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中日・根尾、投手の次はスイッチに転向? 荒木コーチが明かした練習内容に驚きと疑問の声

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根尾昂

 野球解説者・井端弘和氏(元中日他)が30日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、中日・荒木雅博一軍内野守備走塁コーチが登場。中日のプロ5年目・22歳の根尾昂にまつわるコメントが話題となっている。

 今回の動画で荒木コーチはセ・リーグ最下位(66勝75敗2分)に沈んだ昨季の振り返りや、昨季6月から投手に転向した根尾のプレーへの感想などを話した。プレーの感想についての話が終わった後、動画スタッフは荒木コーチに「根尾さんと会話されてることもあると思いますけど、差し支えなければ(教えてほしい)」と質問した。

 ​>>中日・立浪監督、根尾をキャンプ二軍で鍛え直し? 先発としての球種・スタミナを不安視か<<​​​

 質問を受けた荒木コーチは「素振りだけは忘れるなよ。右のスイングもしてくれ」と、左打者の根尾に右打席での素振りを指示していると回答。また、根尾に対してはかねて「野手がダメでなった投手みたいになってるけど違う、投手の方がいいからなったんだよ」、「思い切って投手やったり内外野やるんだったら、右打ちもしちゃおう」と助言していることも明かしたが、逆打席のスイングを指示する具体的な理由には触れなかった。

 荒木コーチの発言を受け、ネット上には「右で素振りさせてるってマジか、今度はスイッチヒッターに転向させるつもりか?」、「内外野やって投手やって、さらに両打ちまでやったら凄いぞ」、「左右どちらも振らせることで、バランスが偏らないようにさせてるんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。

 「一般的に本来と逆の打席でのスイングは、体のバランスを良くするメリットがあるとされています。投手は野手以上に体のバランスがプレーを左右するポジションですので、荒木コーチは投球にいい影響を及ぼすと考えて右打席でのスイングを指示しているのでは。また、右投げ左打ちの根尾は左打席に立つと利き腕が投手に相対する形となりますが、荒木コーチは左腕が前に出る右打席を習得させることで、死球のリスクを軽減したい思惑がある可能性もありそうです」(野球ライター)

 2月1日から始まる春季キャンプでは、「先発をやるためにまだまだ必要なことがたくさんある」という立浪和義監督の意向もあり二軍スタートとなった根尾。荒木コーチの指示も胸に、ローテ奪取へ向けじっくり調整していくことになりそうだ。

文 / 柴田雅人
記事内の引用について
井端弘和氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@hirokazuibata_ibaTV

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