同大会一回戦でムラット・ディレッキーと対戦する佐藤。3分2ラウンドのスパーリングを行い、多彩なコンビネーションを繰り出した。昨年10月から筋トレに着手、パンチ力強化に努め「一撃で終わらせるくらいの威力がついてきた」と手応えを口に。さらには「まだ見ぬ強豪とやるのは楽しみ」と余裕を見せた。
だが、報道陣から魔裟斗について問われると「直接やって勝つまでは、いつまでも2番目だと思う」とライバル心をむき出し。準々決勝の組み合わせ抽選で「魔裟斗選手が1番を引いて、僕が2番だったら隣に直行します」と対戦を熱望した。
佐藤が魔裟斗に対抗心を燃やすのは、今年2月のブアカーオ・ポー・プラムック戦を「つまんねえ」と酷評されたから。その言葉に怨念を募らせる佐藤は「眼中にないって逃げてるだけ。やってから言ってみろよ」とまくし立てた。
佐藤は一回戦を突破し、魔裟斗に果たし状を叩きつけることができるか。