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社会 2018年08月07日 08時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 麻生太郎・千賀子夫人(下)
新婚生活を満喫していた代議士2期生の麻生太郎は、その甘い夢を結婚わずか1カ月で打ち砕かれた。昭和58年(1983年)暮れの3期目の選挙で、よもやの落選となったからであった。 落選した麻生が、まず再起への教えを乞うたのは、「選挙の達人」田中角栄元首相であった。田中はここで、選挙のノウハウを厳しく諭した。 「鼻を空に向けているような奴は、選挙民は相手にしなくなる。死にもの狂いで地元を回ることだ。戸別訪問3万軒、5万人と握手せよ。そして、辻立ち(=街角での演説)を毎日やれ。選挙に僥倖などはない。甘く見るな」 “超セレブ”、人に頭を下げるなどは滅相もなかった麻生だったが、さすがにこれを実行した。まさに「人生最大の挫折」感を味わった瞬間でもあったのである。 一方の妻・千賀子は、どうだったか。「令嬢」から一変、見事に「根性妻」に変身してみせたのだった。麻生の“再起戦”を取材した政治部記者の、こんな証言が残っている。 「当時、選挙区の炭鉱の町として知られる筑豊あたりは、まだまだ“川筋気質”が強かった。とくに、男性はガラッパチで威勢よく、飾らない気質の人が多かった。ために、土地の人以外はあまり受け入れてくれない空気がある。ここで、千賀子夫人の“根性”を見ましたね。 父親(=鈴木善幸元首相)の地元は岩手県だが、東京育ちの夫人は東京弁を品良く話してもなかなか受け入れられないのを知ると、一念発起で“筑豊弁”を勉強、マスターしてしまったのです。例えば、鮮魚店を見つけると、筑豊弁で『私も岩手の魚屋の娘です』などと、腰を90度に折って挨拶していた。夫人が地元に受け入れられたことでの、麻生の“再起戦”の勝利だった」 以後、この「根性妻」が麻生の選挙を長く守り続けた。これには、地元記者の次のような証言もある。 「麻生は徐々に出世の階段をのぼっていったこともあり、忙しくてなかなか地元に帰れない中、夫人がよく地元に帰ってきていた。行事ごとは一人で切り盛り、田植え、稲刈りのときなどは車に長靴を用意しておき、田んぼに知った人を見つけると靴をはき替えて『お元気!』などと言いながら田んぼに入り、握手をするなど“全力投球”だった。地元では、『夫人あっての麻生。あの夫人なくば、以後の麻生はなかった』の声がある」 ちなみに、東京の自宅でも、麻生が遅く帰っても家の玄関で出迎えるのが千賀子であった。昨今の世のカミサンのように、ダンナの帰りが遅いからと鼻チョーチンを出して先に寝てしまうのとは雲泥の差である。 さて、3期目の当選を果たしたあとの麻生は、まずは順風満帆で出世の階段をのぼっていった。経済企画庁長官、外務大臣、自民党幹事長と要職に就き、その間、3度も自民党総裁選にチャレンジしたが、これはいずれも敗れている。シブトイのも麻生の身上で、前任首相の福田康夫が政権を放り出したことで、その後釜としてついに自民党総裁(首相)に選出されることになったのだった。平成20年(2008年)9月である。 しかし、麻生内閣は積極的な景気対策へ舵を切ったものの、消費税論議で自民党内が二分されるなどで支持率が低迷、翌平成21年7月、起死回生のため衆院を解散することになる。総選挙は「歴史的大敗」となり、麻生政権は1年足らずで幕を引くこととなった。と同時に、自民党長期政権は崩壊、政権は野党の民主党の手に渡ったが、この民主党政権も政権担当能力なしの馬脚を現わしたことで、民主党政権崩壊後、小泉純一郎退陣を受けて首相の座に就いたものの体調不良で政権を投げ出していた(第1次政権)安倍晋三が再び政権に就き(第2次政権)、安倍は今日、戦後3番目の長期政権となっているというのが“近政治史”ということになっている。 一方、麻生は、その安倍第2次政権以降、舌禍ぶりは相変わらずだが、現在、副総理として内閣の「屋台骨」の位置付けにある。兼財務大臣として、例の「森友」に関する決裁文書改ざん問題で揺さぶられたが、責任問題などどこ吹く風、弟子格の岸田文雄政調会長の「出番」を模索、「キングメーカー」たるを睨んでいる。 また、帽子をナナメにかぶった姿はなかなかシブく、米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「ミスター・アソーは“ギャング・スター”みたいだ」と報じたものだった。なんとも似合いすぎるのである。思うのだが、日本のヤクザ映画に高倉健、松方弘樹といったスターはもはや不在、麻生が俳優に転じればかなりイイ線いけるのではないか。だが、「キングメーカー」の魅力には勝てないということではないか。 「根性妻」「賢夫人」の名前をほしいままにした、言うなら「猛妻」千賀子夫人の現在の心境はいかに、と知りたいところではある。=敬称略=(完)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2018年08月07日 07時00分
飲料業界、家電量販店に吹く猛暑の追い風
過去に例のない酷暑に見舞われている日本列島。まだ8月に入ったばかりだけにウンザリといったところだが、一方で当然、ウハウハ状態の業種も続出している。 まず、受注拡大の波に乗るのは、ビール・飲料各社だ。 「どのメーカーも、事前に今年の夏は猛暑になることを見込んで、前年同期比1割程度の増産を計画していました。しかし実際には、その想定をはるかに上回る暑さとなり、そこからさらに生産計画を上積みしている状況です」(飲料メーカー関係者) キリンビールでは、もともと7月において、ビール類全体で前年同期比1割の増産を計画していたが、7月下旬以降は2割増に引き上げることを決定している。 「特に今年3月に発売した第3のビール『本麒麟』(350ml缶、500ml缶)が、6月下旬の時点で年間販売目標にしていた510万ケースの7割を突破。そのため年間710万ケースに上方修正したが、この調子であれば、さらに上乗せもあるのではないかと見られている」(同) さらにキリンでは、ビールのメーン商品である『一番搾り』などを昨年比で1〜4割の増産体制を取っているという。 「また、第3のビールではアサヒビールも『クリアアサヒ』を7〜8月で5%増産に打って出る。サントリーも、主力ビールの『ザ・プレミアム・モルツ』を前年同期比で2割増に引き上げ。若者のアルコール離れが進む中、ここぞとばかりに需要の取り込みに躍起になっているのです」(業界紙記者) そのアルコール分野では今、RTD(レディ・トゥ・ドリンク)も好調だ。RTDとは、缶酎ハイなどの、割らずにすぐ飲めるアルコール飲料のこと。 「RTDでは、アルコール度数7〜9%を中心に右肩上がりで、'17年度が売上高約3400億円。価格の安い酒で早く酔いたいという中高年層を中心に受けて、2桁成長を続けていた。それが、この酷暑で伸びに拍車がかかっています」(同) 熱中症が心配される中、清涼飲料やアイスの販売も急増。例えば、キリンビバレッジの塩分補給清涼飲料水『ソルティライチ』の7月の販売量は、7月23日現在で前年比で約2割増だという。 「コカ・コーラボトラーズジャパンが凍らせて販売しているスポーツ飲料『アクエリアス冷凍ペット』も、この暑さで需要が販売計画を上回ってしまい、品薄状態が続いている。そのため本州、九州、四国などでは一時休売の処置を取った。ポッカサッポロフード&ビバレッジでも、熱中症対策飲料の『キレートレモンCウォーター』が前年比3割増の生産でも追いつかないほどだという。赤城乳業も大ヒットアイスで年間5億本売り捌く『ガリガリ君ソーダ』が、7月中旬時点で3割程度伸びているというから驚きです」(大手スーパー関係者) 夏に欠かせない家電製品のエアコンも、もちろん需要が高まっている。 「エアコンは今年、どの家庭でも早い段階からフル稼働しているためか故障が増え、それが買い替え需要につながっています」(家電量販店店員) では、どれぐらい伸びているのか。 「ヨドバシカメラのAkiba店では、7月販売が対前年比5割増。ビックカメラ全体では前年同期より6〜7割増。ケーズホールディングスでも、エアコンなど冷房製品が6〜8割増。メーカーでいえば、ダイキンなどは今年、国内外で過去最高の755万台の売上を見込む勢いです」 プールのあるレジャー施設も大賑わいだ。東京都の『としまえん』では、7月の入場者数が7月22日現在で6万5000人と、前年より2割弱増えているという。 「ほか、暑すぎることから屋内用プールがあるホテルも人気で、例年になく予約が多いといいます」(ホテル関係者) 百貨店などでの売れ行きで目立つのは日傘などだが、女性用では例年の2割ほど売れ行きが伸びている。 「目新しいところでは、今年は男性用日傘を買い求める若いサラリーマン風の人が多い。暑さで倒れ、職場に迷惑をかけたり、日焼けしすぎて見た目違和感が出てしまうのを避けたい、との声も多く聞こえてきます」(同) ドラッグストアなどでは経口補水液や制汗剤なども飛ぶように売れている。 「経口補水液は通常ではやや高めなので、なかなか売れない。だが、今は水と電解質を素早く補給できるというので熱中症予防で伸びている。出荷数が対前年比の2倍と聞きます」(ドラッグストア関係者) 大手生保関連のシンクタンク調査によれば、夏場の気温が1℃上昇すると関連消費は約3000億円押し上げられるという。つまり3℃で約1兆円ということ。酷暑恐るべしだ。
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スポーツ 2018年08月07日 06時40分
【DeNA】”キューバの至宝”ユリエスキ・グリエルと"第6の男"ネフタリ・ソトを比べてみた
☆史上最強打者の触れ込み ユリエスキ・グリエル。2014年のシーズン途中の6月にDeNAベイスターズにやってきた「キューバの至宝」。攻守走そろった内野手で、2003、2005年のワールドカップ、2004年のアテネオリンピックのキューバ優勝の中心メンバー。もちろん期待は大きく、「史上最強打者グリエル横浜上陸」のグッズが発売されるなど、横浜はグリエルフィーバーが起こった。 成績は62試合出場、打率.305、ホームラン11本、打点30。セカンドのレギュラー、石川雄洋を外野に回すなど、チームに与えた影響も多く、ボブ・ホーナー(元ヤクルト)レベルのセンセーショナルな活躍を期待していたファンには、少々物足りない数字だった。評価の高かった守備も、平均の守備力を0とするUZRがセカンドで-2.6、サードで-4.8と平均以下の数字であった。 野球以外では日本食を受け付けず、球団はキューバ料理を用意。さらに、「飛行機恐怖症」で沖縄への遠征をボイコットするなど、なかなかのわがままを通した。 翌年は3倍強増となる年俸3億5000万円プラス契約金を含む計5億円で契約締結。弟のルルデスも共に契約を果たすが、怪我を理由に来日を拒否。シーズン開幕後の4月2日になって契約を解除するという、前代未聞の事件を起こし退団。最後の最後までお騒がせエピソードを残した。現在はメジャーリーグのヒューストン・アストロズに所属している。☆テスト入団ネフタリ・ソト ネフタリ・ソトはプエルトリコ出身の長距離砲。テスト入団で、当初はファースト、ホセ・ロペスとサード、宮崎敏郎のバックアップとしての獲得と見られていた。6人外国人が所属するベイスターズでは、登録枠の問題もあり、"第6の男"と言われていたソト。ところが、オープン戦からインパクトを残し、開幕一軍の座を掴むも、怪我で2戦目にしてファーム行き。そして、再び上がってきてからは、不慣れな外野やセカンドもこなし、59試合出場、打率.289、ホームラン16本、打点43。主に攻撃的2番打者として起用され、今ではチームに欠かせない存在となっている。 ファームで調整の際、万永貴司二軍監督は全力で野球に取り組む姿に感銘を受けたという。ホセ・ロペスの日本の配球のアドバイスへも素直に耳を傾け、いい結果を出している。 グリエルと遜色ない成績を残している、年俸3500万円の優良外国人助っ人ソト。もちろんグリエルには華があり、直接球場で観てみたいと思わせる雰囲気があった。キューバ出身グリエルとプエルトリコ出身のソト。共に祖国を離れ、異国で活躍する二人。人により好みは分かれるだろうが、個人的にはどちらも成功してほしいのである。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月07日 06時20分
ネット上も困惑の声 両極端な投球を見せるソフトバンク・武田翔太
2011年のドラフトで1位指名を受け、ソフトバンクに入団した武田翔太。150km越えの直球と落差の大きいカーブを武器に、昨年までのプロ6年間で2度の2ケタ勝利(2015年・2016年)を含む合計48勝をマーク。プレミア12(2015年)やWBC(2017年)では、日本代表メンバーに選出された経験も持つ実力派の投手だ。 所属チームであるソフトバンクの、そして、球界の次代を担う投手として、大きな期待を寄せられ続けている25歳の右腕。しかし、迎えた今季の成績はというと、ここまで16試合の登板で「3勝8敗・防御率4.79」と黒星が大きく先行してしまっている。お世辞にも期待に応えているとは言い難い今季の武田だが、その内訳もまた評価を難解なものとしている。 敗戦投手となった8試合において、武田は合計41失点(自責点36)を喫している。また、自身に勝ち負けのつかなかった5試合(合計13失点・自責点13)でも、無失点だったのは6月19日のヤクルト戦のみだ。このことからも、今季の武田は相手打線に打ち込まれ、炎上してしまうシーンが非常に多いということが分かる。 一方、今季の3勝はその全てが、自身の完封劇によって生み出されている。派手な炎上が目立つ中、打者を牛耳る快投を披露していることもまた事実なのだ。ちなみに、今季ここまで3完封を記録している投手は、他に上沢直之(日本ハム)、菅野智之(巨人)の2名だけ。もちろん、この数字は12球団でトップだ。 完封か、それとも炎上か、投げてみるまで分からない今季の武田。その不安定さに困惑しているファンも多いようで、ネット上には「良い時と悪い時の差が激しすぎ」、「武田の中には完封or炎上の2択しかないの?」、「どうにか安定してくれないものか…」といった声が寄せられている。 両極端な投球が続き、チームやファンにとって今一つ計算の出来ない投手となっている今季の武田。今後は好不調の波を抑え、“ほどほど”の投球を続けていくことが求められていると言えそうだ。文 / 柴田雅人
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芸能ネタ 2018年08月06日 23時00分
マギー、K−1王者と熱愛報道 イメージ回復が期待される理由とは?
モデルでタレントのマギーとK-1ファイター・武尊が熱愛中であることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 同誌は、都内でもんじゃ焼きデートする様子や、2人で武尊の愛車に乗り込むショットを掲載。 先月中旬には、4日連続でデートを重ね、4日目には武尊が都内のマギーの自宅マンションに宿泊したことなどを報じている。 武尊といば、今年3月に、K-1史上初の3階級制覇を成し遂げた格闘技界のスーパースター。 ネット上では、そんな2人の交際を祝福する声が飛び交っている。 「格闘技人気が低迷する中、強くなればマギーぐらいの美女をゲットできるとなると、若手選手たちの励みになりそうです。そもそも、王者になって大金も女も手に入れるぐらいのハングリー精神がないと、格闘家としてものにはなりません」(格闘技ライター) マギーといえば、16年8月には男性5人組バンド「ORANGE RANGE」のボーカル・YAMATOと真剣交際していることが報じられた。 その時点ですでに1年以上の交際。、2人はすでにお互いの両親への挨拶も済ませ、家族ぐるみの交際。そのままゴールインするかと思われたのだが…。 昨年1月には、一部で伝説のパンクバンド・Hi−STANDARDの横山健との不倫交際を報じられ、さらにはYAMATOと破局していたことが報じられてしまった。 「マギーの事務所がマスコミ各社に頼み込んで、後追い報道はなかった。しかし以後、マギーは以前に比べて大幅に仕事量がダウン。さすがに、それで懲りたのか。今度は独身のK−1王者との交際。音楽系から格闘家への乗り換えでイメージ回復か」(芸能記者) 今後の2人の交際の行方が注目される。
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芸能ネタ 2018年08月06日 22時30分
嵐・二宮も驚愕? 『ニノさん』で話題の“アップデート怪談”とは 出演ミュージシャンが語る
5日放送の『ニノさん』(日本テレビ系)で、ありがちな怪談よりも一つ上を行く、新感覚の怖い話を語る企画“アップデート怪談”が放送された。ミュージシャンの久樂陸氏が“異世界に行く方法”を語り、MCの嵐・二宮和也をはじめとする共演者を驚かせた。 同企画では、亡くなった人の幽霊が現れる従来のような怪談話などではなく、“SNSをめぐる怪談”や“ほっこりする怪談”など新しい切り口のエピソードを持つ語り手を集めた。久樂氏は、怪談というよりも都市伝説・オカルトに近い“異世界ネタ”で、エレベーターを使って異世界に行くというものだった。久樂氏が言うには、10階以上のビルのエレベーターに乗り、誰とも話さず「4階→2階→6階→2階→10階→5階」と移動すると、この世にはいないような女性が乗って来るという。この女性とも話をせず、1階を押すとなぜかエレベーターは10階に向かう。フロアに到着して扉が開くと、異世界につながっている……など、ネットを中心に流行した話を土台に話している。 久樂氏によると、前述した異世界に行く方法を本当に試した男性サラリーマンがいるという。新宿の高層ビルに勤めるその男性は、人気の少ない日曜を狙ってエレベーターに乗り込んだ。順当に誰とも話さずエレベーターを移動し、5階の扉が開くと女性が乗り込んで来た。しかし、それはよく見ると会社の同僚の女性だった。 「あれ?休日出勤?」などと雑談が始まったため、男性は緊張感が解けて一気に日常モードに。帰ろうと1階を押そうとすると、女性が「ごめんごめん、10階に用があるんだ」と10階のボタンを押す。そこから一切無言になったという。男性は怖くなって9階のボタンを押し、すぐに扉から逃げ出る。背後で扉が閉まる瞬間、“チッ”と女性の舌打ちが聞こえたかと思うと、そのままエレベーターは上昇していったという。 翌日の昼休み、男性が同僚の女性と顔を合わせ「昨日、お疲れ様」と挨拶するも女性は何のことかピンとこない表情だった。それからエレベーターの件ついて一言も話しておらず、日曜に会ったのが同僚の女性だったのか、異世界の人なのかはいまだに不明だという。 番組に出演していたホラー作家の岩井志麻子は、この話に「こういうのって幽霊より怖い」「いかようにも解釈できる(怖さがある)」などと率直な感想を吐露。二宮も驚きの表情を見せた。 久樂氏は、『FedMUSIC』というバンドのボーカル、ギタリストとして、ROCK IN JAPAN FESTIVALやRISING SUN ROCK FESTIVALなど多数のフェスやイベントに出演。現在では、ソロプロジェクト「Logeq」でアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中でライブ活動や楽曲をリリースしており、同時に作詞作曲家・音楽プロデューサーとしても活動。アーティストやアイドル、CM音楽など幅広いジャンルで楽曲も提供している。その中、友人のミュージシャンから誘いを受けて、幼少時代から好きだったというオカルト・都市伝説の語り手としてイベントを開くようになった。 数々のオカルト・都市伝説を知る久樂氏。この他にも“アップデート怪談”がないか本人に尋ねたところ、「9.11のアメリカ同時多発テロは、世界貿易センタービルに莫大な保険金が掛けられた詐欺だったという話がある」と、とっておきの話を語ってくれた。 当時の映像を見ると、「旅客機がビルに衝突してビルが崩れる前から、ビルの真ん中あたりから煙が立っている」そうで、その不自然さを指摘する人も多いとのこと。都市伝説好きの中では「アメリカがイラクを攻めるための理由を作り、ビルの莫大な保険金を得ることを目的に、意図的に爆破された可能性も高い」と噂されているそうだ。 また、本業であるミュージシャンらしく“音楽業界の利権”に関わる裏話など、興味深いエピソードも語ってくれた。 今月13日には、同じく『ニノさん』に出演して怪談を語ったthe band apartのボーカル原昌和氏、half-lifeのボーカル上里洋志氏との怪談イベント『モルタルレコードpresents〜下北沢怪談〜バンドマン怪談大会』が予定されている。イベントが“下北沢shelter”という老舗のライブハウスで開かれるのも興味深い。 今年の夏は、怪談師やお笑い芸人だけでなく、ミュージシャンによる怪談やオカルト関連のイベントが盛り上がりを見せそうだ。
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芸能ニュース 2018年08月06日 22時00分
ネット絶賛『この世界の片隅に』、視聴率キープの理由は細やかな演出と原作リスペクト?
日曜ドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)がネット上で好評である。 こうの史代氏による同名漫画を原作に、現代パートを織り交ぜながらストーリーが展開されている本作。放送当初こそ、榮倉奈々らの現代パートについての批判の声が見られたものの、主人公・すずを演じる松本穂香の演技力や、どことなく漂う“朝ドラ”感などが評価され、初回の平均視聴率10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)からさほど視聴率を落とさず、最新話の第4話は9.2%。ドラマの舞台となっている広島地区では初回から第3話まで20%の大台をキープしていた。 そんな『この世界の片隅に』の視聴率キープの裏には細かな演出があるという。 「すずの夫・周作を演じている松坂桃李さんですが、実は左利きとして知られています。しかし、ドラマの中の食事シーンなどを見てみると、箸を持っているのは右手。これは原作の周作が右利きというのに合わせた演出でしょうが、視聴者からは、左利きは右利きに矯正させられたことを再現しているのでは? との声も上がっています。」(ドラマライター) 現に、周作の箸遣いは少々たどたどしく、視聴者からも「箸使いが下手だと思ったら左利きなんだ。確かにあの時代は矯正されるだろうし、そこまで考えて演出してるのすごいな」「左利きの松坂桃李が右手でお箸持ってるところを含めてこのドラマが好き」といった声が上がっている。 また、原作とかけ離れていないそのストーリー展開も原作ファンからの絶賛を受けている理由のひとつ。原作では、すずの目を通した戦時中の日常の様子がどこか抽象的に描かれており、中心となっているのは市井の人々の生活。生々しい戦況が語られる場面は少ない。昭和19年が描かれた第4話では、この年の10月から本土空襲が始まるなど、戦況としてはかなり厳しい状態にも関わらず、周作の昔の恋人がすずが親しくなった遊女・リン(二階堂ふみ)だったということが判明するというストーリーが展開。原作を必要以上に脚色しようとせず、戦争をメインに描く生々しい戦争ドラマと一線を画した表現が、「原作が元になって話を作ってるところが好き」「原作をリスペクトしてる感じがあってすごくいい」と絶賛の声を集めている。 いまだ現代パートには賛否があるにしろ、視聴者すら気づきにくい細かな演出と原作と乖離ないストーリーは、原作ファンを魅了しているようだ。
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芸能ニュース 2018年08月06日 21時30分
松本、極楽・加藤、ジュニア、日本ボクシング連盟騒動についてそれぞれ異なる見解
5日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、助成金流用や不正判定疑惑などで、ジム会長や選手らから告発されている日本ボクシング連盟の騒動について取り上げた。 山根明会長の独裁国家だったということから、「何が怖かったのか?」とゲストらが疑問視する中、“ボクシング好き”としても知られるコメンテーターのダウンタウン・松本人志は「ワイドショーの悪いところが出ている」と一言。会長が地方に宿泊する際には、豪華な果物や飲み物などが用意されていることについて、「会長ともなると水やフルーツくらいはありますよ」と語った。 続けて、自身の境遇とも照らし合わせ、「俺らだって楽屋にお菓子くらいあるもんね」とコメント。ゲストのヒロミが「ダウンタウンの楽屋も(山根会長の宿泊先と)同じようなもの」と揶揄すると、松本は慌てて否定していた。松本はもちろん会長が一番の悪としながらも、「下の人たちも悪い」と言い、「ショッカーの首領の下で忖度する地獄大使や死神博士も悪いねん」と例えていた。 このコメントとは違った見解を示したのが、同じく“ボクシング好き芸人”の千原兄弟・千原ジュニア。7月31日放送の『ビビット』(TBS系)で、今回の騒動に驚きはなかったと言い、「いつかはこうなるだろう」と予想していたとのこと。かねてから山根会長に気に入られるかどうかで、選手の勝敗が左右される噂はあったことを明かした。 また、試合会場で偶然山根会長が隣に座っていたことがあったそうで、「アマチュアの選手が列をなして挨拶に来ていた」「(噂のことを)知っていたから、ちょっと異様な感じがした」と振り返っていた。 3日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で山根会長と直接対峙したのが、極楽とんぼ・加藤浩次。翌4日深夜の自身のラジオ番組『極楽とんぼオレたちちょこっとやってまーす!』と『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』(MBSラジオ)で「大変だったぜ」と大笑い。「はっきり言うよ。この人の下につくと大変だと思った」と回顧する。山根会長については、「自分が正解」という信念で生きている人とし、「(そういう人とは)“会話って成立しねぇんだな”って」と述懐。今の時代を生きていくには、昔だけのやり方ではなくアップデートが必要だとうながした。 芸人コメンテーターの意見は、“山根会長が悪”としながらも三者三様。これからこの騒動がどのように収束していくのか? そして、芸人コメンテーターはどんなコメントを残すのか? 今後も注目していきたい。
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芸能ネタ 2018年08月06日 21時30分
西川史子が東京医科大の足切り問題を見事に解説
医師でタレントの西川史子が8月5日、レギュラー出演しているTBS『サンデージャポン』で、東京医科大学による女子受験者足切り問題について「当たり前のこと」と発言。ネットで激しい議論が巻き起こった。 今回、東京医科大学で発覚した女性受験者が不利になるような得点の操作は、女性は結婚や出産を機に医師をやめるケースが多いため、女子合格者を全体の3割前後に抑え、系列病院の医師不足を回避する目的があったと報じられている。女性の医師は結婚・出産を機にやめてしまいがちだからだ。 このことについて西川は医師の立場で「当たり前です、これは」と切り出し、「東京医大に限らない。全部の医大がそうです。だって点数の上から採っていったら、女性ばっかりになっちゃうんですよ」と、入試の点数だけで見ると上位の大半を女性が占めると指摘。その上で「そうすると、世の中が眼科医と皮膚科医だらけになっちゃうんです。例えば股関節脱臼のケースなどで人の重たい部位を背負えるかといったら、女性では無理なんですよ。だから女性の外科医は少ない。やっぱり外科医になってくれるような男手が必要なんです。だから、男性と女性の比率等はちゃんと考えていないといけないんですよ。男性ができることと女性ができることは違うから、それは仕方ない」と、医療現場を知る立場から実に的確なコメントを披露した。 これについてSNSでは、まさに賛否両論の応酬が見られた。「男がバカなので仕方ないですよね」「今の医学の現状から見れば西川先生の言う通りだと思う」「入試のインチキ採点を容認するような発言はやめた方がイイ」「男性優位な中を合格したという自慢話にしか聞こえない」「女性でも力持ちはいるし、男性でも力がないひ弱な人もいる。一律に外科医が男性向きとするのはどうか」 などなどだ。 もちろん西川としても東京医科大のやり方を肯定しているわけではなく、「初めから合格者の割合を『男性何割、女性何割』と明示すべき」との持論を示していた。「女性の方がどれくらい不利かを東京医科大は明確にすべき。過去に合格するはずの女性が不合格とされてきたわけで、この大学について徹底調査をする第三者委員会を設け、しかるべきレポートを文部科学省に出すべきだと思います」(医学関係者) ツケはやがて、すべて患者に回る。患者とて点数が低い医者よりも高いレベルで合格した医者に診てもらった方がいいに決まっている。
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スポーツ 2018年08月06日 21時15分
新日本G1、Aブロック自力優勝可能の棚橋弘至「Bブロックと違うプロレスを見せる!」
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』Aブロックは、5日のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会で、各選手が9試合中、8試合を終えた。その結果、決勝進出候補は3選手に絞られた。 Aブロックは、8.10日本武道館大会で棚橋弘至がオカダ・カズチカに勝つか引き分けるかすれば、決勝進出する。棚橋は唯一自力だ。ジェイ・ホワイトはEVILに勝ち、棚橋がオカダに敗れれば決勝進出。オカダは棚橋に勝つのが絶対条件で、加えてジェイがEVILに引き分けるか敗れる必要がある。 激戦続きのBブロックに比べて、盛り上がりに欠けるという声も聞かれるAブロックだが、8.4、8.5の大阪2連戦もBブロックの試合があった4日は5,500人、Aブロックのカードが組まれた5日は5,480人と、両日ともチケットは完売したが、動員数に少し差が出た。武道館3連戦もBブロック公式戦最終日の8.11は指定席が完売間近。優勝決定戦が行われる8.12は完売したため、追加で立ち見の指定券を販売しているが、Aブロック公式戦最終日の8.10はBブロックに比べてチケットの動きが遅いという現象が起きている。 「何を意識してるかって、Bブロックだよね。全選手の中できっと俺だけ、見てる視点が違う。『わあ〜、Bブロックすげぇ』ってなってるよ。たしかに盛り上がってる。ただそれで右にならえばいいのか?『俺は違うんだよ』っていう、俺が持ってるプロレス、見せるよ、きっと」 8.5大阪大会で、マイケル・エルガンを電光石火の“首固め”で破り、7勝1敗で自力を保った棚橋だがBブロックの“激闘・激戦型プロレス”との差別化をハッキリと口にしている。また棚橋は「いかに勝つか?俺だって、カッコいい、かわいい勝ち方したいよ。特にかわいい勝ち方をしたいけど。これで、7勝1敗。単独首位を守ってる」と己のプロレス観を主張しながら、プロレス観が違うBブロックの選手と決勝で闘って、棚橋のプロレスを見せたいと考えていることを明らかにした。 もし棚橋が決勝に進出したら、プロレスのジャンルを考える機会になる熱い闘いが見られるかもしれない。 最後の最後になって、ジェイがオカダ、棚橋に開幕から連勝した効果が出てきた。暴走ファイトを続けているジェイは鈴木みのるに制裁され、バレットクラブOB勢を試合に介入させたバッドラック・ファレには敗れたが、いわゆる正統派の選手相手にあの暴走ファイトは有効だったよう。最後まで優勝戦線に踏みとどまった。最終戦の相手はEVILだが、ロスインゴ勢の介入などがない限り、ジェイ優位は揺るがない。それだけ今年のG1のジェイには勢いがある。 最も不利な状況に置かれているオカダだが、ジェイが決勝進出しても「同じCHAOSだから構わない」と話す。もしジェイが勝って自身の決勝進出の可能性がなくなっても、棚橋に勝ってジェイを援護すると示唆している。ジェイの暴走ファイトに関しては「シリーズが終わってから話し合ってもいいし、闘ってわからせてもいい」と語っていたが、本心は違うはず。オカダが、G1に優勝して来年の1.4東京ドーム大会でケニー・オメガに奪われたIWGPヘビー級王座に挑戦するビジョンを描いていないわけがない。ジェイに関しても笑顔で片付けられるとは思っていないだろう。ただ、現状を見るとかなり厳しいのは明らか。果たして武道館でオカダに風は吹くのだろうか? G1には第1回の蝶野正洋をはじめ、誰もが予想しない選手が大会を制し続けてきた歴史がある。Aブロックの決勝進出者は、棚橋か?ジェイか?オカダか?ファンのみなさんには想像と妄想をパンパンに膨らませて武道館へ向かう坂を登ってもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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