文句なし。あとはハナにこだわらず、出たなりの競馬をしたい。千二でも気分良く走れれば力を出せる」 マイラーとしてのイメージが強いものの、このスプリント戦でも<0111>。一昨年の函館2歳Sで2着した実績が示す通り、決してこなせない距離ではない。 「昨年のスプリント戦を盛り上げたアストンマーチャンなど、強いメンバーが今年はいない。せっかくのチャンスなんだから、何とかしたいね」 3連勝で頂点の座へ、勢いはもう止まらない。 【最終追いVTR】先週、坂路で51秒0をマークしている関係もあり、今週は馬なりで軽く流しただけ。それでも、四位騎手を背に軽快な走りを見せ、気合乗りも上々。馬体の張りも目立っており、好調キープだ。
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レジャー 2008年03月26日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(16)
馬券発売の復活に伴い、軌道に乗った根岸競馬は番組の内容も充実してきた。新しい馬券競馬の中で横浜らしい代表的なレースを新設しようという狙いから、1928(昭和3)年の春季開催では、“横浜ダービー”ともいえる「横浜特別競走」が誕生。この競走は距離3200m、1着賞金5000円という当時としては大レースであった。 長距離のレースとしては、当時の「目黒記念」(3400m)に次ぐもので、「2マイル競走」とも呼ばれた「横浜特別競走」の第1回は9頭が出走、初の栄冠を勝ち得たのはニッポン号で、日本レース倶楽部としては、くしき因縁であった。タイムは3分33秒1。 このレースの生まれた昭和3年春の根岸の入場人員は4日間を通じ、1等席1万699人、2等席1万7462人、招待者3826人、勝馬投票券売上高265万7120円と、記録されている。 「横浜特別競走」は1938(昭和13)年秋に3400m、翌1939(昭和14)年春に3450mへと距離が延長された。また、1942年(昭和17)年春には「横浜記念競走」と名称を変え、最後まで続けられた。 一方、関東大震災による根岸競馬の施設面の復興は、主にスタンド建設に当てられた。日本レース倶楽部は、1929(昭和4)年5月、春季競馬終了とともに、1、2等馬見所の新築に着手した。 これを企画推進したのは、時の日本レース倶楽部理事長S・アイザックスである。アイザックスは、1880(明治23)年ごろ米国から横浜にやってきて、初めは輸入商を営んでいた。その彼は横浜に設計事務所を開く友人のJ.H.モーガンに設計を依頼したのだった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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