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スポーツ 2008年05月29日 15時00分
DREAM 所英男がフェザー級タイトル戴冠宣言
「DREAM.4」(6月15日、横浜アリーナ)の追加カードが28日、都内のジムで発表された。DREAM初参戦が決まった“闘うフリーター”所英男が、KID階級といわれるフェザー級で初代王座獲りを宣言。また、ハレック・グレイシーとのDREAM第2戦に臨むミルコ・クロコップには試練マッチ計画が持ち上がっている。 ついに闘うフリーターがDREAM軽量級に殴り込む。 昨年大みそか「Dynamite!!」で田村潔司に敗れた後の3月にDREAMが発足したこともあって大舞台から遠ざかっていた。この日の会見では6月15日に行われる「DREAM.4」(横浜アリーナ)でグレイシー柔術の寝技師ダレン・ウエノヤマとの対戦が決まった。 DREAM参戦に際しては階級問題で出場を見送ってきた所。HERO'Sでは70kg級で闘ってきたことから、DREAM旗揚げ当初は70kg制限のライト級に参戦する見込みだったが、山本“KID”徳郁を主軸とする軽量級が新設されることになり、本来ベスト体重のKID階級で参戦することに急きょ変更。満を持して今回の参戦となった。 それだけにこの日の会見では「まだ実績がないので勝って上を目指したい」と意気揚々。フェザー級で「やるからには一番上の人とできるように頑張りたい」とすでに打倒KIDを見据えている。 そればかりか会見に同席した笹原圭一イベントプロデューサーから年内に初代フェザー級王座の新設が告げられ「ベルトを巻けるチャンス。この機会で無理ならもう一生無理だと思うんで必死にやります」と王座戴冠を目標に掲げた。 一方、この日の会見ではDREAM旗揚げ興行で日本マット凱旋を果たし、同リング継続参戦を視野に入れているミルコ・クロコップがグラップリングマッチでハレック・グレイシーと対戦することも決定。笹原EPは「打撃なしでの試合はミルコにとって試練になる」と新境地開拓に期待し、「これがどう転ぶかわかりませんが、良かったら五番勝負にしても面白いかも」と今後DREAMリングでミルコに試練を科すことを示唆した。 KID階級で頂点を目指す所と新境地に挑むミルコ。果たして「DREAM.4」で新たなチャレンジに挑む2人にはどんな結末が待ち受けているのか、注目だ。
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スポーツ 2008年05月29日 15時00分
全日本プロレス 武藤敬司がGURENTAI先制口撃
全日本プロレス世界タッグ王者の武藤敬司が28日、次期挑戦者であるGURENTAIの太陽ケア&鈴木みのるに「未熟さを感じさせる」「Wツッコミタッグ」などと“先制口撃”した。 6・28大阪府立体育会館大会で、GURENTAIとの防衛戦に臨む武藤だが、先シリーズでは開幕戦で腰を負傷したのを皮切りに、膝、首、肘と次々に破壊されて満身創痍の状態。それでも「(ケアが)スランプを脱出してよかったんじゃないの」と相手を冷静に分析するなど余裕を見せる。 さらには「GURENTAIはタッグとしての未熟さを感じさせる。パートナーのあうんの呼吸というのがない」と挑戦者チームを切り捨てた。 そればかりか、武藤はタッグを漫才に例え「アイツ(ジョー・ドーリング)がボケで、オレがツッコミとしてジョーをコントロールしてる。でも、GURENTAIは両方ツッコミのようが気がしてならねぇ。バランスが悪い」と苦言を呈した。 決戦まであと1カ月。この“先制口撃”にGURENTAIも黙ってはいないはず。果たしてどんな反応を示すのか。
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スポーツ 2008年05月29日 15時00分
ROOKIES(ルーキーズ) その2
光浩は1990(平成2)年9月26日、東京都江戸川区に生まれた。小さなころから兄にケンカを仕掛けられ、手取り足取り(?)ケンカ術を仕込まれた。ヤンチャ者で日々ケンカに明け暮れていたのは、その影響が大きいのかも知れない。光浩は小学校に上がってからは新空手を始めている。 新空手とは14オンスのボクシンググローブを着用し、顔面への突きを認めるフルコンタクト空手のこと。日本のキックボクシングのアマチュア部門とも言えるし、プロキックボクシングへの登竜門とも言える。実際、競技大会ではジャッジをプロキックボクシングの審判が務めている場合が多い。最近ではK-1人気の影響で競技人口が増えているそうだ。 光浩は小学生時代を通じて新空手に熱中した。持ち前の負けん気の強さと生来の熱心さがあいまって、まさに小学生相手では負け知らず。無敵の存在だった。 しかし、たとえ頂点を極めた者であっても、いつかは必ず負けるときが来る。光浩も小学5年生のとき、初めての敗戦を体験した。 小学生の時分なら、勝ったり負けたりを繰り返しながら成長していくのが普通だろう。だが光浩は違った。たった1度の敗戦で、熱中していた新空手の道からあっさり逸れてしまった。 これもまたあまり物事に執着しないサッパリとした性格が影響したに違いない。だが、逸れた方向が良くない。小学6年生ごろから次第にグレ始め、中学校に入ると本格化した。伝説の始まりである。
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その他 2008年05月29日 15時00分
ケイリン徒然草 悔やまれてならないスーパースター!平間誠記の死
平間誠記(13期)の死はいまでも悲しい記憶に残っている。2年半選手募集がなかった時代で、平間は練習に次ぐ練習で競輪学校に入学した。 在校成績はケタ違いのナンバーワン。のちに平間と覇権を争った高原永伍(神奈川)はとてもかなわなかった。競走訓練では子供扱いにされたという。レースぶりは豪快な容貌に似て、競輪人気を高めたスターの一人だった。 競輪だけではない。世界選に出て、初めてスプリントで8位入賞、それが阿部良二(岩手)の銅メダル獲得にもつながっている。 一時、疑惑を持たれて斡旋がとまったこともあった。「限りなくグレー」といわれたが、容疑は晴れて復帰するや、またまた強さを見せつけた。 一番記憶に残っているのは花月園記念だった。レースを1時間後に控えながら、平間は選手売店で大きな桃を2個、ぺろりと平らげていた。通常、選手は競走3時間くらい前から、食べ物は口にしない。そんなことも気にせずレーサーにまたがると、藤巻昇(当時・神奈川)の挑戦を退けて快勝した。「強いや、平間さんは…」と藤巻がかぶとを脱いでいた。 平間が落車事故にあったのは昭和43年のローマの世界選・平塚合宿の時。ヘルメットをかぶらずに、皮のカポックで練習中のことだった。 かつて、平塚競輪場は「魔の3コーナーといわれた」癖のあるバンク。一瞬の油断が平間の命を奪った。平塚共済病院に緊急入院した時には、すでに脳死状態だった。平間の心臓はそれから3日間も動き、肉体の頑健さを見せつけた。 もしも平間がヘルメットをかぶっていたら…としばらくの間は考え続けていた。世界選に一緒に行く予定の伊藤繁(神奈川)のショックはいかばかりだったろうか。悔やまれてならない。 いまでも、平塚と聞くと平間を思い出す。当時、事故はあったものの、スーパースターの死は、今も心の中に残っている。落車した選手が軽い脳震とうを起こして動けない姿を見るたびに「まさか死なないだろうな」と考えてしまう。 平間、高原、そして練習焼けしていつも真っ黒な松川周次郎が争った競走。常に超満員だったスタンド。 そこら中にノミ屋やコーチ屋がいて雑然たる雰囲気の中でも、人をかき分けながら車券を買いに行く楽しさ。1枠から6枠まで分かれた穴場。ぶつかりあったりもしたが、ケンカにはならなかった。 スリも沢山いた。見つかると袋たたきになる。ギャンブル場で人の懐を狙うなんて…とみんな怒りまくったものだ。 競輪全盛期の頃が懐かしい。
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その他 2008年05月29日 15時00分
競輪穴男列伝 展開次第でインも突くし中も割る岩見潤が面白い
2着選手のイメージが強い岩見潤(三重・71期)だけに、頭に抜けると高配当になる。武雄のFI戦。特選で岩見は西郷剛(兵庫) - 前田拓也(大阪)の近畿ラインに付けて、ゴール前で前田を交わし1着。井上昌己(長崎)紫原政文(福岡)を破って2車単で1万5210円、3連単では9万6170円の大穴を出した。 岩見といえば根性のあるマーク屋のイメージはあるが、その武雄の準決では井上にマークしてぴたりと2着に入り、今度は本命サイドのファンを喜ばせている。 もともと、力のある新人として中部地区では認められ、競輪学校では48勝を上げ、在校成績は7位だった。平成5年にデビュー、2カ月後のB級戦の青森で優勝。半年後のA級戦の岐阜を優勝して平成7年12月にはS級戦・広島で快勝。そして特別競輪クラスに上がった。同年には競輪祭新人王では金山栄治(当時広島)の2着に入った。 GI、GIIレースには熊本のオールスターから参戦。このときは(4)(2)(6)(1)(7)と2回の連がらみを果たしている。 練習熱心さでは現役選手でも抜群だった高岸豊治(28期)の弟子。高岸は「いつも自転車に乗っとる。いつ休んだり、飯食うんやろか」と加藤功治をあきれさせたほどのまじめな選手だった。その弟子だから岩見も自然と練習量は多い。 マーク追い込みでは定評がある選手になったのは、平成14年のふるダビ松阪。地元のGII戦で岩見は(3)(2)(2)(2)と気合を入れたレースをした。特選では小嶋敬二(石川)マーク。インで粘った荒井崇博(佐賀)を競り落として小倉竜二(徳島)に抜かれたが3着。2日目の優秀戦では同県の海田和裕について小嶋敬二にまくられたが、小嶋マークの山口幸二(岐阜)に競り勝って2着。決勝では小嶋におよばなかったが、2着に入り地元での面子を保った。 最近の岩見は太り気味の体を調整して追い込みに切れも出ている。ウェートが重いのは競りにはいいが、差し脚に切れがなくなる。それが出てきたのはいい傾向だ。 まだ34歳。これからが勝負の年だろう。31日からの高松宮記念杯。武雄F1の出来ならひと暴れしてくれるのではないか。 どんな組み合わせでも中部ラインをたてる義理堅さはあるが、展開次第でインも突くし、中も割る。びわこの500バンク。伝説の「びわこ道」を岩見は突っ込んでいくだろう。頭に抜けたら、また高配当は間違いない。
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
日本ダービー追い切り速報 伏兵レインボーペガサスが怪気炎
皐月賞の悔しさはダービーで晴らす。競馬の祭典「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)の最終追い切りが28日、東西のトレセンで行われ、皐月賞4着馬レインボーペガサスが反撃態勢を整えた。前走はスローペースがたたり、メンバー最速の上がり3F34秒3をマークしながら涙をのんだが、力は見せつけた。今回は広い東京、距離延長と条件がそろい、陣営も巻き返しに意欲満々だ。 混戦ではこんなタイプが頼りになる。レインボーペガサスが上々の仕上がりだ。 皐月賞は4着。キャプテントゥーレには逃げ切られたが、差は0秒3。内容は渋く、強かった。 「なかなか前が開かなかったからねえ。やっと伸びてきたのはゴール前。まともならもっといい競馬ができたはずだし、悔しいレースだった」と鮫島師は振り返った。 皐月賞で脚を余し、悔し涙を流した馬がダービーで巻き返した例は多い。そのための準備はしっかり整えている。前走後は栗東でじっくり乗り込まれた。1週前追い切りは坂路で800mを54秒4→13秒3。時計自体は平凡だが、動きは素軽く、力強かった。 「疲れもそれほどなく、早い段階から乗り込んできた。間隔があった分、余裕を持って調整できたし、今の時点ではすごくいい状態できている」 速い時計は出す必要がない。トータルで密度の濃い仕上げができた。 鮫島師にとって、レインボーペガサスは特別な思い入れのある1頭だ。母のギャンブルローズは開業当時の厩舎を支えてくれた思い出深い馬。「その子どもでダービーという大舞台に出られるのは本当にうれしい。でも、出すだけではない。前走の内容から広い東京は間違いなくいいし、無事にゲートを迎えれば結果はついてくる」 夢に自信を携えて、大混戦に挑む。 【最終追いVTR】シルクウィザード(古馬1600万)との併せ馬。1馬身後方から追走して、道中はスピードに乗った走りを見せた。追われてからはズブさを見せ、トップギアに入らないまま併入フィニッシュとなったが、これはご愛敬。体の張りは抜群で抜かりなく仕上がっている。
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
日本ダービー追い切り速報 皐月賞の借りは返す マイネルチャールズが渾身の仕上げ
「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)の最終追い切りは28日、東西両トレセンで行われ、出走各馬が態勢を整えた。なかでも、目を引いたのは皐月賞3着の巻き返しに燃えるマイネルチャールズだ。松岡騎手を背に、美浦Wコースで軽快な動きを披露。これ以上ない仕上がりで競馬の祭典に挑む。 あれから10年。マイネルチャールズの白倉厩務員に大きなチャンスが巡ってきた。 10年前に担当したクリールサイクロン(スプリングS、新潟2歳S)は皐月賞7着、ダービー15着といずれも苦い思いを味わった。白倉さんは今の心境を話してくれた。 「厩務員になって今年で43年目。定年まで残り2年を考えると、こんな大きなチャンスはこれが最初で最後でしょう」とこん身の仕上げでダービーを勝ちに行く決意を示した。 1度レースを使うと放牧に出すのがパターンだったが、皐月賞3着後はそのまま自厩舎にとどまって、じっくり調整されてきた。「前走まではレースの10日間前に帰厩していた影響か、神経がピリピリしていて夜つけたカイバが朝まで残っていた。それが、今回はきれいに食べている」と状態の良さをアピールする白倉さん。 勝算について聞くと、「ヨーイドンの瞬発力勝負になったら分が悪いけど、競り合う展開になれば。勝負根性は抜群だからね」と答えが返ってきた。あとは松岡騎手にすべてを託すだけだ。 【最終追いVTR】坂路を1本上がった後にWコースへ。終始、手応えは抜群。ゴール前で軽く仕掛けられると、グッとハミを取り、ラスト1F12秒0を計時した。馬体も大きく見せて充実著しい。
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その他 2008年05月28日 15時00分
卯月朱美ちゃん大特集予告
内外タイムス5月30日号(5月29日発売)に卯月朱美ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>4月29日 神奈川県生まれ血液型:O型スタイル:T160 B85 W55 H83デビュー:2001年2月1日「TSミュージック」において趣味:アロマテラピー初エッチ:18歳性感帯:オッパイ所属:林企画 <スケジュール>31日まで「TSミュージック」6月1日〜10日「郡山ミュージック」6月11日〜20日「池袋ミカド」7月1日〜10日「渋谷道頓堀劇場」7月11日〜20日「船橋大宝」 みなさん応援よろしく!
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
日本ダービー(JpnI 東京芝2400m 6月1日) “POG大魔王”こと丹下日出夫が先行予想!!
ディープスカイの末脚さく裂!史上まれにみる激戦といわれる競馬の祭典、「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)。昨年度の競馬専門紙回収率ランキング1位の競馬評論家、丹下日出夫氏はディープスカイがNHKマイルCで見せた33秒台の末脚を再現、GI連覇に太鼓判を押す。 今年の皐月賞は、夜来の雨もあって、馬場は良発表とはいえ渋っていた。前半5F61秒4というスローペースもあったが、同日に行われた古馬1000万の鹿野山特別2分2秒3と、わずかコンマ6秒差。過去10年間で、下から数えて2番目の、2分1秒7では、レベル的に心もとない。 もともと今年の明け3歳世代は、「これ」という時計やラップを有する有力馬は少なかったが(いたとしても、ダービー前に全滅だったりする)、そうした数字面の不備が多い前哨戦において、ひと際異彩を放つ存在が、ディープスカイの制したNHKマイルCですか。 当日は、稍重というよりは重馬場に近い、時計の出にくい芝もあって、芝1600m1分34秒2は若干平凡に映るものの、上がり3Fはレースのソレ(35秒0)を1秒1も上回り、ただ1頭だけ33秒台の末脚で他馬を串刺し。皐月賞6着のブラックシェル(2着馬と0秒1差)を、悠々2馬身近く振り切る完勝だった。 そのブラックシェルとの着差を比較すれば、皐月組を凌駕。2400mへの距離延長が課題になるが、2走前の毎日杯(芝1800m)では、マイル通過・1分33秒8というハイペースをさばき、1分46秒0という好タイムで勝ちあがっている(これなら2〜3Fの延長にも対応が利く)。 なんせ近年のダービーはスローの瞬発力勝負が大半。マイラー有利の傾向が強い。馬体のつくりというか完成度も、3歳世代ではちょっと抜けた存在なんだよなぁ。 相手本線も、前記毎日杯2着を経由して、わずかキャリア3戦でダービーに到達したアドマイヤコマンドのセンス。 道中、舌越ししたり、フワフワとして若さを残すものの、前走の青葉賞は、好位のポケットから、鞍上のゴーサインに鋭く反応し、メンバー中最速の34秒4をマーク。 確かに、前走比12kg減の馬体は気がかりだが、典型的なスローの上がり勝負だっただけに、まだオツリはある。 一角崩しがあれば、皐月賞3着のマイネルチャールズですか。 皐月賞というレースは、1コーナーにさしかかるまでに、勝敗の大勢が決まるようなところがあるが、発馬でモタつき、道中後手。圧倒的な1番人気を背負っていたこともあって、動くに動けず。 他馬のマークを一身に集め、中団でもまれっぱなしの中、何とか地力で3着に追い上げたが、今度は比較的マークも薄くなる。鞍上の松岡クンも、気楽というか。果敢に立ち回れるだろうし、一角崩しはあると思うよ。 「皐月賞で、もっとも印象に残った末脚を使った馬こそが、ダービーの穴馬」という格言にならえば、惑星はレインボーペガサス(雨よ降れ)。 以下、連下に大崩れのないタケミカヅチ。クリルタルウイング、モンテクリスエスの青葉賞2、3着馬。極端な不良馬場になった際のサクセスブロッケンを大穴に一考。〈プロフィール〉 丹下日出夫(たんげ・ひでお) ガンジーと浜崎あゆみと同じ10月2日生まれ。競馬専門紙ホースニュース「馬」の本紙予想を長く担当して、現在フリーの競馬評論家。昨年は専門紙の年間回収率ランキング首位だった。グリーンチャンネル、UHFの「中央競馬ワイド中継」などでも活躍していた。POGの専門家で自称POG大魔王。特別編集長を務めた「最強のPOG」(青本、KKベストセラーズ刊)が好評発売中
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ミステリー 2008年05月28日 15時00分
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
オカルト作家の山口敏太郎は、占いの専門家であるあーりん女史にダービー予想をお願いすることにした。彼女は、生まれながら霊能力があるうえに、中国の風水や姓名判断に詳しい。しかし、電話をしながら筆者の気は重かった。霊能者や超能力者、占い師の方にこの手のギャンブル予想の話をするとたいがい拒否されてしまうことが多い。「当て物はやらない」というのが業界の常識だったのだ。ギャンブルや宝くじなど、単純な当て物をやったために占い師として、生命線が断たれる場合もあり、かなりリスキーな仕事なのだ。 だが、あーりん女史は違った。「おもしろいですね。馬の名前で姓名判断したうえで、やってみましょう!」と、あっさりひと言で了解してくれたのだ。感謝感激である。しかも、馬の名前で姓名判断をするというのだ。これは画期的である。馬の名前で、レースを予想するなど前代未聞である。 その仕事は早かった。依頼した翌日に馬の姓名判断が完了したのである。選んだ基準は「プロの仕事ができる画数の名を持った馬」「人気運の画数を持った馬」「他人を出し抜く運のある画数を持った馬」だという。ユニークな項目だが、確かにレースに強い馬を割り出すには、ベストである。 その予想順位は、本命がアドマイヤコマンド、ブラックシェルが対抗。ダークホースにクリスタルウイング、ディープスカイ、アグネススターチの3頭をあげたのだ。いかがであろうか、これが馬の姓名判断によるレース予想である。もちろん、購入は自己責任だが、ひとつのデータとしても興味深いであろう。 動物の予知能力はバカにならない。そのダービー診断だが、それは幾多の心霊取材に同行し、われわれ人間に見えない霊に対し威嚇し、戦ってきた山口敏太郎事務所の霊能犬・ココアに託してみた。 競馬予想犬は、過去に何匹もマスコミに出ているが、霊を感知できる犬は、有力な馬を察知できるのであろうか。予知方法は、簡単である。馬の名前を読み上げ、ココアが有力と感じる馬の名前の時にベロを出すというものである。 ココアに馬の名前を読み聞かせたところ、以下の馬に反応があった。リアクションが大きいものから有力馬としてあげてみよう。 それはアドマイヤコマンド、ブラックシェルの有力馬に加えて、意外や意外の伏兵レッツゴーキリシマ、メイショウクオリア、ショウナンアルバの5頭であった。 興味深いのは、アドマイヤコマンド、ブラックシェルの2頭が、あーりん女史の予想と一致している点である。果たして、姓名判断や動物予知を使った競馬予想の結果はいかに…。〈プロフィール〉 あーりん 中学校美術科教員として勤務の傍ら中国語を学び、香港、台湾を行き来して本場の香港風水事情を学ぶ。1997年日本易学協会風水講座修了。後、同講座上級過程修了。風水鑑定家として独立退職後、個人風水鑑定、風水セミナー、雑誌や企業WEB等の風水・心霊現象関連の記事執筆、コンテンツ原案を行っている。霊能風水師として香港風水と霊視鑑定の「神霊カウンセリングDx(催旺風水)」主催。http://www1.odn.ne.jp/cbb78440/
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