中日
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スポーツ 2023年07月03日 18時40分
中日・立浪監督、DeNA戦後に涌井批判も「悪いのは野手だろ」不満相次ぐ 東に無抵抗もお咎めナシ?
2日に行われ、中日が「2-3」で敗れたDeNA戦。先発を務めたプロ19年目・37歳の涌井秀章に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 涌井は両チーム無得点の2回裏2死一、二塁から山本祐大にタイムリー安打を浴び先制されると、続く3回裏にも2死二塁から牧秀悟のタイムリー安打で2失点目を喫する。その後4、5回は無失点に抑えたものの、打線が同点に追いついた直後の6回裏に1死三塁から楠本泰史に犠牲フライを打たれ勝ち越しを許すと、後続の柴田竜拓に四球を与えたところで降板となった。 試合後に取材に対応した立浪監督は、涌井は足がつったため途中降板になったと説明した上で「あそこで踏ん張ってもらえれば勝機はあったが、次の回に失点してしまった。柴田とか長打がない打者への四球はもったいない」とコメント。2回に楠本(今季1本塁打)、柴田(同0本)での連続四球から失点を喫したこと、同点直後に勝ち越しを許したことに苦言を呈したという。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、中には「いや、監督は文句言う相手が違う」、「悪いのは東に2戦連続でいいようにされた野手陣だろ」、「一発でしか点取れなかった打線そっちのけで何を言ってるんだ」といった批判も見られた。 「DeNAは2日の中日戦で東克樹を先発マウンドに送っていますが、中日にとって同投手は今季初対戦した4月30日の試合で『9回無失点・被安打4・四死球0』の完封勝利を許した相手。約2か月ぶりの再戦ではリベンジを果たしたいところでしたが、6回表に飛び出た石川昂弥の6号2ラン以外に得点がないまま、『7回2失点・被安打7・四死球0』で今季8勝目を献上する結果になりました。その打線について、試合後の立浪監督は『スイングの速さを含め、課題はあるんでしょうけど』とどこか他人事のようなコメントを残すにとどまったそうですが、同じ投手に2度もやられたことは厳しく追及するべきだと不満を抱いたファンは少なくなかったようです」(野球ライター) DeNA相手に接戦を落とした中日は、5位ヤクルトと0.5ゲーム差の最下位に転落。6月30日に復活していた自力優勝の可能性も再び消滅している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月02日 11時00分
阪神の首位陥落危機、原因は岡田監督の“失言”?「岡田辞めろ」激怒するファンも、優勝争いにも悪影響必至か
7月17日の前半戦終了まで残り半月となったプロ野球。いい流れでオールスター期間に入ろうと各球団奮闘する中、調子を落としているのがセ・リーグ首位の阪神だ。 阪神は5月に球団最多タイとなる月間19勝をマークするなど開幕から好調で、一時は2位DeNAに6.5ゲーム差をつけ首位を快走していた。ところが、交流戦を「7勝10敗1分」(総合10位)と負け越すと、交流戦明けも6月23~28日までは「1勝4敗」と黒星が大きく先行している。 約1か月で貯金を6個減らした影響もあり、2位DeNAには0.5ゲーム差、3位広島にも3ゲーム差まで迫られている阪神。ファンの間ではブルペン陣の不振や首脳陣の采配などが失速の原因として挙げられる中、岡田彰布監督の言動も悪影響を及ぼしているという見方が少なくない。 >>阪神・岡田監督がベンチでニヤニヤ?「不気味すぎる」島本死球後の態度が話題、試合後は配球に不満吐露<< 「岡田監督は第1次政権時代(2004-2008)から、自軍や球界についてのユーモアあふれるコメントが人気を博している指揮官。ただ、その中では本音が出すぎたのか、他球団をけなしていると物議を醸した発言も少なからず飛び出ています。直近では6月19日に日本ハムとの交換トレードを行った中日に『骨折したんかいな、木下(拓哉/正捕手)は。次のキャッチャーいうかな、準備するよな。それを他の球団から準備するのはちゃうやろ』(6月21日)、本拠地・横浜スタジアムの試合でイニング間イベントを精力的に行っているDeNAに『時間が長いよな。イベントの。ちょっと拍子抜けするよな』(6月22日)などとケチをつけたことが伝えられています。一連の発言にはそれぞれの球団のファンから批判が上がっていますが、当事者の選手・首脳陣もカチンときた可能性はあるのでは」(野球ライター) 阪神が交流戦明けに喫している4敗だが、このうち3敗はDeNA、1敗は中日相手に喫したもの。前述の発言は対戦球団をへたに刺激する結果を招いたという見方もできそうだが、岡田監督は24日・DeNA戦後に「移動日のイベントの記事からおかしくなった」と報道陣に不満をぶつけたといい、これもネット上ではひんしゅくを買った。 岡田監督の“失言”を機にチーム状態が下降していることもあってか、ファンの間では「監督がわけわからんこと言うせいだ」、「余計なコメントでチームの足引っ張るな」といった不満が噴出。TwitterではDeNAに3連敗を喫した25日に一時「岡田辞めろ」というワードがトレンド入りしているが、その中でも言動面を理由とした意見は少なくなかった。成績的にはまだまだ優勝を狙える位置だが、岡田監督の言動がチームに悪い流れを呼び込んでいる、現状のままでは優勝争いを勝ち抜けないと問題視しているファンも多いようだ。 首位独走から三つどもえの争いに巻き込まれている阪神。ここから再び抜け出せるかはもちろん、岡田監督からどのような発言が飛び出すのかも要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月30日 15時30分
中日・立浪監督、龍空のミス連発にブチギレ?「失望にじみ出てる」ベンチでの表情が話題、即座の交代も物議
29日に甲子園球場で行われ、中日が「0-8」で敗れた阪神戦。立浪和義監督が試合中に見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-5」と中日5点ビハインドの5回裏1死でのこと。中日先発・松葉貴大は打席の大山悠輔に対し、カウント「2-2」からツーシームを投じる。打球は遊撃手・龍空の正面に転がるゴロとなったが、バウンドが不規則だったのか、龍空は捕りきれずにトンネルしてしまった。 龍空のエラーで1死一塁となった直後、中継ではベンチ内で戦況を見守る立浪監督の表情がアップで映る。同監督は首をわずかに後ろに傾けながら、無表情でグラウンドを見つめていた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督の表情を受け、ネット上には「今映った監督の顔完全に死んでたぞ」、「明らかに怒ってる表情してて怖すぎる」「マルチエラーへの失望がにじみでてるな」、「球場が球場とはいえ、ミス連発は我慢ならないってことか」といった驚きの声が寄せられた。 龍空は2021年のプロ入りから中日でプレーする内野手で、62試合に出場した昨季から一軍で頭角を現している。今季も29日試合前時点で46試合に出場しているが、守備ではここまでに4失策を喫していた。 「龍空は試合開始直後の1回裏2死二、三塁の場面でも、ノイジーが放った正面のゴロをファンブルして三走の生還を許す手痛いエラーを記録。5回のトンネルも合わせると、今季の失策数は6個となり早くも昨季の5個を上回りました。試合が行われた甲子園は内野が全面土に覆われていることから、打球の軌道が不規則になりやすいとされていますが、それでも平凡な打球を2つもさばき損ねたことは立浪監督としては許容できなかったのでは」(野球ライター) 龍空は2個目のエラーを喫した直後の6回裏、村松開人に代わり突然途中交代となっている。試合後の報道では、立浪監督が交代の理由についてコメントしたとは特に伝えられていないが、一部からは「絶対懲罰交代だろ」という指摘も上がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月28日 16時30分
中日・立浪監督、柳への「逃げ回った」発言に批判「ミス棚上げするな」 阪神戦の背信投球、原因は起用法にアリ?
27日に甲子園で行われ、中日が「3-11」で敗れた阪神戦。先発を務めたプロ7年目・29歳の柳裕也に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 同戦の柳は1、2回を三者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せたが、3回に1死二、三塁のピンチを招くと、近本光司に犠牲フライを打たれ失点。さらに、この後中野拓夢(タイムリーヒット)、前川右京(タイムリーヒット)、大山悠輔(9号2ラン)、ミエセス(ヒット)、糸原健斗(ヒット)と5連打を浴び、「2.2回5失点・被安打6・四球1」でKOされた。 大敗を招く背信投球となった柳について、試合後に取材に応じた立浪監督は「あれだけ逃げ回っとったら、やられますよね。打たれたくない、打たれたくないと、球がはっきりしたら厳しい」とコメント。柳は5連打中のボールカウントが「1-0」、「2-1」、「2-2」が各1回、フルカウントが2回とほぼボール先行だったが、逃げ腰の投球が大量失点につながったと苦言を呈したという。 >>中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がった。ただ、中には「今日に関しては使う方が悪い、采配ミスを棚上げするな」、「首脳陣にも4年勝ってない甲子園で起用した責任があるぞ」、「これでまた相性不利が深刻化するのでは」、「鬼門で投げさせられて文句も言われて、柳もやってられないだろ」といった批判も見られた。 「柳はプロ入りした2017年から28日の試合までに通算42勝をマークしている主戦投手ですが、甲子園では2019年5月11日・阪神戦を最後に約4年間勝利から遠ざかっています。マウンドの高さや硬さが合わないこと、未勝利が長引き精神的な重荷になっていることなどが理由と考えられますが、甲子園登板を回避させる選択肢はなかったのかと首脳陣に不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 27日の勝利で首位に立った阪神に対し、阪神戦6連敗となった5位・中日。28日の同カードにも敗れると、自力優勝の可能性が消滅する状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月26日 19時30分
中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」
25日にバンテリンドームナゴヤで行われ、中日が「5-1」で勝利したヤクルト戦。立浪和義監督がベンチ内で見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回裏1死でのこと。打席の岡林勇希は、ヤクルト先発・高橋奎二が投じた初球のストレートをスイング。打球は右翼後方に向かって勢いよく伸び、フェンス最上段に直撃する二塁打となった。 先制点に向けいいチャンスメイクとなった岡林の二塁打。ただ、ベンチ内で戦況を見ていた立浪監督は本塁打にならなかったことが悔しかったのか、岡林の打球がフェンスに当たった直後、眉間にしわを寄せ険しい表情を浮かべながら「あー!」というように口を動かす。同時に、ベンチ前の柵を左手で軽くたたいていた。 この後、中日はビシエドが四球を選び1死一、二塁とチャンスを広げるも、細川成也、石川昂弥が連続三振を喫し3アウト。先制点のチャンスをモノにすることはできなかった。 >>中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは<< この立浪監督の表情を受け、ネット上には「立浪監督が誰よりも険しい顔してる」、「何であれが入らないのかって思いがにじみ出てるな」、「不満げなのは仕方ない、他球場ならスタンドに入ってただろうし」、「監督はますますテラス希望が強まったのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「バンテリンドームは右・左中間の深さが116メートル、外野フェンス高が4.8メートルとどちらも12球団トップクラスの広さを誇る球場。同球場を本拠地にしていることもあり、中日は昨季までチーム本塁打が4年連続リーグ最下位で、今季も25日試合前時点で29本と最下位に沈んでいます。立浪監督はかねて同球場での本塁打の出にくさを問題視しており、昨季終盤には外野フェンス前の座席エリア、いわゆるホームランテラスを導入してほしいと公言していますが、現時点で球場側は特に具体的な動きは見せていません」(野球ライター) 今回の岡林の“本塁打未遂”は最終的には試合展開に影響しなかったものの、今後も同様の打球が頻発するようならテラス設置の機運もますます高まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月24日 11時00分
中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは
3月末の開幕から3か月がたとうとしている今季のプロ野球。ペナントの行方はまだまだこれからという中、早くも“終戦”気味なのがセ・リーグ6位の中日だ。 今季の中日は3・4月に「8勝15敗」といきなりつまずき最下位に沈むと、5月も交流戦前までに「9勝14敗」と今ひとつ。さらに、交流戦も21日の楽天戦を前にして「6勝10敗1分」と全体11位。4位・広島とは9ゲーム差で、5位・ヤクルト(広島とは8.5ゲーム差)と共に蚊帳の外状態となっている。 チームは6月19日に捕手・郡司裕也、投手・山本拓実の2名を日本ハムに放出し、代わりに捕手・宇佐見真吾、投手・齋藤綱記の2名を獲得するトレードを成立させるなど、何とか現状を打破したいという姿勢を見せてはいる。ただ、これだけでは今抱えている課題は払拭できないとみているファンがほとんどだ。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 今季の中日はチーム防御率(2.86)、先発防御率(2.91)、救援防御率(2.77)がいずれもリーグ2位。チーム(2.81)、先発(2.85)、救援(2.71)全ての防御率がリーグ1位の首位・阪神とそん色ない数字をマークしているが、その投手陣を打線が援護できていないことが大きな課題となっている。 中日打線の援護率は現在リーグワースト(2.79)だが、これは阪神(3.94/リーグ2位)と比較して1点以上も少ない数字。この差が貯金14で首位を走る阪神と、借金16で最下位に沈む中日の明暗を分けているとも言えるだろう。 中日には細川成也(.321・8本・37打点)、岡林勇希(.286・2本・13打点)、福永裕基(.286・2本・13打点)など、チームが苦境の中気を吐いている打者が何名かいる。こうした打者にチャンスが多く回るような打順を組む、あるいは打力に優れた選手を外部補強し根本的に打線の火力を上げるといった策をとることが課題払しょくへの道といえそうだ。 「野手陣がうまく機能していない理由ですが、立浪和義監督の言動に選手が萎縮しているからではという見方もあります。同監督は昨季、京田陽太(現DeNA)を『戦う顔をしていない』という理由で、今季は3割近い打率を残していたビシエドを打撃改造目的でそれぞれ二軍送りにするなど不可解な昇降格が頻発。また、6月16日・日本ハム戦では相手のフォースボーク(一走がわざと飛び出し牽制をもらう間に三走が本塁に突入する戦術)に引っかかり失点を喫したことが不満だったのか、ベンチ裏へ続く通路に置いてあったゴミ箱を蹴り上げ物議を醸しました。貧打解消に向け采配・外部補強はもちろん、立浪監督が選手とどのように接していくのかもカギになるのでは」(野球ライター) ただ、策が不発に終わり投手が見殺しにされる状況が続いた場合は、リーグトップクラスのクオリティを維持している投手陣のモチベーションに響き、野手陣と共に共倒れしてしまうリスクはある。また、球界ではご法度とされる味方批判を行う選手が出てくる可能性もあるだろう。 さらに、チーム・個人がより白星を得やすい環境を求めるために、FA権を獲得した投手がこぞって権利行使・移籍を選択するという最悪のシナリオも現実味を帯びる。実際、野球解説者・高木豊氏も6月21日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、中日について「(打線が)もう少し点取ることがうまくならないと投手が崩壊しちゃう。かわいそうだよ」、「FAとったらみんな出ていくよ。勝てないもん」と心配を寄せている。 投手陣と野手陣が今ひとつかみ合っていない中日。立浪和義監督ら首脳陣が今後どのような策をとるのかは、今季はもちろんその先のチームも左右しそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年06月20日 11時00分
中日・立浪監督、トレード獲得の宇佐見は即スタメン? 次のテコ入れ策はコーチの配置転換か
セ・パ交流戦後の中日の動きは、交換トレードだけか? 6月19日正午前、中日、日本ハム両球団から「2対2」の交換トレードの成立が発表された。 「中日側から申し込みがあったんです。日本ハム側が希望する選手と、中日側が放出できる選手が食い違っていて、それで複数トレードになりました」(球界関係者) 中日は捕手の郡司裕也、中継ぎ投手の山本拓実を放出し、日本ハムから捕手・宇佐見真吾とリリーバー・斎藤綱記を獲った。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 「若い捕手」を出して、「年長捕手」を獲るということは、14日の千葉ロッテ戦で右手大菱形骨を骨折した正捕手・木下拓哉の離脱が影響してのことだろう。 「昨年12月、一度は放出した加藤匠馬を千葉ロッテから呼び戻しました(無償トレード)。その加藤は今季10試合にしか出場していません」(名古屋在住記者) 木下の一軍登録が抹消されたのは、15日。代わりに昇格してきたのは20歳の捕手、味谷大誠だった。「この若手捕手を育てていくのかな?」と思われたが、スタメンマスクは石橋康太。代打や途中交代で、加藤か味谷が使われるだけだった。 立浪和義監督の眼には石橋たちが物足りないと映ったのだろう。宇佐見がチームに合流したら、「即スタメン」での起用も予想されている。 このタイミングでの交換トレードについて、コーチ経験を持つプロ野球解説者がこう説明する。 「シーズン途中でのトレードにはリスクも伴います。特に捕手の場合はチームのサインを全て知っているので、捕手を放出する場合は、サインを変更しなければなりません。交流戦が終わったタイミングなら、セ・リーグ球団とパ・リーグ球団の真剣勝負は日本シリーズまでありません」 「サイン流出阻止」を理由に、交換トレードを模索している球団がほかにもあるそうだが、中日が「動く」のは、今回のトレードだけだろうか。 中日は21日に雨天で消化できなかった楽天戦を行うが、交流戦の成績は6勝10敗1分け。トータル23勝39敗1分けで「借金16」。地元名古屋・CBCテレビの人気アナウンサーが「デッドラインは借金15」と話したのを契機に、立浪監督の休養説が一部で囁かれるようになった。 調べてみたが、「借金15」は確かにアヤシイのだ。2016年、谷繁元信監督の途中休養が発表されたときの借金は「15」で、前任の与田剛監督も21年シーズン、133試合目で「借金15」に到達し、最終的には「16」でユニフォームを脱いでいる。 「立浪監督はファン、地元の協賛企業が待ちに待って誕生した指揮官です。途中休養は考えにくい」(前出・球界関係者) 立浪体制を支持する声も多く聞かれたが…。 だとすれば、コーチの配置換えか、第2、第3のトレード補強がされるのだろうか。 日本ハムに交換トレードを申し込んだのは直接対決の真っ只中(16~18日)だったともいう。3連敗を喫した相手に頭を下げていたとすれば、立浪監督がゴミ箱を蹴飛ばした気持ちも分からないではない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月19日 20時30分
日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?
2020年のプロ入りから中日でプレーし、昨季までに「73試合・.202・0本・7打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・25歳の捕手・郡司裕也。19日、日本ハムへのトレード移籍が成立したと中日が発表した。 中日球団公式サイトはこの日、「本日(6月19日)、中日ドラゴンズ 山本拓実投手、郡司裕也選手と、北海道日本ハムファイターズ 齋藤綱記投手、宇佐見真吾選手のトレードが成立しましたのでお知らせいたします」と郡司が絡んだ2対2の交換トレードが成立したことを発表。また、「ドラゴンズでは結果が出せずに申し訳ない気持ちでいます。結果を出すことができませんでしたが、このトレードをきっかけに新天地で、心機一転頑張ります」といった郡司のコメントも掲載されている。 郡司は昨季本職の捕手以外に外野や一塁でも起用され、自己最多となる33試合に出場。ただ、今季は開幕一軍入りこそ果たすも、ここまでの出場試合数はわずか1試合とほとんど出番がない状態が続いていた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 郡司のトレード発表を受け、ネット上には「郡司ハムにトレードってマジかよ」、「二軍では好調だったからそれを買われたのかな」、「じゃあ先週の謎抹消は放出の前兆だったってことか?」、「使い方が雑過ぎると思ってたらこういう展開になるとは…」といった驚きの声が上がった。 「郡司は二軍で『29試合・.289・2本・10打点』と打撃好調だった5月31日に約1か月半ぶりに一軍に昇格。当初は代打、守備固めなど控え要員として起用されていくものとみられていました。ところが、郡司は6月4日・オリックス戦で代打起用された以外に出場機会がないまま、同月12日に再度二軍降格に。ファンの間では起用法がおかしいのではと物議を醸していました。そこから1週間後にトレードが発表されたわけですが、郡司の不可解な昇降格は水面下で進んでいたトレード話が影響していた可能性も低くはなさそうです。一軍首脳陣は昇格当初こそ郡司を普通に起用予定だったものの、トレード話が舞い込んできたことを踏まえ、故障リスクを回避するためにわずかな出場機会しか与えなかったといった線も考えられるのでは」(野球ライター) 今季の中日は正捕手・木下拓哉が右手骨折により6月15日に登録抹消となっており、穴を埋めるために経験豊富な捕手の補強が急務。一方、日本ハムは打撃が計算できる捕手がA.マルティネスぐらいしか見当たらないため、打力のある捕手を加えて層を厚くしたい状況だった。このこともあり、キャリアは浅いが打力はある郡司に日本ハム側は白羽の矢を立て、中日も通算300試合出場を記録している宇佐見を魅力的な人材と判断したようだ。 日本ハムは昨オフ中日を自由契約となり移籍してきたA.マルティネスが、19日試合前時点で「54試合・.256・9本・24打点」と躍動している。郡司もこの元同僚に続いて一軍定着を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中日ドラゴンズの公式サイトよりhttps://dragons.jp/
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スポーツ 2023年06月16日 19時50分
中日戦の球審に「何ボケッとしてんだ」と批判 打席のビシエドもイラッ? 試合中盤のカウントミスが物議
15日に行われ、中日が「1-1」で引き分けたロッテ戦。「5番・一塁」で先発した来日8年目・34歳のビシエドの打席中に起こった出来事が話題となっている。 注目が集まったのは、「1-1」と両チーム同点の6回裏2死でのこと。打席のビシエドはロッテ先発・美馬学がカウント「3-1」から投じた内角のスライダーを見送る。球審・吉本文弘審判はこの球をストライクと判断したが、カウントをフルカウントだと誤って認識していたのか、両手を前に出し右手だけを引くというジェスチャーで見逃し三振をコールした。 コールを聞いたビシエドはその場で棒立ちになりながら球審を振り向くと、まだ2ストライク目ではといわんばかりに左手人差し指・中指を立てるジェスチャーを見せる。ここで球審はカウントミスに気付いたのか、ビシエドに対してうなずくようなそぶりを見せると、フルカウントで試合を続行。ビシエドは直後の6球目を打ち三ゴロに倒れた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 球審の誤コールを受け、ネット上には「おいおい何ボケッとしてんだ、まだ3ストライクじゃないぞ」、「審判がカウント間違えるの久しぶりに見た」、「突然三振コールしたからちょっと混乱した」、「ビシエドもどことなく呆れ気味な感じに見えたな」、「打者の集中乱すようなことは控えてほしいわ」といった驚きの声が上がった。 一方、中には「そもそもストライクじゃなかったのでは?」という指摘も。ビシエドが見送った美馬のスライダーは高さが膝上付近とゾーン内だったが、コースはベース板の右端スレスレと際どかった。また、捕手・田村龍弘が外角に構えたミットとは反対方向に向かう、いわゆる“逆球”でもあったが、これらもあってか本当はボール、四球が正しい判定だったのではという見方もあるようだ。 ファンのみならず選手も困惑させた球審の誤コール。今回は試合展開に大きな影響を与えたわけではないが、展開次第ではバッシングが上がるような事態になっていた可能性も決してゼロではなかっただろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月15日 18時30分
清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議
19日に行われ、中日が「1-2」で敗れたロッテ戦。ラジオ中継で解説を務めた元プロ野球選手・清原和博氏(元巨人他)の発言が物議を醸している。 問題となっているのは、「1-2」と中日1点ビハインドの7回裏1死でのこと。この回先頭の中日・ビシエドは、ロッテ3番手・ぺルドモがカウント「1-1」から投じたスライダーをスイング。しかし、バットの先で引っ掛けた打球は力ない二ゴロとなり出塁はできなかった。 ビシエドが二ゴロを放った直後、清原氏は「ふっ」と吹き出すように笑う。また、その後には「あそこで打てって言っても難しいところに当たってましたよ? バットの先っぽの先っぽに当たってましたよね。ビリヤードみたいになってましたね」と笑い交じりにコメントした。 >>清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす<< この清原氏の発言を受け、ネット上には「今の清原の態度はめっちゃ感じ悪かった」、「ビシエドのこと馬鹿にしてるのか」、「いくら凡退の形悪かったからってそんなコケにしなくても…」、「懸命にプレーしてる選手を笑いものにしてるようで不快」といった批判が上がった。 ファンからひんしゅくを買った清原氏だが、同戦ではビシエドの第1打席(2回裏1死)中の発言も問題視されている。ビシエドは14日試合前時点で「31試合・.232・2本・5打点」と不振に苦しんでいるが、実況から「ビシエドがもう少し復調してきますと、中日打線はもう少し勢いが出ると思うんですが」と話を振られた清原氏は「そう言いつつ、もう1年以上たってるんじゃないですか」と指摘。 ただ、この1年のビシエドは昨季7月(.338・4本・17打点)、昨季9、10月(.367・3本・16打点/月間MVP受賞)と好調だった期間もいくつかあるため、「いい加減なこと言うな」、「1年以上は話盛り過ぎ」と異論を唱えているファンも少なくない。 14日の試合は「4打数無安打・1三振」と全くいいところなく終わったビシエド。15日以降の試合では、清原氏を見返すような活躍を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ
中日・立浪監督、外野手・鵜飼を一塁挑戦させるワケ 「プロでは未経験なのに」ファンは心配も本人はやる気満々?
2023年01月25日 20時30分
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スポーツ
中日・立浪監督、根尾をキャンプ二軍で鍛え直し? 先発としての球種・スタミナを不安視か
2023年01月19日 11時30分
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スポーツ
中日・大野、メジャースカウトが水面下で接触?「3、4件はいただいて…」 2020年オフ、FA残留の裏にあった秘話明かす
2023年01月18日 20時30分
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スポーツ
中日・ロドリゲス、登板直前までゲーム三昧? 元同僚が暴露、試合中の意外な行動に驚きの声
2023年01月05日 19時30分
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スポーツ
元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?
2023年01月04日 18時30分
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スポーツ
中日・片岡二軍監督が日本ハム選手に驚愕「強烈やったで」 来季ブレークもあり得る? フェニックス戦で見抜いた素質を明かす
2022年12月28日 15時30分
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スポーツ
中日戦力外・滝野、首脳陣へのグチがバレる?「結果論で当たりきつくなる」TVで公開した手帳内容に驚きの声
2022年12月27日 19時30分
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スポーツ
中日、年明けに再び捕手トレード? 加藤を無償獲得も憶測相次ぐ、立浪監督の過去発言とは矛盾か
2022年12月26日 20時30分
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スポーツ
楽天・阿部、初めてのパ参戦にも自信満々? 中日ファン衝撃のトレード加入にかかる期待
2022年12月25日 11時00分
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スポーツ
中日戦力外の平田、需要ないまま現役引退? NPBオファー切望も進展ナシ、タイムリミットは来季開幕までか
2022年12月24日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分