事の発端となったのは、30日にホロライブ所属のVチューバー・大神ミオが配信したカプコンのゲームソフト「ゴーストトリック」の実況動画が、ユーチューブ上から削除されたこと。URLを開くと、「この動画は、CAPCOM CO.,LTD.」から著作権侵害の申し立てがあったため削除されました」とつづられており、その後、ホロライブ所属のVチューバーの動画の多くが非公開に。カプコンは以前からゲームプレイ動画の配信を基本的に認めていないとしていた。
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これについて、ホロライブを運営しているカバー株式会社は、同日に公式サイト上で「権利者様の許諾を得られていない著作物使用に関するお詫び」という文書を発表し、現在の状況について「権利者様の許諾を得られていない著作物を使用したコンテンツが残っており、著作権違反のご指摘を受け、一部コンテンツが削除される状況になっております」と説明。今回のことについて、「弊社側の管理不足ならびに管理不行き届きによるものでございます」と謝罪し、「今後、健全な配信活動を進めていくためにも、すべての所属タレントのYouTubeコンテンツにおいて、非公開や削除対応を実施し、許諾を得られているコンテンツのみ公開することを実施しております」としていた。
しかし、実はホロライブ、6月5日にも任天堂を相手に無許諾配信を起こし謝罪しており、今回は2回目。そのため、ファンからは「また同じトラブル起こしたの?」「何回目だよ…」「なんで会社で管理してるのに著作権違反なんて基本的なトラブル起こすのかな?」という呆れ声が噴出。また、一方では一部ファンから「生配信も宣伝になるからいいじゃん」「メーカー側は頭が固い」など、メーカーを批判する声も。これについて咎める声なども集まっている。
2回目のトラブルということでより噴出したカバー株式会社への疑問の声。これまでグレーゾーンで行ってきた体制を徹底的に見直してほしいという要望も寄せられていた。
記事内の引用について
カバー株式会社公式サイトより https://cover-corp.com/