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スポーツ 2012年09月08日 17時59分
前代未聞! ヤクルト・バレンティンが史上初の規定打席不足の本塁打王へ
西武と日本ハムがし烈な優勝争いを繰り広げているパ・リーグをシリ目に、一方のセ・リーグは巨人の独走状態。その優勝ももはや時間の問題で、セの興味は広島、ヤクルトの3位争いと個人タイトル争いに絞られてきた。 その個人タイトルレースでは、9月7日現在、阿部慎之助捕手(巨人=33)が打率.317、打点83で2部門のトップに立っている。打率では2位の坂本勇人内野手(巨人=23)が.3104、3位のラスティングス・ミレッジ外野手(ヤクルト=27)が.3097と肉薄しており、最後まで分からない状況。しかし、打点は66で2位のウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト=28)に大差を付けており、こちらは当確といっていいだろう。 問題は本塁打王争いだ。現在のランキングは、1位・バレンティン27本、2位で阿部とトニ・ブランコ内野手(中日=31)が21本で並び、4位のミレッジが20本で続いている。こちらも、残り試合の少なさを考えると、阿部らが逆転するのは困難で、バレンティンの2年連続本塁打王が濃厚だ。 もし、20本台での本塁打王誕生となると、95年のパ・リーグの小久保裕紀(ダイエー)=28本=以来、セ・リーグでは61年の長嶋茂雄(巨人)=28本=以来の低レベルのタイトルホルダーとなるだけに、バレンティンにはせめてあと3本の上積みはして、30本台に乗せてほしいところ。 ただ、気になるのはバレンティンの打席数だ。セ・リーグの打率ランキングのどこを見ても、バレンティンの名は見当たらない。つまり、規定打席に達していないのだ。バレンティンは右臀部の肉離れで、8月2日に出場選手登録を抹消された。9月4日に復帰を果たしたものの、約1カ月間の欠場で、規定打席ははるか遠くに行ってしまった。 現在、バレンティンの打席数は318。ヤクルトの残り試合は26でシーズンの最終規定打席446までは、あと128打席が必要。これをクリアするには、1試合平均4.92打席立つ必要があり、クリーンアップを打っているバレンティンには現実的には不可能な数字だ。 バレンティンがタイトルを獲得すれば、2リーグ制となって以降、史上初の規定打席不足の本塁打王誕生という珍事となる。こんな事態を引き起こしてしまった、他のホームランバッターたちは情けない限りである。(落合一郎)
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社会 2012年09月08日 17時59分
海老蔵暴行事件に居合わせた元暴走族リーダーが逮捕される!
10年11月25日、歌舞伎俳優の市川海老蔵が暴行を受け重傷を負った事件は記憶に新しいところ。暴行を加えたのは伊藤リオン氏で、傷害罪で1年4月の判決を受けて服役し、3月29日に群馬・前橋刑務所から出所した。その現場に居合わせたことで一躍名を馳せたのが、リオン氏の先輩で暴走族・関東連合「千歳台ブラックエンペラー」元リーダーの石元太一氏(30)。 石元氏といえば、さる8月22日に会見を開き、自叙伝「不良録〜関東連合元リーダーの告白」(双葉社刊)の発売と、来春公開予定の映画「アンダー・フェイス」(藤原健一監督)で主演として俳優デビューすることを発表したばかり。自叙伝は発売早々、品切れの店舗が相次ぐなど売れ行きは上々だ。 そんななか、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊などが9月8日までに、石元氏を詐欺の疑いで、逮捕したことが分かった。同時に住所不定、職業不詳の加藤尚弘容疑者(45)も逮捕した。 2人の逮捕容疑は昨年8月、実際には石元容疑者が東京都港区の賃貸マンションに入居するのに、加藤容疑者が住むように装い、不動産業者との間で入居契約をした疑い。捜査関係者によると、石元氏は「自分が有名になり、入居契約の審査が通らなくなった」と話しているという。石元氏は別の振り込め詐欺事件にも関わった疑いがもたれており、警視庁は関与を追及している。 石元氏は5月20日までに、警視庁新宿署にも逮捕されている。この際の逮捕容疑は、4月8日午前2時頃、東京都新宿区歌舞伎町1丁目の路上で、男性会社員(当時28)に言い掛かりをつけ、頭を殴り、1週間のケガを負わせた疑いだった。 海老蔵暴行事件に同席したことで名を上げ、自叙伝の出版や芸能界進出につながった石元氏だが、今回の逮捕で、その活動に支障が出かねない懸念が出てきた。(蔵元英二)
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社会 2012年09月08日 17時59分
海水浴場で少女を泥酔させて乱暴した巡査長が懲戒免職となるも本人は反発
海水浴場でナンパした専門学校生の10代後半の少女に、酒を飲ませて泥酔させた上、乱暴したとして準強姦(ごうかん)容疑で逮捕され、処分保留となって釈放された大阪府警布施署地域課の永田昌也巡査長(27)について、府警は9月6日、公然わいせつ容疑で追送検し、懲戒免職とした。 永田巡査長は、少女が酩酊(めいてい)しているのに乗じ、浜辺のゴムボートで乱暴したとして準強姦容疑で逮捕された。しかし、大阪地検が8月22日、処分保留としたことなどを受け、府警は多数の海水浴客がいるのに、わいせつ行為をしたとする公然わいせつ容疑を適用した。 監察室によると、一貫して「無理やりしたわけではない」と合意の上での行為を主張してきた永田巡査長は「納得いかない」と話しているという。 最終的な刑事処分は決まっていないが、府警は「社会的反響は大きく、刑事処分の有無にかかわらず責任を取るべきと判断した」と説明している。 送検容疑は7月31日午後4時20分頃、大阪府貝塚市の二色の浜海水浴場の砂浜に置いたゴムボート上で、海水浴客らの前で下半身を露出し、泥酔状態の少女とわいせつ行為をした疑い。 一緒にいた他の布施署員4人のうち、沖のボート上で別の少女の胸を触るなどしたとして、25歳と22歳の巡査を、準強制わいせつ容疑で書類送検し、それぞれ停職3カ月と1カ月の懲戒処分とした。25歳の巡査は同日付で、依願退職した。 この他、浜辺に残った少女にキスした巡査長(30)を、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。運転手役の巡査(23)はわいせつ行為に加わっていなかったが、永田巡査長の行為を目撃しながら、注意しなかったとして本部長訓戒にした。また、管理責任を問われた洲崎裕署長ら上司3人も、本部長訓戒とした。 監察室によると、事件発覚以降、約700件の苦情が府警に寄せられた。府警は残った3人を同署地域課から総務課へ配置替えした。3人は「仕事で償いたい」と話しているという。(蔵元英二)
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社会 2012年09月08日 16時00分
日韓芸能バトル勃発 告発 韓国アイドル(ワンダーガールズ)を巻き込んだ詐欺事件(2)
こうしてKAZUKI氏は、昨年11月にこの代理店とライセンス契約を結ぶ形で「独占販売権」を取得。さらに、同代理店が『KDR』と今年2月に本格的な契約を締結して、いよいよ日本国内での販売計画が本格化したのである。 その後、KAZUKI氏は「日本版ワンダーガールズ化粧品」のパッケージデザインの製作に着手。販売ルート開拓のために、『東急ハンズ』や『ロフト』の納入業者にも精力的に営業をかけ、化粧品の今秋発売を目指していたのだ。 ところが、そこに大問題が発生した。5月にパッケージ用の写真素材の提供とサンプル用のマスカラ3000個を『KDR』側に発注したが、それが待てど暮らせど届かないのだ。 「マスカラの代金48万円は5月に振り込んだが、契約した『50日以内』という納期が守られないばかりか、3カ月を経過した現在も一向に届かない。また、写真素材についても同様で、このままでは秋口の発売は絶望的だ。しかも、こっちはパッケージの依頼をしたデザイン会社や納入業者への違約金で1000万円に上る損害を被りそうな状況なのに、返金にも応じようとしないんだ!」(同) ちなみに『KDR』側は現在、「KAZUKI氏が設立した財団と取引を進める(韓流女優の)チェ・ジウの事務所とワンダーガールズの事務所社長で協議し、対応する」と伝えてきているという。だが、そこにまるで関係のない韓流女優が登場すること事態、なんともきな臭い話なのだ。 そこで本誌は真相を確かめるべく、日本でのワンダーガールズの窓口である『ソニーミュージック』に問い合わせてみた。すると、驚くべき回答が寄せられたのである。 「ご依頼いただいた件を『JYP』韓国本社に問い合わせましたが、『そのような取引は存在しない』ということでした」 要は、ワンダーガールズの所属事務所は、「日本での独占販売契約」自体を、一切関知していない様子。これを見る限り『KDR』の行いは、明らかな詐欺行為と言わざるを得ないのだ。 「動物救済キャンペーンと化粧品の連動企画を、秋からのスタートに向けて準備していた矢先の出来事だっただけに残念です」 KAZUKI氏が設立した『国連世界動物救済支援機構 詩月財団』の詩月理事長はこう嘆くが、韓国との取引に詳しい業界関係者によれば、「最近は、ネット配信や音楽産業関連のビジネスで契約、納品すると音信不通になる韓国業者が増え続けている」という。そのため泣き寝入りする日本企業が絶えない状況なのだ。 「ワンダーガールズが韓流の最終兵器なら、俺は日流初のプロデューサーとして韓国に乗り込んでやる!」 怒り心頭のKAZUKI氏はこう息巻く。日韓芸能バトルがどんな展開を見せるかが見モノである。
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その他 2012年09月08日 12時00分
キレやすくなる!? 清涼飲料水ガブ飲み
連日猛暑が続き、喉を潤す清涼飲料水が欠かせないが、そんな状況が生み出す気になる話がある。 「若年性糖尿病の多くに見受けられるのが、スポーツドリンクや清涼飲料水などを大量に飲み続けることによって起こすパターン。これを『ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトアシドーシス)』といいます」(世田谷井上病院・井上毅一理事長) コーヒーを飲む際のスティックには、約3グラムの砂糖が含まれているが、たとえば500mlの清涼飲料水であれば15〜20本分の砂糖が入っているという。 「それを空腹時に飲むと、あっという間に糖分が吸収され、急激に血糖値は上昇します。このため、すい臓から大量のインシュリンが分泌され血糖値は急激に下がるのですが、このアップダウンの繰り返しで、やがてすい臓がマヒし、インシュリンを分泌しなくなるのです」(同) これが糖尿病への道を加速させるわけだが、怖いのはここからだ。 「最近、すぐに“キレる”人が増えていますが、低血糖になると脳が必要とするブドウ糖が不足して思考力が弱まる。こうした状態が続くと、攻撃性ホルモン・アドレナリンが分泌され、ちょっとしたことでもカッとなってしまうのです」(医療関係者) 校内暴力やDVなど、後先を考えない暴力事件が絶えないが、これらに清涼飲料水の過剰摂取が影響している可能性もあるということか。 「スポーツ飲料はマラソンやサッカーなど大量に汗をかくスポーツ選手にはいいでしょう。しかし、暑いからといって運動しない人が甘い清涼飲料水をガブ飲みするのはどうかと思いますね」(井上理事長) 暑いからといって何でも摂りすぎは厳禁だ。
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芸能ニュース 2012年09月08日 11時59分
SKE48桑原みずきが大ハッスル「あたしなんか、玲奈より、セクシーなんで」
京楽産業の新機種「ぱちんこ 必殺仕事人 桜花乱舞」(11月登場予定)の特別先行展示会が都内で7日に開催。人気ドラマ「必殺仕事人」シリーズでおなじみの俳優の京本政樹と、京楽産業イメージキャラクター「ゼブラエンジェル」からアイドルグループSKE48の高田志織、小林亜美、桑原みずきが登場し、トークショーを行った。 桜花乱舞の応援団を結成したというSKEの3人。「松井玲奈さんが出演しているというのを聞いて、ここはゼブラエンジェルの私たちが出るべきではないか」などと早くもやる気満々。特に、桑原みずきは「あたしなんか、玲奈より、セクシーなんで」と、黒いマントをはだけて悩殺ボディー(?)をちら見せ。ただ、ほかの2人は大爆笑。 ステージでは、バトルがテーマの桜花乱舞にちなみ、きゅーとな剣士に変身した3人が殺陣(たて)を披露した。京本は「正直、初めのほうはどうしようと思ったけど、最後はきめてました」と感心した様子。すると、なんと、桑原が「京本さん、対戦してもらえますか」と挑戦状をたたきつけた。京本が受けて立ち、桑原を抑え込んだ京本が、ピコピコハンマーで桑原にとどめを刺すと会場からは大拍手が。一連の殺陣シーンを終えた桑原は、「斬るのがくせになりそうです」とにっこり。 京本は、「30数年近い月日がたっていまだに、(必殺仕事人の)『組紐屋の竜』を演じていたと認識していただいていることは非常にうれしい」と口にし、「応援隊の隊長として、これからも、この台を応援し続けて、5年、10年続くようにがんばれるだけ、がんばろうと思います」と意気込みを語った。(竹内みちまろ)
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社会 2012年09月08日 11時00分
呆れた住友林業の手抜き工事
大手ハウスメーカーの住友林業が東京、大阪などで計3524件に及ぶ建築基準法違反に手を染めていたことが発覚した。部屋と部屋を仕切る壁を作る際に、下地として柱の間に必要な「胴縁」を張らずに柱に直接張ったとか、石膏ボードを張るためのビスが基準より短かかったなどのケースで、要するに悪質な手抜き工事。準耐火性能を持つ本来の工法とは明らかに異なっており、国土交通省は各自治体に対して詳しい調査を命じたという。 ところが、この指摘に対し住友林業は「試験機関で準耐火性能があることを確認した。今後、認定を申請する予定」と開き直ったから大騒ぎに。いまや世論の集中砲火を浴びているのだ。 「手抜きを認めて大掛かりな改修工事に着手すれば、それだけで膨大な金額に膨らむ。一説では200億円にも上るとされていますが、先に発表した今年4〜6月期は38億円の経常赤字だった。厳しい業績を考えたら改修工事なんてトンデもない。開き直るしかないのでしょう」(大手証券マン) 各自治体の調査によっては違反件数がさらに膨らむ可能性がある。そうなれば、同社への風当たりは一気に強まる。ライバル社OBは冷ややかだ。 「大手は下請けメーカーを手足として使い、いかに利益を吸い上げるかに汲々としている。たとえば売却価格から300万円値引きするといっても、値引き分は最初からゲタを履かせており“誠意”といっても見掛けだけのこと。第一、国土交通省が槍玉に挙げた今回の“不適切施工”にしても、一般のユーザーには見抜けない。逆に言えばユーザーの目に触れない部分では、どこに落とし穴が潜んでいるかわからないのです」 どうやら、かつて深刻な社会問題となった耐震偽装事件と共通する話のようだ。
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レジャー 2012年09月07日 17時45分
紫苑S(オープン、中山芝2000メートル、8日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中山11R、紫苑Sは◎アイスフォーリスが春の実績通りの力を披露します。 今春の休養明け後は、2、2、3着と安定したレースぶりで、特に前走のオークスは相手が揃っていた中で堂々の3着。中団からうまくなだめて折り合い、直線はゴチャつきましたが内に進路を取り、インから鋭く脚を伸ばしました。 中山2000メートルはミモザ賞で2着。手応え良く追走して立ち回りも上手でしたが、道悪の分ゴール前でつかまってしまいましたけど、タフな馬場にも対応できていたのは力のある証拠です。レースではある程度の位置につけられますし、とても器用に運べますから中山の開幕週も問題ありません。 中間は乗り込まれて順調に調整、仕上がりは良好。ここは格上の実力を見せて本番へつなげます。(17)アイスフォーリス(5)パララサルー(16)ダイワズーム(12)サンキューアスク(1)ブリッジクライム(2)メイショウスザンナ(8)オメガハートランド馬単 (17)(5) (17)(16) (17)(12)3連単 (17)-(5)(16)(12)(1)(2)(8)アイスフォーリス 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2012年09月07日 16時00分
日韓芸能バトル勃発 告発 韓国アイドル(ワンダーガールズ)を巻き込んだ詐欺事件(1)
「竹島」に不法上陸した揚げ句、野田政権が送った抗議の親書を郵送で返却した李明博大統領。この非礼外交ぶりに我が国国民は怒り心頭だが、その最中に“韓国芸能界の最終兵器”と呼ばれる、人気アイドルグループの詐欺騒動が勃発した。 「韓国で人気の『ワンダーガールズの化粧品を国内で独占販売しないか?』との話があり、契約に応じた。ところがサンプル商品の代金を支払うと、その後はナシの礫。商品を送ってこないばかりか、返金にも応じようとしない。その卑劣なやり方が許せない」 こう怒りの声を上げるのは、音楽プロデューサーのKAZUKI氏だ。“ゴッドプロデューサー”を自称する同氏は、ミュージシャンの小室哲哉が「5億円の詐欺事件」('08年)で逮捕された直後に暴露本を出版し、話題を呼んだ人物なのだ。 その同氏が韓国アイドルの化粧品販売を手掛け始めたのは昨年秋。きっかけは「韓流スター、チャン・グンソクのグッズ販売を扱う都内の代理店から話を持ちかけられたことだった」という。KAZUKI氏が、詐欺騒動の発端をこう語る。 「この話に乗った理由は2つある。一つは以前取引のあった代理店から話を持ちかけられたこと。そしてもう一つは、俺自身が動物愛護財団を設立しており、『韓国の化粧品は日本と違い、動物実験を行わない』と言われていたからだ。そのため、これを好機と見て俺の会社で日本での独占販売に乗り出すことにしたんだ」 ちなみに、ここで登場する『ワンダーガールズ』とは、'07年にデビューし、韓国アイドルブームの火付け役となった5人組ユニット。同年に楽曲「Tell Me」がヒットし、国内では『少女時代』や『KARA』以上の人気を博している。今年7月には、日本でもアルバムをリリース。前後して出演CMが流され、今や我が国でもファンが急増中のグループなのである。 一方、「ワンダーガールズ化粧品」は、'10年に韓国内のオンラインショップで販売が開始された商品。マスカラやフェースマスクなどが日本にも並行輸入されていたほどで、その人気は日本でも浸透していた。KAZUKI氏が言う。 「もともと、化粧品の世界的な販売権は、彼女たちの所属事務所『JYP』から商品の製造を任されていた『ダルエンターテインメント』という韓国の化粧品会社が持っていた。それが、韓国内の『KDRインターナショナル』という企業に委任され、件の代理店を通じて俺に持ち込まれたんだ。しかも『日本国内での販売と、日本向けパッケージのプロデュースを任せられる会社を探している』との振れ込みだったから、契約を申し出たんだ」(同)
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社会 2012年09月07日 16時00分
12時間暴行DVホストの表裏の顔
同居していた19歳の女子大生に対し12時間にわたり数百発殴るなど暴行を加えたとして、8月12日、大阪府茨木市五日市のホスト・綱目貴文容疑者(34)が殺人未遂容疑で府警茨木署に逮捕された。 「暴行は11日朝から食事とトイレの時間を除いて間断なく行われた。その後、2人が車で近くのリサイクルショップへ行ったところ、店内で女子大生が外傷性ショックのために倒れて気を失ったのです」(社会部記者) 女性は肋骨骨折など全治1カ月の重傷。警察が病院に駆けつけた時、付き添った綱目容疑者は逃走していたが、翌日、自宅に戻ったところを張り込んでいた茨木署員に逮捕された。 綱目容疑者は「女性が他の男と気易く口をきくのが気にくわなかった。殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているというが、呆れるのはその暴行癖だ。 「10年前の'02年8月には、仲間4人と一緒に22歳のホストを12日間監禁し、紐で両手を縛り殴るなどした上、ホストの父親から解放する代わりにと約170万円を脅し取って、4年半の実刑判決を受けている。さらに仮出所した直後の'07年2月には、当時同居していた女性(22)を暴行し死亡させ、傷害致死で5年の実刑判決。女性を殴る蹴るした理由が、『寝ていたところを起こされたから』というから、救いようがありません」(同) 綱目容疑者は今年春に出所しており、何食わぬ顔で再びホストの職に就いていたという。 「彼は主にミナミのホストクラブを転々としていました。まあまあイケメンだし、口もうまい。接客ぶりも良くホストとしては優秀なほうでした。客の前でキレることなんてなかったし、むしろ優しいほうでしたよ。驚きましたね」(ミナミのクラブ関係者) 警察での供述ぶりも素直で、捜査関係者も「あんな温和な男が荒っぽいことをするのか」と驚きを隠せない様子だという。被害者はギャップに騙されたのか。