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トレンド 2010年05月05日 12時00分
ジャリンコ梅の映画予想! 第1回〜笑いと人間の底力『川の底からこんにちは』〜
ジャリンコ梅と呼ばれているからには、大阪の下町育ちやろうと思わせておいて、実はハイカラな神戸育ちな梅山サチコです。 ウチは事務所の先輩ライターさん達の様にあんまり個性がないんで、あくまでネタで文章書いていきたいと思ってます。 そんでウチが選んだんは、競馬予測ならぬ、映画予測! 予測するゆうても試写会に行けるようなコネはないんで、映画のオフィシャルサイトと予告を見て、この映画は面白そうとか予測する感じです。意外と新しい思いません?(笑) まぁ色々思うところはあると思いますが、参ります。(注意:筆者は映画評論家でも何でもないただのシロートです。大阪のおばちゃんが井戸端会議でごちゃごちゃ言っとるのと大差ないと考えて下さい) 今回ウチの目に止まったんは5月1日公開の『川の底からこんにちは』。 最初、「怖い話なんかなぁ?」と思ってオフィシャルサイトに飛んでみると、迎えてくれたんは木村水産 社歌! いきなり始まる曲の歌詞はというと「上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない 来るなら来てみろ大不況 その時ゃ政府を倒すまで〜♪(以下続く)」とストレートに社会を批判する内容。それを主人公とパートと思わしきおばちゃん達が気合の入った大声で合唱しています。やけど曲調は軽いノリで、そのギャップに一瞬意識を奪われた後に大爆笑しちゃいました。 ストーリーは、簡単にいうと上京してだらだらと派遣OLをしていた主人公の佐和子がある日突然父が病に倒れしまい、急遽父のシジミ工場を継ぐことになるというもの。やけど工場は倒産寸前やし、工場で働くおばちゃんたちは癖もんやしと大変な場所やったという、ストーリー自体は漫画かドラマで見たことがありそうな感じ。 やけどもこのご時世に舞台がシジミ工場ってのは新しいんやないでしょうか。 んでもっておばちゃん達が味ありすぎです! 社歌を歌ってる一種の顔芸ではとまで思ってまう表情もそうやけど、ユーモア溢れるおばちゃん達の動き一つ一つに笑いがこみ上げるのと同時に目を奪われてまいます。 特にしのへけい子さんとよしのよしこさんの演技にはめっちゃ期待が持てそうです。 ただ一つ心配なんは、主人公がおばちゃんたちのキャラに食われてまうんではないかということ。 もちろん主人公の佐和子も存在感はバッチリあります。やけども、癖もんのおばちゃん達相手にどこまで太刀打ち出来るんか。 ストーリーはもちろんやけど、その点にも注目したくなる作品ですね。 あと、ストーリーの流れは、主人公が倒産寸前の工場を支えることとなった→色々ありつつも自己改革をして底力を発揮→病気に倒れた父は亡くなってしまったけど、会社の経営はなんとか持ち直したってのを予想してるんやけど、ウチしてはオチを捻ったりするんではなく、ストレートに見やすい映画であることを期待したいです。 予告編では思いっきり笑える話というんと、人間の底力を描いてるっていう印象がありますが、ほろりとした部分もあるとのこと。 ウチなりにはかなり期待出来そうな作品です。 ゴールデンウィークが寂しい人は、この映画を見て元気をもらってみては如何でしょうか。(−ジャリンコ梅−梅山サチコ 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2010年05月05日 10時30分
大日本に歴史あり 15周年記念興行(1)
大日本プロレスもいよいよ創立15周年を迎えた。たった3人で始まった団体は、横浜文体でビッグマッチを組むまでに成長し、WWEにTAJIRIを送り込むまでになったのである。 そのTAJIRIをゲストに迎えて、シャドウWX&ジ・ウインガー&藤田ミノルvs.TAJIRI&山川竜司&谷口裕一の6人タッグマッチ。TAJIRI組は全員同期である。 レフェリーは何と中牧昭二。もちろん、中牧が言うことを聞かないシャドウ組全員をぶちのめすお約束の展開も。 試合はTAJIRIが時折気の利いたムーブを見せるも、全体としては山川がローンバトルを強いられ、15分35秒、シャドウが山川を垂直落下式ブレーンバスターで仕留めて終わった。終了後はグレート小鹿社長もリングに上がり、大日本の15周年を皆で祝った。 続いては葛西純&ニック・ゲージ&DJハイドvs.“黒天使”沼澤邪鬼&竹田誠志&木高イサミの「日米デスマッチサミット 有刺鉄線条約」である。普段は名コンビである葛西と沼澤が、有刺鉄線ボード・カミソリボード・有刺鉄線バットの置かれたリングで対決する。 場外乱闘から始まった試合は、葛西組が終始優勢で、17分51秒、葛西がパールハーバー・スプラッシュで木高を仕留めた。試合終了後は葛西と沼澤が友情を確認し合い、葛西が勝利者賞として貰った「サボテントロフィー」に二人でダイブ。(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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レジャー 2010年05月04日 17時30分
「私が悪うございました」自分の習性で毎度“赤っ恥”の失敗。ニートなダメ男に引っ掛かりやすい貢ぎ三十路
暴力・無職・グータラ・ギャンブル・ヒモ・アル中・シャブ…。世の中ダメ男の数だけ“だめんず女”が存在する。 生活能力のない女性(だめ女?)は、あまりダメ男に引っ掛からない。だめんず女にはそこそこ自力で金の稼げる女性が多い。それもまあそのはずで、自分ひとり食っていけないようじゃ、ダメ男は養えないという物理的な理由もある。そんな点からも、石を投げればだめんず女に当たるほど、お水にはダメ男好きがゴロゴロしている。 赤羽のキャバクラ『C』の瞳さん(仮名・33歳)。彼女も無類のダメ男好き。口癖をざっとあげれば、「でも彼、いいところもあるんだよ」あるいは、「私が彼を一番わかってあげられる」最終的には、「私でなきゃダメなの」ダメ男好きの三段論法。コレクション? というくらいダメ男を渡り歩いて来たのも不幸だが、自分のステップアップにならない“下げチン男”ばかりに躓いて来たのもまた不幸。赤坂のクラブを頂点に、今は赤羽在住の三十路キャバ嬢。 「自分のことをダメって言う人は、本当にダメになっちゃう。別に私はだめんずだと思っていません」 口をとんがからして反論する瞳さんだが、その経歴を見れば一目瞭然。酒乱の暴力男と出会ってボコボコにされた10代後半。シャブ中の彼氏のフラッシュバックで首を締められ死にかけた20代前半。ギャンブル中毒の四十路中年彼氏に借金を肩代わりさせられた20代後半。そして現在はといえば、三十過ぎてニートというどうしようもない彼氏に、貢ぎ続ける30代前半だ。若いときならダメ男行脚も、百歩譲って人生勉強ってことにしてもいい。男も若けりゃマトモ男に更正する道もあるだろう。それが、お互い、三十過ぎてのだめんずカップルとなるとイタタタタッ。それでいいの? 「言われなくても分かってます。でも、昔の男に比べれば、暴力とかクスリとかギャンブルとか借金とか? そういうの全然ないわけだし、全然マシだと思う。それに人の性格や性質はそうそう変わるものじゃないでしょう。私、今の彼と別れても、絶対に次もダメ男と付き合う自信満々ですもん。だめんずなら、最小限害のない今の彼でいい」 なんだかなあ。しかも、さっき自分はダメとは思わないとおっしゃったばかりでは…。大体にしてニートとの彼とはどうやって知り合ったのだろう。「お店です」まあ、ニートと言っても引き篭もりというわけではないから、お店もありだが…。「それに彼、最初っからニートだったわけじゃないもの。最初の頃は会社の同僚とたまに来るお客さんだったの。いつも何人かで来ているうちの一人。別に私の客ってわけでもなかった。かといって特に指名する子がいたとか、目当ての女の子がいたわけじゃないけど」キャバクラに来ておいてそれもまた無気力ですな。「彼あんまりしゃべらないけど、別に無口ってわけでもないし、穏やかだし口説かないし…そう、品がいいの。育ちがいい感じで彼に就いていると落ち着くし、癒されるの」 そんなわけで、どちらかというと瞳さんの方が“包んであげたい”気分になっていた模様。「それに付き合い出したのは、彼がお店に来なくなってからだもの。ずっとメール交換してて、その後しばらく経って、会おうってことになって。どうしてお店に来ないの? って聞いたらリストラされたって…」そんな話を聞いてしまった手前、デート代は全て自腹を切った。リストラだろうが、倒産だろうが、デートで金を払うのは男とスッパリ割切るのがフツーのキャバ嬢。その前に会わないだろうが…。 「結局そのまま家について来て…1か月もすると居候。でも彼が家の中のことやってくれるから、私は外で一生懸命働けるんだけどね」 つまり、それは無職彼氏でヒモってことなのですね。
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社会 2010年05月04日 17時00分
麻薬はなぜ“魔薬”なんだろう(メタンフェタミン)
メタンフェタミンというより、『ヒロポン』と言い換えたほうがいいだろうか。 かつて日本で最も知られ、濫用された魔薬である。 ギリシア語の「労働を愛する(philoponus)」から名付けられた説が有力だ。 メタンフェタミンは静脈注射により摂取する。 気分が高揚し、幸せで自信に満ちる。 疲労感もなくなり、集中力や運動能力の増大など、たくさんのメリットがあるのだ。 勘違いしてはならないのは、作業能力は増し長時間の労働に耐えうるが、正確さは向上しない。 中毒症状としては、頭痛や妄想、抑鬱、血圧上昇など。 慢性的に使用すると、少量では効かなくなり、薬量が増えてくる。 慢性中毒としては、幻覚、狂暴性、脱力感。 弱いが禁断症状があり、薬をやめてもフラッシュバックが10年以上続くこともある。 日本語における俗称、シャブ、エス、スピードは、メタンフェタミンを表すことが多い。 スピードボールとは、コカインとヘロインなど二種類のドラッグカクテルのことを言い、メタンフェタミンとの直接的な関係はない。 日本でヒロポンが濫用された背景には、第二次世界大戦が大きく関係している。 戦時中、特攻隊の戦意高揚や工場での作業効率向上に大いに利用されたのだ。 戦後大量のヒロポンが流出し、不安を抱えた国民はその薬にすがりついた。 当時、子どもから老人まで、幅広い一般人がヒロポンに汚染された。 その人数・割合は、全国民数の五分の一にも達していたと言われている。 覚せい剤取締法が制定された1951年をピークに、ヒロポンも徐々に姿を消した。 まさしく、戦中と戦後を代表する“魔薬”だったのである。 現在ではヒロポンは、ごく限定的な医療用途での使用以外の所持、使用、生産は禁止されている。(「レズビアン記者」立花花月 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年05月04日 16時00分
イエローは幸福の色か、警告の色か
2010年6月26日より、東劇にて「イエローハンカチーフ」が上映される。日本人なら誰もが知っているだろう、1977年に公開され国内の映画賞を総嘗めにした「幸福の黄色いハンカチ」のリメイク版である。 「幸せの黄色いハンカチ」は、アメリカのピート・ハミルがNYポスト紙に書いたエッセーを基に山田洋次監督が映画化した。同エッセーを基にした「幸せの黄色いリボン」は、1973年トニー・オーランド&ドーンが歌い米英、日本でも大ヒットしている。 イギリスでは古くから、黄色は「身を守るための色」とされてきた。それがアメリカへ渡り、黄色いリボンは「愛する人の戦場での無事を祈り帰還を願う」シンボルとなった。南北戦争時代で兵士の無事を祈る黄色のハンカチの伝統が始まったといわれており、今では愛と信頼、尊敬を表すとして世界中に広まっている。アメリカでは湾岸戦争、イラク戦争で、日本でもイラク派遣の時、兵士や隊員の無事を願うシンボルとして話題に上った。 ラッキーカラーとして広く認知されることとなった黄色いハンカチだが、「幸福の黄色いハンカチ」の舞台となった夕張市では皮肉なシンボルとなっている。2007年から夕張市は深刻な財政難となり、財政再建団体となっているのだ。現在は幸福の「黄色いハンカチ基金」としてHPでふるさと納税を募っている。映画ロケセット施設の運用も、財政を圧迫する一因となっているのではないだろうか。 「イエローハンカチーフ」公開に合わせて、4月10日から「幸福の黄色いハンカチ」も東劇にて再上映されている。 これを機会に夕張市の黄色いハンカチが、愛と財政を取り戻すシンボルになってくれるよう願って止まない。(戦わない戦隊 幻想戦隊レモネード隊長檸檬)
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芸能 2010年05月04日 15時30分
かなりヤバ目のゼブラーマン
「主演の哀川翔はPRのため連日テレビ出演。公開までに各方面でプロモーション活動を展開し、話題作りにつとめてきたが、それほど効果があがらなかったようで関係者は頭を抱えている。前作よりスケールアップし見応えはあるのだが」(映画ライター) 1日に公開初日を迎えたのが哀川主演の映画「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」。 「哀川の映画主演100本目の04年公開『ゼブラーマン』の続編。前作は3週間限定公開ながら、興行収入5億円の大ヒット。今回の目標は最低でも邦画のヒット基準とされている興収10億円突破」(同) 公開前から作品の中身以上に注目を集めていたのが、ゼブラクイーン を演じた仲里依紗のかなりきわどいセクシーコスチュームだった。 「仲はド派手なメイクに、巨乳を強調したボンデージ風衣装で役にどっぷりハマっている。公開前には歌手名・ゼブラクイーンで主題歌『NAMIDA〜ココロアバイテ〜』を発売し“歌手デビュー”した」(レコード会社関係者) 主題歌がヒットすれば、映画のヒットを後押しすると思われたが、そうは行かなかった。 「主題歌はわずか4100枚しか売れず、オリコン初登場23位と低迷。予想外の惨敗で、関係者の間で主題歌の話題はタブーとなってしまった」(同) 公開初日の舞台あいさつでは、哀川が48歳で自ら演じた世界最年長マスクド・ヒーロー、200時間以上のワイヤーアクションなどでギネスブックに申請することが発表されたが、「関係者が協議して知恵を振り絞ったが、ギネス申請ぐらいしかネタがなく、苦肉の策だった」(先のライター)というからかなりヤバ目だ。
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その他 2010年05月04日 15時00分
【雅道のサブカル見聞録】昨今のアニメコスプレAVの進化
ひと昔前までのアニメコスプレものAVといえば、原作設定は完全無視。とりあえずコスプレしていればOKというものばかりだった。だがここ最近、その状況に変化がおきている。 これはあるAV女優に聞いた話だが、最近のアニメコスプレものAVにはちゃんと“リハ”があるらしい。「コスプレとかやってみたいと前から思っていたので軽い気持ちで出演のオファーを受けたんですけど、スタジオ入ったら原作アニメの本編見せられて、監督から細かい演技指導があってびっくりしました」(AV女優)。確かに最近のアニメコスプレものAVは原作の再現度がハンパじゃない。もはやパロディーというよりカラミのシーン以外は完全実写化といってもいいほどだ。取材にいったあるアダルト雑誌編集者は「凄いこだわりですよ、カラミにはNG出さないくせに、エキストラの叫び声が気に入らないとNG出して、取り直しましたからねぇ」と驚きを語っていた。 そして更に驚くべきことに、最近は通常パートに一日、カラミシーンに一日の合計二日撮りが主流になりつつあるらしい。最近はAVの売り上げ落ち込みで、安いスタジオやホテルで一日撮りする作品が多い中これは異例の事だ。これだけ資金を掛けてもこのジャンル作品の売上げは好調らしい。完成度上げれば上げるほど売れるとの事だ。 そしてこのジャンルの質の高さを上げている要因として、AV監督の実力の高さも忘れてはならない。 AV業界は、月に数百本と膨大な数の作品が出ているため、邦画やVシネマではなかなか監督というものにはなれないのに比べると、比較的若いうち簡単に監督になれたりする。他の映像業界と違い、かなり早い時期から経験を積めるというメリットがある。また、比較的自由度も高いので、情熱さえあれば自分の思い通りの作品作りができる。ちょうどひと昔前のピンク映画界に似ているかもしれない。『片腕マシンガール』や『ロボゲイシャ』でコアな人気を博している映画監督、井口昇もAV業界出身である。映像作りに関しては、最近のAVはエロ作品だからと馬鹿にできないほどの実力者がゴロゴロしている。さらにヲタクな監督や企画担当も多く、作品テーマにアニメ扱うということに抵抗感が無い。むしろ積極的に取り組んでいるといってもいい。 筆者もあるAVメーカーに取材に行った時、アニヲタの広報に数時間に渡り最近のアニメに関して熱く語られた経験がる。その時はビックリしたものだ。企画会議も真剣そのもので、「○○タンはこういう性格だから、このモデルが近い」とか「これじゃギャルっぽいからもっと普通になるように髪を黒く染めなおしてもらわないとダメだ!」とか、どうすれば本物に近づけるかかなり真面目に論議が交わされていた。 進化の止まらないアニメコスプレものAV。それには支えているスタッフ達の強い情熱がこもっている。(斎藤雅道)
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社会 2010年05月04日 14時30分
アルプスの少女ハイジに続編! 様々な顔を持つハイジとは
世界的に有名な児童文学作品『アルプスの少女ハイジ』。このお話は日本でもアニメ化され、現在でもスイスの山奥にはヤギと駆け回る可愛い少女と気難しそうなおじいさんがいるのではないかと考える人間がいるかもしれないほど、大きな影響を与えている(実は筆者は幼い頃、スイスにはそんな風景が広がっていると信じていた)。 日本で知られているアニメ『アルプスの少女ハイジ』は、山でおじいさんと幸せに暮らしていたハイジが叔母さんにドイツのフランクフルトまで連れてゆかれ、足の悪いクララやクララの父ゼーゼマンとおばあさんに出会う。しかし山に慣れ親しんだハイジは都会暮らしに次第に心と体を病んでゆき、結局アルプスの山へと戻ることとなる。そして今度は反対にクララがハイジに会うためや療養のためにアルプスを訪れ、ハイジやおじいさん、ペーターのおかげで己の足で立てるようになり、クララが山を去るところでアニメは終わっている。 だが、世の中には『アルプスの少女ハイジ』の続編が多数存在するという。有名なものでいうと『ハイジの青春 アルプスを越えて』であろう。この本では第一次世界大戦中のスイスとイタリアが舞台となっている。14歳になったハイジはイタリアの寄宿学校に入学していたのだが、戦争が始まり学校が軍に接収された。そして同級生たちと孤児院に入れられたハイジは、付属されていた工場で酷使されることとなり、その生活を苦に感じたハイジ達はスイスへ脱走を計画するといった内容である。また他にもハイジとペーターが結婚して、一人の女の子を引き取る『ハイジのこどもたち』、クララの勧めによって寄宿学校へと入学する14歳のハイジを描いた『それからのハイジ』といったものまであるようだ。 実はこれらの続編は全て、『アルプスの少女ハイジ』の作者であるスイスの作家、ヨハンナ・シュピリが書いたものではない。シュピリが書いたハイジは、アニメと同じ部分で終わっており、それより後のエピソードは、殆どが『アルプスの少女ハイジ』に影響を受けた別の作家によって書かれたものなのである。特に『ハイジの青春 アルプスを超えて』は読んでみれば分かるのだが、明らかに『アルプスの少女ハイジ』とは雰囲気などが異なる。 しかし2010年にはいってから、『アルプスの少女ハイジ』そのものに盗作疑惑がかけられるようになった。スイスのメディアによると、『アルプスの少女ハイジ』が発表される50年程前に、別のドイツ人作家が書いた作品『アルプスの少女アデレード』が発表されており、アルプスに祖父と暮らしていた少女が外国の都会に引っ越さなければなくなる筋書きなどや、使われている文章が酷似しているとドイツの若手文学研究者、ペーター・ビュトルナーが指摘した。それにより、ドイツやスイスは当然のこと、日本を含めた世界各国で大きなニュースとなっている。 様々な作家により今までインスパイアされてきた『アルプスの少女ハイジ』。一部では「ハイジの神話」とまで謳われた名作が盗作であったとは、非常に皮肉な話である。(山口敏太郎事務所)
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芸能 2010年05月04日 14時00分
翼「妹系美少女」
透き通る白い柔肌、長い睫毛に潤んだ大きな瞳、幼さ漂う瑞々しい肢体、甘く擽るあまえ声…誰もが淡く描いた理想の妹系美少女「翼」遂にあたなのもとへ!! 抱き解き放たれるイケナイ妄想世界が秘めたられた乙女の素肌があらわに…。<プロフィール>翼1989.6/20生まれT155/B80/W56/H82DVD「翼 舞姫 my hime 美少女解禁!僕が抱いたイケナイ妄想世界…」 日本メディアサプライ★発売日:4月16日★イベント:ソフマップ音楽CD館 5月15日(土) 13:00〜@mistyでも公開中。(http://at-misty.com)
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スポーツ 2010年05月04日 13時30分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元サッカー日本代表・小島伸幸さん
ゴールキーパーという地味な存在ながら、日本人離れした顔立ちと長身のルックスでサッカーファン以外にも人気と知名度を誇った元サッカー日本代表GK・小島伸幸。現在はNHK専属解説者を務める一方、日本大学サッカー部のコーチとしても活躍している。 「引退後もこれほど、しっかりサッカー界で活躍しているのは、彼の人柄によるものが大きいですよ。彼を悪く言う人はまずいないというくらい人望があって、穏やかで常識人。プレーヤーとしての実力よりも、サッカーを愛する気持ちや熱意、人柄、指導力という部分が大きく評価されているんじゃないかな」(元夕刊紙サッカー担当記者) 群馬県前橋市出身の小島は小学5年生から本格的にサッカーを始めた。もともとフィールドプレーヤーだったが、新島学園高校時代にゴールキーパーに転向し、同志社大学から88年、当時JSLのフジタ(のちのベルマーレ平塚ー湘南ベルマーレ)に入社した。長年、社員選手として控えGKであったが、94年、ベルマーレ平塚としてJリーグに昇格1年目より正GKとして定着した。95年1月に晴れてプロ契約を結び、同年、日本代表にも選出された。初出場時のブラジル戦でみせた“カミカゼアタック”はイングランドスポーツ紙の1面も飾るインパクトだった。98年、フランスW杯では第3GKながら、最年長としてチームのムード作りに一役買った。 ベルマーレ親会社の経営不振のあおりを受け、99年にアビスパ福岡に移籍し、その後一旦は解説業の道に入るも、02年にザスパ草津に選手兼コーチとして入団し、群馬2部だった草津をわずか3年でJ2昇格に導いた。この実績は小島ならではのものであり、大きく評価を高めることとなった。 「当時、都道府県リーグの草津に入っても小島は妥協することなく、全身全霊でチームを盛り立てていました。小島自身ももう一度Jリーグでプレーしたいという夢もあり、年齢のことで相当プレッシャーも感じていたようですが、とことん勝ちにこだわって飛躍に繋げたのです。結果を出さなければチームも消滅してしまいますからね。自己管理も徹底していましたよ。毎日、食べたものをノートに書いてウェイトをキープしていました。ほんの1キロの体重増加でもプレーに悪影響が出ると言っていました」(前出記者) そのような徹底した努力によって小島は05年11月にJ2最年長出場記録を更新、06年1月24日に17年に及ぶ現役生活にピリオドを打った。冒頭に書いたように現在は「日本のファンがW杯だけでなく、一つ一つの試合に気持ちを入れ込んでもらえるように自分はサッカー界に貢献したい」と解説にもサッカー愛いっぱいだ。ミスをした選手を責めるのではなくミスを見逃さなかった選手を褒めるという小島ならではの解説法には温厚な人柄が表れていて老若男女ファンが多い。人望厚い小島には近い将来、プロチームの指導者という可能性も大いに期待される。
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