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社会 2015年04月06日 11時00分
戦後70年特別読物 天皇・皇后両陛下パラオ共和国ご訪問 生還日本兵の証言(山口永元少佐、永井敬司元軍曹)「ペリリュー島 地獄の持久戦」(1)
4月8日、天皇・皇后両陛下は戦後70年の慰霊のため、パラオ共和国をご訪問される。この地で亡くなった多くの日本軍将兵は、ようやく心安らかな日を迎えることができそうだ。 この思いは、奇跡的に生還した山口永元少尉(94)、永井敬司元軍曹(94)両名にしても同じ。山口氏らは米軍上陸から70日間にわたる激戦、飢餓、砲弾の中を頑強に同島を守り抜いただけでなく、味方の玉砕も日本の無条件降伏も知らないまま戦後2年半も洞窟に潜伏し、ゲリラ戦を展開した生き証人でもあるからだ。 1944年11月24日を最後に、中川州男大佐率いる茨城県水戸市で編成された陸軍歩兵第2連隊を主力とするペリリュー島守備隊は玉砕し、組織的戦闘は事実上終結。この攻防戦で日本軍は陸海合わせて約1万人、米軍は約1700人が戦死した他、約9000人の負傷者を出した。 これに動揺した米軍は第1海兵師団長を解任しただけでなく、事実さえ伏せた。米国民に納得のいく説明ができないため、不都合な事実の隠蔽を謀ったのだ。 実際、太平洋における海軍作戦を指揮したチェスター・ニミッツ海軍司令長官は、後に著した『ニミッツの太平洋海戦史』の中で、「ペリリュー島で払った犠牲と獲得した代価とを比較し、相殺したかどうかは疑問の余地がある」と回想している。 このように米軍にとっても“会心の勝利”とはとても言えず、苦汁に満ちた上陸作戦だったのだ。 ペリリュー島は日本から南に約3000キロ。大小百個ほどの島が連なるパラオ諸島の一つで、第一次世界大戦で戦勝国となった日本がドイツから統治権を委譲したもの。常夏の島であり、燐鉱石の採掘以外さしたる産業はない。にもかかわらずニミッツ長官は4万2000の兵力を投入し、70日間もの死闘を展開したのは、大型機の離着陸が可能な飛行場を奪取し、これを足場にフィリピン攻略と日本軍の海上輸送ルートを遮断するという二つの戦略を描いていたからだ。そのため、大本営は米軍を阻止すべく、第14師団の南方転出を下命する。 第14師団は水戸歩兵第2、高崎歩兵第15、宇都宮歩兵第59各連隊を隷下に置き、関東軍直轄部隊としてソ満国境警備に就いていた。しかし、絶対国防圏決定で第一陣として1944年4月、パラオに転進する。 ペリリュー島の守備隊長に就いた中川大佐の初仕事は陣地構築であった。連隊上陸前の同島は2500人ほどの海軍が守備していたが、ほとんど無防備状態。そのため山口氏は唖然としたという。 「兵力も少なければ陣地壕もなく、全く裸同然だった。これではやられて当たり前、そう思いましたよ」 米軍機による3月末のペリリュー島空襲で飛行場は破壊され、無残な姿をさらしていた。そのため中川守備隊長はサンゴ礁の洞窟、燐鉱石の採掘跡、中央山地を要塞化し、複郭陣地を構築すれば長期戦に有利、と判断する。 複郭陣地とは、壕と壕を卍型あるいは直角の通路で結ぶというもの。こうすれば壕内に火炎放射器や手りゅう弾を投げ込まれても直撃が避けられる。この複郭戦術は、従来の水際戦術の失敗から学んだ。進攻してくる敵艦をまず航空機で洋上撃滅し、続いて上陸部隊を海岸で迎撃するというものだったが、この作戦だと各地の守備隊は短期間で玉砕してしまう。そこで中川守備隊長は複郭戦術を採用した。これはその後の硫黄島、沖縄戦でも用いられた。 中川守備隊長はこの他、神出鬼没のゲリラ戦や夜襲攻撃を仕掛ける。万歳突撃を封じ、最後の一兵まで戦い自決を認めないなど、いくつかの戦術的特徴があった。 実際これが功を奏し、「戦いは厳しいが短い。3日、長くて4日で終わる」と大口をたたいたウィリアム・リュパータス第1海兵師団長にひとアワもふたアワも吹かせるのだった。
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その他 2015年04月06日 10時00分
専門医に聞け! Q&A 睡眠導入薬を減らすには
Q:不眠症のために病院で睡眠導入薬を出してもらっています。服用し始めて半年後には効きが悪くなり、以前の倍の量を服用しないと効かなくなりました。そのくせ朝はボーッとします。このままだと仕事にまで支障をきたしそうで不安です。アドバイスをお願いします。(28歳・証券会社勤務) A:睡眠不足でも、眠り過ぎでも寿命が縮まるとのデータがあります。過睡眠で寿命が縮まるのは、特に男性にこの傾向がみられます。なかなか眠られないし、眠れば朝は9時、10時を過ぎても寝ているというパターンは非常に危険です。 睡眠に関係している物質にメラトニンがあります。メラトニンは、人間の脳が生理的に作り出しているホルモンです。このメラトニンと光が睡眠の自然な周期を形成します。 メラトニンは、体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠を切り替え、自然な眠りを誘う作用があります。その分泌は午後10時から急上昇し、午前0時から2時にピークがあり、早朝5時から6時に急降下します。 メラトニンの分泌は、まさに太陽光によってコントロールされています。光に関しては、人類が電気を人工的に作り出し、電球から蛍光灯へ、さらに青色LEDを発明したのは人類史上ではごく最近のことです。●夜は照明を薄暗くしよう 日本は、大人も子供も夜遅くまで、スマホでゲームやメールをしています。これではメラトニンの分泌が抑制され、何時になっても眠くならず、気づけば午前2時ということになります。 夜、光を見ることは、メラトニンの分泌を抑制します。しかも、液晶画面に使われている青色発光ダイオード(LED)には、もっとも強力なメラトニン分泌抑制作用があるのです。 LEDを開発した3人の日本人研究者はノーベル賞を受賞しました。LEDは、LED照明をはじめ、さまざまな技術分野で世界を変える可能性を秘めているといわれます。 しかし、使い方を間違えば日本人総不眠症となり、亡国へと繋がらないだろうかと危惧しています。 午後からはカフェインの摂取を控え、夕食後は蛍光灯はつけず、薄暗い白色電球にするなど、就寝への準備をしてください。 そうして、10時には自然と眠くなるように体がコントロールされるよう習慣づけましょう。そうすれば、睡眠導入剤の量が減るかもしれませんよ。牧典彦氏(小山病院院長)自律神経免疫療法(刺絡)や加圧トレーニング、温熱療法、オゾン療法など保険診療の枠に捕われずベストな治療を実践。小山病院(大阪市東住吉区)院長。
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芸能ネタ 2015年04月05日 18時00分
ニュースウオッチ9新キャスター・鈴木奈穂子アナ 学生時代の盗撮パンチラ動画疑惑
NHKの朝の顔を務めていた鈴木奈穂子アナウンサー(33)が、この春から異動で夜の顔に転身した。その鈴木アナに学生時代の盗撮ビデオ疑惑が浮上している。 鈴木アナは5年間、午前6時半からの『おはよう日本』のキャスターだったが、午後9時からの『ニュースウオッチ9』へ異動。3月30日の放送から新キャスターとして初登場した。NHK広報局の公式ツイッターによると、髪の毛を約20センチも切り、肩にかかるぐらいの長さにし、心機一転で臨んだ。 「鈴木アナは高松、松山を経て、20代後半という異例のスピードで東京アナウンス室勤務になったエース候補。3年前に結婚しているが、それでもおじさんからの人気は抜群。アイドル的な人気ではなく、実力なんです。アナウンス能力はとにかく素晴らしい」(NHK関係者) 今後は夜の顔として、より人気を上げるのは間違いなさそうだ。だが、そんな鈴木アナが学生時代、“逆さ撮り”の被害に遭い、その盗撮ビデオが商品として販売されていたという。 「その盗撮カメラマンはもちろん当時、一般人だった鈴木アナを狙ったわけではないでしょう。駅で制服姿のかわいい女子高生を見つけ、尾行し、ミニスカのパンツを撮ったようなんです。そしたら、2012年ごろから、鈴木アナが人気になり出し、ごく一部のマニアの間で、『あの盗撮ビデオに映ってた女子高生って鈴木アナじゃないか?』と話題になったんです」(女子アナウォッチャー) その映像を見ると、駅で携帯電話にしゃべっているその顔はまさに鈴木アナの若かりし姿。ミニスカの制服、ルーズソックス、ガン黒、細眉と、少しギャルっぽく、いまの清純さとはちょっと違うが、顔立ちからして間違いなく同一人物と言っていいだろう。盗撮カメラマンが追跡し、信号で立ち止まったときに、カメラをスカート下に差し込み、純白のパンツを撮影したようだ。 また、先のウォッチャーは「高校時代にバトントワラーをやっていて、そのときの映像もなぜかあるんです。脚を上げた際のパンチラです。不特定多数が出入りできるスポーツ大会において、高校生のチアリーダーやバトントワラーは盗撮マンの餌食になりがち。特に鈴木アナは美人すぎるから、高校時代に狙われたんでしょうかね」と言う。 盗撮は犯罪で絶対にいけないことだが、知性派人妻アナの十数年前のギャル姿は新鮮だ。
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芸能ネタ 2015年04月05日 17時00分
朝ドラ出演女優とイケメン2世俳優お泊まり愛発覚! 周囲も家族も公認の交際か
3月末にスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『まれ』で、ヒロインの土屋太鳳(20)の同級生役を演じる若手女優の門脇麦(22)にお泊り愛が発覚した。 門脇は2011年にデビューで、NHK大河ドラマ『八重の桜』に出演した際に脚光を浴び、昨年公開された映画『愛の渦』では、性欲が強い女子大生役を熱演し、ヌードと濡れ場を堂々披露したという経歴の持ち主。濡れ場シーンの撮影前には、カラオケボックスで喘ぎ声の練習を繰り返したという努力家でもある。 その門脇とお泊まり愛が発覚した恋人は、俳優の太賀(22)。俳優の中野英雄(50)の次男だ。二世俳優だが、NHK大河ドラマ『風林火山』、『天地人』『江 〜姫たちの戦国〜』などに出演し、映画や舞台、ドラマで活躍する実力派俳優だ。そして、出演時期は重ならなかったが『八重の桜』では門脇とも共演している。 二人の交際は写真週刊誌によって報じられ、並んで腕を組んで歩く様を写真に撮られている。激写された同日、太賀は下北沢の本多劇場の舞台『結びの庭』に出演していた。それを観劇に訪れた門脇は、舞台終了後に近くの喫茶店で太賀と待ち合わせ。その後、二人はそこで真剣に演劇論を展開し、馬肉専門店で食事デートを楽しんだという。 二人の出会いは今年1月に公開された映画『アゲイン 28年目の甲子園』。撮影は13年の冬に行われたが、現場では重なるシーンが無く、面識はさほどなかったという。その後、昨年11月の『TAMA映画賞』で、最優秀新進女優賞を門脇が、最優秀新進男優賞を太賀がそれぞれ受賞した。その受賞現場での出会いが交際のきっかけだったようだ。 二人の仲は家族公認だという見方が強い。その日、食事をしたあとに向かった先は太賀の実家だったようだ。そして門脇は夜明けを過ぎても姿を見せることはなかったという。門脇の所属事務所は「記事の通りです。仲よくさせていただいていると聞いています。交際の報告は、本人から聞いています」と認め、太賀の所属事務所も「仲よくさせてもらっているようです」とコメントしている。 まだ、22歳の二人に結婚の話は出ていないそうだが、将来的には十分に考えられる話だ。 「お互いに芝居に賭ける情熱は凄い。杏・東出昌大夫妻、 向井理・国仲涼子夫妻のようなカップルになるのでは。役者としても楽しみな二人」(ドラマ関係者) 周囲も公認のカップルだけに、これからは堂々とデートする場面が増えそうだ。
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社会 2015年04月05日 16時00分
大阪・近所からの借金も踏み倒ししていた73歳名物老女がこん睡強盗逮捕
大阪で73歳の老女が66歳の男性を“逆ナン”した上、昏睡強盗に及ぶという、何とも油断ならない事件が起きた。 大阪府警天王寺署が、3月25日までに昏睡強盗容疑で逮捕したのは、大阪市東成区に住む無職の女容疑者(73)。 「今回の逮捕容疑は、今年の1月14日午後11時半〜15日午前5時ごろまでの間に、JR天王寺駅付近で被害者男性に声を掛けカラオケ店に誘い、睡眠導入剤入りの缶ビールを飲ませ、現金3万円と携帯電話を盗んだ疑い。容疑者は否認していますが、昨年9〜11月にも天王寺で同様の被害が相次いでいるため、同署では関連を調べています」(全国紙社会部記者) 容疑者が“逆ナン”スポットにしていたとされる現場は、日本一の高層商業ビル『あべのハルカス』を仰ぎ見る商店街の一角だが、ハルカスで賑わう表通りとは対照的にアーケードに商店が数軒並ぶ、昼でも薄暗い裏通りに位置する。 「この辺はなにせ暗がりやから、うまいこと化粧してたら年齢なんかわかりにくい。派手な感じの年寄りやというから、酔っ払いなんかの目にはかなり若く見えてたんやないか(笑)」(飲食店店主) 容疑者も、その容姿と素行から近所では有名人だったという。 近隣住民が言う。 「家賃4万円のマンションで男性と同居していたのですが、家賃の滞納が続き近所の商店主などにたびたび1万〜2万円ほどを借り回り、その借金も返済が滞っていた。常にミニスカートを穿いて妙に派手な帽子を被っていたから、目立つ存在でしたよ」 また、別の近隣住民の間からは、「彼女は65歳あたりからミナミで立ちんぼとして稼いでいた」という話も聞こえてくる。 「天王寺から新世界にかけては、夜になれば飛田や茶臼山のラブホテルを根城にした立ちんぼがよううろつきよる。ただし、彼女たちも最近は高齢化が進んで商売が成り立たない場合も増えている。彼女もそのクチで昏睡強盗に切り替えたんかもしれへんな」(地元風俗店主) 高齢者の犯罪もさまざま。
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社会 2015年04月05日 15時00分
安倍政権の“中国大使候補潰し”疑惑
一部週刊誌が、在中国日本大使館前筆頭公使・和田充広氏(54)の女装写真をスクープ掲載。同氏が就任後7カ月で更迭された理由が、同写真と中国側のハニートラップに掛かった可能性があることを報じたが、この騒動が新たな展開を見せている。実は、和田氏の異例の更迭劇には、安倍政権が深く関与していたとの疑惑が急浮上しているのだ。 「女装写真は例年行われる懇親会時の出し物で、これ自体に大した意味はないのです。そのため、写真をリークしたのは官邸の息がかかった外務省筋ともっぱら。安倍政権には、次期大使の呼び声も高かった和田氏を更迭しなければならない事情があった、と伝えられているのです」(中国事情通) この人物によれば、その最大理由が米国の方針なのだという。 「実は、現在の木寺昌人大使はフランスや中東歴が長く、中国の動向に今一つ疎い。そこで政府は中国人民大学への留学経験を持つ生粋のチャイナスクール閥で、将来の在中国日本大使と謳われる和田氏を、昨年8月に筆頭公使に登板させたのです。ところが、尖閣問題で揺れる日米中の緩衝役を期待された和田氏は、就任後、米国の対中戦略と拮抗する親中的な姿勢を取り始めた。これが安倍首相の怒りを買い、更迭されたと見られているのです」(同) ちなみに、和田氏は過去にもODA担当部局から中国課長に就任という、お決まりの出世コースを棒に振った経歴を持っているほど。その際にも、「米国の強い不信感が人事を左右した」と評判だったのだ。 「つまり、今回の更迭劇にも米国の意向が反映された可能性が高い。中国側が、『安倍政権は親中派の和田氏を切り捨てた!』と怒り心頭なのは、この裏側を知っているからとも言われているのです」(政治部記者) 和田氏は更迭後、今年5月に福島県で開かれる「太平洋島サミット」の事務局長に就任したが、官僚の世界も一寸先は闇か。
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社会 2015年04月05日 14時00分
電力小売り自由化への東電の奇策
来年4月の家庭向け電力小売り完全自由化を前に、電力各社の生存競争が熾烈になってきた。主戦場は東京電力の“縄張り”最大の消費地である首都圏。関西電力は丸紅と共同で秋田市に大型原発1基分に相当する石炭火力発電所を建設、全て首都圏で販売する。他にも中部電力や中国電力、九州電力などが石油会社、ガス会社などと連合軍を結成し、首都圏での発電所建設を計画している。 これに危機感を募らせた東電が打ち出した“奇策”が、携帯電話会社との提携だ。電気代と通信代のセット割が最大のセールスポイントで、既にNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手3社から事業提案を募っており、4月中にも1社と提携するという。これが実現すれば「携帯電話の契約を他社から乗り換えた客は電気代が安くなる」だけでなく、コンビニでも使える“共通ポイント”を導入することで顧客基盤の拡大が見込める。 「東電の狙いは単なる“首都圏防衛”ではない。携帯電話会社は全国ネットだから全国の家庭への電力供給が可能。インパクトは絶大です」(経済記者) いち早く電力自由化に踏み切った英国では、電気と携帯、固定電話、ガス、さらには保険などを組み合わせた多くの料金プランがある。これを駆使すれば、電力会社を主軸にした家庭密着型の巨大なネットワークが形成される。東電への対抗心をあらわにする関電や中電などのライバルが追随するのは必至だろう。 競争の原理が働くことで電気代が安くなるのは結構な話。一方、憂鬱なのは、あのわかりにくい携帯電話の料金プランが一層煩雑になりそうなことだ。 考えてみれば、今なお不当に高い電気料金を支払っているユーザーこそ“いい面の皮”ともいえる。
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スポーツ 2015年04月05日 13時00分
阪神の救援投手陣に新星登場 巨人の山口鉄也のような存在になれるか?
阪神タイガースのブルペンに救世主が誕生か? 昨秋、育成選手から支配下登録された島本浩也(22=左投左打)が開幕一軍の切符をもぎ取った。春季キャンプでも臨時コーチを務めた江夏豊氏も一目置いていた選手だ。貴重な左のセットアッパーであり、育成出身ながら阪神の救世主になってくれる可能性がある。 「阪神の救援陣を支えてきたのは、今季38歳になる安藤優也と、39歳になる福原忍です。今季もこの2人は構想から外せませんが、年齢的に見て、シーズンを通して働ける保証はない。島本と榎田大樹の2人が今季のキーマンになる」(在阪記者) 昨年の秋季キャンプで臨時コーチを務めた大野豊氏も一軍での活躍を示唆していた。 島本は身長176センチで体重67kgと華奢な体型。そのため、他球団は指名を見送った。強豪校の福知山成美高(京都府)の出身だが、あまり名前は知られていなかった。 「島本は高校3年時、学校の不祥事で対外試合に出られませんでした」(球界関係者) 阪神も体が細いため育成での指名にも難色を示したという。しかし、チーム内からこんな意見も出たそうだ。 「対外試合に出られなかったということは、肩、肘がすり減っていない。投球フォームもキレイだし、むしろ指名すべき逸材ではないか」 対外試合禁止という高野連の重い処分が島本の評価を好転させたようだ。 「感情を表に出すのではなく、内に秘めるタイプです。二軍の遠征メンバーに選ばれず、鳴尾浜球場での居残り練習をしているときなどは、黙々と走り続けていた。そういう闘志がいまに繋がった」(同) 育成選手制度が始まって以来、その後支配下登録され、シーズンを通して活躍した阪神の選手はまだいない。しかし、和田監督も左の救援投手を欲しており、島本にはチャンスが与えられる可能性が高い。 「島本が結果を残せば、ドラフトの基準が少し変わるかもしれません。対外試合禁止の処分を受けた高校の選手は、指名が見送られるのが慣例。ですが、肩、肘の消耗を防いでいるという考え方が定着するかも」(同) 当然ながら対外試合禁止は褒められた話ではない。しかし、団体責任で巻き添えを食った側の球児に「試合がなくても、頑張ればきっといいことがある」と希望を見せられる。 阪神はオフの補強に失敗し、若手の選手を上手くやりくりして成長させながら使わなければならない。島本の指名にこぎつけた阪神のスカウトは、一軍で通用するまでに5年は掛かると考えていた。今年がその5年目。巡り合わせの運は持っていそうだ。
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芸能ネタ 2015年04月05日 12時00分
滝クリ破局の理由は小澤征悦初主演ドラマの大コケ!?
熱愛発覚から5年。結婚目前といわれた滝川クリステル(37)と小澤征悦(40)が電撃破局した。いったい何が起こったのか。 2人が交際に終止符を打ったのは昨年末。例の「お・も・て・な・し」スピーチで滝川の仕事が急増、一緒に過ごす時間が減り、お互いの距離が広がったため、別離を決めたという。 振り返ってみれば、結婚間近との見方がある一方、2人は事実婚を選択し、入籍はしないという報道もあった。実際、2人は結婚する意思はあったのか。ワイドショー関係者はこう話す。 「昨年夏、2人は千葉にある布袋寅泰の豪邸を見に行っています。結婚話が進んで新居を探していたのでしょう。それに『おもてなし』で注目されたとはいえ、滝クリは一昨年、フジ『Mr.サンデー』を降板してから明らかに仕事をセーブしていた。つまり結婚に向かって進んでいたはずなのです」 ではなぜ破局したのか。 「小澤は父が世界的指揮者の小澤征爾、母がモデル・女優だった入江美樹、姉がエッセイストの小澤征良というセレブファミリーの一員。滝クリもセレブ入りを望み、『おもてなし』を手土産に実現するかと思われたのですが、皮肉にもその“セレブ”が壁になったようです」 というのは前出・ワイドショー関係者。 「小澤は昨年4月のドラマ『TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-』(テレ朝系)で民放連ドラ初主演を果たしたものの、平均視聴率ヒトケタで惨敗。もともと滝クリのほうがタレントとしては格上で、小澤家の長男が嫁より格下だと格好がつかない。主演作がヒットすれば格差を解消できたのが、失敗してしまった。さらに父の征爾さんはもともと2人の交際は認めていたものの、結婚には乗り気ではなかったという声もある」 なかなかうまくいかないものだ。
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芸能ニュース 2015年04月05日 11時45分
まだまだ球界復帰が難しそうな番長・清原
元プロ野球選手の清原和博氏がTBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」で約1年ぶりにテレビ出演し、自身の現状を語ったが、業界内では「本当に立場を理解しているのか?」と冷ややかな反応だ。 番組では四国八十八か所の「お遍路」を続けていることや、2人の息子のことなどが語られ、最後には球界復帰への心意気を示した。「一時期のころから見れば、かなり痩せた。体調も以前に比べれば落ち着いているように見えますが、話している内容が変わらず自己中心。傍若無人ぶりは変わらないんだなと思わせましたね」とはあるテレビ局関係者。 その際たる例が亜希夫人との離婚のことを語った時だという。「清原は、家に帰ったら誰もいなくなっていたというようなことを語って、その原因が週刊誌などにバッシングされたことで、亜希夫人が距離を置くしかなかったと言っていた。司会の中居なんかは共感持ったようですが、横に座っていた大竹しのぶは『それまでに話し合いとかなかったのか?』という当たり前の質問をしたら、清原の答えは『なかったです』。そんな家庭があるかって突っ込みどころ満載ですね。そもそも、清原の離婚は自身の長年の女遊びに加えて、最終決断させたのは、いつの間にか体に入れていた刺青といわれているんです。2人の息子に悪影響があるから、と教育熱心な亜希夫人が離婚を決意したんです。それを週刊誌に書かれたことをテレビとはいえ、平然と言ってしまうんですから、開いた口がふさがりませんよ」と同関係者。 いまでは野球解説者としての活動は皆無。「人気があるのは分かっている。いまは立場が立場、殊勝な態度を続けられるでしょうが、慣れたらどうなるか。かつて、彼に振り回されたテレビマンは多いですからね。『金スマ』みたいな単発ならいいけど、解説者として手を差し伸べようと思うスポーツ局の人はそう多くないでしょうね」と同関係者。 まだまだ野球界復帰への道のりは険しい。