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芸能 2011年12月09日 11時45分
絢香 Mステで2年ぶりテレビ出演
歌手で今年10月に活動を再開することを発表した絢香が23日の「MUSIC STATION SUPER LIVE 2011」(テレビ朝日)に出演することがわかった。テレビへの出演は約2年ぶりとなる。 絢香は大阪府出身。高校1年の時から大阪でライブ活動をスタート。2006年にはNHK紅白歌合戦に「三日月」で初出場。2009年にNHK紅白歌合戦を最後にバセドー病の治療に専念するため無期限の活動停止にはいっていたが今年9月に音楽活動を再開することを発表していた。
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スポーツ 2011年12月09日 11時45分
世紀の大凡戦演じた亀田興毅 次こそ指名試合で逃げられない!
12・7大阪府立体育会館で開催されたボクシング「亀田祭り」。亀田3兄弟が揃い踏みした興行で、長男でWBA世界バンタム級王者の興毅(25=亀田)は同級12位のマリオ・マシアス(メキシコ)を、4回2分4秒、KOで破り、同王座3度目の防衛に成功した。KOでの防衛は5・7大阪でのV1戦以来となる。 まさに口あんぐりの世界戦であった。興毅は1、3、4回にダウンを奪う圧勝だった。といえば、聞こえはいいが、挑戦者のマシアスは、とても世界王座に挑むレベルの選手ではなく、絶句したボクシングファンも多いことだろう。興毅はバンタム級での防衛戦のなかで、「一番いい試合だった」と評したが、ただ単にKOすればいいというものではない。 リアルライブで度々報じてきたが、興毅はバンタム級に転級後、強豪選手との対戦を避け続けてきた。昨年12・26さいたまでの王座決定戦ではランキング5位の選手に勝っての王座奪取。以降、防衛戦ではV1戦(5・7大阪)が14位、V2戦(8・31日本武道館)が8位、そして今回のV3戦は12位の選手。これだけ、ランキング上位の選手との対戦を回避すると、チャンピオンとしての権威も疑われるし、なによりバンタム級での興毅の実力が計れない。 そんな興毅も来春に予定されるV4戦では、いよいよ逃げられない状況に追い込まれた。次期防衛戦は指名試合になることが確実。興毅はWBA同級暫定王者のウーゴ・ルイス(メキシコ)、バンタム級に階級を上げた前WBA世界スーパーフライ級王者=ウーゴ・カサレス(メキシコ)の名を挙げた。カサレスは8・31日本武道館で清水智信(金子=現休養王者)に敗れ、同王座を明け渡したが、スーパーフライ級、ライトフライ級(WBO)の2階級を制覇した強豪。指名試合となれば、暫定王者またはランキング最上位者との対戦は避けて通れない。 興毅は今後のプランについて、他団体との統一戦、V5後に4階級制覇を掲げた。そこにたどり着くためには、次の指名試合で防衛することが必須条件となる。興毅のバンタム級での真の実力が次期防衛戦で問われることになる。 なお、メーンイベントで行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者=テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)対挑戦者=次男・大毅の一戦は、3-0(115-113、116-112、119-110)の大差で王者の判定勝ちで、大毅の2階級制覇はならず。三男・和毅はエドゥアルド・ガルシア(メキシコ)に、7回1分23秒、KOで勝利した。(落合一郎)
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スポーツ 2011年12月08日 16時00分
ダルビッシュがメジャー挑戦表明
やはりメジャー挑戦だった。プロ野球・日本ハムのダルビッシュ有投手(25)が8日、公式ブログでポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ挑戦を明言した。ブログでは「ファンの皆様へ〜ご報告〜」と題し、「この度、ダルビッシュ有はポスティングシステムを利用する事を決めました。一番にファンの皆様へ伝えたかったのでここでの発表になりました。北海道日本ハムファイターズ球団には本当に感謝してます。」とコメント(画像参照)。ポスティングの手続きも済ませたことも明らかにしている。同投手の獲得については、メジャーの複数球団が興味を示している。
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芸能 2011年12月08日 15時30分
自分なりにがんばろうとしている神田沙也加
先日、おおみそかのNHK・紅白歌合戦の出場歌手が発表されたが、「ただのコネ」、「親の七光り」など各方面から批判が噴出しているのが、初出場で会見にも出席した歌手・松田聖子の愛娘・神田沙也加だ。 「沙也加は歌手として02年に鳴り物入りでデビューしたが、まったく鳴かず飛ばず。聖子は来年の大河ドラマ『平清盛』で大河初出演にもかかわらず1人2役のVIP待遇で、限りなく自分に有利な条件で紅白に出場。その条件に沙也加の出場も含まれていたようだ。NHKサイドは『番組の企画と演出に合致したため』と説明しているようだが」(音楽関係者) 母が聖子ということで、デビュー以来、常に「親の七光り」というレッテルがはられている沙也加だが、自分なりに生き残る術を模索しているようだ。 「歌手としてパっとしなかったため、映画・ドラマで女優業にも挑戦したが、こちらもパっとせず。すると今度はミュージカルに挑戦し、ハマったのか、最近はすっかりミュージカルを中心に活動。共演者との熱愛報道もあった」(芸能記者) そんな沙也加だが、最近、母が本格的に挑戦していなかった分野での才能を伸ばそうとしているのか、バラエティー番組に出演しているというのだ。 「沙也加は10月から深夜番組『ザ・狩人 こちら地球情報局』(日本テレビ系)にレギュラー出演。地球の旬な人や物を紹介する宇宙人という設定で、藤井隆や椿鬼奴らと絡んでいる。番組内ではメルヘンチックなコスプレも披露。初の本格的なバラエティーにしてはそこそことけ込んでいる」(同) バラエティーでは母を超える日は近い?
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トレンド 2011年12月08日 15時30分
渡辺正行が元恋人とテレビで共演していた!?
12月5日放送の『Qさま!』にて、インテリ声優&俳優軍団vsインテリ芸人軍団スペシャルと称して有名声優や人気の俳優、芸人等が共演、一般常識や雑学についてクイズで対決した。 だがここにかつての恋人同士が共演しており、なおかつ対決する事になっていたのはご存じだろうか。 それはインテリ芸人軍団として出演した渡辺正行と、声優軍団で出演した田中真弓で、『ワンピース』の主人公ルフィや『ドラゴンボール』のクリリンなどの声で知られる超人気声優である。 渡辺正行と人気声優…お互いあまり接点が無さそうであるが、この二人が付き合っていたというのは事実であると報じられている。 彼らの交際していたのは1980年代。田中がパーソナリティを勤めるラジオ番組『アニメトピア』では当時、渡辺と田中の交際がよくネタになっていた。 実際、渡辺正行と田中真弓の付き合いは古く、当時彼らが所属していたテアトルエコー劇団にて知り合い、交際がスタート。一時は同棲までする仲だったという。当時彼らは無名であったため話題になる事はほとんど無かったが、『アニメトピア』のヘビーリスナーだった人にとっては記憶に残るエピソードで『Qさま!』を見ていた『アニメトピア』ファンはこの共演に度肝を抜かれたという。 『Qさま!』ではさすがにそのエピソードを披露する事は無かったが、渡辺のほうは多少の意識はしていたようで、田中真弓と同じ声優チームにいた平野綾に対し「今日は、夕方暇かな?」と田中へのアピールにも見える発言をしていた。 ちなみに渡辺正行はハワイ旅行をかけた最終問題で、提示された慣用句の意味が合っているかを○×で答えるクイズの7問目「『雪をあざむく』とは厳しい寒さに耐えることである」に、悩んだ挙げ句○と答えて不正解。残念ながら芸人チームのハワイ旅行を逃してしまった。この『雪をあざむく』という慣用句は『白さ』を形容する言葉で、『雪と間違えるほどの女性の白い肌』を指して使われる表現でもある。奇しくも女性がらみの問題で間違えてしまったのはやはり動揺によるものだったのだろうか。 この半分嫌がらせのような共演はなぜ実現できたのか? あくまで推測であるが、この番組には近年バラエティに多く出ている三ツ矢雄二も出演しており、前述のラジオで田中真弓とも共演していた。そのため三ツ矢は「渡辺と田中の仲」をよく知るたったひとりの人物である。もしや彼の仕掛けでは…と勘繰りたいところではある。 とにかく、謎は尽きないが、渡辺正行と田中真弓の共演は今後も是非、期待したいところだ。
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トレンド 2011年12月08日 15時30分
名前の由来は『ONE PIECE』から!? 子供にマンガ由来の名前を付けた芸能人
雑誌「Nicky」専属で、若い女性を中心に人気の高いモデル、神田笑花が先月の11月18日に第一子を出産。元気な男の子で、母子共に健康とのこと。そして先日30日に自身のブログで息子の名前を「覇王(はお)」と名付けたと報告した。 一風変わったこの名前は大好きな漫画『ONE PIECE』に出てきた特殊能力『覇王色の覇気』を参考にしたものだという。『覇王色の覇気』は作中で『数百万に一人、“王の素質”を持つ物しか身につけることが出来ない』能力とされており、彼女は息子に「人とは違うオーラをまとった子に」「何事も制覇できる子になって欲しい」との思いを込めて名付けたとのこと。他にも「はお」の読みが中国語で「好かれる」、好感という意味を持つ言葉であることや好きな漫画の内容を踏まえつつ、「漢字だけ見ると結構いかついけど呼んでみると柔らかい」として彼女も夫も含めて気に入っている事を述べ、ブログにはファンからの祝福のコメントが多数寄せられていた。 ところで、この名前は音だけ見るとONE PIECEと同じ週刊少年ジャンプに掲載されていた人気漫画『シャーマンキング』に登場していたキャラクターと同名。漫画に詳しいブログ読者やネットユーザー等の中には、その点に思わずツッコミを入れる者も少なくなかったが、彼女のブログをよく読むと「音はシャーマンキングの葉王からピンときました」と書いてあるので、命名時のインスピレーションにこの作品も一躍買っていた模様。「偉大で優しい王様になってくれたらいいなと思います」と述べていた。 このように、近年は子供の名前を人気漫画を参考にして名付けるケースが見受けられるようになってきた。今年の9月にも、雑誌「小悪魔ageha」などで活躍中の人気モデル神河ひかりがやはり『ONE PIECE』の人気キャラクターにあやかって自分の息子に「瑛磨(エース)」と名付けたという報告があった。 昔から歴史上の偉人や勇猛な武将らの活躍や業績にあやかって同じ名前をつける、というケースは多い。こういった漫画由来の名前に関しても、漫画の中にも感動できる作品や、印象の強い作品が多くある現在、主人公などのように強くあって欲しいと願い、あやかろうとして親が子に名付けるケースが増えてきているのだろう。 一見軽く見えるかも知れない漫画由来の名前。しかし、その裏には子供を思う親心が隠れているとすれば、今後も同じように漫画のキャラクターの名前を付ける人は増えてくるのかもしれない。
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スポーツ 2011年12月08日 15時30分
局地的に盛り上がった今年の日本シリーズ 過去最高の入場料収入!
昨年の千葉ロッテ対中日に続き、今年も福岡ソフトバンク対中日という全国的には地味なカードだったプロ野球の日本シリーズ。当初は世の関心も低かったが、熱戦が続くなかで注目も高まり、3勝3敗で迎えた第7戦(11月20日)のTBS系列の視聴率は18.9%(関東地区)の高視聴率をマークし、国民的スポーツとしての面目を保った。 その日本シリーズの収支を12月7日、NPB(日本野球機構)が発表。全7戦の入場料収入は、15億6701万3100円で、03年の阪神対ダイエー(現ソフトバンク)の14億728万500円を上回り、史上最高を記録した。 これには、入場料を値上げしたことも要因となったとみられるが、多くの野球ファンが球場に足を運んだ結果にほかならず、全国的には盛り上がりに欠けても、地元の名古屋地区、福岡地区では局地的に大いに盛り上がったシリーズとなった。第7戦の視聴率は名古屋地区で27.7%、北部九州地区で44.4%と、関東地区のはるか上をいき、両球団の地元ではいかに熱が入ったかの証明となった。サッカーJリーグにならうように、プロ野球も今後より一層地域密着を図る必要性を感じさせる今回の結果でもあった。 なお、ソフトバンク、中日両球団には3億5411万1829円ずつが入り、NPBには3億8485万5070円の収入があった。第4戦までの入場料収入から共通経費を差し引いた額の28%(勝者=16.8%、敗者=11.2%)が、所属球団を通じて分配される選手分配金はソフトバンクが1億2462万5839円、中日が8308万3892円で、シリーズ出場有資格各40選手で割ると、ソフトバンクは1選手あたり約311万円、中日は1選手あたり約207万円になった。(落合一郎)
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社会 2011年12月08日 15時30分
準強姦で逮捕された元柔道五輪金メダリスト・内柴容疑者 犯行は計画的だった?
04年アテネ、08年北京五輪において、柔道66キロ級で2大会連続金メダルを獲得した内柴正人容疑者(33)が、準強姦の容疑で逮捕されたニュースには、日本スポーツ界のみならず、日本全国に衝撃が走った。 警視庁捜査1課によると、内柴容疑者は9月19日夜、合宿で訪れた都内にある居酒屋やカラオケボックスで、部員数人や柔道部コーチと飲酒。未成年の被害女性(柔道部員)が泥酔したため、内柴容疑者は被害女性と2人だけで先に店を出て、宿泊先のホテルに連れて戻ったという。捜査1課は内柴容疑者が、介抱を装って被害女性の部屋に入り、暴行したとみて捜査を進めている。 当初、被害女性は自ら酒を飲み、それを内柴容疑者が黙認したしたといわれていたが、取材を進めてみると、必ずしもそうともいえないようだ。関係者によると、もともと、内柴容疑者はこの被害女性に目を付けており、飲食店でも内柴容疑者は女性に酒を進め泥酔するように、もっていったとの証言もある。結果的に酔い潰れた被害女性をホテルに連れ戻したというのは、内柴容疑者の計画通りの行動だったとの見方もできる。そうであれば、この事件はかなり悪質だ。 内柴容疑者が客員教授、女子柔道部コーチを務めていた九州看護福祉大(熊本県玉名市)側は、被害者は1人だけとは明言せず、複数におよぶ可能性もほのめかしている。捜査1課はこの件についても捜査中で、余罪があることも十分考えられる。 今もなお、合意の上を主張しているという内柴容疑者。捜査の結果次第では、さらなる悪の顔が明らかにされることになる。(落合一郎)
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社会 2011年12月08日 15時00分
「平松派残党は殺戮する!」 大阪・橋下新市長が行列のできる目安箱で市役所解体(1)
大阪市長選での橋下徹氏と現職の平松邦夫市長との差は20万票以上。府知事選では、松井一郎府議団幹事長が倉田薫候補にダブルスコアに近い大差で圧勝し、あっけなく片が付いた。テレビの開票速報が始まるや否やの“秒殺”当確は、知事選としては、あの横山ノック氏以来の快挙となる。 「投票日前日に大阪維新の会は結果を市内のホテルで聞き、そのまま会見を行うことを発表しました。すごい自信だとは思いましたが、期日前投票の出口調査で勝利を確信していたようです。それにしても橋下、松井が、あそこまで完勝するというのは予想外でしたね」(市政担当記者) これで大阪は完全に大阪維新の会の天下となったわけだ。 振り返れば約2年前、6人の大阪府会議員により自民党の一分派としてスタートした維新の会。しかし、今や府議会では100人以上の議員を擁し過半数を制圧。大阪市議会、堺市議会でも最大会派として影響力を行使し、大阪を席巻しているのである。ただし今回の選挙戦では、当初は平松陣営が互角に戦いを進めているという見方もあった。 「後半は、組織型選挙への反発、平松候補の討論会ドタキャン騒ぎで地滑り的に情勢が動き、橋下氏に風が吹きました。一連のスキャンダル報道による橋下叩きも、かえって選挙民の同情を呼び追い風となったのです」(同) 予想を上回る大勝利に、維新の会関係者は興奮を隠せない。 「明治維新の場合も、長州藩の片隅の松下村塾から始まりました。“平成維新”も大阪市内の喫茶店の語らいからすべてが始まった、と後世に伝えられることでしょう」(維新の会所属の市会議員) 一方、惨敗を喫した平松陣営。自民、民主の二大政党に、よもやの共産党までもが“反独裁”と大同団結し、これに労働組合をはじめとする主要関係団体が加わってさえ、橋下維新の牙城を崩すことはできなかった。既成政党、とりわけ自民、民主のショックは大きい。 「平松さんが負けるのは覚悟していましたよ。しかし接戦で敗れるのなら、橋下体制になっても批判勢力として、市政に対する影響力を確保できると思っていました。しかし、これほどの負けになるとは…」(民主党府連関係者) 自民党にとって今回の選挙は、知事選の候補者支援を巡る国会議員と府会議員のゴタゴタが最後まで尾を引いた、後味の悪いものになった。維新の会のそもそもの出身母体が自民党だけに、府議会、市議会では、さらなる転向も予想される。
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芸能 2011年12月08日 14時00分
本誌連載担当編集者が語る 立川談志の“豪放磊落人生”
「豪放磊落」「頑固一徹」「破天荒」−−11月21日に喉頭ガンで亡くなった立川流の家元・立川談志師匠(享年75歳)は、まさにそうした形容詞を掛け合わせたような落語家だった。 談志師匠との付き合いは、約20年前にさかのぼる。'92年6月から1年間の約束で『立川談志の正しい対談』と題した対談ページをスタートさせた。ところが、この連載がスリルと冷や汗の連続だったのである。 タレントや作家、果ては美少女レスラーやヤクザの親分と毎週対談を組んだが、2回目の対談時に早くもその“事件”は起きた。 当日の対談相手は、『火垂るの墓』の作者で知られる作家の野坂昭如氏。だが、それこそ待てど暮らせど、対談会場にホスト役の師匠が現れないのである。 これには、さすがの編集部員らも肝を冷やした。30分、そして1時間…この頃から野坂氏のコメカミには青筋が浮き出し、2時間を過ぎる頃にやっと担当者と連絡が取れると、「歯痛で行けない!」という有り得ない返事が。その後、これを知った野坂氏が激怒したのは言うまでもない。 もっともこの騒動にはさらに後日談がある。翌日、談志師匠は休むことなく高座に上がり、流暢に噺を披露。楽屋に引っ込むと、汗だくの着流しを脱いでパンツ一丁になりながら「よう、昨日は悪かったな!」と無邪気な笑顔を向けたほどなのである。 また、当時人気を博した美少女レスラーとの対談後には、こんな一幕もあった。 連載中は東京・根津の自宅に原稿を届け、翌日チェックを受けて入稿するのが常だったが、原稿をもらいに行くと「お前に2つ伝えることがある」とカラッとした笑顔で声を掛けられた。 「まず、一つは、ほれ原稿」。次に飛んできたのは、「あ、それと連載辞めるから!」。こうした周りの人間の血が、サーッ引くような毒の利いたシャレは日常茶飯事で、その後連載は3度も打ち切りの危機を迎えたのである。 ただし、一方では情に厚く一本気な人だった。お気に入りのハイボールを飲んで酔っ払うと、よくこんな話を聞かされたものだ。 「なぁ、世の中で一番リアルなものが何だかわかるか? 人間臭いものが一番本物!」「だから落語は世の中に必要だし、俺の対談は『正しい対談』なんだ」 酒を愛し、人間の抱える矛盾を噺と人生で体現しようとした希代の落語家。それゆえに、立川談志の胸中には、無邪気さと破天荒さが共存していたのである。
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