各紙によると、同作は全キャストがジャニーズJr.だけで構成される公演。タイトルはジャニー社長が「YOU&MEは“夢”と読める。今回のテーマは“夢”だ」とひらめき、台本や演出はテーマに合わせ、ポスターや看板も「夢」のロゴを加えたデザインになったという。
各紙の取材に応じたジャニー社長は、「僕は(芸能界に携わって)60年間、夢を見させていただいた。今度は僕が子供たちに夢を見させなきゃいけない。そして未来につないでほしい」とテーマに込めた思いを説明。CDデビューもしていないJr.だけの公演を行うのは自身の夢だったそうで、「これだけの大劇場でよくやらせてもらえた。考えられない」と感慨深げだったというのだ。
「CDデビューをしていないJr.たちだが、今やその公演のチケットは壮絶な争奪戦が繰り広げられるほど。そんな状況もあり、また、ジャニー社長は東京五輪の開会式でJr.たちにパフォーマンスをさせるのが悲願でもあるので今回の公演に踏み切ったようだ」(テレビ局関係者)
今月8日、同日で契約が満了する元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が退所。「ジャニー社長の取材があれば、だいたい“時事ネタ”について語るため、本来ならば3人の退所に触れてもおかしくないはず」(芸能記者)というが、どうやらその話題には触れなかった様子。
去りゆく3人よりも、事務所の未来を背負うJr.たちのことで頭がいっぱいのようだ。