search
とじる
トップ > レジャー > セントウルS サンダルフォンがサマースプリントチャンピオンへ万全

セントウルS サンダルフォンがサマースプリントチャンピオンへ万全

 ここを勝てば文句なしにサマースプリントチャンピオンとなるサンダルフォン。僚馬ダンスアジョイがサマー2000シリーズ(4位)の座に惜しくも届かなかっただけに、陣営のモチベーションは相当高い。

 前走の北九州記念でようやく負け癖にピリオドを打つとともに、レース運びにも格段の進歩を見せた。楽に中団に取りつき、巨体を揺らしながら直線、豪快に突き抜けた姿は強いの一語。スタートで置かれ、終い届かずというパターンが続いていたのがウソのような覚醒ぶりだった。この内容には松永幹調教師も「本当に強かった。すんなりスタートを切れて、あれぐらいの位置でレースを運べれば、このクラスでも十分やれることが分かった」と高く評価する。

 今年はそれまで5戦してメンバー最速の上がりを使ったのが3度。その豪脚はすでにGIでも通用するレベルにあるだけに、ここにきて器用さを身につけたことは大きい。
 前走後も状態はかなり高いレベルをキープしている。2日に行われたケイコでも栗東CWで躍動感たっぷりに6F81秒2をマーク。ラスト1Fも11秒9と切れに切れた。指揮官は「今年の初めから調教は抜群に動いているし、とにかく雰囲気がいい。どのレースでもすごい脚で突っ込んでくるんだから、それだけずっといい状態ってこと」と笑顔を見せる。
 前が残りやすい開幕週とはいえ、同条件は1戦1勝。何より直線が長くなるのは好材料だ。スリープレスナイト、ローレルゲレイロのGI2騎の目標はまだ先。使っている強みを考えれば、スプリント界の勢力図を一気に塗り替える可能性を大いに秘めている。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ