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娘の元婚約者の実家を掃除する、浮気サレ妻…『黄昏流星群』トンデモ展開で最高視聴率獲得

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中山美穂

 木曜ドラマ『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』(フジテレビ系)の第9話が6日に放送された。平均視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第8話の6.2%から1.2ポイントのアップ。最終回目前で自己最高視聴率を記録した。

 第9話では、完治(佐々木蔵之介)が銀行への復帰を果たした一方、栞(黒木瞳)は食堂を辞めて姿を消す。真璃子(中山美穂)は完治の浮気に気づいていることを告げ、家を出て行くという展開となった。

 毎回ネット上で賛否を呼んでいる本作だが、第9話の展開にも視聴者は大盛り上がり。特に、真璃子が親友の家に身を寄せたが結婚することを知らされ気を使い、家を出て、街をさまよったあげく、憔悴した春輝(藤井流星)と遭遇した後に視聴者は大いにわいた。真璃子が堂々と春輝の家を訪れる展開に、「よく家上がれるな!」「中山美穂は鋼のメンタルの持ち主なの?」と驚く声が上がっていた。

 「前回の第8話では、娘の美咲(石川恋)が不倫相手と駆け落ちし、結納まで済ませた春輝と婚約解消することに。完治と真璃子が春輝の家に謝罪に行った際には、春輝の母・冴(麻生祐未)が2人に塩をまくシーンがありました。それにもかかわらず、真璃子は堂々と再び家に上がり込み、ハーブティーを楽しんでいました。第9話で真璃子は徹夜で春輝の家じゅうを掃除。母親の存在を気にする春輝に、『罪ほろぼしだって言えば、納得してくれるでしょ?』と笑顔を見せていました。しかしネットからは『納得しないよ!』『ダスキンで働きなよ!?』『他人が徹夜で家の中掃除してると思ったら怖すぎる…』といった声が聞かれていました」(ドラマライター)

 しかし、そういったツッコミは、今や好意的になってきたという。

 「現実ではあり得ない展開の数々に、当初は嫌悪感を抱く視聴者が多かったのですが、今となっては『まともなところが1つもないから現実逃避に最高なドラマとなっている』『こんなにツッコミまくれるドラマにはもう出会えない気がする…』といった声が殺到。ツッコミどころを探してネット上に書き込み、ストレス解消に使っているようです」(同)

 類を見ないツッコミドラマとなった本作。来週の最終回にはどのような展開が待っているのだろうか――。

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