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芸能 2010年05月07日 14時00分
沢尻エリカとゴマキがコラボ!?
今年1月に母親が死去し、活動を休止していた歌手・後藤真希(24)が復帰する。母親の葬儀で見せた喪服姿が評判だっただけに待ち遠しいところだが、ここにきて同じエイベックスの沢尻エリカとゴマキのコラボがうわさされている。 ゴマキは7日、公式サイトで「この何か月か、皆さんからの応援をパワーに新しい作品を作ってきました」と近況を報告。さらにミニアルバムが7月にリリースされることに合わせ、「新しい作品を発表できる感謝の言葉を皆さんに直接伝えるため6月3日、バンド編成でのミニライブイベントを開催します」と発表している。約5カ月ぶりとなるライブにはペア70組140名が無料招待され、その模様はインターネットで生中継される。 ゴマキの母・時子さんが自宅3階から転落死したのは、今年1月23日夜。28日に行われた告別式では気丈に振る舞っていたが、出演する予定だった2月8日開催のイベントは“心身ともに万全ではない”ため出演を辞退していた。「告別式での彼女はマスコミにも深々と頭を下げてあいさつ。事実上、一家の大黒柱として葬儀を仕切っていました」(芸能記者) 父親は山で転落死。親族で経営していた居酒屋は昨年末閉店。タレントだった実弟は強盗傷害で実刑を受けて服役中。複雑な家庭の中、ゴマキは懸命にがんばっていた。「不謹慎かもしれませんが、喪服姿の彼女はすごく色っぽくてキレイでした。マスコミの間でも『いい女になった』と口々にささやかれたほど。これまでヤンキーのイメージだったのが、しっかり者で美人と評価が急上昇しました」(同) それだけに今回発表された復帰は歓迎ムード。「ゴマキが所属するエイベックスは最近、沢尻エリカの事務所入りや小室哲哉の復帰で華やかな話題を提供している。その中でゴマキも復帰ですから、ガンガンやってほしい。ガルネクやICONIQより力を入れて欲しいですよ」(アイドル評論家) さらにこんな話も。「沢尻の復帰第1作は映画でのセクシーな役になるようですが、それにゴマキも出るといううわさなんです」(映画関係者)いずれにせよ悲しみを乗り越えたゴマキが、再びステージで元気に歌う姿が楽しみだ。
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芸能 2010年05月07日 14時00分
メジャーデビューする神聖かまってちゃんに、「解散」の危機
我らが神聖かまってちゃんがワーナーミュージック・ジャパンと契約し、とうとうメジャーデビューすることになった。例の忙しすぎる仙台のアラバキ・ロック・フェス(記者行かずじまい)でメンバーから発表があったらしい。黒猫チェルシーも5月メジャー移籍するって聞いたけど、昨今のロックバンドは野球みたいにメジャーに行くのか? というか、メジャーに行くには日本のプロで活躍してからじゃないのか。え?そのメジャーじゃない? メジャーデビューするって、タワレコ以外でもCDがたくさん売られるって事。そう考えるとメジャーデビュー前の「今まで」は一体なんだったのか。CD買っちゃったんだけど。よくわからないけど、なんかこう、芸能人らしくない神聖かまってちゃんが華々しくデビューしてしまったら、この先やっていけるのか心配な記者。アニメ「けいおん」のように実像がはっきりしないものがヒットチャートを賑わす現在、ナゾのヴェールに包まれたオモシロすぎる彼らには、「メジャーに行ってもあんまり露出しないで」と願いたい。こうやって勝手な記事がかけなくなってしまう! 彼らがテレビに出だすと…。 “ウォーリーを探せ”と間違えて、あごが特徴的なリーダーメガネのmonoくんが子供たちの人気者になる。そしてmonoだけがNHK「お母さんといっしょ」の歌のお兄さんに抜擢。また、ドラムをたたくみさこの姿を見た、どこぞの音楽プロデューサーが“彼女だけをピンで”売り出し「嫁もらいたい」などと言い出す。 これだけ考えても「バンド解散の危機」だ。 神聖かまってちゃんが解散しても、上記二人はいいとして、残りのベースメガネのちばぎん君は千葉銀行にでも就職できるが、もっと悲惨なのがヴォーカルのの子。彼は危なくて(自分を切っちゃうから)はさみや包丁を持たせられないので、板前修業はおろかペットショップでさえも働けない。結局はネットか音楽しかできない人間なのである(ちゃんとネットカフェでバイトはしてたけど)。これで売れなかったどうする? 彼らの天国か地獄かは、世間の「受け入れられ方」にゆだねられる。大丈夫かなあ。 もうあとにも先にも引けない今後の神聖かまってちゃん。バンドは(1)デビューする、(2)一発ヒット出す、(3)長く生き残る、で(3)が一番大変って聞いたけど、とにかく今の歌詞をはっきり歌わない歌い方で一発ヒットは狙えるのだろうか。ワーナーミュージック・ジャパンも、無謀な事をするものだ。(コダイユキエ)
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トレンド 2010年05月07日 13時30分
美男美女との出会いを求めて競馬場!
ゴールデンウィーク真っ只中の2日、約10年ぶりに訪れた中山競馬場は、さかんに流されるテレビCMのそれとはうらはらに、渋めのお客で溢れていたけれども…。 いいお天気の日曜日、そこでは若きは小池徹平や蒼井優、大人は大泉洋や佐藤浩市など美男美女が楽しく競馬観戦しているとCMでやっていた…そう、JRAが主催する競馬を見るのだ(買うのだ)。そんな彼らとの出会いに胸をふくらませながら、そして少ない掛け金で大きく儲ける事も期待しながら、足取りも軽い。だって私には藤川京子さまがついているんだもん! 前日の「藤川京子、天皇賞予想」で、1着予想した(3)フォゲッタブル。こいつで流そうと思ったけれど予算が無いので、とりあえず2着予想の(16)マイネルキッツ、3着予想の(6)トウカイトリック、4着予想の(12)ジャガーメイルをそれぞれ(3)と組み合わせて馬単で100円づつ買い、それぞれを単勝で100円づつ買ってみた。 そしてレースの結果、藤川さん本命の(3)フォゲッタブルは来なかった…。 全部で700円買って、当たったのは4着予想の(12)ジャガーメイルの単勝のみ。払い戻し金は590円だった。撃沈ではなかったが…う〜ん、微妙。馬券買ってから時間があったのでうどんやらホットドックと無駄なもの食べてしまった分を入れて、全部で2000円くらい浪費してしまった〜。まあ、お天気が良くて外の大画面で天皇賞を見たのが気持ちがよかったら、まあいいか。 それにしても、楽しげなテレビCMとはうらはらに、競馬場で馬券買ってる人のオジイサン率が高いこと。乗馬教室とかの子供向けイベントにやってきた家族連れを除けば平均年齢は異常に高い。馬券を買うマークシートみたいな紙も、文字の大きい「シニア用」が用意されていたり、いまや老人たちの憩いの場に…!? 小池徹平や蒼井優も、高い出演料もらってんだから、たまには(お忍びで)競馬場に顔を出してほしいものだ。(コダイユキエ)
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社会 2010年05月07日 13時00分
GW中の平城宮跡会場へ行ってみた
5月2日、GW中の平城宮跡会場へ取材に行ってきた。平城京跡は普段は閑散としていて、人っ子一人いない状態なのだが、この日の平城京跡はまさに当時にタイムスリップしたかのように、大勢の人々で埋め尽くされていた。 フードコートや露店、弁当屋などが出店し、公式店ではせんとくんグッズや平城京グッズがたくさん並んでいる。 また、GW中のためか、せんとくんステージやまんとくんが会場中を歩いているというファンサービスも行われていた。せんとくんはショーで、あの怪曲ダンス「せんとくんなら知っている」を披露してくれた。バックダンサーの子供達も愛らしい。筆者は、意外に小さいまんとくんと一緒に写真を撮る家族連れを激写することが出来た(なーむくんは確認することは出来なかったが)。 露店では様々な奈良の有名店が出店しており、マジックバーや酒屋、焼き肉屋にラーメン屋、焼鳥屋、いずれも奈良の強豪店ばかりだ。この1日から9日までは連日出店しているようで、中には占いブースもあった。 また、当時の衣装の貸し出しも行われていたが、筆者が駆けつけた時には既に1時間待ちという状態であった。GWでなければそんなに混んでいないということらしいので、機会があれば是非ともチャレンジして欲しい。なお、料金は300円である。露店も何もかもが良心的な料金設定なので、この不況の中、観光やデートにはもってこいである。GWを過ぎても、ガイドツアーやあをによしパレード、再現された衛士隊の行進などが行われる。ただし、いくつか注意点がある。車では行けないということだ。 近鉄西大寺駅が最寄りなので、そこから歩いていくか、シャトルバスを利用することをオススメしたい。足の悪い方にも配慮がされており、平城京跡会場の中はせんとくんマークのハートフルトラムという乗り物で移動できる。身体障害者手帳が必要だが、足腰の弱い老人なども利用できるようだ。それから、会場内にはトイレもあちこちにあるので、万が一の時も安心だ。なお、会場は全て禁煙なので、これだけは気をつけて欲しい。(オタク電脳記者 天驚院勝彦 山口敏太郎事務所所属)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年05月07日 12時30分
疋田紗也「スピリチュアル・アイドルが誕生!」
キュートな疋田紗也ちゃん。実は心霊や妖精などが見えちゃうのだ。スピリチュアル・アイドルという新しい境地を生み出している。(中継中は何とかこらえたが終了後に体調悪化を訴え、しばらく主催者の数珠を借りて休んだという)疋田紗也(ひきたさや)生年月日 1989年1/23生T153B86(Fカップ)W56H88出身地/千葉県特技/スピリチュアル能力、水泳趣味/カラオケ、プリクラ血液型 A型
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芸能 2010年05月07日 12時00分
“エロアナ”レース 断トツのトップを激走する大橋未歩アナ
一番地味なテレビ局と認知されているテレビ東京。視聴率、番組資金、どれをとっても他局から大きな溝をあけられている同局だが、そんな中、看板アナウンサーである大橋未歩アナの存在は他局を圧倒する。その魅力はなんといっても完全無防備のエロエロ発言だ。「彼女の特集をすると売り上げも変わります」と話すのはゴシップ系週刊誌記者。確かにゴシップ誌などで彼女の名前を見ない号の方が少ないくらいだ。 まず、衝撃的だったのがファーストキスの場所を暴露したこと。女子アナと呼ばれる女性は数多くいても、こんな赤裸々なプライベートを語るのは彼女だけだろう。ただこんなのは序章に過ぎない。バラエティ番組でAV女優からの「バックって必要?」との疑問に対し、「結婚して思うのは、夫婦生活、営みを続けるためにシチュエーション(状況)を変えることは大事」と発言。現在、結婚している城石憲之コーチとの初エッチについては、「(付き合い始めてから)わりとスグかな」と答えている。 さらに、一夜限りの関係については「そのあとに自分が安くなったような気がします」と語る。ただ、自身に経験があるのかと問い詰められると、「若い頃ですね」とあっさり答えた。 もちろん、これらのエロエロ発言は公共の電波で放送されたもの。決して飲み会の戯言ではない。上智大学出身で才色兼備の大橋がここまで、はっちゃけてしまっては、お色気で勝負するグラビアアイドルたちも完全に降参するしかないだろう。もっとかわいそうなのが、テレ東の後輩アナたち。「もはやベテランの域に達する大橋にここまでのぶっちゃけトークを展開されては、後輩たちも辛いでしょうね。期待の若手がいないこともないテレ東ですが、大橋を超えるのは厳しい。というか辛いでしょう」(芸能ライター)。 今後も、大橋アナにはテレビの前の男性諸君を興奮させてしまう大胆発言に期待するとともに、彼女が築いた“うれしすぎる伝統”を受け継ぐ女子アナの出現をテレ東アナウンス室に期待したい。
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芸能 2010年05月07日 11時30分
【ドラマの見どころ!】 鳥肌実そっくりなARATA他、主役級の役者たちをムダ使い。『チェイス〜国税査察官〜』
今日の【ドラマの見どころ!】は、江口洋介主演『チェイス〜国税査察官〜』(NHK総合)。普通なら日テレ「怪物くん」を見ている時間なのだけど、連休でチャッピーも帰省中。実家に帰ったら、年老いた両親がこんなつまらないドラマを見ていたわ。あえて土曜9時枠にNHKが仕掛けるここの「社会派気取りドラマ」には、もうガマンができない!せめてもうちょっと役者を丁寧に扱ってほしいの。映画や舞台なら、主役級の彼らの個性が潰れまくりよ。 ちょっと前に江口洋介がFBI捜査官の役をやっていた、ハチャメチャなフジテレビのサスペンスドラマ「トライアングル」によく似た、落ち着きの無い展開が続くチェイス。今回の江口くんの役どころは東京国税局・国税査察官(内偵班)。あんまり知的に見えないんだけど、知的な役が続くわね。彼に対抗するのが、先週江口よりも出番の多かった村雲修次役のARATA。みんなこの人知らないと思うけど、「ピンポン」のスマイル以降、「空気人形」、「20世紀少年」など映画にはいっぱい出ているモデル兼俳優さんなの。独特の美しさがあり、おかま界でも大人気なんだけど、いくらNHKご用達だからって今回の天才脱税コンサルタントの役はいかがなものかしら。見た目が“昔”の鳥肌実そっくり、または「帝都大戦」の嶋田久作みたい。「カリブ海の手品師」って、プロレスラーのキャッチコピーじゃないんだから。なんだかがっかりよ。 そのほか、映画界のトップ女優・麻生久美子があんまり可愛くなかったり、舞台で主役級の役を演じている町田マリーや近藤公園が地味だったり、「オトコマエ!」の斎藤工や(5月7日 よりパルコ劇場「裏切りの街」に主演する)田中圭の、今イチオシ若手イケメンたちの出番が少ない!もう、この時点でけっこうイライラしてるんだけど、ストーリーも芯が通ってない上に寄り道が多くてわかりにくいの。「外事警察」もひどかったけど、こっちもいい勝負。「民放では出来ない硬いストーリーと、個性的で(多すぎな)キャスティングをムダにしき、映画並みにスケールの大きいドラマつくってます!」という、NHKのおごりを感じるわ。「プロジェクトX」なみのオナニーぶりね。「深夜食堂」(TBS系)とか、制作費安くったってもっと面白いドラマいくらでもあるのよ。 さんざん怒ったけど、往年の歌手りりィと、最近ドラマ出演が貴重な中村嘉葎雄と、いつでもキュートな石橋蓮司サマをキャスティングしたのは褒めてあげる。奥田瑛二の「事なかれ主義」の上司はは許さないケドね。(チャッピー)
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その他 2010年05月07日 11時00分
【雅道のサブカル見聞録】 ミニ四男子が急増中 第三次ブームが到来!
ミニ四駆と言えば、20代前半〜30代中盤の男性は熱狂した人も多いだろう。そのミニ四駆がここ数年再ブーム化の兆しを見せ、今や第三次ブームとも言える様相をみせている。 最近までこの第三次ブームを引っ張ってきたのは、第一次ブームを経験した「ダッシュ! 四駆郎世代」とその子供達であった。ゲームやカードバトルなど子供の遊びがデジタル化し閉鎖的になるなか、パーツチューンなどで技術と経験を必要とするミニ四駆は親父の威厳を発揮する数少ない場となっていたようだ。 ただ、最近その風景に少しづつ変化が起きている。模型店や大型電気量販店で仕事帰りにパーツを購入し休日に走らせる20代前半の男性が急増している。彼らは、その昔、通称「レッツ&ゴー世代」と呼ばれていた第二次ブーム世代の人間である。この第二次ブーム世代の急速な出戻り現象は、彼らが当時置かれてた状況が影響しているのではないかと思われる。 この世代は、未改造のミニ四駆を親のゴルフアイアン片手に道端や公園で走らせて満足できた第一次世代と違い、ライトユーザーであっても“小遣いという名の資金力”の差が如実に現れた。この時代の主力であったフルカウルミニ四駆のシャーシであるスーパ1シャーシは、チューンを前提に作られており、モーターは付属されていない。走らせるには安いものでも300円前後の別売りのモーターを買うのが必須であった。 これだけでも子供にとっては大きな出費なのに、それに加え毎回の電池代、そして専用工具やチューンパーツも多様化しており、改造には莫大な費用が要求された。近所の模型店でヒーローになる者には必ず潤沢な小遣いが必要であった。まるで、F1グランプリのごとく資金力がなければ勝てなかったのだ。この時に“資金力不足”で苦い経験を味わった者たちが、社会人となり金銭的な余裕ができたことで、過去の鬱屈を晴らす為に再びミニ四駆の世界に舞い戻っているのだ。 第三次ブームはアニメや漫画のタイアップに頼らないのが特徴だ。そしてこのブームは以前の二回のブームほど大きなうねりではないが、これからの続々と社会人になる第二ブーム世代の出戻り需要次第では、最長のブーム期間になる可能性をもっている。20代前半で、過去に「金持ちの同級生のマシンがセルフマグナムトルネードして壊れてしまえ」と密かに望んだ苦い記憶を持っていた方は、払拭するためにも、第三次ミニ四駆ブームにのってみてはいかがだろうか。(斎藤雅道)
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社会 2010年05月07日 10時00分
華麗にして力強き洛西の大祭──京都・松尾大社「松尾祭」
「ほいっとぉ、ほいっと」。神輿を担ぐ独特のかけ声が、鳴釻(なりかん)の賑やかな音とともに桂川流域に響き渡った。京都最古の神社といわれる松尾大社「松尾祭」の神幸祭である。 神幸祭は4月20日以降の最初の日曜日に行われる。ゆえに今年は25日。この日は尾を引いた寒さを吹き飛ばすような、春らしい陽気に包まれた。 神幸祭の通称は“おいで”。六基の神輿と唐櫃に遷された本殿のご分霊が、お旅所へ「ご出御される」ことから、21日後に行われる還幸祭の“おかえり”に対してそう呼ばれる。 ご分霊を受けた神輿は、その歓喜を表現するかのように激しく揺さぶられ、担ぎ棒先端の鳴釻をチャランチャランと打ち鳴らして拝殿を三度回る。その後、順次本殿を出発し、今度はゆっくりと新緑に彩られた桂川を船で渡ってお旅所を目指す。 松尾大社は、松尾山の神霊を大杉谷上部の磐座(いわくら)に奉祀されたのが起源とされる。祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)は洛西の総氏神であり、氏子区域は広大で、かつてはお参りも簡単ではなかった。それならばと神様が氏子の元へ出向いたのが、七つものご分霊が各所に三週間も滞在する祭の由来だといわれている。皇城鎮護の社として「賀茂の厳神」「松尾の猛霊」と並び称されたが、氏子を見守る眼差しはどこまでも優しかったらしい。このつながりが千年近くもの間、伝統を守り続けようと氏子たちが結束する動力源となったのだろう。 今年の還幸祭は5月16日。こちらは神輿から本殿、神職にいたるまで葵と桂で飾ることから賀茂両社と同じく「葵祭」の名がある。洛西を熱狂で包むもう一つの葵祭に、一度足を運んでみてはいかが。 (写真「神幸祭・桂川の船渡御」)神社ライター 宮家美樹
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スポーツ 2010年05月06日 18時00分
巨大戦力の巨人にぜいたく税要求
あり余る戦力を生かして主力の故障も関係なく首位を走る巨人に対し、他球団関係者からたまらず異議申し立てだ。「メジャーのように、一定額を超えた巨額の補強をした球団はぜいたく税を支払うシステムを作るべきだ」と。 メジャーでは巨大補強を繰り返すヤンキースが毎年のようにぜいたく税をコミッショナー事務局に支払っている。そのお金は30球団で配分されるシステムになっており、その分配金で経営を成り立たせている弱小球団まであるという。 ヤクルトのエース・グライシンガー、4番・ラミレス、横浜の守護神・クルーンを獲得したときに、阪神・岡田監督(現オリックス監督)は、「巨人はそこまでして勝ちたいのか」と激怒したことがある。確かに巨人の物量作戦は、故障者続出の今季に、目に余る形で現れている。 「戦力の差を言っても今さらしようがない。それを言ったらおしまいだから」と、ある球団の監督は立場上、弁解無用を強調するが、怒り心頭の前出の関係者はさらに巨人の手口を明かすし、改善の必要性を訴える。 「たとえば、グライシンガーの年俸が2億5000万円と言われるが、冗談ではない。それだったら引き留めたヤクルトに残っているはず。その倍は出している。ただ年俸は2億5000万円にして、必ず達成できるインセンティブをいくつか作って2億5000万円になるようにする。たとえば、出場給1試合いくらとかね。これでは、メジャーのようなぜいたくセ税を作っても効果はなくなる。明らかになった年俸2億5000万円だけでは話にならないからね。総額をハッキリさせるようにしないと意味がない。そうすべきだろう」。 巨大戦力の巨人が当然のように、一人勝ちしても何のプラスもないだろう。「もうセ・リーグの灯は消えるのか」とセ・リーグ関係者は頭を抱える。5月のゴールデンウイークを終えた時期に、早々と2位、3位のクライマックスシリーズ(CS)出場権争いにしか興味がないとなったら、しらけるだけだろう。 「メジャーリーグのように、ぜいたく税導入」という提案には、現実的な説得力がある。巨人はもちろん「巨大補強の批判はお門違い。企業努力だ」と反論するだろうが、この大不況下の世の中では通用しないだろう。巨人人気で球界全体を潤せた古い良き時代は終わっているのだ。一時は消滅危機をささやかれたサッカーのJリーグが生き延びているのも、選手の大幅な年俸カットを断行したからだ。球界にも出血を伴う大改革が求められている。
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