ソフトバンク
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スポーツ 2022年10月18日 15時30分
日本ハム・近藤、新庄監督に反発しFA宣言? オリックス・ソフトBが引き抜くか、権利行使報道に早くも諦めの声
今季7月に海外FA権を取得し、今オフの去就が注目されている日本ハムのプロ11年目・29歳の近藤健介。18日、FA権を行使する見込みと報じられた。 近藤は今季最終戦の10月2日・西武戦後の報道では、権利行使の可否について「難しいですね。悩んでいます」と態度を保留したことが伝えられていた。ただ、18日の報道によるとその後熟考を重ねる中で、他球団からの評価を聞いてみたい気持ちが芽生えたという。 近藤はプロ入りした2012年から日本ハムでプレーし、今季までに通算で「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」をマーク。2019~2020年には2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得するなど、球界屈指の巧打力・選球眼を持つ打者として名をはせている。 >>日本ハム・近藤、同僚の大ポカに怒り隠せず?「顔怖すぎ」の指摘も、タイムリー潰した守備妨害は試合にも影響か<< 球界ではFA権を行使するも交渉の末に元の球団に残る、いわゆる宣言残留に至る選手も少なからず存在する。ただ、ネット上の日本ハムファンの間では「終わった、行使に踏み切る時点で流出はほぼ確定だ」、「結構な高確率で出ていくだろうな、ハムで宣言残留したケースも最近はほとんどないし」、「勝ちにいかない新庄を見限って勝てる球団に行ってしまうのか」といった、早くも流出を覚悟するコメントが上がっている。 日本ハムはFA制度が球界に導入された1993年オフから2021年オフにかけ、所属選手がFA権を行使したケースが18回(17人)あるが、このうち宣言残留となったのは5回。2004年オフの奈良原浩(現楽天一軍内野守備走塁コーチ)を最後に、翌年以降は10回連続で権利行使選手が他球団へ流出している状況のため、今回の近藤についても悲観的な見方をしているファンは少なくないようだ。 「近藤はこれまでの報道ではチームに愛着を持つ一方、勝利への執念が人一倍強いことが伝えられています。今春キャンプ中には新庄剛志監督が2021年11月の就任会見で『優勝なんか一切めざさない』と宣言したことについて、『矛盾しているが、僕は勝ちたいので勝って笑って終われるシーズンにしたい』と異を唱えたことが伝えられたことも話題となりました。迎えた今季、チームは5位ロッテに9ゲーム差の断トツ最下位と新庄監督の宣言通りの結果となりましたが、これを受けた近藤が来季以降も厳しいと判断し、勝つ確率の高い球団への移籍に傾いたとしてもおかしくはないでしょう。FA報道では既にオリックス(2年連続リーグ優勝中)、ソフトバンク(2017~2020年まで4年連続日本一)といった近年勝っている球団が獲得調査に動いていることも報じられていますが、こうした球団に相応の待遇を用意されると日本ハムとしては太刀打ちできない面もあるのでは」(野球ライター) 報道で新天地候補に挙がっているオリックス、ソフトバンクはどちらも資金力豊富な球団で、近藤の本職である外野のポジションも枠は空けられる状況。近藤としては移籍に向けた障壁はほとんどないといえるが、果たして今オフどのような決断を下すことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月14日 15時30分
ソフトB・藤本監督、CS後コメントに批判「責任転嫁するな」 大関への酷評が物議、起用方針のブレも投球に悪影響か
12日に行われ、ソフトバンクが「3-4」で敗れたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージのオリックス戦。ソフトバンクのプロ3年目・24歳の大関友久に対する藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 大関はこの日3回裏途中から2番手として登板したが、3イニング目の5回裏1死二塁でオリックス・杉本裕太郎に初球の内角ストレートを捉えられ2ランを被弾。この一発で「2-4」と勝ち越されたソフトバンクは、最終回に1点を返すも反撃及ばず敗戦となった。 「2.2回2失点・被安打3」で敗戦投手となった大関について、藤本監督は試合後に応じた取材の中で「安易な一球だったね。一塁が空いているわけだから」とコメント。一塁が空いていたため四球はOKとして、ボール球を中心に慎重に攻めるべきだったと苦言を呈したという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、それ以上に「だったら敬遠指示を出せばよかっただけでは?」、「一塁空いてるんだから、って言うなら何故それを大関に伝えない?」、「絶対にベンチの責任もあっただろ、それを大関1人に責任転嫁するな」、「自分を棚上げして選手をやり玉に挙げてるのは極めて不愉快」といった批判が相次いだ。 また、一部ファンからは大関の起用自体が事前の方針と矛盾していないかという指摘も上がっている。大関は先発として6勝を挙げていた8月初旬、左精巣がんの疑いで手術を受けたことを球団が発表。藤本監督は今季復帰が厳しいという予想が早まり9月下旬に一軍復帰した大関について、CS前に「体力が戻ってないので慎重に使わないと」と連投はさせない旨を語っていたが、12~13日にかけ連投起用した。ネット上には「慎重に使うって言葉は嘘だったのか」、「病み上がりの投手を酷使して、打たれたら文句言ってって救いようがないな」といった意見も散見される。 試合後の取材の中では、大関連投の理由について「(球の)力があるし、2イニングぐらいはいける」と状態が良く見えたからと説明している藤本監督。ただ、戦前の方針を貫いていれば大関の被弾や13日の敗戦は避けられていた可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月13日 15時30分
ソフトB・柳田、三振直後に審判批判?「そんなこと言っていいのか」最終打席で見せた表情が物議
12日に行われ、ソフトバンクが「0-5」で敗れたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージのオリックス戦。「4番・右翼」で先発したソフトバンクのプロ12年目・34歳の柳田悠岐が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」とソフトバンク5点ビハインドで迎えた9回表無死一塁でのこと。打席の柳田はオリックス守護神・平野佳寿がフルカウントから投じたストレートを見送る。この球は柳田から見て高さは腰付近とゾーン内、コースはベース板の左端をかすめたかどうかとかなり際どかったが、球審はストライクと判定し見逃し三振をコールした。 ただ、柳田本人はボールを確信していたようで、三振のコールを聞くと「あー!」と叫びながら天を仰ぐ。さらに、直後には「ボールや!」というように口を動かすなど判定への不満をにじませた。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< この柳田の表情を受け、ネット上には「おいおい、審判の目の前でそんなこと言っていいのか?」、「ここまであからさまに不服を態度に出すのはどうなのか」、「気持ちは分かるけどこらえてほしかった、下手したら退場もあり得たぞ」、「そもそも誰がどう見てもボールって球でもなかった気が…」といった苦言が寄せられた。 不服そうな柳田が話題となる中、一部からはそれまでの打席で受けていた攻めが効いたのではという指摘も上がっている。柳田は9回表開始時点で3回打席に立ち計11球を投じられていたが、このうち8球が内角球と体に近いコースを執拗に攻められていた。ネット上には「内角投げられまくったせいで外角が遠く感じたのでは」、「インコース強く意識させてたオリックス側の作戦勝ちともいえるな」といった意見も散見される。 柳田が9回表の打席も含め「4打数無安打・2三振」と沈黙したこともあり完封負けを喫したソフトバンク。試合後、藤本博史監督は「まだ2敗しかしてない。4勝すればいいんでしょ」と強気のコメントを残したというが、主砲が2戦目以降もこの調子ならCS敗退は避けられなくなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月11日 11時00分
ソフトB、ドラ1公表は巨人への牽制? 下馬評とは異なる指名戦略を打ち出したワケ
例年よりも少し早めの「1位指名選手」の公表、そして、四軍制の導入。10月10日、福岡ソフトバンクホークスの永井智浩・編成育成本部本部長兼スカウト育成部部長が、オンラインでの会見を開いた。 そこで語られたのが、チームの近未来像。愛知県・私立誉高校のイヒネ・イツア内野手を1位入札すると明言した。 「ナンバーワンの評価を集めた。ドラフト1位というのは、その年の一番良い素材に行きたい」 永井部長はそう称賛した。 >>ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判<< イツアはナイジェリア出身の両親を持ち、高校で急成長した大型遊撃手だ。 「ソフトバンクの正遊撃手は今宮健太です。その後釜ということでしょう。でも、今季は投手陣のやり繰りに困ることも多かったので、即戦力投手を指名すると思いました。イツア君は1位でなくても指名できるとも言われていましたが」 パ・リーグに詳しいプロ野球解説者がそう言う。 しかし、1位指名選手を巡る各球団の駆け引きはもう始まっているのだ。 「愛知県の有望球児なので、中日が狙っているとの情報もあります。去年、イツア君の一学年上の先輩投手、川嵜陽仁が巨人に育成枠で指名されています。その絡みで、巨人がかなり早い段階からイツア君を見ていた、と」(在阪球団スタッフ) 遊撃手・坂本勇人の後継者として、巨人も上位指名を考えていたのかもしれない。 前出のプロ野球解説者の「1位でなくても」発言だが、それは現時点でのイツアの正当な評価だろう。だが、ソフトバンクには1位指名しなければならない理由があった。 今さらだが、ドラフト会議の2位以下の指名は下位チームからの完全ウェーバー制となる。2位指名はパ・リーグ最下位の日本ハムから始まり、2番目がセ・リーグ最下位の中日。セ4位の巨人は6番目、パ2位のソフトバンクは9番目だから、イツアは残っていないだろう。 「即戦力投手の補強を諦めて、というよりも『育成のチーム』の方針を貫いたのかもしれません」(前出・同) 今オフはエース・千賀滉大のメジャーリーグ移籍も囁かれている。「四軍構想」は第2、第3の千賀を育てるためだが、こんな指摘も聞かれた。 「育成枠でもいいからプロに行きたいと話す球児もいますが、『進学か、社会人に進んで支配下での指名を待つ』と考える高校生も少なくありません。三軍よりも厳しい四軍となれば…」(ベテラン記者) 昨年、育成14選手を指名した。史上最多であり、さらに3人の外国人選手とも育成契約を交わした。40人近い育成選手が必死になっていたが、今季、支配下登録70人に昇格した選手は4人だけだ。 永井部長は「去年と同じくらい」と今年も育成選手の大量指名を示唆していたが、「四軍よりも進学」と言い出す球児が本当に出てきそうだ。中日、巨人との駆け引きも興味深いが、ソフトバンクは2チーム分の選手を抱える“大帝国”となる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月05日 12時25分
ソフトB又吉、同僚への誹謗中傷にSNSで怒り「意味がわからない」球団も法的措置を検討
ソフトバンクのプロ9年目・31歳の又吉克樹が4日、自身の公式Twitterに投稿し、話題となっている。 又吉は同日午後11時22分、同僚のエース・千賀滉大がリリーフの藤井皓哉、泉圭輔を「今回はたまたまあの2人でしたけど、自分だったかもしれない」とかばったことを伝える『サンケイスポーツ』(産経新聞社/電子版)の記事を引用リツイート。 その上で、「結果に対して叱咤激励するならともかく誹謗中傷するのは意味がわからない」、「選手のファン、両親、知人がどう思うかまで考えたら軽々しく書き込めないはず 愛のある叱咤激励をよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。 ソフトバンクは1つでも勝てば優勝だった1日・西武戦、2日・ロッテ戦に連敗し優勝を逃したが、1日は藤井が同点の延長11回裏にサヨナラ2ラン、2日は泉が2点リードの6回裏に逆転3ランを被弾したことが敗因。両名は“V逸の戦犯”として、一部ファンから激しいバッシングに晒されている。 >>ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判<< この又吉の投稿を受け、ネット上には「これは本当にその通り、リスペクトの欠片も無い中傷は良くない」、「怒りに任せて心無い言葉をぶつけるのは絶対に違うよね」、「結果が変わるわけでもないのに選手をこきおろすのは無意味」、「死ねとかなんとか言ってた奴はマジでこのツイート見て猛省しろ」といった同調の声が相次いだ。 藤井・泉への行き過ぎた批判にくぎを刺した又吉だが、同日には球団公式Twitterも投稿し「ホークスについての応援や批判、議論などいずれも大歓迎ですが、その表現については是非ご配慮ください」と注意喚起。また、一部投稿については「度を過ぎた誹謗中傷や虚偽等、違法になる可能性」があると判断し、法的措置の検討を開始していることも明かしている。 リーグ優勝は逃したが、8日から始まるポストシーズンの結果次第で日本一達成のチャンスも残されているソフトバンク。球団や選手が再び警鐘を鳴らすことがないよう、ファンは節度を持って冷静に応援する必要がありそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について又吉克樹の公式Twitterよりhttps://twitter.com/mata11katu福岡ソフトバンクホークスの公式Twitterよりhttps://twitter.com/HAWKS_official
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スポーツ 2022年10月04日 10時20分
決戦を制したオリックスがソフトバンクから逆転V! 8年越しのリベンジに込められたチーム&ファンの思い
1ゲーム差で首位の福岡ソフトバンクを追っていた2位のオリックスが、2日に行われた東北楽天戦(楽天生命パーク宮城)で、楽天に勝利。それから約2分後、ソフトバンクがロッテ戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)に敗れたため、オリックスとソフトバンクが同率で並んだことから、規定により直接対決で今季ソフトバンクに勝ち越しているオリックスが2年連続のリーグ優勝を果たした。 オリックスにとって、10.2とは今から8年前の2014年、福岡ヤフオクドーム(当時)で行われた福岡ソフトバンクとの10.2決戦が忘れない。この日最終試合だった1位の福岡ソフトバンクが勝てば優勝、敗れれば2試合残している2位のオリックスに優勝の可能性が残るという大一番。先制されたオリックスは同点に追いついたが、最後は福岡ソフトバンクがサヨナラ勝ちを収めて、リーグ優勝を果たしている。オリックスは残り2試合を勝利したため、最終的にゲーム差はなかった。この時、涙した選手の中で今年もオリックスで一軍出場したのは、T-岡田、安達了一、比嘉幹貴、平野佳寿といったメンバーと、フロント陣である。 この年は、BsGirlsの結成、ファンクラブ改革の他、「さらに、ひとつになろう!」というスローガンのもと、チームがまとまっていた。編成面(主にドラフト)を改革したのもこの頃で、優勝メンバーにはこの年以降に獲得した選手が中心となっている。『オリ姫』の原点である『カメラ女子』企画を始めたのもこの頃だ。2014年シーズンはとにかく本拠地で勝ちまくったこともあり、Bクラスの常連だったオリックスからは「行けるんじゃないか」というムードが溢れていたという。しかし最後、福岡ソフトバンクに敗れたことで、現実を叩きつけられてしまう。 オリックスは昨年リーグ優勝を果たすまで、その間、Aクラスすら入れていない。2014年のドラフトで入団した選手からは「僕たちはクライマックスシリーズすら経験していないので、まずはクライマックスシリーズに出たいです」という声も聞かれた。あの日、選手とともに悔し涙を流したファンの中からも「昨年リーグ優勝したのは嬉しかった」としつつ、「でもホークスに勝って優勝したかった」という声は少なくなかった。 今回は直接対決ではなかったが、あれから8年が経ち、オリックスが成し遂げた運命の10.2で福岡ソフトバンクとの優勝争いを繰り広げた末のリベンジは、実にドラマチックである。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月03日 21時30分
ソフトB・泉に「もう試合出るな」厳しい声 号泣はメンタル崩壊の表れ? 背信投球は過去のキャリアにも原因か
2日に行われ、ソフトバンクが「3-5」で敗れた今季最終戦のロッテ戦。同戦に登板したソフトバンクのプロ4年目・25歳の泉圭輔の試合後の姿がネット上で話題となった。 泉は「2-0」とソフトバンク2点リードの6回裏に2番手として登板したが、1死一、二塁から山口航輝に逆転の16号3ランを被弾。この後チームは劣勢を覆せないまま試合に敗れ、同日に楽天を下したオリックスに逆転のリーグ優勝を許す結果となった。 V逸の“戦犯”となった形の泉だが、試合後の挨拶では終始下を向いて涙を流しており足元もおぼつかないまま。板東湧梧、嘉弥真新也、森唯斗といった同僚から代わる代わるそばに付き添われ励まされたが、挨拶を終えベンチに戻った瞬間にその場で泣き崩れるなど、終始自責の念にさいなまれていたような様子だった。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 中継カメラが映した泉の姿に、ネット上では「悔しかったらやり返せ! まだCSが残ってるぞ!」などと激励の声が上がったが、それ以上に「泉には悪いが、もう残り試合は出るな」、「先月から不調気味、今日の被弾でメンタルも崩壊となればCS(クライマックスシリーズ)で使う意味は薄いかな」、「苦手チーム出てくるポストシーズンで無理に使うよりは、早めにオフ入らせる方がマシでは」といった“今季終了”を望む意見が寄せられた。 「今季の泉は7月下旬のオールスター明けごろからリリーフ陣の一角に定着し、2日試合前時点で『29試合・0勝1敗6ホールド・防御率2.89』と一定の数字をマーク。ただ、9月は勤続疲労の影響からか、『14登板・0勝0敗5ホールド・防御率3.72』と失点が増加しており、10月最初で最後の登板となった2日も3失点と結果は出せませんでした。元々不調気味だったところに精神的ダメージも重なったとして、ファンの中には首脳陣は泉をCSに同行させず、一足先にオフに入らせた方がいいのではという指摘も散見されます。泉はCSファーストステージで戦う西武(防御率7.20)、西武撃破ならファイナルでぶつかるオリックス(4.15)はどちらも苦手としているため、首脳陣としては使いどころが難しい面は否めません」(野球ライター) プロ1年目の2019年から今季にかけ「115登板・3勝5敗23ホールド・防御率2.66」といった通算成績を残している泉は、リード・ビハインドにかかわらず点差が離れた場面での起用が多かった投手。接戦や勝ちパターンとしての経験はまだ浅い点も2日の試合で致命的一発を浴びた要因であり、短期決戦でシーズン以上に継投ミスが許されないCSでの起用に疑問符がつけられている理由といえるだろう。 2日の試合後、敗戦投手となった泉を「ずっとジョーカー的な存在で、いいところで抑えてくれていた」と全く責めずにかばったという藤本監督。憔悴した右腕にリベンジの機会を与えることは果たしてあるのだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月01日 11時00分
ソフトB退団のベテラン、なぜ移籍先で活躍できない? 松田も復活絶望か、失敗例とは複数の共通点アリ
これまでソフトバンク一筋(2006-)でプレーし、昨季までに「1867試合・.266・301本・984打点・1811安打」といった数字を残したプロ17年目・39歳の松田宣浩。28日に球団が発表した今季限りの退団はネット上で話題となった。 今季は打撃不振にチームの世代交代も重なり、「43試合・.204・0本・7打点」とほとんど活躍できていなかった松田。今後は他球団で現役を続行する道を模索するというが、ネット上には「仮に移籍できても復活は無理だろうな…」、「内川、川島と同じような道を辿るのがオチでは」といった厳しい意見も見られた。 >>二軍降格のソフトB・松田、このまま退団・引退? 藤本監督の決断に心配の声も「愛想尽かされかねない」<< 「ソフトバンクは一昨年に当時プロ20年目・38歳の内川聖一、昨年も当時プロ16年目・38歳の川島慶三と、ここ数年は主力級のベテランをスパっと切る人事が頻発。両名は今回の松田と同じく現役続行の意思を持ったままチームを去り、内川はヤクルト、川島は楽天とどちらも新天地への移籍に成功しました。ただ、内川はヤクルト加入後の2年間で『44試合・.209・0本・2打点・14安打』とほとんど数字を残せないまま、28日に今季限りでの引退を表明。川島も楽天1年目の今季は『12試合・.136・1本・6打点・3安打』とサッパリで、今オフに戦力外通告を受ける、あるいは自ら引退を決断する可能性も否定はできません。ファンの中にはこの両名を引き合いに、松田も仮に新天地が見つかっても活躍は見込めないのではという意見は散見されます」(野球ライター) ソフトバンクは支配下・育成合わせ105名(12球団最多)の選手を積極的に入れ替え・競争させることで戦力を維持している関係上、他球団に比べベテランが人員整理の対象になりやすいとされている。球団の引退打診を受け入れた、もしくはその前に自ら引退を決めた選手へのアフターケアは手厚く、直近では本多雄一(2018年引退)、長谷川勇也・高谷裕亮(共に2021年引退)といった選手を引退以降もコーチとしてチームに在籍させているが、そうでない選手については本人の意思を尊重する形で放出することが多い。 内川、川島の両名はソフトバンク退団時点で、内川が「1977試合・.303・196本・957打点・2171安打」、川島が「874試合・.252・37本・179打点・480安打」といった通算成績をマーク。内川はクリーンアップ、川島は内野全てを守れるユーティリティとして長らくチームに貢献した。 ただ、退団年までの3シーズンに絞ると内川は「208試合・.251・20本・71打点・196安打」、川島も「162試合・.276・6本・28打点・86安打」とほとんどの数字が落ち込んでいた。両名が新天地で活躍できなかったのは、元々実力が衰え気味だったこともあり競争を勝ち抜けなかったという面はあるだろう。 一方、人となりを考慮すると、移籍先球団からはそもそも実力以外の部分を期待されていたという見方もできる。内川、川島はどちらもストイックで練習熱心な性格の持ち主で、ソフトバンク在籍時には多くの後輩に好影響を与えてきた。新天地でもその役割を期待された結果、二軍で若手のお手本役を務める日々が主となり、結果的に一軍での出場機会に恵まれなかったとみることも可能だろう。 今回退団が決まった松田は内川、川島と同じく直近3年間は「274試合・.228・27本・100打点・193安打」と低迷したが、野球に取り組む姿勢には定評がある選手。両名と同じく不振に苦しむのか、それとも劇的な復活を遂げるのか、そもそも新天地は見つかるのか。今オフ以降の動向も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月30日 19時55分
ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判
30日のソフトバンク対楽天戦前に伝えられた、ソフトバンク・藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は試合前に応じた取材の中で「(プレッシャーは)ありません」、「うちは勝つだけです」と同戦の勝利に闘志を燃やす。一方、「オリックスが今日勝ちますから」、「オリックスは山本君ですよ。間違いないでしょ」と、リーグ優勝を争っている2位オリックスも勝利は確実という見解を示したという。 前日の楽天戦に勝ち優勝マジックを「2」とした首位ソフトバンクは30日の楽天戦に勝利した場合、同日にロッテと戦うオリックスが引き分け以下に終われば優勝が決定。ただ、藤本監督はエース・山本由伸(25登板・15勝5敗・防御率1.65)を先発させるオリックスがロッテに負けることはほとんど予想していないようだ。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「ロッテが山本打てるわけないって…これ問題発言では?」、「いくらなんでもロッテに失礼だろ、馬鹿にしてるのか」、「なんてこと言うんだこの監督は、何事もやってみないと分からんだろうが」、「ここまでオリックス勝利を断言されたら、ロッテ側としてはいい気はしないだろうな」といった批判が寄せられた。 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、一部からは藤本監督の見方は間違ってはいないと同調する声も上がっている。今季の山本は30日試合前時点でロッテ戦に5回登板し、「5勝0敗・防御率1.35」と負けなし。また、9月は「4登板・4勝0敗・防御率1.13」と一貫して好調をキープしている。ネット上には「ここまでロッテカモにしてる由伸が今日負けるのは想像しにくい」、「データ的には間違ってないんだよな…わざわざ口に出す必要は無かったと思うけど」といった意見も散見される。 リーグ優勝がかかる大一番を前に物議を醸した藤本監督の発言。見解通りにオリックス、山本が勝利するのか、それともロッテが6度目の対戦で今季初黒星をつけるのか。両球団をはじめ多くのファンの注目が集まっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月29日 11時00分
ソフトB・松田、会見で語らなかった退団の舞台裏 優勝争い中の異変に同僚も動揺か
松田宣浩が来季の構想から外れ、17年間も慣れ親しんだソフトバンク球団を「退団する」と自ら口にした。 会見(9月28日)では淡々と語っていたが、本当につらい選択であったことは間違いない。ソフトバンクでプロ野球人生を全うしようと決めていたからだ。 「選手の反応? ムードメーカーでしたし、みんな寂しそうでした」(関係者) 驚きはなかった。前日27日、すでに一部メディアが「現役続行を希望し、他球団へ」と報じていたからではない。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 9月7日の東北楽天戦後だった。松田は球団スタッフに呼ばれ、そこで「構想外」であることを告げられた。翌8日、一軍登録から抹消される。 僅差での優勝争いが繰り広げられている真っ最中であり、チームの牽引役でもあったベテランの二軍降格に動揺する選手も少なくなかった。 「試合前、藤本博史監督から選手たちに説明がされました」(前出・同) 構想外になったことが告げられたわけではない。優勝争いを続けていく中で、二軍から昇格させなければならない若手もいる。試合に出場できる選手数には限りがあり、藤本監督は「松田の抜けた分もみんなで」と訴えた。 「8日の試合後、藤本監督は『松田の抹消』について記者団からも質問されています。選手の編成上、止むを得なかった、松田の再調整も兼ねてみたいなことを答えていました」(地元メディア) 優勝争いの真っ只中である。そういう時に一軍登録を抹消されたとなれば、その先にあるものは想像がつく。選手たちも口には出さなかったものの、察していたわけだ。 「松田はベンチスタートとなっても、声を張り上げ、チームを鼓舞してきました。その姿勢は二軍降格後も変わりませんでした」(前出・関係者) 会見で語られたところでは、松田は二軍降格後、「引退」と「退団」の二択で悩み、現役続行を選択した。しかし、7日の会談で「現役を続けたいのであれば、自由に他球団と交渉できるよう手続きをする」と告げられていた。返事保留で二軍に合流し、28日の会見に至ったわけだ。 今季成績は43試合、打率2割4厘、本塁打ゼロ。20安打。17年のキャリアにおいて、全てワーストである。 2000本安打まで、あと169本と迫っており、通算1000打点にもあと9点で届く。松田はこれらの節目の金字塔について、「意識していない」と言ったが、侍ジャパンでも活躍していた当時を知るNPBスタッフがこんな話もしてくれた。 「手に届くものがあるなら獲りに行くと話していましたが」 こういうギラギラした言動、野性味のあるプレーが松田の魅力だ。 「昨年オフの契約更改で、約3億円のダウン提示を受けました。松田はこのダウン提示に驚き、少し考えさせてほしい、と答えました」(プロ野球解説者) 近年、成績を落としていた。 屈辱的なダウン提示を受け入れたのは、「まだできる」の思いと、ホークスでの再起を決めたからだ。 一軍登録されていた7日、松田は代打出場している。三塁手を固定できなかった球団は少なくないので、移籍先はすぐに見つかるだろう。しかし、ホークスでの一軍最終打席が「三振」では寂しすぎる。(スポーツライター・飯山満)
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ソフトB、新助っ人獲得も「補強とは呼べない」厳しい声 実績は豊富も今後に懸念相次ぐワケは
2022年01月06日 15時30分
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ソフトB、Bクラスからの巻き返しは絶望的? 藤本監督でも解消困難な根深い課題とは
2022年01月05日 11時00分
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ソフトB・藤本監督、不調のまま森を一軍昇格させた? 故障復帰直前のやり取りを暴露、「だからチームが低迷した」批判の声も
2022年01月04日 19時30分
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ソフトB・岩嵜の人的移籍、直前に“匂わせ”あった? 公開直後にスピード削除、同期・中村のSNS投稿に憶測の声
2021年12月28日 15時30分
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中日、又吉への慰留資金を出し渋っていた? 球団が苦悩する財政難は人的補償の人選にも影響か
2021年12月28日 11時05分
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ソフトB・古谷、窃盗発覚で更なる疑惑も?「いいお兄ちゃんのイメージだったのに」家族愛溢れる有望株の不祥事に衝撃の声
2021年12月24日 19時30分
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ソフトB・松田、中日へ移籍の危機? 球団ワースト級の大減俸で人的流出説浮上、立浪新監督の意向にも合致か
2021年12月22日 15時30分
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スポーツ
ソフトB・千賀「とんでもない選手になる」 オリ・紅林の覚醒に太鼓判、過去にも突然の“告白”で話題に
2021年12月17日 19時45分
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スポーツ
ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?
2021年12月17日 15時30分
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スポーツ
ソフトB・泉、又吉のFA加入に「うわぁー」 更改後会見で漏らした本音に驚きの声、ブルペン枠争い激化を危惧?
2021年12月15日 19時30分
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スポーツ
又吉FA流出の中日、ソフトB・高橋を人的補償に選択? 地元出身の元ドラ1獲得は球団上層部の悲願か
2021年12月14日 11時00分
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スポーツ
阪神、ソフトB戦力外投手獲得に冷ややかな声 柳瀬と同じ末路を辿る? 二軍で好成績も期待薄のワケは
2021年12月09日 19時30分
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スポーツ
ソフトB助っ人のメジャー流出が日本ハムに飛び火?「今年も手出してきたら悪夢」引き抜き説が浮上している選手は
2021年12月02日 20時30分
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スポーツ
中日・又吉のFA流出は「逆に補強になる」? ソフトB調査報道に期待の声、投打で狙い目になり得る選手は
2021年11月26日 15時35分
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スポーツ
ソフトB・リチャードが小久保二軍監督に造反? 秋季キャンプでの問題行動が物議、「舐めてもいいと思ってるのか」呆れ声も
2021年11月12日 20時30分
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スポーツ
ソフトB・川島、新庄日本ハムからのオファーを匂わせ? テレビ番組での意味深発言が物議、グラウンド外での働きを期待か
2021年11月10日 19時30分
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スポーツ
ソフトB・千賀、FA残留報道に「少し違う気がします」 SNS上での否定が物議、流出の可能性高まる?
2021年11月09日 17時00分
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スポーツ
ソフトB・千賀に今オフFA流出の危機? 球団は引き留め画策も心配の声、新天地探しを焦りそうなワケは
2021年10月30日 11時00分
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スポーツ
ソフトB・大竹、監督交代を機にトレード放出へ? 消化試合登板の裏にあるフロントの思惑とは
2021年10月29日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分