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芸能 2020年04月20日 14時30分
『美食探偵』、原作以上に口を挟むヒロインが不評?「重くなり過ぎないのはこの子のおかげ」評価の声も
中村倫也主演のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜日、夜10:30~放送)が19日に放送され、平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが報道された。前回の第1話の平均視聴率10.0%からは1.4%のポイントダウンとなった。 本作は『東京タラレバ娘』『偽装不倫』(いずれも日本テレビ系)の原作者である東村アキコ氏による同名漫画が原作のミステリードラマだ。美食家のイケメン探偵・明智五郎(中村倫也)が、助手の小林苺(小芝風花)と共に“食”にまつわる殺人事件を“食”を通じて解明していく――という1話完結型のストーリーだ。※以下、ネタバレを含む。 第2話では、青森で農家を営んでいる女性・古川茜(志田未来)が、殺人鬼のマグダラのマリア(小池栄子)の差し金で、恋人とその浮気相手の殺害に加担するという展開に。茜が祖父と営んでいるりんご農園に訪れた明智と苺は、毒殺に使われたりんごの品種が茜の農園で育てたりんごであることと、茜が殺人に加担していることを突き止める。その後、茜は事件への関与を認め、重要参考人として警察に連行されるのだった。 視聴者からは茜を演じた志田未来に対して、「志田未来の儚げな美しさに胸打たれたわ。素朴な田舎娘役ハマりすぎ」「上京した彼氏に浮気された茜の悲しさが伝わってきて泣けた…。切なさが止まらない」という絶賛の声が挙がった。 一方で、本作のヒロイン的ポジションの苺に対して、不満の声が集まっている。第2話では、苺が茜に「どうして愛している人を…そんなのお祖父さんも悲しむよ!」「真実を話して、罪を償ってください。きっとやり直せますから!」と泣きながら訴えかけ、明智から「君は黙ってろ」と言われるシーンが描かれた。 苺が茜に対して言葉をかけるシーンに関して、原作ファンからは「苺がいちいち口出しするの、すごく気が散る」「苺、漫画ではそこまで主張してないのに…これじゃうるさいって批判されても仕方ない」「セリフ追加するのはいいんだけど、綺麗事ばっかりで胸に響かない…脚本ダメだね」「明智が黙ってろって言った瞬間、“それな”って思った(笑)」という批判の声が挙がっている。 「原作では、苺が茜に対して何度も口を挟むシーンはありません。ドラマオリジナルとして、苺のセリフが追加されたようですね。しかし、原作ファンからは『苺がどうしてそこまで茜のことに首突っ込もうとしているのかが謎』と、苺の言動に対し違和感を覚える声が多くありました。さらに、苺は前回の1話でも、殺人を犯したマグダラのマリアの説得に失敗していました。ヒロインとして事件解決に貢献する場面が少ないことも、批判の原因と言えるでしょう。」(ドラマライター) 苺の演出に関する批判の声は集まっているものの、演じている小芝に対しては「第1話も今回の第2話も、実は結構重いストーリーだけど、苺ちゃんがいるから中和されて見られる」「個人的に苺とその友達の桃子(富田望生)のコンビがツボ。重くなりすぎずバランスよく見られるのはこの2人のおかげだと思う」という声も挙がっている。 果たして、これから苺が事件解決に貢献するシーンは描かれるのだろうか。今後の苺の活躍と小芝の演技に注目したい。
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芸能 2020年04月20日 12時30分
返事できない欅坂メンバーを叱ったパン職人に称賛も、暴走したファンがパン屋のレビュー荒らし?
19日深夜に放送された、欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)での一幕がある騒動を呼んでいる。 問題となっているのは、この日放送された、メンバーの渡辺梨加と長沢菜々香が挑戦した「渡辺梨加パン屋修業の道」という企画。渡辺の「パン屋さんになりたいから修業がしたい」という希望を叶える形で実現したこの企画で、山梨県にあるパン屋に二人は修行に。オーナーのパン職人はあらかじめ、「アイドルだからと言って甘えない」「パン職人としての自覚を持つ」「大きな声で返事をする」と約束事を提示したが、その時点で二人は大きい声で返事をできず、何回かやり直しとなっていた。 その後も二人はごく小さな声で返事をするか、頷くだけの場面もしばしば。次第にアドバイスを受けても返事をせず、とうとう職人から「返事は!? なんでさっきから返事しないんだよ」「返事は社会生活の基本だろ」と叱られたものの、その後も態度は改善せず。ナレーションで「普段怒られ慣れていない二人は怒られたことによってさらに委縮」と紹介されたように、ますます返事ができなくなり、いったんは職人から見放される事態に。その後謝罪して態度を改め、待機時間に自ら洗い物や掃除を申し出るなどして、最後まで無事やり遂げることができた。 実はこの職人、これまでも数回メディアに出演しており、厳しいことでも知られていたこともあり、視聴者からは「言ってることが正論すぎる」「自分で志願してロケに来たのに返事もしない、やる気も感じられないじゃ怒るのも無理ない」「他のタレントの時はもっと厳しかった。遠慮したのでは?」と職人に同情する意見などもあったものの、一部欅坂ファンが暴走。レビューサイト上で、「彼女たちのことを何も知らないあなたがそこまで怒っていいものなんでしょうか」「変なよくわからんジジィがしゃしゃんな」などといったバッシングとともに低評価を付ける行為が見られた。 良識あるファンがこの一部暴走ファンを注意したり、レビューで逆に高評価をつけることで大きな問題にまでは発展していないが、ネットからはパン職人への同情と、一部暴走ファンへのドン引きの声が多く聞かれていた。
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社会 2020年04月20日 12時10分
立憲・尾辻議員、橋下徹氏に「90分で200万稼げる人が人々の代弁者なのか」 有名人から続々と反論
立憲民主党の尾辻かな子衆議院議員が、国会議員の歳費削減を主張する橋下徹元大阪府知事に苦言を呈し、炎上している。 尾辻議員は自身のツイッターで、一般ネットユーザーが2019年1月、平成30年に日本維新の会が公表した政治資金収支報告書を添付し、「手取りは少し少ないとしても維新からの支払は216万円/回」とコメントした投稿を引用。 「橋下氏がテレビで公務員の給料をゼロにとか、妬みを煽ることばかり言っていますが、彼の1講演のギャラは200万円です。90分で200万円稼げる人が、普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか」と問題提起した。 国会議員の歳費削減を主張する橋下徹氏に、「一言物申す」発言をしたかったものと思われる尾辻議員だが、評判は最悪。元小説家の百田尚樹氏が「へー、金を稼いでいる人間は、普通の人のことを考えてものを言うな、と。すごい理屈だな。それ言うなら、国会議員もサラリーマンの平均所得と同じ額にてからにしろよ」とリプライを飛ばす。 さらに、松井一郎大阪市長も「この方は公人と私人の立場を解っていないようです。普段は人権だプライバシーだと騒ぎ立てるのに、国会議員が民間人の報酬を晒して批判するって感覚がズレすぎてます。ご自身報酬や特権をバラされて平常心を失ってるんでしょうね」と皮肉る。 そして、一般ユーザーからも「国会議員が民間人にそういうことを言っていいのか」「橋下氏の収入は税金ではないし公職についていない。収入の高い人間は黙っていろとは酷すぎる」「仕事をして収入を得なければ生きられない。公人が私人に金の稼ぎ方を指南するとは失礼千万」「国会議員が私人を口撃して良いのか」と怒りの声が尾辻議員に寄せられている。 また、立憲民主党の支持者からも「今個人を攻撃している場合ではない」「橋下さんは好きじゃないけどこの発言はおかしい」「野党議員として国を思う発言をしてもらいたい」と苦言が。ただし、「言ってることは間違ってない」「気持ちはわかる」など擁護する声も少数ながら出た。 4月に発表された産経新聞・FNNの政党別支持率調査で支持率が急落し、日本維新の会の後塵を拝することになった立憲民主党。緊急事態宣言下で風俗店に通っていた高井崇志議員(除名処分)や、たびたび発言がブレるとの声がある蓮舫副代表などに批判が集まる中で、今回の尾辻議員の投稿に波紋が広がっている。記事の引用について尾辻かな子のTwitterより https://twitter.com/otsujikanako松井一郎のTwitterより https://twitter.com/gogoichiro百田尚樹のTwitterより https://twitter.com/hyakutanaoki
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スポーツ 2020年04月20日 12時05分
張本氏、コロナ感染「本人だけの問題じゃない」 片岡氏の告白に「良いことをした」と評価
19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が新型コロナウイルスの感染拡大に注意するよう呼び掛けた。 番組では、元日本ハムファイターズ・阪神タイガースの片岡篤史氏が、自身のYouTubeチャンネルで鼻に酸素吸入器をつけ、新型コロナウイルスに感染したことを報告する動画を公開したニュースを取り上げる。 関口宏から「辛いものをご覧いただいたけどどんな感じですか」と声を掛けられた張本氏は「名前がある人が、発表した方がいいですよね、本人の問題じゃないから。あの何日か潜伏してるんでしょこの病気は。ですから、ムードもわかるし、これは片岡良いことやったと思いますよ」と話す。 さらに、「幸い梨田(昌孝)が一般病棟にいますから。これも良しだと思います」とコメント。関口は「片岡さんから辛さが伝わってきますからね。こうならないように皆さん気をつけるということですね」とコメントすると、張本氏は「まあこの病気は形がないからね。とにかく俺はならないだろうということを考えず。どこで風のように飛んでくるかわからないから。まだまだ注意することがあると思いますよ」と警鐘を鳴らした。 張本氏の「名前がある人は公表した方がいい」という発言に、「どれだけ苦しいか注意を促すにはいい」「一般人も感染したことを隠さなくていいんだと感じるようになるかもしれない」などと肯定的な声が上がる。一方で、「感染だけではなく経路も語るべき」「あんな姿は見たくない。有名人だから公開しなければいけないってことはない」など、異論を唱える声もあった。 黙っていることもできたはずだが、警鐘を鳴らすために動画公開に踏み切った片岡氏。その行動を無駄にしないためにも、張本氏の言うように十分な感染予防が必要だ。
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芸能 2020年04月20日 12時00分
昭恵夫人の大分旅行を批判、佐藤健ドライブ動画は称賛?『アッコにおまかせ!』に疑問の声
19日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)の一幕が物議を醸している。 この日も番組では、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスに関するニュースを中心に紹介。その中で、先月、大分に旅行に行っていたことが判明した安倍昭恵首相夫人について取り上げる場面があった。番組では、昭恵夫人が先月、マスクなしで参拝していたという『週刊文春』(文藝春秋)の記事を読み上げていたが、MCの和田アキ子はこれに「マスクなし?」と苦笑い。また、リモート出演していた菊地幸夫弁護士は、「国民がこうやって工夫していろいろやってるところで、危機感が最後までなかったのが国会の方じゃないですか」と、国会議員や役人たちがマスクもせず、“三密の見本”を見せていたと指摘し、「そういった話があった中で出ちゃった」と危機感のなさを断罪していた。 しかし、その直後番組では、「自粛中の今、観ればきっと気分が軽くなるはず!」として、自宅で楽しめる芸能人の動画を紹介。その中で、3月18日に自身のユーチューブチャンネルを開設した俳優の佐藤健の動画を取り上げ、先月31日から3回に渡りアップされている俳優の神木隆之介とのドライブ動画が披露された。画面の上には「最新の注意を払い先月撮影されたものです」というテロップがあったが、二人やほかの出演者もマスクもつけておらず、密閉された車の中でドライブしたり、食事をしたりする風景が映し出されていた。 昭恵夫人の大分旅行も佐藤健のドライブ動画の撮影も同時期。一方は批判的に取り上げ、また一方は好意的に取り上げるという矛盾に視聴者からは、「同じ3月なのに佐藤健はいいの?」「安倍昭恵がだめなのはもちろんだけど、そうしたら佐藤健を好意的に取り上げるのはどうかと思う」「いくらなんでもダブスタがすぎる」という困惑の声が聞かれていた。 「昭恵夫人の大分旅行については、首相の説明後も多くの国民が納得しておらず非難は必至ですが、この大分旅行について否定的に紹介した直後に、同時期のドライブを肯定的に紹介することに、多くの視聴者が違和感を覚えたようです。佐藤のドライブ動画については、『細心の注意を払って撮影しております』と記されていますが、具体的な対策が見えていないこともあり、一部からは『これいいの?』『不要不急の外出自粛なのに芸能人のドライブは許されるのか』という声が上がっていましたが、『アッコにおまかせ!』で紹介されたことにより、余計に批判が大きくなる事態となっています」(芸能ライター) 明らかな矛盾に多くの戸惑いの声が聞かれていた。
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社会 2020年04月20日 12時00分
東京五輪延期で笑いが止まらない!? 巨額利権を貪る電通の裏工作
日本中を落胆させた“東京五輪延期”決定の裏で、笑いの止まらない企業がある。 オリンピックの莫大な利権を裏で操る「電通」だ。「東京五輪関連では、企業協賛金だけで既に4000億円以上を集めていると言われています。こうしたカネは運営側の言い値で決まるので、延期によって容易に増額できますし、五輪関連の広告収入も1年分、余分に入るというわけです。電通がタッチしている大会関連のパンフレットや看板などの制作物も、既に完成しているものは作り直さざるを得ないので、その収入も新たに発生しますからね」(広告業界関係者) そもそも電通は、1984年のロス五輪の運営に食い込み、アマチュアスポーツの祭典を金まみれのイベントに塗り替えた張本人だ。世界中のテレビ局に莫大な放映権料を払わせ、五輪マークの使用や会場広告も巨額の契約金を払った「公式スポンサー」に限定。実行委員会やスポンサーから掠め取った巨額の経費が、電通の盤石な経営基盤につながっている。「現時点で、行政の負担金は東京都が6000億円で国は1500億円。当然、これらも増大し、一部は電通の収入となるわけです。延期決定までの舞台裏では、“アスリートファースト”を脅し文句に、必死に延期に世論誘導していたんですよ」(同) さらに、コロナパニックそのものもカネにする商魂のたくましさを見せているという。「『コロナに負けるな』とか『東京は安全だ』といったPR戦略やキャンペーン、マーケティング活動なんかをでっち上げて、国や都、組織委員会から金を引っ張るわけですよ。電通は今回の五輪の延期で、数百億円の利益を見込んでいるとされています」(同) 当初、世界的な感染拡大が始まってからも、IOCは予定通りの強行開催を主張していた。しかし、競技団体や各国の選手から不安の声が広がり、強行開催してもトップアスリートや一部の先進国が参加しない可能性が出てきたところで潮目が変わった。「強行開催から一転、IOCでは“開催中止案”が浮上しましたが、日本政府や組織委は蚊帳の外。当初は議論にも加われないほどでした。やれることといえば、新型コロナのPCR検査を“よほどのケース以外は受けさせない”という苦肉の策で、感染者数を低く計上し、安全であるかのように装うことだけ。そうした無能な政府の隙を突いて、電通が暗躍し始めたんです」(全国紙記者)延期示唆した電通の元専務 開催中止となれば、さすがの電通も痛手を被る。一方、延期なら通常開催以上の利益が見込めるのだ。そこで、さっそく電通が“ジャブ”を放った。 3月10日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)で、組織委の高橋治之理事が「1、2年後の夏に延期するのが現実的だ」とぶち上げたのだ。 全国紙記者が続ける。「高橋理事は、電通の元専務ですからね。いくら組織委の理事とはいえ、本来、お上や企業の“黒子役”である広告代理店関係者が実名、顔出しでインタビューに応じ、クライアントの決定事項を揺るがすかのような発言をすること自体が異例です。この発言は、世論の反応を見る“観測気球”だったのでしょう」 これに真っ先に反応したのが、組織委の森喜朗会長だった。「とんでもない。軽率な発言は厳に慎んでほしい」と激怒したが、高橋理事の発言が発端となり、延期論が一気に加速。3月22日にカナダが不参加を表明し、2日後の24日に安倍首相がIOCバッハ会長に提案するかたちで、1年程度の延期が決まったのである。 一連の顛末について、ある電通関係者は次のように解説する。「高橋さんは、森会長には『口が滑った』と釈明したそうですが、その後も日本のメディアに同様の発言をしているので確信犯。電通が通常開催以上に儲かるように、無理矢理、延期に持ち込んだということです」 高橋理事は、電通のスポーツ事業局でオリンピックやサッカーW杯などを手がけた人物で、世界各国のスポーツ関係者とのパイプも太いという。「組織委などの五輪関係団体は、スポーツや政界のOB、官公庁の天下りばかりで、イベント運営は素人。電通の力がなければ五輪開催など不可能なんです。仮にも一国の元首相だった森会長に一言の断りもなく、延期論に舵を切ったわけです。まるで、『森のようなお飾りは眼中にない』といった態度。この高橋発言こそ、電通が五輪を食い物にしていることを象徴する出来事でした」(同) 東京五輪に関して、高橋理事は誘致の段階から重要な役回りだったとされる。海外のコンサル会社を通じて、当時のIOC委員で国際陸連会長だったラミン・ディアク氏に2億円以上もの賄賂を贈った疑いがあるとして、フランス当局の捜査対象にもなっているほどだ。「まさに五輪の表と裏を知り尽くした人物です。高橋さんは電通の社長にはなれませんでしたが、なにかとクライアントから金を引っ張り出すのがうまく、顧問として国際スポーツ事業を取り仕切り、いまも発言力は絶大です。ちなみに、長銀(現・新生銀行)破綻の要因となったイ・アイ・イ・インターナショナルの元社長で、背任罪で有罪判決を受けた故高橋治則氏は実弟にあたります」(同) しかし、新型コロナが経済に与える影響は想像を遙かに超えている。“電通ファースト”の東京五輪が開催される頃、日本は死に体になっているかもしれない。
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スポーツ 2020年04月20日 11時50分
日本ハム・栗山監督に契約延長説が急浮上? 昨オフの辞意表明から一転、その厳しい条件とは
異例尽くしとなれば、「評価」が難しい。今季で契約任期を終える監督、新任監督との今後に関する話し合いはどうなるのか…。 北海道日本ハムの栗山英樹監督と侍ジャパン・稲葉篤紀監督のツーショットが実現したのは、4月13日だった。2023年の開業を目指す新球場予定地の起工式が行われ、稲葉監督も球団の「スポーツ・コミュニティ・オフィサー」として参列した。 「昨年オフ、栗山監督は成績不振の責任を取るように辞意を伝え、球団が引き止めました。昨季の下位低迷の敗因は故障者の続出。栗山監督の責任ではありません」(プロ野球解説者) 栗山監督は今季で9年目。北海道移転後、球団史上最長となる。若手育成にも定評があるが、慰留の理由はそれだけではなかったらしい。 「栗山監督の次は稲葉監督という雰囲気も感じられます」(球界関係者) 勝手な想像だが、前年オフ時点で2020年シーズンを見た場合、“後任”稲葉監督は侍ジャパンの指揮官として、東京五輪を戦わなければならない。この時点での代表監督の任期は「東京五輪まで」だったので、「2020年は栗山監督、21年からは稲葉監督」とイメージしていたのかもしれない。 「延長された栗山監督の任期は、1年。2020年までです」(スポーツ紙記者) しかし、稲葉監督の代表監督任期は東京五輪の延期に伴い、1年の延長が決まった。「栗山監督の次は稲葉監督」の流れが本当なら、栗山監督には今季を含めて“2年”やってもらわなければならない。 「ペナントレースが5月か6月に始まるとしても、今季は交流戦だけではなく、クライマックスシリーズもできそうにありません。通常143試合のペナントレースを100試合で決着させる計算ですから、短期決戦の様相もあります。かといって、投手を酷使させたら、終盤戦まで持ちこたえられないでしょう」(前出・プロ野球解説者) また、ペナントレースが始まらない今の状況を指して、「投手よりもバッターの調整が難しい」の声も聞かれた。実戦の“生きたボール”を打っていないからだ。オープン戦中盤まで投高打低の傾向が続くのがその一例で、今季は「投手力の勝負になる」と見る向きと、「早く打線の調子を上向きにさせたチームが有利」という声が出ている。 「日本ハムは、主砲・中田翔の影響を強く受けるチームです。中田が打つとチームが調子付きます」(前出・スポーツ紙記者) 栗山監督は育成に長けている。もっとも熱い視線が向けられているのは清宮幸太郎であり、中田とポジションがかぶる。また、斎藤佑樹に対しても「なんとかしてやりたい」の気持ちを強く持ち続けている。投手力でスタートダッシュを掛けるならば、斎藤の出番はない。打線奮起を掲げるならば、中田を優先させるべきだろう。 「昨季、栗山監督は他コーチの進言を聞き入れず、清宮を暫く一軍に帯同させていました。長期的なビジョンで見れば、清宮を一軍の舞台で鍛えるべきですが。優勝すれば、今季までの『1年契約』を延長させる大義名分ができますが、もし、優勝できなかったら…」(前出・同) 変則的な日程となる以上、球団も栗山監督の評価が難しくなる。 清宮、斎藤。栗山監督が選手の力を見誤れば、新球場のお披露目前に球団は大混乱に陥るだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月20日 11時00分
プロ野球交流戦中止!オリックスは自主練習を継続
日本野球機構NPBは17日、12球団代表者会議の結果を受けて、新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えないことから、今シーズンのセ・パ交流戦を中止にすると発表した。 5月26日から6月14日まで開催を予定していた交流戦が、バラされてしまったことで、今シーズンの5月中の開幕は断念。23日にもコロナウイルス対策会議が開かれるが、緊急事態宣言が全都道府県に発令されていることもあり、公式戦の試合数削減などの議論はされるだろうが、開幕の日程を決めるのは、緊急事態宣言が解除されてからになると見るのが妥当なところだろう。 緊急事態宣言が発令されてからは、自主練習に切り替えていたオリックスだが、現在期限とされている5月6日までは、合同練習はせず、自主練習を継続すると発表した。引き続き、報道陣の取材は自粛を要請しており、やはり緊急事態宣言中は大きな動きはなさそうだ。 オリックスに限らず、各球団はチケットの返金作業や、新たな発売日の設定はもとより、ファンクラブ特典や年間シートの調整もしなければいけないため、政府や自治体による自粛要請が解除されても、すぐに開幕を迎えるとは考え難い。気候が暖かくなってきたことから、選手のコンディションは良さそうだが、実戦形式の紅白戦ないし練習試合が必要になってくるのは間違いない。5月6日に解除された場合、交流戦明けの6月下旬の開幕が現実的かもしれない。(どら増田)
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社会 2020年04月20日 06時00分
称賛されるドイツのコロナ対策、一部で不満の声も? 国民の約70パーセントは政府の対応に満足
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本では政府が緊急事態宣言を出して対応を進めているが、PCR検査は希望すればすぐに受けられるわけではないことなど、対策に批判の声を挙げる人は少なくはない。そんな日本では、ドイツ政府の対応が比較され、報じられることがあるが、ドイツが大規模検査を実施し、死亡率が少ない点が評価されているようだ。だが、実際のところは、日本でされている報道とは異なる部分もあるという。 ドイツではドライブスルー検査が各所で行われ、基本的には誰でも検査が可能。『日本経済新聞電子版』(日本経済新聞社)の4月5日に報道によると、日本の1日当たりの検査数が約2千件であるのに対し、ドイツの1日当たりの検査数は5万件に及ぶという。また、ドイツでは医師が防護服を来て自宅に訪問し、検査をする体制も整っており、ドイツのメディアは「症状は出ていないものの感染した人を囲い込む、感染拡大の防止ができている」と報じることも多い。しかしながら、検査までのハードルは決して低くはないと言う。 「ドイツでは感染が疑われた場合、政府が設置した専門の電話番号に電話を掛け、指示に従うのですが、ドライブスルー検査をするように言われることがほとんどのようです。病院に直接出向くと感染が広がる可能性があるためだと思いますが、車がない人は検査ができません。その場合は、医師が訪問しますが、高齢者が優先になるので、順番が回って来るのは1週間以上後になると聞いたことがあります。ただし、その時の検査数の多さや住んでいる州の人口にもよるので、一概には言えない部分はあります」(ドイツ在住日本人) また、ドイツではホテルなどを療養施設にすることで、新型コロナウイルスのための病床数を1万床以上確保すると同時に、軽症だと思われる人は自宅療養することで、医療崩壊を防いでいる。だが一方で、よほど切羽詰まった状態でないと入院はできない現状があるようだ。 「知り合いの40歳の女性が新型コロナウイルスに感染し、高熱、息苦しい、だるいなどの症状があったそうです。しかし、病院は入院を拒否。自宅で療養するように言われたそうですね。女性は3週間ほど症状が続いていますが、それでも入院はさせてもらえません。もちろん病院の状況によるので、この例がすべてではないですが、一刻を争う状況でないと入院はさせてもらえないと言われたそうです。入院できる人を厳しく限定することで、医療崩壊を防いでいるのだと思います」(前出・同) しかしながら、ヨーロッパの世論を調査する機関『YouGov』が4月11日に発表した報告によると、ドイツ国民の66パーセントが新型コロナウイルスに対する政府の危機管理能力に満足していると答えているようだ。感染者数の増加も少しずつ減ってきており、政府の対応と国民の協力が実を結んだ結果と言えるだろう。4月15日に行われた議会では、感染者の少ない州は5月より、受験がある重要な学年のみ少しずつ学校の再開を検討していくことになったが、教室内の人数を制限するなどの対策を取るそうだ。 こういったバランス感覚に優れた対応も、国民からの信頼を得ている要因の一つだろう。記事内の引用について「ドイツ、1月6日の初動カギ コロナ大量検査可能に」(日本経済新聞電子版)よりhttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO57681220U0A400C2EA1000/
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社会 2020年04月20日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(22)元防首相・橋本龍太郎(中)
「二世」議員の選挙は、2、3回目が一番危ういとされている。初陣は“親の七光り”や、もの珍しさなどがあってご祝儀票で当選できる。だが、2、3回目は、選挙民が期待に応えた仕事をしているかを冷静に判断して票を入れるため、厳しい選挙になるケースが多いのである。橋本龍太郎の場合も、まさにそうであった。 橋本は2回目の選挙で、1回目と比べて大幅に票を減らしており、昭和44(1969)年12月の3回目の選挙は、まったく油断のできぬ状況となっていた。 加えて、選挙区の〈岡山2区〉(旧中w選挙区制下)に、なかなか帰れぬハンデがあった。時に、橋本は国会では社会労働委員会と文教委員会の二つに所属し、党では文教部会の副部長のポストにあった。折から、それらのポストでは、ともに野党との対決法案である健康保険法と大学立法を抱え、とても地元へ帰る時間はなかったのだ。 いよいよ選挙戦に突入すると、さすがに橋本は焦った。頼ったのが、時の佐藤栄作首相と田中角栄幹事長であった。応援依頼をしたが、佐藤首相のスケジュールは投票日の前日までいっぱいで、田中のもとに足を運ぶと、こちらも「君、分かるだろう。幹事長は全国を相手にしている。とても、君のところへは行っておれん」ということだった。 向こう気の強い橋本は、「それなら結構です」と席を蹴るようにして、東京・平河町にあった自民党本部の幹事長室を出たのであった。それから日たたずして、心身ともに落ち込んでいた橋本はどうにか時間をやりくりし、新幹線に飛び乗って選挙区の岡山に帰った。 ところが、である。選挙区に戻って間もなく、橋本は地元で多くの票を握るある有力者のもとに、田中から一通の速達便が届いていたのを知るのである。 田中が自ら筆を取ったその手紙は、なんと巻紙で3メートル余りの長さがあった。それには、次のように書かれていた。「私の調査によると、現時点で橋本龍太郎は当落線上から上がっていない。橋本は国会でキリキリ舞いをしていたことで、なかなか地元に帰れなかった。党としては、党務に全力投球してきた人間を落選させるわけにはいかない。私としては、なんとしても橋本を当選させたい。あなたの会社の事業所が橋本の選挙区内にあるが、なんとか協力をお願いしたい」(要旨) 橋本は、口では冷たかったが、陰でこうまでしてくれる田中を思い、涙でその手紙を読んだ。 加えて、何事にも誠心誠意を尽くし、全力投球で臨む田中は、もう一つさらに橋本の胸を熱くさせるのだった。当時の佐藤派担当記者の、次のような証言が残っている。「田中は同じ趣旨の手紙を〈岡山2区〉に多くの従業員がいる事業所を持つ、東京本社の社長宛にも出していた。『本来は自分が行くべきだが、まったく時間が取れないことから、竹下登君(当時の国対副委員長)を応援に行かせるので、よろしくのご協力をたまわりたい』と。何事でもそうだが、田中の“詰め”の厳しさが感じられた。 その後、竹下を岡山へ行かせるとき、田中はこう竹下に言った。『君は、街頭演説などはやらんでいい。ここに、ワシが直接手紙を書いた会社の事業所のリストがある。君はこのリストの事業所を全部回って、本社の社長から実際に指示が下りてきているかチェックしてくれ。下りていればよし、いなければ本社の社長のところには、田中からこういう趣旨の手紙がいっているから、よろしくと言ってきてくれ』と。 竹下はそれを忠実に実行し、結果、橋本はトップ当選を果たすことができた。橋本はこれを機に、田中の“一の子分”を自認するようになったのです」★環境庁設置への辣腕 こうした中で、橋本の一貫した厚生行政への情熱は、さらに燃え上がったようであった。 昭和45年1月、厚生政務次官ポストに就いた際には、翌年の発足を目指した環境庁設置問題が浮上した。もともと、役所間の“縄張り意識”は凄まじく、案の定、厚生省内では環境庁設置に反対論が渦巻いた。当時の厚生省担当記者の話が残っている。時に、橋本は33歳の若さであった。「橋本は役人の反対論を粘り強く説得し、一方で局長クラス相手でも『それは違うのではないか』と、ピシリ得意の“筋論”で攻め立てもしていた。結果、厚生省の事務機構のうち公害部と国立公園部を移管、合わせて人材の供給もして環境庁設置を実現させた。のちに厚生省の幹部は言っていた。『橋本さんでなければ、環境庁設置はとても無理だった』と」 昭和47年7月、福田赳夫との「角福戦争」の末、田中内閣が発足した。佐藤派の大幹部だった田中に対し、佐藤首相は橋本に「次は福田がいいと思う。田中はその次だな」と、福田支持をほのめかしていた。しかし、橋本は「俺は角さんが好きなんだ」と、耳を貸さなかったという。 一方で、スタートした田中内閣の厚生行政にも、橋本は早々と「それは筋が違うのではないでしょうか」とクレームをつけた。絶対権力者としてピークにあった当時の田中に、クレームをつける議員などは一人としていない中、田中は“大変な人物”に惚れられたということであった。(本文中敬称略/この項つづく)***************************************【著者】=早大卒。永田町取材50年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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スポーツ
【オリックス】“準本拠地”ほっと神戸今季最終戦で大敗も、比嘉の復活登板に光明
2017年09月07日 11時30分
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社会
お家騒動から2年で過去最大赤字 『大塚家具』久美子社長の絶体絶命
2017年09月07日 10時00分
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芸能
東山キャスターの新番組で余波を受けたテレ朝の人気シリーズ
2017年09月06日 20時30分
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芸能
撮影でトラブル続きだった真木よう子
2017年09月06日 20時30分
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スポーツ
巨人「反論レポート」よりも“大谷ロス” 「ポスティングシステムの対応策を話し合えなかった?」
2017年09月06日 20時00分
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芸能
広瀬すず “少女体型”から女のカ・ラ・ダに…メロン乳で脱清純派へ転身
2017年09月06日 18時00分
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スポーツ
大鵬のDNAを持つ男・納谷幸之介が「九州場所」土俵に立つ!
2017年09月06日 14時00分
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芸能
当面の仕事には影響がなさそうな武井咲
2017年09月06日 12時45分
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芸能
“キス写真”流出が深刻なダメージになりそうな斉藤由貴
2017年09月06日 12時40分
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芸能
人気芸人が有名芸能人の付き人を務めていた驚き過去
2017年09月06日 12時35分
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芸能
『おんな城主 直虎』あまりの不人気っぷりに視聴者も大クレーム?「受信料返せ!」
2017年09月06日 12時30分
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スポーツ
【オリックス】T-岡田の劇的特大同点弾も、延長戦で力尽きる…ディクソン&マレーロ残留決定!
2017年09月06日 12時15分
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芸能
「奴隷契約書を破棄しろ」沈黙のローラがぶっ放した“移籍”反撃砲
2017年09月06日 12時00分
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社会
森友学園問題 『国税庁』は逃げ回るのが仕事? 「貝になった」佐川長官の醜い保身術
2017年09月06日 10時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分