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社会 2020年11月03日 06時00分
初デートに23人の親戚を連れ食事代を請求した女性に批判 その理由にも呆れ声
異性との初デートでは異性の性格や振る舞いなど様々なポイントをついチェックしてしまう人は多いだろうが、海外では、男性の寛大さをチェックするため、初デートに親戚を連れて行った女性がいる。 中国・浙江(せっこう)省で、若い中国人女性が29歳の男性との初デートに23人の親戚を連れて行き、男性に全員の食事代を払わせようとしたと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Storypick』が10月22日までに報じた。 >>キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声<< 報道によると、2人は紹介で知り合い、レストランで食事をするデートの約束をしたという。デート当日まで会ったことはなく、その日が初めてのデートになる予定だった。 デートをする前に、男性は女性に「当日の支払いは私がする」と伝えた。男性が待ち合わせしたレストランに行くと、女性のほかに女性の親戚が23人いたそうだ。男性は女性と親戚と食事をしたが、親戚は高価な料理やアルコールを注文し、食事代は全部で1万9800元(約30万円)に及んだ。レストランの店員が男性に伝票を持ってきたが、男性は金額を見て驚き、その場から逃げた。 この出来事は同省で多く報道されたが、女性は地元メディアの取材に対し「男性が寛大であるかテストしかった。親戚分の食事代も支払うか試した」と話している。なお、『Storypick』によると、食事代は女性と親戚が割り勘して支払ったという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「初デートに人を連れてくるのは最低。ましてや親戚23人なんて冗談でしょって思う」「23人の親戚分の食事代を払うかどうかで寛大さは試せない」「男性はすぐに逃げず一応、食事をしただけ偉い」などの声が挙がっていた。 海外ニュースサイト『Honi Soit』が2020年3月に報じたところによると、中国では、最近、結婚が重要だと考える若者が少なく、2019年、中国の結婚率は過去最低だったという。海外ニュースサイト『Ecns.cn』によると、同年、中国では約947万組のカップルが結婚したが、結婚率の統計を取り始めてから初めて1000万組を下回ったそうだ。割合にすると、中国の結婚率は約0.67パーセントである。なお、日本の厚生労働省が発表した統計によると、日本の2015年の結婚組数は63万5156組で、割合にすると約0.5パーセントだった。 『Honi Soit』によると、これまでは特に女性にとって結婚をすることは社会的立場を守るためにも重要で、家族からの圧力もあったが、近年は、自分の意思を尊重する女性が増えてきているという。結婚をしなくても自身の価値は変化しないと理解する女性が多くなり、男性が優位に立つ時代は終わり、女性が男性を選ぶような結婚が増えてきているそうだ。 海外ニュースサイト『BBC』は、最近中国で男性が女性に結婚のお願いをするために、高価なプレゼントを購入することがあると2017年2月に報じている。都市部だけではなく、田舎も同様である。同記事によると、結婚が女性優位で進められるようになった背景には、結婚相手を探す男性が2020年時点で女性よりも3000万人多い事実があるという。男性が適切な結婚相手を見つけるための競争はより激しくなり、男性は結婚相手を見つけるために多大な努力をするようになったそうだ。 初デートに23人の親戚を連れて行った今回の女性の行動には賛否があるが、女性の権利が尊重されるようになった社会には多くの利点もあるだろう。記事内の引用について「Chinese woman brings 23 relatives to her blind date to test if her potential boyfriend is 'generous'... before being left stranded with a £2,300 bill」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8859377/First-date-gone-wrong-Chinese-woman-brings-23-relatives-test-companions-generosity.html「Woman Brings 23 Relatives To Her Date To Test The Man, He Flees Before Paying The Bill!」(Storypick)よりhttps://www.storypick.com/woman-brings-23-relatives-to-her-date/「Chinese attitudes towards marriage: past and present」(Honi Soit)よりhttps://honisoit.com/2020/03/chinese-attitudes-towards-marriage-past-and-present/「Number of couples registering for marriage hits 10-year low」(Ecns.cn)よりhttp://www.ecns.cn/news/society/2020-01-20/detail-ifzsuknk2868128.shtml「平成28年度 人口動態統計特殊報告 『婚姻に関する統計』の概況」(厚生労働省)よりhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/index.html「Why millions of Chinese men are staying single」(BBC)よりhttps://www.bbc.com/worklife/article/20170213-why-millions-of-chinese-men-are-staying-single
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社会 2020年11月02日 06時00分
逃亡30年、指名手配犯の生活に疲れた男性が警察に自首するも驚愕の事実発覚 泣き崩れる姿に同情の声
悪いことをしてしまったら、その場から逃げてしまいたいと思うことは誰でもあるだろう。海外には、実際に「逃亡」してしまったために、多くを失った人がいるようだ。 中国・寧夏回族自治区内の警察署に、30年間逃亡生活を送っていた男性が出頭。しかし実際は無実であることが分かったと海外ニュースサイト『Global Times』『北京日報』などが10月21日までに報じた。 >>指名手配犯、森に身を隠すもおならをして気づかれ逮捕「物凄い爆発音だった」と警察が明かす<< 同記事によると、52歳の男性は10月15日、中国・寧夏回族自治区の警察署に出頭。男性は「罪を犯して今まで逃げていた」と自首したという。男性の話によると、30年前の1990年、男性は友人らとお酒を飲んでいたが、ささいなことがきっかけで、別の男性グループと口論に。やがて大乱闘に発展したそうだ。男性はその場から逃走。翌朝、現場に戻ってみると、警察車両が止まっており、男性は、誰かに怪我をさせてしまい、「大乱闘」が犯罪事件になったと思い込んだそうだ。 男性はこの日から逃亡生活を開始。家族とも連絡を絶ち、各地を転々としながら、炭鉱や、レンガ工場、廃品回収業などで、別人を装って働いた。30年にもわたる逃亡生活に疲れて男性は自首したという。警察は男性の話をもとに、記録を確認したが、男性に逮捕状は出ておらず、指名手配リストにも名前はなかった。30年以上前に犯した罪だと時効が成立する可能性もある。警察がこれらの事実を伝えると、男性は泣き崩れた。その後、男性は家族に連絡をとったが、両親はすでに亡くなっていたという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「30年も無意味に逃亡。かわいそうだが愚かだ」「誰かを死なせたと思ったくらい、激しく殴ったのだろう」「思い込みが激しいからこうなる。周りが見えないタイプだ」「コロナで家族が恋しくなり、自首したパターンか」「もっと早く自首していれば、人生無駄にしなかった。何事も逃げは良くないな」「息子に会えず、亡くなった両親がかわいそう」などの感想が寄せられた。 この男性のように、逮捕されるかもしれない恐怖に怯えながら、長年暮らした人もいれば、逆に逮捕されるスリルを味わおうとする人もいる。 2019年9月頃から、福岡県内ではうその110番をして、警察から逃げ回るいたずら「ハイパーゲーム」が少年グループを中心に流行、逮捕者が相次いでいると各社が報じている。 各社の報道によると、福岡県警西署は2019年7月、警察の業務を妨害したとして、福岡県糸島市に住む男を逮捕したという。当時20歳の男は、友人らと共謀し、「2、3台バイクが爆音を立てて走っている」と110番通報。男らは、原付バイクや乗用車に乗り込み計3台で走行。出動したパトカー2台に無駄な追跡と捜査をさせた。逮捕されたのは男のみ。友人らにも事情聴取したが、男は後に不起訴処分となったそうだ。 ほかにも、同年12月、当時16〜18歳の少年6人が、警察の業務を妨害したとして、福岡県警西署に検挙されたと報じられている。検挙された6人は、同年10月から11月にかけて、福岡市西区の交番に、ペットボトルの水をまく、お面を被って「遊ぼう」と挑発する、うその110番通報をするなどしたそうだ。6人のうち、警察官を挑発した3人は家裁送致、虚偽通報をした3人は書類送検されたという。 警察から逃れるときの精神的負担は計り知れないほど大きい。罪を犯したら、逃げ続けるよりは、素直に自首した方が良さそうだ。記事内の引用についてFugitive turns himself in after being on the run for 30 years, finds he was innocent(Global Timesより) https://www.globaltimes.cn/content/1204204.shtmlThe man fled for 30 years and found that he was mistaken!(北京日報より)http://news.bjd.com.cn/2020/10/20/10779t100.htmlうその110番…警官から逃げる“ハイパーゲーム” 逮捕相次ぐ 福岡市(西日本新聞)https://www.nishinippon.co.jp/item/n/562684/
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社会 2020年10月27日 06時00分
冷凍保存していたラーメンを食べた家族、食中毒を起こして9人死亡 とうもろこしが原因か
作った料理を冷凍保存する人は多いだろうが、海外では、冷凍保存された料理を食べた人が死亡するという事件が起きた。 中国・黒竜江(こくりゅうこう)省で、とある家族が冷凍保存されていた自家製のラーメンを解凍して食べたが、食後に死亡したと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『New York Post』が10月22日までに報じた。 >>ハンバーガーから蜂、舌を刺された男子学生が異常に腫れた舌をTikTokに投稿で物議<< 報道によると、この家族は12人家族で、家族のうちの9人が朝食に1年以上冷凍保存されていた自家製ラーメンを解凍して食べたという。ラーメンはスープのほか、麺も自家製のものだった。食べられたラーメンは、この地域では古くから食べられている郷土料理で、麺はとうもろこし粉を発酵して作ったものだった。家族のうちの3人はこのラーメンが好きではなく、食べなかったという。 9人の家族がラーメンを食べた数時間後、9人全員が吐き気をもよおし、病院に運ばれた。9人それぞれの年齢は明かされていない。9人は病院に運ばれ治療を受けたが、6日後に7人が死亡し、9日後に残りの2人も死亡したという。 医師によると、9人の死因は、ボンクレキン酸を摂取したことによる中毒死だという。ボンクレキン酸はとうもろこしを発酵させることによって発生する毒物。家族が食べた、とうもろこしを発酵させて作る自家製麺からボンクレキン酸が発生した可能性が高いそうだ。冷凍状態が適切だったかどうかは分かっていないが、冷凍の家庭で発酵がさらに進み、ボンクレキン酸が発生したと思われている。 今回の事件を受け、国民の衛生を管理する中国の国家機関・国家衛生健康委員会は「安全上の懸念からとうもろこしを使った発酵食品の摂取は避けることが最善である」という声明を発表した。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「私もよく食べ物を冷凍している。怖くなってきた」「家族が作ったものを食べて死亡するなんて辛いニュース」「家族のうちの9人が亡くなるなんて、残された3人の家族は辛いだろう」などの声が挙がっていた。 生物研究の論文を紹介しているサイト『Europe PMC』によると、ボンクレキン酸はとうもろこしのほか、小麦やココナッツを発酵させると発生するそうだ。また海外ニュースサイト『India Today』が10月22日に公開した記事によると、ボンクレキン酸を摂取すると数時間以内に吐き気や腹痛、発汗、倦怠感などの症状が出て、多くの場合24時間以内に死亡するという。 海外ニュースサイト『THE Sun』が10月21日に公開した記事によると、ボンクレキン酸の摂取による致死率は40パーセント以上に及び、今のところ解毒剤は開発されていないため、治療方法はほぼないそうだ。温度など、どのような環境下でボンクレキン酸が発生しやすいのかはまだ明らかになっていないが、とうもろこしや小麦を原料にした全ての発酵食品にボンクレキン酸が発生するわけではないという。なお、ボンクレキン酸には加熱殺菌効果がないため、熱を加えても滅菌はできるわけではないそうだ。 中国では身近な食品による食中毒で死亡者が出た。とうもろこしを発酵させて作る麺は、日本ではあまりなじみがなく、食べる機会も少ないだろう。ただ、毒を生み出す可能性のある食品であることは念頭に置いてもいいだろう。記事内の引用について「Nine family members die from food poisoning in China after eating noodle soup」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8862721/Nine-family-members-die-food-poisoning-eating-noodle-soup-breakfast-gathering.html「Family of nine in China dies after eating toxic noodles」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2020/10/22/family-of-nine-in-china-dies-after-eating-spoiled-noodles/「An Investigation of Bongkrekic Acid Poisoning Caused by Consumption of a Nonfermented Rice Noodle Product without Noticeable Signs of Spoilage.」(Europe PMC)よりhttps://europepmc.org/article/med/31524538「China: 9 of a family die after having noodles kept in freezer for a year」(India Today)よりhttps://www.indiatoday.in/world/story/china-noodles-family-death-1733947-2020-10-22「DEADLY DISH Nine members of same family die from eating frozen noodles after being poisoned by deadly toxin」(THE Sun)よりhttps://www.thesun.co.uk/news/12984096/family-dies-eating-frozen-noodles-poisoned-deadly-toxin/
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社会 2020年10月26日 06時00分
マンホールの蓋が遊んでいた子どもごと吹き飛び落下、地面に叩きつけられる 原因は爆竹
幼い子どもは、好奇心が旺盛なゆえに時に大人が想像できないような行動に出ることがあるが、海外では、とある遊びをして危険な目に遭った子どもがいる。 中国・甘粛(かんしゅく)省で、少年らがマンホールに爆竹を入れて遊んでいた際、マンホールが爆発して少年が吹き飛ばされたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Eminetra』が10 月15日に報じた。 >>マスク姿の調教師がサーカスのクマに襲われ死亡 顔が見えなかったことが原因か<< 報道によると、10 歳前後の3人の少年らは、自分たちが住む団地の近くの道路で爆竹を使って遊んでいたという。少年の一人が、道路にあるマンホールに爆竹を入れて遊ぶことを思いついた。少年の一人が火のついた爆竹をマンホール蓋の隙間からマンホールの中に入れると、マンホールが爆発。マンホールの蓋は勢いよく開き、蓋の上に乗っていた、爆竹を入れた少年は空に突き上げられるようにして飛ばされたという。少年は約3メートルの高さまで飛び、その後、地面に激しく叩きつけられた。 『Daily Mail Online』は、少年が飛ばされた瞬間を捉えた監視カメラの動画の一部を公開しているが、少年が爆竹を入れるとすぐにマンホールの蓋が勢いよく開き、マンホールの蓋の上に乗っていた少年が高く飛ばされている瞬間が映っている。飛ばされた後、少年は画面から外れているが、報道によると、少年は空中で2回転したそうだ。その後、少年は背中から地面に叩きつけられるような形で地面に着地した。ほかの2人の少年はマンホールの近くにいたが、マンホールの蓋が開いた際、驚いて走ってその場から逃げている。 『Daily Mail Online』によると、爆発の原因ははっきりとは分かっていないものの、地下に溜まっていた何らかのガスが爆竹の火に反応したため爆発を起こし、マンホールの蓋が勢いよく開いた可能性があると伝えている。なお、少年の怪我の詳細は明かされていないものの、幸い軽傷で済んだそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「爆竹で爆発を起こすなんて怖い」「あんなに小さい子が爆竹で遊ぶ事自体おかしい。マンホールに爆竹を入れるなんてもってのほか」「親は息子が爆竹で遊んでいる事を知らなかったのか。注意するタイミングはなかったのか」「このくらいの年齢の子どもは親のいないところで驚くような事をする場合がある。自分も親だから気をつけよう」などの声が挙がっていた。 中国では、子どもが危険な遊びをして大事故に繋がりそうになった事件がほかにもある。 中国・内モンゴル自治区で、10歳前後と思われる少年が、マンホールの中に花火を入れて遊び、マンホールが爆発したと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2019年1月に報じた。同記事によると、少年は同地域にある駐車場で手持ち花火をしていたという。少年は駐車場にマンホールを見つけ、マンホールの蓋の隙間から火のついた手持ち花火を入れようとした。少年が花火を入れようとした瞬間、地面が爆発してマンホールの蓋が高く飛び、マンホールの蓋とともに少年は空高く飛ばされたという。 少年がどれほどの高さまで飛ばされたかは明かされていないが、爆発によってアスファルトの地面も飛び散り、近くにあった車3台が損傷したそうだ。幸いにも、少年に怪我はなかった。爆発の原因は地下にメタンガスが充満していたことで、少年が近づけた花火の火がメタンガスに反応して激しく爆発したそうだ。 子どもはどれほどの被害が出るか分からず大胆な行動してしまうことがある。火を使う遊びをする際は、できるだけ親が見守る環境があることが好ましいだろう。記事内の引用について「Boy is sent flying in mid-air by an exploding sewer after he lit a firecracker on a manhole cover」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8843573/Boy-sent-flying-mid-air-exploding-sewer-lit-firecracker-manhole-cover.html「The boy is sent flying in the air by an exploding sewer after putting a firecracker on the manhole cover.」(Eminetra)よりhttps://eminetra.co.nz/the-boy-is-sent-flying-in-the-air-by-an-exploding-sewer-after-putting-a-firecracker-on-the-manhole-cover/46922/「Shocking video shows young boy ignite methane under a manhole with fireworks before it explodes and throws large bricks all over the street」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-6654535/Shocking-video-shows-young-boy-ignite-methane-manhole-fireworks.html
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社会 2020年10月25日 06時00分
イケメン息子になりすまし、ネットで出会った女性から32万円騙し取った父親が逮捕 「正直な人」と感心する声も
昨今、ネットでの出会いがきっかけで交際を始めるカップルも珍しくない。なかには別の目的で「交際相手」を探す人がいるようだ。 中国人民警察は、自分の息子になりすまし、女性からお金をだまし取った男を逮捕したと海外ニュースサイト『Global Times』『中国新聞網』などが10月20日までに伝えた。 >>キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声<< 記事によると、中国・上海に住む男(年齢不詳)は、今から約5年前の2015年、オンラインのゲームを介して27歳の女性と出会ったという。男は「未成年」と偽り、自分のハンサムな息子の写真を送って、息子になりすました。2人は実際に会ったことはないが、長年オンラインゲームを楽しみながら、恋人関係になっていったそうだ。男が女性にお金を要求し始めたのは、2019年頃からだ。男は女性に、「家族が厳しくてゲームをするお金がない」などと相談。女性は男のゲームアカウントに約8千円をチャージしたそうだ。男の要求は次第にエスカレート。洋服、時計、携帯代などを要求し、女性はその都度応じたそうだ。女性が男に振り込んだお金は総額約32万円にも及んだという。 女性はこの男に会いに上海まで行くと伝えていたが、男は言い訳を重ね、来ないよう女性を説得し続けていた。女性がどこに住んでいるのかは報じられていないが、上海までは飛行機移動が必要なほど遠かったようだ。今年の8月、女性は上海行きの航空券を購入し、上海に来たそうだ。女性は1週間ほど賃貸アパートに滞在したが、男は会うのを拒否し続けた。 これ以上言いわけできないと悟った男は、女性に真実を告白。自分には結婚して子供がおり、イケメン息子の写真を使って、女性との関係をつなぎとめていたと打ち明けたそうだ。 女性はすぐに警察に通報。警察は9月24日、ネット上で別人を装い、ウソをついてお金をだまし取った詐欺の容疑で男を逮捕したという。人民警察当局は、「ネット上の出会いはリスクがある。お金が絡む場合は特に気を付けてほしい」と注意を呼びかけている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「女心を利用する犯罪は許せない」「恋は盲目。イケメン男性に夢中になっていたならなおさら」「実際会ったこともない相手にお金を振込むとは、軽率すぎる」「男は4年かけて恋愛関係を構築。最後の1年でお金を無心。相当なやり手だ」「父親は真実を告白して謝罪した。正直な人。最初は真剣だった?」「この手の詐欺に今も引っかかる人がいるのか」など様々な声が挙がった。 海外には他にも、父親が息子になりすまして悪事を働いた人がいる。 イギリス・ウォリックシャー州の裁判所は、少女にわいせつな自撮り画像を要求した男に対して、有罪判決を言い渡したと海外ニュースサイト『Metro』『Daily Mail』などが2016年12月に伝えた。 記事によると、当時51歳の男は、当時16歳の自身の息子になりすまし、SNS上に息子の写真などプロフィールを登録。男はこのアカウントを使って友人の友人を装い、当時11歳と14歳の少女とコンタクトを取ったという。男は、自身の裸画像やわいせつな動画を少女らに送り付け、同じように少女らにわいせつな画像を送るよう求めた。困惑した少女に気付いた母親が、警察に通報したようだ。男は逮捕され、未成年者に対するわいせつ行為で起訴された。後日開かれた裁判では、男に対し3年4カ月の禁固刑が言い渡されたという。 SNSやオンラインゲームを通じて、いろいろな人と出会えるネットは魅力的な世界に違いない。ネット世界では、リアルとバーチャルが混在している。それゆえ、深い関係を求めるなら、慎重に対応しないと、後々痛い目を見ることになってしまう。記事内の引用についてFather poses as son for online dating, swindles ‘girlfriend’ out of $3,000(Global Timesより)https://www.globaltimes.cn/content/1204093.shtmlFather took photos of handsome underage son in online dating for 5 years and cheated his girlfriend 20,000(中国新聞網より) https://www.chinanews.com/sh/2020/10-19/9316697.shtmlFather who posed as his 16-year-old SON on Instagram to persuade two young girls - one aged just 11 - to send him indecent photos is jailed(Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article-4009478/Father-posed-16-year-old-SON-Instagram-persuade-two-young-girls-one-aged-just-11-send-indecent-photos-jailed.htmlFather pretended to be his own son to get young girls to send naked selfies(Metroより)https://metro.co.uk/2016/12/07/father-pretended-to-be-his-own-son-to-get-young-girls-to-send-naked-selfies-6307144/
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芸能 2020年09月28日 20時00分
Vチューバー、配信内での発言で中国人ファンから批判相次ぐ? 事務所が活動休止発表も疑問の声も
Vチューバーの「赤井はあと」と「桐生ココ」の所属事務所ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が、2人の配信内でのある発言を問題視して活動自粛を発表し、ネット上で波紋を広げている。 >>IPアドレス流出で“自作自演”疑惑のVチューバー、活動休止発表 追い込んだアンチの暴走に批判の声も<< 問題となっているのは、赤井が24日に行った生配信の中でのある発言。その中で、赤井はユーチューブアナリティクスを元に、自身のリスナーの視聴地域を分析し始め、日本37%、アメリカ11%、台湾7%という結果を読み上げ、「日本、アメリカが2個目にきて、台湾って感じかな」と発言。また、桐生も翌日に行った配信の中で、同じように視聴地域を公開し、日本、アメリカに次いで台湾が3位だったことを紹介した。 しかし、この動画について一部中国人ファンから、「台湾を上位の国と呼んだ」「台湾を国扱いした」「台湾は国家じゃない」といった批判が相次ぐことに。また、動画は中国の動画配信サイト「bilibili」にも転載されたことで大きな騒動となった。これを受け、カバー株式会社は27日に公式サイト上で「弊社所属タレントの配信内の一部言動に対する問題につきまして」という文書を発表。2人の発言について「不適切な言動」とした上で、「一部地域に在住する方に対する配慮に欠けた発言があったことを確認いたしました」「故意ではなく当人達の意図していない状況ではありましたが、公にしてない情報の開示やナショナリズムの配慮に欠けた言動など、弊社のガイドラインや契約内容に違反する内容の行為であったことは事実であり、自身の置かれた立場・影響力に対する自覚と責任に欠けた行動であったと、弊社としても重く受け止めております」とし、2人の3週間のタレント活動自粛とガイドライン教育の実施を表明した。 この謝罪についてネット上からは、「中国を貶めてるわけでもないのに謝る必要ある…?」「政治的意図があって発言したわけじゃないのに」「視聴地域を口にしただけで謹慎っておかしい」と事務所の対応に対し批判の声が集まったものの、一方では、「bilibiliに配信するっていうことはそういうことって自覚を持っていた方がいい」「言ってはならない言葉を徹底的に覚えて言わなきゃいいのに…」といった指摘も寄せられていた。 また、ホロライブのbilibiliの公式ページ上には、中国語での謝罪文が掲載されているが、その中に「坚决拥护一个中国原則(1つの中国の原則を断固として支持する)」と、中国と台湾は一つの国家であることを改めて記しており、台湾のファンから疑問の声が上がる事態となっている。 さまざまな所から多くの声が聞かれているこの騒動。果たして、決着は着くのだろうか――。記事内の引用についてカバー株式会社公式サイトより https://cover-corp.com/ホロライブbilibili公式ページより https://space.bilibili.com/286700005
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社会 2020年09月26日 06時00分
盗まれたものはすべてディズニー関連グッズ ディズニーランドで窃盗を繰り返した女が逮捕される
夢と魔法の国「ディズニーランド」。世界中で人気のテーマパークには、毎年大勢の人が訪れる。そんな夢の国にいても、盗みをはたらいてしまう人はいるようだ。 海外ニュースサイト『Global Times』と『English Eastday.com』は中国・上海警察が、ベビーカーなどを含むディズニー関連グッズを盗んだ疑いで女を逮捕したと9月9日に報じた。 >>ディズニーワールド元従業員の女が窃盗疑いで逮捕 相次ぐキャストの不祥事に「夢の国を壊さないで」の声<< 記事によると、上海ディズニーランドで、8月末から窃盗の被害が複数報告されており、警察が捜査を進めていたという。被害者の多くがベビーカーを使用していたゲストだった。アトラクションに乗る前に、ベビーカー置き場にベビーカーを置いて、戻ったときには、ベビーカーや、そこに載せていた荷物がなくなっていたという。 警察は、被害が発生したアトラクション付近の監視カメラを確認。女が荷物をベビーカーごと持ち去る姿が映っていたという。警察は、映像を手掛かりに女の身元を突き止めた。警察は9月2日、66歳の女の自宅で家宅捜査したところ、盗難品17点をすべて発見したそうだ。女はその場で逮捕され「盗みは趣味。家に何かを持って帰るのが快感」と語っているという。女性はディズニーファンで年間パスポート保持者。盗難品はすべてディズニー関連グッズであったという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「ディズニーのためにお金を使わない人は、真のディズニーファンではない」「夢の国で悪いことはしないでくれ」「盗みが趣味だと更生は望めない。一生刑務所に閉じ込めておいて」「高そうなベビーカー使ってたから狙われた?」「ベビーカーに荷物を置いたままその場を去るとは、防犯意識が欠けている」「混雑時はベビーカーが邪魔。実際、子供を乗せずに物入れとして使っている人もいる。いっそのこと使用禁止にしよう」といった声が挙がった。 ウォルト・ディズニー・カンパニーは、現在、本家アメリカ、日本、中国、香港、フランスにテーマパークを展開している。どのパークでも、夢と魔法の国の世界観が守られており、訪れるゲストを楽しませてくれる。そんな魅力あふれるディズニーで盗まれるものは、グッズだけではないようだ。 アメリカ・オーランドのディズニーランドで、新エリアおよび新アトラクションのオープン後、さまざまな備品が盗難されていると2019年6月に『Fox』などが伝えている。同記事によると、ハリウッドの大ヒット映画「スターウォーズ」の世界を忠実に再現した新エリアがオープン。多くのゲストが訪れているが、新エリア内のレストランで提供されるスプーン、コップなどの食器類、メニュー表など、売り物でない備品が相次いで盗難される事態に発展。ディズニー側は、新エリアのレストラン出口にスタッフを配置して、備品の持ち出しがないか確認しているという。 ほかにも海外ニュースサイト『WESH2』が2019年10月に伝えたところによると、米フロリダのディズニーワールドの倉庫で、スペースマウンテンの3列シートの乗り物1台と、ピーターパンライドの船の乗り物2台(2台で1セット)がなくなっているのを、在庫確認をしていた従業員が発見。盗まれた乗り物は、それぞれ大人3人が乗れるほどの大きさだが、盗難されたとみて通報。警察が捜査を進めているという。 ディズニーランドのような夢と魔法の世界にいても、盗みは犯罪だ。ミッキーやその仲間たちを悲しませるような悪いことはしないでいただきたい。記事内の引用についてShanghai Disney fan nabbed after stealing for fun(Global Timesより)https://www.globaltimes.cn/content/1200400.shtmlWoman caught over stealing at Disneyland(English Eastday.comより)https://english.eastday.com/Shanghai/auto/u1ai8687534.htmlDisneyland guests are stealing Star Wars: Galaxy's Edge items and listing them on eBay(Foxより)https://www.foxnews.com/travel/star-wars-galaxys-edge-stealing-sporks-ebayItems from 2 Disney rides reported stolen from shed(WESH2より)https://www.wesh.com/article/items-from-2-disney-rides-reported-stolen-from-shed/29440198
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社会 2020年09月13日 06時00分
子どもがプールで大のおもらし、23万円請求された両親はフィットネスクラブを訴える意向も
今年も暑い夏が続き、子どもと一緒にプールへ遊びに出かけた人も多いであろう。海外には、子どもがプールで粗相をしたために、損害賠償請求されてしまった親がいる。 海外ニュースサイト『Global Times』および『Insider Paper』は9月4日、中国・内モンゴル自治区のプールを利用した子どもの両親が、おもらしを理由に清掃費などの支払いを求められたと報じた。 >>深いところで4メートル! 有名ホテルの噴水に飛び込んで泳いだ男性 溺れて死亡するも「愚かな行為」と呆れ声も<< 同記事によると、今年8月フィットネスクラブのプールで泳いでいた人から、プールに大便が浮いていると報告が入ったという。報告を受けて、同クラブの責任者(年齢不明、以下責任者)は監視カメラを確認。監視カメラには、プール端の水中で、大便をつまみ上げている7歳の子どもが映っていた。責任者はカメラに映っていた子どもの母親(年齢不明)に確認すると、母親は、子どもがプールで排泄したことを認め、「監視員がいなくて、トイレに行く手助けを得られなかった」と説明。この時、監視員は、ケガをした他の子どもの面倒をみており、不在にしていたそうだ。 この出来事を受けて、フィットネスクラブは、プールの水の全取り換え、清掃作業などで5日間の休業を余儀なくされた。休業損害なども含めると被害総額は約46万円にもなるという。責任者は両親にも、損失の半額23万円を負担してほしいと掛け合ったが、両親は約3万円の支払いしか応じなかったそうだ。子どもの母親は、各社の取材に対し、「本件は大半がフィットネスクラブ側の責任。トイレに間に合わなかったことで、子どもを責めるべきではない。今回の件で非難の矛先が子どもに向けられてしまい、子どもがトラウマを抱えてしまった」と話しており、子どもが精神的苦痛を被ったとして、フィットネスクラブを訴える意向を明かしている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「トイレのしつけをしなかった両親の責任。全額支払うべき」「8歳ならトイレに1人で行けるでしょ。トイレに間に合わないにしても、プールの外でしてくれ」「子どもの粗相は仕方ない。子どもだから」「プールで排尿する人は沢山いる。排便だけが罰金なのは不公平かも」「両親は施設の使用料を払っているはず。子どもが排泄したからといって、清掃費用を負担する必要はないのでは?」「清掃作業で5日間もかかるのか?」「ニュースになって、おもらしが全国に広まった。子どもがかわいそう」など、さまざまな声が挙がった。 海外には他にも、プールの「落とし物」を巡って、トラブルに発展している。 海外ニュースサイト『Southeast Texas Record』は2019年2月、アメリカ・テキサス州のフィットネスジムのプールで感染症にかかった男性が、治療費などの支払いを求めて、フィットネスジムを提訴したと報じた。 同記事によると、男性(年齢不明)は2017年12月31日、会員となっていた大手フィットネスジムのプールで泳いでいたという。ところが突然、男性は、他のプール利用者から、プールから上がった方がよいと忠告を受けた。その利用者の話では、プールの底に大便が沈んでいたという。後に、男性は具合が悪くなって病院を訪れる羽目に。男性は、ひどい細菌性の感染症にかかっており、数日入院したという。男性は、感染症を罹患したのはプールの衛生管理が不十分であったとして、治療費などの支払いを求め、フィットネスジムを提訴。現在も裁判は続いているようだ。 プールでは水を介した感染症にかかりやすい。子どもであれば多少の粗相は仕方ないのかもしれないが、プールの水を清潔に保つためにも、最低低限のマナーは守るべきであろう。記事内の引用についてParents asked to pay 15,000 yuan after son poops in swimming pool(Global Timesより)https://www.globaltimes.cn/content/1199881.shtmlFitness club ask parents to pay 15,000 yuan after their son pooped in the swimming pool(Insider Paperより)https://insiderpaper.com/parents-pay-15000-yuan-son-pooped-swimming-pool/Fecal matter in the pool, 24 Hour Fitness sued for man's 'severe' bacterial infection(Southeast Texas Recordより)https://setexasrecord.com/stories/511770853-fecal-matter-in-the-pool-24-hour-fitness-sued-for-man-s-severe-bacterial-infection
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社会 2020年09月12日 19時00分
1000人以上の村人が一夜にして失踪、20年の時を経て報道された理由とは【未解決事件ファイル】
1987年、中国の陝西省(せんせいしょう)にある晶山村で、一夜にして村人1000人全員が一斉に姿を消してしまうという事件が発生した。人はおろか、犬や猫、鳥や牛といった家畜までもが失踪しており、インターネット上では中国政府の関与やエイリアン説が囁かれている。一体、何が起きたのか。 >>「殺される」と電話で助けを求めるも未成年女子がシャブ漬けにされて失踪、死体が見つからず容疑者は野放しへ【未解決事件ファイル】<< 陝西省は中国の中央部に位置し、南北には黄河が細長く伸びている。北部は砂漠が広がる一方で、南部は秦嶺山脈が東西に走り緑豊かな地域として親しまれてきた。晶山村は秦嶺山脈のふもとに存在していたが、とりわけ目立つ特徴もなく、陝西省に点在する他の村々と変わらないありふれた場所だった。ただ、すぐ近くにロケットの打ち上げ場があり、そのせいかUFOの目撃情報が多い場所だったそうだ。 そんな晶山村で「住民が一斉に失踪していた」というニュースが、2010年に中国メディアに取り上げられた。事件当時1000人ほどが村で暮らしていたのだが、大人も子供も一夜にして消えてしまったという。しかも、村には大人数が移動したような形跡は一切残っておらず、家屋には食事や日用品が残されたままだったというのだ。 中国メディアは、公安部や周辺都市住民に確認を取ったが、そのような事件は報告されていないという返答ばかりで、結局事件の詳細や住民の安否は分かっていない。 この報道を受けて、中国人の間では様々な憶測が広がった。まず1つ目は「エイリアンに連れ去られた」という説。中国メディアの報道では、事件が起きる数日前から周辺地域でUFOが確認されていたというのだ。元々UFOの目撃情報が多い地域だけに、中国人の間ではエイリアン関与説を信じる人も多いそうだ。 2つ目は「軍の関与」という説。中国メディアはUFOの目撃情報とは別に、事件前に晶山村周辺の道路が封鎖されていたという噂を報じた。「村人がトラックに乗せられていた」「軍用車や戦車が大量に搬入された」という証言も紹介されたことから、軍による何らかの作戦・行動に巻き込まれたのではないかという噂が広がった。他にも、「核施設整備のための強制移住」など様々な噂が流れているものの、中国政府は関与を否定。結局、事件は噂のみが残ったままとなっている。 実はこの事件、噂の発端はネット上の書き込みとされている。2010年10月13日、とあるユーザーが中国の大手SNS「weibo」に、「秦嶺山脈のふもとの村が一夜に消えたと聞いた」と書き込みを行ったのが初出。書き込みは瞬く間に広がり、中国のネット上で騒ぎとなった。これをきっかけにメディアで取り上げられ、失踪事件から23年経ってから話題になったようだ。陝西省に住むネットユーザーは「そんなこと聞いたこともない」「昔から住んでいるけど、ここは平和だよ」と投稿するも、事件に関する噂は止まらなかったという。 一人のネットユーザーによる創作が独り歩きしたのか、それとも隠蔽された事件がようやく明らかになったのか。政府による情報統制が行われていた可能性もあるのだろうか。結局、2020年8月現在も噂の真相は明らかになっていない。
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社会 2020年09月09日 12時10分
吉村知事「これは大問題じゃないか」10年前の中国人船長釈放事件に突如言及で憶測呼ぶ
大阪府の吉村洋文知事が、9月8日のツイッターで、国政批判を展開した。吉村知事は、2010年に起こった、尖閣諸島の領海内で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突した事件で、中国人船長が釈放されたのは、当時の菅直人首相の指示があったと、前原誠司元外相が明らかにした『産経新聞』(産経新聞社)の記事にコメントを寄せた。 >>玉川徹氏「論文にもなってない」吉村知事の“うがい薬コロナ効果説”に猛反発も、「PCR検査推しも同レベル」と指摘<< 吉村知事は「これは大問題じゃないか。普段、権力監視を謳うメディアや左派有識者は、これを追及しないとおかしいよ。もし、僕が大阪府警に政治的な思惑で容疑者を釈放しろなんて言ったら、関西メディアは大炎上だよ。国政では、権力者が個別の刑事事件に権力で介入するのがあり得るのか?」と書き込んだ。 当時、中国人船長の唐突な釈放には、政治的な圧力が働いたのではないかと言われてきた。記事では、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に、中国の胡錦濤主席が来なくなることを菅首相が懸念したものと伝えられている。 吉村知事は、普段から積極的にツイッターを活用している。その内容は、大阪都構想や、新型コロナウイルスの感染者の推移の報告など、直接府政に関わるものだ。こうした国の政治に関して時事コメントをすることはほとんどない。かなり珍しいケースと言える。そのため、ネット上では吉村知事に同調し、「これはびっくりしました。さらに追及すべきですね」「今日一番の鬼ヤバニュース」「それは大炎上ですね、関西メディアは。こんなことが、時の総理の下で行われるのが恐ろしい」といった声が聞かれた。一方で、「なんでこのタイミングでというのはある」「吉村さんがこれを出す理由を邪推してしまいます」といった声も聞かれた。確かに、あえてこのニュースにコメントを寄せた理由は憶測を呼びそうだ。記事内の引用について吉村洋文氏のツイッターより https://twitter.com/hiroyoshimura
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