7月3日のブログでは『今日も勃起してる、最高だ』とのタイトルで、読者に対し「夜な夜なこんなブログを覗くあなたはやっぱりヘンだ」と訴えながらも、最後は「あなたがお笑いを好きでいてくれて、ボクはとても幸せだ」で締めくくっている。西野の自意識過剰な文章は、正直、失笑してしまうようなもののオンパレード。「これが、笑わす芸なら相当なモノですが、本気ならヤバイ」(テレビ局関係者)。
最近は、この手のお笑い芸人が増えてきたと語るのは芸能ライター。「なんか文化の最先端を走っているという過剰な意識だけが先にいっている。“僕たちは笑わせるだけ”っていうスタンスを持っている芸人が少なくなりました」。また、その原因について、「ビートたけしや松本人志が映画を撮り始めて、その影響がやっぱり大きいでしょうね。小説を書く芸人が増えたのもその路線に憧れるからでしょう。何をやろうと勝手ですが、ただビートたけしや松本ランクになってからにしてほしいですね」。もちろん、西野も今年5月に小説を出版し話題になった。
本人の意思だけだとは考えられない。「出版社は、比較的、売り上げが見込める人気お笑い芸人の本を出すことに前向き」(芸能ライター)という話もある。今後、“ぼくはこんなに笑われてますが、実はとっても個性的で一味ちがうオトコなんですよ”というスタンスの西野系カッコつけ芸人は増えていくだろう。