このクイズ企画は、クイズの正解数に応じ、特製マグカップや特製Tシャツが抽選で当たる企画で、最下位となった東大王は、自身の大事にしている私物を視聴者プレゼントするという内容だった。
この日、最下位となったのは東京大学法学部4年生の鈴木光で、鈴木はアイドル的なルックスを持つ女性メンバーであり、2017年の加入当時から根強い人気を誇っている。
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鈴木は最下位となった罰として、「守護神」と名付けて可愛がっているフェレットのぬいぐるみを視聴者プレゼントとして差し出すことを決め、現在番組では、鈴木の所有のぬいぐるみの引き取り先をクイズ正解者から選定しているのだが、この「ぬいぐるみプレゼント」には反発する声も少なくないという。
鈴木は現在、『プレバト‼!』(TBS系)など『東大王』以外のバラエティ番組にも多数出演しているとは言え、社会人ではない現役の大学生である。しかも、女性であるため生活感の強い「私物プレゼント」には「ファンだけど、ちょっと引いてしまう」「ファンへの転売などやましい考えの人に渡ってしまうのでは」との声も多いほか、純粋なファンの間でも「光ちゃんが可愛がってるぬいぐるみだから当たっても返してあげたい」「大切なものを奪っているようで心が痛む」といった声が相次いでいる。
『東大王』は、クイズ番組でありながら、2018年ごろから水上颯を始めとするイケメン東大生が独立した人気が集中するようになり、MCも多くの素人参加番組を手掛けてきた山里亮太やヒロミがMCという事も手伝って、ファンイベントの開催が決定するなどアイドルさながらの人気を誇っている。
そのため、最近では「アイドル番組と勘違いしている」「もはやクイズ番組とは言えないのでは?」といった非難の声も多い。
なお、この東大王によるプレゼント企画は先週放送分でも行われており、その際、私物プレゼントとして用意されたのは、一つ100円のボールペンで、一部では「ショボすぎる」と非難の声が挙がったが、「大学生らしくて良い」という声も相次いでおり、私物プレゼント企画はあまりうまくいってない印象だ。
もともとは東大生の知能の凄さをアピールする番組だった『東大王』。さすがに「女子大生の私物プレゼント」まではやりすぎなのではないだろうか……。