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芸能ネタ 2015年04月08日 15時30分
お笑いネタは“もろ刃の剣”!?
明日さえ不安な芸能の仕事を続けていると、“心がポキッと”折れてしまうことがある。過去、メンタルが病んで活動を休止せざるを得なかった芸人がいる。キングコング・梶原雄太もそのひとりだ。 所属する吉本興業が運営する芸能養成学校・NSCで、同期の西野亮廣と出会って、キングコングを結成。在学中から『NHK上方漫才コンテスト』最優秀賞を受賞するなど、その才能は即座に開花した。デビュー4年でテレビ・ラジオ合わせて9本のレギュラーを抱えるほどのスポード出世だったが、それが裏目に出た。03年、機能が止まった。 過剰なストレスから、携帯電話の電源も切って、消息をくらませた。親だけには生存を明かそうと、3日ぶりに電源を入れた瞬間、先輩のFUJIWARA・藤本敏史から着信が。叱ってくれる仲間がいたことで復帰を考えはじめ、吉本、西野に謝罪。頭を下げるまでに2か月半もかかったが、西野はレギュラーがラジオの1本になっても、解散を切りだすことはせず、怒鳴ることもしなかった。 同時期、フジテレビで次世代芸人を集めた『はねるのトびら』のゴールデン昇格&レギュラー化が決定。キンコンは全国的タレントに昇華して、梶原は病んだ時代を笑いのネタにできるまでになった。 中川家・剛は、パニック障害で芸能活動を休止していた。関西で腕を上げ、新人賞も受賞した矢先に発症して、レギュラーはKBS京都のラジオ1本になった。密室がNGといわれると、大阪から局のある京都まで各駅停車で向かい、30分で行けるところに、2時間かけて、ふたりで行った。 ほかの仕事は、礼二がひとりでこなし、漫談、ものまねまで幅を広げた。この経験は現在の中川家の血となり肉となっているが、剛の完治を諦めることなく、ひたすら待った礼二。そのコンビ愛に強い結束力を感じる。 ほかにも、ナインティナイン・岡村隆史、ヒロシ、鳥居みゆきなど、心と体のバランスを崩してしまった芸人は、いる。大衆を笑わせるには、計り知れない辛抱が必要ということか。(伊藤由華)
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ミステリー 2015年04月08日 15時30分
カエルから妖精まで、不思議写真の謎(1)
カエルの愛らしい姿を写した写真が、インターネットを中心に人気を博している。葉っぱの下で雨宿りをしたり、昆虫やかたつむりと戯れるなど、妙に人間臭いしぐさや動きは多くの人々から注目され、ソーシャルネットなどを通じて広く拡散されることもしばしばだ。こうした姿が撮影されるようになった背景には、デジタルカメラの急速な発展があるとされる。たしかに、デジタルカメラはフィルム交換せず多くの写真を撮影できるので、動物などの瞬間的な動きを捉えることもより手軽になった。 しかし、同時にデジタル写真は撮影後の加工が銀塩写真よりもはるかに容易であり、自然写真のコンテストでは専門家が画像情報の痕跡などから加工の有無を判別している。しかし、ネットなどで人気が出たカエル写真はそのような電磁的加工の痕跡がないとされ、実際にそのような姿や動きをしているところを撮影したとされたことから、非常に多くの人々が強く心を動かされたのである。 ところが、両生類専門家からは画像が自然な状況ではないとの指摘があり、特にネットで人気を博した雨宿り写真が虐待の疑惑をかけられてから、周期的に捏造や加工の疑惑が取り沙汰されるようになった。やがて、単純だが効果的で露見しにくい撮影トリックが明らかになり、当初の熱狂は急速に冷めていった。 そのトリックとは、大まかに説明すると次のようなものであった。【ワイアトリック】 テグスやナイロンワイアなどにカエルの手足を引っ掛け、ポーズを取らせる。テグスなどはそもそも写りにくく、たとえ写り込んだ部分を修正しても、背景処理なので露見しにくい。【視覚トリック】 金属板などに薄く水を張り、その上にトカゲやかたつむりを置くと、あたかも水上歩行したり泳いでいるかのように見える。【昏睡トリック】 ビールなどでアルコールをカエルや昆虫へ吸収、昏睡させ、ポーズを取りやすくする。あくまでも昏睡状態なので死後の体色変化はなく、露見しにくい。また、ドライアイスの二酸化炭素や低温による昏睡も用いられるとされる。 このような物理トリックは電磁的な加工を伴わないため、判定プログラムを用いても検出できない。中でもワイアや視覚効果を用いたトリックは銀塩写真の頃から存在し、ノウハウも十分に蓄積されている。実際、およそ百年前にもトリックを用いた妖精写真騒動があり、妖精実在の証拠として長く信じられていたのである。(続く)*画像イメージ
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レジャー 2015年04月08日 14時30分
キャバ嬢が生まれる瞬間(40) 〜生活を夜型に変えたかった明子〜
五十嵐明子(仮名・27歳) 私は子供の頃から太陽の光が苦手だった。身体が弱いというわけではなく、1日の始まりを表す日の出とかを見ると、とにかく憂鬱になる。眩しい光も嫌い。だから太陽が出ている時はできるだけ外に出たくない。でも数年前まではOLやってたから、仕方なく毎朝起きてたんだよね。いつも7時30には家を出て、満員電車に揺られる日々。そんな毎日が嫌になって夜の世界へ足を踏み入れた。 それとキャバクラで夜メインの生活へ変えたのは朝ドラを見たいという理由もあった。録画して見ればいいと皆は思うかもしれないけれど、ツイッターや2ちゃんねるなどの反応を確かめながらネットで実況するのが楽しい。あとドラマ終了直後に放送されてる『あさイチ』でのV6・イノッチのリアクションも見たいからね。そこまで含めて私の朝ドラだから。最近は朝ドラを見てから寝て、夕方に起きるという感じかな。あと世の中の割合的には明るい時間に働いている人が多いわけでしょ。だからこそ、多くの人が働いている時に眠れるってのはうれしいね。 ただ気をつけなければならないのが、夜型生活になることでの肌へのリスク。やっぱ生活が不規則だと肌は荒れやすいし、健康にも悪い。キャバクラという仕事を行う上で、美しさを保つのは必須だから、ケアに関しては手を抜かないように、とにかく気をつけている。 キャバの仕事に特に不満もないし、今の生活には満足しているんだけど、今後ただ1つだけ不安なことがある。それはもしも社会人と付き合ったらどうしようってこと。同僚のキャバ嬢で、サラリーマンと付き合う人も珍しくないのだけど、すぐに別れてるんだよね。やっぱキャバをやってると夜型人間だから、相手とプライベートな時間が全然合わなくなる。同棲でもすれば、顔を合わせる機会が増えるかもしれないけど、それもなかなか難しいから。だからもし付き合うなら、同じ夜型の人か、時間に融通が利く人がいいな。まあ相手の年収次第ではすぐにキャバを辞めてもいいんだけどね。それまではこの道でがんばっていきます。(取材/構成・篠田エレナ)
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芸能ネタ 2015年04月08日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 タージン(テレビリポーター) スタッフの支えで100%出し切る 関西「ロケの神様」の真骨頂(1)
「さ、今日はどんな感じでお話したらええんですか? 私の来歴、それから今の仕事になるんでしょうか?」 メガネの奥のクリクリ眼が人なつっこく笑っている。冒頭から軽快なタージン節で始まったインタビュー。取材というより、漫談を聴きに来たという感じだ。タージンは芸歴31年、芸人としては漫談で舞台を務めているが、その真骨頂は、やはりテレビ番組のリポーター。現場におけるリアルな描写とテンポの良い独特のおしゃべり、そしてメガネに蝶ネクタイという個性的なルックス。テレビのワイドショー番組のリポーターとして長年活躍し、ついた呼び名が「ロケの神様」。 「そない言うてくれはるんは非常に嬉しく、面はゆいんですが、僕自身は神様やとか達人やなんて思ったことはありません。冷静に考えたら、長くやって、こなした本数が多いから、そんな風に呼んでもらえる、ということでしょう」 立て板に水のしゃべり口調、聴く者を惹きつける間とテンポの良さは、落語のそれに近い。それもそのはず、タージンの芸人人生の入り口には落語があったからだ。 「僕は演芸好きの両親の影響もあって、子供の頃から落語が大好きで、大学時代は『地獄家但馬春(タジマハル)』の芸名で落語をやってました。この芸名が『タージン』のいわれでもあるんですか、卒業したら桂朝丸(現・桂ざこば)師匠に入門して落語家になる、と決めてたんです。ところが半分いちびりで応募・出演した『お笑いスター誕生』で2位になり運命が変わりました。『おもろいやっちゃ』いうんで、タレント仕事で色々声をかけてもらえるようになり『これはプロでやっていけるんちゃうか?』となってピン芸人に、それが現在にまで…というわけです。でも、今も落語家さんには憧れの気持ちがあるんですよ。人生が二度あれば、今度はたぶん落語家です(笑)」 はずみで入ったような芸能界。その中で切り開いた独自の世界がリポーターというわけである。では「ロケの神様」にとって、リポーターとは何か? 「リポートと実況は違います。実況はその場の状況を伝えることが狙いですが、リポートは伝達やなくて紹介です。そやから聴いてる人、見ている人に感心を持ってもらう話し方をせんとあきません。そして、その話し方の中にこそ、リポーターの個性が出るんです」 今やリポーターとしては大ベテラン。長続きの理由を聞いてみた。 「リポーターとしてここまでやってこられたのは、やっぱり、この仕事が好きで、僕に向いてたからでしょう。普通、ロケ番組のリポーターというのは、タレントにとっては、登竜門なんです。現場のリポーターとしてスタートし、そこで認めてもらってスタジオへ呼んでもらい、司会者となって番組を仕切る。つまり、芸人にとっては成功へのきっかけ、腰掛けみたいな部分があるんです。初めの頃は、僕にも多少はそんな意識がありました。でもロケ現場で色んな人に出会っているうちに、ナマの現場いうのは、なんでこんなにおもろいんやろいう気持ちが強くなりましてね、現場から離れられなくなったんですよ。そのことによって皆様から『ロケの達人』と呼んでいただけるようになりました。芸能界というところは、おもしろい、しゃべりがうまい、機転が利く、というふうに、なにかしら個性がないとしんどい世界です。その意味で『ロケならタージン』という色が付いたことは、ホンマにありがたいことやと思ってます」
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社会 2015年04月08日 13時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第120回 実質賃金は4月にプラス化するか?
安倍晋三内閣総理大臣は、3月16日の参議院予算委員会において、 「4月になれば実質賃金がプラスになっていく可能性がある」 と強調し、野党側が、 「消費増税に伴う物価上昇で実質賃金が下がっている」 と、疑問を呈し、反発する光景があった。 筆者は、4月以降に実質賃金がプラス化する可能性はあると考える。ただし、別に「デフレ完全脱却」という話ではない。 デフレから完全に脱却するには、 「インフレ率(消費者物価指数など)がプラスで推移するが、それ以上のペースで名目(額面)の賃金が上昇し、実質賃金が増加する」 状況にならなければならない。 物価が継続的に上昇し、我々が働いて得る賃金が「物価以上のペースで増大する」構造にならなければ、真の意味で「デフレ脱却」にはならないのだ。 実質賃金は「名目の賃金から物価変動率を控除する」形で求められる。豊かになるとは、物価上昇以上に賃金が上がっていくこと、すなわち実質賃金の上昇を意味するのだ。 「そんなことが、起きるのか?」 などと思わないで欲しい。我が国は'97年の橋本政権の緊縮財政までは、実質賃金が長期的に上昇していた。橋本政権期にデフレに陥り、我が国は、 「物価は下落するが、それ以上のペースで賃金が落ちていく」 デフレ型の実質賃金の下落局面に入ったのである。 さて、民主党政権後期から直近までの実質賃金、CPI(消費者物価指数)、そして日銀のインフレ率の基準であるコアCPI(生鮮食品を除くCPI)の対前年比上昇率をグラフ化してみた(本誌参照)。 グラフ化すると、2013年に日本銀行が「2年でインフレ率2%」というインフレ目標を掲げて以来、我が国の物価と実質賃金に何が起きていたのか、一目でわかる。 2013年3月まで、我が国は「物価も賃金もあまり変動しない」、つまりは実質賃金が横ばいで推移する状況が続いた。 '13年4月に日銀がインフレ目標を設定し、大々的な量的緩和が開始された。我が国において、岩田規久男副総裁がかねてより主張していた「インフレ目標を設定し、中央銀行がコミットメントすることで期待インフレ率を高め、デフレから脱却する」というデフレ対策の“実験”が開始されたのだ。 結果、何事が生じたか。 日銀のコミットメントにより、円が売られ、為替レートが下落、円安になった。円安は輸入物価を上昇させ、消費者物価指数(CPI)も押し上げる。 そのため、'13年5月の時点から早くも実質賃金の下落が始まる。賃金が上がらない環境下において、物価が先行して上昇したためだ。 その後、'14年4月に消費税増税が強行され、物価が強制的に引き上げられ、実質賃金は大幅に下落。図の通り、“鰐の口”が大きく開いたわけである。 2014年6月以降、実質賃金の下落幅は縮小し始めるが、問題は同時にCPI、コアCPIの上昇率が縮小を始めたという点だ。すなわち、今度は鰐の口が閉じ始めたのである。 これが何を意味するか。要するに、最近の実質賃金の「下落幅の縮小」は、名目賃金の上昇ではなく、主にインフレ率の低下によりもたらされているという話である。 興味深いことに、直近('15年1月)の実質賃金の「マイナス幅」と、CPI、コアCPIの「プラス幅」は、共に2%前後となっている。すなわち、現在の実質賃金のマイナス分は、ちょうど消費税増税分であり、4月になれば物価も実質賃金も共に「ゼロ」になる可能性が濃厚なのだ。 というわけで、ポイントは4月の大企業を中心としたベースアップの影響が、全体の名目賃金を引き上げるほどに拡大するか、になるわけだ。 連合の調査によると、春闘の賃上げ率は全体で2.43%。とはいえ、中小組合は0.74%と、賃上げ率は下がる。 そして、問題なのは現在の日本において、労働組合に加入している人は、1000万人に満たないという点だ。 特に、日本の雇用の7割強を支える中小企業のほとんどに、労働組合はない。すなわち、連合の調査範囲に含まれない。 もちろん、筆者は別に、 「春闘で賃上げされても、波及効果は乏しく、全体の実質賃金は上がらない」 などと言いたいわけではない。むしろ、上がって欲しいと痛切に願っている。 とはいえ、重要なポイントは、昨年(2014年)の春闘においても賃上げ率は2.16%と、2%を上回っていたにもかかわらず、名目賃金(実質ではない)は対前年比0.2%増に過ぎなかったという事実である。 ゆえに、消費税増税分を全く吸収できず、実質賃金は大きく下落した。 要は、労組の組織率が落ちており、春闘と「全体の数値」の乖離が起きているのではないか、という問題があるわけだ。日本全国の企業、特に労組がない中小企業が安倍政権の期待通り、名目賃金を引き上げない場合、'15年4月の実質賃金上昇は、単に「物価下落」を反映したに過ぎないという話になってしまう。 辛うじて、実質賃金がプラス化する可能性はなくはないが、何しろ同時に「物価下落」が始まるわけだ。実質賃金の上昇は、極めて短期的なものに終わるだろう。 結局のところ、「需要牽引型」の物価上昇が発生しない限り、 「物価は上昇するが、名目賃金がそれ以上に拡大し、実質賃金が増大する」 という、正しい意味における「デフレ脱却」、つまりは1997年までの「国民が豊かになる日本」は取り戻せないのだ。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能ニュース 2015年04月08日 12時49分
離婚したスザンヌ 「格付けしあう女たちSP」に緊急参戦!
先日、元ソフトバンク投手で野球評論家の斉藤和巳氏と離婚したタレントのスザンヌが、4月21日(火)放送のテレビ朝日「ロンドンハーツ」に緊急参戦することが7日、わかった。 21日には「格付けしあう女たち まぜるな危険SP」が放送される予定で、新米バツイチのスザンヌが離婚について赤裸々に語るという。 「格付け」参戦者はスザンヌの他に、麻木久仁子、重盛さと美、紫吹淳、ダレノガレ明美、遠野なぎこ、益若つばさ、三船美佳、矢口真里、山口もえ。 濃いメンバーの中で、スザンヌは一体どんなことを告白するのか!? 注目だ!
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トレンド 2015年04月08日 12時16分
スペシャルWEB動画「クイズ 薄毛の真相・遺伝編、セクシー編、サプリ編」に千葉真一が登場
薄毛治療専門医院の銀座HSクリニック(所在地=東京都中央区)は、俳優の千葉真一を起用したスペシャルWEB動画「クイズ 薄毛の真相・遺伝編、セクシー編、サプリ編」を4月7日(火)より公開した。 公開されたWEB動画「遺伝編」「セクシー編」「サプリ編」は、それぞれ「薄毛の原因は遺伝のせい?」「エッチな人ほど薄毛になる?」「ネットで買えるサプリは効果がある?」というクイズに対して、千葉真一が真剣に悩み、考え抜く姿を克明に捉えた迫力のある内容になっている。また、千葉真一が“ハゲカツラ”で登場する貴重なシーンも。今後も新たなクイズに千葉真一が挑戦する動画も公開予定だ。 千葉真一の起用は、「真剣」で「真摯」で「真面目」、“真一”という名前が体現するとおりに真直ぐで誠実なイメージを持つ千葉真一の姿と、薄毛に悩む患者にとって効果的であることを第一に、科学的根拠に基づいた薄毛治療を貫いてきた銀座HSクリニックのコンセプトが合致し、今回の起用に至ったという。撮影では、千葉真一が、撮影スタッフに「人間を撮影する時は、いかに自然な動きを捉えるかが重要」と熱い指導を入れるなど、プロフェッショナルな姿にスタッフ一同が驚かされたという。また、撮影の最後には、千葉真一から、「このスタッフで今度は映画を撮ろう」という発言が飛び出すなど、今後の展望にもイメージが膨らむような撮影となった。【参考サイト】http://hsclinic.link/shinsou/
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芸能ネタ 2015年04月08日 12時00分
たむらけんじインタビュー「裏テーマは“松本人志の胃袋を満たす”」
松本人志、宮迫博之、たむらけんじなど豪華出演者で話題になった番組「松本家の休日1」が3月26日にDVD発売された。同番組にも出演する、たむらけんじがインタビューに応じた。 −−『松本家の休日』とは、どんな番組ですか? やっているうちにそうなったんですが、タイトルを『松本家の食卓』に変えたほうがいいぐらい、松本さんが食べまくる番組です(笑)。もちろんグルメレポートなんて、ダウンタウンさんはしたことないと思うんですよ。せやけど松本さんの美味い時の顔を見ると、ホンマに食べたくなる。目を見開いて「美味い」というあの表情…テレビではあまり行かないお店でロケしていますし、裏テーマは「松本人志の胃袋を満たす」かもしれません(笑)。 −−DVDに収録されている3つのエリア、それぞれの注目ポイントを教えてください。 日本橋は、しゅうまい。まだ放送が始まっていない時にロケをしているので、衣装やメイクのせいもあり、松本さんや宮迫さんは全く顔がささないこと(笑)。僕はどちらかというと(衣装やヘアスタイルが)プレーンな感じなんで、人気もんでした。この後、すぐ逆転されましたが、松本さんが大阪では、僕に人気で負けている部分を見てほしいです! 枚方は遊園地。宮迫さんのビビり具合に注目してください。確かに昔から、一緒に遊園地なんか行ったことないし、高いところとスピード出るやつが大嫌いなんですよ。だとしても、急流すべりでビビりすぎでしょ!(笑)。僕はスタッフさんから「絶対に松本さんか宮迫さんを絶叫マシンに乗せてくれ」と言われていたのに、ジェットコースターに乗せるのを失敗してしまって…。途中で見かねた松本さんが「じゃあ行こう」と覚悟を決めてくれるところがあるんですが、ほんまに大人やなって思いましたね。宮迫さんは全くでした。もう、全然しゃべってへん(笑)。だから、いつか宮迫さんをとんでもないマシンに乗せたいです。 京都は思い出。松本さんの記憶力に驚かされた回でしたね。20年以上前の話なのに、ここでこうやったとか、ここにこの店があったとか、パッパッパッと思い出していくんですよ。僕らがまだいない時代のことなんですけど、なんか一緒に戻っていってるみたいな感覚になりました。この後、(松本の故郷である)尼崎に行った時も、記憶力はすごかったですね。僕たちは、ダウンタウンの松本さんという人を見てお笑いを好きになった人間なので、そのルーツを一緒にたどれるっていうのがすごく楽しくて。あと、結構お金がかかってる回です。阪急電車貸し切ってるし…3回目でよくそんなことしたなと思いますけど(笑)。 −−DVDで初めて『松本家の休日』を見る人へメッセージを。 松本さんや宮迫さんが、(お母ちゃん、お父ちゃんの)キャラに入っているとはいえ、普通に街をぶらぶらしてる映像って、なかなかないと思うんです。しかも、冒頭には必ずトークがあって。他で見られない松本さん、宮迫さんのいろんな要素がつまっているので、ゆっくり見てもらいたいですね。松本さんはボケの質を全く落としていません。トークはもちろんロケ中もめっちゃしゃべってます(笑)。そうそう、松本さんのお母ちゃんぶりにも注目です。とにかく絶対に口紅を忘れない(笑)。こまめに塗り直していて、そういうのを見ると、映画を作ってはる方ですし、キャラ設定というのをすごく大事にしてはるんやなと思いますね。 −−まだDVDには収録されていないオススメの回は? 尼崎編じゃないですか。お母ちゃん(松本)の尼崎の思い出がいっぱい出てきます。ほかのどんな番組でも見られない、ここだけのものやと思います。おそらく第2巻には入ると思うので、楽しみにしていてください。 普段では見れない松本人志の素顔が見れると話題の松本家の休日。DVD要チェックだ。
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スポーツ 2015年04月08日 12時00分
【甦るリング】第2回・限りなく受けが強かった三沢光晴さんが…
プロレスリング・ノアの社長兼エースだった三沢光晴さんが亡くなって、早6年が経とうとしている。 三沢さんは09年6月13日、広島県立総合体育館グリーンアリーナで行われたGHCタッグ選手権で、潮崎豪(現・全日本プロレス)と組み、王者組の斎藤彰俊&バイソン・スミスに挑戦。試合中、斎藤のバックドロップを受けた後に意識不明、心肺停止状態になり、リング禍に倒れた。享年46歳の若さだった。広島県警広島中央署による検視の結果、死因は頸髄離断と発表された。 国内のプロレス界で、試合中の死亡事故は数例あるが、“受け身の天才”といわれた三沢さんが技を受けた後に亡くなったという事実は、あまりにもショッキングだった。 主に90年代〜00年代にかけて、スーパースターとして、プロレス界をけん引した三沢さんは、とにかく受けが強かった。プロレスは相手の技を受けることで成立する格闘技である。そのため、攻めだけに優れていてもトップレスラーにはなれない。攻めと受けの両方において、一流でなければならないのだ。 闘った経験がある選手によると、三沢さんは「ゾンビ」と呼ばれるように、底知れぬタフネスぶりだったという。「いくら攻めても、効いてるのかどうか分からない」「ダメージを受けてるはずなのに、ゾンビのように復活してくる」といったところが対戦相手の感想。これは相手の技を受けても、ダメージを最小限に抑える受けのうまさ、攻撃に耐え得る肉体の強さに起因するのだろう。そして、30分、40分の長い試合になっても、衰えぬ無尽蔵のスタミナをもっていたようだ。 三沢さんの強さのバックボーンになったのは、アマチュアレスリングだった。中学時代は器械体操をやっていたが、すでにプロレスラーになる夢を志しており、その手段として、元五輪日本代表の谷津嘉章らを輩出したアマレスの強豪校・足利工業大学附属高校(栃木県)に進学。3年の時には国体のフリースタイル87キロ級を制覇した猛者だった。しかし、大学進学には目もくれず、初志貫徹して、高校卒業後の81年3月、全日本に入門した。 天才的な素質を発揮した三沢さんは、入門からわずか5か月後の同年8月にデビューした。当時の全日本では最速デビュー記録だった。 84年3月には、メキシコ武者修業のチャンスを与えられたが、4か月で日本に呼び戻され、2代目タイガーマスクに変身した。初代タイガーマスク(佐山聡)の正体は神秘のベールに包まれていたが、2代目はデビュー前に出された写真のマスクの奥に潜む風貌から、ファンの間では「正体は三沢だろう」と推測されていたのは、今では笑える話だ。 ターニングポイントとなったのは、90年5月14日、東京体育館大会。同年春、当時、ジャンボ鶴田(故人)のライバルだった天龍源一郎が離脱し、メガネスーパーが設立した新団体SWS入り。騒動の渦中で意を決した2代目タイガーは川田利明と組み、谷津&サムソン冬木(故人)と対戦したが、試合中に自らマスクを脱いで、以後、素顔で闘うことを選択する。 結果的に、この行動は吉と出た。鶴田が肝臓疾患のため、長期欠場を余儀なくされ、後に第一線を退いたこともあったが、92年8月にはスタン・ハンセンを破り、初めて3冠ヘビー級王座を奪取し、以後、名実ともに全日本のエースに君臨。 99年1月、全日本の創設者であり社長であったジャイアント馬場が死去してから、社長を任されたが、全日本の枠組みでは理想のプロレスを貫くことはできず、00年5月に社長を退任し、同年6月に退団した。 そして、新団体ノアを設立し、社長兼エースとして、獅子奮迅の活躍をするも、09年3月をもって、日本テレビが地上波放送を打ち切ると、ノアは運営に窮することになり、三沢は首に爆弾を抱えたまま、強行出場を続けていたが、不慮の事故に遭ってしまった。 私はライター生活のなかで、忘れられない三沢さんの試合がある。それは、01年4月、ZERO-ONEが開催した日本武道館大会で、“暴走王”小川直也とタッグながら初対決した試合(小川&村上一成=現・和成=対三沢&力皇猛)だ。この一戦で、三沢さんは小川をグラウンドで圧倒してみせたのだ。 この試合自体、ZERO-ONE側のゴリ押しで実現したカードで、夢の対決であったが、小川を軽くあしらったところに、三沢さんの奥深さ、ふだんはなかなか見せないシュートでの強さが垣間見えたのだ。 後にも先にも三沢さんと小川が交わったのは、この一戦だけだったが、三沢さんのプロレスラーとしての引き出しの多さを感じるには十分な試合だったのだ。(ミカエル・コバタ=毎週水曜日に掲載)
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芸能ネタ 2015年04月08日 12時00分
低視聴率連発で賞味期限切れ説 結婚で女性の猛烈嫉妬を買った杏
早くも賞味期限切れ説が囁かれているのは女優の杏(28)。平均視聴率16%を叩き出したヒット作『花咲舞が黙ってない』(日テレ)から半年を経て出演した注目作『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジ)が想定外の結果に終わったからだ。 「蓋を開けてみれば、平均視聴率12.5%。1位は『DOCTORS3 最強の名医』(テレ朝)の14.3%、2位は14.2%の『○○妻』(日テレ)だった。トップを取ると期待していたんですが…。正直、フジ局内からは幹部らの溜息ばかりが聞こえていた」(関係者) 『デート〜恋とはどんなものかしら〜』が首位を取れなかった理由は何だったのか。 「もちろん内容がつまらなかったという声が圧倒的だが、それ以上にヒロイン役の杏の人気低迷が原因との声も、局内に飛び交っているんです」(事情通) その根拠が杏の潜在視聴率。『花咲舞が黙ってない』に出演していた当時は潜在視聴率11.4%もあったものが、直近のリサーチでは5.4%。わずか半年で半分以下になってしまったのだ。実際に、2月22日にOAされたスペシャルドラマ『クロハ〜機捜の女性捜査官〜』(テレ朝)も視聴率11.4%と微妙な結果だった。 「潜在視聴率が急落した理由の一つに、東出昌弘との結婚があるようです。つまり同性の嫉妬。女優で綺麗な上にイケメン男子を何の苦労も無く捕まえ、とっとと結婚してしまった。そんな勝ち組ぶりが女性は我慢がならない」(リサーチ会社幹部) 杏はドラマの低視聴率かつ己の潜在視聴率の低さに、驚くと同時に混乱状態にあるという。 「ギャラも一気に150万円から100万円台に急落です。結果を出せないのだから仕方がない。代わって夫の東出の方がギャラがUPしています。かかあ天下で知られる2人ですが、ギャラが逆点すれば立場も変わるかもしれない。しかもフジが主催するドラマの打ち上げにも出席しないと言いだしている。視聴率が悪いことを自分ではなく、スタッフの責任にするつもりなのかもしれません」(芸能プロ関係者関係者) もっとも、杏やフジ以上に面食らっているのが、杏の人気を当て込み7月から『花咲舞が黙ってない』のシーズン2を放映する日テレだ。 「まさか杏の人気が一過性だったとは思いもしなかった。ただし、前回の放送でキャッチした『花咲舞が黙ってない』の視聴者がいるはずで、そう簡単に視聴率が落ちるとは考えにくい。万が一、シングルなんて視聴率を取ったら大騒動になる」(関係者) 日テレの目標視聴率は15%。杏は己の賞味期限切れ説を払拭することができるのだろうか。