放送事故伝説
-
芸能ネタ 2020年11月28日 21時30分
【放送事故伝説】生放送中に近隣住民とトラブル発生? 電波にも乗った大声の主は
2017年10月30日、神奈川県座間市の某アパートで男女9人の遺体が見つかるという通称「座間9遺体事件」が発生した。 供述などによると、犯人である当時27歳の男性はSNSなどを利用し、自殺願望を持つ女性と交流を持ち次々に殺害。遺体はアパートの風呂場で解体し、クーラーボックスに入れて保管。これらの容疑で男性は強盗・強制性交等殺人罪などに問われていた。 >>【放送事故伝説】テロップで顔隠し? 伝説となったアイドルモザイク事件<< そして、2020年11月26日、報道によると東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれた裁判員裁判にて、加害者男性は死刑を求刑されたという。判決は12月15日に予定されており、平成末期に発生した猟奇事件に一つのピリオドが打たれることになる。 さて、本事件だが、事件が発生した場所が小田急線沿いに面した住宅街のど真ん中ということで、警察を始め、マスコミが連日連夜集まっていた。 特に事件から1週間は、ワイドショーの中継が連日のように行われており、中には近隣トラブルもあったという。 そこで話題になったのが、日本テレビ系のワイドショー『ミヤネ屋』でのトラブルである。 この日、ミヤネ屋の取材班は、犯人が犯行に使っていたアパートを俯瞰できる住宅の上を管理人の許可を得て借り、事件現場の今を伝えていた。 事件のあったアパートは青いビニールシートがかけられており、内部こそ見えなかったが、現場の緊迫した様子を伝えていた。 そんな中、どこからともなく男性の大声が聞こえてきた。 最初はレポーターも司会の宮根誠司も気にしていなかったが、その声は徐々に大きくなってきており、宮根も「なんか声が聞こえますね」と顔をしかめた。 レポーターによると、「不動産会社の許可を得て撮影していたのですが、大家さんの方から『撮影をやめなさい』とのことで一旦降りたいと思います」と、どうやら撮影に使っていた物件について、大家とトラブルがあったようだ。 ネットでは、このトラブルに関して大きな話題となり、マスコミの取材の在り方が大きく議論されたという。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ 2020年11月21日 21時30分
【放送事故伝説】テロップで顔隠し? 伝説となったアイドルモザイク事件
日本テレビ系で1997年4月~2006年9月にかけ、約9年半放送されたバラエティ番組『どっちの料理ショー』がWEBコンテンツとして11月19日、約14年ぶりに復活した。 ややオーバー気味のナレーション、調理工程の詳しすぎるVTRなど、番組の特徴はしっかり継承。今後の展開が期待されている。 >>【放送事故伝説】大泉洋が『水曜どうでしょう』で起こした大トラブルとは?<< 同番組は、伝説的な「モザイク」がつけられた番組として有名だ。 2005年2月、番組で奇妙な演出があったとしてネットユーザーがざわついた。番組ではスタジオで多数の芸能人が調理工程を見守り、最後に「運命のジャッジ」をするのだが、スタジオの真ん中にいるのにもかかわらず全く顔が映らない人物がいた。 顔が隠れているカットが多く使われたほか、顔が映り込む場面では番組サイドがテロップで顔を隠すなど、かなり異様なモザイク処理がなされたのだ。 詳細は明らかになっていないが、このタレントは身なり格好から当時人気の女性アイドル・あびる優だったのではないかとされている。 あびるの顔が隠されたのは、その年に放送された日テレ系バラエティ番組『カミングダウト』での「窃盗告白事件」の影響があったと思われる。 同番組では、あびるが小学5年生のころ「近所の店の倉庫に忍び込み、飲食物を盗んでいた。その飲食店は後につぶれた」と面白おかしく話したことが問題となり、あびるは芸能活動を無期限停止(2カ月後に復帰)。 当時人気のタレントであったため、多くの番組が出演シーンカットなど対応に追われたという。 『どっちの料理ショー』が妙なモザイクで対応したのは、芸能人が横一列に並ぶ配置や、あびるが真ん中に座っていたことが災いしたと思われる。 なお、『カミングダウト』はあびるが芸能界に復帰する直前に放送を終えている。これが編成上の問題か、あびるの問題が影響したのかは明らかになっていない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ 2020年11月14日 21時30分
【放送事故伝説】大泉洋が『水曜どうでしょう』で起こした大トラブルとは?
大みそかに放送されるNHK『第71回紅白歌合戦』の白組司会が俳優の大泉洋に決まったと11月2日に発表された。 男性俳優が司会を務めるのは2005年の山本耕史以来、15年ぶり。抜てきの理由は話を引き出す「トーク力の高さ」にあったという。 >>紅白、司会者に大泉洋と二階堂ふみ 嵐が選ばれなかった理由は? 審査員には“救世主”女優が内定か<< 一部では大泉を大出世させたバラエティ番組『水曜どうでしょう』を想起させるような企画が組まれるのではないかと期待されている。 だが、大泉ファンおよび『水曜どうでしょう』ファンにとって、年末は特に思い入れが強い季節なのだという。それが俗にいう「発信!生スタ 早起きクマさん事件」だ。 『水曜どうでしょう』は1998年12月8日に「今から間に合うクリスマス」と題し、機材車やロケバスを使いクリスマスパーティを開くことに(放送日は12月23日)。だが、企画が適当(代替企画)だったこともあり、大泉をはじめ全員が酒を飲み泥酔状態に。 そして朝5時ごろ、北海道テレビ放送(HTB)の生放送番組『発信!生スタ 早起きクマさん』がスタートした。 「スタジオに行って横の方に出してもらおうぜ」とその場のノリで、『早起きクマさん』に交渉。OKが出たため、急きょスタジオに大泉、鈴井貴之、HTBのマスコットキャラクターonちゃんの着ぐるみ(俳優の安田顕)が1分間だけゲスト出演することになった。 だが、酒のせいでろくにトークもできず、大泉と鈴木は「どうでしょう!」と大声でわめき、男性アナの頭に噛みついたほか、onちゃんの着ぐるみを殴る、蹴るなどして収拾がつかない状態になり、CMタイムとなった。 この様子は北海道中で放送されており、たまたま目撃してしまった視聴者は度肝を抜かれた。また局のキャラクターであるonちゃんをぶん殴ったことが問題視されたようで、『水曜どうでしょう』ディレクターの藤村忠寿氏が始末書を書かされることになった。視聴者は大喜びだったが、局内部は大荒れだったようだ。 北海道で大暴れしていた大泉が、20年後まさか紅白の司会に抜てきされるとは誰も思わなかったであろう。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
-
芸能ネタ 2020年11月07日 21時30分
【放送事故伝説】出演タレントに不祥事発生!テレビ屋の編集技術は日々アップしている?
10月29日、人気俳優の伊藤健太郎が道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕され、11月初旬はテレビ業界が大パニックだったようだ。 >>【放送事故伝説】生放送にゲストがやってこない?<< 伊藤は、11月に主演映画『十二単衣を着た悪魔』、逮捕された翌日には出演映画『とんかつDJアゲ太郎』の公開が控えており、宣伝のために出演したバラエティ番組、俳優として出演予定だった作品は数多くあり、その影響は計り知れない(現に伊藤の事件が発覚した日に放送予定だったフジテレビ系『 アウト×デラックス』は全編VTRを封印。生放送を行うという緊急処置が取られた)。 売れっ子俳優・タレントの逮捕や不祥事はそれだけ大きな影響が出てしまうという事なのだが、今から4年前の2016年、俳優の高畑裕太が、映画撮影のために滞在していた群馬県前橋市内にあるビジネスホテルの女性従業員に性的暴行を加えたとして逮捕(後に不起訴)となる事件が発生した。 当時、高畑は若手の売れっ子俳優・タレントであったため、多くの出演作品に影響が出た。特に逮捕から4日後の放送となった『24時間テレビ39「愛は地球を救う」』内の特別ドラマ『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』は役柄上カットできないため、NEWSの小山慶一郎が代役となり急ピッチで撮り直し。なんとか放送に間に合わせたほか、同年9月7日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)では高畑はスタジオの中央に座っていたことから、大きなモザイクが付けられるという大胆演出となった。 だが、近年ではCGや編集技術などが向上していることもあり、撮影素材から人物を消すことは容易になっているようで、2019年に税金の申告漏れが発覚したチュートリアルの徳井義実はレギュラーの『今夜くらべてみました』(日本テレビ)にてMCという立場ではあるが、活動休止後もOAされたVTRでは徳井の姿が綺麗に消えており、高い編集技術を見せた。 業界にとって不祥事は避けたいものではあるが、現場の技術アップのためには必要なのかもしれない?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ 2020年10月31日 21時30分
【放送事故伝説】生放送にゲストがやってこない?
テレビ・ラジオで出演タレントが絶対にしてはならないのが、現場への遅刻もしくは「すっぽかし」である。 ほとんどの場合、タレント本人の寝坊や時間調整の失敗などが原因だが、なかには連絡の不備でスタジオ入りができなかったというパターンもまれにあるという。 >>【放送事故伝説】「空耳アワー」突然中止!タモリが怒ったその理由は?<< 近年大きな話題になったのが、TBSラジオの朝から昼にかけて放送されるワイド番組『伊集院光とらじおと』で発生したゲスト未登場事件である。 同番組では10時台に「伊集院光とらじおとゲストと」というゲストコーナーを設け、伊集院とトークを繰り広げるのだが、2019年1月22日の放送分で、ゲストである歴史学者の呉座勇一氏がスタジオに現れないというハプニングが発生。スタッフが何度連絡しても呉座氏につながらず現場は大混乱した。 「ラジオの帝王」こと伊集院も、このトラブルには参っていたようで、急きょ別のコーナーを延長するなどして時間を稼いでいたが、やはり続かず大ピンチとなった。その時、早めにTBSラジオに入っていた昼の番組『ジェーン・スー生活は踊る』のパーソナリティ・ジェーン・スーが急きょ、サプライズゲストとして登場。間をつなぐなどし、なんとかトラブルを乗り切った。 後日、伊集院本人が明かしたところによると、「シンプルな連絡ミス」とのことで、スタッフと呉座氏の間で時間の伝え漏れなどがあったようである。 なお、この話には続きがある。翌日1月23日の放送はイラストレーターのヨシタケシンスケがゲストだったのだが、何故か1月24日のゲストである特撮監督の中野昭慶氏が1日間違えてTBSラジオへやってきてしまった。 中野氏には事情を話して帰ってもらったというが、2日続けてゲストコーナーでトラブルが発生。さすがの伊集院も「ウチの番組の連絡系統はどうなってるんだ」とボヤいていた。 以来、連絡系統は徹底されたのか、同番組でこのようなトラブルは発生していないという。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
-
芸能ネタ 2020年10月24日 21時30分
【放送事故伝説】「空耳アワー」突然中止!タモリが怒ったその理由は?
テレビ朝日の長寿番組『タモリ倶楽部』の人気コーナー、「空耳アワー」が半年ぶりに復活することが分かり、話題を呼んでいる。 「洋楽の歌詞がなぜか日本語に聞こえる」という「空耳」をテーマにした本企画は放送年数28年。番組を代表するコーナーで「このコーナーだけは必ず見る」という根強いファンも多い。 >>【放送事故伝説】生放送に笑顔を絶やさない若い女性が乱入!?その驚きの正体は!<< さて、「空耳アワー」の名物といえば、司会を担当するソラミミストことイラストレーターの安斎肇の「遅刻」である。 安斎は同番組の収録にたびたび遅刻したほか、本業のイラストでもよく納期遅れがあったという。 タモリも最初の頃はいつまでたっても現場にやってこない安斎のことを笑っていたようだ。だがおよそ9割の確率で遅刻をし、さらに1~2時間の遅刻が当たり前になってくるとさすがのタモリも「そろそろガツンと言ってやらないと」と思ったという。2002年には、コーナーの内容を急きょ変更し、タモリが安斎に公開説教するイレギュラーな回があった。 1時間以上遅れて現場にやってきた安斎を見るや、タモリは「なにやってんの!」と一喝。安斎は「いつものこと」とニヤニヤしていたが、「スタッフも怒ってるよ!」とタモリが指摘した。これに「ヤバい」と思ったのか真顔になり、「徹夜してシャワーを浴びようとしたら水だったためお湯を沸かすのに時間がかかった」とかなり無理のある言いわけをし、タモリを呆れさせていた。 タモリは「今度、遅刻したらお前抜きで空耳やるからな!」と言い「今日の空耳は終わり!」と、なんと1曲も紹介せずにコーナーが終了してまった。 この結果にさすがの安斎も反省したのか、2004、2006年は一度も遅刻することがなかった。だが、その後もたびたび遅刻はしているそうで、1年に1回程度は安斎抜きで収録が行われることがあり、現在に至っているという。 普通の番組ならあり得ない事態だが、このゆるい雰囲気も『タモリ倶楽部』ならではなのだろう。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ 2020年10月17日 21時30分
【放送事故伝説】生放送に笑顔を絶やさない若い女性が乱入!?その驚きの正体は!
何が起こるのか分からない生放送。番組スタッフが一番恐れているのが「外部からの乱入者」であるという。 近年では、日本テレビ系の『ヒルナンデス!』で小島瑠璃子とサバンナ・高橋茂雄がある街のパン屋でロケを行っていた際に一般人男性が割って入り、因縁をつけるハプニングが発生。小島と高橋が思わず逃げ出す模様が生中継されたことがある。 不特定多数の人間が集まる外のロケでは、どうしても予期できない人物の乱入を許してしまうことがあるが、2014年にはこの乱入者が思わぬ形で視聴者からバッシングを浴びたことがある。 2014年9月5日、当時日本テレビ系で放送されていた朝の情報番組『PON!』で「一般人と思われる女性が出演者の背後に立ってずっとカメラを見ている」とネットを中心に話題になった。 その女性は長い髪にアイドルのような出で立ち。特に何をするわけでもなく、目をカッと見開き、笑みを浮かべながらカメラを見つめていた。この日の『PON!』の放送中では場所を変えながら数回わたって目撃された。 当初は、「番組のおっかけ?」「完全に危ない人だった」「まさかの幽霊?」といった声が相次いでいたが、この時『PON!』を見ていた一部のアイドルファンの間では、「SKE48(当時)の柴田阿弥に似ている!」と密かに話題になっていた。 実は、この人物はまさしく柴田だった。後にこの行動は同局で放送されていたバラエティ番組『有吉反省会』の企画のひとつであることが明らかになった。 柴田は自分がメインでなくても、ずっとカメラに目線を送る癖があり、「禊(みそぎ)」として「日本テレビに24時間滞在し生放送番組に映り込み目線を送る」という罰ゲームを行っていたのだ。 だが、柴田の目力があまりに強く、同時に『有吉反省会』の企画であることを知らない視聴者から「あの女はなんだ」というクレームが相次ぎ「このままでは夕方のニュース番組にも支障が出る」と危機感を覚えたスタッフの判断で、罰ゲームは終了となった。 まったくお騒がせな話である。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ 2020年10月10日 21時30分
【放送事故伝説】コックリさんが答えた!?日本テレビに残る伝説の心霊事故
日本テレビ系のドキュメントバラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』が2021年、放送開始から丸20年を迎える。 世界各国で起こった信じられない事件や事故などを再現VTRで紹介しつつ、合間には笑福亭鶴瓶と中居正広の軽快なトークを挟むスタイルで、根強い人気を誇る番組である。 >>【放送事故伝説】ニュース番組が「危険動物」を発見!?その衝撃の結末とは?<< 同番組の歴史の中でも「最も恐ろしい」とされる放送事故が、俗に「コックリさん事件」と呼ばれる事故だ。 事が起こったのは2005年8月の放送で、スタジオは夏シーズンということもあり怖い話で盛り上がっていた。 小さい頃に楽しんだという「コックリさん」に話題が移った。コックリさんは数人がテーブルを囲み、霊力の高い1人が霊媒となり、あの世の意思を表明させる占いの一種で、かつて小学生を中心に大ブームとなった。 この時スタジオにいたゲストは、鈴木紗理奈、井上和香ら幼いころに「コックリさん」を楽しんだという面々が中心。スタジオではコックリさんを信じるか信じないかで議論となった。 そんな中、鶴瓶が「コックリさんってキツネ(キツネつき)やんな?」とその正体に迫ろうとした時、どこからか女性の声で「違います」という声が聞こえた。 この「違うよ」の声はスタジオにいる中居、鶴瓶、ゲストはもちろん、観客席にも聞こえたようで、中居が「今、客席の誰かしゃべった?」と聞いたものの客席から反応がなかったことから、スタジオはパニックに。 すぐに撮影済みのVTRがスタジオに運ばれ、出演者全員、スタッフ、観客が確認することになった。しかし、やはりVTRにはささやくような小さい声で「違います」という声が入っていたことから大パニックになった。 「違います」という声は、出演者全員のマイク、客席に置いてあったマイク全てに入っており、機械的なノイズではなく誰かが口にしていたことは明らかであった。 放送から15年、この『仰天ニュース』の「コックリさん事件」は今でも伝説の心霊系事故として語り継がれている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ 2020年10月03日 21時30分
【放送事故伝説】ニュース番組が「危険動物」を発見!?その衝撃の結末とは?
今のテレビバラエティであまり目にしなくなったジャンルに「探検もの」がある。1977年から1985年まで断続的に放送された『川口浩探検隊シリーズ』、その続編的立ち位置である『藤岡弘、探検隊シリーズ』など、世界各地の秘境で目撃された怪物や少数民族などを求めて探検する同企画は1980年代のテレビバラエティを代表する有名な企画となった。 >>【放送事故伝説】ロケ先を間違えた!出演者&スタッフはどうする?<< 本シリーズの特徴は過剰演出の入った探検隊のリアクション。早い話が台本アリのモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)であり、その手法は後に数多くのバラエティ番組で模倣、パロディ化された。 多くの予算や撮影時間がかかることから、近年ではあまり見られなくなった『探検隊シリーズ』的演出だが、2019年2月にTBS系列の夕方のニュース番組『Nスタ』が、はからずも「現代の探検隊」ともいうべき放送事故を起こし話題になった。 2019年2月21日、『Nスタ』は東京都内で目撃が相次いでいるという猛禽(もうきん)類の鳥「ミミズク」に関するニュースを報じた。 杉並区阿佐ヶ谷でレポートを開始したところ、ある住宅街で止まっているミミズクを発見。レポーターは「ご覧ください。ミミズクは今、手すりの上に止まっています」と実況し「ミミズク見つかる 阿佐ヶ谷で手すりの上に」というテロップが表示された。 だが、人間が近づいても全く動こうとしないミミズクに視聴者は違和感を覚えた。 「いくら何でも動かなさすぎでは?」 ミミズクは非常に耳が良く、敵が近づくと一目散に空へ飛んで行く習性を持つ。それだけに全く微動だにしないミミズクは「置き物」にしか見えなかったのである。 そして番組終了間際、メインキャスターを務める井上貴博アナが「本日生中継で、東京杉並区でミミズクを見つけたとお伝えしました。しかし、確認したところ置き物であったことが分かりました」と謝罪することになった。 まるでコントのような結末に多くの視聴者はズッコケた。『Nスタ』のミミズク事件は放送事故界に残る伝説となっている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
-
芸能ネタ 2020年09月26日 21時30分
【放送事故伝説】ロケ先を間違えた!出演者&スタッフはどうする?
2009年から日本テレビ系で放送されているバラエティ番組『火曜サプライズ』。看板コーナーは「アポなしグルメ旅」で、タレント自らが営業中の店に突撃で撮影交渉する。今やバラエティ番組でおなじみの「突撃アポ」のはしりとなった。 >>【放送事故伝説】まさに世紀の放送事故!?元号発表時の視聴者は見た!<< そんな『火曜サプライズ』だが、「ガチ」を極めようとしたために、バラエティ史に残るトンデモハプニングが発生したことがある。 事件が発生したのは2018年10月23日放送分。この日は俳優の高橋一生と佐藤健がゲストで、東京都蒲田でグルメロケを行った。 ロケの途中、佐藤は豚の生姜焼きが大好物だと明かし、一行は蒲田で一番おいしい生姜焼きを提供する定食屋へと向かった。 目的のお店に着き、取材許可も下りた。出演者全員が席に座り豚の生姜焼きを注文しようとしたところ、店主から驚きの言葉が伝えられた。 「ウチはいわしと鳥料理がメインで豚の生姜焼きは置いてないよ」 出演者一同、そしてスタッフの全員が「え!?」と声を上げた瞬間、店主が明かした。「実はもう一店、隣の通りにウチと同じ店名の生姜焼きのお店がありまして……」 なんと、出演者・スタッフ全員が店を間違えているのに気付かず撮影交渉してしまったのだ。 しかし、一度交渉して許可を得た手前、そのまま何も注文せずに出ていくこともできなかった。生姜焼きを楽しみにしていた佐藤だが、「僕、いわしも好きなんでいわし食べましょうよ!」と、この店でロケを続けるよう提案。 実際、この店のいわし料理は生姜焼きに負けないほど絶品だったようで、トラブルはあったものの「結果オーライ」となったようだ。 また、この放送によって『火曜サプライズ』は事前にスタッフのアポ取りはせず、「ガチ」でその場で撮影交渉していることが明らかになった。間違えた後のフォローも含め、番組としてはむしろプラスになったようである。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
芸能ネタ
【放送事故伝説】毎週のように大乱闘!今なら放送できない過激番組とは?
2020年02月08日 21時30分
-
芸能ニュース
【放送事故伝説】番組の収録中に大喧嘩!救ったのはあの大物俳優だった?
2020年02月01日 21時30分
-
芸能ネタ
【放送事故伝説】スポンサーが激怒!異例の6回で終了したバラエティ番組!
2020年01月25日 21時30分
-
芸能ネタ
【放送事故伝説】思わず素顔が……ベテラン歌手の「歌詞間違い」伝説!
2020年01月18日 21時30分
-
芸能ネタ
【放送事故伝説】アンガールズ田中の「ポロリ」伝説!温泉で大事な部分が丸見えに!?
2020年01月11日 21時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分