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芸能 2018年12月07日 18時10分
大御所・中堅芸人らが続々謝罪するも、ある疑惑が…M-1暴言騒動の二人、実は守られている?
フットボールアワーの岩尾望が6日、『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、M-1グランプリで審査員を務めた上沼恵美子を非難した、とろサーモン久保田かずのぶとスーパーマラドーナ武智正剛に言及した。 この日、番組では貴ノ岩が付け人に暴行したニュースを紹介したのだが、岩尾は「分かってるのにやってしまうのが一番いけない」と指摘しながらも、「ベロベロに酔ってSNSなんてやったらろくな事ないって、分かってんのに!」と突然、久保田らを非難するようなコメントに差し替え。MCの坂上忍と相方の後藤輝基が、久保田らはだいぶ下の世代になるなどと話を繋ぐと、再び岩尾は「お酒が悪いわけじゃないけど、飲み過ぎたら本当にろくな事がない」と再び今回の騒動に言及した。 これを見ていた視聴者からは「サラッと触れた!男前!」「岩尾は(2003年に)M-1で優勝してるし、コメントもちゃんとしてる」と絶賛。久保田らを庇うことなく叱咤したことに称賛が集まっているようだ。 実は岩尾の他にも、怒りを露わにしている先輩芸人たちは多い。 「ケンドーコバヤシさんはラジオでM-1の話題を持ち出しながら、『泥塗ったやつがいる』と切り出し、『俺やったら、二人が目の前におったら、アッパーでアゴ割ってやるけどね。(アゴ割って一緒に謝罪に行けば)もうええと言うてくれるやろ』と怒りモードで語っていました。さらに博多大吉さんも、自身が出演するラジオで、『リスナーの皆さんに宣言しますよ。僕史上最大級の雷を落としますわ、あの2人に』と宣言し、『お任せください。コテンパンにしてやります』と怒っていましたね。それに続くように、2010年にM-1で優勝した笑い飯の哲夫さんも、同じくラジオで『インスタ配信は駄目ですわ』と発言しています」(芸能記者) しかしここへきて、吉本芸人たちがこぞって久保田らにコメントをしている点も引っ掛かる。 「全員がわざわざ話を持ち出し、怒りのコメントをすることで久保田さんたちを守っているようにも思えます。それぞれが同じ方向でコメントをしている点もしっくりきませんね。もしかしたら、周りが怒って見せることで世論の怒りを鎮めようとしているのかもしれません。実際、チラホラとですが同情の声も出てきていますし…」(前出・同) とはいえ、まだまだこの騒動は終わりが見えそうにない。
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スポーツ 2018年12月07日 18時05分
貴景勝初優勝 八角理事長が恐怖におののく「貴乃花の怨念」
ニューヒーロー誕生だ。九州場所(福岡国際センター)は25日、幕内最年少の小結貴景勝(22)が大関高安(28)を振り切って見事、初優勝した。そのけれんみのない闘いぶりに前師匠、貴乃花親方の姿をダブらせたファンも多かったはず。この模様に、八角理事長をはじめとした協会首脳は、元貴乃花親方の残した“怨念”に、おののき続けた。 誰がこんな生々しく、また皮肉な結末を予想しただろうか。「(相撲協会を告発した内容についての)事実は曲げられない」 優勝22回を誇る平成の大横綱、元貴乃花親方が、相撲協会に不満を爆発させ、退職届を叩きつけた9月25日から、わずか2カ月弱。無念の思いを託された弟子の貴景勝が序盤から気迫あふれる相撲で白星を積み重ね、初賜杯を勝ち取った。 もし貴乃花親方の退職が1場所遅かったら、どんなことになっていただろう。突然の退職のとき、元貴乃花親方が最も心配していたのが弟子たちのことだった。「(別れることは)無念というか、悲しいけど、土俵で活躍することが何よりも優先されるべきこと。(これからは)師匠ではなくなるが、お父さんという気持ちで触れていきたい」 退職会見では、こう腹から絞り出すような声で話し、11月2日に去年まで貴乃花部屋の宿舎があった福岡県田川市内で催された祭りでも、弟子たちと再会したあと、こう漏らしている。「(元弟子たちと心が通じ合っていたかどうか)本場所の相撲を見てみないと分からない。九州の皆さんには勢いのある相撲を見せないといけない。もう師匠ではないけど、厳しい目で見ています」 この言葉の裏側にあるものを、担当記者は次のように解説する。「元貴乃花親方の心の内が透けて見えるセリフですね。『オレの気持ちは分かっているな、しっかり頑張れ』と言っているようなものです。退職した貴乃花親方にとって、弟子たちが大暴れしてくれることが協会首脳に対する恨みを晴らす唯一の方法。おそらく協会首脳も、毎日ノド元に刃を突き付けられているような思いで貴景勝の快進撃を見ていたんじゃないでしょうか」 それにしても、九州場所における貴景勝の奮闘ぶりはすごかった。元貴乃花親方の弟子たちは、そのカリスマ的な人気に憧れて入門した“信奉者”がほとんどだが、中でも貴景勝はその最右翼。兵庫県芦屋市出身にもかかわらず、小学4年生の頃から東京の貴乃花部屋で開かれていた相撲教室にはるばる通い、その薫陶を受けてきた。 先場所後、貴乃花部屋が消滅し、親方と別々の道を歩かなくてはいけなくなったときも、その思いを次のように熱く語っていた。「小さい頃から、貴乃花親方についていくと思ってこの世界に入った。心の中では貴乃花親方の根本的な教えを忘れず、しっかりと自分の幹として叩き込んでいかないといけない」 年齢は若いが、こうと思い定めたときの貴景勝の信念の固さは、脱帽もの。高校相撲の名門、埼玉栄高出身で、「5日間も休めば弱くなる」と言われて修学旅行にも行かずに稽古していた、というエピソードにもそれがよく表れている。 相撲も175㌢、170キロの丸い体を目一杯使った突き押し一辺倒。この九州場所は、その上に元貴乃花親方の怨念ものっていたのだから、威力は倍増。初日、稀勢の里を左からはたき込んで腹ばいにしたときも、ニコリともせずこう話した。「テレビで見ている人にヘタレな相撲は見せられない。たとえ負けても積極的な相撲を取ろうと思いました」★協会真っ青のモロ貴乃花!「テレビで見ている人」とは、もちろん元貴乃花親方のことだ。 気迫負けして敗れた稀勢の里は、この4日後にあたる5日目の朝、「このままでは終われない。もう一度、チャンスをください」 と、師匠である田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)に申し入れ、休場している。貴乃花退職劇のとんだ犠牲者と言っていい。 こうして貴景勝は好調の波に乗ったが、「この強さは本物だ」と協会首脳が青くなったのが、9日目の大関栃ノ心戦だった。怪力自慢の大関に強烈なモロ手突き2発。1発目で体が後ろに吹き飛び、2発目で175㌔の体が浮き上がり、ドッと横倒しに転げ落ちた。「どうなったのか、覚えていない」 栃ノ心はこう言ってうつろな目をしていたが、勝った貴景勝は澄まし顔。「相撲は15日間の勝負ですから。9日目の成績は当てにはならない」 この貴乃花親方譲りの精神力が初優勝を呼び込んだ。 14日目、1差で追いかけていた高安との直接対決は土俵際で逆転負けし、涙を飲んだ。しかし、2敗で並んだ千秋楽では先に勝ってプレッシャーをかけ、御嶽海と戦う高安の敗北を誘い込んだ。 22歳3カ月は史上6番目のヤング優勝。小結の優勝は史上9人目だ。にもかかわらず、優勝が決まった瞬間、貴景勝は顔を真っ赤にしただけ。「場所前、新しい部屋になったけど、一生懸命がんばることが(結果に)繋がると思ってやった。白黒を考えず、内容を求めてやったのがよかった」 優勝インタビューでも、こうはっきりと話し、大きな拍手を浴びた貴景勝。 来場所は、早くも大関取りの声もかかる。この元貴乃花親方の“申し子”の快挙に、協会首脳は戸惑いを隠せずにいる。
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芸能 2018年12月07日 18時00分
娘の元婚約者の実家を掃除する、浮気サレ妻…『黄昏流星群』トンデモ展開で最高視聴率獲得
木曜ドラマ『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』(フジテレビ系)の第9話が6日に放送された。平均視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第8話の6.2%から1.2ポイントのアップ。最終回目前で自己最高視聴率を記録した。 第9話では、完治(佐々木蔵之介)が銀行への復帰を果たした一方、栞(黒木瞳)は食堂を辞めて姿を消す。真璃子(中山美穂)は完治の浮気に気づいていることを告げ、家を出て行くという展開となった。 毎回ネット上で賛否を呼んでいる本作だが、第9話の展開にも視聴者は大盛り上がり。特に、真璃子が親友の家に身を寄せたが結婚することを知らされ気を使い、家を出て、街をさまよったあげく、憔悴した春輝(藤井流星)と遭遇した後に視聴者は大いにわいた。真璃子が堂々と春輝の家を訪れる展開に、「よく家上がれるな!」「中山美穂は鋼のメンタルの持ち主なの?」と驚く声が上がっていた。 「前回の第8話では、娘の美咲(石川恋)が不倫相手と駆け落ちし、結納まで済ませた春輝と婚約解消することに。完治と真璃子が春輝の家に謝罪に行った際には、春輝の母・冴(麻生祐未)が2人に塩をまくシーンがありました。それにもかかわらず、真璃子は堂々と再び家に上がり込み、ハーブティーを楽しんでいました。第9話で真璃子は徹夜で春輝の家じゅうを掃除。母親の存在を気にする春輝に、『罪ほろぼしだって言えば、納得してくれるでしょ?』と笑顔を見せていました。しかしネットからは『納得しないよ!』『ダスキンで働きなよ!?』『他人が徹夜で家の中掃除してると思ったら怖すぎる…』といった声が聞かれていました」(ドラマライター) しかし、そういったツッコミは、今や好意的になってきたという。 「現実ではあり得ない展開の数々に、当初は嫌悪感を抱く視聴者が多かったのですが、今となっては『まともなところが1つもないから現実逃避に最高なドラマとなっている』『こんなにツッコミまくれるドラマにはもう出会えない気がする…』といった声が殺到。ツッコミどころを探してネット上に書き込み、ストレス解消に使っているようです」(同) 類を見ないツッコミドラマとなった本作。来週の最終回にはどのような展開が待っているのだろうか――。
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スポーツ 2018年12月07日 17時40分
丸、巨人移籍で広島が狙うプロテクト漏れ 陽岱鋼「台湾マネー」①
広島・丸佳浩外野手(29)が巨人移籍を表明した。松田元オーナーを始めとする広島首脳陣は丸の決断を応援するコメントを発表したが、内心は違う。後日、巨人側から提出される「プロテクト名簿」が、新たな遺恨劇の幕開けとなりそうだ。 「丸が巨人入りを表明した時点で、広島側は人的補償の行使を示唆していました。要するに、広島も丸の退団を想定し、巨人選手の誰を引き抜くかを検討していたわけです」(スポーツ紙記者) 早々に覚悟を決めていた分、考える時間も十分にあった。広島側は丸の人的補償を「市場拡大」の手段に変えようとしている。“カープ女子”の台湾進出案だ。 巨人サイドから、こんな情報も伝わってきた。「丸が国内FA権を得た8月、その獲得を提案したのは、高橋由伸前監督でした。編成スタッフは『動かない』と見ていたんですが、調べてみたら、可能性があると分かった。長打力のある左バッターは念願の補強ポイントでしたので」(関係者) 大型補強は、原辰徳監督(60)の意向でもあった。その丸には5年30億円とも35億円とも伝えられる“球団史上最高の札束”が提示された。炭谷銀仁朗捕手には「3年総額6億円」。元オリックスの中島裕之には1億5000万円で、新助っ人のビヤヌエバは200万㌦(約2億2000万円)。この2人には契約金も発生しており、50億円強の戦力補強がされた計算だ。「4季連続でのV逸に、球団首脳は危機意識を強めています。球団ワーストの5年連続となったら、読売グループの全体、関連企業の収益にも影響しかねませんから」(スポーツ紙記者) ’18年シーズン、丸の年俸は2億1000万円で、広島の日本人選手ではトップだった(金額は推定)。FAのルールに従えば、広島が人的補償の権利を行使しても、丸の最終年俸の50%を合わせて要求できる。巨人が8月から調査していたということは、それなりの“出血”を覚悟し、広島への選手流出も最小限に食い止める名簿作りを検討してきたわけだ。「’13年オフ、巨人は広島から大竹寛をFAで獲得した際、一岡竜司を喪失しました。若く、伸びしろのある投手を奪い取った広島の勝利でした」(同) 28人をプロテクトする正式な名簿の提出は、12月半ばの予定。巨人側は一岡の失敗を繰り返さないため、今回は「若手中心の名簿」作成になるという。菅野智之、坂本勇人、岡本和真らはガードするが、若手流出を防ぐため、貢献度の高いベテラン、中堅選手が外されるようだ。 「長野久義、亀井善行だけでなく、阿部慎之助、内海哲也も名簿から外れると聞いています。大竹のほか、吉川光夫、野上亮磨などの移籍組も名簿漏れです」(前出・関係者)(明日に続く) 一般論として、人的補償を行う球団は高額年俸のベテランを避ける傾向が強い。阿部、内海、長野らを外すのはその傾向に従った賭けでもあるが、広島側もそうした巨人側の情報はキャッチしているという。
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スポーツ 2018年12月07日 17時20分
「黄金のタイガーマスクで戦いたい」“世界マスクマン・トーナメント”は船木ブラック・タイガーJrが優勝!
<12月6日 後楽園ホール> “過激な仕掛け人”新間寿がプロデュースし、初代タイガーマスク・佐山サトルが認定する「原点回帰プロレス」の第5回大会が行われた。今年の最後の興行は、世界マスクマン・トーナメントの優勝者を決める2018年の締めにふさわしい大会となった。 前大会で決勝進出を決めていたブラック・タイガーJr.は、10月24日の会見で自らマスクを脱ぎ、正体は船木誠勝であることを明かした。「ジャパニーズスタイル、日本式の試合でルチャと闘いたいと思います」とコメント。決勝はあくまでもブラック・タイガーJrとしてマスクを被るが、日本式とミックスしたファイトスタイルになりそうだ。 その相手を決めるドス・カラスJr.対イホ・デ・ブラック・タイガーは2試合目に組まれた。大型マスクマン同士の対戦は序盤、お互いの力量を図るかのようなグラウンドの攻防が続く。試合開始5分、ドスカラスが場外にトペ・スイシーダを放ち試合が動き始めた。対するタイガーもセカンドロープからの雪崩式ブレーンバスターで反撃。さらにマスク剥ぎを繰り返す暴挙に出た。 その後もお互い丸め込みを試みるなど、一進一退の攻防を繰り広げたが、ドスカラスを持ち上げたタイガーの足がレフェリーに当たってしまうアクシデント。レフェリーが悶絶している間にドスカラスは自らマスクを脱ぎ、顔を覆いながらタイガーを指さし"マスクを剥がされた”とレフェリーに猛アピール。それを信じたレフェリーは、タイガーの反則負けを裁定。意外な形でドスカラスが決勝進出を果たした。 ブラック・タイガーJr.とドスカラスJr.の組み合わせとなった決勝戦。今日2試合目のドスカラスに対し、ブラックタイガーは序盤、スタミナを奪うかのようにじっくりグラウンドで攻める。対するドスカラスも本場メキシコのジャベで対抗。タイガーのキックを腕で振り払うなど、持ち前のパワーを発揮。さらに走り込んでのニーやスピアーなどで軽量なブラックタイガーを攻め込んでいく。しかし地力で勝るブラックタイガーは、切れ味鋭い浴びせ蹴りやハイブリットクラスターを狙った。「日本式で戦う」との宣言通りのファイトを展開し、最後は胴締め式肌締めでフィニッシュ。見事優勝を果たした。 リング上でトロフィーと"黄金のタイガーマスク"を佐山サトルから贈られた船木ブラック・タイガーJrは「半年かけてブラック・タイガーJr.としてやってきたが、いろんな意味でプレッシャーだった」と語ると、いきなりマスクを脱ぎ「すごくさっぱりしました」と心境を口にした。「33年前、15歳の時、新日本プロレスに入門したときには、初代タイガーマスクが引退した後だったので、2代目タイガーになりたいと思ったが、スパーリングで夢は一瞬でなくなった」と、タイガーマスクに憧れていた過去を明かした。 会見場に場所を移し、黄金のマスクを見つめ「本当のタイガーマスク。本当にうれしい。入門したときの船木優治に言ってやりたい。『おまえいつかタイガーマスクになれるぞ』って」と喜びを語ると「これ、被れますね」と口にし、黄金のタイガーマスクに変身。「次はこのマスクで防衛したい。一回だけ黄金のタイガーマスクで試合してみたい」と、まるで少年に戻ったような表情で夢を語り、会場を後にした。取材・文・写真/萩原孝弘
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スポーツ 2018年12月07日 17時10分
佐山タイガーマスク、ライバルの早すぎる死に追悼の10カウント「ダイナマイトキッドを忘れないで」
<12月6日 後楽園ホール> 初代タイガーマスク・佐山サトルが認定する「原点回帰プロレス」の第5回大会で、5日に亡くなったダイナマイトキッドさんを追悼する10カウントが鳴らされた。 試合開始前、平井丈雅代表がキッドさんの逝去に触れた。一昨年のテレビ番組の企画で、闘病中のキッドさんに佐山が「トミー(キッドの本名)、ウェイクアップ!レッツゲットファイティング!オレたちはまだまだやれる。病気も吹っ飛ばせる」と激励したエピソードを明かした。 休憩後、全出場選手と新間寿氏、タイガーマスク姿の佐山サトルがダイナマイトキッドさんの写真を手にリングに。追悼の10カウントゴングセレモニーを行った。佐山はマイクを手にし「昭和56年4月23日、劇的な出会いがありました」とタイガーマスクとしてのデビュー戦を振り返った。「イギリス帰りの自分の鼻をへし折られた。素晴らしいライバルだった」と話す佐山はゆっくりとした口調。「タイガーマスクがあるのは、ダイナマイトキッドのおかげです。ダイナマイトキッドを忘れないでください。みなさまの脳裏に焼き付けてください」と呼びかけ、リングを降りた。 セレモニーを終えた佐山は会見場で報道陣に対応。訃報は昨日、食事中にスタッフからのメールで知ったという。「覚悟はしていたが、大変なショック」と苦しい胸の内を吐露。リングでも「泣きそうになった」という佐山からは、マスク越しでも友を失った辛さが伝わってきた。キッドさんのファイトについては「攻撃でも防御でも見習うことが多すぎた」。「お互いに尊敬し、分かり合えていた。相乗効果があった」と、ライバルとして、戦友としてかけがえのない存在だったことを明かした。最後にも「キッドの勇姿を忘れないでほしい。世界一のレスラーを忘れないでください」と述べ会見を終えた。 佐山の言うとおり、空前のタイガーマスクブームは、名好敵手ダイナマイトキッドがいたからこそのブームだったに違いない。享年60歳。くしくも自らの誕生日に他界した。さらにライバル・佐山の今年最後の興行の前日に息を引き取ったことも何かの縁なのか。佐山は「必ず訪ねて来てくれている。私には感じる」と、会場に亡き友の魂が来ていることを確信していた。ここまで偶然が続くと、この言葉にも説得力があった。 現在は体調不良のためリングに上がることができていない佐山。「来年はプロレスを世の中のために使っていきたい」と復帰を示唆した。早くして亡くなった最高のライバルの分まで、リングの上で暴れ回ることを期待したい。取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年12月07日 16時42分
オリックスからFAの西勇輝、阪神が契約合意を発表!糸井嘉男と再びチームメイトに!
阪神タイガースは7日午後、オリックスからFA権を行使していた西勇輝とこの日3度目の交渉を行い契約に合意したと発表した。 結果的に最後にオリックスのユニフォームに袖を通した日となった先月の25日に、京セラドーム大阪で開催された『Bsファンフェスタ2018』終了後に駐車場に現れた西は、前日の24日に行われた阪神との2度目の交渉について、「非常に熱意を感じたし、短い時間だったけど、しっかりした話ができました」と好印象だったことを明かし、「そろそろ決めなきゃいけないと思っている。長引かせるのは良くない。家族と話して決めたい」と早期に決断する旨を報道陣に話していた。 ファンフェスの3日後となる28日には、自身のブログで「まだ何も決まっていない」「決断したらご報告します」という旨、心境を示していたが、今月の6日、オリックスの後輩である山岡泰輔、澤田圭佑とともに、“オリックス・バファローズ”の西勇輝として、大阪市内のホテルでチャリティーイベントの開催が決まっていたことから、このイベントが終わるのを待って、翌7日に阪神と3度目の交渉を行い契約に合意したものと思われる。オリックス時代はファンからは“神対応”と言われていた西のこうした“配慮”を察したファンからは、感謝の気持ちやエールが込められたコメントがSNS上に溢れている。 オリックスから阪神にFAで移籍するのは、糸井嘉男以来2年ぶり。糸井とは再びチームメイトに。2014年にオリックスを引っ張った平野恵一打撃コーチや、ピッチャーでは桑原謙太朗がいるのも心強いだろう。また、生活の拠点を変える必要がないのも大きな決め手になったと思われる。阪神は今シーズン投手力に悩まされていただけに、西の獲得は矢野燿大新監督にとって大きなプレゼントとなった。 2008年に菰野高からドラフト3位で入団。プロ3年目の2011年に初勝利を挙げると、そのシーズンは10勝を記録。以降、5シーズンで二桁勝利を収めており、オリックスではエース金子千尋、ディクソンとともに先発三本柱の一角を担った。今シーズンは初の開幕投手を務め、金子に続くエースとして期待されたが、オフに国内FA権を行使。複数の球団が興味を示したようだが、最終的には阪神とソフトバンク、そしてオリックス残留の3球団に絞られた末、阪神の入団を決断。来シーズンから新しくなるオリックスのユニフォームに袖を通すことなく、来シーズンはタテジマのユニフォームに袖を通す。 球団だけではなく、リーグもパ・リーグからセ・リーグに変わることは西にとって新たな挑戦となるが、オリックスで培った実力を発揮して、甲子園のマウンドで躍動する姿を見せてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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レジャー 2018年12月07日 15時39分
「逆パターンでいく」 中日新聞杯 藤川京子の今日この頃
このレースは、逆パターンで予想した方が良い傾向があると思っています。例えば休み明けは、寧ろ馬券に絡む条件にした方が良いなど予想で減点になる所を逆に加点するという予想です。 前走が酷かったという馬を逆に良く調べる見る必要がある気がします。今回のメンバーでは特にストロングタイタンが前走の小倉記念で、心房細動(心臓のリズムが崩れる)を発症して、大失速。心臓発作の一種みたいな物らしいですが、それほど心配する事もないというものですがそのお陰で、少しお休みが取れて逆に元気になった事の方が大切かもしれません。 普段なら一番買いたくない条件ですが、このレースに限っては買ってみる価値のある条件です。そもそも昨年のそれほど荒れてないレースでさえ、馬券に絡んだ3頭の前走は二桁着順です。その内の2頭は前走がGIであった事も重なりましたが、予想する時に見落としやすいレースです。 次に前走との間隔が長いのはメートルダール。この馬は4走前に中京2000m、昨年の中日新聞杯で勝っていますので、中京が不得意という事はないでしょう。前走も新潟記念は2着。それとギベオン。前走中山のGIIで13着でしたけれど、その前のNHKマイルCでは2着です。前走は駄目でしたがそれなりのポテンシャルがある事を伺わせます。 他にも今年の始めにエテルナミノルが同じ距離の中京は愛知杯で勝っていますし、その時の2着馬はレイホーロマンスで今回は斤量が51kgです。展開が似たようになればワンチャンスあると思います。 これに人気になると思われるドレッドノータスとマイスタイル。しかし、この2頭が馬券に絡む展開だと安くなるかもしれないので、めぼしい馬を流さないで分けて買います。ワイドBOX 14、11、3ワイドBOX 7、12、8ワイドBOX 4、1、9
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その他 2018年12月07日 15時30分
やくみつるの「シネマ小言主義」 ★名作「クリスマス・キャロル」の創作秘話 『Merry Christmas!〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』
そもそも皆さん、『クリスマス・キャロル』ってどんな話かご存知でしょうか。 何度も映画やミュージカルで上演されているそうなんですが、内容までは知りませんでした。なので、事前にあらすじを調べ、さらにはパンフレットで登場人物の相関図を頭に入れて臨みました。しかも吹き替え版を見ましたので、混乱せずにすみました。 というのも、本作は作家チャールズ・ディケンズが『クリスマス・キャロル』を書き上げるまでの話なんですが、彼の想像の中の登場人物と実際の人物がめまぐるしく入れ替わり、さらには2役を演じている俳優までいます。自分は予備知識をきっちり仕込んだおかげで、本作の醍醐味である綿密に作り込まれた19世紀の世界観に余裕を持って浸ることができました。 それはそうと、洋画の吹き替え版を久しぶりに見ました。昔はテレビで洋画劇場がレギュラーでやっていたもので、西部劇やディズニーアニメなども吹き替え版でよく見たものです。 しかし、自分も還暦近くなった今、耳馴染みのある声優さんたちは、ほとんど没してしまったなぁと、感じ入ることしきり。本作では市村正親ほか豪華声優陣が出演されているんですが、以前なら“あの声が適任か”とキャスティングを差し替えたりしてました。『クリスマス・キャロル』の主人公スクルージには、馬淵晴子の旦那さんの井上孝雄とか。もう亡くなってますね。 スクルージを演じていたのが、映画『サウンド・オブ・ミュージック』でトラップ大佐を演じたクリストファー・プラマーです。まだ現役だったとは驚きました。往年の二枚目が見る影もなく老いていますが、薄い上唇に確かに面影があります。 ところで、自分はクリスマスの楽しみとはほとんど無縁で生きてまいりました。 親からプレゼントをもらったのも、なぜか小2と小3の2回だけ。1回目は、ウルトラマンのボードゲーム。2回目は父に本屋に連れて行かれて、「好きな本を2冊選べ」と言われました。子供心に少々がっかりしたその2冊、実は今でも書棚にあります。 その後、バブル期の風物詩「イブの夜に高層ホテルのレストランで食事をした後、お泊まり」なんてことも一切なし。当時、漫画で「イブの翌朝に高層ホテルのエレベーターを定期点検で止め、カップルたちの脚をガクガクにさせる」図を描いて、からかったことがありました。 今年の予定は、12月22日に東京・池袋で錦島親方と相撲トーク。もし、行き場のない方がいらっしゃいましたら、どうぞ。画像提供元:(C)BAH HUMBUG FILMS INC & PARALLEL FILMS (TMWIC) LTD 2017----------------------------■『Merry Christmas!〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』監督/バハラット・ナルルーリ 出演/ダン・スティーヴンス(小野大輔)、クリストファー・プラマー(市村正親)、ジョナサン・プライス(江原正士)、モーフィッド・クラーク(坂本真綾) 配給/東北新社 STAR CHANNEL MOVIES 11月30日(金)、新宿バルト9ほか全国ロードショー。■1843年、ヒット作に恵まれず、家族と貧乏生活を送っていた小説家チャールズ・ディケンズは、クリスマス・ストーリーの新作を書き上げようと奮闘していた。しかし、執筆に没頭しているうちに、現実と幻想の境界線が曖昧になっていく。やがて、自身が生み出すこととなる「クリスマス・キャロル」に登場するスクルージらとの出会いを経て、隠された幼少期の記憶や実父との確執など、自身の問題と対峙していく。********************やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中
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レジャー 2018年12月07日 15時15分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(12/9阪神)
☆ユキエチャン 2018年12月9日(日)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のユキエチャン。馬名の由来は「人名より+呼称」。牝、黒鹿毛、2016年2月14日生。栗東・須貝尚介厩舎。父ジャスタウェイ、母ベットーレ、母父Blu Air Force。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は大野剛嗣氏。2016年セレクトセール当歳市場において3132万円で落札された。母は13年カルロキエサ賞(伊GIII)の勝ち馬。本馬はジャスタウェイ産駒らしく胴伸びが良く、トモには良質でボリュームのある筋肉を持っている。前駆の造りも非常に良く、特に胸前から肩にかけての筋肉は目を見張るものがある。牝馬としては腹袋がしっかりとしており、内臓面も強そうだ。中距離を得意としそうで、長く良い脚を使いそうなタイプ。なお、鞍上は福永祐一騎手。☆ウォータースペース 2018年12月9日(日)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のウォータースペース。馬名の由来は「冠名+宇宙」。牝、青鹿毛、2016年3月15日生。栗東・安田隆行厩舎。父ブラックタイド、母プティプランセス、母父キングカメハメハ。生産は日高町・下河辺牧場、馬主は山岡正人氏。2017年セレクトセール1歳市場において1296万円で落札された。母は芝の中距離で3勝を挙げ、11年新潟記念(GIII)で5着に入った。本馬はまだ前駆が勝った造りだが、跳びが大きく雄大な走り。その分スッと反応できるタイプではないが、母父キングカメハメハから受け継いだ力強い筋肉を持っている。凛とした顔立ちをしており、操縦性は高そうだ。なお、鞍上は北村友一騎手。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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重盛さと美が新発売のKDDI「iPad mini」をおねだりゲットして歓喜!
2012年11月30日 11時45分
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芸能
石田純一が「気遣いな所は自分に似ている」と親バカ、小倉優子はママになって「毎日が記念日」!
2012年11月30日 11時45分
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芸能
照英が“コラージュ画像”に期待…まだ可能性は残っている!?
2012年11月30日 11時45分
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芸能
羽田惠理香が第1子男児を出産
2012年11月30日 11時45分
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芸能
大鶴義丹 高校の同級生と再婚
2012年11月30日 11時45分
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トレンド
お洒落で美味い 『ベルギー・フルーツビール』 おススメだ!
2012年11月30日 11時45分
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スポーツ
2012年『12球団合同トライアウト』 戦力外通告で見せた男の生きざま(佐伯貴弘選手編)
2012年11月30日 11時45分
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社会
名古屋市営バス運転手がまたトラブル 乱暴運転や暴言で乗客に恐怖感与える
2012年11月30日 11時45分
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社会
綻びが破けた老舗ジーンズメーカー「エドゥイン」駆け巡る倒産情報
2012年11月30日 11時00分
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社会
医師会が猛反対した メタボ薬販売“解禁”ウラ事情
2012年11月30日 11時00分
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社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 野田総理の民主党つぶし
2012年11月29日 20時00分
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互いに異性関係がすっきりしない浜崎あゆみとマロ
2012年11月29日 15時30分