番組ではまず、東京スポーツで連載されているビートたけしの記事を紹介。たけしはそこで「最近のバラエティーだと、ハーフのちょっと見た目のいいヤツを必ず出すじゃん。タメ口で何でもいいから、しゃべればいいと思ってるんだろうけど、こないだ怒鳴り散らしちゃったよ。『うるせー、バカヤロー。くだらねーことばっかし言いやがって』って」と、共演したタレントに怒りを爆発させたことを告白している。
この意見に対し坂上は「僕は100%賛成派で。タメ口使われたら生放送でも説教しますし、正直に言いますけど、くだらねぇタメ口使ってきたら、その人に振る回数はてきめんに減ります! これだけはもう断言しときます!」と声を荒げた。すると隣にいたフットボールアワー・後藤輝基が「タメ口を使われている坂上さんが、ほんまにキレてるとこ見たことありますしね」と過去の行動を明かすと、坂上はさらにヒートアップ。
「だって失礼だもん! キャラとはいえ。(略)はっきり言いますと、これは僕個人の感想ですけど、キャラ作りって大切なことかもしれません。それで成功した方もいらっしゃるんでしょう。それで事務所の方針もあって、じゃあそれで行ってみなさいよと、バラエティー番組きました。“え、意外とハマったな”って。ただ1つ言いたい。ハマったのはそのガキのおかげじゃねぇんだよ! その周りの人間たちがハメてあげただけなんだよ! それをわかんないから『これで結構イケちゃった! 次もいっちゃう!』って……、冗談じゃねぇぞ!」
このように坂上は生放送中にもかかわらず、激怒しスタジオ出演者を驚かせた。彼は幼少期から子役として芸能界で活躍しているため、礼儀にも人一倍厳しいようだ。一方、後藤も「ほんまにあかん奴や腹立つ奴は、(芸能界から)淘汰されていくじゃないですか」と意見を述べた。
また過去には、ハーフタレントに対してではないが、中居正広もタメ口を使う芸能人に激怒していたことが、ヒロミの証言によって明らかになっている。ある日、ヒロミが、中居や陣内智則と飲んでいた際、陣内が酔っ払って、ヒロミに対し「ろみひ〜」とタメ口で絡んできたことがあったという。この時、ヒロミは内心イラッときていたものの、笑って受け流していた。だがこれに反応したのが中居である。彼は「ちょっと待てよ! 先輩におかしいだろ! その口の利き方」と激怒。ヒロミによると中居は「結構本気で『これマジモードだから! お前ね、そういうのよくないよ! 誰だと思ってるの? 先輩だぞ!』って……」と陣内にキレていたとのこと。
そんな中居の先輩への礼儀に関しては、過去、ジャニーズ事務所に所属していたことがある川崎麻世も、ブログで絶賛している。
「中居くんが『麻世さんお久しぶりです今日よろしくお願いします。』と挨拶に来てくれた。そうだかなり前の『笑っていいとも』で共演して以来だ。忙しい中居くんが覚えてくれていたなんてさすがジャニーズの後輩なんだね。俺たちジャニーズダブってないけどジャニーズの後輩達は気持ちいい程、礼儀正しい」
一般的な社会とは世界が大きく異なるものの、上下関係や礼儀を求められるのは、芸能界でも同じのようだ。
【参考】
・バイキング(フジテレビ系)2017年8月24日
・中居正広の神センス塩センス!!あの時どうすりゃよかったの!(フジテレビ系)2016年9月26日
・川崎麻世オフィシャルブログ