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スポーツ 2009年09月08日 15時00分
WWE 一匹狼・山本がECWで大活躍
世界最高峰のエンタメプロレス団体・WWEが提供する「ECW」に参戦を果たし、見事アメリカンドリームをつかんだ元新日本プロレスの山本尚史が、第二のレスラー人生で『YOSHITATSU』として輝きを放っている。かつてWWWFで成功を遂げたドラゴン・藤波辰爾に劣らず、いまや“第2のタツ”もその評価はうなぎ上り。日本で陽の目を見られなかったレスラーは、今やメジャーを狙う一番手となっている。 昨年WWEと契約を結び、2軍のFCWから昇格をうかがっていた山本が、6月末に1軍の舞台となる「ECW」でデビューした。その快挙は日本でも日本テレビのワイドショーで取り上げられるなど、暗い話題の多いプロレス界に明るい話題をもたらした。 初戦から元US王者のシェルトン・ベンジャミンをハイキック一閃で破る華々しいデビュー。トップ戦士相手に初陣を飾ったことからも、団体サイドの期待の高さがうかがえる。 新日本時代の山本といえばことごとくチャンスをモノにできなかった。棚橋弘至や永田裕志と組んでIWGPタッグ王座に挑戦するも、一度もベルトを腰に巻くことはできなかった。 そんな男が、FCWでの1年の下積みを経て、YOSHITATSUとして花開いた。本人が明かしたところによれば、このリングネームはFCWでエージェント兼実況コメンテーターを務めるダスティ・ローデスから「ある日いきなり呼ばれて『今日からお前はヨシ・タツだ』と決められた」とのこと。父親の「芳龍」からとった説や、スーパーマリオに登場するキャラクター「ヨッシー」とドラゴンの「龍」を組み合わせてヨシ・タツになったなど諸説あるが、結果的にこの由来のよく分からない名前が良かったのかも。 新日プロ関係者が指摘する。「ヨシタツがこの先どこまで活躍できるかわかりませんが、当時のWWWFで活躍した藤波さんを超えるような偉大なレスラーになるかもしれないよね。まあ山本と藤波さんは性格的に似ているところもあるし、ある部分で何を言われても動じないから。向こうで大成するならそれぐらい神経が図太くないとね」。世界最高峰の舞台で飛躍を続ける第2のタツが、スーパースターとして日本凱旋を果たす日が待ち遠しい。
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スポーツ 2009年09月08日 15時00分
最重量・浜の「錦糸町伝説」
日本人最重量の203キロを誇る全日本プロレスの浜亮太。その巨体が物語るように食事に関してのエピソードには事欠かない。錦糸町では今でも数々の伝説を残している。 角界を引退し、全日プロ入団時は185キロだったが、わずか1年足らずで203キロまで増量。本紙記者も一度ボディープレスを試し斬りしてもらったところ、象にのしかかられているようだった。 これだけ恵まれた体型になった要因は、言うまでもなく食事。現在は一度の食事でどんぶり飯3杯と、ちゃんこを3杯だが「これでも食べなくなった方」だという。 では、力士時代には一体どれほど食べていたというのか。 「錦糸町で、おかわり自由のカツ丼屋があったんですけど、力士仲間と2人で10杯ずつ食べたんです。おいしかったんで、味をしめて次の日も行ったんですけど、そしたら黄色い張り紙があって『おかわりは2杯まで』と手書きされてましたね」 それだけではない。「5000円で飲み放題の店があって、10人くらいで連日のように通ってたら半年でつぶれちゃいました」と苦笑いを浮かべる。浜の胃が一体どうなっているのか。一度調べてみたいものだ。
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スポーツ 2009年09月08日 15時00分
ノア 田上&川田“険悪タッグ”
プロレスリング・ノアの田上明社長が7日、都内の同事務所で会見。故・三沢光晴さんの追悼興行の追加カードが発表、10・3大阪府立体育会館大会で9年ぶりに川田利明とのタッグ結成が決定した。 田上社長は9・27日本武道館大会の追加カードとして秋山準&鈴木みのる&杉浦貴VS力皇猛&モハメド ヨネ&KENTA、さらに天龍源一郎、佐々木健介ら参戦を発表。10・3大阪大会の追加カードとして田上&川田VS秋山&KENTA、杉浦VS高山善廣、新日本プロレスの蝶野正洋、青柳政司の参戦も決定した。 中でも注目カードは、全日本プロレス時代以来、田上は9年ぶりに川田とタッグ復活だが「川田は三沢さんの後輩であり、三沢さんともタッグを組んでいたし、その後は僕と組んでました。三沢さんとの共通点は川田。オレと川田のチームは面白いんじゃないか」と経緯を説明。 だが、その一方で「もう(試合まで)会わないと思います。私生活のつながりもない。仲良しコンビじゃない」。コンビでの連携は話し合わず、ぶっつけ本番で臨むという。 なお、蝶野のカードについては「小橋あたりとやったことがあるので、タッグマッチ、6人タッグで組ましてやったら面白い。小橋と蝶野は組ませてやりたいね」とタッグ結成を示唆していた。 豪華カードが続々発表となった三沢さん追悼興行だが、田上&川田は本当に大丈夫なのだろうか。一抹の不安がつきまとっている。
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スポーツ 2009年09月08日 15時00分
全日本プロレス 高山が9・26挑戦者・小島をこき降ろす
三冠ヘビー級王者の高山善廣が、全日本プロレス9・26横浜文化体育館で挑戦を受ける小島聡をコキ下ろした。 8・30両国国技館大会で、諏訪魔との死闘を制して王座を死守した高山。試合後に小島から挑戦をアピールされたが「諏訪魔より強いとは思えない。自分がトップを走っていると思い込んでいるだけ」と対戦に否定的だった。 両者の三冠戦が正式決定してからも、挑戦者として小島を認めていない。いくら小島から「王者として器が小さい。品格がない」と“口撃”されても、高山のモチベーションは高まる気配がない。 「彼が器が小さいと言うなら、俺の器は小さいのかもしれないね。ただひとつ言えるのは、王者の品格がどうのとも言っていたけど、諏訪魔が頑張った三冠戦のあとにしゃしゃり出てくる方が品格がない。結局、テメエのことしか考えていないということ」と小島をまるで評価をしていないが、チャレンジャーとしての実績は申し分ない。小島といえば前回の王者時代は、05年2月の新日本プロレスIWGPヘビー級王者・天山広吉とのダブルタイトルマッチを制し、史上初のメジャータイトル同時戴冠を達成した。 しかし高山は言う。「まぐれで三冠を獲って、棚ボタでIWGPを獲って、いい気になった。IWGPなんか天山が勝手にコケたんだもん(脱水症状でKO負け)。だからなんとも思わない。こう言うとまた“人をさげすむしかない王者”と言うだろうけど、オレは事実を言っているだけ。褒めるところがない」。 また、両国大会では諏訪魔との三冠戦がメーンではなく、セミファイナルで行われるという処遇に、疑問を呈した高山だったが、今回はなんと、自らメーン取り下げを願い出た。 GURENTAIの盟友・鈴木みのるが、地元横浜で船木誠勝と注目のシングル対決を行うこともあり、「小島君相手だと、一番の試合にはなりそうにない。鈴木対船木がメーンでいいでしょう。むしろ第1試合でいいんじゃないの」という高山。シングル初対決となる挑戦者にまったく興味を示すことなく、勝って当然の相手と見下した。 屈辱的な言葉の数々に、小島の怒りが沸点に達するのは必至であり、今後の小島の反攻がみものとなってきた。
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社会 2009年09月08日 15時00分
風呂場盗撮歴13年の38歳アルバイト逮捕
奈良県警香芝署は7日、女子高校生(17)のお風呂シーンを盗撮したとして住居侵入と県迷惑防止条例違反容疑で、奈良県田原本町薬王寺の青果店アルバイト三木宏俊容疑者(38)を逮捕した。 香芝署によると、三木容疑者は風呂場専門の盗撮のぞき魔。自宅などから小型カメラや赤外線撮影装置、ナイトスコープといった“7つ道具”のほか、盗撮映像が記録されたビデオテープ210本などを押収した。容疑を認め、「性的欲求を満たすため13年前からのぞきをしていた。撮影した映像を視聴するとダブルで興奮した」などと供述しているという。 逮捕容疑は、8月10日午後10時50分ごろ、奈良県広陵町の民家に侵入し、風呂場の窓から盗撮した疑い。翌11日、2夜連続で別の民家の敷地内に風呂場をのぞく目的で侵入したところ、家人に発見されて住居侵入で現行犯逮捕されたのが運のツキだった。1軒あたりの敷地が広い新興住宅地のため、ひとたび忍び込んでしまえば外部からは見つかりにくいという盲点をつき犯行を重ねた。 「夕方までまじめに青果店で働き、帰宅後に両親と晩ご飯を食べてから“出動”しとった。軍隊が使うような高価な機器で撮影していたから映像は鮮明だった。ベルトに懐中電灯を差して忍び足で風呂場に近づき、しゃがんで窓の隙間から棒先のCCDカメラを差しこむ手口ですわ。ピント合わせやズーム機能も駆使し、入浴しとるのが男だった場合はテープを巻き戻して修正しとったらしい」(捜査関係者) 現場近くに自家用車を停め犯行時間は平均約5分。盗撮映像はもっぱら鑑賞専用で、売りさばいたりネット配信することはなかったという。
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社会 2009年09月08日 15時00分
猪木サプライズ訪朝
プロレス団体IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)会長で元参院議員のアントニオ猪木氏が“サプライズ訪朝”したことが日本時間7日未明、分かった。 北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えたもので、猪木氏をはじめIGFの一行が7日、平壌に到着した。また同日、ロシアのタス通信代表団も平壌入りしたという。 猪木氏の訪朝目的は、あす9日に迫った建国記念式典に出席するためとみられる。これまで1995年に金正日総書記の誕生日祝賀行事に参加しているほか、2004年には武道大会に出席するため再び訪朝。知名度ばかりでなく元国会議員とあって金総書記の信頼は厚いとされる。12日に帰国する予定だ。訪朝の真意が注目される。
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レジャー 2009年09月08日 15時00分
京成杯AH 叩き2戦目でエフティマイアが本領発揮
秋の中山競馬の開幕を告げるのは、マイル路線の第1弾「第54回京成杯AH」(GIII、芝1600メートル、13日)。東西から好メンバーが顔をそろえたが、一発の魅力を秘めるのが叩き2戦目のエフティマイアだ。休み明けの朱鷺Sで3着と好走し、さらに調子を上げての参戦。昨年の桜花賞、オークス連続2着と牝馬クラシックで実績を残した実力はGIIIなら上位で、華麗に復活を遂げるシーンは十分だ。 昨年の桜花賞、オークスで2着したエフティマイアがマイル路線に矛先を向けてきた。 骨折で8カ月ぶりの実戦になった前走の朱鷺Sは0秒2差3着とあと一歩及ばなかったが、スタートで出遅れる不利があったもの。直線、メンバー2番目の上がり3F34秒6の脚を使って伸びてきたレースぶりは負けて強しを印象づけた。 「ジャンプしてゲートを出たからね。道中は勝ち馬(マイケルバローズ)と同じような位置にいたんだけど、早めに動いた分の差かな。結果論だが、直線を向くまでジッとしていれば、もっと際どかったと思う」と鹿戸雄調教師。「それでも、心配していた千四の速い流れにも対応してくれたし、休み明け初戦としてはいい内容だったと思う」と振り返る。 今回は新潟遠征後の中1週と牝馬にとってはきついローテーションになるが、中間は疲れも見られず順調に調教を消化。速い時計こそ出していないが、連日、コースで元気いっぱいの動きを見せている。 「ダメージはなかったし、カイバも食べているよ。それに、前走は久々といっても、関屋記念を使うつもりで乗り込んでいたからね。除外で延びて、さらにケイコを積めたし、きっちり体力をつけての出走。おかげで反動も出なかった」 もともと気温の上昇とともに調子を上げるタイプでもある。10〜3月は<0007>とまったく結果が出ていないのに対し、4〜9月は<3211>の好成績を残している。 「寒い時が全然ダメというわけじゃないが、暑い時季に走っているのは確か。状態がいいときに使っておかないとね」とトレーナー。「長いこと勝っていないから、今のままだと使いたいレースを除外される恐れがある。マイルは実績があるし、時計の速い競馬にもメドが立っているから、ぜひ賞金を加算したいね」と意欲満々だ。 今週は秋華賞を目指してデリキットピース(オークス6着)が紫苑Sに登場。ジャパンC連覇を狙うスクリーンヒーローも山元トレセンで始動した。指揮官にとって文字通り実りの秋になりそうだ。
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レジャー 2009年09月08日 15時00分
セントウルS サンダルフォンがサマースプリントチャンピオンへ万全
ここを勝てば文句なしにサマースプリントチャンピオンとなるサンダルフォン。僚馬ダンスアジョイがサマー2000シリーズ(4位)の座に惜しくも届かなかっただけに、陣営のモチベーションは相当高い。 前走の北九州記念でようやく負け癖にピリオドを打つとともに、レース運びにも格段の進歩を見せた。楽に中団に取りつき、巨体を揺らしながら直線、豪快に突き抜けた姿は強いの一語。スタートで置かれ、終い届かずというパターンが続いていたのがウソのような覚醒ぶりだった。この内容には松永幹調教師も「本当に強かった。すんなりスタートを切れて、あれぐらいの位置でレースを運べれば、このクラスでも十分やれることが分かった」と高く評価する。 今年はそれまで5戦してメンバー最速の上がりを使ったのが3度。その豪脚はすでにGIでも通用するレベルにあるだけに、ここにきて器用さを身につけたことは大きい。 前走後も状態はかなり高いレベルをキープしている。2日に行われたケイコでも栗東CWで躍動感たっぷりに6F81秒2をマーク。ラスト1Fも11秒9と切れに切れた。指揮官は「今年の初めから調教は抜群に動いているし、とにかく雰囲気がいい。どのレースでもすごい脚で突っ込んでくるんだから、それだけずっといい状態ってこと」と笑顔を見せる。 前が残りやすい開幕週とはいえ、同条件は1戦1勝。何より直線が長くなるのは好材料だ。スリープレスナイト、ローレルゲレイロのGI2騎の目標はまだ先。使っている強みを考えれば、スプリント界の勢力図を一気に塗り替える可能性を大いに秘めている。
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レジャー 2009年09月08日 15時00分
丹下日出夫の若駒通信簿 完成度高いシンメイフジ
クローバー賞の翌日の当コラムでサンディエゴシチーに関し、「札幌芝1500メートルで1分30秒を切ってくれば、GIはともかく重賞でもソコソコの勝負はできる」と記した覚えがあるが、札幌2歳Sは2戦のキャリアの恩恵もあったのだろう。1000メートル通過が61秒7というスローにも、好位のインでピタリと折り合い、仕掛けをワンテンポ遅らせる形でラスト2Fは推定11秒5→11秒4(3Fは35秒1)で、力強く伸び切った。 クラシックうんぬんを語るには、札幌2歳Sは1分50秒を切ることがひとつの目安となるが、1分49秒7なら、時計的にもマズマズ。昨年のロジユニヴァースのレコードには劣るものの、来春が一応見えてきたように思う。 2着はモズ。フラフラとして若さを残しながらも、スローの流れにうまく乗ったように感じた。惜しかったのはアーバンウィナー。道中はシンガリを決め込み、追い込み届かずの3着に終わったが、上がり3Fは34秒7。札幌の洋芝で34秒台の上がりは、東京なら33秒台前半の価値がある。 1番人気のダノンパッションは、ラスト1Fの甘さや体形を思うと基本はマイラー。ロードシップは、パドックを見て、負けっこないと思えたが、あの下がり方が不可解。ソエがきついとか、何かアクシデントでもあったのだろう。 なんて、新潟2歳Sは、ザッと出走馬をパドックで見渡すと、ほどよく整ったコンパクトなマイラーがそろったなという印象を受けた。なかでも、身のこなし、機敏さ、バランスの良さはシンメイフジに一日の長あり。 レースは前半1000メートルが60秒6というマイル重賞にしては、スローでストレスのたまる流れ。インに閉じ込められたり、折り合いを欠いたりする馬も多かったなか、上がり3F32秒9の末脚で大外一気の離れ業は、結局はキャリアと完成度の高さの差なんだろう。 2着に競り負けたフローライゼの奮闘には、一応の敬意を表するものの、同じメンバーで戦って、同じ結果が出るとは限らない。クロフォードあたりはモロにキャリア不足に泣いての3着。ただ、ここで言う「完成度の高さ」とは、「早熟」とは微妙に異なる。大事にローテーションを組めば、暮れの阪神JF、来春の桜花賞まで続く個体能力を有している馬だとみたが、さて…。 一方、メンバー的に小粒感の否めなかった小倉2歳S組は、将来性に疑問符がつく。やや引っ掛かり気味ながらも、最後まで押し切ったジュエルオブナイルのスピードと、安定したレース運びは認めるものの、クラシックうんぬんを語るまではどうだろう。 小倉芝1200メートルの新馬戦を制したアグネスティンクルは、最終週の荒れ馬場で1分9秒8なら、小倉開催デビュー馬の中では、上位5本の指には数えられる。 新潟マイルの新馬・メジロイングリットは、ラスト3Fを33秒9でまとめたとはいえ、1分38秒2はレベル的に? 新潟芝1400メートルで1分23秒9のサクラエクスプロー、札幌芝1500メートルで1分32秒3のワイルドラズベリーも、水準レベルには1秒足りないか。
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トレンド 2009年09月08日 15時00分
「リアル・ミッション」 女子プロレスを体感せよ in JWP
今回の突撃は「JWP女子プロレス」に体験入門。挑戦するのはデスクから「女子プロレスへ入門して来い」と言われ、「プロとはいってもしょせん女でしょ、へへっ」と余裕の発言をした怖いもの知らずの1年生記者。中学・高校はバレーボール部、大学はラクロス部に所属し、腕に覚えありと勇んで道場へ突入したが…。 都内某所にある道場に着くと、入り口で練習生2人と猫の「うし君」が迎えてくれた。ここJWP道場は2002年4月に完成し、今年で7年目。試合がない日はだいたい12時から17時まで所属選手10人と練習生2人の総勢12人が練習を行っている。また、撮影会や道場マッチなども行われ、ときにはオープンカフェのようなスペースになることもある。お客さんや地元の人との交流の場となっているのだ。 まずは、代表のコマンド・ボリショイ選手にあいさつし、準備運動と柔軟体操の指導を受ける。練習前後に必須の柔軟体操について「やらないとケガにつながるし、柔らかい方が動ける範囲が広くなる」とはボリショイ選手。 フムフムと聞いているうちに記者の周りを取り囲む選手たち。強制的に柔軟開始だ。蹴射斗選手が「息を吐きながらやらないと」とアドバイスしてくれた。「はぁ、はぁ」とあらぬ声を出しながら息を吐くと、力が抜けて少しラクに曲げられるようになった。もう5年も運動をしていないため、異様に体が硬い。「柔軟体操でギブアップ取れますね、アハハッ」と米山香織選手。 次に、受け身の基本を習う。「首を上げ、おへそを見ながら」がポイント。「これをやっとかないと無事に会社に戻れないな」と思った記者は、必死に何度も繰り返した。初めてのリングの感触を思う存分に味わう。 受け身が終わると、今度はブリッジ。体を曲げようにもメタボまっしぐらの重い体ではなかなか曲げられない。なんとか必死に曲げたところでなぜかハラのあたりに重みが…。の、乗ってる!? ギョエ〜ッ!? ボリショイ選手がオレの腹の上に乗ってるじゃねぇか。マイッタ!? さてさて、キックの練習にも参加させてもらうことに。闘獣牙Leon選手のドロップキックでいきなり吹っ飛ばされた。タマんねぇよ、この痛さ。その後、ミットを構えて蹴射斗選手のキックも受けた。その威力はハンパじゃない。もう全身ズタボロ。どうなっちゃうの、オレ。 蹴射斗選手はキックボクシングのジムに通い、タイ人のコーチに指導を受けている。「まぁ今日は3割くらいかな。ジムでは、女子扱いされないんですよ、ハッハッハッ」と高笑いの同選手。「そりゃそうだ」と突っ込みを入れたくても腹に力が入らない。 ものの数分、キックを受けていると完全にヘロヘロに。すでにグロッギー寸前の記者を鬼のような選手たちは技の実験台にしていく。蹴射斗選手はサソリ固め、阿部幸江選手はコブラツイスト、米山選手は鎌固めと技のオンパレード…。ムゴイ、ムゴ過ぎる。訴えてやる。「これでケガしたら労災はおりるのだろうか…」と真剣に考える。 そして、6日に復帰したばかりのJWP認定無差別級王者・春山香代子選手には逆水平チョップを食らった。安易に考えていたがホントに痛い。チョップの受け手の気持ちが少し分かった気がした。胸にはくっきりと手形が残っているのに、「半分も力を入れてない。本気でやったら…」と涼しい顔で話す春山選手の言葉に、マジ凍りついた。チャンピオン恐るべし。ゴメンナサイ、ナメてました。ちなみに本当の話だが、その後、胸の痛みが3日間続いた。胸骨が折れなくて良かった。 ここで体験入門終了。と思って気を抜いていたら、蹴射斗選手に着替えをのぞかれた揚げ句、さらには「おいにー(におい)的には大丈夫でした」と逆セクハラ発言も。もう踏んだり蹴ったり。 さすがに1日道場にいるとぐったり。やっとの思いで帰宅の途についた時には、ナゼか頬に涙がつたってきて…。それにしても、やっぱりプロレスラーはスゲェ!◎突撃後記 女子プロレスラーは強い! 1日のほんの少しの時間だったが、レスラーが強いのはやっぱり道場での練習のたまものと、今回の取材で実感した。ボリショイ選手が言っていたように、プロレスラーにとっては「道場がすべて」。だからこそ、道場を持たない団体がある中で、必死に道場の維持・運営をしているという。そのために道場マッチも開催するようになった。 ビールが大好きで、飲んだ後はラーメンとメタボまっしぐらな記者だが、今回の取材でダイエットを決意。10キロ減に成功したあかつきにはまた道場の門を叩きたいと思っている。 ちなみに、コマンドボリショイ20周年記念大会「世界仮面武道会」(9・22板橋グリーンホール)では記者もマスクをかぶって取材する予定。その時こそ、本日の汚名返上を…。今から楽しみだ。
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