「10月1日に東京都で暴力団排除条例が施行されるのを受け、暴力団関係者とズブズブな大物演歌歌手らは落選すると言われている。ほかの歌手でも“身体検査”にかなりの時間がかかるため、例年、じっくり時間をかける司会者選びはさっさと終わらせてしまったようだ」(音楽関係者)
そこで気になる司会だが、下馬評通りあの2人で内定したようだ。
「他局の情報番組との視聴率争いでトップに立つなど、好調な朝の情報番組『あさイチ』で進行役をつとめるV6の井ノ原快彦と同局の有働由美子アナがつとめる。2人は『夏の紅白』と言われる8月に放送された『思い出のメロディー』の司会を務めすでに“予行演習”を終えているが、有働アナが緊張でカミカミだったのに対し、井ノ原は冷静に有働アナをフォローしていた。井ノ原が司会をつとめる関係で井ノ原が所属するV6の紅白初出場が濃厚」(同)
「あさイチ」ではSEX特集でのぶっちゃけトークや脇汗騒動などで大ブレークした有働アナ。紅白では01年から03年まで紅組の司会をつとめているが、紅白には特別な思い入れがあるというのだ。
「有働アナが紅組司会をつとめた背景には当時のNHK会長のお気に入りだったことが大きい。その後、局内に権力争いなどのあおりを受け、07年6月にアナウンサー職のままニューヨークのアメリカ総局に異動。アナウンサー職のまま特派員になる初めての事例だったが、明らかな左遷人事。しかし、帰国後、『(ニューヨークで)私が出会ったハンサムはみんなゲイ』と発言し、海外勤務でひと皮むけたことを伺わせたが、『あさイチ』では生き生きとした仕事ぶり」(NHK関係者)
このコンビで昨年よりも大幅な視聴率アップとなれば、今後数年は紅白の司会が約束されそうだ。