ちゃん
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芸能 2014年03月01日 11時50分
【R-1ぐらんぷり2014展望(1)】Aブロックは知名度の高いRGとスギちゃんが有利
3月4日(火)に開催される第12回「R-1ぐらんぷり2014」。Aブロックは、レイザーラモンRG、ヒューマン中村、TAIGA、スギちゃんの4人。ヒューマン中村は4年連続4回目の決勝進出で前大会の準優勝者。スギちゃんは3年連続3回目の決勝進出で2012年大会で準優勝を経験。一方のRGとTAIGAは初の決勝進出だ。この4人の中で、注目すべき芸人はRGとスギちゃん。 まず、RG。準決勝(東京)で披露した、スティーブジョブスのモノマネと得意の“あるあるネタ”を融合させたネタは破壊力抜群。ジョブズそっくりな顔は、出落ちで爆笑を生むこと間違いナシ。面白いか、面白くないかは審査員の感性によるものだが、もし決勝の審査員に関根勤が選ばれたならば、一票は固い。なぜならば関根勤は、モノマネ芸が大好物。Aブロックでモノマネ芸を披露するのはRGのみなので、かなり優位に立てると予想される。 そしてスギちゃん。読者の中には「今更スギちゃんがウケるはずがない!」とのお考えを持つかもしれないが、ワイルドネタは進化を遂げている。準決勝(東京)で披露したワイルドネタは今までとは違い、ワイルドネタの間に自虐ネタを差し込み、笑いを重ねるという手法を使っている。これにより、ワイルドネタがスベっても、すぐ自虐ネタで笑いを生むことが可能になるのだ。また、意図的にスベらして笑いをとることも可能で、笑いの手数ではかなり有利になると考えられる。 また、RGとスギちゃんの共通点は知名度が高いこと。キャラそのものが“フリ”として使えるケースがあり優位に笑いをとることができる。そして「R-1ぐらんぷり2014」の決勝進出者発表会見で雨上がり決死隊の宮迫博之が、視聴者や観覧客の視点に立ち「自分が知っている人と知らない人だったら、知っている人を見たいと思うはず」と解説している。この発言をヒントとするならば、知名度が高い芸人は視聴者や観客の「ネタを見たい」という心理を掴み易くなり、さらに言えば笑いを生み易くなるということ。審査員自身がイマイチと評価した場合でも、観客が爆笑していれば多少は審査に影響がでるはず。 ビジュアルは地味だが実力十分のヒューマン中村、勢いのある音ネタが売りのTAIGAにも十分チャンスはあるが、現段階ではRGとスギちゃんが有利か!?
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芸能ネタ 2014年02月28日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol25 ダブルネーム)
フジテレビ系列のものまね歌合戦の常連コンビ。EXILEやチャゲ&飛鳥に扮しながらする漫才でも、爆笑をさらう。似すぎているものまね芸人。その素顔に迫った。(伊藤雅奈子) −−大人気ものまね特番の常連ですね。 ジョー「3年ぐらい前に、『お笑い芸人 歌がうまい王座決定戦』で優勝させていただいて。聞いたら、視聴率が23〜4%で、3時間ぐらいずっとテレビに出て優勝したんで、これは売れるなぁと思ったんですよ。ヘタしたらCDデビュー!? とか、そんな思惑もあったんですけど、なくて(笑)。営業は増えたんですけど、番組と同じく『笑わさなくていいから、そのままの歌詞で歌ってよ』っていう状況で、ネタやりてぇなみたいなこともありますけどね」 カオル「ものまね芸人といいつつも、ヘンにいろいろできちゃうんで。ものまね芸人だと思ったら、ネタもやるしで、どんな目で見たらいいのか、わかってない人が多いみたい。でも、ものまねをしながら漫才をする人が周りにいないんで、ずっとずっとやり続けたら、自分らのポジションを確立できるんじゃないかと思ってます。結果、『THE MANZAI』の決勝戦に行けなかったとしても」 ジョー「ここで僕らが、今年の『THE MANZAI』からちゃんとした漫才をやったら、周りの芸人がガッカリすると思うし」 −−なぜ、ものまね芸人という道を選んだんですか? ジョー「コンプレックスだったんです、最初はものまねが。だから、普通に漫才やって、クソみたいにすべってたんです。そしたら、オードリーの若(林正恭)さんから、『ものまねで笑い取ってんのに、なんでその武器を使わないの?』って、『やれるのにやらない意味がわからない』って言われて、そっからですね、武器を使っていこうとなったのは。EXILEで歌いながら、若乃花のことを話すというネタも、若さんは認めてくれて、結果、『M-1グランプリ』の準決勝に初めて進めましたから」 カオル「僕は、そこまで芸人の友だちが多くないんですけど、花香よしあきくんからは刺激をもらったりしてますね」 ジョー「相方は芸人の友だち、少ないんです。千葉に住んでるから、ライブが終わってもすぐに帰るし。千葉の金持ちにキャバクラに連れてってもらって、カラオケしてキャバ嬢に褒められるのが、好きなんで(笑)」 −−そうなんですね(笑)。最後に、今年さらに磨きたい武器はありますか? カオル「基本、相方が前に出るポジションなんで、支える立場の俺がもう少しレベルを上げれば、間違いなく、今より良くなると思います。相方のボケを、ちゃんと処理できれば…」 ジョー「これが不思議なもんで、できちゃわないほうがいいときもあって。その場で偶然できても、こいつ、ほんとはできないなってバレるんで、できないならできないなりのやり方があると思う。こいつはほんとに、ポンコツだから」 −−普通にダメ出しされちゃいましたが。 カオル「大丈夫です。普通に聞けるアレはあるんで」 ジョー「ただ、そこがウケることもあって。若さんもずっと、『相方(春日俊彰)を替えたい』って昔は言ってましたから。結果、今、最高のバランスになってる。そういう席もあるんですよね、必ず」【プロフィール】カオル(左) ‘78年9月生まれ、千葉県出身。ジョー ‘79年11月生まれ、東京都出身。トップ・カラー所属。2003年結成。(この連載は次回、3月の最終週に更新予定)
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レジャー 2014年02月28日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/1) 千葉S 他4鞍
2回中山競馬初日(3月1日土曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「千葉ステークス」(ダ1200メートル)◎12エーシンレンジャー○11ダッシャーワン▲15キングレオポルド△7シセイオウジ、14ナガラオリオン 破竹の2連勝でアクアラインSを制し本格化を強烈にアピールした、エーシンレンジャーに期待。昇級戦といっても形だけで壁はないと確信する。その証拠に、オープン特別のヒヤシンスSで3着コパノリッキー(先週のフェブラリーS優勝)とハナ差4着の接戦に持ち込んでいるし、続くオープン特別・端午Sもサウンドリアーナの2着と実力の裏付けがあるからだ。確かにアクアラインS以来、約3か月ぶりのハンデを抱えているが、2週前に出走態勢は整っており心配無用。ここまで<4144>と、まだ底が割れていないのも魅力でプラスアルファは大きい。好走条件は整っており先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、休み明け2戦目で走り頃のダッシャーワンと、初ダートで新味が出そうな実力馬キングレオポルド。☆中山10R「アクアマリンS」(芝1200メートル)◎15テイエムタイホー○12スマートオリオン▲7ロンド△4レモンチャン、5キングオブロー 休み明けを境に2着、3着と復調著しい実力馬のテイエムタイホーをイチ押し。もともと、昨春驚異の特別3連勝でこのクラス(淀屋橋S)を快勝している格上馬。しかも、典型的な叩き良化タイプで上積みは大きい。完全に軌道に乗ったと判断できるし、大いに期待したい。意外にも中山コースは初見参だが、同じコース形態の阪神で前述の淀屋橋Sを勝っている比較から、全く心配無用。ハンデも据え置きの57キロと恵まれた。1200メートル<3300>のエキスパート、スマートオリオンが相手。明け4歳馬でハンデ57キロは見込まれたが、克服すれば逆転も夢ではない。末脚強烈なロンドも休み明け3戦目でそろそろ怖い。☆中山9R「水仙賞」(芝2200メートル)◎2モンドシャルナ○3マイネルヴェルト▲8サヴァティアーノ△4タルトオポム、5カバーストーリー ディープインパクト(12勝)を兄に持つ超良血馬のモンドシャルナで今度こそ。新馬勝ち以降は重賞、オープンで6着、4着に終わっているが着差はともに0秒4だから決して悲観する内容ではない。まして、今回は自己条件に戻るしもう言い訳は通用しない。勝って皐月賞へ望みをつなぐ。相手なりに走れる上り馬のマイネルヴェルトと、サヴァティアーノが相手になる。☆小倉11R「皿倉山特別」(芝2600メートル)◎9アーカイブ○10アドマイヤネアルコ▲14タガノレイヨネ△13トルークマクト、15ゴールドブライアン ◎は、休み明け2戦目でしっかり結果を出したアーカイブ。その前走は、好位3番手から抜け出す危なげのない内容で、追い込み馬のイメージを一新するベストパフォーマンスを披露した。地力強化の跡は歴然だし、休み明け3戦目と無理使いされていない分、まだノビシロもある。充実著しい今ならここはあくまで通過点とみる。相手は、コース巧者のアドマイヤネアルコと、タガノレイヨネの逃げ残り。☆阪神11R「アーリントンカップ」(芝1600メートル)◎10ミッキーアイル○9エイシンブルズアイ▲1グッドスピリッツ△6タガノグランパ、7アドマイヤメテオ 快速馬のミッキーアイルで軸は不動。新馬戦こそ2着とチャンスを逸したが、2戦目の未勝利をレコードで圧勝(0秒8差)するや、返す刀でひいらぎ賞(0秒6差)、さらにシンザン記念を逃げ切り3連勝達成。驚異的なスピードを見せつけている。ここも強力な同型馬不在で展開はおあつらえ向き。連勝街道を驀進する。当面の相手は、ミッキーアイルと初対決のエイシンブルズアイ。惑星は、意外性を秘めたグッドスピリッツ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2014年02月28日 11時45分
今のところ男性スキャンダルとは無縁な能年玲奈
昨年「あまちゃん」でブレークした女優の能年玲奈がオフにアウトレットで買い物を楽しむ様子を発売中の写真誌「フライデー」(講談社)が報じている。 能年が東京郊外のアウトレットモールに姿を見せたのは2月中旬の夜。ティーン誌のモデルだった能年だが、服装は帽子、コート、スカートいずれも独自のセンスで、メガネをかけているだけに、パっと見では能年と気づかず。兵庫出身の能年は東京に友人が少なく、オフはもっぱら知人の中年夫婦と一緒に過ごすことが多いというが、その日も知人夫婦らしき男女と一緒に同所を訪れたという。 能年はペットショップでハムスターに話しかけたり、服を買おうと入店した店では、ポカンとした雰囲気のある普段と違って、シャキシャキ動いてシャツやワンピースを試着し、目を輝かせて連れの女性に感想を求め、ポージングまで決めていたという。 2時間で20軒近くショップを回ると、駅ビルのフードコートで同行した2人と腹ごしらえし、都心へ向かう電車の中では爆睡していたというのだ。 「昨年ブレークしてから、各誌が能年のプライベートを徹底マークしているが、男の影はまったくなし。能年サイドは過剰な張り込みに気づいて、一度自宅を引っ越してしまったほどだった。もともと、オフはひきこもって家でアニメや漫画を見ていることが多いというだけに、張り込んでもなかなか成果を得るのは難しいだろう」(週刊誌記者) すでに今夏公開の映画「ホットロード」の撮影を終えているという能年だが、一部では次回作について人気コミックが原作の「海月姫」に決定したと報じられているが、「恋愛も演技の幅を広げるのに大切だが、今の能年はその余裕がないようだ」(テレビ関係者)というだけに、初スキャンダルはまだまだ先か?
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トレンド 2014年02月28日 11時45分
fumika 自身の結婚式では「Endless Road」を大合唱!?
女性アーティストfumikaが歌う新曲「Endless Road」が昨年12月28日より結婚式情報サイト『マイナビウエディング』のCMタイアップ曲として放送されている同楽曲だが、2014年4月30日(水)リリースされることが決まった。 同曲は、作詞もfumikaが担当。「楽曲はミディアムバラードです。テーマは人の人生を『けなげ』に感じられるようなテーマで書きました。生きている中で消化することができないもの、また逆に感動するものがあることを感じながら作りました」とのこと。「宇宙規模で様々なことを考えた時に、人生は一瞬だなと感じています」とも。 また、作詞をするときは、「ご飯を食べたり、寝るのと一緒で、思い浮かんだものをメモ書きにして、あとで見直します。他には手紙を書いて、そこから歌詞にすることも多いです」という。手紙を書く対象は、昔の大切な人や母親、さらに“人物”でなく、“公園”に対して書くこともあるという。 新曲「Endless Road」は、結婚式情報サイト『マイナビウエディング』のCMタイアップ曲。fumikaの結婚観も聞いてみると、 「デビューする前は(結婚を)意識することはありました。でも、今はまったく想像がつかなくて…。結婚したくなった時できればいいなって思っています。(自分の)結婚式では、この曲をみんなで大合唱できたらいいなって思います。一人で歌うと自分のライブみたくなっちゃいそうなので(笑)」 ちなみに、fumikaは、自宅でカリフォルニアキングスネークというヘビを飼っている。名前は、“マロちゃん”。 「昔から興味がありました。小さい頃、山に祖母と一緒に登っている時に、アオダイショウが逃げていく姿とか、すっごくキレイだなあって思っていました」とのこと。帰宅時に、“おかえり〜”って近づいてきてくれるところがカワイイとのことだが、「でも色々調べた結果、私が飼い主であるという認識はないみたいです(笑)」 最後に、「何かの節目や大切な人を想って『Endless Road』を聞いてもらいたいです」と語ってくれたfumika。今後の彼女に注目だ。
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芸能 2014年02月28日 11時45分
とんねるずレギュラー奪取なるか!? 視聴者から大絶賛された番組
25日にフジテレビで放送された特番「カスペ! とんねるず×さまぁ〜ずの一文無しジャーニー2×2伊勢神宮から出雲大社への旅」が、視聴者から大絶賛されている。 同番組は9月24に放送された特番「とんねるず×さまぁ〜ずの一文無しジャーニー 2×2(にーにー)はじめてのお伊勢参り」の第2弾で、石橋貴明と三村マサカズ、木梨憲武と大竹一樹の2組に分かれ、3日間かけて伊勢神宮から出雲大社までヒッチハイクで向かうという企画。旅中は無一文で、2組は様々な一般人と出会い、助けられながら出雲大社へ向かう。 同番組では木梨から強引に言いくるめられ、大阪から出雲大社まで車で送った常磐印刷の豊島部長、石橋から天然パーマを「アメフトのヘルメットみたい」とイジられたスティーブ、石橋から帰宅するように促されてもひたすら喋る伊勢子ちゃんなど個性的なメンバーばかりが登場し、お茶の間に笑いを届けた。 しかし、ただ面白いだけが同番組の魅力ではない。木梨と大竹は大阪でアレルギーに悩んでいる女の子と出会い、旅の成功を祈った励ましの手紙をもらう。そんな優しい女の子が出雲大社に持っていく絵馬に「アレルギーがなおりますように」と書くと、2人は涙を流し、感動のシーンとなった。 笑いあり、涙ありの同番組を視聴したネットユーザーからは「最高の番組」「面白かった。毎週やるべき」「久々に面白い番組だった」と高評価を得ている。 「一般人と絡ませたらとんねるずはやっぱり天下一品ですね。キャラを引き出したり、イジったりするのが巧いです。“とんねるず健在”を印象付けたと思いますね。番組としては、面白さと感動の絶妙なバランスが視聴者にウケたのでしょう。最近では、トラブルが多いことを理由に素人参加型の番組がなくなっていたので、是非復活の足がかりになってほしいです」(テレビ番組評論家) 現在、コンビでの冠番組は「とんねるずのみなさんのおかげでした」のみ。同番組のレギュラー化が決まれば、とんねるず王権奪還への序章となるかもしれない。
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社会 2014年02月28日 11時00分
『あまちゃん』ロケ地・上野アメ横にオープンするアイドル劇場の“皮算用”
東京・上野にあるアメ横センタービルに、アイドルの定期公演劇場が設置されることになった。3月8日にこけら落としが予定されている。 このビルはNHKのドラマ『あまちゃん』で、能年玲奈(20)が演じるアキが“奈落”と呼ばれる地下でアイドルを目指し、苦労の日々を送った場所として知られている。 「有名な観光地だし、この場所で無名のアイドルが公演を行えば、地方からやってきた観光客を取り込めるという計算です。もともと全国各地で公演をしているアイドルグループ『スマイル学園』のスタッフが、メンバーにMCをさせようと発案したプランですね」(アイドルライター) 泣かず飛ばずの地下アイドルたちが、これを機会に浮上を狙う。さらに劇場には多くのファンが集まり、旅行企画会社ももうかるという論法だ。 関係者によると、全国各地からアイドルを集め、劇場を無料で貸し出す意向だという。各グループからメンバーを選出する“リアルGMT47”企画や、人気投票イベントなども検討中だという。 「アイドルカフェやグッズショップなども展開していくはずで、誰かひとりでもブレイクしてスターになれば、アイドルの“聖地”が秋葉原から上野に移るかもしれない。AKB48劇場のように、年間10億円以上の売り上げも夢ではありません。『スマイル学園』にとってもメーンMCをしていれば話題にもなるわけで、『あまちゃん』で地方アイドルを東京に集めるシーンがありましたが、ドラマが現実となる日は近いでしょう」(同) ただ、収容人数150人というのはやや物足りない。 「でも、これから先、上野にいくつものアイドル劇場が作られるかも」 とアイドルライターは期待を込めて言う。 アメ横センタービル付近には、今も『あまちゃん』のロケ場所として記念写真を撮影していく観光客が後を絶たない。ドラマに丸ノリのプロジェクトだが、アイドルヲタクたちが上野の町を占拠する日は近いかも。 じぇじぇじぇ。
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レジャー 2014年02月27日 15時30分
キャバ嬢が切れる瞬間(13) 〜貸して貸してキャバ嬢〜
ヒメちゃんは、普段店に来るとき、およそキャバ嬢だとは誰も思えないような姿で出勤してくる。ドレスや靴はお店のを借りてるとはいえ、化粧もしてないし、頭もぼさぼさ。しかも、財布と家の鍵と携帯くらいしか入らなそうな、ちっちゃい鞄だけが所持品。これでどうやって変身するのかと思いきや、なんと他の女の子たちの私物を常に借りている。あの子にはドライヤーを、この子には化粧品を、アクセサリーまで、余分に持ってきてる子に借りる始末。 さすがにこう毎回借りられるとこちらも困る。ケチだと思われるかもしれないけど、化粧品なんかは消耗品なわけだし、そう何度も使わせたくない、というのがお店の女の子たちの正直な気持ちなのだった。 さて、そんなヒメちゃんはユカちゃんと仲が良く、二人組のお客さんが来たら一緒につくことが多いほどにコンビ化している。その二人は、わたしのお客さんである奥田さんが部下を連れてきた時にも、2人セットで彼らにつくことに。その後彼らはヒメちゃんとユカちゃんをそれぞれ指名するようになり、そのうち入口で「いつもの3人ですね?」と言われるほどになった。 しかし、ヒメちゃん指名の人はまだ新卒の22歳。あまりこういうところにお金を使えないし、奥田さんも部下の分も出してあげるほどゆとりがあるわけでもないので、彼らがきたときは、ヒメちゃんだけがあぶれる形になる。 もちろんその間、他のお客さんにつかないといけないので、ヒメちゃんもわたしたちを恨めしく見ている暇もないのだが、仕事あがりにはいつもぶつぶつと文句を言われた。 そんなある日、奥田さんの部下の一人、ユカちゃん指名の菅野さんが一人でやってきた。結構長い時間お店にいて、珍しいなぁって思っていたくらいであまり気にしていなかったのだけど、どうもユカちゃんの様子がおかしい。気になって声をかけたら「菅野さん、わたしと付き合ってほしいって、ずっとそれしか言わないからもう疲れちゃったよ」と言ってわんわん泣き出した。確かに女の子を口説く場所かもしれないが、相手が引くほど詰め寄るのもなぁ、と複雑な気持ちになる。 それから数日ずっとユカちゃん指名で菅野さんは通い続けていたが、ユカちゃんは具合が悪いといって、菅野さんを置いて途中で帰ってしまって以来、店を休みだした。 そして、また菅野さんがお店にきたが、ユカちゃんはいない。なので、フリーで入ったようだけど、そこにはなんとヒメちゃんがついた。菅野さんは、2時間ほど延長して、そのままヒメちゃんを指名扱いで過ごしたらしい。 後で、ヒメちゃんを捕まえて聞いてみたら「振られたっていうから慰めてたんですぅ。でも、大丈夫ですよぉ。指名はユカちゃんがいればユカちゃんにするはずだから、ヒメ、今日菅野さん借りただけですぅ。あてにしてたお客さんが来なくて、ノルマが達成出来ないピンチだったから、今日だけってことで指名にしていただいたんですよぉ」と、にこにこしていた。 わたしはその件に関しては、その後ほぼ忘れていたのだけど、後日わたしの携帯に奥田さんから連絡があり、今日はまた菅野さんたちと一緒に来るとのこと。 この日はユカちゃんもいて、ようやく少しまともに話ができるかも、と思っていた。ところが事件は起きた。続く…。文・二ノ宮さな…OL、キャバクラ嬢を経てライターに。広報誌からBL同人誌など幅広いジャンルを手がける。風水、タロット、ダウジングのプロフェッショナルでもある。ツイッターは@llsanachanll
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芸能 2014年02月27日 11時45分
TBSが火曜夜10時に「ドラマ枠」新設も、不安多し
TBSが4月から、現行バラエティ枠の火曜午後10時台に、ドラマ枠を新設することが分かった。 第1弾は、昨年7月期に金曜10時枠で放送された橋田壽賀子脚本の「なるようになるさ。」の続編で、舘ひろしと浅野温子が夫婦役を演じ、泉ピン子、安田章大(関ジャニ∞)、渡辺美佐子、南沢奈央、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)らが共演する。 現在、同時間帯は「100秒博士アカデミー」を放送しているが、視聴率は1ケタ台と苦戦している。他局では、フジテレビとNHKがドラマ枠、テレビ朝日は「報道ステーション」、日本テレビは「幸せ!ボンビーガール」、テレビ東京はドキュメント番組「ガイアの夜明け」を放送しているが、視聴率的にTBSは、「ガイアの夜明け」に次いで、ワースト2位の週が多く、形勢を逆転したいもくろみがある。 ただ、TBSのドラマとなると、不安点も多いのだ。TBSで、それなりの視聴率を獲っているのは日曜午後9時の「日曜劇場」枠のみだからだ。 今クール、「日曜劇場」以外のドラマは、杉本哲太と古田新太のW主演で「あまちゃん」効果をあてにした「隠蔽捜査」(月曜日午後8時〜)が平均視聴率7%台、大倉忠義(関ジャニ∞)主演「Dr.DMAT」(木曜日午後9時〜)が平均視聴率6%台、観月ありさ主演「夜のせんせい」(金曜日午後10時〜)が平均視聴率7%台と散々。 前クールでも、川口春奈主演「夫のカノジョ」(木曜日午後9時〜)が平均視聴率3.87%で、ワースト記録を更新したのを始め、椎名桔平主演「刑事のまなざし」(月曜日午後8時〜)が平均視聴率8.0%、長瀬智也主演「クロコーチ」(金曜日午後10時〜)が平均視聴率9.6%と、2ケタすら獲れていないのだ。 「なるようになるさ。」に関しては、前編で平均視聴率12.9%と、まずまずの数字だったため、心配はなさそうだが、第2弾以降、しっかりした作品をつくらないと、視聴率が獲れず、ドラマ枠に変更した意味がなくなってしまう危惧がある。(坂本太郎)
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芸能ネタ 2014年02月26日 14時00分
若手俳優が集まるのには理由がある 民放より激安のNHKのギャラの秘密
今回は、テレビ局関係者から得た、誰もが気になるギャラ=出演料について解説しよう。単純な話、テレビ界のギャラは需要と供給のバランスの上で成り立っていることは言うまでもない。ただし、テレビ界ならではの例外が存在するという。籾井勝人新会長の不適切発言に揺れるNHKだ。 「NHKの出演料は基本、民放の3分の1以下という基準がまかり通っています。仮に民放のGP(ゴールデン・プライム)帯ドラマで一本あたり200万円を取る主演クラスの俳優も、NHKで同じ条件で出演した場合、絶対に200万円を超えることはありません。条件次第ですが、最低で20万円。多くても150万円がいいところ。民放とNHKでは、雲泥の開きがあるのです」(NHK関係者) ここでNHKが最も重要視するのが、NHKに対する貢献度だ。これは「出演回数」という言葉に置き換えてもいいだろう。 「民放が人気俳優のブッキングに徹底的にこだわるのに対し、NHKは出演回数プラス、キャリアにこだわる。いわゆる“貢献度”によってギャラが決まる仕組というわけです。その結果、もの凄い人気者をブッキングしても、ギャラの内訳は民放関係者が腰を抜かすほど低い。一方で、テレビにあまり露出していなくても出演回数が多い役者は、それなりのギャラが支払われるです」(事情通) とくれば当然、確認したくなるのが、NHKドラマに出演した若手人気俳優の出演料だ。 「大河に起用された綾瀬はるかも、岡田准一も、一本当たり約70万〜。『あまちゃん』の能年は10万〜、『ごちそうさん』の杏は30万円がいいところ。もっとも、このギャラに再放送やBS放送分などが加味されるので、綾瀬、岡田も一本当たり100万〜。能年は約25万〜、杏は50万〜という計算になったとのことです」(プロダクション関係者) このメンバーが民放のGP帯ドラマに出演した場合はどうか。 「綾瀬なら1本250万〜、岡田は200万〜。能年は70万〜、杏は150万〜。これが最低基準。あとは、局の事情でプラスマイナス分が発生することになります」(民放編成マン) 出演料で民放とこれだけの差がありながら、最近の若手俳優らはこぞってNHKドラマに出演したがるという。実は、ギャラ以外の“ウマ味”がNHK出演には隠されていた。 「NHKでブレイクすればまず民放のギャラが倍になる。また、全国区で名前が売れるのでCMなどの二次的商業チャンスに恵まれる機会が圧倒的に増えるんです」(同) 出演料一つにも民放とNHKのスタンスの差が見えてくるから面白い。