中田翔
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スポーツ 2023年05月22日 11時05分
巨人・原監督、中田の早期復帰を画策? 松井のローテ抜擢も成功、上位浮上に自信か
育成出身投手の「初登板初勝利」は史上2人目、セ・リーグ初の快挙である。 巨人の育成ドラフト1位・松井颯がプロ初勝利をマークした(5月21日)。5回被安打2、失点ゼロ。直球のキレ、スライダー、チェンジアップの精度の高さはファーム戦で証明されていたが、良い意味で「新人らしさ」を持った投手だと思った。自軍の攻撃中にそう思ったのだが、「楽しそうな表情」でグラウンドを見ていた。 試合序盤は東京ドームの晴れ舞台に上り詰めた喜びもあったと思うが、後続ピッチャーにマウンドを譲った後も、楽しそうに試合を見守っていた。 >>巨人・中田、秋広に「あんま調子乗るな」 LINEでの軽口にチクリ? 劇勝収めた広島戦後の裏話明かす<< 「経歴も異色です。大学はスポーツ推薦でしたが、専攻は物理学。埼玉の強豪校・花咲徳栄高では控え投手でしたが、国立大学の受験も勧められたほどです」(チーム関係者) 「楽しそうな表情」について聞いてみると、「この世代はそういうところもあると思います」と言う。 「コロナ禍の影響で、活動が制限された世代です。松井も大学1、2年生の頃はランニングや筋トレばかりで、対外試合もほとんどできなかったそうです」(前出・同) そんな松井が次回登板でも結果を出せば、チームの状況も変わってくる。 「先発ローテーションは、戸郷、山崎、横川、グリフィン、赤星、松井。救援も中川、三上、新加入の鈴木康平が安定しており、打線も含め、ようやくメンバーを固定できるようになりました。巨人が浮上してきそう」(プロ野球解説者) 試合後の原辰徳監督のコメントが興味深かった。 同日の松井の先発登板は早くから決めていたようだが、 「全体的に二回りというプランニング。良いイメージの中で、また次(の登板)を迎えてもらい…」 と言う。慎重な起用だったわけだが、ウラを返せば、松井でコケたら、次にテストさせる先発候補がいない“弾切れ状態”でもあったのだろう。 また、同日の試合前練習に中田翔も参加していた。中田がフリー打撃を行っている際、ケージ後方に張り付いていたのが原監督。中田も「もう大丈夫!」と言わんばかりのフルスイングで、スタンド・インは5連発を含む10本だった。 「原監督が頼りにしているのは、中田」(ベテラン記者) 試合後、「我々の戦い方ができれば、勝率も上がっていくと思いますよ」と、ちょっと強気な発言もしていた。指揮官にそう言われたのは中田の早期復帰を確信したからだろう。 「原監督は四球を出すのが大嫌いなんです。松井に合格点を与えたのは『四球1』に抑えたからです」(前出・同) 5月7日の同カードで直江大輔が2者連続四球を出したシーンが思い出される。自らマウンドまで行き、直江の後頭部を“ナデナデ”していた。 原監督の言う「我々の戦い方」とは先発投手が好投し、打線爆発、救援投手も四球を出さないことか? それができる若い選手も多いのだが、上昇ムードを継続させるのは指揮官の仕事だ。23日から始まる2位・DeNA。首位・阪神との6連戦で、「我々の戦い方」がホンモノかどうかが問われる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月19日 19時45分
巨人・中田、秋広に「あんま調子乗るな」 LINEでの軽口にチクリ? 劇勝収めた広島戦後の裏話明かす
日本テレビ系のCS放送『日テレジータス』の公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」が18日に投稿した動画に、巨人のプロ16年目・34歳の中田翔が登場。同僚のプロ3年目・20歳の秋広優人にまつわる発言が話題となっている。 動画では徳光が5月14日に東京ドームで行われた巨人対広島戦の試合前練習中、坂本勇人、中田、秋広の巨人3選手にそれぞれ今季の現状などを聞いた。その中で、中田は前日13日の広島戦後に秋広からLINEであおられたという話を明かした。 13日の巨人は「2-2」で迎えた延長12回表に2点を勝ち越されたが、その裏に無死満塁から大城卓三の犠飛で1点を返すと、続く秋広が8球粘った末にレフトにタイムリー安打を放ち同点に。その後2死満塁で、ブリンソンがセンターにタイムリー安打を打ち逆転サヨナラ勝ちを収めた。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 中田は秋広に自主トレ参加を直訴された2021年オフごろから、バッティングや食事面などについて積極的に助言を行うなど目をかけている。徳光は両名が師弟関係にあることも踏まえてか、13日の同点打について「彼には何か言ったんですか?」と中田に質問した。 すると、中田は「試合終わった後、『僕のバッティングの手本を見ましたか?』ってLINEをしてきたので、『あんまり調子に乗るなよ』とは言っときました」と、生意気な文をLINEで送られたと笑い交じりに明かした。 中田は4月29日の広島戦・9回2死一塁で打席に入る際、この回先頭で空振り三振を喫した秋広に「手本を見せてやるから見とけ」と宣言し、言葉通りに逆転サヨナラ2ランを放っている。秋広はこの言葉をもじって、13日の試合後に中田にLINEを送ったようだ。 中田の後に秋広に話を聞いた徳光は、「さっき中田選手に聞きましたら、結構失礼なことも言ってるみたいですね?」とLINEの件について質問。秋広は「失礼ですか?いや、そんなことは…」、「記憶にないですね」ととぼけたように返しつつも、「いろいろな話、経験をさせてもらえてるので本当に感謝してます」と中田への思いを口にした。 中田の発言を受け、ネット上には「大先輩相手に俺の打撃見たかは度胸あり過ぎ」、「それだけ関係良好なんだろうけど、文面だけ見たら普通に失礼だな(笑)」、「直撃されてとぼけたふりしてるのも悪いわ」、「元木煽ったり中田煽ったり凄い奴だな…」と面白がる声が寄せられた。 秋広は当時プロ1年目・18歳だった2021年2月28日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)にVTR出演した際、生出演していた元木大介ヘッドコーチについて「バラエティー番組で見ていたのでもうちょっと…面白いというかチームを盛り上げるとか明るくしてくれるだけかなと…」、「想像以上に野球に関することを教えてくれているのでうれしいです」とコメント。これを聞いた元木ヘッドから「おかしいでしょそのコメントは」、「俺ヘッドだぞ!」と笑い交じりにツッコまれたことが話題となったが、目上の人間相手にも軽口をたたけるようなメンタルの強さは健在のようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」よりhttps://www.youtube.com/@user-uh9cs2yq8n
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スポーツ 2023年05月19日 11時45分
巨人、秋広・門脇にスタメン落ちの危機? 中田スピード復帰で生じる問題は
5月18日の原巨人には「これから」が見られた。喜んでばかりはいられない。試合(対ヤクルト)には勝ったが、直近の課題を処理するにあたって、「なんで?」の声も出て来そうだ。 同日は試合前からざわついていた。メディア関係にも両チームのベンチ入りメンバーが伝わった時だった。クローザーの大勢が外されていた。前夜、ヤクルト・内山壮真にソロ本塁打を打たれている。 原辰徳監督は「今日は最初から休ませようと思っていた」と説明したが、試合前の全体練習には参加していた。ランニング系のメニューだけだったが、12、13日の広島戦では2日連続でリリーフ失敗。ともに1点リードの場面を守り切れず、前日17日の同カードでも苦しい投球が続いていた。 「気分転換の意味もあったのでしょう。でも、次の中日2連戦(20、21日)で失点したら、一大事ですよ」(ベテラン記者) >>巨人・原監督、マウンド上で平内を説教?「明らかに怒ってる」ヤクルト戦での行動が話題、ベンチにも責任アリと指摘も<< 「大勢ベンチ外」でざわつく中、トレード移籍してきた鈴木康平が三塁側ブルペンで投球練習をやっていた。 鈴木の古巣・オリックスに詳しいプロ野球解説者がこう言う。 「今季の鈴木は『先発』を前提に調整していました。でも、長いイニングを投げるためか、力をセーブした投球法が上手く行かず、ファームで再調整していました。リリーフでやり直すためです」 何人かの関係者の話を総合すると、ファームでテスト登板した後で一軍登録する予定のようだ。 ファームと言えば、この日、中田翔がフリー打撃を行っていた。そのパワーと打球の速さに二軍選手も棒立ちで見ていたが、20日の中日戦から一軍復帰もあり得るとのことだ。 「右太股裏を痛め、当初は復帰まで6週間以上掛かると言われていましたが」(前出・同) その中田を再昇格させるとすれば、現一軍登録数は「上限いっぱいの31人」だから、誰かを降格させなければならない。また、中田離脱後のスターティングオーダーだが、門脇誠、秋広優人を入れて「一塁・岡本和真」の布陣が機能しており、「誰を外すのか?」という問題も出てくる。 「岡本を三塁に戻せば、今、サードを守っている門脇をスタメンから外すことになります。岡本は外野も守れますが、そうなると、秋広かブリンソンがスタメン落ちです」(前出・ベテラン記者) DH制が使える交流戦は、少し先になる(30日)。 試合後、原監督は「試合が終わるとヘトヘトだから、もう語る言葉も出て来ないんだ」と、冗談交じりに笑ってみせた。今季初の同一カード3連勝で、借金は「1」に減った。次節の中日戦に連勝すれば上昇気流に乗れるが、そのキーマンとなりそうな中田の起用法が難しい。 しかも、門脇、秋広の活躍で若手は「オレも使ってくれ」と言わんばかりに、ベンチから身を乗り出して声を出し続けている。かわいそうだが、そのうちの誰かに二軍落ちを告げなければならない。「ここまで、中日には3勝6敗と負け越しています」(前出・同) 休養を与えられた大勢はリフレッシュできたのか? 中田、新加入・鈴木の起用法を間違うと、大変だ。原監督は笑っていたが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月09日 19時45分
太もも肉離れの巨人・中田に「まだ戻ってくるな」の声 リハビリ順調、本人も早期復帰に意欲も離脱長期化望まれるワケ
右太もも裏の肉離れにより5日から登録を抹消されている巨人の16年目・34歳の中田翔。9日に現状が報じられ話題となっている。 報道によると、中田は同日から二軍本拠地・ジャイアンツ球場でリハビリを開始したが、本人が「思ったよりも動けた」と口にするほどベースランニングやマシン打撃などを精力的にこなしたとのこと。また、中田は最終的には首脳陣・トレーナーの判断になるとしつつも「ある程度自分の中でいけるっていう判断が出れば、やっぱ一日でも早く上がれるんだったら上がりたい」と早期復帰に意欲をにじませたという。 中田は5月4日・ヤクルト戦で走塁中に右太もも裏を負傷。阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチらに肩を借りながら負傷退場した様子から重症を覚悟するファンも少なくなかったが、本人コメントなどを踏まえると離脱期間がそこまで長引かない可能性もありそうだ。 >>巨人・中田の一発は「余分な1点」球界OBがズバリ指摘 DeNA戦終盤、ダメ押し弾の裏にあったリスクは<< ただ、ネット上には「はやる気持ちは分かるがまだ戻ってくるな」、「最悪後半戦からとかでもいいからとにかく焦らないでくれ」、「中途半端に復帰して再発するのが1番最悪だし、万全には万全を期すべき」、「他の古傷をいたわる意味でも調整期間は長めにとってほしい」といった長期間の調整を望む意見が相次いだ。 「プロ野球選手にとって太ももの肉離れは再発のリスクが高いとされる故障の一つ。直近では日本ハム・五十幡亮汰が2021年2月に左太もも裏肉離れを発症し一軍キャンプを離脱すると、その後一軍同行中の同年6月、二軍で実戦復帰した7月にもそれぞれ再発・戦線離脱し、最終的に9月末まで一軍に戻れず。さらに、今季5月6日には2年ぶりの再発が判明し7日に登録抹消となるなどキャリアに多大な悪影響を及ぼしています。加えて、中田は左膝(2010)、腰(2021)など下半身の故障歴も複数あるため、古傷をケアする意味でも調整には十分すぎるくらい時間をかけるべきだと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 中田は離脱前時点で「28試合・.301・7本・15打点」といった成績を残し打線を牽引していた主砲。チームとしては1日でも早く戻ってきてほしいところだが、原辰徳監督ら首脳陣やトレーナーがどのように復帰の道筋をつけていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月01日 19時30分
巨人・オコエに「中田見習って」球界OBが広島戦の打撃に苦言 改善なければレギュラー剥奪も?
独立リーグ・大分B-リングス所属の40歳・内川聖一(元ソフトバンク他)が、4月30日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。巨人のプロ8年目・25歳のオコエ瑠偉にまつわる発言が話題となっている。 番組で内川は現在セ・リーグ首位に立つDeNAの強さのカギや、試合前後に取材を行った4月30日・巨人対広島戦などを語った。その中で、同戦に「1番・右翼」で先発したオコエの打撃を問題視した。 同戦のオコエは1回裏無死の第1打席、3回裏無死の第2打席で2打席連続空振り三振を喫すると、4回裏2死一塁の第3打席は投ゴロ。さらに、7回裏1死一塁の第4打席でも空振り三振を喫し、「4打数無安打・3三振」と全くいいところなく終わった。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 内川はどちらも3球三振を喫した1、2打席の内容に着目し、「1回の打席は三振、出塁できませんでした。3回の打席も先頭で回ってきたけれども三振。2度先頭で回ってきてるんですけど、打席の中で何もできずに終わってるんですよね」とコメント。出塁してチャンスメイクをする、打てなくても球数を稼ぐといった、先頭打者に求められる打撃がほとんどできていなかったと指摘した。 内川は続けて「中田(翔/巨人)の打撃を見習ってほしい」とオコエに提案。中田は30日の試合で1回裏二死一、二塁の第1打席でタイムリー安打、4回裏無死の第2打席では右安とマルチヒットを記録しているが、内川は「(第1打席は)中田選手の中で、追い込まれてから打撃をコンパクト(なスイング)に変えてる」、「(第2打席は)先頭でもありましたし、追い込まれてる中で強引にいかずにコンパクトにライト前に打ちました」と、中田は状況に合わせた打撃ができていたと説明した。 その上で内川は「オコエ選手がこれからレギュラーとしてやっていくためには、(タイミングが)合わない投手に対してどういうふうにしていくのかというのが大事じゃないかなと思います」と、状況に応じた柔軟な打撃を実践できるかがオコエの今後を左右するのではと語った。 内川の発言を受けては、ネット上にも「確かに先頭なのに大振りしすぎな印象はあった」、「今は軽打、今は一発狙いって上手く打撃を使い分けられないとレギュラーとしては使いづらい」、「後続につなぐ意識が薄い気はする、四球もほとんどない(5個/規定到達野手ではチームワーストタイ)し」、「だんだん数字も落ちてきてるし、この調子ならスタメン追われる可能性もあるぞ」といった同調の声が寄せられた。 オコエは昨年12月に行われた現役ドラフトにより楽天から巨人へ移籍。楽天時代(2016-2022)は通算打率「.219」とパッとせず、成績面以上に素行面の問題で話題になることが多かったが、環境が変わって迎えた今季は4月中旬ごろまで打率3割超をマークするなどこれまでとは一味違う姿を見せていた。 ただ、直近5試合は「.182」とほとんど打てておらず、シーズン打率も「.256」まで下落している。不調でチーム打撃もできないとなれば、スタメンから代走・守備固め要員に格下げされる可能性も出てくるが、オコエは中田もお手本に打撃を修正することができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月20日 19時30分
巨人・中田の一発は「余分な1点」球界OBがズバリ指摘 DeNA戦終盤、ダメ押し弾の裏にあったリスクは
19日に行われ、巨人が「5-1」で勝利したDeNA戦。ラジオ中継で解説を務めた野球解説者・谷繁元信氏(元中日監督)のコメントが話題となっている。 注目が集まったのは、「4-1」と巨人3点リードの8回裏1死でのこと。DeNA2番手・ウェンデルケンがカウント「1-0」から投じた直球を打席の中田翔が強振。打球は左翼席最後方、もう少しで場外かというところまで飛ぶ特大の5号ソロとなった。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 中田がベースを一周し巨人4点リードとなった直後、谷繁氏は「いやあ、もう完璧でしたよ」と中田を称賛。だが、「これで5対1になったじゃないですか。捕手的にいうと…言っていいですか正直に? 余分な1点なんですよ」と、手放しでは喜べないとも口にした。 谷繁氏は続けて「なぜかっていうと、(守護神)大勢が出て行って締めるっていうのが今日の流れだったんですよ。僕が(現役)ベイスターズ時代だったら佐々木さん(佐々木主浩氏)が4対1で出てきてきっちり締めて終わる。ドラゴンズ時代だったら岩瀬(仁紀氏)が出てきてきっちり終わってっていう(流れだった)」、「なんかこの1点ってね、なんか妙にちょっと集中力を欠いてくるんですよ、捕手的に言うと」とコメント。3点リードを超えるとセーブがつく状況ではなくなるため、守護神が登板する想定が崩れる面があると説明した。 また、谷繁氏は「ブルペンもわさわさしだすんですよ。誰が行くんだっていう」と、ブルペンも守護神をそのまま起用すべきか、それとも別の投手をマウンドに送り込むべきかといった迷いが生じるとも語っていた。 谷繁氏の発言を受け、ネット上には「今の一発でそんな影響が出るとは」、「リード広がったのに試合運びは難しくなるっていうのは意外だな」、「守護神とそれ以外の投手で配球変わったりするだろうしなあ」、「今日はたまたま大勢使えたけど、疲労が溜まってる状況だったらまた違ったのか?」といった驚きの声が寄せられた。 19日の巨人は4点差でも9回は大勢を登板させ逃げ切ったが、大勢は19日試合前時点で今季3登板(全17試合中)にとどまっており、起用のハードルはそこまで高くはなかったとみられる。ただ、仮に連投や登板過多といった状況だった場合は、首脳陣は難しい継投策を迫られていた可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月24日 19時45分
巨人・中田を呼び出し説教「お前おかしいぞ」 日本ハム時代の指導者が暴露、プロ意識が一変したエピソードに驚きの声
プロ野球OBクラブの公式YouTubeチャンネルが23日に投稿した動画に、元プロ野球選手・指導者の水上善雄氏(現神奈川・橘学苑高校野球部監督)が登場。巨人のプロ16年目・33歳の中田翔にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で水上氏は日本ハム(2007-2009/二軍監督他)、ソフトバンク(2014-2018/一塁内野守備走塁コーチ他)で送った指導者生活の中で印象に残っている選手について話した。その中で名を挙げた中田について、プロ入り当初にファンサービスを巡って説教をしたことがあるという話を明かした。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 中田は大阪桐蔭高校時代に通算87本塁打をマークした実績を買われ、2007年ドラフトで4球団競合の末日本ハムに入団。翌2008年は春季キャンプを一軍で迎えるも、実戦で結果を残せず同年3月中旬に二軍降格となった。 具体的な時期は不明だが中田降格後のある日、二軍練習終了後に球場を出入りする選手たちの様子を見ていたという当時二軍監督の水上氏。すると、中田がサインを求めるファンたちを「ごめん、疲れてるから」といった雰囲気で遮りながら歩く様子が目に入ったため、すぐに球場内の監督室に呼びつけたという。 監督室にやってきた中田に、水上氏は「お前さ、今誰にもサインしないできたけどなんで?」と詰問。これに中田は「すみません、ちょっと疲れてたので…」と答えたというが、水上氏は「お前は疲れて帰ってきて、明日練習(でまた)ここにいるんだけど、あのファンの人さ、もし今日しか来れなかったらどうすんの? お前さ、そういうファンの人の気持ちって考えたことあるの?」とさらに問いただしたという。 その上で、水上氏は「俺たちプロでしょ? プロの選手ってファンの人たちに喜んでもらうような、そんなことをするのって普通の仕事なんじゃないの?」、「ちょっとお前おかしいぞ。そんなんだったらプロでやってく選手になれないわ」と、ファンに見てもらい、楽しんでもらうことが仕事であるプロ野球選手として、自覚が足りないと中田をしかったという。 この叱責に中田がどのような反応を示したのかは触れなかったが、「彼は次の日からずっと、何時までかかっても全員にサインして上がってくるようになった」という水上氏。「ちゃんと話したらすごく理解力があって素直な子だって感じた」と当時を振り返った。 水上氏の発言を受け、ネット上には「1年目の中田がそんな説教食らってたとは」、「鳴り物入りで入って来たから、その分天狗になってた節があったのかも」、「ファンのチケット代とか給料に反映されるプロになった感覚が薄かったんだろうな」、「中田がファンサービスに熱心なのはこの教えからなのか」といった驚きの声が寄せられた。 これまで日本ハム(2008-2021)、巨人(2021-)でプレーする中田は通算288本塁打の打棒はもちろん、今春キャンプでも即席で約40分間サイン会を開くなどファンサービスにも定評がある選手として知られている。18年前にあった水上氏の教えを中田は今もなお実践し続けているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてプロ野球OBクラブの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@jp_baseball_legends
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スポーツ 2022年12月17日 11時00分
楽天・オコエの巨人移籍、中田の存在も影響? 7年燻る“問題児”を原監督が受け入れたワケ、丸の後釜に抜擢の可能性も
12月9日に行われたプロ野球現役ドラフト。各球団から1名ずつが新天地へ移籍したが、最も話題となったのは楽天のプロ7年目・25歳のオコエ瑠偉の巨人移籍だった。 現役ドラフトは出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的に今オフから導入された新制度で、各球団は必ず1人は選手の入れ替えが発生する仕組みとなっている。巨人は9日13時から開催された同ドラフトでオコエが加入、戸根千明が広島へ移籍という結果になった。 巨人・原辰徳監督は同日に取材に応じ、「新たな制度のもと、チームの補強ポイントを埋めることができる有力な選手を獲得できた」とオコエ獲得に満足げなコメントを残したことが伝えられている。それでも、ファンの間からはオコエに白羽の矢を立てたことに驚くコメントが多数寄せられた。 >>楽天・オコエに「許せない」ファン激怒 勝ち越しチャンスでの怠慢走塁、脇腹を押さえながらのスイングで故障疑惑も<< オコエは関東第一高校で夏の甲子園4強入り(2015年)、高校通算37本塁打といった実績を残したことが評価され、2015年ドラフト1位で楽天に入団。ただ、翌2016年から今季までは「236試合・.219・9本・44打点」と特筆すべき成績は残せていない。 一方、グラウンド外では“調整不足でキャンプインし当時の梨田昌孝監督が激怒”(2017)、“球団寮の門限を破り二軍昇格見送り”(2017)、“奇抜な髪型に当時の平石洋介監督が激怒”(2019)と、素行面の問題が目立ち時の監督に怒られることもしばしば。 2020年11月から続く石井一久現監督時代も、同年オフの契約更改で石井監督から「そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなってくる」と最後通告のような言葉をかけられるなど初っぱなから話題に。その後も2021年6月に「野球はもうやる気が起きない」と知人に漏らしたことを一部週刊誌に報じられ、2021年10月中旬の試合で緩慢送球を犯したことで二軍降格となりそのままシーズンを終えるなどくすぶり続けた。 今季は素行面では悪目立ちしなかったものの成績は「6試合・.200・0本・0打点」とサッパリで、一見すると獲得のメリットは乏しいようにも見えるオコエ。それでも巨人が現役ドラフトで指名した理由は様々だろうが、まず考えられるのは原監督のコメントにもある補強ポイントの穴埋め、具体的には中堅・丸佳浩の穴埋め候補としての期待だろう。 巨人は2018年オフに広島からFA獲得した丸を中堅レギュラーとして重用してきたが、原監督は今オフ、その丸を来季から右翼にコンバートする構想を明言している。また、空いた中堅は今オフ外野挑戦中のプロ4年目・22歳の増田陸、今年のドラフトで2位指名した萩尾匡也に争ってほしい意向を示している上、12月に入ってからは新助っ人として外野手・ブリンソン(今季3Aで22本塁打)を獲得調査していることも伝えられている。 しかし、増田、萩尾はプロでの外野経験に乏しく、ブリンソンは獲得自体がまだ不透明とそれぞれ不安要素を抱えている。一方、オコエは曲がりなりにも外野手として一軍で200試合以上出場しているため、中堅争いの刺客として十分使えるのではと球団、原監督が考えたとしても不思議ではないだろう。 また、オコエ以上の“問題児”だった中田翔を主力として運用できていることも獲得決断に影響した可能性はあり得る。中田は日本ハムに所属していた2021年8月11日、同僚への暴力行為により出場停止処分を受ける。その後日本ハム・栗山英樹監督(当時/現侍ジャパン監督)から原監督への直談判もあり、同月20日に巨人への無償トレード移籍が決まったが、当時のファンの間では「不祥事起こした奴をなぜわざわざ加入させるのか」、「絶対巨人でも問題起こすぞ」といった厳しい見方が相次いだ。 ただ、中田は同年「34試合・.154・3本・7打点」と成績は振るわなかったものの、素行面では特に問題は起こさず終了。迎えた2022年も素行不良な面は見られない一方、打撃成績は「109試合・.269・24本・68打点」と大きく持ち直し、8月中旬からは岡本和真に代わり4番に座るなど打線の中核を担っている。 巨人移籍が決まった9日、オコエは楽天球団公式サイトを通じて「来年からは読売ジャイアンツで心機一転頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」と新天地での抱負を述べている。現状では昨年の中田と同様、問題児のまま落ちぶれるだけではという厳しい見方が多数だが、ファンの予想を裏切る活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について東北楽天ゴールデンイーグルスの公式サイトよりhttps://www.rakuteneagles.jp/
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スポーツ 2022年12月16日 15時55分
巨人・秋広、コーチが明かした“瘦せ体質”に驚きの声「一般人の3倍かよ」 カロリー消費の激しさに苦労? 中田も改善に全面協力か
野球解説者・田尾安志氏が15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・大久保博元一軍打撃チーフコーチが登場。巨人のプロ2年目・20歳の秋広優人が抱える問題を明かし話題となっている。 今回の動画で大久保コーチは来季の活躍を期待している巨人選手や、原辰徳監督ら首脳陣が重視している来季戦略などを話した。期待の選手について話す中で、大久保コーチは秋広の“瘦せ体質”に悩んでいる旨を明かした。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 2020年ドラフト5位で巨人入りした秋広は、身長200センチ、体重95キロ(今季時点/公称)と恵まれた体格の持ち主。今季は一軍未出場だったものの、二軍では「109試合・.275・9本・38打点・98安打」と最多安打に輝いており、体作りが進めば一軍でも活躍できると期待されている。 ただ、その秋広について大久保コーチは「どんだけ食べても瘦せてっちゃう。カロリー消費どれくらいするのか(測定器を)つけながらやると、練習で5000~6000キロカロリーくらい使う子なんです」とコメント。堂々とした体格に比例してか消費カロリーも甚大なため、思うように体重が増えていないと吐露した。 「でも7000キロカロリーは食えないんじゃないかって話で」と、本人の努力にも限度があるとした大久保氏。「(来季は)一軍でやってくれるのが一番いいんですけど、143試合じゃないですかレギュラーは。だからそれには秋広も(まだまだ)」と、一軍レギュラー定着への道のりはまだまだ道半ばだと語った。 大久保コーチの発言を受け、ネット上には「消費量エグすぎるだろ、6000キロカロリーなんて初めて聞いたぞ」、「一般人はだいたい1日2000キロカロリー消費するらしいがその3倍は凄い」、「1日6食とか7食とかして無理やりにでも食べないととても追いつかなさそう」、「代謝がいいのは身長が2メートルもある分、体についてる筋肉量も多いからってことなんだろうか」、「これからが不安になる話だな、キャリアに響く致命傷にもなりなねないのでは」といった驚きの声が寄せられた。 今オフの秋広は昨オフに続きチームの先輩・中田翔の自主トレに同行する予定だが、中田は2日の契約更改後会見で「食事もトレーニングですから。(米)12合食べさせようかな。協力できることは協力したい」と秋広の食トレに全面協力すると口にしたことが伝えられている。秋広は昨オフの自主トレでは1日に米9合の食トレに励み101キロまで増量に成功したというが、今オフはそれ以上の増量を実現させブレークの足がかりにすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2022年09月11日 11時00分
巨人・中田に「人格変わった?」驚きの声相次ぐ 先輩に「殺してみいオラァ!」と激怒、キャリアも狂わせた過去とは決別?
6日に行われた巨人対DeNA戦。「1-2」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ15年目・33歳の中田翔の態度だった。 「1-1」と両チーム同点の8回裏1死一塁。中田はDeNA2番手・エスコバーのストレートを左手甲に受けたが、心配そうに近づいてきたエスコバーをうなずきながら左手で制止するなど冷静対応を見せ出場を続行。ネット上には「性格的に絶対怒るだろうと思ってたから意外すぎる」、「中田がこんな紳士的な対応を見せるなんて…人格変わったか?」といった驚きの声が多数見られた。 >>巨人・中田、深刻低迷の危機? 突然のアクシデント対応に称賛も、心配相次ぐ<< 「中田はこれまで日本ハム(2008-2021)、巨人(2021-)でプレーし通算282本塁打(6日終了時点)と放っている右の大砲ですが、プロ入り前の大阪桐蔭高校時代からやんちゃで親分肌な性格の持ち主であることが知られています。2016年1月8日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では高校時代に偉そうな先輩を乾燥機の中に頭から突っ込んだことがあると明かし話題となりましたが、プロ入り後もこうした素行不良な一面はたびたびファンを騒がせています」(野球ライター) 同番組での中田は高校時代の衝撃エピソード以外にも、2011年シーズンのある試合後に先輩選手とささいなことから「お前誰に口聞いてんねん、殺すぞ!」、「殺してみいオラァ!」と口論を展開したことを告白している。 また、2017年4月29日・日本ハム対楽天戦では、左太ももに死球をぶつけてきた楽天・美馬学(現ロッテ)に「オラァ!」と口走りながら詰め寄り、両チーム一触即発の事態を誘発。美馬には2013年に骨折につながる死球を受けていること、その死球について後日美馬が「避けようとすれば避けれる」と語ったことが伏線になったとされているが、「ガラが悪すぎる」と冷ややかな見方をするファンも少なくはなかった。 さらに、2021年8月4日のエキシビションマッチ・DeNA戦前には、同僚選手1名に顔面や胸部を殴打するなど暴力行為を働いたとして、同月11日に球団から当面の間の出場停止処分を受ける。不祥事を受けた栗山英樹監督(当時/現侍ジャパン監督)は「正直、このチームでは(プレーを続けるのは)難しい」と放出を示唆し、実際に同月20日に無償トレードの形で巨人へ放出された。 「若手~中堅にかけなかなか態度が改まらなかった中田ですが、各報道などでは2012~2021年にかけチームを指揮した栗山監督が中田に甘く、面と向かって厳しいことをほとんど言わなかったことで態度が増長していったとされています。同僚への暴力騒動も、周囲から素行面をとがめられずに過ごしてきた日々が積み重なった結果だったのでしょう。ただ、球界以外にも波紋を広げ猛バッシングを受けた暴力騒動は相当効いたようで、巨人入り後はこれまで特にこれといった問題は起こしていません」(同) 巨人入り後は今回話題となった死球への冷静な対応以外にも、後輩・秋広優人の自主トレ同行志願を快く受け入れ面倒を見る(2021年オフ)、不調で4番を外された岡本和真を「4番は和真の席。戻ってくるまでみんなでカバーしながらやっていく」と気遣う(2022年8月)といったエピソードも伝えられている中田。キャリアをも狂わせた素行面の問題を意識して改善しようと努めているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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