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芸能ニュース 2016年06月18日 16時00分
週刊裏読み芸能ニュース 6月11日から6月17日
■6月11日(土) ℃-ute・萩原舞がデート報道を謝罪 今年4月に「週刊文春」(文芸春秋)のWEB版で一般男性とのデート現場を報じられた萩原がブログを更新。責任を取って脱退することを考えることを明かしたうえで、「あの男性は友人です」と男女の関係を否定した。 「一般的な知名度がないと見なされ、文春はWEB版のみの扱い。そのため、ほとんど知られないニュースで、謝罪したことも話題にならなかった」(芸能記者) 生き残りのためには、ファンへの“説明責任”が重要なようだ。■6月12日(日) NEWSが東京ドーム公演 手越祐也らが所属するNEWSが東京ドームでツアーの最終公演を開催。とはいえ、特にネタはなかった。 「事務所の幹部は手越のアイドル性を買い、数々の女性スキャンダルがあったにもかかわらず“放し飼い”。手越への期待もあり、ドームを押さえるなど、かなり厚遇されている」(女性誌記者)■6月13日(月) 優香の結婚相手の名前が伏せられた理由 一部スポーツ紙が優香の結婚を報じたが、お相手の名前は明らかにせず。その後、優香の所属事務所が結婚相手が俳優の青木崇高であることを発表した。 「報じたスポーツ紙と青木の事務所は“冷戦状態”。事務所に確認した場合、ほかのスポーツ紙にリークされるリスクがあったので、名前を伏せたようだ」(ワイドショー関係者)■6月14日(火) 益若つばさがツイッターでおのろけ 益若が自身のツイッターを更新。交際が報じられている、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseの自身がスマホを紛失した際の対応を絶賛。交際は順調なようだ。■6月15日(水) キムタクらが石原軍団の炊き出しラストまで帯同 舘ひろしら石原軍団が熊本地震で被災した益城町で11日から炊き出しを行い、12日からSMAPの木村拓哉、TOKIOの長瀬智也、V6の岡田准一が合流。最終日となったこの日まで帯同した。 「SMAPといえば、中居正広と香取慎吾がすでにお忍びで被災地入りしたが、キムタク被災地入りの背景にジャニーズ事務所の思惑があったことは明らか。ネット上では『ビジネス炊き出し』と揶揄された」(芸能プロ関係者) ファンクラブの会報で解散を否定したSMAPだが、特に中居とキムタクの溝は深まるばかりのようだ。■6月16日(木) IMALUが交際否定 タレントの明石家さんまと女優の大竹しのぶの1人娘のIMALUが一般男性との交際をこの日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。IMALUはこの日ツイッターを更新し、「報じられた記事はまったくもって事実無根」と記事を否定したが…。 「すでに話題性がなく、熱愛でもなければどんどん出番が減りそう。否定しても、今後はこの件をネタにしてうまく生き残りそう」(テレビ関係者) 大物2人の娘だけにそう簡単にはテレビから消えないようだ。■6月17日(金) TOKIO・国分太一が妻の妊娠を発表 国分が司会をつとめる朝の情報番組で、昨年9月に結婚した妻が妊娠したことを発表した。 「結婚すら許されないジャニーズの所属タレントが多い中、事務所内で“勝ち組”の国分は順調なプライベート。将来の幹部候補は間違いないだろう」(芸能記者)
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社会 2016年06月18日 15時15分
夏の飲みすぎに注意! 二日酔いの仕組みと対処の方法
これからますます気温が上がり暑くなってくると、美味しく感じるのがビールです。喉が渇くこともあり、ついついお酒を飲み過ぎてしまいますが、度を超すと大変なことに。 翌日は二日酔いでフラフラ。仕事が手につかないような状態になってしまうこともあります。このやっかいな二日酔いのとき、体内でいったいどのような現象が起きているのでしょうか。 今回は、医師の小田切ヨシカズ先生に、二日酔いの仕組みや対処法についてお聞きしました。■二日酔いにも種類がある 「二日酔いにも様々な症状があります。頭が痛くなったり、吐き気をもよおしたり、食欲がわかなかったりなど。こうした症状の違いは、人によって出方が違うという訳でなく、原因自体が異なっている場合があります。ですから、どれも同じ対処をしていては、治るものも治りません。早く回復させるためには、原因や症状にあった対応をしなくてはなりません」■脱水が原因の場合 「アルコールには利尿作用があるため、たくさん飲んだとしてもそのまま水分として摂取されるわけではありません。むしろ、水分不足の状態になります。すると、頭痛や吐き気などの症状が出てしまいます。解消するためには、やっぱり水分補給です。スポーツドリンクなどを飲むと効率よく水分が摂取できます。糖分が気になる場合は、みそ汁を飲むと適度な塩分補給にもなります」■アセトアルデヒドが原因の場合 「アルコールを摂取すると、肝臓で分解されてアセトアルデヒドという物質が発生します。アセトアルデヒドはさらに分解されて酢酸になり、最終的に水と二酸化炭素になって排出されますが、この機能が追い付かないと二日酔いを引き起こしてしまいます。症状としてあらわれるのは、頭痛や吐き気です。アセドアルデヒドの分解を助ける効果があるのが、あさりやしじみといった貝類に含まれるアラニン。ゴマに含まれるオルニチンなども効果があるので、食べてみるといいでしょう」■アデノシンが原因の場合 「アデノシンは、日本酒に多く含まれている成分です。血管拡張作用があり、血流を促す働きをします。ただ、量が多いと炎症に繋がってしまうため、強い頭痛に見舞われることになります。解消に効果があるのが、コーヒーに含まれるカフェイン。また、牛乳に含まれるセロトニンにも鎮静効果が見込めます」■胃酸過多が原因の場合 「アルコールを摂取すると、胃酸の分泌が促されます。しかし、量が多かったり度の強いお酒を飲むと胃酸過多の状態になり、二日酔いを引き起こします。この場合の症状としては、吐き気や食欲不振など。解消に効果があるのが、生姜です。生姜に含まれるジンゲロンという成分には健胃作用があり、胃の調子を整えてくれます」 二日酔いだからといって、ただガブガブと水を飲むのではなく、症状に合わせて対処すれば早期回復が見込めます。そうすれば、仕事などへの影響も少なくて済みます。でもまずは、飲み過ぎないよう注意することが大事ですね。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
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レジャー 2016年06月18日 15時11分
ドキドキスポット大全(14)〜安い居酒屋を好む男〜
井上洋次(仮名・31歳) 僕は女性と飲みに行く際、オシャレで高いお店には絶対行きません。高級店を好む女性ってめんどくさいですし、それで男に落ちるような80年代的感性を持つ女性は少なくなってきていると思います。やはり僕が女性を見る上で一番重要視するのはその人柄です。 そこでもし安い居酒屋に連れて行っても、顔色ひとつ変えずに楽しんでくれる女性は、こちらに良い印象を持っている可能性が高いわけですから、落とせる自信に繋がります。つまり僕にとって安い居酒屋は、落とせるかどうかのリトマス試験紙なのです。 さらにオシャレすぎるバーだと、かしこまってガードが高くなることもありますが、気軽に飲める居酒屋なら、お酒の量もどんどん増えて、酔いの力で2人の距離もグッと縮まるのです。それに高いお金を払って女性を落とせなかったら、お金を無駄にするだけ。なので失敗してもいいよう、無理をして高級店には行かないほうがいいでしょうね。(取材/構成・篠田エレナ)写真・Ruocaled
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アイドル 2016年06月18日 15時06分
【帰ってきたアイドル親衛隊】出待ちにサングラス姿で登場…自分の中で薬丸裕英=恐いという図式ができてしまった瞬間である
ジャニーズ事務所の若手が学園ドラマに出演するというのは今では定番であるが、この流れは『3年B組金八先生』(TBS系)から続く流れでもある。最初の『3年B組金八先生』では、たのきんトリオ(田原俊彦・野村義男・近藤真彦)が出演し、1981年に放送された『2年B組仙八先生』では、シブがき隊(薬丸裕英・本木雅弘・布川敏和)が出演していた。その中でも一番目立っていたのが、クラスで一番のワル役を演じた薬丸である。子供のころにテレビで見ていた当時は、薬丸は恐いというイメージを持っていた。その薬丸が、番組終了と同時に、本木と布川とともにシブがき隊を結成して、アイドル歌手活動を本格的にスタートさせた。 シブがき隊は、82年5月に『NAI・NAI 16(シックスティーン)』でシングルデビューを果たし、82年デビュー組の目玉になった。同期には、小泉今日子、中森明菜、松本伊代、早見優、堀ちえみ、後に奥さんとなる石川秀美に『2年B組仙八先生』で共演した三田寛子、本田恭章などがいた。豪華な面々が揃い、この年の新人賞レースは激戦になり、年末までどのような流れになるか予想すらできなかった。 このころは見たいアイドルが大挙していたこともあり、私は各局が主催する音楽祭や公開番組の収録に頻繁に行くようになった。同期の共演が多かったシブがき隊とも必然的に会うことが多かったので、そのシブがき隊と初めて会ったのは、82年7月に新宿三井ビル広場で行われた『新宿音楽祭』のノミネート披露の時。あくまでも目的はシブがき隊ではないが、ここで驚いたのは、シブがき隊のファンの多さである。全員のステージが終わってから舞台裏に回って、出待ちをすることにしたのだが、そこには多くのファンがいて、アイドルに近づくことが本当に困難だった。 そんな時にシブがき隊の3人が私の目の前にやってきたのだ。その時の薬丸は『2年B組仙八先生』の時のような鋭く恐い印象であり、声を掛けることすらできなかった。自分の中で、薬丸=恐いという図式ができてしまった瞬間である。それから何度も出待ちなどで遭遇することが多かったのだが、常にサングラスを掛けているので、さらに恐さが強調されていった。しかし、いざ話してみると見かけとは裏腹に、物腰の柔らかい感じであり、次第に恐さが薄くなっていった。 88年に大人気だったシブがき隊は解散。そのころは、これまでのアイドルブームが嘘のようになり、アイドル氷河期というアイドルの不遇な時代になってしまった。解散をして3人はそれぞれの道を歩むことになるのだが、薬丸はタレントとして再スタートを切ることになった。そして90年に運命の日がやってきた。同期の石川秀美と結婚することが発表された。しかも妊娠8か月という。当時を知るファンにとってはショックな話である。 それから薬丸は順風満帆にタレントとしての地位を築いてきたのだが、93年に私が薬丸と再会する時がやってきたのだ。当時の人気番組『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)の収録で薬丸と会えることになった。薬丸は堺正章とコンビを組んで、回答者としてレギュラー出演していた。その時の私はというと番組の前説を担当。収録では前説と出演者という関係なので、番組が始まる直前に私は下がってしまうので、いつもすれ違うだけだったのだが、番組の改編の時に、赤坂プリンスホテルで特番の収録が行われた時に、ようやく対面できることになった。その時には当時の恐かったイメージの話をさせてもらったのだが、実際はすごく優しいお兄さんで、これまでのイメージを払拭できた大事な瞬間だった。これをキッカケに通常収録の前説の時に、挨拶程度だったが、話しができるようになった。 この時からすでに20年以上の月日が経ってしまい、それまで薬丸と会っていないのだが、おそらく何かの取材で再び会えると思うので、そんな日を楽しみにしたいと思う。その時は昔話ではなく、奥さんの石川秀美について聞かせてもらいたい。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしての顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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社会 2016年06月18日 14時00分
外資に売られたシャープ 栃木県・矢板市 企業城下町の悲哀(1)
かねてから経営再建中であったシャープ(本社:大阪市)に対し、鴻海精密工業(本社:台湾)が総額3888億円を出資、買収することで両社は最終的に合意した。このことを受け、栃木県矢板市民は「当面の雇用不安や工場閉鎖の懸念は払拭できた」として、ひとまず安堵した。何しろシャープあっての矢板市。 人口はもとより財政、雇用、あるいは市のイメージアップなど、さまざまな面でシャープに大きく依存している同市は、まさに典型的な企業城下町といえる。操業開始から48年を迎えた栃木工場(デジタル情報家電事業本部)を抱えているだけに、もし工場閉鎖となれば受けるデメリットは計り知れなかった。 矢板市企業誘致課の担当者が当時を振り返る。 「シャープの経営危機が伝えられ、栃木工場の閉鎖もあるのではといわれていましたので、シャープ本社に問い合わせて情報収集に努めていました。幸い工場も存続し、雇用も確保するとの回答を得たので安心しました」 とはいえ同工場は一昨年春、従業員1500名中400名の早期退職を図り、思い切った人員整理と規模縮小を行っているだけに、雇用不安は完全に解消されたわけではない。 「しかも、今いる従業員もパートや派遣社員がほとんど。鴻海は、雇用は保証すると言ってはいたが、果たしてどうかねぇ…。相手は外資だから、今は大丈夫でも将来までは、ね」 栃木工場に隣接する住民は不安な表情でシャープの白い工場建物に目をやる。この不安は矢板市民に共通したものだ。 シャープは明治45年(1912年)、早川徳次氏によって創業された家電のトップメーカー。“液晶のシャープ”と呼ばれる地位を築き、その代名詞ともいえる『AQUOS』は世界中で大ヒットした。 しかし、廉価な韓国、中国製品に次々と市場を奪われ、業績悪化に歯止めがかからず、ついに外資の軍門に下ることに…。日本の大手家電メーカーが丸ごと外資系企業の傘下に入るのはシャープが初めてだ。 結果的にシャープは鴻海が示した“カネ”と“丸抱え”の好条件になびいた格好だ。鴻海は1974年、台湾で創業。郭台銘会長が一代で築き上げた精密機器メーカーである。米アップル社のスマートフォンやソフトバンクのロボット、任天堂のゲーム機などを生産。中国に組み立て工場を持ち、安価な労働力と経済特区優遇措置に支えられて成長を遂げてはいるが、受注専門のいわば下請け企業。発注元の求めに応じて部品を組み立てるだけで独自に開発した製品、自社ブランドは持っていない。そのため今後の経営戦略上、自前の製品開発は不可欠。この点で高い技術力、開発能力、ブランド力を持つシャープは“いい買い物”であった。
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芸能ネタ 2016年06月18日 12時00分
歌謡(うた)のマドンナ 石原詢子 怖いもの知らずで上京し、四畳半の部屋で味わった恐怖 「留守中に侵入者!? 下着を盗まれたことも…」
−−NHK紅白歌合戦にこれまで2回出場するなど、人気歌手の地位を築いている石原詢子。4歳の時から、詩吟「揖水流」家元である父の厳しい指導のもと、詩吟を学んでいた。 「朝から晩まで詩吟中心の生活。テレビで見た演歌歌手に憧れると同時に、そんな息苦しい家を早く出たい気持ちがありました。ツテなんてありませんでしたが、とにかく東京に出れば何とかなるだろうと(笑)」 −−出身は岐阜県揖斐郡。山に囲まれた田舎町で育った。高校卒業と同時に上京すると、新聞配達などのアルバイトをしながら歌のレッスンを受けた。しかし、そんな夢見る彼女に心が折れそうになる出来事が起こる。 「新聞販売店の寮は四畳半でトイレは共同。冷蔵庫もエアコンもなし。周りは男の人ばかり。私は2階の部屋だったんですけど、鍵はフックを掛けるだけの簡単なものしかない。何度も下着を盗まれたり、留守の間に誰か侵入した気配があったり、それはもう怖かったです。仕方なく半年で、ちゃんと鍵があるアパートに移りました。女の子がそんな所に住むなんて今なら絶対に考えられませんけど、怖いもの知らずだったんですね。とにかくお金がなくてお風呂にも行けず、台所で身体を洗ったこともよくありますよ(笑)」 −−そう笑い飛ばすが、18歳の少女にとってはあまりに厳しい東京の洗礼だったに違いない。やがて1年が過ぎた頃に転機が訪れる。 「歌のレッスンの先輩から誘われて1週間だけ手伝いに行ったお店で、お客さんとして来ていたレコード会社の人を紹介され、トントン拍子にレコード会社も事務所も決まったんです。まさに運命でしたね」 −−'88年10月『ホレました』でデビュー。だが現実は、想像していた華やかな世界とはかけ離れていた。 「デビューして最初の仕事は、仙台駅の近くのスーパーでした。レジのすぐ横で、ミカン箱を並べた上に板を敷いたステージ。“何これ?ここで歌うの!?”と打ちひしがれましたね。お客さんも10人もいないくらい。衣装もボディーラインがピチッと出るミニスカートのもので、“こんなの恥ずかしい!”と思ってました(笑)。あとは、カラオケ喫茶やカラオケスナックを1日に何軒も回る地道なキャンペーンがメーン。お店に行ってみたら、怖そうな男の人がいっぱいいて『自分の曲なんか歌わなくていいから、一緒にデュエットをやれ』と言われることもしょっちゅうでした」 −−'95年に発売した『夕霧海峡』が20万枚を超える大ヒット。NHKの民謡番組や『お江戸でござる』にもレギュラー出演が決まり、知名度を上げていく。しかしその裏で、彼女を悲しい不幸が襲っていた。 「発売日を挟んだ3週間足らずの間に、病気で母と父が相次いで亡くなったんです。そばにいてあげられなかったのが本当に悔やまれました。両親が亡くなったことで、もう故郷には帰れない、自分の力で歌の世界で生きていかなければ…という覚悟ができて、必死でしたね。悲しみを振り切るようにキャンペーンに明け暮れました」 −−'99年に発売した『みれん酒』はNHK『お江戸でござる』のテーマソングとして毎週流れ、演歌チャートの上位をキープしてロングセラーとなり、30万枚を超える自身最大のヒット曲に。そして翌年、紅白歌合戦に念願の初出場が決まった。 「地元の役場に『池田町出身 歌手・石原詢子 紅白出場!』という横断幕が出て、本当にうれしかったですね。紅白本番のことは、実はまったく覚えてないんです(笑)。司会者に曲を紹介されて、左足で一歩踏み出したところまでは覚えてるんですけど、気が付いたら歌い終わって、緊張の糸が切れて涙腺が緩んでしまって…。あとでビデオを確認して『あ、ちゃんと歌ってる!』と胸をなでおろしたくらい(笑)。翌年から仕事の数も急に増えましたし、紅白の力ってすごいんだなと思いましたね」 −−四畳半の生活から紅白歌手にまで上り詰めた彼女。現在のオフの過ごし方は? 「近所に自転車で買い物や飲みに行ったり、温泉施設に行ったり…。私、行動範囲が狭いんです(笑)。温泉施設でお風呂に入っていたら、たまに『あなた、昨日テレビに出てたでしょ?』と言われて、あわてて身体を隠して『いえ違います!』と否定することもあります。何もスッポンポンの時に話しかけなくてもいいのに…(笑)。あと、ゴルフも好きですね。歌手仲間たちと話しながら、ストレスを発散できて楽しいです。ゴルフボールに当たらなかったり、グリーンをオーバーするほど飛び過ぎてしまうと、逆にストレスが溜まりますけど(笑)」 −−今の時代に必要な演歌を求めて挑戦を続ける彼女。そのこだわりを聞いた。 「私たち40代は、『ザ・ベストテン』とかの歌番組でジャンルの隔てなく演歌を聴いていた最後の世代だと思うんですね。そういった世代の人たちにもう一度受け入れられるよう、演歌も変わらなきゃいけない時だと思うんです。フォークっぽい演歌や、ロックっぽい演歌があっていい。今回の新曲『化粧なおし』は、フォーク出身の杉本眞人先生に作曲をお願いして、演歌の王道とは違う感じの曲調になっています。今後も、演歌の入口を広げられるよう、私たちの世代や団塊の世代の人が耳を傾けてくれるような楽曲を歌っていきたいと思います」いしはら・じゅんこ=1968年1月12日、岐阜県揖斐郡池田町生まれ。1988年10月『ホレました』でソニーレコードからデビュー。2000年に『みれん酒』でNHK紅白歌合戦に初出場。'03年にも『ふたり傘』で紅白出場。『化粧なおし』は、ソニー・ミュージックより発売中。
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スポーツ 2016年06月18日 11時45分
オリンピックに『野球・ソフト』が復活するには(後編)
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長は、今年3月のIOCプログラム委員会でメジャーリーグ(アメリカ)の参加の可能性について問われた。 「前向きに交渉を継続している」 そう答えた後、さらにこう訴えた。 「準決勝と決勝の限定参加などの代案を提示している。(野球の復活は)各国共通の課題」 それから2か月ほどが経過したが、大リーグ機構(MLB)から「限定参加」に関するコメントは聞かれない。メジャーリーグが非協力的な理由は、夏季の書き入れ時に主力選手を派遣したくないからだ。また、アメリカには「オリンピックは欧州の大会」との意識もある。 国際野球連盟(IBAF)と国際ソフトボール連盟(ISF)が統合組織・WBSCになる前のことだ。野球・ソフトボールがオリンピックの公式種目として最後の大会となったのは、2008年の北京五輪だった。その後、復活を目指す委員会も両連盟内で結成されたが、IBAFは11年1月にIOCからの補助金を失い、『IBAFワールドカップ』などの国際大会の継続さえ厳しくなってしまった。窮地に立たされたIBAFは大リーグ機構にSOSを送ったのである。そのとき、MLBが援助する交換条件として提示してきたのが、自分たちとMLB選手会が立ち上げた『ワールドベースボールクラシック=WBC』を「世界一を決める選手権として正式に認めること」だった。 IBAFワールドカップを廃止したIBAFは、新たに『プレミア12』を立ち上げた。昨秋の第一回大会だが、アメリカは参加こそしたものの、トップ選手を招集していない。 こうした過去の経緯を考えると、MLBがフラッカリ会長の言う「限定参加案」に協力するかどうかも疑問だ。もっとも、MLBは30球団の経営陣の意見をまとめられず、WBCでも“ドリームチーム”を結成したことはないが…。 また、森会長を始めとする組織委員会要人の発言だが、こうも解釈できる。野球・ソフト側との間に出来た『亀裂』を修復したいのではないか、と…。NPB、大学、高校、社会人などの国内野球組織は、2020年のオリンピックイヤーに神宮球場が使えなくなった一件について、カチンと来ている。一方的に、それも、直接ではなく、神宮球場を介して組織委の長期借用を知らされた経緯には、本当に怒っていた。 「プロ野球12球団も対策を検討しています。野球・ソフトボールが追加種目に当確することを目指していますが、その際は横浜スタジアムか、QVCマリンが会場になる可能性もあります。本拠地球場を神宮球場も含め3つも使えないとなれば、ペナントレースの中断も真剣に考えなければなりません」(球界関係者) プロ野球、各大学リーグ、高校野球の東西の東京都大会の舞台となる神宮球場は稼働率が高く、ザッと計算しただけでも、プロアマ合わせて約300試合ができないことになる。深刻な事態である。野球・ソフトボール側からすれば、「組織委も対応策を一緒に考えてくれ!」というのが、ホンネではないだろうか。 2016年5月時点での情報だが、高校野球の関係者によれば、「夏の甲子園・東京都予選の一部を神奈川、埼玉、千葉に持っていく案もないわけではない」という。そうならないよう、日本高等学校野球連盟(高野連)は大学、社会人、プロ野球にも協力を求め、調整しているのである。この情報が現実となってしまったら、組織委は各大学リーグの舞台を取り上げ、かつ高校球児にまで爪痕を残すことになる。 「東京五輪の組織委はエンブレム問題、新国立競技場のトラブルに直面し、招致活動を巡る疑惑まで海外メディアに報じられました。ここで国内での人気が高い野球・ソフトが落選したとなれば、組織委はさらに強い反発を買うことになるでしょう」(政治担当記者) 森会長はTBS系のニュース番組に出演し、東京五輪の大会経費算定について「計算に無理があった」と答えている。立候補した当初の大会運営費は3000億円だったが、5000億円は必要になるという。 五輪とカネにまつわる野球の話をさらにすれば、一時期、サッカーくじのプロ野球版も検討されていた。政府の一方的な“提案”として…。野球・ソフトが当選すれば、チケットは確実にさばける。一ファンとして、オリンピックで野球・ソフトが見たい。しかし、プロ野球が組織委に振り回されている気がしないでもしない。(了/スポーツライター・美山和也)*写真イメージ
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その他 2016年06月18日 11時24分
【不朽の名作】「貞子vs伽椰子」に行く前に一度チェックしてみては? 「リング」
本日18日(土)より、日本版『フレディVSジェイソン』とも言えるかもしれない、邦画ホラーの二大巨塔の貞子と伽椰子が相まみえる、『貞子vs伽椰子』の放映が開始される。という訳で今回は、貞子が銀幕デビューを果たし、ブームを起こした1998年公開の『リング』を紹介する。 本作は、鈴木光司の同名小説を原作とする作品だが、キャラクターなどの細かい設定は大きく変わっている。久々に内容を確認すると、いきなり冒頭で死ぬ女子学生役が、竹内結子だったりして今観ると別の意味でビックリ。ちなみに、この冒頭シーン、ホラー映画のお手本のような構成となっており、恐怖をあおりながら、一度別の事象で外し、安心したところを襲われるという、三宅隆太監督が言うところの「なんだ猫か…」的な定番演出がある。さりげなく夜遊びに興じる、いけない学生たちを絶望的な脅威が制裁を加えるという構図にもなっており、これも国内外問わず、定番中の定番。つかみはバッチリだ。 「ビデオを見た者は7日後に死ぬ」という設定で、恐怖シーン満載かと思うとそこまで多くないのがこの作品の特徴だ。そもそも原作が、複雑な謎を解いていくミステリー小説なので、映画でも、どちらかと言うと、浅川玲子(松嶋菜々子)と元夫である高山竜司(真田広之)が自身と息子が見てしまったビデオの呪いを解くために、呪いの元凶である山村貞子の謎に近づいていくというミステリー要素が強めとなっている。怖いというよりは全体的に、BGMも含めジメッとした感じで、気味が悪く、怪談話を聞くような、薄ら寒い味わいがある。 未見で、怖い思いをしたくない人のために恐怖シーンをネタバレするとしたら、おそらく冒頭のシーンと、玲子がビデオを見た後に鳴った電話を取るシーン。あとはビデオの真相を探るために伊豆大島を訪れた際に玲子が貞子の念のようなものに腕を掴まれるシーンあたりが要注意だろうか。人を驚かせるという一点ならば、1995年公開の『学校の怪談』とかの方が回数多めかもしれない。この作品は「怖い」というより、「展開が面白い」という表現の方が合うだろう。 竜司には触った相手の思考を読み取る超能力的なものもあり、若干ファンタジーっぽい部分もあり、段々と謎が明らかになっていく部分には、結構ワクワクするかもしれない。他にも、ビデオに隠されたヒントを元に、方言や当時の新聞情報、三原山の噴火ニュースなどを探り、伊豆大島に主人公達が引きこまれていく場面もテンポがかなり良い。あと、VHSとアナログテレビという組み合わせも、この作品の気味の悪さを強調するのに一役買っている。やっぱり画面に砂嵐とか、アナログ特有の画像の乱れが出ないとあの雰囲気は出ないだろう。デジタル全盛の『貞子vs伽椰子』ではどんな方法でそのあたり補うのだろうか…。お祭り作品だから、あえて気にしないという方法もあるが。 邦画のホラー映画というと、とにかく恐怖描写ばかりを重視して、シナリオがどっかいってしまう作品などが多い。それが、邦画のホラーがチープだというイメージになっていたが、この作品ではかなりシナリオがしっかりしている。そのおかげで、恐怖に隠れた笑いどころなどを探さなくても、そのまますんなり観れてしまう。それが良いか悪いかは別としてだが。おそらくホラーがすごく好きな人の場合は肩透かしをくらう部分もある程度あるかもしれない。 高校生の間で広まる都市伝説、黒髪の女の呪い、幽霊からの無言電話、○日後に不幸が襲うという不幸の手紙的な要素、心霊写真。この作品の物語を形成している、ネタの数々は、当時かやや昔に流行っていた、怪談から来ているものが多い。冷静に考えてみると、当時ですら手垢のついた、ベタなネタばかりなのだが、それでも当時新鮮さや、恐怖を感じた人が多いのは、映像的な演出が上手く行っている証拠だろう。呪い発動までの時間が、どんどん迫っていく危機感がこれでもかと伝わってくるのだ。まあ、問題解決を竜司のオカルト能力に頼りすぎとか、貞子が落とされたとされる井戸のある場所で、大騒ぎしすぎとか、ツッコミ所もない訳ではないが。 ちなみに、この作品に登場する貞子の母親・山村志津子は実在の人物をモデルとしている。それが千里眼事件などで知られる御船千鶴子だ。明治末に千鶴子は千里眼・念写を科学的に実証しようと、一部学者と協力して、実験を公開するが、結局手品だとされ、千鶴子のその後は悲劇的な結果となる。この千鶴子という人物、同作の他にも、ドラマ『トリック』や京極夏彦著の『魍魎の匣』、またアニメ化もしたマンガ『琴浦さん』などの作品にも、ネタとして使われているので、知っておくとより作品を楽しめるかもしれない。 また、ミステリー作品には欠かせない最後のどんでん返しも、この作品ではかなり上手く機能している。わざわざ古井戸に潜って、貞子の遺骨を探し出し、供養してめでたしめでたしとなるところ、強烈なハシゴ外しが待っている。さらに、玲子があることに気づいて、その後にした決断は、それこそゾッとするオチだ。 なお、本作の一番有名なシーンと言っていい、貞子がテレビ画面から飛び出してくる部分は、現在ではそれほど感動はないかも。その後、様々な映像作品やコントネタでパロディ化されている影響なのか、もはやギャグシーンにしか見えない。当時は凄く衝撃的だったはずなのだが…。しかし、貞子のキャラとしての強烈さは現在でも色あせることはないだろう。髪で顔を隠し、真っ白なワンピース姿で、井戸から這い上がるシーンは今でも衝撃のワンシーンのはず。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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アイドル 2016年06月18日 10時36分
ついに卒業発表が近づいたAKB48・こじはる
AKB48の小嶋陽菜(28)がグループを卒業することを、各スポーツ紙が報じた。18日に「にゃんにゃん仮面」として参戦する、新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟で開催される「第8回選抜総選挙」で発表するとみられる。 報道をまとめると、2年前の総選挙では「卒業…しません」と思わせぶりなスピーチで笑いを誘うなど卒業をネタにしてきたが、数か月前から、総選挙の場での卒業を見据えてすでに発表する準備を整えていたそうで、このほどAKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏とも相談し、新たな一歩を踏み出すことを決断。総選挙で発表するかどうかは、本人の意向に任せられているというのだ。 「最年長メンバーとなり、本人はグループ全体のことを考えた結果、自分がいることで世代交代が進まないのを危惧し、ついに決断したようだ。今までは『卒業するする詐欺』などと揶揄されてきたが、今度は本気か。ただ、大々的に報道が出てしまったでの、こじはるが総選挙で発表することをやめ、別の機会に正式発表する可能性も高いようだ」(音楽業界関係者) 具体的な卒業時期は未定で、ソロ転身後はタレント、モデルとして芸能活動を続けるというが、もう1つの大きな“武器”をいかしていくことになりそうだという。 「とにかく、競馬の予想に関して神がかり的な的中率。こじはるが本格的に予想してメディアに露出すれば、新たな競馬ファンの開拓ができそう。今後は予想屋としても引く手あまたになりそうだ。競馬でかなりの貯金額があるといううわさもある」(芸能記者) 「にゃんにゃん仮面」は6月1日発表の速報で11位。今回は、総選挙当日のライブを観覧したファンも当日に投票できるが、「にゃんにゃん仮面」がどこまで順位をあげるかが注目される。
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アイドル 2016年06月17日 19時30分
総選挙投票締め切りでAKB48・柏木由紀がファンに感謝「あとは明日を楽しみに待つのみ」
第8回AKB48総選挙の投票が17日15時に締め切られ、同グループの柏木由紀がファンに感謝の言葉を綴った。 自身のツイッターで柏木は、「投票してくださったみなさん ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、「あとは明日を楽しみに待つのみ」とも綴った。 柏木由紀は昨年の総選挙では第2位であったが、今回の総選挙の速報では6位と出遅れている。