プロ野球
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スポーツ 2021年09月27日 19時30分
巨人・原監督の中田起用は“忖度”だった? データ無視の代打策に疑惑が浮上「長嶋さんに気を遣ってる?」
26日に東京ドームで行われた巨人対阪神の一戦。「3-4」で巨人が敗れたこの試合で、巨人・原辰徳監督が見せた采配がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-4」と巨人3点ビハインドで迎えた8回裏に飛び出た代打策。この回巨人は阪神3番手・岩崎優から無死一、二塁とチャンスを作ると、吉川尚輝が二塁打、続く松原聖弥が犠牲フライを放ち2点を返す。その後なおも2死一、二塁の状況で北村拓己に打席が回るが、ここで原監督は北村を下げ中田翔を代打に送った。 ただ、中田は岩崎が2球目に投じたチェンジアップを三ゴロにしてしまい二者残塁で攻撃は終了。同点・逆転を逃した巨人はその後の9回裏は無得点に終わり敗戦。この黒星により自力優勝の可能性が消滅した。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 裏目に出た原監督の代打策を受け、ネット上には「せっかくの追い上げムードが中田起用のせいで台無しになった」、「絶不調の中田を好調の北村より優先したのは本当に意味が分からない」、「今の数字を完全に軽視してて酷、自分が北村なら絶対ぶち切れてる」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「誰がどう見ても不調の中田をなぜわざわざ起用したのか」、「二軍では一応数字残してたから、一軍でも同じような調子になるまで我慢するつもりか」、「もしかして二軍で指導した長嶋さんに気を遣ってる?」と中田起用の背景を推測するコメントも複数挙がった。 「中田と北村の9月成績を見ると、中田は『.083・1本・3打点』と打率が1割を切っている一方、北村は『.333・1本・1打点』と3割超。そのため、北村をそのまま打席に送った方が得点の期待値は高かったのではと不満を抱いているファンは多いようです。なお、原監督が中田を起用した詳しい理由は不明ですが、中田は二軍降格中(11~20日)に『.500・4本・13打点』と結果を残して一軍に再昇格しているため、二軍時代のような調子が出てくるまで我慢する腹積もりなのではという意見は散見されます。また、中田が13日に長嶋茂雄終身名誉監督から直接指導を受けていることを引き合いに、原監督は中田に結果を出させないと長嶋終身名誉監督の顔が立たないと考えているのではという見方もありますね(野球ライター) 長嶋終身名誉監督は25日に東京ドームを訪れ、同日の巨人対阪神戦を直接視察したことが伝えられている。もしかすると原監督は中田、そしてチームを気にかける長嶋終身名誉監督から無言の圧を感じているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月27日 18時30分
DeNA、代打問題が遂に解決? 4年目の天才バットマン・楠本に覚醒の予感
試合途中、横浜スタジアムに「君の悔し涙が〜」とベリーグッドマンの曲がかかると、青いユニフォームを身に包んだベイスターズファンは、いつの日からか大きな期待を込めて拍手を送るようになった。それほどまでに“代打・楠本泰史”のネームバリューは今シーズン上昇した。 26日のカープ戦、6回2アウト満塁のチャンスで打席に送られた楠本は、オリンピックでも侍ジャパンの金メダル獲得に多大な貢献をした森下暢仁と対峙。初球のカーブを見逃し、2球目のチェンジアップをファールし簡単に追い込まれるも、3球目のアウトコースギリギリのストレートをカット。4球目若干シュート回転してアウトコースに入った154キロストレートを見極め、次のカーブもなんとかファールで逃れる。続けたカーブは低めワンバウンドで誘われたがこらえ、7球目の高めストレートも見極めると、8球目の目線近くの真ん中高め153キロストレートもハーフスイングで我慢し、一時同点となる貴重な押し出しフォアボールを選んだ。気合の入ったガッツポーズを見せ、ファーストでも手をたたくなど、一打席にかける男の生き様を感じさせる瞬間だった。 一昨年はリーグ2位。2020年、5年目のラミレス政権の集大成として、今年こそはと悲願のリーグ優勝をターゲットに絞っていたベイスターズ。最大の懸念材料だった筒香嘉智の穴は、ラミレス監督がぽっかりと空いたキャプテンと4番レフトの座を、昨年までレギュラーを経験したこともない佐野恵太に任せた。首位打者、ベストナインと一気にブレイクスルー。終盤を除き、ほぼ1シーズン“筒香の穴”をひとりで見事に埋めて見せた。 しかし一昨年、代打で打率.323、13打点と活躍した佐野の穴が埋まらなかった。その状況は今年も変わらず、代打問題は解決の兆しが見えなかったところで、後半戦一気に楠本が台頭してきた。 今シーズン途中の5月28日に初めて一軍登録された楠本はその日にヒット、6月5日にはホームランを放ち、交流戦ではスタメンの機会も与えられたが、前半戦終了時には打率.222とイマイチの内容。しかしオールスター&オリンピックブレイク間に行われたエキシビジョンマッチで、印象的なサヨナラ打を含む20打数9安打とキッカケをつかみ、後半戦に入るとすべて代打として起用され21打数9安打、打率.429と結果を出し、すっかり代打の切り札の座をつかんだ。 2017年ドラフト8位指名ながら、2019年にはオープン戦首位打者を獲得したバットコントロール抜群の巧打者・楠本。代打からチャンスをつかみ、不動のレギュラーをゲットした宮崎敏郎や佐野のように、ドラフト下位指名から首位打者に輝いた2人に続く存在になっていく予感がする。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年09月27日 17時30分
池江璃花子がヤクルト戦で初の始球式!同世代の村上宗隆に「刺激を受けます」
東京ヤクルトスワローズは25日、「ヤクルトマンナイター」を開催した。9月15日に誕生日を迎えたヤクルトマンを祝いに、ヤクルト本社の広告キャラクターを務める競泳の池江璃花子が駆けつけた。今回で神宮球場を訪れるのは2度目だという。 オープニングトークでは、自身の誕生日の7月4日から取った背番号74番のユニフォーム姿を披露。スワローズ選手さながらの着こなしで野球ファンを魅了した。始球式に向け、「ゼッコー腸(絶好調)のボールを投げられるように頑張ります!」と意気込みを述べている。 池江はグラウンドに降り立つと、ファンの温かい拍手の中でマウンドへ向かい、雑誌の対談から親交があるという村上宗隆からボールを受け取り、マウンドへ上がった池江はセットポジションで一呼吸置いて投球へ。非常に綺麗なフォームから投じられた一球は、見事ノーバウンドでキャッチャーミットに収まり、初の始球式に緊張した様子だったが、見事な投球に会場は大きな拍手で包まれた。ノーバウンド投球には満足な様子を見せた池江だったが、「ストライクを狙っていたので10点満点なら、7.5点くらい」と自己採点は厳しめ。「また、機会を頂けたら次はストライクを投げたい!」と次回登板にも意欲を見せた。 登板後、池江は「凄く緊張しました。投げ終わった後の観客の方々の拍手が自分では聞こえないくらいでした!ノーバウンドで投げられたのが凄く嬉しかったのですが、ストライクを狙っていたので、若干悔しかったなと。ただ、始球式前に意気込みを話す時から、顎がガクガクするくらい緊張していました(笑)。投げる時はそこまで緊張していなかったんですけど。凄い集中して投げたつもりです。始球式は楽しみでしたし、とにかくバウンドをせずに投げたいという気持ちが強かったので、それだけを考えて楽しみにきました。球場の真ん中(マウンド)に立つと景色がいいなと思いました。そこは水泳と変わらないな、と。プールサイドで観客の方を見ると『ああ、試合が始まる』という気持ちになるので」と投球を振り返っている。 また、練習は「筋肉痛になるまで投げてきました。練習では結構上手くいっていたんですけど、やっぱり本番になると、そこが難しいなと思いました」と苦笑い。村上については「学年は1つ上ではあるんですけど、他競技の方が活躍している姿を見ると自分も燃えますし、刺激を受けます」とのこと。さらに、「ユニフォームを着てみたいと思っていたので、完成した時はすごく嬉しかったです!背番号が(ヤクルト杉村繁打撃コーチ)被ってしまってちょっと申し訳なかったんですけど、一生残るものだと思うので、作っていただいてありがたいなと思っています」と充実した様子だった。この日のヤクルトは中日と対戦し、0-0で引き分けている。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2021年09月24日 18時30分
日本ハム・野村に怒りの声「軽率でしかない」 得点機を余計なプレーで台無しに? 焦りがにじむ走塁が相次ぐワケは
23日に行われた日本ハム対オリックスの一戦。「4-2」で日本ハムが勝利したこの試合で、日本ハムのプロ3年目・21歳の野村佑希が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 問題となっているのは、「4-2」と日本ハム2点リードで迎えた9回表に飛び出たプレー。日本ハムは先頭・松本剛がセンター前ヒットで出塁すると、1死後に打席に入った野村もライト前ヒットを放つ。このヒットにより一走・松本が三塁まで進塁したため、1死一、三塁のチャンスでこの日「3打数2安打・2打点」と好調の近藤健介に打席が回ると思われた。 ところが、野村は打球を捕球した右翼・杉本裕太郎が三塁へ送球した隙を突けると判断したのか、一塁ベースを蹴り二塁を狙う。しかし、杉本の返球を体で止めながら捕球した三塁・宗佑磨がすぐに二塁・太田椋へ送球したことで野村はアウトに。チームはその後2死三塁から近藤が申告敬遠で歩かされた後、高濱祐仁が空振り三振を喫し2者残塁で無得点に終わった。 裏目に出た野村の走塁を受け、ネット上には「野村今のプレーはダメだろ…明らかな暴走じゃないか」、「走塁意欲の高さは買いたいとこだけど、状況を考えたら軽率なプレーでしかない」、「二塁を狙おうと無理した理由が分からない、仮に成功でも近藤は歩かされてるだろうし」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「この前の楽天戦もそうだったけど、先の塁に行きたいって気がはやり過ぎてないか?」、「数字的にはよくやってると思うんだけど、『まだまだ活躍が足りない』って思ってたりしてるんだろうか」、「レギュラー定着への貪欲さが少々空回りしてるって説もあるのではないか」と、焦ったプレーが頻発する背景を推測するコメントも複数挙がった。 「今回の場面は仮に野村が二塁進塁を成功させていたとしても、1死二、三塁で一塁が空くため、次打者の近藤は併殺狙いの満塁策で申告敬遠を受けていた可能性が濃厚。逆に自重して1死一、三塁の状況になっていれば、オリックスバッテリーが『併殺を奪えばいい』という考えで、今季チームワースト3位の8併殺を記録している近藤と勝負という展開も十分考えられました。また、1死一、三塁で近藤が歩かされていたとしても、次打者の高濱はここまで『4打数ノーヒット』ながら、次々打者の淺間大基は『4打数2安打・2打点』と当たっていたため、暴走で余計なアウトを与えていなければ得点のチャンスは高かったのではと考えているファンは多いようです。なお、野村は9日・楽天戦でも一塁をオーバーランした後に二塁を狙うそぶりを見せたことでタッチアウトにされるという痛いミスを犯していますが、ファンの間ではなぜ野村が焦っているのか疑問視する声も見られます。詳しい理由は本人のみぞ知るところですが、野村はプロ1年目の2019年は一軍未出場、翌2020年も出場21試合とレギュラーをつかみ切れていないため、『70試合・.291・4本・26打点』と結果を残している今季にその座を盤石なものにしたいという思いも強いのかもしれません」(野球ライター) 日本ハムは23日終了時点で首位ロッテと13.5ゲーム差、3位楽天とも8.5ゲーム差の最下位に沈んでいる。そのこともあってか、一部からは「今季はもう終戦気味だし、来季以降のためにも今の内にどんどん失敗して学べ」と野村を擁護する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月24日 11時00分
巨人、逆転優勝のカギは中田? 降格中の猛練習で復調気配も、本人は未だチームに馴染めずか
中田翔内野手がチームを救ったと言っても過言ではない。 9月23日、デーゲームで行われた広島戦で巨人が快勝した。その先制の2ランアーチを放ったのが中田だ。滞空時間の長い、ホームランアーティスト特有の大飛球だったが、それ以上に印象に残ったのは、そのイニングの攻守交代の時。スタンドのファンが、一塁の守備に向かう広島市出身の中田を拍手で出迎えた。中田も帽子を取り、深々と頭を下げた。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 「泣いてはいませんでしたが(笑)、彼も忘れることのできないホームランになったと思いますよ」(関係者) 試合後、中田は二軍降格中に打撃を指導してくれた長嶋茂雄終身名誉監督、阿部慎之助二軍監督への感謝を伝えていた。 「二軍調整中は頭で考えるよりも、とにかくバットを振れといった感じでした。不振に陥ると考え込んでしまうタイプなんです。技術的なアドバイスもありましたが、試合前と試合後、その両方で打撃練習をやっていました。若手よりも練習していたかも」(前出・同) 巨人移籍が発表された直後だが、セ・リーグのライバル球団は「ヤバイ、要注意」とこぼしていた。打点王のタイトルを3度も獲得した実績はもちろんだが、4番・岡本和真やチームリーダーである坂本勇人を勢いづける相乗効果のことを指していた。 「岡本の後に中田が続くなんて打線が組まれたら、脅威です」(ライバル球団スタッフ) しかし、それは中田が本来の調子を取り戻した時の話でもある。 中田の移籍には「再起」という言葉がよく使われたが、巨人も「戦力になる」と判断して獲得を決めた。セ・リーグ投手に慣れさせるため、多少打てなくても起用しなければならない時期がある。その昨日までの期間が首位攻防戦で阪神、ヤクルトを捉えきれなかった一因とも言えるだろう。中田の復調がホンモノなら、巨人が終盤戦で一気に加速してくるかもしれない。 「ホームランが出ると、巨人選手は神輿を担ぐポーズをします。中田はちょっと遠慮しているというか、恥ずかしそうですね」(前出・関係者) 神輿を担ぐポーズは、巨人選手たちがノリで「そうしよう」と決めたもの。原辰徳監督が全員で勝ちにいく野球論を神輿に例えたコメントによるものだが、巨人にはこういう明るさがある。多額な補強費を投じることからアンチも多いが、一つの目標に向かっていく際、その過程での苦しみや緊張感を愉しもうとする。阿部二軍監督、坂本がリーダーとなってからは特にそうである。 この広島遠征を終え、24日から阪神との3連戦が始まる。ここで巨人が押し返すことになれば、優勝争いはさらに混戦となる。しかし、中田が活躍しなければその勢いはホンモノとは言えない。 「中田の一塁守備が見直されています。内野手の一塁送球に対し、両足を大きく開脚して捕っており、早い打球にも対応できています」(前出・同) やはり、バットの方で結果を出してもらいたい。阪神3連戦では恐縮、感激の表情ではなく、笑顔を見せてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月23日 11時00分
阪神・藤浪の不調は首脳陣のせい? 岡田元監督が苦言「負けてる展開で投げろ言われたら…」、適性の差は数字でも浮き彫りに
野球解説者の田尾安志氏(元楽天監督)が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の岡田彰布氏(元阪神監督)がゲスト出演。阪神のプロ9年目・27歳の藤浪晋太郎の先発固定起用を主張しネット上で話題となっている。 >>阪神・藤浪の背信投球に「俺はもうよう言わん」 金村氏がプレー解説を放棄? 二軍降格やむなしとファンも呆れ<< 今回の動画で岡田氏は現在共に二軍降格中で、今季成績が「21登板・3勝3敗4ホールド・防御率5.21」の藤浪、同「.254・23本・60打点」のドラ1ルーキー・22歳の佐藤輝明の今後をテーマにトーク。9月10日に二軍落ちした佐藤については二軍ではなく、今すぐにでも一軍に戻した上で復活の道を探るべきではと主張し理由や根拠などを語った。 一方、岡田氏は佐藤と同日に二軍降格となった藤浪について一軍に戻す具体的な時期には言及しなかったが、「中継ぎ(起用)で再生とかは無理と思いますね。やっぱり先発(固定で使うべき)ですよ」と発言。一軍、二軍にかかわらず、先発に固定しないと復調は望めないのではと主張した。 岡田氏は続けて、「先発いけると思って雨で流れた。そしたら(首脳陣から)『ベンチ入れ』(と言われて)、負けてる展開で『お前投げろ』言われたらやっぱ厳しすぎるもん」とコメント。藤浪は先発予定だった9月2日・中日戦が雨天中止となった後、同5日・巨人戦(3回3失点)、同9日・ヤクルト戦(1.1回2失点)とリリーフ登板で2試合連続失点を喫し二軍降格となっているが、岡田氏は矢野燿大監督をはじめとした首脳陣の起用法が一貫しない点も不調の要因ではないかと苦言を呈した。 今季の藤浪はここまでチームワーストの40四球を記録しているが、「先発で四球(は)ちょっと大目に見て(起用した方がいい)ね」と多少の制球難には目をつぶって使うべきだとした岡田氏。ただ、一軍再昇格については「いつどういう形で(一軍に)上げるか(も大事)ですよね」、「やっぱ二軍と一軍は(打者のレベルが)違うからね」と、二軍で明確な結果を残すまで見合わせた方がいいとも語った。 岡田氏の発言を受け、ネット上には「これは本当にそう思う、やれ先発で行け、やれリリーフで行けなんてやってたらいつまでも復活できない」、「先発と中継ぎは調整法とかも変わってくるんだから、たらい回しのような使い方してるとなかなか力を発揮できないのでは」、「今シーズンの数字見ても、藤浪が中継ぎに向いてないのは明らかだしなあ」といった同調の声が寄せられている。 「今季の藤浪はここまで先発登板が6試合、リリーフ登板が15試合となっていますが、それぞれの今季成績は先発が『2勝2敗・防御率3.34』、リリーフが『1勝1敗・防御率9.00』とリリーフ登板の方が失点がかさんでいます。また、制球の面でも先発時の与四球率が『6.68』、リリーフ時は『9.00』という現状なので、岡田氏と同じく藤浪は先発固定が望ましいと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 二軍降格後初登板となった16日・ソフトバンク戦では先発として「6回1失点」と試合を作り、与四死球も2個に抑えた藤浪。次回登板予定は23日・広島戦で先発を務めるとみられているが、この調子で結果を積み重ねていくことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2021年09月22日 18時30分
巨人・原監督の中田へのコメントに怒りの声「神経を疑う」 一軍復帰戦でノーヒットも“お咎め無し”だったワケは
21日に行われた巨人対広島の一戦。「0-2」で巨人が敗れた試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、同戦に「6番・一塁」でスタメン起用したプロ14年目・32歳の中田翔に対してのコメント。この日の中田は第1打席では四球を選び出塁するも、その後の3打席はいずれもノーヒットで終了。第2、3打席では2打席連続で空振り三振を喫するなど振るわなかった。 ただ、原監督は「3打数無安打・2三振」に終わった中田を「結果は出なかったけど、まあまあ、いい感じだと思いますね」と評価。また、6回裏1死に広島・小園海斗が放った長打性のゴロをグラブに当て単打にとどめたプレーを引き合いに、「あれを1ヒットで止めるところもすごいですね」とコメントするなど守備面もたたえた。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 原監督のコメントを受け、ネット上には「3タコ2三振のどこがいい感じなんだ、バットにすらまともに当たってないじゃないか」、「打撃はノーヒットでもお咎め無し、守備では長打防いだくらいで絶賛って神経を疑う」、「同じ一塁なら中島(宏之)の方がはるかに数字良いんだからおとなしく中島使ってくれよ」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「1試合打てなかっただけであれこれ言うのは気が早すぎる」、「中田は今日一軍に戻ったばっかだぞ、降格中みたいな活躍するのはもう少し時間いるだろ」、「二軍ではなかなか打ってたし、もう数試合様子を見ればまた話は変わってくるんじゃないか?」と批判に対する反論も複数挙がった。 「中田は今季後半戦で『16試合・.150・1本・2打点』とほとんど結果を残せないまま、9月11日に巨人移籍後初めて二軍へ降格。その後21日に一軍に再昇格しそのままスタメン出場しましたがサッパリだったため、中田を使うぐらいなら同じ一塁手の中島宏之(63試合・.289・6本・25打点)を起用する方がよっぽど期待できると憤っているファンは少なくないようです。一方、降格中の中田が『6試合・.500・4本・13打点』と絶好調だったことを踏まえて、二軍のような活躍を見せるまでもう少し時間をかけて見ていくべきではという意見も見られます。今回原監督がノーヒットにもかかわらず中田を評価した詳しい理由は不明ですが、二軍でつけた自信が自身の苦言で失われてしまうことを避けるために、あえて甘いコメントを口にした可能性もあるのではないでしょうか」(野球ライター) 21日の試合に敗れたことで、首位阪神とのゲーム差が3.5ゲームに広がった3位巨人。2ゲーム差で追う2位ヤクルトも交えた優勝争いは今後ますます激しくなることが予想されるが、その中で中田がどのような成績を残すのかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月22日 17時30分
オリックス“負けない”エース山本由伸「今は2位ですけど、絶対に越すという気持ちで戦っていく」
2位のオリックス。先週は連敗を脱して3連勝したが、首位のロッテがなかなか負けず、ゲーム差は3.5に。22日の試合でオリックスが敗れ、ロッテが勝利した場合、ロッテに優勝マジック「22」が点灯してしまう。つまり、オリックスの自力優勝がなくなる可能性が迫っているのだ。【オリックス 9.14〜20戦績】対 東北楽天楽天生命パーク宮城9月14日●オリックス(宮城)1-4(早川)東北楽天○15日●オリックス(山崎颯)0-7(瀧中)東北楽天○16日○オリックス(田嶋)3-1(則本昂)東北楽天●対 埼玉西武京セラドーム大阪18日○オリックス(山本)4-0(今井)埼玉西武●19日○オリックス(山崎福)4-1(渡邉)埼玉西武○20日●オリックス(本田)4-6(高橋光)埼玉西武○※カッコ内は先発投手※21日現在、117試合55勝47敗15分のパ・リーグ2位。首位の千葉ロッテと3.5ゲーム差。残り26試合。 現在首位打者の吉田正尚の不在は痛いが、紅林弘太郎を3番に据えるなど、中嶋聡監督は現状のメンバーでやりくりしている。怪我人や疲れが出てきた選手が多い中、エース山本由伸は、開幕から離脱することなく、オリンピックにもエースとして出場し、日本の金メダル獲得に貢献。シーズン後半も負け知らずで、現在11連勝中。防御率1.46、14勝、奪三振数165はいずれもトップ。このままいけばピッチャーにとって名誉な沢村賞の獲得も濃厚だ。 京セラドーム大阪にあいさつ回りに訪れた侍ジャパンの稲葉篤紀監督は「オリンピックの疲れが出なければいいなと心配してたんですけど、今は勝ってくれてるので、こういう経験が今後彼に生きてくればいいと思うし頑張ってほしい。もともと彼は精神的にも非常に素晴らしいものを持っていますし、切り替えもできる。大人の対応もしますし、人の話を聞く耳も持ちますし悪いところ、ないんじゃないですか。それぐらい素晴らしい選手。日本のエース。ホントに球界ナンバーワンの選手と言っても過言じゃないと思いますし、野球界を引っ張っていってもらいたい」と期待を寄せている。 18日の西武戦では球団最速となる500奪三振を達成した。山本は「ひとつひとつ積み重ねて、また大きな記録を達成できればいい」と次なる目標に向けて突き進んでいく考えだ。「今は2位ですけど、絶対に越すという気持ちで戦っていく」と力強く語ったエースが金メダルの次に狙いを定めているのは、言うまでもなくチームの優勝である。“負けない”エースがいる限り、オリックスはチャレンジャーとして、逆転優勝を諦めず走り続けていく。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年09月22日 17時00分
球界OBが梅野の軽率配球を批判も「ケチつけるのはそこじゃない」の声 直前の守備ミスの方が致命的だった?
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)、大久保博元氏(元楽天監督)が、21日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神のプロ8年目・30歳の梅野隆太郎のプレーに苦言を呈した。 >>阪神首脳陣は中野を「教育せなアカン」 金村氏が“ミス上等”のプレー態度に苦言、リーグ最悪の守備にファンもため息<< 今回の番組で大矢氏と大久保氏は、同日に行われ阪神が「3-2」で勝利した阪神対中日の一戦を解説。その中で、「2-0」と阪神2点リードの6回裏に同点に追いつかれた際の梅野のリードを問題視した。 この回の阪神は2番手・小川一平が1死一、三塁とピンチを招いたところで降板すると、3番手としてマウンドに上がった及川雅貴が2死二、三塁から京田陽太にセンター前ヒットを打たれ2失点。及川が打たれた球は初球で内角147キロのストレートだった。 この場面について大矢氏は、「二塁、三塁になっていきなり初球の真っすぐインサイドを使った。若い投手(及川はプロ2年目・20歳)が投げてくるっていう時には、コントロールよりも自分の力で打者に向かっていくんですよね。それが往々にしてこういうコントロールミスにつながる」と発言。及川は力に任せて抑えにいこうとしたことが裏目に出たのではと指摘した。 大矢氏は続けて、「梅野の方が一緒に自分も燃えちゃって、『行け行け!』みたいな真っすぐになっちゃった。とてももったいない点の取られ方だなという感じがした」とコメント。梅野も及川と同じく、力押しの配球で勝負を焦ったように見えたと苦言を呈した。 大矢氏の後に話を振られた大久保氏は「インコースに投げさせた意図はボール球だとは思う」と、梅野は内角速球をボールゾーンに投げさせ打者の腰を引かせる、いわゆる“見せ球”を意図してサインを出したのでは推測。ただ、「僕確率を出したことがあって。インコースの投げ損ないとアウトコールの投げ損ない、どっちが打たれる率高いですかって出したら、インコースの投げ損ないの方がはるかに長打率、安打率が高くなったんです」と、投手が制球を誤ると打たれるリスクが高い選択だったと指摘した。 両氏の発言を受け、ネット上には「確かに初球からインコースのストレートで攻めるのは安直すぎると思った」、「一打同点の場面で相手も打つ気満々なんだから、ボール球の変化球とかから入るべきだったのかな」、「試合自体は勝ったけど、梅野は今日の配球を反省して次戦以降に活かしてほしい」といった反応が寄せられている。 一方、「ケチつけるのはそこじゃないだろ、その前の木浪のプレーの方が梅野より酷かったぞ」、「梅野が内角速球を投げさせたことよりも、直前に木浪が二塁に投げなかった方がよっぽど問題」、「梅野のリードは結果論でまだ仕方ないとは思える、でも木浪の守備については擁護できない」と、この試合に「7番・二塁」で先発していた木浪聖也を絡めたコメントも複数挙がった。 「一部ファンから木浪の名が挙がる背景には、同点打を浴びる直前の6回裏1死一、二塁で飛び出たプレーが関係しているようです。木浪は打席の福留孝介が放ったボテボテの二ゴロを捕球しましたが、この場面は一走・加藤翔平の二塁封殺、あわよくば併殺を狙って二塁ベースカバーに入った遊撃・中野拓夢に送球するのがセオリー。ところが、木浪はなぜか一塁に送球し、福留はアウトにしたものの加藤には二塁進塁を許しました。二塁封殺なら直後の京田のタイムリーは1失点、併殺ならその時点で中日側の攻撃終了だったということもあり、梅野よりも木浪のプレーの方が問題だと憤っているファンも少なくないようです」(野球ライター) 21日の試合は「2-2」のまま迎えた9回裏1死三塁に、木浪が決勝の犠牲フライを放ったことで阪神が勝利。ただ、木浪は試合後に「守備でしょうもないミスをしてしまって」と、6回裏のプレーを猛省したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月21日 15時30分
日本ハム戦でのOB解説に怒りの声「失礼過ぎる」 井口監督の継投策を小馬鹿に? 試合終盤のコメントに批判相次ぐ
20日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。「0-1」で日本ハムが敗れたこの試合で解説を務めた田中幸雄氏(元日本ハム)の発言が、ネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 問題となっているのは、「0-1」と日本ハム1点ビハインドの9回裏に飛び出た発言。この回は試合前時点でリーグトップの33セーブをマークしているロッテ守護神・益田直也の登板が予想されたが、井口資仁監督は益田ではなく国吉佑樹を起用。すると、マウンドに上がった国吉を見た田中氏は「おっ? チャンスじゃないですか?」と、付け入る隙がある投手だという旨をコメントした。 ただ、日本ハムはその後国吉を攻め1死一、二塁のチャンスを作ったものの、ここで打席の佐藤龍世が空振り三振、続く石井一成が左邪飛とそれぞれ凡退。結果的には得点を挙げられず敗北した。 田中氏の発言を受け、ネット上には「今のコメントは国吉を馬鹿にしてるように聞こえて不快だった」、「代役守護神の国吉、起用を決断した井口監督のどちらも舐めてて酷すぎる、正直二度と聞きたくないレベル」、「日本ハムホームの試合だから多少の贔屓は仕方ないとはいえ、あまりにも相手に失礼過ぎると思う」、「選手のことを根拠もなくただ貶すのは解説者としてどうなのか」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「益田と比較してチャンスがあるのは事実だろ、目くじら立てるほどじゃない」、「最近点取られてない益田が出てこなかったから自分もチャンスあるぞって気持ちだった」、「ちょっと言葉足らずな感じはあるけど、別に叩かれるような発言とは思わない」と、田中氏に理解を示すコメントも複数挙がった。 「試合後、井口監督が『体もあれなので、今週はやめておこうと(考えた)』とコンディション面を考慮し登板を回避させたことが伝えられている益田ですが、今季防御率は『1.69』で9月は同『0.00』と絶好調。一方、国吉は今季防御率『1.13』、9月は同『0.00』と数字では益田に匹敵するものの本来の役割はセットアッパーで、守護神としての登板は20日の試合で今季2度目でした。そのため、田中氏は守護神経験が浅い国吉なら益田と比べて攻略の余地があると考え『チャンス』と発言したものと思われます。ただ、チャンスと考える理由については特に言及しなかったこともあり、一部のロッテファンは敬意に欠けていると捉えてしまったようです」(野球ライター) 国吉は益田に比べ制球力に劣る面があり、K/BB(奪三振数÷与四球数で表される投手の制球力を示す指標。一般的に3.50以上なら優秀とされる)でも国吉は「1.17」、益田は「4.08」と数字に大きな開きがある。田中氏はこのあたりも含めてコメントすれば物議を醸すようなことはなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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