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オリックスからFAの西勇輝、阪神が契約合意を発表!糸井嘉男と再びチームメイトに!

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西勇輝

 阪神タイガースは7日午後、オリックスからFA権を行使していた西勇輝とこの日3度目の交渉を行い契約に合意したと発表した。

 結果的に最後にオリックスのユニフォームに袖を通した日となった先月の25日に、京セラドーム大阪で開催された『Bsファンフェスタ2018』終了後に駐車場に現れた西は、前日の24日に行われた阪神との2度目の交渉について、「非常に熱意を感じたし、短い時間だったけど、しっかりした話ができました」と好印象だったことを明かし、「そろそろ決めなきゃいけないと思っている。長引かせるのは良くない。家族と話して決めたい」と早期に決断する旨を報道陣に話していた。

 ファンフェスの3日後となる28日には、自身のブログで「まだ何も決まっていない」「決断したらご報告します」という旨、心境を示していたが、今月の6日、オリックスの後輩である山岡泰輔、澤田圭佑とともに、“オリックス・バファローズ”の西勇輝として、大阪市内のホテルでチャリティーイベントの開催が決まっていたことから、このイベントが終わるのを待って、翌7日に阪神と3度目の交渉を行い契約に合意したものと思われる。オリックス時代はファンからは“神対応”と言われていた西のこうした“配慮”を察したファンからは、感謝の気持ちやエールが込められたコメントがSNS上に溢れている。

 オリックスから阪神にFAで移籍するのは、糸井嘉男以来2年ぶり。糸井とは再びチームメイトに。2014年にオリックスを引っ張った平野恵一打撃コーチや、ピッチャーでは桑原謙太朗がいるのも心強いだろう。また、生活の拠点を変える必要がないのも大きな決め手になったと思われる。阪神は今シーズン投手力に悩まされていただけに、西の獲得は矢野燿大新監督にとって大きなプレゼントとなった。

 2008年に菰野高からドラフト3位で入団。プロ3年目の2011年に初勝利を挙げると、そのシーズンは10勝を記録。以降、5シーズンで二桁勝利を収めており、オリックスではエース金子千尋、ディクソンとともに先発三本柱の一角を担った。今シーズンは初の開幕投手を務め、金子に続くエースとして期待されたが、オフに国内FA権を行使。複数の球団が興味を示したようだが、最終的には阪神とソフトバンク、そしてオリックス残留の3球団に絞られた末、阪神の入団を決断。来シーズンから新しくなるオリックスのユニフォームに袖を通すことなく、来シーズンはタテジマのユニフォームに袖を通す。

 球団だけではなく、リーグもパ・リーグからセ・リーグに変わることは西にとって新たな挑戦となるが、オリックスで培った実力を発揮して、甲子園のマウンドで躍動する姿を見せてもらいたい。

取材・文 / どら増田
写真 / 垪和さえ

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