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ドラマから映画にシフトしたキムタク

 元SMAPの木村拓哉の主演映画最新作がすでに決定し、ヒロインに女優の長澤まさみが決定したことを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 木村といえば、昨年の一連のSMAP解散騒動でいち早くジャニーズ事務所への残留を表明したことで、ファンの間で“裏切り者”のレッテルを貼られすっかりイメージダウン。

 今は放送されているCMは0本で、今年4月に公開された主演映画「無限の住人」はまったく当たらなかった。現時点で発表されている今後の出演作品は、嵐の二宮和也と共演する来年公開の主演映画「検察側の罪人」のみ。

 「本来ならば二宮も主演格だが、ジャニーズはあくまでも木村の単独主演作にした。何としてもソロになってからの主演映画に“ヒット作”という冠を付けたいようだが、キムタクにとってはかなりプレッシャーになっているようで、『検察側の罪人』の現場はやや重い空気のようだ。CMが0本なこともあってか、なかなかドラマのオファーはないようだ」(映画ライター)

 同誌によると、すでに次回作が決定し、10月にも撮影がスタートするのだとか。気になる作品は、直木賞作家・東野圭吾氏のミリオンセラー「マスカレード・ホテル」を映画化。連続殺人を追いかける刑事が、残された暗号から次の犯行現場が高級ホテルであることをつかみ、潜入捜査を試みるストーリー。

 原作通りならば、木村は英語ができる帰国子女の刑事役。長澤はフロントスタッフにふんした主人公の教育係をつとめる、優秀なフロントクラークを演じることになる。

 「物語の中心が主人公と女性クラークのやりとり。長澤はかなり演技が達者なので、キムタクがかすんでしまうことになりそう。おまけに、以前は長身女優との共演を敬遠していたはずだが…」(芸能記者)

 侍、検事、刑事…これまでのドラマ同様、映画でも様々な役を演じるキムタクだが、ハマリ役がほしいところだ。

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