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レジャー 2014年04月05日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/6) ダービー卿CT 他4鞍
3回中山競馬4日目(4月6日日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「ダービー卿CT」(芝1600メートル)◎4レッドアリオン○5コディーノ▲2カレンブラックヒル△9インプロヴァイズ、13マウントシャスタ 波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、安田記念を占う意味でも興味深い一戦。本命にはレッドアリオンを推す。前走のニューイヤーSを圧勝(0秒2差)し、素質開花を強烈にアピールしたからだ。まだ、重賞タイトルがなく実績不足は否めないが、素質はここでも互角以上の評価を与えられる。実際、重賞マイル重賞はNZT2着、アーリントンC3着、NHKマイルC4着と何度も実力の片鱗は示しており、充実期を迎えた今なら待望の初重賞制覇のシーンは十分考えられる。ハンデ56キロは許容範囲だし、2枠4番と枠順も絶好。差し切りが決まる。相手は、コディーノ。休み明けの東京新聞杯4着をキッカケに、状態は上昇一途で上積みは大きい。朝日杯FSでクビ差2着した舞台でもあり、好勝負必至だ。穴は、GI馬のカレンブラックヒル。中山10R「伏竜ステークス」(ダ1800メートル)◎11メイショウイチオシ○9スピナッチ▲1ファンシーミューズ△4メイショウパワーズ、6ロワジャルダン ここでは、実績、実力ともメイショウイチオシが一歩リード。とりわけ、2着を0秒9差突き放し子供扱いした未勝利戦と、レコードで圧勝したもちの木賞は真骨頂。好位から抜け出す危なげのないセンスの良さも実力の証し。1800メートルで2連勝と距離適性も高い。前走の、全日本2歳優駿6着は出遅れが致命傷と敗因は明らか。度外視して大丈夫だ。その後はここを目標に調整し、万全といえる出走態勢が整っている。期待したい。相手は、勢いに乗るスピナッチと、ファンシーミューズ。☆中山9R「千葉日報杯」(芝1200メートル)◎11ツクバリンカーン○4ファンデルワールス▲3フレイムヘイロー△6シャドウエミネンス、13アブマーシュ 房総特別の敗者復活戦といった顔触れだが、3着のツクバリンカーンをイチ押し。532キロの巨漢馬で休み明けを1度使われて、どの馬よりもプラスアルファが大きいからだ。中山1200メートルも<1012>と、実績があり今度こそ。差し脚を炸裂させる。相手筆頭は、房総特別2着のファンデルワールス。同4着のフレイムヘイローも差はない。☆阪神11R「大阪杯」(芝2000メートル)◎4エピファネイア○7キズナ▲5メイショウマンボ△2ショウナンマイティ、8カレンミロティック 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる。菊花賞馬エピファネイア対ダービー馬キズナの一騎打ちの公算が大。2頭の比較では天皇賞(春)をパスして香港遠征を公表している、エピファネイアにより勝負度合いを感じる。もとより、仕上げに抜かりはない。阪神コースも神戸新聞杯を含め2戦2勝と文句なし。陣営にとってはここが壮行レース。勝ち星を置き土産に飛翔する。キズナは、ここが帰国初戦。体調不十分で有馬記念を自重した経緯があり、割引が必要。2強に迫るのは、女傑メイショウマンボ。GI3勝は伊達ではない。3キロの斤量差があり好勝負に持ち込みそう。☆阪神10R「マーガレットS」(芝1400メートル)◎4サクラエール○3オメガヴェンデッタ▲2キンシノキセキ△5ダノンマッキンレー、12コウエイタケル 新馬→こぶし賞を連勝している素質馬のサクラエールが狙い目。前走のスプリングSを11着と凡走し、人気を落としているが敗因は初の遠征競馬と、1800メートルのマイナス材料が重なりキャリア不足を露呈したもの。その点、ホームコース+新馬勝ちしている1400メートルと条件が好転。チャンスは大きく広がった。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。相手は、良血馬のオメガヴェンデッタと、上り馬のキンシノキセキ。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能ネタ 2014年04月05日 14時00分
フタを開ければ出演オファー無しで『半沢直樹』続編消滅
TBSの高視聴率ドラマ『半沢直樹』の続編が今年10月からスタートするという情報が流れているが、主演の堺雅人の所属事務所関係者の取材で“完全消滅”していたことが明らかになった。 昨年7月からスタートした『半沢直樹』は回を重ねるごとに視聴率がアップし、制作サイドから続編と映画化の声が挙がった。 「制作スタッフも、これほど視聴率を取れると思っていませんでしたからね。ただ、堺や出演者は続編をやるという約束は初めからしていないし、映画化の話もなかった。そのため、続編はあり得ないと思っていました」(出演者の関係者) ところが、最終回で視聴率42.2%という驚異的な数字を記録し、続編と映画化の情報が既成事実のように流れた。 「拍車をかけたのが、堺が所属する事務所の一押しタレントでフリーアナの夏目三久が、4月からスタートするTBSの朝の情報番組『あさチャン!』の司会に大抜擢されたこと。“続編のバーター”と言われたんです」(テレビ関係者) 夏目の起用が発表された直後からは、『半沢直樹』の続編決定という情報が流れた。しかも、放送開始は10月からで、出演者も主演の堺や上戸彩の他、西田敏行や真木よう子といった具体的な名前まで挙がった。 しかし、上戸の所属事務所関係者は「うちには続編のオファーは来てません」と言うのだ。 「そりゃそうですよ。初めから続編の話はなかったんですから。夏目のバーター話に関しても、抜擢された際に事務所がTBSの上層部に“バーターではないでしょうね”と念を押し、確認を取って出演を決めていますからね」(事情通) TBSに出入りする制作会社関係者も言う。 「TBSサイドからマスコミに続編の情報を流し、煽れば実現するかもしれない。要するに、観測気球をあげたんです」 ファンはガッカリだ。
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芸能 2014年04月04日 15時30分
バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(3/28〜4/4)
●第1位「それではまた明日も、見てくれるかな?」(タモリ/フジテレビ系『笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号』3月31日) 32年にわたって生放送という記録が、世界ギネスに認定されたお昼の顔『笑っていいとも!』が、夜の3時間超えスペシャルでついに完結した。スタジオのゲスト席には、番組が開始した82年からの歴代レギュラー陣があちらこちらに座り、ステージには大御所が集合。明石家さんまが暴走すれば、ダウンタウン・浜田雅功が殴り。とんねるずがカブせれば、爆笑問題・太田光がギリギリトークを展開。ナインティナイン・岡村隆史が小休止を促せば、ナイナイ・矢部浩之やウッチャンナンチャンが見守る。それはまさに、笑いのスクランブル交差点だった。そんな番組のラストはやはりこの言葉「それではまた明日も、見てくれるかな?」。タレント、スタッフがそろって元気に、「いいとも〜!」と拳を上げたことで、寂しさがより増した瞬間だった。●第2位「7月ぐらいになると、死ぬんじゃないか」(タモリ/フジテレビ系『笑っていいとも!』最終回3月31日) レギュラー放映の昼帯“いいとも!”最終回は、タモリが牧師姿で登場するオープニングからスタート。CMをまたぎ、長寿コーナー『テレフォンショッキング』に突入すると、ゲストのビートたけしが、フジテレビのロゴが入った紋付きはかま姿で登場。冒頭から、ブラックユーモアたっぷりの卒業証書を読みあげ、互いの不遇時代をよく知るタモリと、台本なしのリラックストークを展開した。タモリはそのなかで、“いいとも!”がない休日の過ごし方を告白。「歯も磨かず、朝からビールを飲む」ことが楽しみだそうで、“いいとも!”が終了して「暇になると、毎日朝からビール飲んでんのかと思うと、7月ぐらいになると、死ぬんじゃないか」と不安をよぎらせた。そのとき手にしたのが、たけしからもらった目録。“多摩霊園 永代供養券”と書かれた目録を掲げ、「これ、ありがとうございました」と感謝した。●第3位「(昔の自分は)濡らしたしめじみたい」(タモリ/フジテレビ系『笑っていいとも!増刊号』3月30日) 本編の最終回にともない、“増刊号”もフィナーレ。前週は、「まだ実感が沸かない」と言っていたタモリだが、最終週になると、「ようやく実感が沸いてきた」。自身は今春、“いいとも!”の振り返り企画に何度も携わり、32年前に司会をはじめたころの映像をさかんに見た。感想は、「気持ち悪い」。頭にポマード、目に黒いレイバンのサングラスをかけているため、「濡らしたしめじみたい」、「江頭(2:50)みたい」と、若かりし自分を放題だった。(伊藤由華)
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芸能 2014年04月04日 15時30分
同期・弘中綾香アナに追い付くチャンス テレ朝2年目の林美沙希アナが「報ステ」天気担当に
3月31日より、テレビ朝日「報道ステーション」の天気担当として、2年目の林美沙希アナ(23)が登場している。 同番組では、スポーツ担当だった宇賀なつみアナが、朝の情報番組「グッド!モーニング」に異動のため降板。天気担当の青山愛アナがスポーツ担当に昇格したため、林アナに白羽の矢が立ったのだ。 まだ、なじみが薄い林アナは、90年5月2日生まれ、愛知県出身。名古屋ではお嬢様学校として有名な愛知淑徳高等学校を経て、明治大学情報コミュニケーション学部に入学。在学中はサッカーサークルのマネージャーを務めるほどのサッカー好きで、地元のチームである名古屋グランパスエイトのファンである。 同大卒業後、13年4月、同局に入社。「速報!甲子園への道」などで修業を積んだ後、同年10月から、バラエティ番組「アレはスゴイはず!?」、「はい!テレビ朝日です」のレギュラーとなった。 しかし、唯一の同期生である弘中綾香アナは、同時期に、看板音楽番組「ミュージックステーション」のサブMCに、竹内由恵アナの後任として抜てきされており、2人には大きな差が付いてしまった。 だが、林アナにも、ようやくチャンスが到来した。同局の看板番組のひとつである「報ステ」の天気担当の大役が回ってきたのだ。林アナとしては、このチャンスをモノにして、差を付けられていた同期の弘中アナに追い付きたいところだ。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「『報ステ』の天気担当は、ここのところ、宇賀アナ→青山アナと、美人アナ続き。失礼ながら、林アナはルックスでは2人とは1枚落ちます。前任2人の人気が高かっただけに、プレッシャーがかかると思います。ですが、林アナのアナウンス力は安定していますし、落ち着きがあり、軽薄なイメージがありません。その意味では、宇賀アナの前の天気担当の市川寛子アナに似た雰囲気をもっていますので、その路線で行くべき。ルックスも決して悪くはありませんし、認知されれば、番組に欠かせない存在になれるはずです」と語る。 2年目を迎えたばかりで、キャリア不足が否めない林アナだが、このチャンスを契機に大きく羽ばたいてほしいものだ。(坂本太郎)
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芸能ネタ 2014年04月04日 14時00分
浜崎あゆみの結婚に元恋人は何を想う? トンデモ破局の真相とその後
ファッションイベント『関西コレクション2014』のステージで華麗にモデルとして登場した“マロ”。マロとは、かつて浜崎あゆみ(35)の恋人として報じられたダンサー兼振り付け師の内山麿我(30)だ。 浜崎は今春、10歳年下の米国人でUCLA大学院在学中の医学生と結婚したばかり(日本での日付2014年3月3日に婚姻届提出)。婚約を発表した昨年末、浜崎はNHK『紅白歌合戦』などに出演するために婚約者を伴って帰国。その際に二人は周囲に熱愛ぶりを強調し、3月頭には生活の拠点となるロザンゼルスに戻っていった。 浜崎とマロ、この二人の関係が明らかになったのは12年秋。浜崎が会員制ファンクラブサイトで「明日発売の週刊誌に、私の記事が出る事になりました」と報告。続けて「内容はマロちゃんとの話になります。皆が、そういった周りから不確かなまま私についての話を耳にしてしまう事や、皆に隠し事をしているのはもう嫌だったので、ハッキリ伝えたいと思います。マロちゃんとは真剣にお付き合いをしています」と電撃発表したのだ。マロも自身のブログで「自分勝手である事は、重々承知を致しております。ですが、こんな私ではありますが、今後とも真剣にお付き合いをさせて頂きたいと思っております」と綴った。そのとき、二人はフランスのパリにいて、楽しそうな姿を現地のカメラマンにキャッチされている。高級ブランド『カルティエ』のショップを訪れたり、パリの有名レストラン『ラヴェニュー』で食事をしたりしていた。 マロは07年に浜崎のバックダンサーとして参加するようになり、いつしか関係は恋人に発展。それだけなら平穏で幸せな恋の話となるのだが、マロには15歳年上でダンサーの妻がおり、離婚係争中だったのだ。浜崎とマロの関係を知った元妻は「今後、早期解決に向けて努めていきます」と、早期決着を約束。浜崎が手切れ金600万円を支払って離婚裁判は取り下げられた。しかし、この話にはまだ続きがあった。 マロには浜崎と交際する前から、妻以外にモデルのAさん(28)という恋人がいたのだ。しかも、そのAさんとの間には子供までいた。浜崎とマロはこれが決定打となり、熱愛発覚からたった2カ月で破局を迎えることとなった。マロにとって逆玉の夢は儚く終わりを告げ、浜崎のバックダンサーからも名を消すことになった。 そのマロはいま、浜崎の結婚をどう思っているのだろうか? 医学生と手を繋いで行動する浜崎を見て「一昨年の僕のときと同じみたい」、「でも、僕が言えるような義理じゃないですけど幸せになって欲しいですね」と当たり障りの無いように話す。さらに「僕も(浜崎と)ファーストクラスに乗ったけど、いまは狭い座席でも平気」と笑いながら冗談を言うが、逃がした魚は大きい。「幸せなことに、仕事は頂いています。アルバムも出るし、映画やドラマにも出演させてもらっている」と続け、「いっぱい良い経験をさせてもらいました。感謝しています」という言葉はおそらく本音だろう。 浜崎との熱愛騒動で名が売れたマロ。分をわきまえて浜崎をこき下ろすような真似をしていないのは、頭がよく世渡りが上手い証拠だろうか?
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芸能ネタ 2014年04月04日 11時45分
爆笑問題の太田、ナイナイ岡村らが続々と「笑っていいとも」最終回の舞台裏を暴露する中、松本人志も口を開く
明石家さんま、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、ナインティナインの豪華共演となった「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」。興奮冷めやらぬ中、出演した芸人たちがその舞台裏を次々と明かしている。 1日、千原ジュニアはラジオ番組「アッパレやってまーす!」で、CM中にダウンタウンの松本人志が爆笑問題の太田光に「ありがとな」と言っていたことを明かした。また、同日に放送されたラジオ番組「爆笑問題カウボーイ」で爆笑問題の太田光は、とんねるずの石橋貴明が爆笑問題の楽屋に来たときの様子について「殴り込みみたいな顔して『太田、行くぞ!』って」と、嬉しそうに語った。さらに同日、フジテレビの「ノンストップ」のMCを務めているバナナマンの設楽統は同番組で「お笑いレジェンドたちが一堂に会した。凄いことなんですよ。同じ局内にいても絶対に会わないっていう噂も聞いたことがある」と裏話を明かしていた。 3日には、フジテレビ「ワイドナショー」でコメンテーターを務めるダウンタウンの松本人志が同番組の収録後の会見で「楽しんでもらえたみたいなので、良かったなと。ピリピリ、ハラハラするドキドキ感というか、ああいうのをみんな待っていたのかな」と語ったと、一部メディアが報じている。 そして4日には、ナインティナインの岡村隆史がラジオ番組「オールナイトニッポン」で、松本と太田が出演前にトイレで遭遇しており太田が松本に挨拶していたということを明かした。また、とんねるず乱入の経緯について「すべては松本さんやと思う。松本さんが“とんねるず”って言わなかったら、とんねるずさんの乱入なかったかもしれない」と持論を展開。さらに、とんねるずや爆笑問題、ナインティナインが乱入し、舞台が盛り上がっていたその裏で「聞いてないよ!」「戻せ、戻せよ!」「ひっこめろ、ひっこめろよ」などとスタッフの怒号が飛び交っていたことも暴露した。 いまだ「笑っていいとも!」最終回の感想を公の場で発言していない、とんねるずの石橋貴明。どんな言葉を発言するのか注目が集まる。
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芸能 2014年04月04日 11時45分
森泉姉妹が初競演
タレントの森泉と、モデルの森星の姉妹が3日東京・銀座の「ケイト・スペード ニューヨーク銀座旗艦店」オープニングイベントに出席した。 本国アメリカ以外では初となるケイト・スペード ニューヨーク旗艦店オープンの特別ゲストとして招かれた森姉妹。ケイト・スペードのファンという二人は店からプレゼントされたドレスを着て登場した。星は「ポップな色やプリントの柄などに遊び心があって楽しいです」とコメント。10歳離れているという姉妹は今回が初めて二人一緒のイベントだという。星が「囲み取材も初めてです」と言うと、泉は「お姉ちゃんが教えてあげるよ」と姉の貫録を示した。仲良しの二人だが星は昔は姉の洋服をクローゼットから拝借して着ていたという。 最近は二人で一緒にクラブに行ってシャンパンなどを飲んでワイワイ楽しんでいるという。 桜満開の季節だが恋愛の質問に泉は「恋愛はいつも満開です。この洋服を着て彼氏とディナーでもいきます」と大胆発言。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2014年04月04日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第16R 類稀なるプロレスセンスの持ち主〈藤波辰爾〉
藤波辰爾が昭和レジェンドレスラーのひとりであることは間違いない。 では、その藤波の全盛期がいつ頃で、ベストバウトはどの試合か−−そうなった途端に議論百出。ファンの間でも大きく意見が異なるのではないか。 「ジュニアヘビー王者時代こそが至高」 「いや、長州との名勝負数え唄だろう」 「師匠・猪木超えを果たしたIWGPタッグ決勝だ」 他にもNWA世界ヘビー級王座の戴冠やG1クライマックス制覇等々あって、どれか一つを選ぶとなると、これがなかなか難しい。だが、一つを選べないということは、逆に言えば、際立って「これ!」と特筆するべきエピソードを欠くということでもある。 「ライバルの長州などと比べたとき、瞬間的な話題性で見劣りする部分は確かにあったでしょう。だけど、それこそがレスラー・藤波の特性であり強みなのです」(プロレス誌記者) どういうことか。 「プロレスにおいて“相手の力を引き出す”というのは大切な技量で、リック・フレアーやニック・ボックウィンクルなど、歴代の名王者といわれるレスラーたちはそうやって長年トップを張り続けてきたわけです。そして藤波は、それと同じことをベビーフェースとして続けてきたんですね」(同・記者) 王者時代のフレアーやニックは、時に反則を駆使するなどヒール役として挑戦者の引き立て役を務めた。その結果、試合自体は盛り上がっても、フレアーたちへのファンの評価は“ダーティーチャンプ”というものになりがちであった。 また、これが猪木の場合だと、「相手の9の力を引き出して10の力で勝つ」という『風車の理論』にあるように、相手を引き立てつつも最後のオイシイところはすべて主役の猪木が独占することになる。 ところが藤波は、あくまでも正統派として戦いながら自分よりも相手を輝かせ、それでいて脇役に甘んじることなく、自身もトップの座に居続けたのだ。 「そんなレスラーは古今東西を見渡しても、藤波しか思い当たりません」(同) 長州力との一連の戦いはもちろん、UWFとの対抗戦では前田日明との大流血戦で“前田株高騰”に貢献した。IWGP王座を巡る戦いではビッグバン・ベイダーの凄味を際立たせ、G1クライマックス初優勝時の決勝でも、評価を上げたのはむしろ準優勝の馳浩の方だった。 勝敗を超えたところで好勝負を提供し続けてきたからこそトップであり続けたわけだが、決して“常勝”ではなかったために、藤波の力量を低く見積もる声も少なくない。 例えばミスター高橋は、その著書等において、長州との比較で「藤波は弱い」と断言している。恐らくはレスラー同士の間でも、藤波を評価しない向きがあったのだろう。 エル・カネックがWWFジュニアヘビー級選手権試合直前に帰国してしまった“敵前逃亡事件”や、ブルーザー・ブロディによるIWGPタッグリーグ戦決勝のボイコットも、原因の一つとして「藤波に負けるのはNO」という意思があったのではないか、とも囁かれた。そのブロディのドタキャンを受けて代役で試合に臨んだ猪木も、そこでは藤波にピンフォール負けしたが、それはあくまでも「ブロディ不在のアクシデントをリカバーするため」のこと。正式なシングル戦においては、最後の最後まで“猪木超え”を果たすことができなかった。 1988年、藤波は控室で唐突に前髪を切りながら「ベイダーとのシングル戦実現」=“世代交代”を猪木に直訴し、IWGP王座を奪取。ついに『飛龍革命』を成就させた。しかし、その藤波に挑戦者として挑む形となった猪木は、結局“敗戦(世代交代)”を受け入れなかったのだ。試合自体の内容はともかく、結果は60分のフルタイムドローであった。 一方で猪木は、長州に対してはシングル戦で勝ちを譲っているのだから、そこのところの差は大きい。 とはいえ、ドラゴン・スクリューに新たな息吹を与えた武藤敬司や、藤波フリークを公言してはばからない棚橋弘至など、藤波を評価する声が多いのもまた事実。近年その評価はさらに高まりそうな気配である。〈藤波辰爾〉 1953年大分県出身。'70年、日本プロレス入門。'72年、アントニオ猪木の新日本プロレス旗揚げに参加。'99年、新日社長に就任(2004年辞任)。現在は『ドラディション』に所属。旧リングネームは本名でもある藤浪辰巳。
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芸能ネタ 2014年04月04日 08時00分
お笑いの劇場ライブにフォーカスする新番組がスタート、東野幸治が意気込みを語る
4月8日から、BSスカパーでお笑いネタライブ番組「独占!ライブ至上主義」が放送される。放送に先立ち、都内のスタジオで行われた収録が報道陣に公開され、タレントの東野幸治、大山英雄、なだぎ武、ケンドーコバヤシが意気込みを語った。 同番組では、お笑い芸人たちが劇場ライブでしか見られないこん身のネタを披露。番組ナビゲーターの東野がライブを披露した芸人本人を迎え、楽屋裏トークを展開するコーナーも。毎月第2・第4火曜日の午後10時から11時半まで、BSスカパーとスカチャン5にて放送。 この日は、大山がネタを披露し、ケンコバとなだぎがゲストとして駆け付けた。大山は、「劇場を中心に生きている人間としては、劇場ライブを取り上げてくれる番組ができることは嬉しい。劇場の活性化にもつながる」と手ごたえを感じている様子。東野は、「いろんな芸人さんのおもしろい所を引き出せたらと思って、収録に臨みたい」と意気込みを語った。(竹内みちまろ)
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芸能 2014年04月02日 14時08分
「ごちそうさん」大ヒットしたのに… 杏主演の「花咲舞が黙ってない」への期待度低し
3月29日に最終回を迎えたNHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」は、ヒット作となった「あまちゃん」(能年玲奈主演)、12年の「梅ちゃん先生」(堀北真希主演)などをしのぎ、過去10年の朝ドラで最高の視聴率をマークした。 主役を務めた杏はインターバルもなく、4月期は日本テレビ「花咲舞が黙ってない」(16日水曜日午後10時放送開始)で主演する。同ドラマは池井戸潤の「不祥事」「銀行総務特命」が原作で、女版「半沢直樹」といえる作品。杏は事件や不祥事を起こした支店に行って、解決に導く銀行員・花咲舞役を演じる。共演者は、上川隆也、生瀬勝久、塚地武雄、大杉漣、榎木孝明、甲本雅裕ら。 杏は「ごちそうさん」を大ヒットさせた立役者であり、数々のヒット小説を世に送り出した池井戸の原作とあって、同局の期待は並々ならぬものがあるのだが、いかんせん、肝心の視聴者側の反応が極めて鈍いのである。 「Yahoo!ニュース」が、「『14年春ドラマ』一番期待しているのは?」との意識調査を、3月19日〜4月1日に実施。9570票(男性=66.4%、女性=33.6%)の回答があったが、「花咲舞が黙ってない」の期待度は9位(373票=3.9%)と散々だったのだ。 期待度1位は、12年1月期に放送されて好評だった「最後から二番目の恋」(フジテレビ/小泉今日子主演/17日木曜日午後10時放送開始)の続編で、1591票(16.6%)を集め、断トツのトップ。 2位は、大野智主演の深夜ドラマ「死神くん」(テレビ朝日/18日金曜日午後11時15分放送開始)で1167票(12.2%)。 3位は、二宮和也主演の「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」(日本テレビ/12日土曜日放送開始)で894票(9.3%)。 以下、4位=「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」(TBS/西島秀俊主演/10日木曜日午後9時放送開始)=689票(7.2%)、5位=「サイレント・プア」(NHK/深田恭子主演/8日火曜日午後10時放送開始)=568票(5.9%)、6位=「BORDER」(テレビ朝日/小栗旬主演/10日木曜日午後9時放送開始)=497票(5.2%)、7位=「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS/唐沢寿明主演/27日日曜日午後9時放送開始)=474票(5.0%)、8位=「アリスの棘」(TBS/上野樹里主演/11日金曜日午後10時開始)=457票(4.8%)、9位=「花咲舞が黙ってない」、10位=「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」(テレビ朝日/小澤征悦主演/17日木曜日午後7時放送開始=通常7時58分〜)=335票(3.5%)の順だった(11位以下は割愛)。 主演した11年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」以降、表舞台からほとんど消えていた上野の「アリスの棘」より、アンケート結果では期待度が低い「花咲舞が黙ってない」は、下馬評を覆して好視聴率をゲットできるか?(リアルライブ編集部)