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芸能ネタ 2013年04月23日 14時00分
貞淑美女タレントの性白書 オセロ・中島知子(1)
「彼女と同い齢で、漢字違いの同姓同名の女優・中嶋朋子は、このところ、会う人ごとに“あなたは大丈夫?”と聞かれて、苦笑いの日々のようです」(芸能関係者) '11年4月の無期限休養発表から2年。 お笑いコンビ『オセロ』の“黒い方”中島知子(41)の3月末からの“突然・露出”に戸惑っている芸能関係者は多い。 「いくらなんでも、展開が早すぎるという声がいたる所で上がっています」(芸能記者) 2年前の“騒動”(女性占い師I氏の洗脳とマンションの家賃滞納問題)では一向に事態が動かず、I氏と離れた後も、たまに一部マスコミで報じられる程度で、長らく膠着状態が続いていた。 「それが3月末からの1週間で目まぐるしく動いたのでビックリしました。いったい、彼女に何が起こった? という印象です」(芸能関係者) 3月25日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で井上公造リポーターが出版社社長から聞いた話として、中島が「Iさんを歌手デビューさせたい」と話していたと明かせば、27日には『スポーツニッポン』が退院した中島を直撃。翌28日には、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日・29日放送)のインタビューに応じた。 同番組では、スレンダーな姿に戻った中島が、 「私が家賃滞納とかやってしまって(I氏に)ご迷惑をかけてしまって申し訳なかった」 「(滞納は)自分自身で決めたことで、貫き通したかった」 「仕事はもう、できたらやらせていただきたいです」 と、ハッキリとした口調で話し、I氏には非がないことを重ねて強調した。 「白いブラウスに身を包み、髪を一つにまとめたその姿は、確かにバラエティー番組にひっぱりだこだった当時を彷彿とさせていました。驚いたのは、『マインドコントロールされていた事実はない』とハッキリと言い切ったことでした。I氏と同居した理由についても、中島の金銭感覚が荒かったためにI氏から借金をするようになり、そのお礼として家賃をもらわないかわりに、一緒に住むようになったということでした」(芸能記者) しかし、中島のインタビューを見た所属事務所『松竹芸能』の先輩たちの目は実に厳しかった。 お笑いコンビ『TKO』の木本武宏が「僕らの知っている中島とは違った」と言えば、木下隆行も事務所や相方の松嶋尚美に無断で出演したことを批判。 「順番が間違っている。まずは松嶋ちゃうの。一番、迷惑かけている」などと不満を口にした。 また、中島がマンションに引きこもっていた際には、松嶋の呼びかけで事務所関係者が集められ、マンションの見取り図を基に“奪還計画”を立てていたことも明かした。 そして、中島の素質を誰よりも高く買っていた笑福亭鶴瓶は、まず、 「(マインドコントロールが)解けてても、解けてなくてもいいけど、まだ(テレビに)出したらあかんわ」 と、中島を引っ張り出したテレビ局に苦言。 さらに、中島が騒動中に家賃を滞納していたマンションは本木雅弘が家主だが、本木の義母・樹木希林が、中島や中島の両親に対して寛大な対応をしていることについて、 「希林さんは大きな人やで。(中島はテレビ復帰より)先に希林さんに謝るべき。常識的に考えておかしい」 と、語った。 「4月1日にも『ワイド!スクランブル』で中島のインタビュー第2弾がオンエアされましたが、思ったほど数字(視聴率)が伸びず関係者はガッカリしていました。実質、今回のことで『オセロ』は解散となってしまったし、とにかく、中島の“焦り”が気になります」(テレビ局関係者)
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芸能ニュース 2013年04月23日 11時45分
『モーニングバード!』羽鳥アナが売れっ子脚本家と再婚へ!
情報番組「モーニングバード!」のMCをつとめるフリーの羽鳥慎一アナウンサーが結婚を前提に、数多くのテレビドラマ作品を手掛ける売れっ子脚本家の渡辺千穂さんと真剣交際していることを各スポーツ紙が報じている。 報道をまとめると、2人は昨年8月、共通の知人を介した食事会の席で出会い、その後も何度かグループで食事をするうちに、自然な流れで同11月から交際に発展。現在は2人がお互いの自宅を行き来するなどして愛を育み、プロポーズも婚約もまだだが、羽鳥アナは親しい知人に「いつかと言われればまだ分からないが、結婚するつもりはある」と明かしているそうで、早ければ、年内に婚姻届を提出する可能性もあるという。 羽鳥アナは23日に放送された同番組の冒頭で「(新聞に)出ておりましたね。出ていることは事実でありまして、これからも地道にがんばります」と交際を認めた。 羽鳥アナは96年に元キャビン・アテンダントの冬子さんと結婚。97年に長女が誕生したが、昨年5月に離婚していた。 「羽鳥アナは11年3月末で日本テレビを退社してフリーとなったが、フリー転向により仕事が多忙となり家族と過ごす時間が減った。夫人はアロマセラピーインストラクターとして軌道に乗りはじめたこともあって、お互いの仕事を優先する形で離婚。夫人はいまだに羽鳥姓を名乗り、ライフスタイルコーディネーターとして、ブログによるとなかなか忙しそうだ」(芸能記者) 羽鳥アナのお相手の渡辺さんは羽鳥アナよりも2歳下の40歳。02年にフジ系「天体観測」で脚本家デビューし、テレビドラマを中心に、恋愛ドラマから社会派ドラマを数多く手掛けている。ドラマではほかに、TBS系の「パパとムスメの7日間」(07年)、フジ系の「赤い糸」(08年)、同「名前をなくした女神」(11年)、TBS系の「最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜」(12年)など話題のドラマを手がけている売れっ子。スポーツ紙に掲載された写真を見る限り、美人でショートカットな容姿は前妻とかぶる気がするのだが…。
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トレンド 2013年04月23日 11時45分
「やわらか亭」イベントに「すがもん」が登場
森永乳業の介護食品「やわらか亭」の一般チャンネル発売を記念して、同食品を試食できるイベントを東京・巣鴨のすがもん広場で22日(月)、23日(火)、27日(土)、28日(日)の4日間行う。 初日となる22日のオープニングセレモニーでは、同社栄養食品事業部長の中林將宏氏が商品を解説。巣鴨通り商店街公式イメージキャラクターの「すがもん」がゲストで登場。「すがもん」とのじゃんけん大会も行われ、見事に勝ち抜いた方には、同商品がプレゼントされた。 「やわらか亭」は、プラスティック容器入りのやわらかごはんとパウチ入りおかずソースのセット。温めなくても、おいしく食べることができる。食べたい時に調理の手間が省ける商品。「梅ごはん」「海苔ごはん」「カレーごはん」「麻婆ごはん」の4種類がある。
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芸能ニュース 2013年04月23日 11時45分
石田純一がモノマネ小石田純一を公認していた「がんばって頂きたい」
タレントの石田純一が22日、都内で開催された、エースコックのカップ麺新商品「革麺(かくめん)」発表会イベント「革麺まつり」に登場。石田のモノマネが話題のタレント小石田純一へ、「がんばって頂きたい」とエールを送った。 専門店のゆでたての生めんのコシと風味を実現したという「革麺」(同日全国発売)。イベントでは、芸能界有数の食通として知られる石田が、目隠しをしたまま、「革麺」と今までの麺を食べ比べ、どちらが「革麺」かを当てる企画が行われた。ハズしたら、素足にローファーがトレードマークの石田が靴下を履くという罰ゲームが設定。石田は見事、「革麺」を当て、「革命家」ならぬ「革麺家」に認定された。「革麺は、今後のスタンダードになっていくのかなと思います。それだけ画期的なカップ麺」「ぜひ、食べてみて実体験してみてください。本当においしいです」とメッセージ。 イベント終了後、囲み取材に応じた石田は、小石田とは会ったことはないが、先日、「ごあいさつに伺います」という連絡を受けたことを明かした。「大丈夫だから」と辞退したという。また、「『がんばってください』というメッセージは、(小石田へ)伝わっていると思います」とも。小石田を公認している? と尋ねられると、「もちろん、もちろん。本当にがんばって頂きたいなと思います」と笑顔を浮かべた。(竹内みちまろ)
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芸能ニュース 2013年04月23日 11時45分
吉本新喜劇 島田珠代が離婚 バツ2へ
吉本新喜劇の島田珠代(42)が、3月上旬に離婚していたことがわかった。 島田は名古屋のテレビ局制作スタッフ男性(40)と05年に知り合い、07年8月に結婚。08年に第1子となる長女が生まれたが、「お互い忙しく、すれ違いが多くなり、別々に歩んでいこうということになりました」と、離婚の理由についてコメントしている。島田は98年に所属事務所の社員と結婚したが、05年に離婚しており、バツ2となる。長女の親権は父側が持つことになるという。
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芸能ニュース 2013年04月23日 11時45分
モーニング娘。 新曲が週間ランキングで首位
アイドルグループ・モーニング娘。の53枚目のシングル「ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない」(今月17日発売)が初週9.4万枚を売り上げ、4月29日付の週間ランキング首位で初登場した。 同グループのシングル首位獲得は、前作「Help me!!」(1月発売)に続き、2作連続通算13作目となる。TOP10入りは53作目。自身の持つ歴代1位記録を更新した。
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レジャー 2013年04月23日 11時45分
ハッシーの地方競馬セレクション(4/24)「第58回羽田盃(SI)」(大井)
先週本命に推したサウスポーなイケメン・小池徹平ことヴィクトリーケルブは、まずまずのスタートを切りペースが速くなると見るやインの7番手の位置を取るが、これが後に敗戦の原因となることは知る由もなく…。道中は折り合いもスムーズで絶好の展開。しかし、向正面からペースが上がり、後方の馬たちが押し上げて行くと同時に先行した馬たちが下がってきてしまい、内にいたヴィクトリーケルブは進路がなくなりほぼ最後方まで下がってしまう。4コーナーを後方2、3番手で回ると、何とか挽回しようと鞍上が必至に追うもすでに前は遥か遠く。勝ち馬から2秒7差の9着に敗れました。2着に入った12番人気エスケイロードと3着7番人気のキタサンオーゴンを挙げていただけになんとも 悔しい結果となってしまいました。今週こそは的中といきたいところです! 今週は南関東牡馬クラシック第一弾「第58回羽田盃(SI)」が大井競馬場でおこなわれます。例年前哨戦である京浜盃からの出走馬は多いものの、さまざまなレースから出走馬が集まりますが、今年は11頭中8頭が京浜盃組。距離が100m伸び着順に入れ替わりがあるのか、リベンジに燃える各馬の熱き戦いに注目です。 そこで本命はリベンジに燃えるベビーフェイスなイケメン・野村周平ことアウトジェネラルです。前走の京浜盃では、スタート直後に躓いてしまい位置取りを悪くしてしまったことや、初めて本格的に馬群に入って揉まれる競馬となってしまいました。それでも並の馬では馬群に沈んでもおかしくない不慣れな競馬となったにも関わらず、最後はしっかりと伸びてきたことは非常に評価できます。着差は3馬身しかなく、この馬本来の先行策が取れれば勝ち馬と肉薄していたことでしょう。使われつつ状態を上げ、鞍上には天才肌の御神本騎手を配し、今度こそリベンジです。 対抗は昨年のNAR2歳最優秀牡馬で京浜盃の勝ち馬・ジェネラルグラントです。前走は何から何までスムーズに進み、終わってみればメンバー中最速の上がりを使い完勝しました。2着馬に3馬身差を付けはしましたが、相手はスムーズな競馬が全く出来なかった上でのこと。ただし、こちらも休み明け初戦だったこともあり、上積みがあるのは間違いないのでここでも好勝負必至です。 ▲は終い必ず鋭い脚を使うインサイドザパーク。前走の京浜盃では相変わらずスタートが遅く、いつも通りの位置取りとなりました。ペースがスローになってしまい後方の馬には厳しい展開になりましたが、それでもメンバー中2位の上がりを使い3着まで追い上げた脚はさすがの一言。今回もスローペースになりそうなメンバー構成ではありますが、堅実な末脚を使えるので上位に来ることは間違いないでしょう。スタートがもう少しでも良くなれば頭まであってもおかしくありません。 以下、転入2戦目で上昇気配ハブアストロール、一叩きされ馬体が締まってきたソルテまで。◎(4)アウトジェネラル○(1)ジェネラルグラント▲(6)インサイドザパーク△(10)ハブアストロール△(3)ソルテ 買い目【馬単】4点(4)⇔(1)(6)【3連単】12点(4)→(1)(6)→(1)(6)(10)(3)(1)(6)→(4)→(1)(6)(10)(3)☆おまけ 翌日25日(木)には南関東牝馬クラシック第二弾「第27回東京プリンセス賞(SI)」がおこなわれます。今回は桜花賞2着だったカイカヨソウがリベンジします。小回りの浦和競馬場から広い大井競馬場に変わり、距離が伸びるのもプラス。もともと牡馬の上位クラスに混じっても見劣らない素質を持っており、条件がプラスに転じるとなれば文句なしの大本命。対抗はこちらも広い大井競馬場に変わるのが大幅プラスのケンブリッジナイス。▲は前走が強かった桜花賞馬イチリュウ。以下、パパパノチョイナ、サブノハゴロモ、ハシルセンセイまで。◎(4)カイカヨソウ○(7)ケンブリッジナイス▲(15)イチリュウ△(11)パパパノチョイナ△(6)サブノハゴロモ△(9)ハシルセンセイ買い目【馬単】5点(4)→(7)(15)(11)(6)(9)【3連単】12点(4)→(7)(15)(11)→(7)(15)(11)(6)(9)※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。
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スポーツ 2013年04月23日 11時45分
地元ファン最優先の広島・松田元オーナー
慰留が「最大の戦力補強」と言うべきか…。大竹寛(29)が得点圏に走者を背負いながらも粘り強いピッチングで今季2勝目を挙げた(4月17日)。野村謙二郎監督(46)も「しっかりと試合を作ってくれた!」と上機嫌で語っていたが、大竹といえば、その3日前に『国内FA権』を取得したときの“異例の賛辞”も思い出される。 「言動も立派になった。今の状況ならいいコーチになれる」 慰留を明言したのは、ほかならぬ松田元オーナーだった。その言葉通りなら、大竹は『幹部候補』として、将来も約束されたわけだ。 かつて広島はFA権を行使しようとする選手に対しては「見送る傾向」も強かった。 「慰留交渉で年俸がつり上がるのを嫌ったからですが、野球の成績とは別に、経営陣による『独自の査定』も影響していたように思います。お気に入りの選手(ベテラン)は大切にするが、そこから漏れた選手はたとえ主力であっても、待遇が冷たいというか」(球界関係者) 川口和久、江藤智、新井貴浩などの看板選手がFA権を行使した背景には、そんな線引きもあったらしい。 しかし、昨今はそうではない。昨季もFA権を取得した栗原、廣瀬を引き止めており、旧広島市民球場から3万3000人収容の『MAZDA Zoom−Zoomスタジアム広島』に本拠地を移し、「観戦者収入が上がり、球団経営も好転している」という。FA取得選手のプライドを満たすのに十分な“資金”を得たようだ。 「野村監督の次が見つからないからですよ」 プロ野球解説者の1人がそう言う。どういう意味かというと−−。 「野村監督は地元財界にもファンが多い。その野村監督を招聘することで財界からの支援も得たわけですが、過去3年、クライマックスシリーズにも進出できていません。結果を出さないと、野村監督に指揮を続けさせる意味もなくなってしまう。単にチームを強くするだけの指揮官ならすぐに見つかるでしょうが、地元財界が応援してくれるような後任監督はなかなか見つかりませんから…」 栗原、廣瀬はクリーンアップ候補だが、バットマンとしての数値は物足りない感もある。大竹もドラフト1位選手ではあるが、先発ローテーションの4番手以降だ。戦力の喪失は優勝圏内から遠ざかるだけではなく、チーム経営にも影響しかねない。 「生え抜きの選手を大切にする…。そうしなければ、地元ファンからも見限られてしまいます」(前出・関係者) オーナー自らが大竹の慰留を明言したのは、チーム経営のためでもあったようだ。 2年目の野村祐輔が登録抹消で先発要員が不足している。大竹は十分に存在価値を見せつけたようである。
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社会 2013年04月23日 11時45分
まさに非道警官! 交番に相談に訪れた女性に巡査がわいせつ行為
まさに非道というしかないか…。にわかに信じがたい事件が起きた。 神奈川県警監察官室は4月22日、交番に相談に訪れた女性にわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐容疑で、県警相模原署地域2課の巡査・辻大志(たいし)容疑者(24=同県厚木市温水西)を逮捕したと発表した。 逮捕容疑は当直勤務中の20日午前0時頃、相模原市中央区内の公園で、交番に相談に訪れた同市在住の30代の無職女性にキスするなど、わいせつな行為をしたとしている。辻容疑者は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているという。 同室によると、19日夜、女性が現場の公園近くの交番に相談に訪れたが、この交番の勤務員が別の任務にあたっていて対応できず、上溝駅前交番に勤務していた辻容疑者が応援に駆け付け、応対した。 辻容疑者は午後11時頃から約1時間、女性の相談を聞いた後、「ちょっと行こうか」などと言って、約200メートル離れた公園に誘い、公園の壁と遊具に囲まれた周りから見えにくい場所で、わいせつな行為に及んだ。辻容疑者は制服姿だった。 その際、暴行や脅迫はなかったといい、強制わいせつ容疑での立件は見送った。女性が21日に同署に被害届を提出し、県警が調べていた。 保坂都彦監察官室長は「警察の職務に対する信頼を大きく損なうものであり誠に遺憾。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。 警察を頼って相談に来た女性に、わいせつ行為をするなど、まさに非道そのもの。これでは、警察を信用できなくなる。辻容疑者の罪は大きい。(蔵元英二)
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社会 2013年04月23日 11時00分
ハローワークに潜む“カラ求人”の実態
これもアベノミクスのおかげなのか、有効求人倍率も上昇気味だという。厚生労働省は、「企業の中には景気回復を期待して、求人を増やしているところもある。今後、さらに増えていくことを期待している」とコメントしている。 しかし、その頼りにすべきハローワークの実態は、完全に“ブラック化”しているようなのだ。 「求人倍率上昇のからくりは『カラ求人』ですよ。ハローワーク職員は公務員だから、クビにできない余剰人員を抱えている。これを“求人開拓員”に仕立て上げ、地元企業を回らせて『無料だから』と、求人する気もない企業に求人を勧めているのです」(地方紙社会部記者) 仕事を選ばなければ、再就職口はいくらでもあるといわれるが、これも実態とかい離している。 「よく、介護職の人材が足りないといわれます。相談窓口に行くと必ず『資格ある?』と質問されますが、中年男性ではヘルパーの資格を持っていても需要はありません」(中年求職者) さらに、流行りの“ブラック企業”も求人に紛れ込んでいるという話もある。厚労省職業安定局では、こうした“違法行為”が判明した場合、適宜ハローワークから指導が行くと説明しているが、罰則規定はない。同局のスタンスは、おおむね「ハローワークに求人を出す企業は、人を採用したいからという以外に理由はないのでは。応募する側の問題もあるのではないか」というものだ。 実際に就職が成立した「充足率」は、今年1月の実数では17.6%と、採用した会社は4〜5社に1社という状況だ。にもかかわらず、厚労省は求職者側の問題との認識なのである。 生活保護者が一向に減らないわけだ。