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芸能ネタ 2016年06月28日 20時46分
狩野英孝 人間不信を吐露「本当に人を信じられない」
28日、日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」に出演したピン芸人の狩野英孝が、人間不信に陥っていることを明かした。 番組では「ガサツVS神経質 大激突SP」が放送され、狩野は「ガサツ芸能人」側として出演した。 狩野といえば、今年の2月上旬にシンガーソングライターの川本真琴とモデル・加藤紗里との二股三角関係騒動が報じられ、騒動に発展。狩野自身はテレビ朝日「ロンドンハーツ」に出演し、二股疑惑を否定。交際していることは認めたが(当時)、現在は破局。一方の加藤は三角関係騒動を機に各メディアに出演。しかし、ネット上からは「売名行為」などと猛烈に批判が集中。現在、騒動は沈静化し、加藤もテレビに出演する機会はほぼゼロとなった。 トークでは飲食店での話題となり、司会を務める明石家さんまから飲食店へのこだわりについて振られると、狩野は「料理女性好きじゃないですか、味を第一に選びますよ。あとはお店の人が信用できるところなのかとか…」とぶっちゃけた。 さんまからは「お前ダダ漏れやからな…」と指摘されると、狩野も「さんまさん、僕本当に人を信じられないんです」と本音を吐露。さんまは「芸能人は、ほとんど人間不信とかになってるやろ」とフォローした。
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芸能ニュース 2016年06月28日 20時21分
長谷部誠 来月入籍、突然の報告に理由説明「私の意に反して」
サッカー日本代表の長谷部誠選手が、来月に入籍することを報告した。28日、公式サイトで発表した。 「長谷部誠から皆様へ大切なご報告があります」とのタイトルで、「いつも応援して下さる皆様へこのたびは突然のご報告となり申し訳ございません。私事ではこざいますが、来月入籍する運びとなりました事をどこよりも先にこちらでご報告させていただきます」と突然の報告。 理由として、「本来であれば入籍後にご報告する事が一番の形ではありましたが、残念ながら私の意に反して近日中に本件について報道される可能性が出てきた為、このような形でのご報告になりました事をご理解頂けたら幸いです」と説明している。
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芸能ネタ 2016年06月28日 20時13分
西野絵本作家転身、キングコング・梶原は解散否定
キングコングの梶原雄太が28日、自身のツイッターを更新し、相方・西野亮廣とのコンビ解散を否定した。 梶原は「この度相方が絵本作家になりました。解散はしません」と否定し、「解散する時は芸人とか絵本作家とかの肩書きではなく漫才をやめる時です」と説明。そして、「なんか色々と誤解があるみたいですが僕はこれからも絵本作家西野と漫才をします」と断言した。 同日、西野は自身のブログで「芸人引退」を宣言し、「絵本作家」として活動してくことを表明していた。
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アイドル 2016年06月28日 18時53分
文化放送サテライトプラス広場でアイドルの公開録画番組が始まる
文化放送インターネットストリーミング配信番組「超!A&G+」で、アイドルがパーソナリティを務める公開録音形式の番組『ペーパーアイドル!!』が7月9日(土)26時30分から始まる。 この番組は、「サンスポアイドルリポーター」と「楽遊アイドル部」のメンバーがパーソナリティを務める、トークあり、ライブありの盛り沢山の30分番組。 番組は全て「公開録音形式」で進行し、毎週水曜午後7時から、浜松町駅前にある文化放送1階「サテライトプラス広場」にて、公開録音&ライブイベントを行う。初回収録は、7月6日(水)午後7時。直接会いに来るも良し、番組で観るも良し“ペーパーアイドル”ファンには楽しみな番組になりそうだ。
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ミステリー 2016年06月28日 18時00分
恐竜と人間は共存していた!? 紀元前の恐竜土偶なぞ
こちらの写真は本ミステリー記事でもたびたび紹介している「恐竜土偶」の一体である。 出土年代ほか場所など詳しいことは不明だが、大きな頭に盛り上がった胴体4つ足は我々のよく知る恐竜そのものである。 このような恐竜の形をした土偶は世界各地で発見されており特に有名なのはメキシコのアカンバロで発掘された土偶である。 1945年、ドイツ人実業家ワルデマール・ユルスルートはアカンバロの町外れの山で奇妙な土偶を発見。家族とともに7年かけて発掘し3万体以上もの謎の土偶が発見された。 そのなかの一部は紛れもなく恐竜の形をしており「恐竜と人間は共存していた証拠ではないか」と話題になり各所で大きく報じられた。 しかしあまりによく出来すぎた話のため報道されるとともに「捏造説」が囁かれることになる。研究者の手によりアカンバロの恐竜土偶は紀元前1000年から紀元前4000年前のものと結果が出るが、個体によってバラつきがあり明確な証拠としては弱いという話もある。 また研究を受けたのは3万体中の数点であり「偶然恐竜に似た個体を選んだだけ」という話もある。確かに3万体もあれば恐竜に似た動物(ワニやトカゲなど)はおのずと作られるだろうし恐竜の形でない個体があったのは事実である。 しかしながらアカンバロに限らず、恐竜土偶は発見されており、恐竜と人間が戦っているシーンを描いたペルーの「カブレラストーン」、カンボジアのアンコールワット遺跡に描かれたトリケラトプスのレリーフなどは特に有名である。 上記の説ではこれらの説明がつかないため「恐竜土偶」は現在も研究が進められている状態にある。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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社会 2016年06月28日 14時00分
不正会計発覚から1年 世界中がドン引きした東芝事件の“真犯人”
かつて『三種の神器』と言われた白物家電。日本の高度経済成長期の象徴であり、つい最近までは家電量販店に並ぶほとんどが日本メーカーのブランドで、それが技術大国日本のシンボルでもあった。しかし、2011年に三洋が中国のハイアールに買収されたあたりから、中国や韓国メーカーの製品がやたらと目に付くようになった。 今年3月、ついにあの東芝も、白物家電を手掛ける子会社の東芝ライフスタイルの株式80.1%を中国家電大手の美的集団(広東省)に売却することで最終合意した。美的集団は白物家電において東芝ブランドを世界中で40年間使用できるようになり、一方、東芝は約900億円の売却益を計上し、今期2017年3月期決算に対する資金繰りが多少は確保できるようになった。 「東芝のブランド名は残る見通しであるものの、日本を代表する総合電機メーカーの白物家電が中国資本となってしまうというのは寂しい話です。振り返れば、すべての始まりは証券取引等監視委員会に届いた内部通報でした。東芝が過去に行った工事進行基準案件に関わる会計処理についてのものであったとされますが、その他にも映像事業、半導体事業、パソコン事業に関わる不正会計などがゾロゾロと相次いで確認されました。その後、特別調査委員会、第三者委員会を設置し、調査の結果、2009年3月期以降の7年間の損益について2248億円の下方修正を行うに至ったのです」(東芝ウオッチャー) 不正に手を染めた要因は旧経営トップからの当期純利益至上主義、目標必達のプレッシャー、上司の意向に逆らうことのできない企業風土、経営者における適切な会計処理の意識の欠如、各部門における内部統制機能の欠如などの複合要因による組織的な関与など複数の原因があったと認定し、結果として現場への業績改善圧力が指摘された歴代3社長が引責辞任する異例の事態となった。 「東芝は市場からの信用も失墜し、東京証券取引所と名古屋証券取引所より昨年の9月15日付で『特設注意市場銘柄』に指定されました。このことがマーケットからの資金調達を困難にさせ、前述の有力子会社の売却の動きにつながったのです」(同) ある経済通は「東芝が真に健全な経営状態になるには自己資本比率30%台になる必要があるが、そのためには年間1兆円近くの資金が必要で、さらに年間1000億円の純利益を10年間続けなければならない。しかし、現在のようなペースで事業を売却することは考えにくく、常識的に考えてこのノルマを達成するのは難しいと思う」と述べた。 東芝をこんな状態にしてしまった不正会計。そのきっかけは旧経営陣の強いプレッシャーにあったと結論付けられているが、ある識者は「不正の内容から比較して、あまりにも失う代償が大きかった。なぜこの程度の額の粉飾を数年にもわたり行っていたのか疑問が残る」と語る。さらに、「この事件の問題の大きさは東芝の経営危機のみならず、日本の会計制度に対する国際的信用を大きく落としたことにある」と続ける。 そこには、東芝の強引な経営陣のプレッシャーに飲み込まれ、不正会計をスルーしてしまった“真犯人”とも言うべき新日本監査法人に大きな責任があった。 「監査対象であると同時に大口得意先であるため、その意向をどうしても受けてしまう。同法人はオリンパス事件でも粉飾決算を見抜けませんでしたが、今回の不祥事のダメージはさらに大きいと言えます。金融庁から3カ月の新規業務停止と課徴金21億円を命じられただけでなく、既存顧客の流出ですでに多くの顧客が別の監査法人に乗り換えました。ある役員は『監査法人を変える上での業務上の負荷は承知だが、投資家から不信感を抱かれないメリットの方がそれを上回る』と語っています」(経済記者) 新日本監査法人は先頃より、全顧客企業を対象にビッグデータを使い会計処理の不正をチェックする仕組みを導入するなど、役割の回復に全力を注いでいる。日本の会計監査制度に対する国際的信用が失われてしまった以上、他の監査法人にとっても対岸の火事ではなく、制度そのものの経年劣化というテーマにどう取り組むべきかが問われる。 東芝は6月22日に開かれた定時株主総会において、不祥事の発覚以降、代表執行役社長を務め構造改革を進めてきた室町正志氏が退任し、代表執行役副社長の綱川智氏が新たな代表執行役社長に就任。実質上の新経営体制となった。 「日本を代表する電機メーカーの復活と、日本の会計監査に対する信頼を取り戻すためにも、健全な経営手腕を期待したいですね」(前出・ウオッチャー) “政治とカネ”の話はウンザリだが“企業の不正”も大概にしてほしいものだ。
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芸能ネタ 2016年06月28日 13時11分
公開延期になった話題作が首位を獲得した今週の映画ランキング
6月25日と26日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、脚本家の宮藤官九郎監督作品「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」が初登場首位を獲得した。 同作は全国288スクリーンで公開され、オープニング2日間で18万8028人を動員、興収2億5811万9400円をあげた。神木隆之介演じる、バス事故で命を落とした高校生が主人公であったことから、今年1月に長野県軽井沢で起きたスキーバス転落事故を受け、公開が2月から延期に。公開延期の影響が懸念されていたが、宮藤作品やキャストのTOKIO・長瀬智也らのファンと思われる学生や20代のOLを中心に動員。最終興収が15億円超を見込まれる好スタートとなった。 前週3位に後退した「ズートピア」は2位に再浮上。公開10週目で累計557万人を動員、興収は72億円を突破。3位の「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」は累計興収16億円を突破した。 8位は新作で、「凶悪」(13年公開)で高い評価を得た白石和彌監督が綾野剛を主演に迎えた「日本で一番悪い奴ら」。全国178スクリーンで公開され、オープニング2日間で5万1950人を動員、興収7161万3600円をあげた。同じく「R15+」指定作品だった「凶悪」の興収比212.6%となった。 「新作では、ほかの作品を抑えて圧倒的にメディアでPRが目立ったのが、黒木瞳の初監督作品『嫌な女』。W主演の吉田羊と木村佳乃を押しのけ、黒木監督ばかりがPRしていたが、公開が50スクリーン程度だったこともあって、トップ10入りならず。その規模相応の動員・興収にとどまったようだ」(映画ライター) 7月1日は大ヒットファンタジーの続編「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」、2日は池松壮亮と菅田将暉のW主演映画「セトウツミ」、人気アニメシリーズの劇場版最新作「それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ」などが公開される。(C)2016 Asmik Ace, Inc./TOHO CO., LTD./J Storm Inc./ PARCO CO., LTD./AMUSE INC./Otonakeikaku Inc./ KDDI CORPORATION/GYAO Corporation
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芸能ネタ 2016年06月28日 12時05分
ダメ夫の逮捕でCMを降板した高島礼子
元俳優の高知東生容疑者が24日、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことを受け、妻で女優の高島礼子が花王のCMを降板していたことを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、高島は06年から同社の白髪用カラーリング剤「ブローネ」のCMに出演。26日までは同社のHPにも写真が掲載されていたが、27日昼までに削除されたという。花王の担当者は「高知さんの逮捕を受け、イメージを考えて終了させていただくことになりました」と打ち切りを認めるコメントをしたという。 「CMを打ち切る場合、もっとひっそりとやることが多いが、ここまであからさまにやるということはよほど企業側がイメージダウンを恐れていたのでは。高知容疑者が所持していた薬物の量から“売人説”も浮上しているだけに、異例の速さでも打ち切りにつながったのでは」(広告代理店関係者) また、昨年6月、高島の父親の介護を理由に芸能界引退を発表していた高知容疑者だが、発売中の「女性自身」(光文社)によると、同誌の取材に対し、介護をしていないことを明かしていたという。 同誌によると、美容関係のビジネスを手がけていた高知容疑者だが、逮捕3週間前の今月3日、90分にわたって取材に応じ、義父に「介護ヘルパーをつけています」とあっさり告白。記者が「(介護で)お義父さんをお風呂にいれたりとかは」と聞くと、「僕がするわけないじゃないですか(中略)お義父さんも(介助が)女性のヘルパーさんのほうが喜ぶし」などと話したというのだ。 「俳優としては決して仕事に恵まれたわけではなく、どこまでも『高島礼子の夫』というのがついて回った。そこで、思い切って美容ビジネスに転身したようだが、今思えば、薬物を買う金ほしさのためだったのでは」(芸能記者) 高知容疑者がいつから薬物に手を出していたのかが気になるところだ。
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芸能ネタ 2016年06月28日 12時00分
打ち切り寸前だった! 三遊亭円楽の「笑点」クーデター失敗舞台裏(1)
「ここだけの話、一時は話がまとまらず惜しまれながらも番組を打ち切り、新たに『笑点』に取って代わるような演芸番組を立ち上げざるを得ないところまで日本テレビは追い込まれていました。それが皮肉にもあのスキャンダルに救われるとは…。座布団3枚どころの話ではありません」(日本テレビ関係者) 人気長寿番組『笑点』を巡って、日テレを救ったという詳細は後に譲るとして、今年で50周年の節目を迎えた同番組に一体何が起きていたのか。 10年間にわたって司会を務めてきた落語家の桂歌丸(79)が春風亭昇太(56)に6代目司会の座を禅譲した『笑点』。昇太のポジションには新たに林家三平(45)が加わったばかりか、今年の『24時間テレビ』のチャリティーマラソン走者に、林家たい平(51)が抜擢されるなど、まさにめでたい話の連続だった。 「一連の動きの中で昇太司会昇格は今年2月に決定。番組サイドは出演者らに了解を得たとしているが、三遊亭円楽(66)を始めるとする円楽一門会のメンバーはかなり怒っていましたよ」(番組関係者) 円楽サイドが昇太の司会昇格に素直に納得できなかった理由には、根深いものがあった。 「昇太の司会昇格人事に、誰よりも積極的に動いたのが歌丸だと聞き、絶句したそうです。実は、歌丸の先代で笑点4代目司会だった5代目三遊亭圓楽は歌丸に司会を禅譲する際、『次は楽太郎(6代目円楽)を司会にしてほしい』という取り決めがあったといわれているんです。結果的に、その約束を反故にされたわけです」(事情通) もっとも、『笑点』の昇太司会だけなら、まだ円楽も納得のしようがあった。その後の話し合いで条件付きとしながらも、渋々円楽サイドは飲んだからだ。 「メンバーの中で一番年齢が若い(歌丸引退当時)昇太が司会になっても腕が問われる。番組の視聴率や評判など色々なプレッシャーを受けて、いずれは自分から放り出すと円楽は深読みしたようです。あの歌丸から新司会が昇太と紹介された時に、思わず円楽が『ワンポイントリリーフだから』と言ってしまったのは本音ですよ」(制作事情通) 当の円楽が徹底してこだわったのが、昇太が司会に上がったことで空席となる新メンバーのポジションだった。先代圓楽から円楽一門会の隆盛を託された彼にとって、同じ一門会から大喜利メンバーを送り出すことは悲願中の悲願。ところが、いざフタを開けてみれば、ちゃっかり後釜に収まったのは三平だった。 「いつも斜に構え、滅多に怒らないあの円楽が顔を真っ赤にして激怒していた。司会を昇太に譲ったことで、次の大喜利メンバーが輩出されるのは一門会からだと信じ込んでいたようです。まんまと計られたわけです」(落語関係者)
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芸能ネタ 2016年06月28日 12時00分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol53 脳みそ夫)
爆笑問題が所属するタイタンが放つ、超ハイスペック・ピン芸人。年始からジワジワ人気に火がつき、気づけば虜になる芸能人や女子高生が続出中。たこ口でゆるく放つ挨拶「こんちわ〜す」は流行必至…と断言したい。(伊藤雅奈子) −−最近は、若手中心のネタ番組でよく観るようになりました。 「大きかったのは、元旦に放送された“おもしろ荘”(※)ですね。ツイッターのフォロワーが、あの1番組で8,000人も増えたんですよ。生々しい話でいうと営業も増えて、普通、賞レースで結果を残さないと、そこまでにはならないと思うことばかりですね。世間的にはどうか知らないですけど、自分の環境の変化はありましたね」 −−爆笑問題さんからは、何か言われましたか? 「“おもしろいし、ブレイクしそうだ”って言われましたね、太田(光)さんから。TBSラジオの『爆笑問題の日曜サンデー』に出させていただいたんですけど、放送が終わったあと、ブースのなかでネタを観てもらって、言われました。田中(裕二)さんはそのとき、相撲中継を観てましたけど(笑)。おふたりは後輩の面倒見が良くて、ラジオでもしょっちゅう名前を出していただいて。事務所の後輩は、ほんとにお世話になってますね」 −−その昔、水槽に入った脳みそと一緒に漫才をしていた、暗黒時代があったじゃないですか。あの発想のルーツは? 「大学で落語研究会に入ってて、そこでサークル活動として漫才や落語をやってたんですね。某事務所から声がかかったんですけど、おもしろいヤツなんていっぱいいるから無理だろうと思ったんですけど、25歳ぐらいのとき、“脳みそと漫才やってるヤツはいないなぁ”と思って。ここなら、自分がお笑いをやる意味があるなぁと。あのころは中二病みたいな感じで、人をビックリさせるのが楽しいと思いこんで、8年もやりました。もっと早く(売れないことに)気づけよって感じですけど(笑)。その後も迷走して、パーティー棒2つをブラジャーにして、鼻眼鏡をかけて、トングを持って、チップスターを持って、ティッシュの箱を靴にして、エプロンをして、『未来のアンドロイド娼婦・バーバラ』っていうネタとか、やってました。スーパー地下芸人ですよ。お客さんが十何人、0ってときもありましたから」 −−そこから、現在やっている「OL聖徳太子」、「モーツァルトの給食当番」といったネタに、どうつながっていくんですか? 「見た目にこだわったんですね。今までは脳みそのインパクトが強くて、自分が引き立たなかったけど、見た目はデカいなぁと思って、首から上で人物がわかる、首から下で職業がわかるようにしようとなって、首から上でいちばんわかるのは聖徳太子。わかりやすい人から順に、使ってますね」 −−つかみの挨拶「こんちわ〜す」は、どのような経緯で? 「さっきの落研時代の1個下の後輩で吉田ってヤツがいて、そいつが部室に入ってくるときに言ってた、それをマネしてるうちに、似つかわしくない形になっていって、できあがりました。そいつは今、落語家になりましたけどね、瀧川鯉八という。“こんちわ〜す”は脳みそと漫才してるときからやってますけど、ネタはすべっても、つかみだけはウケてた、ずっと。街で子どもがマネしてるのを見たいですね。売れた象徴って“流行語大賞”だと思うんで、そこを狙ってます。子どもと10代の女のコ、ちょっと離れてオジサンに理解していただきたい。“おったま遣隋使”とか“びっくら古今和歌集”とか、ちょっとしたオヤジギャグでもあるんで、使いたくなるみたいなんで」(※) 『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で年末年始に放映される若手発掘企画。これまでにオードリーや小島よしお、おかずクラブなどが一気にスター街道を駆け上がっていった。【プロフィール】'80年1月生まれ、千葉県出身。2005年デビュー。タイタン所属。脳みそ夫が出演する若手芸人ライブ『TITAN LIVE Rhea』が7月4日(月/開演19時)に東京・ザムザ阿佐谷で、タイタン第3のライブ『TITAN LIVE U40』が7月18日(月・祝/開演13時半)に東京・新宿シアターサンモールで開催される。(次回は16年7月最終週に更新)