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Vチューバー、配信内での発言で中国人ファンから批判相次ぐ? 事務所が活動休止発表も疑問の声も

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 Vチューバーの「赤井はあと」と「桐生ココ」の所属事務所ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が、2人の配信内でのある発言を問題視して活動自粛を発表し、ネット上で波紋を広げている。

 ​>>IPアドレス流出で“自作自演”疑惑のVチューバー、活動休止発表 追い込んだアンチの暴走に批判の声も<<​​​

 問題となっているのは、赤井が24日に行った生配信の中でのある発言。その中で、赤井はユーチューブアナリティクスを元に、自身のリスナーの視聴地域を分析し始め、日本37%、アメリカ11%、台湾7%という結果を読み上げ、「日本、アメリカが2個目にきて、台湾って感じかな」と発言。また、桐生も翌日に行った配信の中で、同じように視聴地域を公開し、日本、アメリカに次いで台湾が3位だったことを紹介した。

 しかし、この動画について一部中国人ファンから、「台湾を上位の国と呼んだ」「台湾を国扱いした」「台湾は国家じゃない」といった批判が相次ぐことに。また、動画は中国の動画配信サイト「bilibili」にも転載されたことで大きな騒動となった。これを受け、カバー株式会社は27日に公式サイト上で「弊社所属タレントの配信内の一部言動に対する問題につきまして」という文書を発表。2人の発言について「不適切な言動」とした上で、「一部地域に在住する方に対する配慮に欠けた発言があったことを確認いたしました」「故意ではなく当人達の意図していない状況ではありましたが、公にしてない情報の開示やナショナリズムの配慮に欠けた言動など、弊社のガイドラインや契約内容に違反する内容の行為であったことは事実であり、自身の置かれた立場・影響力に対する自覚と責任に欠けた行動であったと、弊社としても重く受け止めております」とし、2人の3週間のタレント活動自粛とガイドライン教育の実施を表明した。

 この謝罪についてネット上からは、「中国を貶めてるわけでもないのに謝る必要ある…?」「政治的意図があって発言したわけじゃないのに」「視聴地域を口にしただけで謹慎っておかしい」と事務所の対応に対し批判の声が集まったものの、一方では、「bilibiliに配信するっていうことはそういうことって自覚を持っていた方がいい」「言ってはならない言葉を徹底的に覚えて言わなきゃいいのに…」といった指摘も寄せられていた。

 また、ホロライブのbilibiliの公式ページ上には、中国語での謝罪文が掲載されているが、その中に「坚决拥护一个中国原則(1つの中国の原則を断固として支持する)」と、中国と台湾は一つの国家であることを改めて記しており、台湾のファンから疑問の声が上がる事態となっている。

 さまざまな所から多くの声が聞かれているこの騒動。果たして、決着は着くのだろうか――。

記事内の引用について
カバー株式会社公式サイトより https://cover-corp.com/
ホロライブbilibili公式ページより https://space.bilibili.com/286700005

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