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アイドル 2016年06月18日 21時10分
前人未到の連覇達成 第8回AKB48総選挙 第1位はHKT48・指原莉乃
アイドルグループ、AKB48の選抜メンバーを決める「第8回AKB48総選挙」の開票イベントがHARD OFF ECOスタジアム新潟で開催され、指原莉乃が同選挙で第1位となった。 指原莉乃は5期生としてAKB48に加入。その後HKT48へ移籍。バラエティ番組などグループ外でも活躍するメンバーである。昨年の総選挙に続き連覇を達成。連覇を達成したのはAKB48の総選挙の歴史の中ではじめてである。
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アイドル 2016年06月18日 19時17分
AKB48 小嶋陽菜が卒業を発表「やっと卒業します」
アイドルグループ、AKB48の選抜メンバーを決める「第8回AKB48総選挙」の開票イベントがHARD OFF ECOスタジアム新潟で開催され、小嶋陽菜が同グループから卒業することを発表した。 にゃんにゃん仮面として同選挙に参加していた小嶋陽菜。なぜ、今回、にゃんにゃん仮面として参加したかについて、「最後に、総選挙にでたいと思ったからです。最後に出馬してAKB48のためになればいいなと思い、出馬することになりました」と語り、そして「みなさん、え〜っという準備、できてますか? 私、小嶋陽菜は、AKB48をやっと卒業します」と卒業を発表した。 小嶋陽菜はAKB48に1期生として加入。結成当初から同グループの中心メンバーとして活躍してきた。
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レジャー 2016年06月18日 17時47分
ユニコーンS(GIII、東京ダート1600メートル、19日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、ユニコーンSは◎グレンツェントが東京マイルを連勝して重賞初制覇を飾ります。 昨夏の芝の新馬5着後、今年からダート路線で1、1、2、1着。未勝利は4馬身、500万は3馬身半差とダート適性を見せつけると、オープンで2、1着。前々走の伏竜Sは、砂を被ったときに離されてしまったので、勝ち馬ストロングバローズとの差はその分の遅れで巻き返しは十分可能な範囲。 前走の青竜Sは、初めてのマイル戦。ペースが遅かったですが道中もうまく我慢が利き、直線で追い出してからはいい脚を繰り出し、最後は2着馬との競り合いを制して快勝。ハナ差でしたが、抜群の勝負根性を発揮しました。距離は少し忙しいかもしれませんが、スローで流れれば対応はできそうですね。この舞台を経験しているのは魅力で、ここは中心。粘り腰を見せて持ち前の渋太さを生かします。(14)◎グレンツェント(12)○ゴールドドリーム(13)▲ストロングバローズ(10)△イーグルフェザー(1)△マイネルバサラ(11)△クインズサターン(4)△ダノンフェイスワイドボックス (14)(12)(13)(10)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2016年06月18日 17時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/19)ユニコーンS、他
3回東京競馬6日目(6月19日・日曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「ユニコーンS」(ダ1600メートル)◎13ストロングバローズ○12ゴールドドリーム▲14グレンツェント△4ダノンフェイス、11クインズサターン 実績通り、3勝馬3頭の争いだろう。その中で、本命には緩急自在に動けるストロングバローズを推す。前々走のヒヤシンスSはゴールドドリームの前に、2着と後塵を拝しているが、レース内容は勝ち馬以上に評価できる。というのも、先行激化を潜り抜けて残ったのは、この馬1頭だったからだ。スピードとスタミナは紛れもなく一級品。続く、伏竜Sをグレンツェントに圧勝(0秒3差)、その真髄を見せつけている。ルメール騎手がお手馬の中から、ストロングバローズを選んだのも心強い限り。相手は、順当にゴールドドリームと、グレンツェント。☆東京10R「青梅特別」(ダ1600メートル)◎16ゴールデンバローズ○3ミュゼスルタン▲10アサクサスターズ△11ダイワインパルス、12クラーロデルナ 勝利のお膳立てが整った、ゴールデンバローズをイチ押し。まず、実績。新馬戦こそ2着と勝ちそこなったが、2戦目から破竹の3連勝でオープン特別・ヒヤシンスSを制覇。余勢を駆ってドバイに遠征、強豪ぞろいのUAダービーを3着した逸材。その馬が2階級降級して、千万条件からスタートするのだ。まさに、棚から牡丹餅、濡れ手に粟も同然。相手は、ミュゼスルタン。ご存知、新潟2歳王者で、実力は折り紙付き。初ダート、休み明けなど課題はあるが底力でカバー、好勝負に持ち込みそう。☆東京12Rサ3歳上500万下・芝1600メートル◎5サバンナロード○7ダイワブレイディ▲16ムーンマジェスティ△9カワキタピリカ、12トップアドバンス 1戦ごとに地力強化の跡を示す、3歳馬のサバンナロードに期待。直線メンバー最速の差し脚で半馬身差2着と迫った、前走は真骨頂。まだノビシロもある。古馬と3キロ差はアドバンテージだし、差し切りが決まる。相手は、ダイワブレイディ。千万条件で何度も勝ち負けして来た実績の持ち主でもある。理想は右回りだが、500万なら好勝負必至。☆函館11R「函館スプリントS」(芝1200メートル)◎1レッツゴードンキ○9アクティブミノル▲4オデュッセウス△7オメガヴェンデッタ、8ティソーナ 天災は忘れたころにやって来る。なるほど、ロゴタイプ(安田記念)も、ルージュバック(エプソムC)も1年以上勝ち運に恵まれなかった。ただ、2頭とも『天才』の方だが。この法則に当てはまるのが、桜花賞馬のレッツゴードンキ。前走のVマイルは10着惨敗に終わっているが、走破タイム1分32秒9は自己最高だから決して、悲観することはない。それに、今は1200メートルの方が力を出せる。前々走の高松宮記念を見て確信した。結果は8着だが、初めての距離、しかもレコード決着で0秒7差なら適性は十分に示した。2度目で慣れが見込めるし、力の要る洋芝に替わるのも強調材料で勝利を後押しする。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2016年06月18日 17時24分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(6月19日)ユニコーンS(GIII)他2鞍
先週の的中は下記の通り。・阪神9R ◎→○→▲で的中馬単480円 3連複810円 3連単2,000円・東京11R ◎→△→○で的中馬単1,170円 3連複4,550円 3連単15,090円トータル 24,100 円をゲット。【今週の予想】☆函館2R 3歳未勝利戦(芝1200m) ピュアウィッシーズは、前走は使いたいレースに使えず、出走が延びたことにより本来の走りができなかった。今回は入念に乗り込まれ、予定通りのレースを使えたことで好走する可能性は十分。血統的に洋芝も合いそうで、ここで決めてもおかしくない。◎(8)ピュアウィッシーズ○(9)アイムウィッシング▲(1)ラフェデビジュー△(10)アジロ△(6)ブライテストムーン△(5)クリスタルガーデン買い目【馬単】8点(8)⇔(1)(6)(9)(10)【3連複1頭軸流し】10点(8)-(1)(5)(6)(9)(10)【3連単2頭軸マルチ】24点(8)(9)⇔(1)(5)(6)(10)☆函館11R 函館スプリントステークス(GIII)(芝1200m) 洋芝での魅力を感じるオデュッセウス。洋芝は3戦2勝と相性が良く、ここに来て控える競馬が板についてきた強みもある。3歳馬ということもあり、負担重量が52kgと軽量なのも魅力。鞍上には今乗りに乗っている戸崎圭太騎手とくれば好走する可能性は高い。◎(4)オデュッセウス○(14)ローレルベローチェ▲(7)オメガヴェンデッタ△(12)ティーハーフ△(9)アクティブミノル△(3)シュウジ買い目【馬単】7点(4)→(3)(7)(9)(12)(14)(14)→(4)(7)【3連複1頭軸流し】10点(4)-(3)(7)(9)(12)(14)【3連単2頭軸マルチ】24点(4)(14)⇔(3)(7)(9)(12)☆東京11R ユニコーンステークス(GIII)(ダート1600m) 3歳ダート路線の上半期の目標レースとなっているため、毎年好メンバーが揃う当レース。今年も例に漏れず好メンバーが揃った。中でもグレンツェントを本命に推す。ダートに矛先を向けてからはここまで4戦3勝。未勝利戦、500万下と荒削りなレースながら2着馬を0秒7、0秒6と圧勝。唯一敗れた伏竜Sでも最後まで脚は伸ばしたものの届かず2着。これまでのレース振りではロスが多く、一線級のメンバーに入ると勝ち切るには成長が必要と感じていたが、前走ではこれまでのレース振りから成長が見られるレース振り。スタートはまだ良いとは言えないものの、道中動いて最後まで脚を伸ばした内容は強いの一言。好勝負を期待する。相手筆頭はゴールドドリーム。前走は小回りの競馬場で本来の力を発揮できず2着に敗れたが、それ以前はすべて最速の上がりを使い勝利しており、舞台が東京競馬場に替わるのは大歓迎のクチ。▲は前目から競馬ができるストロングバローズ。以下、クインズサターン、マイネルバサラ、レッドウィズダムまで。◎(14)グレンツェント○(12)ゴールドドリーム▲(13)ストロングバローズ△(11)クインズサターン△(1)マイネルバサラ△(16)レッドウィズダム好調教馬(4)(13)(11)買い目【馬単】6点(14)⇔(11)(12)(13)【3連複1頭軸流し】10点(14)-(1)(11)(12)(13)(16)【3連単フォーメーション】20点(14)→(11)(12)(13)→(1)(11)(12)(13)(16)(12)(13)→(14)→(1)(11)(12)(13)(16)※出走表などのデータは、必ず JRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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芸能ネタ 2016年06月18日 17時00分
どんどん“鈴木亜美化”する事務所独立騒動の能年玲奈
6月末に所属事務所との契約が切れる能年玲奈(22)の引退危機が先ごろ、女性誌に報じられた。 能年に契約を更新する意思がなく、個人事務所で仕事を続けていくと思われるが、売れた途端に独立は芸能界のご法度。受け皿はないだろうという話だ。 「昨年4月、東スポで能年の洗脳騒動が報じられたのが発端。能年が演出家のT氏に洗脳され、所属事務所に無断で個人事務所を設立したという内容だった。それを受け、週刊文春が能年・T氏側に立った記事を掲載。能年と事務所の確執が明らかになり、以降、能年は表舞台に立っていない」(芸能ライター) 今回の女性誌による引退危機報道に対しても、週刊文春は能年の母親のインタビューで反論。能年が親の言うことを聞かないというのも、T氏の洗脳もウソと断言した。 「ことの経緯を見ると、能年・T氏側の代弁をしているのが文春。文春が味方なら心強い気もするが、実はそうでもない」 こう語るのは夕刊紙記者。 「今回の母親インタビューを見ると親は独立支持の様子。その点で、鈴木亜美の独立騒動と似ている。活動休止から3年ぶりに亜美が新曲シングル&写真集『強いキズナ』を出したのが文藝春秋からで、文春は事実上、彼女の復帰を支援した。『強いキズナ』は15万部以上売れたが、それでも亜美のその後はご存知のとおり。一部で能年は別名義でイラスト、洋服デザインの作家として活動し、個展も準備中と報じられているが、すでに文春から本の出版の予定があってもおかしくない。ただ、芸能界の掟を破った以上、表舞台に復帰はなく、インディーズ的な活動をしていくしかない」 ブログや洋服などのプロデュースで稼ぐタレントも多い昨今、能年もそれなりのやり方はあるだろうが…。
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アイドル 2016年06月18日 16時57分
エビ中、愛宕神社に“焼きとり”奉納! 新宿駅前でも“焼きとり”応援ライブを開催
私立恵比寿中学(エビ中)が18日、港区にある愛宕神社に“こだわりの焼きとり”を奉納した。スペシャルサポーターを務めるサークルKサンクスの「焼きとり応援プロモーション企画」の一環として行ったもので、都内屈指のパワースポットである同神社でメンバー全員がお祓いを受けた後、宮司がメンバーに代わって神前に商品である“こだわりの焼きとり”を奉納。奉納後は新宿ステーションスクエアに移動し、元気一杯に「都会の真ん中で焼きとり応援ライブ」を開催。「ちちんぷい」「MISSION SURVIVOR」を披露して集った大勢のファンを喜ばせた。 サークルKサンクスは「こだわりの焼きとりセール」と題して、木桶仕込天然本醸造醤油を100パーセント使用したジャンボ焼きとりのもも(タレ)、つくね(軟骨入り)、とりかわ(タレ)、ハラミなど「こだわりの焼きとり」を6月28日から7月4日まで全品20円引きで販売する。 エビ中メンバーは本セールのCMにも出演しているが、奉納後に報道陣の取材を受けると、中山莉子が「(撮影中)焼き鳥をたくさん食べました! わたしはぼんじりが特においしかったです!」と撮影を振り返り、小林歌穂も「ももをたくさん食べました。本当においしくて止まらない感じでした」と嬉しそうに焼きとり好きをアピールした。 また、サークルKの応援サポータを務めて今年で4年目。星名美怜は「毎回衣装が可愛くてすごく楽しみ。焼きとりだけでなく、いろんなデザートやおにぎりに携われて本当に幸せ」としみじみコメントすると、真山りかはエビ中が結成8年目を向かえることに言及。「末広がりのいい数字なのでこれからも変わらずにゆっくり成長できたら。暮れの紅白に出れるようにも頑張ります」とグループの目標を掲げた。 また、明日の父の日のプレゼントも話題となったが、廣田あいかはすでに渡したと明かし、「ビールを入れると綺麗に泡が立つグラスがあって、10日早く渡したらすごく喜んでくれて、優しくなりました。明日は焼きとりでもあげようかなって思っています」と笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ネタ 2016年06月18日 16時25分
テレビ業界で勃発! ポスト舛添“櫻井俊”争奪戦
「ポスト舛添」の1人に挙げられている嵐の櫻井翔の父親で櫻井俊前総務事務次官を我が物にと、テレビ局の間で争奪戦が繰り広げられている。 退任時でも都知事選への出馬を否定した櫻井氏だが、否定をしてもなお、都民の間での人気は高い。アンケート調査でも必ずといっていいほど上位に上がってくる。 「当然、息子の櫻井翔の人気という裏づけもありますが、ここまで有名で人気な元官僚もそうはいません。トップ官僚経験者ですから、博識なのは当たり前ですし、これまでにもいろんな場で話をしており、その話しぶりも見事。そこに人気があるんですからテレビ局も放っておかない。情報番組などのコメンテーターとして、説得力は抜群というわけです。いまの段階では都知事選の出馬を否定していますから、何とかその間に、囲い込みを図りたいと、いろいろなテレビ局がその可能性を探りながら、水面下で動いてますよ」とある制作会社関係者。 一転、出馬となれば、この流れも落ち着くだろうが、それでもテレビ局間での櫻井氏人気は変わらないとも。 「ショーンKの問題があって、テレビ局も新たなコメンテーターが欲しくても、なかなか動ききれないところがあったんです。ですが、櫻井さんはこの点に関してはまったく問題ないし、仮に出馬して知事になれば箔が付くというだけのこと。各局がいろんな方法で接触を試みています。特に熱を入れているのは日テレでしょうね」と同関係者。 息子の翔が「ZERO」でキャスターを務めているのもあるが、「翔の妹の舞さんだって日テレなわけですから。この関係を利用しない手はないですし、話題性も十分ですからね」と同関係者。 出馬しないと明言した櫻井氏だが、その動向にはまだまだ注目が必要だ。
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ミステリー 2016年06月18日 16時01分
ネッシーを捉えた最古の動画「ティム・ディンスデール・フィルム」とは?
世界で一番有名な未確認生物といえば、イギリスはネス湖に生息しているネッシーだろう。ネス湖には古代から巨大な怪物が出るという伝説があり、1930年代にこの地が整備され、湖畔に自動車道路が出来てから飛躍的に目撃者が増えた。そして、まるで伝説の生物の存在を証明するかのような写真も撮影されていくようになるのである。 もちろん、ネッシーの姿は写真だけではない。当時から動画にも収められていたのだ。 それが1960年に撮影されたティム・ディンスデール・フィルムである。 ネッシーの噂を聞きつけた彼はネス湖で調査と観測を続けたところ、フォイヤー川河口付近にて激しく水が動いているのを目撃。双眼鏡で見てみると、水面下に長く黒い影が蠢いているように見えたため、慌ててカメラを回したのだという。 現在でも確認できる動画には、確かに手前から奥の方に向かって泳いでいく黒い物体が確認できる。果たしてこれは、本当にネッシーを捉えたものだったのだろうか!? 実は、この動画は当時から懐疑的な見方の方が強かった。本人も「約900メートル離れていた」と証言しているが、当時のカメラでは追い切れないほど物体が遠い位置に存在しており、不鮮明で細部を確認しづらいのだ。そこで現在では、この動画に映っていた物体は現代で言うモーターボートに近い船だったのではないかと見られている。 有名な「外科医の写真」は現在では模型を用いたトリック写真と判明しているが、今でもネッシーと言えばこの写真の姿が思い出されるほどにポピュラーなものとなっている。もしそこに映っているものがトリックや何かの誤認であったとしても、未確認生物に関する資料としての地位は揺るがないのだ。その写真や動画をもとに未確認生物の存在を検証を行ったという事実がある限り。【ネッシー最古の動画】ティム・ディンスデール・フィルムhttps://www.youtube.com/watch?v=pVOyo-OwDYM
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スポーツ 2016年06月18日 16時00分
今だから書けるモハメド・アリvsアントニオ猪木 「格闘技世界一決定戦」の真実 〜新間寿(新日本プロレス元専務)〜(1)
モハメド・アリとアントニオ猪木(73)による「格闘技世界一決定戦」から40年。今年、同試合のあった6月26日が「世界格闘技の日」と認定された。残念ながらそのメモリアルデーを待たずして、20世紀を代表するスーパースターが米アリゾナ州の病院で6月3日亡くなった。74歳だった。 当時、アリの人気は凄まじかった。「ボクシングこそ史上最強の格闘技だ」。カシアス・クレイからモハメド・アリと改名し、世界王者に就いたこの男の言葉を疑う者はいなかった。 他方、当時は力道山時代と違い、プロレスの強さを心から信じる日本人は少なくなっていた。どんなに人気があっても大新聞はプロレスの話題を取り上げず、スポーツ新聞でさえ、プロレスの記事を扱わなくなっていた。 「自分たちは世間から蔑まれているのか…」 そのような時代背景の中で動き出したのが、あの異種格闘技、頂上対決だった。 「ボクシングとの試合であれば大新聞が記事にする。アリと対戦したい」 猪木の突拍子のない申し出に反対する人が多かったが、当時、新日本プロレスの営業本部長だった私はすぐに賛同した。ずっと同じ思いを持ち続けていたし、猪木のプロレスラーとしての実力、強さを知る私には、実現させる策も、成功させる自信もあったからだ。 試合前年の1975年6月、マレーシアで防衛戦を行うアリはトランジットで東京に立ち寄り、ボクシングの記者会見をした。その席でアリに「挑戦状」を突き付けたのだ。 実は、その3カ月前、アリは日本レスリング協会の八田一朗会長に「誰か東洋人で俺に挑戦するヤツはいないか?」とリップサービスをしていた。そこで「相手をお探しなら応じますよ」と申し出たわけだ。これにアリが「イノキなんてレスラーは名前も知らないが、いつでも相手になってやる」と毒づいた。これにメディアが「猪木VSアリ戦、実現へ」と一斉に飛びつき、猪木ですら驚いた対決の流れができた。 ここからが大変だ。アリとのファイトマネーは600万ドル(約18億円=当時)。半分は全米21カ所のクローズドサーキット(有料生中継)で賄うとして、残り300万ドル、当時のお金で9億円…。不可能と思いながらも、猪木、倍賞美津子(元猪木夫人)、坂口征二ら、みんなで必死になってかき集めた。 試合は土曜日の昼間に行われ、米国へも衛星中継された。日本ではその夜にも再放送され、昼は平均視聴率38.8%、夜は29.9%。まさに、日本中が注目する一戦となった。