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社会 2009年06月09日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(61)
徳次は大阪の日本文具製造で技師長として半年間、働くことになっている。他にも独身者ばかり14人。12月に入ると、先に1人で大阪に向かった。 東京駅のホームには政治、登鯉子、彦太郎、静子、熊八、芳松夫妻、巻島夫妻、浅田洋次郎、後から大阪に来る従業員たち、東京の工場に残る従業員たち、皆が見送りに来た。誰もが押し黙って、重苦しい空気だ。徳次は東京を、ありし日の早川兄弟商会を、死んだ妻や子供のことを思った。 洋次郎は徳次に、大阪に着いたら心斎橋の石原時計店を訪ねるようにと、紹介状を渡してくれた。洋次郎の縁戚だった。大阪に着くとすぐ、石原時計店に石原久之助を訪ねた。石原は徳次を歓迎し、親身になって世話をしてくれた。徳次が従業員14人と住む阿倍野の借家を紹介したのも石原だ。 翌大正13(1924)年、正月が過ぎると後続の14人が到着し、賑やかな借家住まいが始まった。徳次は日本文具製造に譲ったシャープペンシルの事業が軌道に乗ったら、この大阪で金属関係の事業を起こすことを考えていた。それで休みの日には再起するための土地を探した。大阪で知り合った人々に、どこかいい土地があったら紹介してほしいと頼んであった。 後にシャープ発祥の地となる猿山村字田辺(現・大阪市阿倍野区西田辺)を紹介してくれたのも、そんな知人の1人だ。ある春の日に案内してもらうと、東に山々を望み、近くに学校が多い、のどかな田園風景の広がる田辺を気に入り、ここを再生の地にすることを決心した。坪当たり6銭、235坪の土地を10年契約で借りた。 工費2500円をかけ、27坪の工場兼事務所と10坪の住宅を建てた。8月末で日本文具製造を辞めた徳次は、日本文具製造で働く元従業員たちに「独立することになったが、私と一緒に来たい人は付いておいで。日本文具にとどまっても、私の作ったシャープペンシルなのだから、気兼ねして無理に私の方に来ることはない。私の所に来てもとても今と同じ給料は払えそうにないから、来るにしてもそれだけの覚悟をしてもらいたい」と言った。
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その他 2009年06月09日 15時00分
競輪人国記 岡山(4)
54期の三宅勝彦は在校成績1位で新人リーグは5回優勝。A級も7場所で乗り越え、S級に特進した。切れのあるまくり追い込みで、平成元年の第1回ふるさとダービーを優勝。さらには平成6年の武雄ふるさとダービーでは、神山雄一郎(栃木)吉岡稔真(福岡)山田裕二(岐阜)ら強敵を相手に快勝した。 59期の小橋正義は今でこそ新潟だが、ルーツは岡山。平成3年競輪祭、平成6年静岡、翌7年松戸と日本選手権を連覇。井上茂徳(佐賀)は先生格の兄貴分。追い込みテクニックのほとんどが井上からコーチされたという。平成7年、松戸日本選手権では同県の新鋭・三宅伸(64期)の先行に乗って優勝。翌8年の千葉日本選手権で3連覇を狙った小橋だったが、吉岡に優勝をさらわれ夢は泡と消えた。このレース、吉岡と神山の先行争いは圧巻そのもので、吉岡が競り勝ったが、競輪史上に残る名レースだった。 三宅伸は大型の先行まくりで期待されていた。競輪学校では在校成績1位も、ヒザを痛めて同期の高木隆弘(神奈川)に置いて行かれた感じだった。昨年の西武園全日本選抜では、石丸寛之(76期)の豪快なまくりに乗って念願のGIタイトルを獲得。平成元年デビュー以来20年目、39歳での栄冠だった。SS級でも追い込みとまくりで健闘している。番手からの差しで再度、GI獲得も十分だ。
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レジャー 2009年06月09日 15時00分
夜遊び最前線/不況から都心部が空洞化。代わって埼玉圏キャバが活況というドーナツ現象
不況の煽りで都心部のキャバ業界はいまや空洞化、レベル低下も目立つ今日この頃。そんな中、埼玉圏のキャバの覇気が、マニアの人気を集め続けているという。噂を検証すべく向かったのは、今年1月にオープンしたばかり本川越『club JEWEL(ジュエル)』 。白を基調としたインテリアと50インチ級のプロジェクターがある店内は壮観。「この装備を使用してのカラオケは、盛り上がること間違いありません。飲んで歌って女のコと騒いで、夜遊びの楽しさを満喫して下さい。また他の店舗にはないフードも充実。特製エビマヨ和え(2000円)から、100種類以上フードメニューも、いろいろな二次会にもピッタリです」と、大石店長。 もっと感動的なのは、レベルの高いキャストたち。写真のつばさ嬢(20才)みたいな小顔の美女でさえ、ここではアベレージであるという事実。「スレンダーの正統派美人を、私が自らスカウトして集めました。キャストのルックスには地元NO.1の自信があります。 それぞれのコのキャラクターは、ぜひお店で直接確かめてください」と、またまた大石店長。同店最初の夏に向けて、意欲的な店長自らが、川越の夜をもっと熱くする各種イベントも企画中。本来のキャバの魅力と、遊びの原点をここで再確認できるはず。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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その他 2009年06月09日 15時00分
「アキバ探検隊番外編」元祖路上パフォーマー「FICE」と焼き肉だっ!
アキバ探検隊担当のKです。今回は番外編ということで、本紙ホームページ連載などでおなじみの元祖路上パフォーマー「FICE(ファイス)」との食事会の様子を紹介します。 FICEと本紙探検隊、関係者の総勢8人で先日、西麻布にある焼き肉店「SAFARI」にお邪魔させていただきました。 店内はその名の通り、アフリカンリゾートのような空間。その開放感で普段の喧騒を忘れさせてくれます。内装ばかりでなくもちろん味も最高!牛一頭からわずかしか取れない希少部位「カイノミ」を岩塩(シチリア産)でいただきました。肉の旨みが口いっぱいに広がり幸せな気持ちに。 FICEの2人も大満足のご様子。「アンドロイドだって焼き肉食べてエネルギー補給するんですよ」と炎。お酒はビールから始まり、最後はシャンパンで乾杯。これからもアキバ探検頑張っていきますよ!(K)●お店紹介「SAFARI」東京都港区西麻布1-10-7 FTIIビル3F(日比谷線六本木駅より徒歩7分)
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レジャー 2009年06月09日 15時00分
考えるキャバクラ〜大きく分類の違う北海道のキャバクラ〜
内容や法的な問題によって、飲み屋の業種分類には明確な差別化がされている場合と、あやふやなケースもあることは前回に述べた通り。そのため特にはっきりとした規定がなく、目安として業種分けされているようなものは、地方によっても呼び方が違うこともある。これが非常に顕著なのは北海道で、とりわけ札幌ススキノでは、飲み屋系業種の呼び名が特殊なものになっている。簡単に解説すると、一般的なキャバクラサービスのお店は、北海道ではクラブ、あるいはニュークラブと呼ばれており、北海道でキャバクラといえば、その内容は、いわゆるセクパブに近い。 それぞれの業種が、ちょっぴりエロく、気軽に楽しめる方向に、一段スライドしていると考えればわかりやすいわけだが、なぜ、このエリアでは全国分類と違う呼称が付けられているのか。実は、札幌ならではのはっきりとした理由があるのだ。 その源流をたどっていくと、80年代後半から90年代のキャバクラブームに遡る。当時ススキノでは、客に密着しての膝乗せサービスが当たり前になっていたなど、他エリアでは見られない独特のスタイルが流行しており、テレビの深夜番組や、新聞・雑誌をはじめとするマスコミ媒体にも注目され、「ススキノのキャバクラは過激」という評判になっていた。そんな名残が、今なお脈々と活き続けているため、現在でも密着サービスは普通にあり、中にはダウンタイムまで設定しているお店も存在している。キャバクラという呼称でありながら、過激サービスがあるのは、そんな歴史的な流れに影響されているためなのだ。最近、首都圏などで注目され、増加傾向にあるいちゃキャバも、新業種と言われてはいるが、ルーツはススキノスタイルにあると考えていいだろう。 ちなみに、そんなススキノスタイルのサービス内容が、より過激なソフトエロとしてシステム化され、全国的に広まったものが、90年代中盤に登場したセクシーキャバクラだ。以後、爆発的な人気を呼んだこの業種だが、セクキャバ、セクパブ、おっぱいパブなど、地域や店舗によって呼称がバラバラになっているのは、密着やタッチといった内容は本来違法サービスなので、業種はお店側が独自に名乗るしかなかったためで、サービスがまちまちなのも同じ理由からだ。また余談ではあるが、キャバクラですら密着のあるススキノで、セクパブを名乗っているお店は、より密度の高いサービスをしているところも多い。ただし、あくまでもセクパブであり、過激さにも限度があるので、過剰な期待は禁物といったところだ。 ところで、北海道でクラブと分類されるお店は、いわゆる高級クラブと同義の業種ではあるのだが、これがキャバクラを指す言葉になっているのは、全国的に比べると料金相場が格段に安いため。クラブに限らず、ほとんどの業種が低価格で楽しめるのは、ススキノの嬉しいポイントなのだ。場合によっては、旅費を考えてもお釣りがくるほどのお大尽遊びができるので、これからの季節、夏のボーナスで北海道夜遊びツアーを企画してみるのもいいかもしれない。*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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その他 2009年06月08日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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ミステリー 2009年06月08日 15時00分
NMR 2012年問題に関わりアリ!? 東京に多数出没した力士シールの謎
今、都内各所で奇妙な光景が目撃されている。なんと、至るところに力士のシールが張られているのだ。それも、一つや二つではなく、場所によっては壁や柱にびっしりと、同じ力士のシールが張られている。一体これは何を意味しているのだろうか。 このシールについては、以前から出没している、落書き師と呼ばれている者たちのパフォーマンスではという意見もある。しかし、力士のシールという意外さと、その一種異様な光景からさまざまな憶測が飛び交っている。 以前、これとよく似た出来事が関西で起こっていた。テレビ番組「探偵ナイトスクープ」で放送された「謎のビニールテープ事件」だ。 大阪府東大阪市の鴻池新田(こうのいけしんでん)周辺で、街角にビニールテープが大量に巻かれているという情報が番組に寄せられた。リポーターのトミーズ雅が現場を訪れると、確かに辺り一面ビニールテープだらけであり、中には何本ものテープがぐるぐる巻きにされた電柱もあった。このテープは、取ってもいつの間にか元通りになっているとの情報もあり、トミーズ雅は試しに外してみることにした。すると、その場を離れたわずか数分の間に、また同じようにテープが巻かれていたのだ。あまりの恐ろしさにトミーズ雅とスタッフはそれ以上調査することなくロケを打ち切った。そのインパクトのある映像のためか、この出来事にはいくつか都市伝説的な憶測がなされた。 その一つに結界説がある。この年、大阪では愛犬家の連続失そうという奇怪な事件が起こっていた。(後に殺人事件と判明)。このビニールテープが事件を避けるためのものであったという説だ。もちろんこの説が正しいかどうかは定かではない。実際、鴻池新田周辺は、この事件との関わりはなかったのも事実のようだ。 この結界説は、今回の力士シールの件でもひそかにささやかれている。その理由は、シールモチーフになっているのが力士という点だ。もともと、相撲とは神に奉納する神事であり、力士は、神の依り代(よりしろ)であり特別な力を持つ存在とされていた。力士シールは、力士の神聖な力によって、何かから東京を守るための結界ではないかというのだ。 では、何から東京を守るのか? さまざまな要素が考えられるが、筆者は2012年問題に関わりがあるのではと考える。ノストラダムスの大予言同様、2012年世界崩壊、人類滅亡等といわれる終末論だ。各分野のまじめな研究者、関係者には否定されているのだが、残念ながら信じている者がいるのも事実で、そんなビリーバーの一部が力士の神聖な力を結界に使い、世界崩壊から東京を守ろうとしているのではないだろうか。 一方、福岡県ではパンダシールが町中に出没しているという。もしも一連のシール事件が結界であるのならば、なぜ福岡に張られたシールはパンダなのか。これには研究家たちも頭を悩ませており、真相はいまだ謎のままだ。(山口敏太郎) 力士シールは都内各所で発見されているため、ネット上でも話題に。なかには力士シールを追跡し、ブログでリポートしている人もいるようだ。その正体についていろいろと推測されているが、有力なのはあるアーティストの表現活動という説。一種のストリートアートというところか。 一方、福岡のパンダシールもネットで取り上げられているが、こちらは5月7日付の西日本新聞夕刊でも関連記事が掲載されている。同紙によると、パンダの絵が描かれた張り紙が、福岡市都心部で3月ごろから出現。市はヤミ金融の張り紙と同様の違法広告物とみなして撤去する方針だが、市民の中にはパンダに「癒やし」を感じる人もいるという。東京の力士シールは常に二つの顔が並んでいるが、福岡のパンダシールは必ず1頭。その違いはあるが、似たような現象が同時期に二つの都市で起こるのは興味深い。
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芸能ニュース 2009年06月08日 15時00分
一日5回は当たり前!? マリエがぶっ飛び発言
ファッション誌「ViVi」でカリスマモデルとして活躍する一方、歯に衣着せぬトークでバラエティータレントとしても人気のマリエ(21)。最近も驚きの過激発言が飛びだし、ますます目が離せない存在となっている。 マリエが、あるイベントで大胆発言していたことが明らかになった。 「それは5月31日、東京・渋谷で行われたエイズ啓発ライブ『レッドリボン ライブ2009スプリング〜HIV検査に行こう!』でのことです」(芸能ライター) TKOや椿姫彩菜、mihimaru GTらが出演し、エイズとHIVの違いやエイズ検査について語るトークイベントで、マリエはなんと「私、1日5回するくらいセックス大好きだから、よく知らなくちゃ」と話したというのだ。 「マリエのカリスマモデルらしからぬあけすけな“衝撃告白”に観客はあ然だったそうです」(芸能リポーター) マリエは以前から「結婚相手の条件は“月収250万円以上”」と公言してきたが、今回の発言で、経済力とともに体力も求められることが明らかになったというわけだ。 「これまで、彼女のこういった発言は明るみに出ませんでしたが、実は4月27日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ)で、そういった趣旨の発言をしたのではないかとささやかれているのです」(芸能ライター) この日、ゲストとして招かれたマリエは番組内で“最近、エッチしたのはいつ?”というお題を出されたものの、悪びれた様子もなく平然と笑顔で答えたのだ。 「でも、その発言の音声は消されていました。おそらく、その日やった回数まで答えていたと思われます。お題を出した『くりぃむしちゅー』有田哲平の方が逆に照れていたのが印象的でした。期待以上のことをマリエは話したのでしょう」(芸能ライター) さらにマリエは“許せないモデル”を問われて「モデルとしての要素がひとつもない」「メイクをとってみ、髪の毛黒くしてみ、あのコ」と、発言は放送されたものの、今度は名前の方に“ピー音”が入ってしまったのだ。 「ティーン向け雑誌出身の元読者モデル、益若つばさっていうのが定説。モデルと読者モデルの違いを彼女なりにキッチリと説明したかったようです」(芸能リポーター) ともあれ、マリエの口から前が離せない。
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芸能ニュース 2009年06月08日 15時00分
吉井怜と宮地真緒が踏み入れた禁断の世界
女優の吉井怜(27)と宮地真緒(25)が7日、都内で写真集「S/M Rei Yoshii」と「S/M Mao Miyaji」(ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。 ドラマ「エゴイスト〜egoist〜」(フジテレビ系)での共演を機に、Mが吉井、Sが宮地の設定で官能的なコラボが実現。お互いがそれぞれの写真集にも登場している。 吉井は宮地の手による拘束に挑戦したが「普段、仕事中とかは自分に対してもSっぽいんですけど、この写真集で(Mに)目覚めたかもしれないです」と告白。一方、宮地は「気に入っているのは表紙の写真。女性も楽しめる作品です。私はどっちかというとMかも。この仕事してる時点でドM」と笑顔で語った。
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芸能ニュース 2009年06月08日 15時00分
木下優樹菜の意外と華麗なバチさばき
タレントの木下優樹菜(21)が7日、東京競馬場で行われたG1レース安田記念のファンファーレに参加した。駒沢大学吹奏楽部とともにスネアドラムを演奏。昨年のトロンボーンに続き2年連続の参加だ。 「去年は頭が真っ白になったけど、今日は部員さんに“頑張ろうね”と声をかけました。大観衆の前で演奏できて気持ちよかったです」と笑顔を見せていた。
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