前機種よりも23%薄く、53%軽い「iPad mini Wi-Fi + Cellularモデル」は新しいデザインで登場し、「第4世代iPad Wi-Fi + Cellularモデル」は鮮やかなディスプレイと高速通信らが特徴。両機種とも、iPhoneと同じ「@ezweb.ne.jp」ドメインのEメールアドレスを使うことができるため、マルチデバイスの世界を実現。通信では地下鉄対策を進めており、関東の地下鉄の駅内を12月末までに99%カバーし、来年3月末までに駅間を含めて9割をカバーするという。同日午前8時からau Pad取り扱い店で販売開始。
販売開始10分前に幕を開けたイベント。朝は得意で当日も5時に起床したという重盛は、「こんなに盛大なちゃんとしたイベントに呼んでいただいて、本当に嬉しく思っています。すごくドキドキ、楽しみにしています!」とすっかりノリノリの様子。また、ステージ背景のカウントダウン・スクリーンでは刻々と時が刻まれており、販売開始時間になると、KDDIの田中社長とハイタッチをして祝福した。
トークショーでは、インターネット関連サービスを使いこなしている重盛は、旅行サイトを検索していた際、ふいに思い立って、前週末に母親とグアムへ行ったエピソードを紹介。新発売の「iPad mini」を手にすると、愛用のハンドバッグにも入るとごきげん。さらに、「つながるというのが一番、大事です」「しかも早いので、さくさく書ける」と実感を込め、2日に一度だったブログの更新も、「ちゃんと1日1回!」とうれしそう。田中社長が「ほんと? (イベントの記事も)あげてね」とリクエストすると、「はい、これ、くれたら」と「iPad mini」をおねだり。「あげます」との返事をもらうと、「やったー!」と飛び上がって歓喜した。(中村道彦)