日本ハム
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スポーツ 2020年11月05日 20時30分
日本ハム、白村の戦力外に「見切りが早過ぎる」の声 野手転向2年目の解雇、現役選手の成功例から反発も
日本ハムが5日、今シーズン第1弾となる戦力外選手を発表。その内容がネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 >>元日本ハム・岩本氏、楽天入り断念→引退の秘話を明かす不義理を詫びたノムさんからまさかの“金言”<< 球団はこの日、今季一軍未出場の33歳捕手・黒羽根利規と、プロ入り後に投手から野手に転向した28歳・白村明弘を戦力外としたことを発表。黒羽根は2017年途中にDeNAからトレードで入団するも、昨季まで一軍出場25試合とレギュラー定着には至らず今季は一軍未出場。2013年ドラフト6位で入団した白村は2015年には50試合に登板するなど中継ぎの一角を担ったが、2019年2月に野手に転向して以降は1試合しか一軍での出場がなかった。 報道によると、黒羽根は「野球を続けていきたい気持ちはあるので、そこに向けて頑張りたいと思います」と来期以降も現役続行を希望しているとのこと。一方、白村は「やり切りました。引退したいと思います」と現役を引退する意向であるという。 この発表に対し、ネット上には「一軍には清水(優心/24歳)とか宇佐見(真吾/27歳)とか若手捕手がいるから仕方ない」、「第3捕手としても一軍に定着できてなかったからさすがに厳しいな」、「捕手としてはまだ若いし、獲ってくれる球団があることを願いたいな」と黒羽根の戦力外には納得する声が多数寄せられている。 一方、白村の戦力外については「黒羽根はなんとなく予想はしてたが、白村が切られるとは思わなかった」、「野手転向から1年ちょっとでクビは見切りが早過ぎる」、「白村はせめてもう1年は様子見るべきでは?糸井も木村もメド立ったのは3年目だぞ」と反発が噴出している。 「球界では白村のようにプロ入り後投手から野手に転向したケースは複数あり、現役では阪神・糸井嘉男、西武・木村文紀といった選手が野手転向後、主力にまで成長しました。ただ、この両名はどちらも転向3年目のシーズンから徐々に一軍出場を増やすなど、成功を収めるまでにはそれなりの時間を費やしています。球団は白村の今後の伸びしろやドラフトで指名した4名の野手などを総合的に判断して戦力外を告げたのだと思いますし、来年29歳になる元投手の白村と元から野手でより若い選手のどちらが戦力として計算しやすいかを考えると妥当な判断のようにも思われます。ただ、まだ転向から約1年半しか経っていないタイミングでのクビは早計ではないかと不満を抱いているファンも多いようです」(野球ライター) 戦力外を受けたコメントの中では、「投手も野手もやるという経験ができたのはファイターズだから」と球団に感謝している白村。ただ、今回の発表にモヤモヤを抱えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月02日 20時30分
元日本ハム・岩本氏、楽天入り断念→引退の秘話を明かす 不義理を詫びたノムさんからまさかの“金言”
元日本ハムで野球解説者の岩本勉氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元プロ野球選手・監督の野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代は日本ハム(1990-2005)一筋で活躍した49歳の岩本氏。今回の動画では2005年オフに日本ハムを退団してから翌年1月に引退を決断するまでの経緯を語ったが、その中で当時楽天監督だった野村さんとの知られざるやりとりを明かした。 >>野村克也さん、斬新なトレーニングを行っていた?「これが一番科学的」江本氏を驚かせた強靭なリストの秘訣とは<< プロ16年目・34歳だった2005年シーズンオフに日本ハムを自由契約となったが、楽天を率いる野村さんが自身の獲得に興味を持っていたという岩本氏。オフ期間中に行われた日本ハムの球団納会を途中で切り上げ野村さんと会食の場を持った際も、「ちょっと一緒に苦労するか」と誘いの言葉をもらっていたという。 しかし、翌年の自主トレ中に足首をねんざするアクシデントに見舞われた岩本氏は、この負傷を「野球の神様が現役を退けと言ってるんだな」と考え現役引退を決断。すぐに前所属球団である日本ハムに引退の旨を伝え、その後野村さんにも「縁がありかけた話ですけど、ユニフォームを着て野球をご一緒することはなくなりました。大変申しわけございません」と謝罪の電話を入れたという。 岩本氏によると、当初契約についての連絡だと思っていた野村さんは「悪いけどまず(春季)キャンプに参加してくれるか?(契約の話は)そこからにしよう」と楽天の春季キャンプ参加を誘ってきたが、引退の旨を伝えると「そうか、俺も力になれなくて悪かったな」と岩本氏の決断を尊重。続けて、「じゃあ1つだけ、君にアドバイスを言わせてもらっていいか?」と言ってきたという。 「はい、何でしょうか」と答えた岩本氏に対し、野村さんは「本をたくさん読みなさい。文字を読みながらいろんなヒントを野球知識に加えていったら、もっともっと野球の知識や視野が広がるんだよ」と、読書をして幅広く知識や教養を身に付けるようにとアドバイス。こうした言葉を伝えた後、最後には「頑張れよ」と引退後の活躍を願ってくれたという。 野村監督も含め、自身のことを思ってくれている人はたくさんいるんだと引退後に感謝の思いが強くなったという岩本氏。「野球界にどうやって恩を返していこうか」という思いを胸に、野球解説者に転身したと語っていた。 岩本氏はこの他にも引退を伝えた際の日本ハム側の反応や、解説者転身1年目の2006年シーズンにあったという印象的なエピソードについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「約束を反故にされたようなものなのにこんなこと言えるノムさんは器が大きい」、「知識や理論がちゃんとしてれば解説なりコーチなりがやりやすくなるって意味なのかな」、「そういや古田(敦也/元ヤクルト)も昔ノムさんから『知識がピンチを救う』と教わったって言ってたな」、「岩本は今や人気解説者の1人だけど、ちゃんとノムさんの言葉を守ってるから仕事途切れないんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 引退後現在に至るまで、野球解説者として様々なメディアで活躍している岩本氏。今も第一線で活躍できているのは、野村さんの“金言”のおかげでもあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg
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スポーツ 2020年10月27日 17時55分
日本ハム浦野博司が引退を発表!「一軍の戦力になれないと思った」
北海道日本ハムは27日、7年目の右腕、浦野博司投手が今季限りで現役を引退すると発表した。 浦野は浜松工高から愛知学院大、社会人のセガサミーを経て、2013年のドラフト2位で日本ハムに入団。ルーキーイヤーの2014年は規定投球回数に達しなかったが、7勝を挙げるなど先発として期待通りの活躍を見せた。しかし、2年目以降は怪我に悩まされ登板機会が減少。2016年は右肩痛で、1年を棒に振っている。血行障害が原因だった。 2017年に695日ぶりの復活勝利を果たしたが、チームの戦略もあり、登板機会はあまりなかった。しかし、2018年には本格的にリリーフに転向し、36試合に登板、2勝7セーブ9ホールド、防御率2.16の好成績を収め、ファンからは「浦野復活」の期待が一気に高まる。昨年はショートスターターとしてスタートし、780日ぶりの勝利も記録するが、シーズン途中から中継ぎへ。今季はここまで一軍登板の機会はなく、虫垂炎の手術で離脱もしている。ファームでも20試合しか登板できていないことから、本人はプロの世界に限界を感じたようだ。 浦野は「7年間ファイターズでプレーできて本当に幸せでした。思い描いていたプロ野球人生ではなかったですが、たくさんの方の支えがあって、ここまで野球を続けることができました。度重なる怪我や不調により思うようなプレーができなくなり、一軍の戦力になれないと思い引退を決断しました。今までプレーさせてくれた栗山英樹監督、コーチ、裏方さん、トレーナーさん、何よりチームメートのみなさん、本当にありがとうございました。そして、どんな時でも温かい声援を送ってくれたファンの皆様、本当に感謝の思いしかありません。7年間、本当にありがとうございました」と球団を通じてコメントを発表している。 即戦力のルーキーとして入団した右腕は31歳でユニフォームを脱ぎプロ野球に別れを告げた。浦野の通算成績は、100試合登板、投球回数267、18勝13敗7セーブ16ホールド、防御率3.88。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月04日 17時00分
骨折のオリックス・太田に「不運すぎる」ファン落胆 「すごくかわいそうなことをした」昨年は千賀との対決で悲劇が
9月25日に行われたオリックス対日本ハムの一戦。試合は「9-2」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題になったのがオリックス・太田椋の故障だった。 太田がアクシデントに見舞われたのは、「2-0」とオリックス2点リードで迎えた3回裏2死一、二塁の場面。二塁走者の太田は打席の伏見寅威が三ゴロを放った際に三塁へ進塁を試みるが、この時に打球を処理しようとした日本ハムの三塁手・ビヤヌエバと二、三塁間の中央付近で正面衝突。交錯後動けなくなった太田は担架でベンチ裏に運ばれ負傷交代となり、自力で立ち上がりベンチへ下がったビヤヌエバも4回裏の守備から退いた。 試合後、太田は病院での検査の結果右肋骨骨折と診断され翌26日に登録抹消。また、ビヤヌエバも脳震とうとの診断を受けて同日に登録を抹消されている。 >>阪神、北條・近本は選手生命の危機だった?「1人では生活できない」正面衝突で大怪我を負った西岡の悲劇<< 2018年ドラフトで1位指名を受けオリックスに入団した19歳の太田は、今シーズン20試合に出場し「.259・3本・5打点」といった数字をマーク。一軍定着へ向け着実に歩んできただけに痛すぎる故障となったが、実はプロ1年目の昨シーズンにも骨折に見舞われている。 2019年3月8日、オセアンBS舞洲で行われた教育リーグ・オリックス対ソフトバンクの一戦。同戦に「1番・遊撃」で先発した当時19歳の太田は、それまで紅白戦を含む実戦5試合で打率「.400」と好調。首脳陣の意向により、翌9日のオープン戦・対巨人戦での一軍デビューも予定されていた。 しかし、同戦の3回裏に迎えた第2打席、ソフトバンク先発・千賀滉大が投じた内角へのツーシームが太田の右腕に直撃。激痛に顔をゆがめた太田はすぐさま途中交代し病院に直行したが、検査の結果「右尺骨骨幹部骨折」で全治3カ月の重傷と判明。この故障により、翌日の一軍デビュー戦はもちろん開幕一軍入りも絶望的となってしまった。 太田の故障に、当てた張本人である千賀も「すごくかわいそうなことをした。本当に申し訳なかった」と沈痛。その後の報道では、試合中に病院へ直行した太田に直接謝罪することができなかったため、自分で太田の入院先を調べて救急箱を送ったと伝えられている。 アクシデントから約2カ月後の同年5月下旬、太田は報道陣に対し当時の心境を語っている。太田によると、直撃の瞬間は「痛かったんですけど、あまり覚えてない」というが、心境は「そこまで悲観的ではなかった」とのこと。また、「この期間をプラスにできるよう前向きに、下半身中心にトレーニングしてます」と前向きな思考でリハビリに励んでいることも口にしている。 その後6月上旬から復帰した太田は同年は1試合しか一軍に出場できなかったが、二軍では「.258・6本・21打点」と活躍。迎えた今年は春季キャンプに右太ももを痛め離脱する期間があったものの、7月16日の昇格以降は一軍に定着しつつあった。 それだけに、今回のアクシデントについては「去年も千賀の死球で骨折してるのに不運すぎる」、「ここまで順調に来てたから本人も辛いだろうな」、「2年連続の骨折は残念だけど、焦らず完治させて帰ってきてほしい」といった落胆の声が多数寄せられている。 今後は約2週間の安静後にリハビリを行っていく予定とのことだが、今シーズン中の復帰は厳しいという見方もされている太田。今回の骨折について本人のコメントはまだ伝えられていないが、1日でも早い回復を祈るばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月03日 11時00分
日本ハム・有原、シーズン絶望の危機だった?「何も考えられないくらい痛かった」打球が足に直撃した同僚の悲劇
26日に行われた日本ハム対オリックスの一戦。試合は「6-5」で日本ハムが勝利したが、同戦に先発した日本ハム・有原航平のプレーがネット上のプロ野球ファンの間で話題となった。 >>日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審”<< 注目のプレーが飛び出たのは、「0-0」と両チーム無得点の1回裏無死の場面。オリックス先頭の福田周平がカウント「3-2」の6球目から痛烈なピッチャー返しを放ったが、有原はこの打球に対しとっさに右足を出した。すると、右足のすね付近に当たって跳ね返った打球が、ノーバウンドで三塁手・樋口龍之介の元へ。これを捕球した樋口はすぐさま一塁へ送球し、際どいタイミングで福田をアウトとした。 このプレーに、ネット上では「偶然だろうけど樋口へのナイスパスになってる」、「樋口も急に飛んできた球をよく処理したな」と驚くファンの声が上がった。一方、一部では「大怪我につながるから手足を出すのは控えてほしい」、「上沢の二の舞になったらどうするんだ」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている上沢直之は、2011年ドラフトで4位指名を受け日本ハム(2012-)に入団し現在もプレー。有原の同僚に当たるが、昨シーズンに足に打球が直撃しシーズンを棒に振るアクシデントに見舞われている。 2019年6月18日、横浜スタジアムで行われた日本ハム対DeNAの一戦。同年に初の開幕投手を務めるなどチームのエース格として活躍していた上沢は、6勝目をかけて同戦に先発。同戦は4回にDeNA・ソトに先制の20号ソロを浴びるも、5回まで投げて失点はこの1点のみと好投を見せていた。 その上沢をアクシデントが襲ったのは、「0-1」と日本ハム1点ビハインドで迎えた6回裏2死。打席にはソトが入ったが、2球目のカーブを捉えたソトの打球が猛スピードで上沢の元へ。あまりの速さに上沢は有原のように足を動かす間もないまま打球を左ひざに受けてしまった。 本塁方向に跳ね返った打球を捕手がつかみ、即座に一塁に送球したためソトはアウトとなったが、直撃後すぐに地面に倒れ込んだ上沢は激痛に顔をゆがめ立ち上がることができず。マウンド周辺に集まったチームメイトはすぐに担架を要請し、上沢は担架でベンチ外に運ばれそのまま負傷交代となった。 その後チームは「0-3」で敗れたが、上沢は試合中に病院に直行。検査の結果左膝蓋骨骨折と診断され、同年6月19日に手術を受けた。ただ、手術をしてもなお全治5カ月という大怪我だったため、同戦を最後に上沢の2019年シーズンは早過ぎる終わりを迎えることとなった。 上沢はリハビリを開始した7月3日、報道陣の取材に応じた際に当時の心境を明かしている。上沢によると、直撃の瞬間は「何が起きたか分からなかった。気づいたらひっくり返っていた」といい、その後も手術を受けるまで「何も考えられないくらい痛かった」という。 その後オフシーズンから今年の春季キャンプにかけて懸命にリハビリを続けた上沢は、6月2日の練習試合で実戦復帰を果たした後、開幕後の同月30日に378日ぶりに一軍マウンドに復帰。そこから現在までにチームトップの7勝を挙げるなど怪我の影響を感じさせない投球を続けている。 有原と同じチームと言うこともあり多くのファンに思い返された上沢の故障だが、足への打球直撃で故障した選手はこれだけではない。ロッテ・西野勇士は2015年9月23日対楽天戦の9回に楽天・後藤光尊の打球が左足に直撃。当初は打撲と診断されていたが、翌24日に受けた再検査で左足第二中足骨基部亀裂骨折で全治6週間と診断され残りのシーズンを棒に振っている。 中日(2005-2008)、横浜(2008-2010)、日本ハム(2011-2018)でプレーした石井裕也は、日本ハム時代の2013年9月15日対ソフトバンク戦でソフトバンク・ペーニャの打球が左膝に直撃。骨折はせず打撲だったが、翌16日に登録抹消されそのままシーズンを終えている。 今回の有原は幸いにも打球直撃で負傷はせず6回まで投げ、試合後も特に故障を負ったとは伝えられていない。だが、ただでさえ長期離脱のリスクが高いピッチャー返しを、とっさのプレーとはいえ手足を出して止めようとする行為は大怪我の危険に自ら身をさらしているようなもの。チームにとっては欠かせない主戦投手なだけに、今後は危ないプレーは控えてほしいと願っているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月24日 17時00分
西武・メヒアが試合中に敵選手とグータッチ!「とても心が温まった」粋な計らいに反響相次ぐ
23日に行われた西武対日本ハムの一戦。試合は「6-5」で西武が勝利したが、同戦に「4番・一塁」でスタメン出場した西武・メヒアの振る舞いがネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 注目を集めているのは、「6-4」と西武2点リードの6回表1死一塁の場面で見せた姿。この場面で打席に立っていた日本ハム・樋口龍之介が、ライト前へヒットを放ち一塁へ出塁。2019年の育成ドラフトで2位指名を受け入団し、22日に支配下登録、23日に一軍昇格を果たした26歳の樋口はこれがプロ初ヒットとなった。 すると、メヒアはヒットとなったボールを一塁まで回すよう求め、受け取ったボールをそのまま樋口へ直接手渡し。さらに、樋口がボールを一塁コーチャーの矢野謙次コーチに手渡した直後、樋口に右手を差し出しグータッチを求める。樋口は少し会釈をしながら、自身も右手を差し出しメヒアとグータッチを交わした。 >>西武・森のエラー連発に「気持ちが強すぎ」井端氏が苦言 「ちょっと病んでるのかな」辻監督も不安、らしくない姿に心配相次ぐ<< 敵チーム選手のメモリアルヒットをグータッチで祝福したメヒアに、ネット上からは「相手チームの選手を祝福するって本当にナイスガイだな」、「直接ボール渡してさらにグータッチ、これは粋な計らいだな」、「見ててとても心が温まった、樋口の嬉しさもさらに増しただろうなあ」、「メヒアは先日も益田のことお祝いしてたし性格良すぎるな」といった反応が多数寄せられている。 「今回敵チームの選手を祝福し話題となったメヒアですが、過去にも何度か同様の行動をとったことがあります。先月8月9日にロッテ・益田直也が自身の公式インスタグラムで通算100セーブ達成(同月7日)をファンに報告した際、メヒアは自身の公式インスタグラムを通じてこの投稿に祝福のコメントを送っています。また、2016年5月28日西武対オリックス戦でオリックス・中島宏之(現巨人)が1500本安打を達成した際、一塁上で花束を受け取る中島の真横で惜しみない拍手を送ったこともありましたね」(野球ライター) 2014年に西武に入団し、今シーズンでNPB8年目を迎える34歳のメヒア。昨シーズンまでにNPB通算で「.247・139本・392打点」といった成績を残しているが、成績面に加え心優しい性格面も長らくNPBでプレーできている一要因であるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月23日 20時30分
日本ハム・清宮、追加点直後の“真顔パフォ”で異様な光景?「単なるジョークには見えない」清水の“ガン無視”に不仲説も浮上
22日に行われた日本ハム対西武の一戦。試合は「5-1」で日本ハムが勝利したが、同戦に「9番・捕手」でスタメン出場した日本ハム・清水優心の立ち振る舞いがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審”>> 問題となっているのは、「2-0」と日本ハム2点リードで迎えた2回表1死二塁での出来事。この場面で打席に入った清水は、西武先発・高橋光成の初球を捉え左翼席へ2号2ラン。ベースを一周した後にベンチへ戻りチームメイトとエアハイタッチを交わしたが、この際ベンチ内の清宮幸太郎が“真顔パフォーマンス”を敢行した。 “真顔パフォーマンス”はベンチの選手が真顔で中継カメラを見つめて本塁打を打った選手を待ち構え、そこにベンチへ帰ってきた本人が加わり真顔で2ショットを決めるパフォーマンスのこと。本来なら笑顔で祝福するところをあえて真顔のままでいるこのパフォーマンスは、今シーズン序盤にヤクルト・上田剛史が始めたのをきっかけに日本ハムやソフトバンク、オリックスなど複数球団で頻繁に行われるようになり、ネット・SNS上でもたびたび話題となっている。 ただ、同戦では清水が真顔でカメラを見つめる清宮をスルーしたことでこのパフォーマンスは不発に。その直後、清水と共にベンチへ戻ってきた二塁走者・王柏融が清宮の頭をポンと小突き、清宮は少々困惑したような表情を浮かべていた。 この光景を受け、ネット上には「清宮完全にスルーされてて草」、「王に小突かれた清宮が『えっ?』って顔してて面白い」、「清水が王と結託してドッキリ仕掛けたのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「清水が清宮(を)スルーしたのは単なるジョークには見えない」、「先日のロッテ戦で軋轢が生じているのでは?」と両者の関係性を心配する声も複数見受けられた。 「一部ファンが引き合いに出しているロッテ戦は、今月20日に行われた試合を指していると思われます。同戦の日本ハムは8回裏終了時まで『3-2』と1点リードしていましたが、9回裏2死一、二塁の場面でパスボール後に一塁ランナーの刺殺を狙った清水の送球を清宮が捕り切れず同点に追い付かれると、その後延長10回表に2点を奪われ『3-5』で逆転負け。清水は9回表が終了しベンチに戻った直後、何かを叫びながらヘルメットをベンチにたたき付けるなど清宮に激怒している節が見受けられました。両者はこれまでヒーローインタビューで息の合った掛け合いを見せたり試合前のグラウンド上でじゃれ合ったりと仲が良い様子がたびたび見られていましたが、このロッテ戦を機に関係に亀裂が入ったのではと心配しているファンもいるようですね」(野球ライター) 試合後報道では王が清宮の頭を小突いた後ベンチ内が笑いに包まれたと伝えられているが、清水は王が小突いた際も清宮に全く視線を向けていない。この異様な光景を見て心配を募らせているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月21日 22時30分
日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審”
9日に横浜スタジアムで行われたDeNA対阪神の一戦。試合は「6-1」でDeNAが勝利したが、同戦で球審を務めた柳田昌夫審判の判定が物議を醸す場面があった。 問題となったのは、「2-1」とDeNA1点リードで迎えた5回裏無死二塁での判定。この場面でDeNAは神里和毅がバントヒットを決め無死一、三塁とチャンスを広げたが、阪神・矢野燿大監督は神里の左足がバッターボックスから完全に出ていたのではないかと抗議。ルールでは足が完全に出ていた場合反則打球で打者はアウトとなるが、柳田審判は出ていないと判定し矢野監督の抗議を退けた。 >>DeNA、ついに虎アレルギー払拭? 7年連続負け越し中の天敵に“打ち勝つ野球”で今年こそリベンジを<< 神里の左足がホームベース後方まで出ていたため、ファンの間でも「完全に出てるだろこれ」、「白線にぎりぎりかかとが乗ってたんじゃないの?」と議論を呼んだ柳田審判の判定。一部では「柳田って昔日シリでも誤審してたよな」、「日シリでの誤審があるからどうも信用ならん」といったコメントも見られた。 元々ヤクルト(1985-1993)、近鉄(1994-1996)でプレーしたプロ野球選手で、引退翌年の1997年から審判に転身している柳田審判。今年6月25日のヤクルト対阪神戦で審判として通算2000試合出場を達成したベテランの審判だが、過去に疑惑の判定で球界に波紋を広げたことがある。 2012年11月1日、札幌ドームで行われた日本シリーズ第5戦・巨人対日本ハム戦。前月27日に開幕したシリーズは、第4戦までを終え巨人、日本ハム共に2勝。同戦は勝った方が日本一に王手をかけるという重要な一戦だった。 問題の判定が生まれたのは、「5-2」と巨人3点リードで迎えた4回表無死一塁の場面。送りバントの構えをとる巨人・加藤健に対し、日本ハム2番手・多田野数人が投じた初球は顔面付近に。加藤は体をのけぞらせて回避したように見えたが、頭部を押さえその場にうずくまった。 テレビ中継で直後に流されたスロー映像では加藤の頭部に球は当たっていなかったため、解説の古田敦也氏は「(引いた)自分のバットが頭に当たった(のではないか)」と推測。ところが、球審の柳田審判はこの投球を死球と判定し、さらに多田野に危険球退場を宣告した。 予想外の判定を受け、日本ハム・栗山英樹監督は直ちに柳田球審の元へ近寄り抗議。栗山監督が詰め寄る間、古田氏が「これは間違い」、もう1人の解説者であった工藤公康氏(現ソフトバンク監督)も「当たってないから危険球ではない」とそれぞれ疑問を呈したが判定は覆らず。試合は無死一、二塁で再開されたが、古田氏は「当たってないから誤審ですね。はっきり言って」と最後まで納得いかない様子だった。 その後試合は「10-2」で巨人が勝利したが、試合後の話題は柳田審判の判定に集中。ただ、本人は「難しい判断ですが、自分の判断を尊重します」と誤審を認めず、加藤も「必死にプレーした。何が起こったのかなという感じ」と当たったかどうか明言しなかったため、ファンの間からは「明らかな誤審なのになんで認めないんだ」、「当たってないから明言できないんだろ、根性が腐ってる」と両者への批判が噴出した。 結局その後も判定は変更されないまま日本シリーズは巨人が制したが、2016年限りで引退した加藤は引退後に多田野の球は頭部に当たっていなかったことを明かしている。加藤によると、実際は引いたバットが頭に当たっていたとのことだが、「目もつぶっていたので、それが頭にボールが当たったのかとあの瞬間は思った」という。 投球直後は気が動転していたため死球と思い込んでいたが、ベンチに戻って映像を確認すると当たっていなかったという加藤。ただ、当時は自分の発言でチームに迷惑がかかるのではとの思いもあり、詳細を言い出すことができなかったという。 現在でも“世紀の大誤審”の1つとして数えられることも少なくない加藤への死球。今回のプレーは加藤の死球のような明確な誤審ではないが、当時物議を醸した柳田審判が球審としてジャッジしたということで、おとがめなしの判定にモヤモヤを抱えたファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月20日 11時00分
阪神・藤浪、監督激怒で前代未聞の罰!「故障したら責任取れるのか」賛否を呼んだ“161球続投”
15日に札幌ドームで行われたソフトバンク対日本ハムの一戦。試合は「3-2」で日本ハムが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンク先発・千賀滉大の“148球完投”だった。 同戦の千賀は2回裏に日本ハム・西川遥輝に2点二塁打を浴び先制を許すも、3回以降は立ち直り7回まで無失点。千賀は7回終了時点で球数が116球に達していたため降板も予想されたが、工藤公康監督は続投を決断。千賀は8回に再び西川にタイムリーを浴びたがそれでもマウンドを降りず最後まで投げ、「8回148球3失点・被安打9・6四球」で完投負けとなった。 自己最多の球数を投げた千賀と続投させた工藤監督に対し、ネット上には「負けはしたが気迫を感じた」、「無理に引っ張る必要はなかった」と賛否の声が多数寄せられた。一部では「数年前の藤浪みたいだな」、「藤浪は確かもっと球数投げてたな」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている藤浪晋太郎は、阪神(2013-)でプレーする26歳の先発右腕。今シーズンは「1勝5敗・防御率5.87」と振るわず14日に一軍登録を抹消されているが、過去に今回の千賀を上回る球数を投げた経験がある。 >>阪神・矢野監督、藤浪二軍降格は覚悟の表れ? 負ければ“終戦”の対巨人戦、秘策は他にも「出塁率の高さに着目した」<< 2016年7月8日、甲子園で行われた阪神対広島の一戦。当時プロ4年目・22歳の藤浪は、ここまで4戦連続白星なしで勝敗も「4勝4敗」と不調。久しぶりの白星を目指した同戦も初回の3失点を皮切りに、7回表までで5点を失うなど今一つだった。 「2-5」と阪神3点ビハインドの7回裏2死、その藤浪にこの日3度目の打席が回ってくる。逆転を狙うならば藤浪を下げ代打を送り、8回以降はリリーフに継投というのがセオリー。ところが、当時の金本知憲監督は藤浪に代打を送らず、8回もそのまま続投させる選択をした。 7回表終了時点で既に131球を投じていた藤浪は8回、2四死球に自身初のボークも絡み2死満塁のピンチを招くと、広島・岩本貴裕に走者一掃の三塁打を浴び3失点。後続の田中広輔を抑えたところでようやく降板となったが、「8回161球8失点(自責点6)・被安打7・6四死球」という散々な内容。チームが「2-8」で敗れたため5敗目を喫する結果となった。 失点、球数共にかさんでいた藤浪を金本監督はなぜ8回も続投させたのか、その理由は試合後の報道により判明する。報道によると、同戦の藤浪はシーズン8度目となる初回失点を喫したが、この投球に金本監督は「去年14勝した投手のやることではない」と激怒。そのため、“懲罰”の意味も込めて藤浪をいけるところまで投げさせることを決断したという。 当初は「10点取られても投げさせるつもりだった」という金本監督は、「予定では10勝に行っていてもおかしくない投手。普通にやっておけば」と藤浪を叱咤激励。藤浪も「自分自身に腹が立つし情けない。そういう気持ちしかない」と自身の投球を反省していた。 藤浪への期待の裏返しが理由だった金本監督の“懲罰続投”だが、当時のネット上は「今日の悔しさをバネに一皮むけてくれるはず」、「ただのパワハラじゃないか、どこか故障でもしたら責任取れるのか」と賛否両論。また、同年以降の藤浪は制球難などもあり現在に至るまで低迷が続いているが、低迷の原因の一つとして同戦を挙げる声も少なくない。 今回の千賀は自分から続投を志願し、工藤監督も「お前が白黒つけてこい」と了承したことが伝えられている。4年前の藤浪とは事情が異なるが、球数がかさんだこともあり思い出したファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月17日 22時30分
ロッテ、日本ハム、オリックスら観客動員数引き上げを発表!各球団対応を急ぐ
プロ野球各球団は、政府の方針により9月19日(土)以降のプロスポーツなど大規模イベントの入場制限が収容人員の上限50%に緩和されることを受けて、チケットの追加販売や座席図の見直しを急ピッチで進めている。 千葉ロッテマリーンズは、千葉・ZOZOマリンスタジアムの入場者数の上限を収容人数の45%、これまでの観衆5000人から8500人増の13500人を目安に引き上げることを決定した。これを受け、9月25日福岡ソフトバンク戦以降の公式戦では観戦チケットを追加販売する。販売する座席は前後左右の間隔をあけ、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策を徹底しながら実施するとのこと。チケット追加販売開始日時は17日10:00から、チケット追加販売対象試合は25日~10月8日までの9試合。10月13日以降12試合の販売方法は今のところ未定。 北海道日本ハムファイターズでも、引き続き座席間の距離を十分に取った上で、9月19日~10月15日に北海道・札幌ドームで行われる主催試合の入場制限数を順次緩和し、最大20000人に変更する。19日、20日の千葉ロッテ戦の追加チケットを販売中だ。 オリックス・バファローズは、19日以降の公式戦観客数の上限を引き上げてチケット販売を行うことを決定。球団は「引き続きお客様のご協力を賜りながら新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を徹底し、安全安心の運営を第一に行ってまいりますのでご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げます」とファンに協力を呼びかけている。現在販売中の9月19日~10月1日の公式戦チケットに関しては、販売席数を抑えるために空席としていた座席列を、準備でき次第、追加で販売していく。 また、すでにチケットを購入した席と、追加販売する席のチケットが、横並びとならないよう配慮して座席販売するという。大商大シート・エクセレント指定席・エキサイト指定席・ライトホームランデッキでは、間引き設定を見直しての販売となる。上段外野指定席は販売対象外だが、状況によっては販売する場合があるとのこと。オリックスは上限数を明らかにしていない。 新しい観戦様式は好評を得ているが、マナー違反のファンを監視するため、警備員の負担が増えており、ここはファンの協力が不可欠だ。マナーを守った上で、本来の姿にプロ野球界全体で戻していく必要があるだろう。(どら増田)
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