問題の発言は先日、10月20日に放送された『なかよしテレビ』(フジテレビ系列)のもの。この番組は毎回違うテーマについて、日本を含む3か国での違いなどを比較しながらお国自慢をするバラエティ番組で、この日のテーマは日本・中国・韓国の3か国のテレビ番組について。『冬のソナタ』を初めとしたドラマが人気を呼んでいる韓国、大規模なオーディション番組が人気の中国、各種バラエティ番組が世界的に人気の日本と各国の解説が出た後、最後に「テレビが一番面白い国は?」との問いが出たのだが、そこで重盛は韓国のテレビ番組について「ちょっとね、センスが無いかな」と発言。ごく普通の感想かも知れないが、フジテレビは現在韓国の女優、キム・テヒを初めとする韓国の俳優らが出演するドラマ『僕とスターの99日』の放送開始を控えた所。このタイミングでの彼女の発言に、視聴者からは「失言では?」「大丈夫?」と彼女を心配する声が上がった。
しかし、今回の発言に関しては問題はないだろう、という見方が多い。重盛の魅力はその天然で、少しおバカで純粋なキャラクター。こういった発言も今に始まったことではなく、かつてプレス発表会でのトークでも「ノーベル賞より東大の方がすごいと思う」と天然な発言をしていた。今回の発言も、素直な気持ちから出た物で、少し言葉を選び間違えたのでは、というのが関係者からの意見だ。
実際、番組では同様の質問に共演者の田原総一朗も「日本のテレビを見るよりもCNNが良い」と発言している。重盛は素直な気持ちから、田原は積み重ねた経験を初めとする様々な見地から、二人共に「どの国も面白い番組を作るためにもっと努力をした方が良い」という答えに至ったのだろう、と関係者は見る。
重盛さと美、彼女の天然ボケは自然で嫌みがない。また『めちゃイケ』でも、時折空回りしつつ一生懸命頑張っている様子が視聴者の共感を得て、人気に繋がってきている。彼女の純粋な魅力が今後どのように発揮されていくのか? これからも彼女から目が離せなくなりそうだ。